JPH04220236A - Mrイメージング方法 - Google Patents
Mrイメージング方法Info
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- JPH04220236A JPH04220236A JP2403753A JP40375390A JPH04220236A JP H04220236 A JPH04220236 A JP H04220236A JP 2403753 A JP2403753 A JP 2403753A JP 40375390 A JP40375390 A JP 40375390A JP H04220236 A JPH04220236 A JP H04220236A
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- JP
- Japan
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- pulse
- spoiler
- blood flow
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- same
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- Pending
Links
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 title claims abstract description 25
- 238000001208 nuclear magnetic resonance pulse sequence Methods 0.000 claims description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 230000017531 blood circulation Effects 0.000 abstract description 19
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 5
- 238000000079 presaturation Methods 0.000 abstract description 3
- 210000004204 blood vessel Anatomy 0.000 abstract description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000011800 void material Substances 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 2
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Image Analysis (AREA)
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、MRイメージング方
法に関し、さらに詳しくは、血流によるアーチファクト
を低減することが出来るMRイメージング方法に関する
。
法に関し、さらに詳しくは、血流によるアーチファクト
を低減することが出来るMRイメージング方法に関する
。
【0002】
【従来の技術】血流によるアーチファクトを低減するた
めの従来のMRイメージング方法の一つとして、スピン
エコー法のパルスシーケンスにSAT(Saturat
ion)パルスを組み込む技術が知られている(「画像
診断 Vol.10 No.1 1990 Page5
6−57」)。
めの従来のMRイメージング方法の一つとして、スピン
エコー法のパルスシーケンスにSAT(Saturat
ion)パルスを組み込む技術が知られている(「画像
診断 Vol.10 No.1 1990 Page5
6−57」)。
【0003】図3は、そのパルスシーケンス図である。
図4は、その原理図である。スピンエコー法では、90
゜パルスR90 および180゜パルスR180により
イメージング領域IAを励起する。その90゜パルスR
90 より前に、SATパルスRSATおよび血流方向
の勾配GSATを加えて、イメージング領域IAよりも
血流方向前方のプレサチュレーション領域PAを励起す
る。これにより飽和状態にされるため、イメージング領
域IAでイメージング時に血流が出すMR信号が弱まり
、アーチファクトが低減されることになる。
゜パルスR90 および180゜パルスR180により
イメージング領域IAを励起する。その90゜パルスR
90 より前に、SATパルスRSATおよび血流方向
の勾配GSATを加えて、イメージング領域IAよりも
血流方向前方のプレサチュレーション領域PAを励起す
る。これにより飽和状態にされるため、イメージング領
域IAでイメージング時に血流が出すMR信号が弱まり
、アーチファクトが低減されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のMRイメー
ジング方法では、血流によるアーチファクトを低減する
効果が十分ではなく、特に心臓近傍部分で血流が遅くな
った時にイメージングを行うと、血流によるアーチファ
クトが画像上に白く表われる問題点があった。
ジング方法では、血流によるアーチファクトを低減する
効果が十分ではなく、特に心臓近傍部分で血流が遅くな
った時にイメージングを行うと、血流によるアーチファ
クトが画像上に白く表われる問題点があった。
【0005】そこで、この発明の目的は、上記従来のパ
ルスシーケンスを改良し、血流によるアーチファクトを
一層低減できるようにしたMRイメ−ジング方法を提供
することにある。
ルスシーケンスを改良し、血流によるアーチファクトを
一層低減できるようにしたMRイメ−ジング方法を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のMRイメージ
ング方法は、SATパルスを組み込んだスピンエコー法
のパルスシーケンスにおいて、90゜パルスに続く18
0゜パルスの前に第1のスポイラパルスを付けると共に
、その第1のスポイラパルスと同じ第2のスポイラパル
スを前記180゜パルスの後に付けることを構成上の特
徴とするものである。
ング方法は、SATパルスを組み込んだスピンエコー法
のパルスシーケンスにおいて、90゜パルスに続く18
