JPH04218380A - チロシンフェノ−ル・リア−ゼをコ−ドする遺伝子とその利用方法 - Google Patents

チロシンフェノ−ル・リア−ゼをコ−ドする遺伝子とその利用方法

Info

Publication number
JPH04218380A
JPH04218380A JP6156091A JP6156091A JPH04218380A JP H04218380 A JPH04218380 A JP H04218380A JP 6156091 A JP6156091 A JP 6156091A JP 6156091 A JP6156091 A JP 6156091A JP H04218380 A JPH04218380 A JP H04218380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tyrosine
ala
gly
glu
val
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6156091A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2999005B2 (ja
Inventor
Akira Iwamori
岩 森  暁
Toshihiro Oikawa
及 川 利 洋
Sadao Yoshino
吉 野 節 生
Kenichi Ishiwatari
石 渡 健 一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP6156091A priority Critical patent/JP2999005B2/ja
Publication of JPH04218380A publication Critical patent/JPH04218380A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2999005B2 publication Critical patent/JP2999005B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チロシンフェノ−ル・
リア−ゼ(tyrosine phenol−lyas
e)[EC4.1.99.2] の生産に有用なチロシ
ンフェノ−ル・リア−ゼ遺伝子、その遺伝子を含む組換
え体プラスミド、その組換え体プラスミドにより形質転
換された大腸菌およびその大腸菌を用いるチロシンフェ
ノ−ル・リア−ゼの製造法に関するものである。
【0002】チロシンフェノ−ル・リア−ゼは、いわゆ
る多機能酵素であり、L−チロシンやL−ド−パの合成
など種々の反応を触媒し(Yamada,H. and
 Kumagai,H.(1975) Adv.App
l.Microbiol.,Vol.19,pp.24
9−288)、工業的にも重要な酵素である。
【0003】
【従来の技術】種々のバクテリアがチロシンフェノ−ル
・リア−ゼ活性を有することが知られている。特に、エ
ンテロバクテリアセェ(Enterobacteria
ceae) に属するエシェリヒア(Escheric
hia)属、シトロバクタ−(Citrobacter
)属、アエロバクタ−(Aerobacter)属、プ
ロテウス(Proteus)属、エルビニア(Erwi
nia)属などのバクテリアが高いチロシンフェノ−ル
・リア−ゼ活性を有することが知られている(Yama
da,H. and Kumagai,H.(1975
) Adv.Appl.Microbiol.,Vol
.19,pp.249−288)。
【0004】また、エルビニア・ヘルビコ−ラ(Erw
inia herbicola)ATCC−21434
株およびエシェリヒア・フロインディ(Escheri
chia freundii)AJ−2608株のチロ
シンフェノ−ル・リア−ゼ遺伝子を含むDNA断片が単
離され、その遺伝子により形質転換された大腸菌がチロ
シンフェノ−ル・リア−ゼ活性を有することが知られて
いる(特開昭62−259589および特開昭63−2
22682)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの微生
物のチロシンフェノ−ル・リア−ゼ活性は、工業的に用
いるには十分でなく、更に、培養に際しは、誘導物質と
して培地にチロシン(Yamada,H. and K
umagai,H.(1975) Adv.Appl.
Microbiol.,Vol.19,pp.249−
288、特開昭62−259589)、イソプロピル−
β−チオガラクトシド(特開昭63−222682)を
添加する必要があった。培地へのチロシン添加は、ド−
パなどの生産においては、製品にチロシンが混入し、イ
ソプロピル−β−チオガラクトシド添加は、イソプロピ
ル−β−チオガラクトシドが、非常に高価であり、工業
的に用いるには問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
微生物により、チロシンフェノ−ル・リア−ゼを生産す
る方法について鋭意研究した結果、エルビニア・ヘルビ
コ−ラ(Erwinia herbicola)由来の
チロシンフェノ−ル・リア−ゼを担うDNA断片を単離
し、その遺伝子の構造を明らかにすると共に、その構造
解析を基に、チロシンフェノ−ル・リア−ゼ構造遺伝子
を tac プロモ−タ−の下流に連結した新規な組換
え体プラスミドおよびそれにより形質転換された新規な
大腸菌を創製し、この大腸菌が、培地への誘導物質添加
なしに、著量のチロシンフェノ−ル・リア−ゼを生産す
ることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明によれば、培地へ誘導物
質を添加せずにチロシンフェノ−ル・リア−ゼを生産す
るに有用な遺伝子、その遺伝子を有する組換え体プラス
ミド、その組換え体プラスミドにより形質転換された大
腸菌およびその大腸菌を用いるチロシンフェノ−ル・リ
ア−ゼの製造法が提供される。
【0008】本発明において、チロシンフェノ−ル・リ
ア−ゼの遺伝子を担うDNAを採取する目的に用いられ
る微生物は、チロシンフェノ−ル・リア−ゼ活性を有す
るものであり、例えば、エルビニア・ヘルビコ−ラ(E
rwinia herbicola)MT−10509
(FERM P−11385 ) がある。
【0009】チロシンフェノ−ル・リア−ゼの遺伝子を
担うDNAを採取する方法については、特に限定されな
いが、例えば、次のような方法を用いることが出来る。 チロシンフェノ−ル・リア−ゼ活性を有する微生物を培
養し、この菌体からフェノ−ル法(Saito,H. 
