JPH0421888A - 画像形成装置のクリーニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）発明の目的 （産業上の利用分野） この発明は、静電複写機、同プリンタなど、静電記録プ
ロセスを利用する画像形成装置、と（に、カラー画像形
成装置に用いるに適したクリーニング装置に関するもの
である。

（従来技術と解決すべき課題） 誘電体シートを転写材支持部材としてこれに転写材を保
持し、該転写材に、別設の像担持体表面に形成したトナ
ー像を、転写電界の作用で転移させるように構成した画
像形成装置が、と（にカラー複写機、カラープリンタと
して従来からひろく実用されている。

第５図はこのようなカラー複写機の典型的な例を示す要
部の概略側面図であって、図示矢印方向に回転する像担
持体１表面に、色分解フィルタ３を通過した像露光が、
順次像担持体１表面に形成されるものとする。

像担持体１に近接してイエロトナーを収納した現像器４
Ｙ、マゼンタトナーを収納した現像器４Ｍ、シアントナ
ーを収納した現像器４Ｃおよび黒色トナーを収納した現
像器４Ｂが全体として一体的に構成されて軸４Ｂに軸支
されて、順次前記像担持体１に近接する作動位置に到来
するものとする。

カラー画像の形成について略述すると、青フィルタを通
過して形成された光像が、−広帯電器２によって像担持
体表面に形成された帯電面に照射されて潜像が形成され
、この潜像が現像部位に到来するまでに、現像器４Ｙが
図示のような作動位置に至って前記潜像にイエロートナ
ーが供給されて黄色のトナー像が形成される。

このトナー像が、像担持体と転写ドラム５が対設される
転写部位に到達するまでに、搬送路１２から供給された
転写材（不図示）が転写ドラム５に至り、グリッパ５ｃ
に把持されて転写ドラム上を進行し、前述の第１のカラ
ー画像、この場合黄色画像、とタイミングを合わせて前
記転写部位にだ到達する。

これとともに、転写帯電器５ｂに転写バイアスが印加さ
れ、よって形成される電界の作用で、右端自体１例のト
ナー像は転写材に転移し、さらに転写ドラムを形成する
誘電体に転写材が静電吸着される。

転写材への第１の画像形成が終了した後、該転写材は、
さらに転写ドラムとともに回転して再び転写部位に到来
するが、このときまでに、つぎの緑フィルタを通過した
光像によって像担持体表面に形成された潜像に、このと
きまでに像担持体に対設する作動位置に回動した現像器
４Ｍによってマゼンタトナーによってトナー像が形成さ
れ、このトナー像が転写部位において、前記当初のカラ
像と位置合わせをして、転写材にはマゼンタ像が形成さ
れる。

同様にして、シアントナーを収納する現像器４Ｃ１黒ト
ナーを収納する現像器４Ｂによって同様の潜像形成、現
像、転写が行なわれてフルカラー像が形成される。

その後、転写材はグリッパ５Ｃから解除され、さらに、
分離爪など適宜の分離手段８によって転写ドラム５から
分離され、不図示の定着部位を通過後、装置外に排出さ
れる。

ところで、このような仕方によるカラー像形成手段を採
る場合、搬送される転写材が、たとえば、カセットを挿
脱するような構成の場合、該カセットの装着位置精度な
どによって、その長さ方向、これと直交する左右方向に
若干ズレることは已むを得ないところであり、このため
に、画像形成後、転写材周辺に白地部分が形成されるこ
とがあるが、このような白地部分の存在は、周知のモノ
クロ画像の場合と異なり、見る者に顕著な違和感を与え
ることを免れない。

このような事態を回避するために、この種の装置では、
画像領域を転写材の巾、長さよりも若干大きくして、転
写材に白地部分が発生しないようにしである。このため
、転写ドラム表面には各色トナーが付着したまま残り、
これが後続する転写材の裏汚れの原因となるので、転写
ドラム５に近接してファーブラシ５ｄを配設し、分離手
段８によって転写材が排出された後、該ブラシ５ｄによ
って転写ドラム５表面をクリーニングし、このトナーを
吸引手段５ｅによって排出するように構成しである。

しかしながら、転写ドラム５の表面は、転写帯電器５ｂ
によって帯電して、強い静電吸着作用を有しており、ト
ナーを強固に保持しているので、ファーブラシによるク
リーニングでは十分トナーを除去するには、ファーブラ
シの回転数を５０Ｏｒｐｍ以上に高めたり、吸引手段を
強力にするなどの必要があり、このようなことは、転写
ドラムその他に振動を与えたり、大型の電源を必要とし
たりして好ましくはなかった。

本発明はこのような事態に対処すべくなされたものであ
って、前述のような画像形成装置において、転写トラム
表面に強固に（＝１着しているトナを確実かつ十分に除
去できるようなりリーニング装置を提供することを目的
とするものである。