0゜パルスの前に第1のスポイラパルスを付けると共に
、その第1のスポイラパルスと同じ第2のスポイラパル
スを前記180゜パルスの後に付けることを構成上の特
徴とするものである。
【0007】上記構成において、第1のスポイラパルス
と第2のスポイラパルスとが「同じ」とは、それらのパ
ルスの符号と面積とが等しいことを意味する。
と第2のスポイラパルスとが「同じ」とは、それらのパ
ルスの符号と面積とが等しいことを意味する。
【0008】上記構成において、第1のスポイラパルス
は90゜パルスの直後におき、第2のスポイラパルスは
180゜パルスの直後におくのが好ましい。
は90゜パルスの直後におき、第2のスポイラパルスは
180゜パルスの直後におくのが好ましい。
【0009】
【作用】第1のスポイラパルスと第2のスポイラパルス
とは「同じ」であるが、180゜パルスの前後に加えら
れるため、スピンに与える影響は逆になる。そこで、静
止部分については、影響が打ち消され、通常と同じMR
信号が得られる。一方、血流部分については、動いてい
るために影響が打ち消されず、スピンがスポイルされる
(位相がばらばらになる)。従って、MR信号が弱まり
、SATパルスの効果とあいまって、アーチファクトが
一層低減されることとなる。
とは「同じ」であるが、180゜パルスの前後に加えら
れるため、スピンに与える影響は逆になる。そこで、静
止部分については、影響が打ち消され、通常と同じMR
信号が得られる。一方、血流部分については、動いてい
るために影響が打ち消されず、スピンがスポイルされる
(位相がばらばらになる)。従って、MR信号が弱まり
、SATパルスの効果とあいまって、アーチファクトが
一層低減されることとなる。
【0010】
【実施例】以下、図に示す実施例によりこの発明をさら
に詳細に説明する。なお、これによりこの発明が限定さ
れるものではない。図2は、この発明のMRイメ−ジン
グ方法を実施するMRI装置1を示すブロック図である
。計算機2は、操作卓13からの指示に基づき、全体の
作動を制御する。
に詳細に説明する。なお、これによりこの発明が限定さ
れるものではない。図2は、この発明のMRイメ−ジン
グ方法を実施するMRI装置1を示すブロック図である
。計算機2は、操作卓13からの指示に基づき、全体の
作動を制御する。
【0011】シーケンスコントローラ3は、記憶してい
るシーケンスに基づいて、磁場駆動回路4を作動させ、
マグネットアセンブリ5の静磁場コイル,勾配磁場コイ
ルで静磁場,勾配磁場を発生させる。また、変調回路7
を制御し、RF発振回路6で発生したRF信号を所定の
波形に変調して、RF電力増幅器8からマグネットアセ
ンブリ5の送信コイルに加える。
るシーケンスに基づいて、磁場駆動回路4を作動させ、
マグネットアセンブリ5の静磁場コイル,勾配磁場コイ
ルで静磁場,勾配磁場を発生させる。また、変調回路7
を制御し、RF発振回路6で発生したRF信号を所定の
波形に変調して、RF電力増幅器8からマグネットアセ
ンブリ5の送信コイルに加える。
【0012】マグネットアセンブリ5の受信コイルで得
られたNMR信号は、前置増幅器9を介して位相検波器
10に入力され、さらにAD変換器11を介して計算機
2に入力される。計算機2は、AD変換器11から得た
NMR信号のデータに基づき、イメ−ジを再構成し、表
示装置12で表示する。
られたNMR信号は、前置増幅器9を介して位相検波器
10に入力され、さらにAD変換器11を介して計算機
2に入力される。計算機2は、AD変換器11から得た
NMR信号のデータに基づき、イメ−ジを再構成し、表
示装置12で表示する。
【0013】この発明のMRI方法は、計算機2および
シーケンスコントローラ3に記憶された手順により実施
される。図1は、この発明のMRイメ−ジング方法の一
実施例のパルスシーケンス図である。
シーケンスコントローラ3に記憶された手順により実施
される。図1は、この発明のMRイメ−ジング方法の一
実施例のパルスシーケンス図である。
【0014】このパルスシーケンスは、図3,図4を参
照して説明した従来のパルスシーケンスに加えて、18
0゜パルスR180 の前と後に第1のスポイラパルス
SP1および第2のスポイラパルスSP2を付けたもの
である。
照して説明した従来のパルスシーケンスに加えて、18
0゜パルスR180 の前と後に第1のスポイラパルス
SP1および第2のスポイラパルスSP2を付けたもの
である。
【0015】すなわち、イメージング領域IAを励起す
るための90゜パルスR90 より前に、SATパルス
RSATおよび血流方向の勾配GSATを加えて、イメ
ージング領域IAよりも血流方向前方のプレサチュレー
ション領域PAを励起する。
るための90゜パルスR90 より前に、SATパルス
RSATおよび血流方向の勾配GSATを加えて、イメ
ージング領域IAよりも血流方向前方のプレサチュレー
ション領域PAを励起する。
【0016】そして、90゜パルスR90 の直後に、
勾配GSATと同じ軸に第1のスポイラパルスSP1を
加える。
勾配GSATと同じ軸に第1のスポイラパルスSP1を
加える。
【0017】さらに、180゜パルスR180 の直後
に、前記第1のスポイラパルスSP1と同じ第2のスポ
イラパルスSP2を加える。
に、前記第1のスポイラパルスSP1と同じ第2のスポ
イラパルスSP2を加える。
【0018】これらのスポイラパルスSP1,SP2は
、発明者らの実施条件下では、勾配0.3[G/cm]
,時間幅2.5[ms]が適当であった。このとき、血
流部分からのMR信号は、通常のスピンエコー法による
場合に比べて、約43%低減した。ちなみに、SATパ
ルスだけを加えた場合は、約25%の低減であった。
、発明者らの実施条件下では、勾配0.3[G/cm]
,時間幅2.5[ms]が適当であった。このとき、血
流部分からのMR信号は、通常のスピンエコー法による
場合に比べて、約43%低減した。ちなみに、SATパ
ルスだけを加えた場合は、約25%の低減であった。
【0019】なお、第1のスポイラパルスSP1を90
゜パルスR90の直後におくことにより、遅い血流のス
ピンの位相差を広げる時間をなるべく長くとることが出
来る。また、第2のスポイラパルスSP2を180゜パ
ルスR180の直後におくことにより、撮像時間(TR
)や,イメージのコントラスト(TE)への制限を最小
限にとどめることが出来る。
゜パルスR90の直後におくことにより、遅い血流のス
ピンの位相差を広げる時間をなるべく長くとることが出