et al.(1963) Biochim.Biop
hys.Acta, Vol.72,p.619−62
9 )などにより染色体DNAを抽出、精製する。この
染色体DNAを適当な制限酵素で切断し、大腸菌内で増
殖可能なプラスミドベクタ−にDNAリガ−ゼにより酵
素的に接続し、得られた組換えDNAを用いてチロシン
フェノ−ル・リア−ゼ生産能の欠如した大腸菌を形質転
換し、チロシンフェノ−ル・リア−ゼ生産能を獲得した
菌株を選択し、この菌株よりチロシンフェノ−ル・リア
−ゼの遺伝子を担うプラスミドDNAを分離できる。
【0010】本発明において、染色体DNAの切断に用
いる制限酵素は、酵素使用量や反応時間などを調節して
、DNAの切断の程度を調節すれば、様々な種類のもの
が使用可能である。例えば、HpaII、AccI、S
au3AI、HaeIII、SmaIなどを用いること
ができる。
【0011】プラスミドベクタ−としては、大腸菌内で
増殖可能なものが用いられ、例えば、ColE1系の 
pBR322、pUC19、pKK223−3 などが
好適に用いられる。
【0012】プラスミドベクタ−は、染色体DNAを切
断した際に用いた制限酵素またはその制限酵素と同じ接
着末端を生じさせることの出来る制限酵素で切断したの
ち、染色体DNA断片にDNAリガ−ゼにより接続する
ことができる。
【0013】DNAリガ−ゼとしては、T4ファ−ジ由
来のものが好適に用いられる。
【0014】染色体DNAは、制限酵素で切断したのち
、ショ糖密度勾配遠心、アガロ−ス電気泳動などにより
特定の大きさのDNA断片だけを分画、回収してプラス
ミドベクタ−に接続してもよい。
【0015】このようにして得られた染色体DNA断片
とプラスミドベクタ−との組換えDNAを大腸菌に導入
するには、塩化カルシウムで菌体を処理する方法(Ma
ndel,O. et al.(1970) J.Mo
l.Biol.,Vol.53,p.159−162)
などを用いることができる。
【0016】チロシンフェノ−ル・リア−ゼ生産能の欠
如した大腸菌としては、例えば、E.coli MC−
1061、JM−83 などを用いることができる。
【0017】チロシンフェノ−ル・リア−ゼ生産能を獲
得した形質転換株の選択には、例えば、次のような方法
を用いることができる。チロシンを添加したL培地の寒
天平板上に形質転換株のコロニ−を形成させる。次いで
、この寒天平板に4−アミノアンチピリンを噴霧し、コ
ロニ−の周囲が赤色になる形質転換株を選べば良い。
【0018】組換え体プラスミドを有する大腸菌から組
換え体プラスミドを単離するには、アルカリ抽出法(B
rinboim,H. et al.(1979) N
ucleic Acids Res.,Vol.7,p
1513−1523)などを用いることが出来る。
【0019】単離された組換え体プラスミドは、塩化カ
ルシウムで菌体を処理する方法(Mandel,O. 
et al.(1970) J.Mol.Biol.,
Vol.53,p.159−162)などにより、再び
大腸菌に導入することができる。
【0020】以上のようにして得られたエルビニア・ヘ
ルビコ−ラ(Erwinia herbicola) 
由来のチロシンフェノ−ル・リア−ゼの遺伝子を担うD
NAをプラスミドベクタ−に連結した組換え体プラスミ
ドの例として、pEH2 がある。
【0021】pEH2 上のチロシンフェノ−ル・リア
−ゼ遺伝子の発現効率を高めるには、pEH2 からチ
ロシンフェノ−ル・リア−ゼ遺伝子部分を切り出し、そ
れを強力なプロモ−タ−を有するベクタ−のプロモ−タ
−の下流に接続することが有効である。プロモ−タ−の
例としては、trp、lacUV5、tac、λPL 
などがある。更に、チロシンフェノ−ル・リア−ゼ遺伝
子の下流にタ−ミネ−タ−を接続するのが有効なことも
ある。このような組換え体プラスミドの例として、pE
H21 及び pCE26 がある。
【0022】pEH21 及び pCE26 を保持す
る大腸菌として次の株が微生物工業技術研究所に寄託さ
れている。
【0023】エッシェリヒア・コリ(Escheric
hia coli)MT−10516(MC1061/
pEH21)(FERM P−11386 )、エッシ
ェリヒア・コリ(Escherichia coli)
MT−10519(MC1061/pCE26)(FE
RMBP−3287 )。
【0024】本発明において、チロシンフェノ−ル・リ
ア−ゼを製造するには、エルビニア・ヘルビコ−ラ(E
rwinia herbicola) 由来のチロシン
フェノ−ル・リア−ゼの遺伝子を担うDNAをプラスミ
ドベクタ−に連結した組換え体プラスミドで形質転換さ
れた大腸菌を培養し、培養物中にチロシンフェノ−ル・
リア−ゼを生成させればよい。
【0025】大腸菌の培養は、常法により行うことがで
きる。すなわち、培地として、炭素源、窒素源、無機イ
オン更に必要に応じてアミノ酸、ビタミンなどを含むも
のを用い、好気的に培養すればよい。
【0026】このようにして得られた培養物は、そのま
まチロシンフェノ−ル・リア−ゼの酵素源として使用で
きるが、粗酵素抽出液、精製酵素、分離生菌体、分離菌
体の処理物なども酵素源として使用できる。  チロシ
ンフェノ−ル・リア−ゼの精製法としては、通常の酵素
精製法を用いることが出来る。
【0027】
【実施例】以下に実施例で本発明を詳細に説明する。 実施例1 (a)エルビニア・ヘルビコ−ラ(Erwinia h
erbicola) の染色体DNAの分離。
【0028】エルビニア・ヘルビコ−ラ(Erwini
a herbicola)MT−10509(FERM
 P−11385) を 1lのL培地(バクト・トリ