（２）発明の構成 （課題を解決する技術手段、その作用）」二記の目的を
達成するため、本発明は、誘電体シートを転写材担持体
とし、これに担持された転写材に、像担持体に形成され
た１〜ナー像を電界の作用で転移させるように構成した
画像形成装置において、前記誘電体シートにクリーニン
グ部材を当接するとともに、該部材に１〜ナーの帯電極
性とは逆極性のバイアス印加手段を配設してなる画像形
成装置のクリーニング装置である。

このように構成することによって、転写材を担持する誘
電体シートを確実にクリーニングすることが可能となり
、良質のコピーを得ることが出来る。

（実施例の説明） 第１図、第２図は本発明の実施例で、前述のようなカラ
ー複写機の、と（に転写ドラム近傍のみを示す側面図で
あり、前記の場合と対応する部分には同一の符号を付し
て示してあり、それらについての説明は省略する。

転写ドラム５には、これに近接してクリーニング装置１
１が配設しである。

該クリーニング装置は、ウェブｌｌｂを一方から他方に
順次捲回してゆく一対のローラ１１ｅ１１１、　ｆと、
両ローラの間に位置するウェブ部分を転写ドラム５の表
面に当接させるためのローラ対］１ｃ、］ｌｄと、該ロ
ーラ対の間に配設された帯電器１１．　ａとから構成し
てあり、画像形成装置が画像形成作動をしているときに
は、第２図々示のように全体として転写ドラム５から退
避した不作動位置をとり、転写材が分離手段８によって
転写ドラムから分離された後に、所定時間、最低、転写
ドラム表面全面がクリーニング装置を通過する時間、第
１区々示のようにローラ対１１ｃ、１１ｄの間のウェブ
部分が転写ドラム表面に当接するものとする。

さらに、このとき、同時に帯電器１．１　ａによって直
流クリーニングバイアスが印加され、これによって、転
写１〜ラム５表面に強固に静電吸着されているトナーの
吸着力が弱まり、ウェブｌｌｂの摺擦作用によって、ト
ナーは容易に転写ドラムから除去される。

帯電器１１ａにば、転写ｌくラムの除電効果を高めるた
めに、交流コロナ放電を利用することも可能であること
は云う迄もない。

第３図はクリーニング装置の作動を示すタイミングヂャ
ートである。

第４区は本発明の他の実施態様を示すものである。

この装置は、その基本的な構成は前記第１区々示のもの
と同様で転写ドラムに摺擦するウェブをそなえており、
該摺擦部分の背面に電極板１．１　ｇを配設してあって
、これに転写ドラムの帯電極性とは逆極性のバイアスを
印加するようになっている。

このように構成することによって、電極板を可及的にウ
ェブに近接でき、また該電極板を転写ドラムの表面に沿
って曲率を持たせて、ひろい範囲で転写ドラムに近接配
置するように構成でき、クリーニング効率をより向」−
できる。

また、転写ドラムをクリーニングするタイミングは、前
記のような転写材分離後に限らず、転写ドラムに転写材
が載置される前の時期に行なってもよく、さらに、前述
のようなカラー画像形成装置の転写ドラムに限らず、ゴ
ムベルトや樹脂シートを利用した中間転写系、１回の転
写のみを行なう転写系にも本発明を適用出来ることは容
易に理解できるところであろう。

（３）発明の詳細 な説明したように、本発明によるときは、誘電体シート
を転写材担持体として使用する画像形成装置において、
該転写材担持体の不要トナーのクリーニングを確実に遂
行することが可能となり、転写材の裏汚れを防止して良
質のコピーを得るのに顕著な効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の実施例を示す画像形成装置の
クリーニング装置の構成を示し、第１図はその作動時、
第２図は不作動時の態様を示す要部側面図、 第３図は同上のタイミングチャート、 第４図は他の実施態様を示す要部側面図、第５図は公知
のカラー複写機の構成を示す要部の概略側面図である。 １・・・像担持体、４・・・現像器、５・・・転写ドラ
ム、１１・・・クリーニング装置、１１ａ・・・帯電器
、１．１　ｂ・・・ウェブ、１１Ｃ１１ｉｄ・・・ウェ
ブ圧接用のローラ対。 ■

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）誘電体シートを転写材担持体とし、これに担持さ
   れた転写材に、像担持体に形成されたトナー像を電界の
   作用で転移させるように構成した画像形成装置において
   、 前記誘電体シートにクリーニング部材を当接するととも
   に、該部材にトナーの帯電極性とは逆極性のバイアス印
   加手段を配設してなる画像形成装置のクリーニング装置
   。
2. （２）クリーニング手段がクリーニングウェブである特
   許請求の範囲第１項記載のクリーニング装置。
3. （３）バイアス印加手段がコロナ放電器である特許請求
   の範囲第１項、第２項のいずれか記載のクリーニング装
   置。
4. （４）バイアス印加手段が板状電極である特許請求の範
   囲第１項、第２項のいずれか記載のクリーニング装置。