JPH042190Y2 - - Google Patents

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JPH042190Y2
JPH042190Y2 JP12547285U JP12547285U JPH042190Y2 JP H042190 Y2 JPH042190 Y2 JP H042190Y2 JP 12547285 U JP12547285 U JP 12547285U JP 12547285 U JP12547285 U JP 12547285U JP H042190 Y2 JPH042190 Y2 JP H042190Y2
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weir
wire
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ram
automatic
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JP12547285U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案はワイヤ自動倒伏堰における倒伏装置に関
するものである。
「従来の技術」 従来のワイヤ自動倒伏堰では堰扉の上部をワイ
ヤ又はチエンで支持し、同ワイヤをシリンダーに
接続し、浮子の上昇によつて油圧切換弁を動作し
シリンダーを伸長させてワイヤを弛め堰扉を自動
倒伏させた(実公昭33−5442号、実公昭52−
36442号)。しかしこのような倒伏装置は設備費を
要し手動起立形の小規模自動倒伏堰に適用するこ
とは困難であるし、倒伏装置を小形化し難い。又
上記ワイヤを巻上げ車で巻上げて堰扉を起立状態
に支持し、巻上げ車を回動して倒伏させる装置が
あるが自動倒伏装置を小形化し簡略化することは
困難であつた(特開昭58−199914号)。
「考案が解決しようとする問題点」 本案は堰扉の上流側水位が上昇した際自動的に
倒伏するきわめて簡略な倒伏装置であつてかつ微
調整が容易で動作が確実な倒伏装置を得ようとす
るものである。
「問題点を解決するための手段」 本案は堰扉の下端部を水路床に枢着し、同堰扉
の上部を巻取ワイヤロープによつて起伏自在に支
持し、機枠に上記ワイヤロープの巻胴を設け、か
つ浮子の上昇によつて巻胴のブレーキ装置を開き
下降によつて閉じる開閉機構を有するワイヤ自動
倒伏堰において、機枠に1組の槓杆を枢支し、一
方の槓杆と上記浮子とを連杆で接続し、他方の槓
杆に上記ブレーキ装置のブレーキバンドを接続
し、両槓杆の動作部を両端固定可撓管内に摺動自
在に挿入した可撓ワイヤを介して接続して上記開
閉機構を構成してなるワイヤ自動倒伏堰における
倒伏装置によつて構成される。
「作用」 従つて水路の水位が上昇するとそれに伴つて浮
子が上昇し連杆を介して一方に槓杆を傾倒させ
る。この傾倒動作によつて可撓ワイヤを牽引する
と同ワイヤは両端固定可撓管内を摺動して他方の
槓杆を枢軸を中心に牽引しこれを回動させる。こ
の回動によつて同槓杆に接続しているブレーキバ
ンドを弛めるからブレーキ装置は開かれて巻胴を
回転し巻取ワイヤロープは解けて堰扉を倒伏させ
る。上記両槓杆の動作部の位置が互いに干渉しな
い限り両槓杆の配置は適宜の位置に設定すること
ができる。
「実施例」 水路床12に段部13が形成され、段部13に
設けた支持板14に堰扉15の下端部を水平軸1
6によつて起伏自在に枢着する。このようにした
堰扉15の上部にはワイヤロープ17の先端部を
接続する。水路堤天端18には機枠1が設けら
れ、同機枠1に設けた巻胴19に上記ワイヤロー
プ17は巻取られる。この巻胴19の回転軸20
には遊星歯車減速機21を介して減速スロプケツ
ト22を設け、機枠1の上部に設けた回動軸23
に設けた小径スプロケツト24との間に連動チエ
ン25を掛回す。上部回動軸23にはブレーキド
ラム26を回動方向及び摺動方向に固定して設
け、一端を機枠1に支持したブレーキバンド7を
同ドラム26に掛回してクラツチブレーキ装置6
を形成し、同バンド7の他端を斜向槓杆2の基部
に接続し、同槓杆2は上端を支軸27によつて揺
動自在に枢支するものである。機枠1の中程には
横向槓杆3の中程を支軸28によつて枢支し、そ
の先端と水面に配置した浮子4とを連杆5で接続
し、浮子4は昇降案内筒29内を昇降する。そし
てこの横向槓杆3の他端(動作部)と上記斜向槓
杆2の下端(動作部)とを両端固定可撓管8内に
摺動自在に挿入した可撓ワイヤ9を介して接続し
て上記ブレーキ装置6の開閉機構10を構成する
ものである。尚図中11で示すものはテンシヨン
ローラ、30は回動軸23に設けた遠心ブレー
キ、31は巻胴19の手動巻上ハンドル、32は
同ハンドル31のボス部に突設した係合ナツト、
33は回動軸23の一端に凹設したナツト挿入
部、34は堰扉手動倒伏用レバー、35は同レバ
ー34と横向槓杆3との連杆、36は横向槓杆3
の独立動作用長孔、37は係合ピン、第5図中3
8は同レバー34と横向槓杆3との連動用可撓ワ
イヤ、39はその可撓管、40は手動巻上ハンド
ル31の回動時における手動倒伏用レバー34の
ロック用レバー(インターロツク装置)、41は
斜向槓杆2の下部牽引発条であつて同発条41の
力に抗して上記槓杆2は左方に若干回動してブレ
ーキバンド8を弛めるものである。
「効果」 本案は上述ように構成したので、ワイヤ自動倒
伏堰における倒伏装置を簡略化しかつ小形化し得
るばかりでなく可撓ワイヤの長さ調節によつて倒
伏水位の微調整が容易でありかつ動作が確実に行
われるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案のワイヤ自動倒伏堰における倒伏
装置の実施例を示す側面図、第2図は第1図の縦
断正面図、第3図はワイヤ自動倒伏堰の側面図、
第4図は動作状態図、第5図は第1図の他の実施
例の側面図である。 1……機枠、2,3……槓杆、4……浮子、5
……連杆、6……ブレーキ装置、7……ブレーキ
バンド、8……両端固定可撓管、9……可撓ワイ
ヤ。10……開閉機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 堰扉の下端部を水路床に枢着し、同堰扉の上部
    を巻取ワイヤロープによつて起伏自在に支持し、
    機枠に上記ワイヤロープの巻胴を設け、かつ浮子
    の上昇によつて巻胴のブレーキ装置を開き下降に
    よつて閉じる開閉機構を有するワイヤ自動倒伏堰
    において、機枠に1組の槓杆を枢支し、一方の槓
    杆と上記浮子とを連杆で接続し、他方の槓杆に上
    記ブレーキ装置のブレーキバンドを接続し、両槓
    杆の動作部を両端固定可撓管内に摺動自在に挿入
    した可撓ワイヤを介して接続して上記開閉機構を
    構成してなるワイヤ自動倒伏堰における倒伏装
    置。
JP12547285U 1985-08-14 1985-08-14 Expired JPH042190Y2 (ja)

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JP12547285U JPH042190Y2 (ja) 1985-08-14 1985-08-14

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JP12547285U JPH042190Y2 (ja) 1985-08-14 1985-08-14

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JPS6235035U JPS6235035U (ja) 1987-03-02
JPH042190Y2 true JPH042190Y2 (ja) 1992-01-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2640965B2 (ja) * 1988-04-07 1997-08-13 開成工業株式会社 ゲート
JP5121402B2 (ja) * 2007-11-09 2013-01-16 開成工業株式会社 回転制御装置

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JPS6235035U (ja) 1987-03-02

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