プトン  10 g/l、酵母エキス 5 g/l、塩
化ナトリウム 5 g/l、pH 7.2に調整)に植
菌し、30 ℃で15 時間振とう培養した後、遠心分
離により集菌した。
【0029】菌体を 160 mlの 0.15M N
aCl−50mM EDTA (pH 8.0)溶液に
懸濁し、160 mg のリゾチ−ムを加えて 37 
℃で 20 分間、ゆるやかにかくはんした。ついで、
20 % SDS 溶液 4 mlを加え、65 ℃で
20 分間放置した。 更に、8 mg のプロテイナ−ゼK(Protein
ase K, Boehringer Mannhei
m 社製)を加え、37 ℃で 1 時間放置した。
【0030】0.15M NaCl−50mM EDT
A (pH 8.0)溶液で飽和したフェノ−ル 16
0 mlを加え、ゆるやかにかくはんした後、遠心分離
(10,000 rpm, 15 min)し、上層を
回収する。
【0031】この溶液に、2倍量の冷エタノ−ルを加え
、ガラス棒により繊維状の沈澱を巻取り、70 %, 
80 %, 90% のエタノ−ルに順次、数分づつ浸
漬した後、乾燥し、0.1M NaCl−0.15M 
クエン酸ナトリウム(pH 7.0)溶液 40 ml
に溶解した。
【0032】この粗DNA溶液に、6 mg/mlのリ
ボヌクレア−ゼA(Riboinulease A, 
Boehringer Mannheim 社製)を 
200 μl加え、37 ℃で 1.5 時間放置した
【0033】この溶液に、0.15M NaCl−50
mM EDTA (pH 8.0) 溶液で飽和したフ
ェノ−ル 40 mlを加え、ゆるやかにかくはんした
後、遠心分離(10,000 rpm, 15 min
)し、上層を回収した。
【0034】2倍量の冷エタノ−ルを加え、ガラス棒に
より繊維状の沈澱を巻取り、70 %, 80 %, 
90% のエタノ−ルに順次、数分づつ浸漬した後、乾
燥し、10mM Tris−HCl(pH8.0)−1
mM EDTA 溶液 (以下、TE 緩衝液と記す。 )20 mlに溶解した。
【0035】このDNA溶液を、2 lの TE 緩衝
液に対して透析し、2 mg の染色体DNAを含む 
TE 緩衝液を 10 ml得た。 (b)染色体DNA断片の調製。
【0036】(a)で調製した染色体DNAを含む T
E 緩衝液の内、450 μl(DNA 90μg を
含む)に制限酵素 HaeIII(Boehringe
r Mannheim 社製)を 10 Units 
加え、10mM Tris−HCl(pH7.5)、7
mM MgCl2、60mM NaCl、7mM 2−
メルカプトエタノ−ルを含む反応液 500 μl中で
、37 ℃で1 時間放置して、染色体DNAを部分的
に切断した。
【0037】この溶液に、TE 緩衝液で飽和したフェ
ノ−ル・クロロホルム(フェノ−ル:クロロホルム=1
:1) を等量加え、ゆるやかにかくはんした後、遠心
分離(15,000 rpm, 5 min)し、上層
を回収した。
【0038】回収した上層に2倍量の冷エタノ−ルを加
え、生じた沈澱を乾燥後、TE 緩衝液 100 μl
に溶解した。このDNA溶液を 10−40 % ショ
糖密度勾配遠心(20 ℃, 26,000 rpm,
 24 hr)にかけ、およそ 2−5 Kbp と 
5−10 Kbp の2つの画分を回収した。それぞれ
の画分を TE 緩衝液に対して透析した後、エタノ−
ル沈澱によりDNAを回収し、 TE 緩衝液に溶解し
た。 (c)染色体DNA断片とプラスミドベクタ−の結合。   pUC 19(宝酒造製)10 μg を、制限酵
素 SmaI(ニッポンジ−ン 社製)で完全消化後、
アルカリフォスファタ−ゼ処理した。このプラスミドベ
クタ− 0.25 μg づつと、(b) で調製した
染色体DNA断片の各画分をそれぞれ混合し、それぞれ
、5mM MgCl2、10mM ジチオスレイト−ル
、1mM ATP 、66mM Tris−HCl 緩
衝液(pH 7.5)の反応液 0.4ml中で、5 
Units の T4 DNA リガ−ゼ(Boehr
inger Mannheim 社製)により、16 
℃、16 hr 反応させた。
【0039】大腸菌の形質転換には、この反応液をその
まま用いた。 (d)チロシンフェノ−ル・リア−ゼの遺伝子のクロ−
ニング。
【0040】(c) で調製した組換え体プラスミドを
含む反応液を用いて大腸菌の形質転換を行った。チロシ
ンフェノ−ル・リア−ゼ生産能のない大腸菌である E
.coli MC−1061 を 5mlのL培地(バ
クト・トリプトン  10 g/l、酵母エキス 5 
g/l、塩化ナトリウム 5 g/l、pH 7.2に
調整)に植菌し、37 ℃で 3 時間振とう培養した
後、遠心分離により集菌した。
【0041】菌体を 0.1M CaCl2 溶液 2
 mlに懸濁し、0 ℃で 30 分間放置した後、遠
心分離し、0.1M CaCl2 溶液 4 mlに再
び懸濁した。
【0042】このようにして調製した菌体懸濁液を 2
 mlづつ2本の試験管に分け、それぞれに、(c) 
で調製した反応液を加えて、0 ℃で 3 時間放置し
た後、42 ℃で 2 分間保った。
【0043】遠心分離により集菌し、L培地を 5 m
lづつ加えて37 ℃で 30 分間培養した後、遠心
分離により集菌した。
【0044】菌体をそれぞれ 10 mlの 0.85
 % NaCl に懸濁した後、遠心分離により集菌し
、それぞれ 1 mlの 0.85 % NaCl に
懸濁した。
【0045】このようにして調製した菌体懸濁液を、1
00 mg/lのアンピシリン、20 g/lのL−チ