来る。また、第2のスポイラパルスSP2を180゜パ
ルスR180の直後におくことにより、撮像時間(TR
)や,イメージのコントラスト(TE)への制限を最小
限にとどめることが出来る。
【0020】
【発明の効果】この発明のMRイメージング方法によれ
ば、速度をもつ血流部分のスピンの位相がスポイラパル
スによりばらばらになるため、SATパルスの効果とあ
いまって、血流部分からのMR信号がほとんど出なくな
る。従って、アーチファクトが一層低減されることとな
り、血管内の黒抜けのよい画像が得られるようになる。
ば、速度をもつ血流部分のスピンの位相がスポイラパル
スによりばらばらになるため、SATパルスの効果とあ
いまって、血流部分からのMR信号がほとんど出なくな
る。従って、アーチファクトが一層低減されることとな
り、血管内の黒抜けのよい画像が得られるようになる。
【図1】この発明のMRイメージング方法の一実施例の
パルスシーケンス図。
パルスシーケンス図。
【図2】この発明のMRイメージング方法を実施例する
MRI装置の一例のブロック図。
MRI装置の一例のブロック図。
【図3】従来のMRイメージング方法の一例のパルスシ
ーケンス説明図。
ーケンス説明図。
【図4】従来のMRイメージング方法の原理図。
1 MRI装置
2 計算機
3 シーケンスコントローラ
4 磁場駆動回路
5 マグネットアセンブリ
6 RF発振回路
7 変調回路
8 RF電力増幅器
Claims (1)
- 【請求項1】 SATパルスを組み込んだスピンエコ
ー法のパルスシーケンスにおいて、90゜パルスに続く
180゜パルスの前に第1のスポイラパルスを付けると
共に、その第1のスポイラパルスと同じ第2のスポイラ
パルスを前記180゜パルスの後に付けることを特徴と
するMRイメージング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2403753A JPH04220236A (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | Mrイメージング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2403753A JPH04220236A (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | Mrイメージング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04220236A true JPH04220236A (ja) | 1992-08-11 |
Family
ID=18513480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2403753A Pending JPH04220236A (ja) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | Mrイメージング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04220236A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007190362A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-08-02 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 磁気共鳴イメージング装置 |
US20140035581A1 (en) * | 2011-04-21 | 2014-02-06 | University Of Washington | Interleaved black and bright blood dynamic contrast enhanced (dce) mri |
US20140043025A1 (en) * | 2011-04-21 | 2014-02-13 | The University Of Washington | Black blood mri using a stimulated echo pulse sequence with flow sensitization gradients |
-
1990
- 1990-12-19 JP JP2403753A patent/JPH04220236A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007190362A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-08-02 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | 磁気共鳴イメージング装置 |
US20140035581A1 (en) * | 2011-04-21 | 2014-02-06 | University Of Washington | Interleaved black and bright blood dynamic contrast enhanced (dce) mri |
US20140043025A1 (en) * | 2011-04-21 | 2014-02-13 | The University Of Washington | Black blood mri using a stimulated echo pulse sequence with flow sensitization gradients |
US9529065B2 (en) * | 2011-04-21 | 2016-12-27 | Koninklijke Philips N.V. | Interleaved black and bright blood dynamic contrast enhanced (DCE) MRI |
US9709644B2 (en) * | 2011-04-21 | 2017-07-18 | The University Of Washington | Black blood MRI using a stimulated echo pulse sequence with flow sensitization gradients |
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