JPH0244297Y2 - - Google Patents

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JPH0244297Y2
JPH0244297Y2 JP2896883U JP2896883U JPH0244297Y2 JP H0244297 Y2 JPH0244297 Y2 JP H0244297Y2 JP 2896883 U JP2896883 U JP 2896883U JP 2896883 U JP2896883 U JP 2896883U JP H0244297 Y2 JPH0244297 Y2 JP H0244297Y2
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toner
opening
cartridge
powder
resin film
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JP2896883U
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、感光体の光導電性表面に形成された
静電潜像を現像して、トナー像を得、このトナー
像を直接定着するか、転写部材上に転写後定着さ
せてコピーを得る電子写真法等に使用される現像
装置に組み込まれる粉末トナー補給用カートリツ
ジに関する。
従来から、カスケード法、磁気ブラシ法等の電
子写真法が行なわれ、現像剤としては鉄粉等のキ
ヤリアと着色樹脂粉末等の非磁性トナーとの混合
粉体である現像剤が用いられ、近年では他に樹脂
と磁性粉を主成分とした磁性トナーも用いられつ
つある。
従来の現像装置においては、大きな粉末トナー
収容室を設け、粉末トナーの補給はこの装置から
収容室を引き出してピン等の容器から一度に大量
のトナーを補給していたが、この作業を人手で行
なうためこの装置内にこぼれて汚染したり、微粉
末トナーが周囲に飛散したり、トナーを均一に均
す等の作業が必要で、補給に手間が掛る欠点があ
つた。
そこで、最近、このような欠点を解消するため
例えば第1図に示すようなトナー補給用カートリ
ツジが提案されている。このカートリツジは紙等
のシート材料を巻き付け、その端縁部を重合接着
した細長い胴体1に細長い開口部2(補給口)を
設け、この胴体1の両端に閉鎖用キヤツプ3,4
を嵌着し、前記開口部2より粉末トナーを充填し
た後この開口部2をテープ状のシート材5によつ
て密封閉鎖したものである。この胴体1には長さ
方向に接合部6が形成されている。
この接合部6は、第1図のA−A断面を示した
第2図および接合部分を拡大して示した第3図に
示されるように、段差を生じこの接合部6の裏側
に間隙7を生ずる。また、第4図及び第5図に示
すように胴体1を形成するシートSの端縁を突き
合せ状にすれば、段差は皆無となるが、この突き
合せ部に間隙8を生ずることになる。
一方、カートリツジに収容する粉末トナーの粒
度は30μ以下で、通常は5〜10μの平均粒度を有
している。このトナーは微細に分割され、顔料を
添加された樹脂から構成され、非粘着性で低融点
の樹脂中に一様に分散された顔料混合物である。
この顔料としてはカーボンブラツク又はその他の
微細に分割された炭酸質顔料のような異色顔料が
使用されている。
前記のように微粉末のトナーを従来のカートリ
ツジに充填した際には次のような問題を生じた。
(1) 微細に分割されたトナー粉末は非常に微軽量
で空気中に浮遊することが可能であり、胴体1
に第3,4図のような小さい間隙8があり、そ
の間隙8は胴体1の長さ方向に連続し、更にト
ナーを出し入れする開口部2の壁面に開口して
いるので、この胴体の内部と外部との間に空気
が通過するようなことがあれば必ずこのトナー
が漏洩することになる。
(2) トナー粉末をカートリツジ内に充填後の箱詰
め段階や輸送中等の際に胴体の間隙からこのト
ナー粉末の漏洩を生ずる。
(3) 前記のように微粉末状のトナーが漏洩すると
カートリツジの表面にこの漏洩したトナーで汚
染する。
(4) カートリツジの表面がトナーで汚染されてい
る場合には操作者の手や服を汚したり、トナー
の充填作業に思わぬ手間がかかることがある。
(5) また、開口部は胴体を切断して形成されるも
のであるが、この開口部を形成する際に紙粉が
発生し、粉末トナーと混合して現像を悪化する
おそれがある。
前記のように、従来のカートリツジを構成する
胴体には、その側面に接合部分に微細な間隙があ
り、この間隙が原因してカートリツジの内部に充
填したトナーが漏洩し、これによつて各種の欠点
を生ずると共に、紙粉がトナーに混合するおそれ
があり、これによつて現像を悪化することがあつ
たのである。
本考案は前記従来のトナーを収容するカートリ
ツジの有する欠点を解消することを目的とするも
のであつて、この目的を達成するための本考案の
構成は、紙等のシート材料を螺旋状に捲回して円
筒体を成形し、この円筒体を所定の長さに切断し
て胴体を形成し、この胴体の両端にキヤツプを嵌
合し閉止すると共に、この胴体にトナーを補給す
るための開口部を設けたカートリツジにおいて、
前記開口部の肉厚面とその近傍に樹脂膜を施し、
この開口部をシート材で閉鎖したことである。
次に第6図ないし第8図を参照して本考案の実
施例を説明する。なお、これらの図中前述した第
