JPH04220515A - 車載用方位計 - Google Patents

車載用方位計

Info

Publication number
JPH04220515A
JPH04220515A JP41164990A JP41164990A JPH04220515A JP H04220515 A JPH04220515 A JP H04220515A JP 41164990 A JP41164990 A JP 41164990A JP 41164990 A JP41164990 A JP 41164990A JP H04220515 A JPH04220515 A JP H04220515A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetism
azimuth
magnet
disturbance
correction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP41164990A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Komiya
小宮 啓一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jeco Corp
Original Assignee
Jeco Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Jeco Corp filed Critical Jeco Corp
Priority to JP41164990A priority Critical patent/JPH04220515A/ja
Publication of JPH04220515A publication Critical patent/JPH04220515A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Measuring Magnetic Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両に搭載して車両
の現在位置の方位を計測する車載用方位計に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の方位計としては、トロイ
ダルコイルセンサを用いこれに交流信号を流して方位を
検出するもの、および可動マグネットを用い地磁気の方
向を指針させるもの等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トロイ
ダルコイルセンサを用いた方位計は、センサの励磁に高
周波電流を用いる必要があること、および外乱の磁気を
補正するのに車両を1回転しなければならないこと等に
より、構造が複雑になってコストが高くなるという欠点
がある。また、従来の可動マグネットを用いた方位計は
、外乱磁気が存在する場合にこれを補正することができ
ず、その都度マニュアルで補正しなければならないとい
う問題があった。この発明は、従来のこのような問題を
解決するために考えられたもので、比較的簡単な構造に
より外乱磁気の影響を除去すべく検出値を補正するよう
にしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、地磁気に感
応して回転するマグネット(11)、このマグネットの
磁極の角度位置を検出する検出手段(12,13)、通
電によりマグネットの角度位置を所定量変化させる補正
用コイル(14,15)を有するセンサ部(1)と、こ
のセンサ部の検出手段を入力してセンサ部のマグネット
の磁極の角度位置に応じた角度位置に回転するマグネッ
ト(31)を有するメータ部(3)と、センサ部の検出
手段の検出出力により地磁気と外乱磁気の合成ベクトル
の方位角を算出する手段(S2)、地磁気をキャンセル
した状態で外乱磁気ベクトルの方位角を算出する手段(
S5)、両方位角より外乱磁気ベクトルの大きさを算出
する手段(S7)、外乱磁気ベクトルの方位角と大きさ
から補正量を算出する手段(S8)を有する演算部(4
)とから構成したものである。
【0005】
【作用】センサ部で検出した値は地磁気と外乱磁気の合
成されたものである。そこで、この検出値から合成ベク
トルの方位角(A)を算出し、次いで地磁気をキャンセ
ルした状態で再度センサ部で検出した値から外乱磁気ベ
クトルの方位角(B)を算出し、この両方位角から3角
形の定理を用いて外乱磁気ベクトルの大きさ(H)を算
出し、これらのデータにより外乱磁気ベクトルの反対量
である補正量を算出する。そして、この算出した補正量
に応じてセンサ部の補正コイルに補正電流を通電して外
乱磁気の影響を除去するようにしたものである。
【0006】
【実施例】第1図はこの発明の車載用方位計の一実施例
の回路構成図である。図において、1はセンサ部であり
、小さな摩擦で回転自在に支持された1対の磁極を有す
るマグネット11と、このマグネット11の周囲に90
度の角度間隔で配置された検出手段としてのホール素子
12,13と、同じくマグネット11の周囲に設けられ
たx軸用補正コイル14,y軸用補正コイル15とから
なる。両補正コイルに電流が流れていないときは、マグ
ネット11は外部から作用される磁気の方向に回転する
。外乱磁気がない場合は、地磁気の方向に回転し、通常
の磁気コンパス(地磁気方位計)と同じ動作をし、N極
が北を向く。しかし、自動車内では一般的には外乱の磁
気が存在するので、マグネット11は地磁気と外乱磁気
との合成された磁気の作用を受け、その合成磁気のベク
トルの方位角に一致するように回転する。
【0007】このマグネット11の回転角度位置は、ホ
ール素子12,13によって検出される。すなわち、ホ
ール素子12の出力はオペアンプ21で増幅されてx軸
検出信号Vxとして出力され、ホール素子13の出力は
オペアンプ22で増幅されてy軸検出信号Vyとして出
力される。この両検出信号Vx,Vyはメータ部3に送
出される。メータ部3は、回転自在に支持された一対の
磁極を有するマグネット31と、このマグネット31の
周囲に配置されたx軸用駆動コイル32,y軸用駆動コ
イル33とからなる。x軸検出信号Vxはx軸用駆動コ
イル32に流れ、y軸検出信号Vyはy軸用駆動コイル
33に流れる。したがって、マグネット31は、コイル
配置を同じにすれば、マグネット11と同じ角度位置に
回転することになる。なお、図示してないが、マグネッ
ト31には胴軸上に方位指針が固定され、また、この指
針の指す位置を示す方位目盛板も設けられている。
【0008】4は演算部であり、CPUからなる演算回
路41と、バッテリ5からの電圧を一定にして出力する
電源回路42とからなる。演算回路41は、スイツチ6
のオンにより補正開始信号を入力する入力端I0、x軸
検出信号Vxが入力される入力端I1、同じくy軸検出
