JPH0421968B2 - - Google Patents

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JPH0421968B2
JPH0421968B2 JP27960284A JP27960284A JPH0421968B2 JP H0421968 B2 JPH0421968 B2 JP H0421968B2 JP 27960284 A JP27960284 A JP 27960284A JP 27960284 A JP27960284 A JP 27960284A JP H0421968 B2 JPH0421968 B2 JP H0421968B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
layer
sheath
metal
electrode
Prior art date
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Expired
Application number
JP27960284A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61161608A (ja
Inventor
Hirohisa Kanjo
Satoshi Saito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Cable Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Publication of JPS61161608A publication Critical patent/JPS61161608A/ja
Publication of JPH0421968B2 publication Critical patent/JPH0421968B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金属鎧装ケーブルにおける金属鎧装と
ケーブルシースとのボンド構造の改良に関するも
のである。
〔従来技術と問題点〕
海底ケーブルには、通常ケーブルシース(金属
シース)上に、順次にプラスチツク防食層並びに
鉄線鎧装等の金属鎧装を施した金属鎧装ケーブル
が用いられている。
ところで、海底ケーブルにおいては、通常数10
Kmにも及ぶ長尺であり、ケーブルシースが非接地
である場合は、ケーブルにサージ電圧が侵入する
とケーブルシースに高電圧が誘導され、ケーブル
防食層に絶縁破壊が生じる危険性がある。このた
めケーブルシースを金属鎧装(接地電位で使用さ
れる)に、ケーブル数Km間隔ごとにボンドするこ
とが知られている。
第2図は従来のボンド構造を示し、ボンド用ネ
ジ11′を有する内部電極1′をケーブルシース
(鉛シース)2′に接触させ、該電極1′上にポリ
エチレン層(ケーブル防食材と同材質)3′をモ
ールドすると共に該モールド層をケーブルのポリ
エチレン防食層と一体化し、モールド層3′に外
部電極4′を当接し、ボンド用ネジ11′にナツト
12′を螺合して外部電極4′を固定し、該外部電
極4′上にケーブルの金属鎧装5′を被せてある。
しかしながら、このボンド構造ではケーブルに
曲げが作用したとき、内部電極とケーブルシース
との間の接触圧力が変化し、ケーブルの曲げ方向
いかんによつては電気的接触抵抗が著しく増大
し、低抵抗ボンドが困難になる。また、ボンド用
ネジの頭出が避けられず、ケーブル延線中の側圧
がネジを介してケーブルシースに集中的に作用す
るといつた不利もある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、ボンド接触抵抗を安定化で
き、ケーブルシースへの側圧集中を排除できる金
属鎧装ケーブルのボンド構造を提供することにあ
る。
〔発明の構成〕
すなわち本発明に係る金属鎧装ケーブルにおけ
る金属鎧装とケーブルシースとのボンド構造は、
ボンド用構造を接続せる円筒状電極をケーブルシ
ース上に挿入し、該電極上にプラスチツク層を上
記導線を引出した状態でモールドすると共に該モ
ールド層をケーブルのプラスチツク防食層と一体
化し、次いで該モールド層をケーブルの金属鎧装
で覆い、該金属鎧装を上記導線に接触させたこと
を特徴とする構成である。
〔実施例の説明〕
以下、図面により本発明を説明する。
第1図において、Wは金属鎧装ケーブルを示
し、1はケーブルコア、2はケーブルシース(鉛
またはアルミシース)、3はケーブルシース補強
層であり、例えば、ステンレステープの重ね巻き
層を使用できる。この補強層は省略することもで
きる。4はケーブルのポリエチレン防食層、5は
金属鎧装例えば鉄線鎧装である。
Jは同径接続部であり、その接続はケーブル製
造中のケーブル防食層被覆工程後に行なう。
6は銅製の円筒体よりなる円筒状電極でありこ
の円筒体6にボンド用導線(銅線)7を接続し
(例えば円筒体6の中央部外周に1/4円周の間隔で
4本接続する)、当該円筒体6には予めEPゴム層