ロシン、15 g/lの寒天を添加した L培地に塗布
し、37 ℃で1日間培養した。
【0046】次いで、コロニ−が形成された寒天平板培
地に■1.4% 炭酸水素ナトリウム■0.85% 4
−アミノアンチピリン  ■5.4% フェリシアン化
カリウム  の各水溶液を順次噴霧し、コロニ−の周囲
が赤色に着色した株を選択した。
【0047】およそ 2−5 Kbp の染色体DNA
断片の画分を用いて調製した組換え体プラスミドで形質
転換した大腸菌を塗布した寒天平板培地から、3 株の
チロシンフェノ−ル・リア−ゼ生産株を得た。この内、
代表的なコロニ−から分離した大腸菌をエシェリヒア・
コリ(Escherichia coli)MT−10
515 と名付けた。 (e)大腸菌の保持する組換え体プラスミドの分離。
【0048】エシェリヒア・コリ(Escherich
ia coli)MT−10515 より次のような方
法により組換え体プラスミドを分離した。
【0049】エシェリヒア・コリ(Escherich
ia coli)MT−10515 を 100 ml
のL培地に植菌し、37 ℃で 15 時間振とう培養
した後、遠心分離により集菌した。
【0050】菌体を 4 mg のリゾチ−ムを含む 
4 mlの 50mM Glucose−25mM T
ris−HCl−10mM EDTA (pH 8.0
)溶液に懸濁した。
【0051】0.2N NaOH−1 % SDS 溶
液 8 mlを加えて、かくはんした。3M CH3C
OONa (pH 5.2) 溶液を 6 ml加え、
4 ℃で 5 分間時間放置したのち、遠心分離し、上
澄液を回収した。
【0052】この溶液に、TE 緩衝液で飽和したフェ
ノ−ル・クロロホルム(フェノ−ル:クロロホルム=1
:1)を等量加え、ゆるやかにかくはんした後、遠心分
離(10,000 rpm, 5 min)し、上層を
回収した。
【0053】回収した上層に2倍量の冷エタノ−ルを加
え、生じた沈澱を乾燥後、TE 緩衝液 1 mlに溶
解した。
【0054】このDNA溶液に、1 mg/mlのリボ
ヌクレア−ゼA(Riboinulease A, B
oehringer Mannheim 社製)を 2
0 μl加え、37 ℃で 20 分間放置した。
【0055】この溶液に、フェノ−ル・クロロホルム(
フェノ−ル:クロロホルム=1:1) を等量加え、ゆ
るやかにかくはんした後、遠心分離(10,000 r
pm, 5 min)し、上層を回収した。
【0056】このDNA溶液を Bio−Gel A−
50m(Bio−Rad社製)によるカラムクロマトグ
ラフィにより精製し、エタノ−ル沈澱によりプラスミド
DNAを回収した。
【0057】このようにしてエシェリヒア・コリ(Es
cherichia coli)MT−10515 か
ら約 1.2mg づつのプラスミドDNAを分離し、
それぞれ 1 mlの TE 緩衝液に溶解した。
【0058】以下の組換え体プラスミドの解析において
は、上記ようにして得たプラスミドを使用した。 (f)組換え体プラスミドの解析。
【0059】エシェリヒア・コリ(Escherich
ia coli)MT−10515 から分離した組換
え体プラスミドを pEH2 と名付けた。この組換え
体プラスミドは約 4.8 Kbp の大きさであり、
制限酵素 SacIと PstIで切断すると、約 2
.1 KbpのDNA挿入断片が認められた。
【0060】pEH2 中の挿入DNA断片の制限酵素
切断地図を図1に示した。 (g)形質転換の再現性の確認 (e)で分離した組換え体プラスミド pEH2 によ
りチロシンフェノ−ル・リア−ゼ生産能の欠如した大腸
菌である E.coli MC−1061 を(d)と
同様に形質転換し、100 mg/lのアンピシリンと
 20 g/l のL−チロシンを添加したL培地寒天
平板に塗布した。生じたコロニ−について (d) と
同様に 4−アミノアンチピリン法によりチロシンフェ
ノ−ル・リア−ゼ生産を調べたところ、全てのコロニ−
の周囲が赤色に着色しており、pEH2 上にチロシン
フェノ−ル・リア−ゼの遺伝子を担うDNAが存在する
ことが確認された。 (h)サブクロ−ニングとDNA断片の解析pEH2 
の挿入DNA断片からその一部が欠如した種々のDNA
断片を調製し、それぞれリガ−ゼにより発現ベクタ− 
pKK223−3 (ファルマシア社製)の tac 
プロモ−タ−の下流のポリリンカ−部に挿入した。これ
らの組換え体プラスミドにより、エシェリヒア・コリ(
Escherichia coli)MC−1061 
を(d)と同様に形質転換し、100 mg/lのアン
ピシリンと 20 g/l のL−チロシンを添加した
L培地寒天平板に塗布した。生じたコロニ−について 
(d) と同様に 4−アミノアンチピリン法によりチ
ロシンフェノ−ル・リア−ゼ生産を調べることにより、
チロシンフェノ−ル・リア−ゼ遺伝子のおおよその位置
を決定し図1に示した。pEH2 の中で、チロシンフ
ェノ−ル・リア−ゼ遺伝子が含まれると思われる Bs
sII−HaeIII挿入DNA断片約 1.6kb 
について、M13mp 系のベクタ−(Messing
,J.(1983) Methods in Enzy
mology,Vol.101,p.20−78)を用
いるジデオキシ法(Sager,F. etal.(1
977) Proc. Natl. Acad. Sc
i. USA,Vol.74,p.5463−5467
)でDNA塩基配列を決定した。その結果、この塩基配
列中には、図2に示したようにオ−プンリ−ディングフ
レ−ムが確認された(配列3)。 (i)チロシンフェノ−ル・リア−ゼ高発現プラスミド
の構築 構築例1 プラスミド pKK223−3(Pharmacia 