信号Vyが入力される入力端I2、後記するx軸補正信
号―Vx’が出力される出力端I3、同じくy軸補正信
号―Vy’が出力される出力端I4、地磁気キャンセル
信号―hが出力される出力端I5を有している。x軸補
正信号―Vx’はオペアンプ71で増幅されてx軸用補
正コイル14に送出され、y軸補正信号―Vy’はオペ
アンプ72で増幅されてy軸用補正コイル15に送出さ
れる。
【0009】以上のような構成において、次に動作につ
いて、さらに第2図のベクトル図と第3図のフローチャ
ートとを使用して説明する。上記したように自動車には
通常外乱磁気が存在するので、センサ部1のマグネット
11は、第2図に示すように、地磁気ベクトルhと外乱
磁気ベクトルHの合成ベクトルH0の方位角A(地磁気
の方向からの角度で示す)の角度位置に回転する。これ
により、第2図に示すx軸検出信号Vxおよびy軸検出
信号Vyガオペアンプ21,22から出力される。
【0010】ここで、スイツチ6をオンして演算回路4
1にて補正処理をスタートさせると、第3図のステップ
S1にて、入力端I1,I2に入力された検出信号によ
り「方位センサの地磁気ベクトルhと外乱磁気ベクトル
Hとの合成ベクトル値であるx軸検出信号Vxとy軸検
出信号Vyを読み出す」処理を行う。次いで、ステップ
S2にて、「方位センサの合成ベクトルH0の方位角A
(第2図参照)を算出する」処理を行う。次に、ステッ
プS3において、「A=0か?」の判断がなされ、Aが
0ならば「エンド」になるが、Aは通常0でないので処
理はステップS4に行く。このステップS4においては
、演算回路41からセンサ部1のy軸用補正コイル15
に地磁気ベクトルhと大きさが同じで方向が反対の地磁
気キャンセルベクトル(―h)の信号電流を流して、地
磁気の影響を排除する。この状態で、「入力端にI1,
I2に入力される外乱磁気ベクトルHの値であるx軸外
乱検出信号Vx’およびy軸外乱検出信号Vy’を検出
して読み出す」処理を行う。そして、ステップS5にて
、「外乱磁気ベクトルHの方位角B(第2図参照)を算
出する」処理を行う。
【0011】次に、ステップS6にて「方位角AとBか
ら定数Kの算出」の処理を行う。すなわち、3角形の2
辺と対角の関係は、3角形の定理から次のような式がな
りたつ。   (H+h)/(H―h) =(sinA+sin(B―A))/(sinA―si
n(B―A))=K 次に、ステップS7にて「Kから外乱磁気ベクトルHの
大きさを算出する」処理を行う。すなわち、上記式をH
について解くと、次の式から外乱磁気ベクトルHの大き
さ(絶対値)が求まる。 H=h×(K+1)/(K―1)
【0012】次に、ステップS8にて「補正量の算出」
の処理を行う。すなわち、外乱磁気ベクトルHは、その
大きさ(絶対値)と方位角(ベクトル角)が算出された
ので、それから、ベクトル値となるx軸値Vx’とy軸
値Vy’を算出する。そして、外乱磁気の影響を除去す
るためには、この値のマイナスを補正量とすればよいの
であるから、補正量信号(―Vx’,―Vy’)が算出
される。以上で補正演算の処理は終了する。この補正量
信号(―Vx’,―Vy’)は、演算回路41の出力端
I3,I4からそれぞれ出力され、オペアンプ71,7
2で増幅された後、センサ部1のx軸用補正コイル14
およびy軸用補正コイル15に供給される。これによっ
て、センサ部1のマグネット11には、―Hの磁気が作
用して外乱磁気は打ち消され、その影響が除去される。
【0013】演算回路41のCPUは、第3図のような
演算処理をシリーズに行うのであるが、実際にこの処理
を4ビットの汎用CPUで行ったが、この発明では補正
演算処理が短くて済むので、十分に使用でき、コストを
低減できる効果がある。
【0014】
【発明の効果】この発明によると、可動マグネット型の
センサを有する車載用方位計において、センサで検出し
た地磁気と外乱磁気の合成ベクトルの方位角を算出し、
地磁気をキャンセルした状態で外乱磁気ベクトルの方位
角を算出し、両方位角より外乱磁気ベクトルの大きさを
算出して、これらから外乱磁気を除去するための補正量
を算出し、この補正量に応じてセンサ部の補正コイルに
補正電流を通電して外乱磁気の影響をなくすことにより
、簡単な構造の方位計で、スイツチを押すだけの簡単な
操作で、短時間に自動補正して外乱磁気の影響を取り除
くことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る車載用方位計の一実施例の回路
構成図である。
【図2】補正の原理を説明するためのベクトル図である
【図3】演算部の補正処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1        センサ部 11        マグネット 12,13  ホール素子(検出手段)14,15  
補正コイル 3        メータ部 31        マグネット 32,33  駆動コイル 4        演算部 41        CPU 42        電源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  地磁気に感応して回転するマグネット
    、このマグネットの磁極の角度位置を検出する検出手段
    、通電することによりマグネットの角度位置を所定量変
    化させる補正用コイルを有するセンサ部と、センサ部の
    検出手段を入力してセンサ部のマグネットの磁極の角度
    位置に応じた角度位置に回転するマグネットを有するメ
    ータ部と、センサ部の検出手段の検出出力により地磁気
    と外乱磁気の合成ベクトルの方位角を算出する手段、地
    磁気をキャンセルした状態で外乱磁気ベクトルの方位角
    を算出する手段、両方位角より外乱磁気ベクトルの大き
    さを算出する手段、外乱磁気ベクトルの方位角と大きさ
    から補正量を算出する手段を有する演算部とからなり、
    算出した補正量に応じてセンサ部の補正コイルに補正電
    流を通電するようにした車載用方位計。
JP41164990A 1990-12-19 1990-12-19 車載用方位計 Pending JPH04220515A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41164990A JPH04220515A (ja) 1990-12-19 1990-12-19 車載用方位計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41164990A JPH04220515A (ja) 1990-12-19 1990-12-19 車載用方位計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04220515A true JPH04220515A (ja) 1992-08-11