61並びにポリエチレン層62を同時モールドし
てある。この場合、EPゴムのモールド温度はポ
リエチレンのモールド温度よりも高温であり
(EPゴムのモールドに必要な温度は約150℃、ポ
リエチレンのモールドに必要な温度は120〜130
℃)、モールド時にポリエチレン層が流動状態と
なるが、ポリエチレン層の厚みを薄くしてあるの
で、ポリエチレン層の流失は充分に防止できる。
63,………は円筒体6に設けたリング状突起で
あり、ゴム層との結着力を高めている。
この電極6は、上記ケーブル防食層被覆工程
後、ケーブル端部からケーブル防食層4を剥離し
たのちに、ケーブルシース2上に挿入する。9は
径合せ用の金属テープ巻回層であり、電極はこの
巻回層上に隙間なく圧接させてある。
8はプラスチツクモールド層であり、ケーブル
の同径接続後に、該接続部並びに電極6上にポリ
エチレンテープを巻回し、そのうえに離型性の押
え巻きテープ(テフロン、マイラー等)を施した
うえで加熱して、ポリエチレンテープ巻回層を溶
融一体化すると共にこのモールド層をケーブル防
食層の剥離端に溶融一体化してある。
上記のボンド用導線7はポリエチレンモールド
層8より引出してあり、そのモールド後にモール
ド層8上に密巻きし、密巻き線70の相互間をハ
ンダ付けしてある。
このハンダ付後に、ケーブルを金属鎧装工程に
移送し、ケーブル全長に金属鎧装5、例えば鉄線
鎧装を施す。而して、ボンド用導線を介して金属
鎧装とケーブルシースとがボンドされる。
〔発明の効果〕
本発明に係る金属鎧装ケーブルにおける金属鎧
装とケーブルシースとのボンド構造は、上述した
通りの構成であり、円筒状電極をケーブルシース
に挿通しているから、ケーブルが曲げ変形しても
ケーブルシースと電極間との接触圧力の変動をよ
く防止でき、電気的接触状態を安定に維持でき
る。また、ケーブルシース(電極)と金属鎧装の
ボンド部材にボンド線を用いており、第2図に示
す従来例とは異なりボンド部材(ネジ)の防食層
からの局部的突出がないから電極並びにケーブル
シースに側圧が集中的に作用するといつたことを
排除できる。
特に、実施例に示すものにおいては、電極に予
めゴム層並びにポリエチレン層を設けてあり、ゴ
ムの金属に対する秀れた接着性のために電極とゴ
ム層との間の水密性が良好であり、ゴム層とポリ
エチレンモールド層との間の水密性もゴム層に予
め設けたポリエチレン層のために良好であり、全
体の水密性をよく向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る金属鎧装ケーブルにおけ
る金属鎧装とケーブルシースとのボンド構造を示
す側面図、第2図は従来のボンド構造を示す部分
側面図である。 図において、2はケーブルシース、4はケーブ
ルのプラスチツク防食層、5は金属鎧装、6は円
筒状電極、61はゴム層、62はプラスチツク
層、8はプラスチツクモールド層である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ボンド用導線を接続せる円筒状電極をケーブ
    ルシース上に挿入し、該電極上にプラスチツク層
    を上記導線を引出した状態でモールドすると共に
    該モールド層をケーブルのプラスチツク防食層と
    一体化し、次いで該モールド層をケーブルの金属
    鎧装で覆い、該金属鎧装を上記導線に接触させた
    ことを特徴とする金属鎧装ケーブルにおける金属
    鎧装とケーブルシースとのボンド構造。 2 円筒状電極上に予め順次にゴム層並びにプラ
    スチツク層を設けたことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の金属鎧装ケーブルにおける金属
    鎧装とケーブルシースとのボンド構造。
JP27960284A 1984-12-31 1984-12-31 金属鎧装ケ−ブルにおける金属鎧装とケ−ブルシ−スとのボンド構造 Granted JPS61161608A (ja)

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JP27960284A JPS61161608A (ja) 1984-12-31 1984-12-31 金属鎧装ケ−ブルにおける金属鎧装とケ−ブルシ−スとのボンド構造

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JPS61161608A JPS61161608A (ja) 1986-07-22
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JP3769802B2 (ja) * 1996-02-09 2006-04-26 株式会社日立製作所 半導体装置の製造方法

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JPS61161608A (ja) 1986-07-22

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