社製)1μgを、制限酵素 SmaI(ニッポンジ−ン
社製)及びPstI(ニッポンジ−ン社製)で完全消化
後、アルカリフォスファタ−ゼ処理し、エタノ−ル沈澱
により回収することにより、ベクタ−DNAを調製した
。一方、プラスミド pEH2 を、(e)と同様に抽
出しその内の 2 μgを、制限酵素 BssHII(
ニッポンジーン社製)で完全消化後、フェノール処理、
エタノール沈澱し、5unitsのKlenow Fr
agment(宝酒造製)を37℃、1時間作用させ、
末端を平滑化した。その後フェノール処理、エタノール
沈澱し制限酵素PstI(ニッポンジーン社製)で完全
消化した。次いで、この反応液中のDNAを 0.8%
アガロ−ス電気泳動し、約 1.6 Kb の大きさの
DNAを含むゲルを切り出し、電気的溶出、エタノ−ル
沈澱により回収し、チロシンフェノ−ル・リア−ゼ遺伝
子を含む挿入DNAを調製した。
【0061】TE 緩衝液に溶解したベクタ−DNAと
チロシンフェノ−ル・リア−ゼ遺伝子を含む挿入DNA
をを混合し、5mM MgCl2、10mM ジチオス
レイト−ル、1mM ATP 、66mM Tris−
HCl 緩衝液(pH 7.5)の反応液 0.1 m
l中で、300 Units の T4 DNAリガ−
ゼ(Boehringer Mannheim 社製)
により、16 ℃、4hr 反応させた。この反応液を
そのまま用い、チロシンフェノ−ル・リア−ゼ生産能の
欠如した大腸菌である E.coli MC−1061
 を(d)と同様に形質転換し、100 mg/lのア
ンピシリンと20 g/l のL−チロシンを添加した
L培地寒天平板に塗布した。生じたコロニ−について 
(d) と同様に 4−アミノアンチピリン法によりチ
ロシンフェノ−ル・リア−ゼ生産を調べたところ、約 
1000 株にチロシンフェノ−ル・リア−ゼ生産が認
められた。このようにして得た形質転換株から4株を選
び、(e)に示した方法に準じてプラスミドを抽出した
。得られたプラスミドは、全て、約 6.2 Kb の
大きさで、同一の制限酵素切断地図を有していた。この
プラスミドを pEH21と名付けた。pEH21の制
限酵素地図を図3に示した。大腸菌 MC−1061 
をpEH21により形質転換した株を、エシェリヒア・
コリ(Escherichiacoli)MT−105
16 と名付け工業技術院微生物工業技術研究所に寄託
した(FERM P−11386)。 構築例2 プラスミドpUC118(宝酒造製)1μgを制限酵素
SmaI(ニッポンジーン社製)及びPstI(ニッポ
ンジーン社製)で完全消化後、アルカリフォスファター
ゼ処理し、エタノール沈澱により回収することにより、
ベクターDNAを調製した。
【0062】一方、プラスミドpEH2を(e)と同様
に抽出し、構築例1と同様にして、約1.6kbのチロ
シンフェノール・リアーゼ遺伝子を含む挿入DNA断片
を調製し、構築例1と同様な条件でベクターDNAとチ
ロシンフェノール・リアーゼ遺伝子を含む挿入DNAを
連結し、大腸菌JM101を(d)と同様に形質転換し
た。100mg/lのアンピシリンの入ったL培地寒天
平板で生じたコロニーを(e)に示した方法に準じてプ
ラスミドを抽出し、このプラスミドをpCE22と名付
けた。
【0063】次にプラスミドpCE22を保持する大腸
菌JM101からヘルパーファージM13KO7を用い
て以下に示す方法により1本鎖DNAを調製した。pC
E22を保持する大腸菌JM101を2YT(バクトト
リプトン1.6%,イーストエキストラクト1.0%,
食塩0.5%)に150μg/mlのアンピシリンの入
った培地で前培養した。新たに2YTに150μg/m
lのアンピシリンの入った培地5mlに前培養液をOD
600=0.02−0.05になるように接種して37
℃で培養し、OD600=0.1−0.2のときM13
KO7のヘルパーファージ液(宝酒造製)30μlを加
え、37℃で30分間ゆっくり振とう後70μg/ml
となるようにカナマイシンを加え、37℃で14時間振
とう培養した。その後培養液をミクロ遠心管に移し、遠
心分離(8000g,5分間)にて菌体を除き、上清を
回収した。上清1mlに対し、PEG−NaCl溶液(
20%ポリエチレングリコール、2.5MNaCl)を
200μl加え、よく混合し15分間室温に放置し、遠
心分離(8000g,5分間)により上清を完全に除去
し、沈澱を100μlのTE緩衝溶液で溶解させた。こ
の溶液にTE飽和フェノールを50μl添加し約10秒
間振とう後、約10分間放置し、その後クロロホルム:
イソアミルアルコール(24:1で混合したもの)を5
0μl添加し、約10秒間振とう後5分間遠心して、水
層(上清)を別のミクロ遠心管に移した。10μlの酢
酸ナトリウムを添加し、250μlの氷冷エタノールを
加え、エタノール沈澱により回収し、沈澱を50μlの
TE緩衝溶液に溶解しpCE22の1本鎖DNA10μ
gを回収した。
【0064】このようにして得られた1本鎖DNAに対
し、5’−GGATAGTTCATATGTATTTC
TCCAG−3’(配列6)のような合成プライマーを
作成し、サイトデレクテッド  ミュウタジェネシスの
手法を用いてチロシンフェノール・リアーゼの開始コド
ンATGの直前の塩基−3ー−1(AAC)を(CAT
)に置換して制限酵素NdeIのサイトを作成し、この
プラスミドをpCE23と名付けた。サイトデレクテッ
ド  ミュウタジェネシスは、Fritz  Ecks
teinらの方法(Taylor,J.W.et  a
l.(1985)Nucl.Acids  Res.,
pp8749−8785;  Nakamaye,K.