1図ないし第5図におけると同様の個所は同一番
号および同一記号で示す。
第6図は本考案に係るカートリツジの斜視図で
あつて、第7図は第6図におけるA−A断面図、
第8図は同B−B断面図である。
胴体1は紙を螺旋状に捲回して複数層接着した
ものであつて、その表裏面には不浸透性のシート
9が積層されている。そして開口部2の壁面(肉
厚面)およびその近傍には樹脂膜10が設けられ
ている。
前記のように開口部2の壁面には胴体1を構成
するシート材Sの端部が突き合わせられている
が、この部分には間隙8が形成されている。本考
案においては、開口部2の壁面とその近傍の表裏
面に亘つて樹脂膜10が形成されている点に特徴
がある。また、この胴体1の内部に粉末状のトナ
ーが充填された場合には前記開口部2にテープ状
のシール材5を接着している。このシール材5
は、胴体1の内部が見えるように透明であると良
く、このために透明性プラスチツクフイルムであ
ることが好ましい。
第7図および第8図に示すように開口部2の壁
面に開口している間隙8は、樹脂膜10によつて
閉止され、開口部2の壁面には開口していない。
この樹脂膜10を施す方法は、次の方法を採用
することができる。
A 塗装による方法(スプレー、羽毛塗り等) B 浸漬法 C フイルムを付着する方法などその他の方法 前記のように本考案は開口部2の壁面及びこの
開口部2の近傍に樹脂膜10を設けたので、開口
部の切断面に現れた胴体1を構成するシート材S
の突き合わせ部分の間隙8前記樹脂膜10によつ
て完全に閉止されることになる。
この開口部2の切断面および間隙に付着残存し
ている紙粉と粉末トナーとの混合を防止すること
が可能であるので、現像を良好に維持することが
できる。
開口部2の壁面は樹脂膜10によつて被覆され
ていることになり、前記シート材Sの間隙8より
粉末トナーが漏洩するような恐れを全く除去する
ことができる。
また、前記のように開口部2が樹脂膜によつて
被覆されている結果、気密性、密封性を向上する
ことが可能である。
粉末トナーを補給口である開口部より補給する
際に胴体の補給口を封鎖していたシール材を剥離
して行うが、この時補給口周縁部のメクレ破れ等
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の粉末トナー補給用カートリツジ
の斜視図、第2図はそのA−A断面図、第3図は
胴部の接合部分の拡大図、第4図は胴部を構成す
るシート材料の突き合わせ構造を示す断面図、第
5図は前記シート材料が複数層形成されている場
合の拡大図である。 第6図は本考案に係る粉末トナー補給用カート
リツジの斜視図、第7図は本考案の実施例の要部
に係る開口部2の断面形状を示す側断面図であつ
て、第6図におけるA−A断面図、第8図は第6
図におけるB−B断面図である。 1……胴体、2……開口部、3,4……キヤツ
プ、5……シール材、6……接合部、7……間
隙、8……間隙、10……樹脂膜。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紙等のシート材料を螺旋状に捲回して円筒体を
    成形し、この円筒体を所定の長さに切断して胴体
    を形成し、この胴体の両端にキヤツプを嵌合し閉
    止すると共に、この胴体にトナーを補給するため
    の開口部を設けたカートリツジにおいて、前記開
    口部の肉厚面とその近傍に樹脂膜を施し、この開
    口部をシール材で閉鎖した粉末トナー補給用カー
    トリツジ。
JP2896883U 1983-03-02 1983-03-02 粉末トナ−補給用カ−トリツジ Granted JPS59136647U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2896883U JPS59136647U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 粉末トナ−補給用カ−トリツジ

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JP2896883U JPS59136647U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 粉末トナ−補給用カ−トリツジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59136647U JPS59136647U (ja) 1984-09-12
JPH0244297Y2 true JPH0244297Y2 (ja) 1990-11-26

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ID=30159833

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JP2896883U Granted JPS59136647U (ja) 1983-03-02 1983-03-02 粉末トナ−補給用カ−トリツジ

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JPS59136647U (ja) 1984-09-12

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