Family

ID=18520618

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP41164990A Pending JPH04220515A (ja) 1990-12-19 1990-12-19 車載用方位計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04220515A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5664335A (en) * 1995-06-06 1997-09-09 Prince Corporation Vehicle compass circuit

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5664335A (en) * 1995-06-06 1997-09-09 Prince Corporation Vehicle compass circuit

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5283743A (en) Vehicle-direction measuring apparatus
US3991361A (en) Semi-automatic compass calibrator apparatus for a vehicle mounted flux gate compass system to cancel out effect of local magnetic disturbances
JP2006234581A (ja) 電子コンパス及び方位測定方法
JPH07111348B2 (ja) 方位検出装置の出力補正装置
JPS5834314A (ja) 方位検出装置
JPS6035851Y2 (ja) 方位検知装置
JPS585610A (ja) 方位検出装置
JPH04220515A (ja) 車載用方位計
JP3318762B2 (ja) 電子方位計
JPS5826213A (ja) 方位検出装置
JPH0150846B2 (ja)
JPH0614912U (ja) 方位検出装置
JPH0319929B2 (ja)
JP2573667B2 (ja) 方位計測装置
JPS61193016A (ja) 方位検知装置
JPH0439602B2 (ja)
JPH0588406B2 (ja)
JPH0319927B2 (ja)
JP2000131068A (ja) 電子式方位計およびその補正値算出方法
JPS58225312A (ja) 方位検出装置の出力補正方法
JP2622637B2 (ja) 移動体方位測定方法及び装置
JPS5928679A (ja) 車両用消磁装置
JP2886010B2 (ja) 車体方位検出装置
JP3123661B2 (ja) 回転数検出器
JPH08292030A (ja) 方位検出装置及び方位検出方法