et  al.(1986)  Nucl.Acids
  Res.,pp9679−9698;  Saye
rs,J.R.  et  al.(1988)Nuc
l.Acids  Res.,pp791−802)を
用いた。次いで合成リンカー5’−CCCGGGTAT
CAACACTGTTACTGGAGAAACA−3’
(配列4)及び5’−TATGTTTCTCCAGTA
ACAGTGTTGATACCCGGGGTAC−3’
(配列5)各々約0.01μgずつを10mM  Mg
Cl2,7mM  ジチオスレイトール,1mMATP
,100mM  Tris−HCl緩衝液(pH8.0
)の反応液0.1ml中でT4ポリヌクレオチドキナー
ゼ(ニッポンジーン社製)により37℃で30分間反応
させた後、70℃で10分間の熱処理を行い調製した。 そして1μgのpCE23を制限酵素NdeI(ニッポ
ンジーン社製)及びKpnI(東洋紡社製)で完全に消
化し、フェノール処理後エタノール沈澱により回収し、
調製した合成リンカー5μlずつを加え、混合し、5m
M  MgCl2,10mMジチオスレイトール,1m
M  ATP,66mM  Tris−HCl緩衝溶液
(pH7.5)の反応液0.1ml中で300unit
sのT4DNAリカーゼ(BoehringerMan
nheim社製)により4℃  16hr反応させた。   この反応液をそのまま用い、構築例1と同様にして
チロシンフェノ−ル・リア−ゼ生産能の欠如した大腸菌
である E.coli MC−1061 を(d)と同
様に形質転換し、100 mg/lのアンピシリンと 
20 g/l のL−チロシンを添加したL培地寒天平
板に塗布した。生じたコロニ−について (d) と同
様に 4−アミノアンチピリン法によりチロシンフェノ
−ル・リア−ゼ生産を調べたところ、約 100 株に
チロシンフェノ−ル・リア−ゼ生産が認められた。この
ようにして得た形質転換株から4株を選び、(e)に示
した方法に準じてプラスミドを抽出した。得られたプラ
スミドは、全て、約 1.4kbの挿入断片を含む約4
.6 Kb の大きさで、同一の制限酵素切断地図を有
していた。このプラスミドを pCE26と名付けた。 pCE26の制限酵素地図を図4に示した。大腸菌 M
C−1061 をpCE26により形質転換した株を、
エシェリヒア・コリ(Escherichia col
i)MT−10519 と名付け工業技術院微生物工業
技術研究所に寄託した(FERM BP−3287 )
。 (j)チロシンフェノ−ル・リア−ゼの製造エシェリヒ
ア・コリ(Escherichia coli)MT−
10516及びMT−10519を、0 または20 
g/l のL−チロシンを添加したL培地(バクト・ト
リプトン  10 g/l、酵母エキス 5 g/l、
塩化ナトリウム 5 g/l、pH 7.2に調整)1
00 mlに植菌し、37℃で 20 時間振とう培養
した後、遠心分離により集菌した。
【0065】これら菌体のチロシンフェノ−ル・リア−
ゼ活性を次のように測定した。菌体を洗浄後、0.1m
M のピリドキサ−ル  リン酸を含む10mM ピロ
リン酸緩衝液(pH 8.5) 10 mlに懸濁した
。超音波処理により無細胞抽出液を調製し、この酵素液
を、L−セリン 70 g/l、フェノ−ル 17g/
l、酢酸アンモニウム 17 g/lを含みpH 8.
5 にアンモニアで調整した反応液 90 mlに加え
、37℃で 1 時間ゆるやかに振とうしながら反応し
た。生成したL−チロシン量を Kondo らの方法
(Kondo,N. et al.(1984) Ag
ric.Biol.Chem.,Vol.48,pp1
595−1601)により高速液体クロマトグラフィ−
で定量した。
【0066】各菌株のチロシンフェノ−ル・リア−ゼ活
性を第1表に示した。なお、チロシンフェノ−ル・リア
−ゼ活性の 1 unit は、37℃で 1 分間当
り 1 μmol のチロシンを生成する酵素量である
【0067】表1に示したように MT−10516株
及びMT−10519株においては、培地へのチロシン
添加なしで高い酵素活性が認められた。 比較例1 宿主として用いたエシェリヒア・コリ(Escheri
chia coli)MC−1061および染色体DN
A源として用いたエルビニア・ヘルビコーラ(Erwi
nia herbicora)MT−10509および
 pEH2 を有するエシェリヒア・コリ(Esche
richia coli)MT−10515 を実施例
1(j)に示したのと同様に培養して、そのチロシンフ
ェノ−ル・リア−ゼ活性を実施例1(j)に示したのと
同様に測定し、その値を表2に示した。
【0068】MT−10509株では、培地にチロシン
を添加しない場合は、ほとんど酵素活性が認められず、
培地にチロシンを添加した場合に酵素活性が認められた
。MT−10515株では、チロシン無添加でも酵素活
性が認められたが、その値は、チロシンを添加した場合
の約1/2であった。
【0069】表1、表2から、MT−10516株,及
びMT−10519株の酵素活性はMC−1061株、
MT−10509株、MT−10515株の酵素活性よ
りも著しく高いものであり、さらにMT−10516株
,及びMT−10519株については培地中にチロシン
を添加しなくても高い酵素活性が認められたが、MT−
10509株、MT−10515株については培地中に
チロシンを添加しない場合は添加した場合に比べ著しく
低いものであった。 比較例2 エルビニア・ヘルビコーラ(Erwinia herb
icola) ATCC21434より染色体DNAを
調製し、特開昭62−259589記載の方法により、
β−チロシナーゼ活性を有し、その塩基対が、1.7k
bであり、そのDNA鎖中に制限酵素EcoRIで切断
される箇所を含むSau3AI−PstI 1.7kb
のDNA断片を調製し、プラスミドベクターpUC18
のBamHI−PstI制限酵素サイトに導入し、これ
をpSP17と名付けた。pSP17から、β−チロシ
ナーゼ活性を有する  SmaI−HindIII D
NA断片 1.7kb を調製し、Klenow fr
agment により、HindIII末端を平滑化し
てプラスミドベクターpKK223−3のSmaIサイ
トに導入し、tac プロモーターに対し、向きの異な
る2つのプラスミドベクターpSP18,pSP19を
得た。pSP18,pSP19をそれぞれエッシェリヒ
ア・コリ(Escherichia coli) MC
−1061株に導入し、それらを実施例1(j)と同様
に培養してそのチロシンフェノールリアーゼ活性を測定
し、その値を表3に示した。
【0070】MC1061/pSP18株、及びMC1
061/pSP19株は、表1のMT−10516株,
及びMT−10519株に比べて、その酵素活性は著し
く低いものであった。
【0071】
【発明の効果】本発明によればチロシンフェノ−ル・リ
ア−ゼの効率的生産に有用な遺伝子、その遺伝子を有す
る組換え体プラスミド、それにより形質転換された大腸
菌およびこの大腸菌を用いるチロシンフェノ−ル・リア
−ゼの製造法が提供される。
【0072】
【配列表】配列番号:1 配列の長さ: 1368塩基対 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic  DNAハイポセチィカ
ル: YES アンチセンス:NO 起源: 生物名: Erwinia herbicola直接の
起源 クローン名: pEH21, pCE26配列の特徴: NAME/KEY: CDS 存在位置: 1..1368 配列 ATG AAC TAT CCT GCC GAG C
CT TTC CGC ATT AAA AGT GT
T GAA ACC GTA      48Met 
Asn Tyr Pro Ala Glu Pro P
he Arg Ile Lys Ser Val Gl
u Thr Val    1           
    5                  10
                  15     
 TCA ATG ATC TCA CGC GAT 
GAG CGT GTT AAA AAA ATG C
AA GAA GCG GGC      96Ser
 Met Ile Ser Arg Asp Glu 
Arg Val Lys Lys Met Gln G
lu Ala Gly               
20                  25   
               30        
  TAT AAC ACG TTT TTA CTG
 AAT TCA AAG GAT ATC TAC 
ATC GAT CTG CTG     144Ty
r Asn Thr Phe Leu Leu Asn
 Ser Lys Asp Ile Tyr Ile 
Asp Leu Leu           35 
                 40      
            45           
   ACA GAC AGC GGT ACA AA
T GCC ATG AGT GAC AAG CAG
 TGG GCA GGG ATG     192T
hr Asp Ser Gly Thr Asn Al
a Met Ser Asp Lys Gln Trp
 Ala Gly Met       50    
              55         
         60              
    ATG ATT GGT GAT GAA G
CC TAC GCA GGC AGT GAA AA
C TTC TAC CAT CTC     240
Met Ile Gly Asp Glu Ala T
yr Ala Gly Ser Glu Asn Ph
e Tyr His Leu   65       
           70            
      75                 
 80  GAA AAA ACG GTG AAA 
GAG TTG TTT GGT TTC AAA C
AC ATC GTT CCA ACC     28
8Glu Lys Thr Val Lys Glu 
Leu Phe Gly Phe Lys His I
le Val Pro Thr           
        85               
   90                  95
      CAC CAG GGA CGC GGG
 GCG GAA AAC CTG CTC TCG 
CAG CTG GCC ATT AAG     3
36His Gln Gly Arg Gly Ala
 Glu Asn Leu Leu Ser Gln 
Leu Ala Ile Lys          
    100                 1
05                 110   
       CCC GGT CAA TAT GT
C GCA GGA AAT ATG TAC TTT
 ACA ACA ACC CGC TTC     
384Pro Gly Gln Tyr Val Al
a Gly Asn Met Tyr Phe Thr
 Thr Thr Arg Phe         
 115                 120 
                125      
        CAT CAG GAA AAA A
AT GGC GCA ACC TTT GTG GA
T ATT GTC CGC GAT GAA    
 432His Gln Glu Lys Asn G
ly Ala Thr Phe Val Asp Il
e Val Arg Asp Glu      13
0                 135    
             140         
         GCA CAT GAC GCC 
AGC CTG AAT CTC CCC TTT A
AA GGT AAT ATT GAC CTG   
  480Ala His Asp Ala Ser 
Leu Asn Leu Pro Phe Lys G
ly Asn Ile Asp Leu  145  
               150       
          155            
     160  AAT AAA TTA GCG
 ACG CTC ATT AAA GAA AAA 
GGC GCC GAG AAC ATC GCC  
   528Asn Lys Leu Ala Thr
 Leu Ile Lys Glu Lys Gly 
Ala Glu Asn Ile Ala      
            165          
       170               
  175      TAT ATC TGC CT
T GCG GTC ACC GTG AAT CTG
 GCG GGT GGG CAG CCT GTT 
    576Tyr Ile Cys Leu Al
a Val Thr Val Asn Leu Ala
 Gly Gly Gln Pro Val     
         180             
    185                 1
90          TCA ATG GCG A
AT ATG CGT GCC GTA CAT GA
A ATG GCC AGC ACG TAT GGC
     624Ser Met Ala Asn M
et Arg Ala Val His Glu Me
t Ala Ser Thr Tyr Gly    
      195                
 200                 205 
             ATT AAG ATC 
TAT TAC GAT GCT ACC CGT T
GC GTT GAA AAT GCC TAT TT
T     672Ile Lys Ile Tyr 
Tyr Asp Ala Thr Arg Cys V
al Glu Asn Ala Tyr Phe   
   210                 21
5                 220    
              ATC AAA GAG
 CAG GAG GCG GGC TAC GAG 
AAC GTC AGT ATC AAA GAT A
TC     720Ile Lys Glu Gln
 Glu Ala Gly Tyr Glu Asn 
Val Ser Ile Lys Asp Ile  
225                 230  
               235       
          240  GTG CAT GA
A ATG TTC AGC TAT GCC GAT
 GGG TGC ACC ATG AGC GGT 
AAA     768Val His Glu Me
t Phe Ser Tyr Ala Asp Gly
 Cys Thr Met Ser Gly Lys 
                 245     
            250          
       255      AAA GAT T
GT CTG GTG AAT ATC GGC GG
C TTC TTG TGT ATG AAC GAT
 GAG     816Lys Asp Cys L
eu Val Asn Ile Gly Gly Ph
e Leu Cys Met Asn Asp Glu
              260        
         265             
    270          GAG ATG 
TTC TCA GCG GCA AAA GAG T
TG GTT GTC GTT TAT GAA GG
T ATG     864Glu Met Phe 
Ser Ala Ala Lys Glu Leu V
al Val Val Tyr Glu Gly Me
t          275           
      280                
 285              CCG TCA
 TAC GGC GGG CTG GCC GGT 
CGG GAT ATG GAA GCA ATG G
CT ATT     912Pro Ser Tyr
 Gly Gly Leu Ala Gly Arg 
Asp Met Glu Ala Met Ala I
le      290              
   295                 30
0                  GGG CT
A CGT GAA GCC ATG CAG TAT
 GAA TAT ATT GAA CAT CGG 
GTC AAA     960Gly Leu Ar
g Glu Ala Met Gln Tyr Glu
 Tyr Ile Glu His Arg Val 
Lys  305                 
310                 315  
               320  CAG G
TG CGC TAT CTG GGC GAT AA
A CTC CGT GAA GCC GGC GTA
 CCC ATT    1008Gln Val A
rg Tyr Leu Gly Asp Lys Le
u Arg Glu Ala Gly Val Pro
 Ile                  325
                 330     
            335      GTT 
GAA CCG ACG GGC GGA CAT G
CG GTA TTT CTT GAT GCT CG
T CGT TTC    1056Val Glu 
Pro Thr Gly Gly His Ala V
al Phe Leu Asp Ala Arg Ar
g Phe              340   
              345        
         350          TGT
 CCA CAC CTG ACG CAG GAT 
CAG TTC CCT GCG CAG AGC C
TG GCA GCC    1104Cys Pro
 His Leu Thr Gln Asp Gln 
Phe Pro Ala Gln Ser Leu A
la Ala          355      
           360           
      365              AG
C ATC TAT ATG GAA ACC GGC
 GTG CGA AGT ATG GAA CGT 
GGA ATT GTT    1152Ser Il
e Tyr Met Glu Thr Gly Val
 Arg Ser Met Glu Arg Gly 
Ile Val      370         
        375              
   380                  T
CC GCC GGT CGT AGC AAG GA
A ACG GGG GAG AAC CAT AGC
 CCC AAA CTG    1200Ser A
la Gly Arg Ser Lys Glu Th
r Gly Glu Asn His Ser Pro
 Lys Leu  385            
     390                 
395                 400  
GAG ACG GTA CGT CTC ACT A
TT CCA CGC CGT GTT TAC AC
T TAC GCG CAC    1248Glu 
Thr Val Arg Leu Thr Ile P
ro Arg Arg Val Tyr Thr Ty
r Ala His                
  405                 410
                 415     
 ATG GAT GTT ATT GCC GAT 
GGC ATC ATT AAA CTG TAC C
AG CAT AAA GAA    1296Met
 Asp Val Ile Ala Asp Gly 
Ile Ile Lys Leu Tyr Gln H
is Lys Glu              4
20                 425   
              430        
  GAT ATT CGT GGT CTG ACG
 TTT GTT TAC GAA CCT AAA 
CAA CTT CGC TTC    1344As
p Ile Arg Gly Leu Thr Phe
 Val Tyr Glu Pro Lys Gln 
Leu Arg Phe          435 
                440      
           445           
   TTT ACT GCG CGT TTT GA
C TTT ATT                
                    1368P
he Thr Ala Arg Phe Asp Ph
e Ile     450            
     455     配列番号:2 配列の長さ: 456残基 配列の型:アミノ酸 トポロジー: 直鎖状 配列の種類:タンパク質 配列 Met Asn Tyr Pro Ala Glu P
ro Phe Arg Ile Lys Ser Va
l Glu Thr Val   1        
       5                 
 10                  15  
   Ser Met Ile Ser Arg As
p Glu Arg Val Lys Lys Met
 Gln Glu Ala Gly         
     20                  
25                  30   
      Tyr Asn Thr Phe Leu
 Leu Asn Ser Lys Asp Ile 
Tyr Ile Asp Leu Leu      
    35                  4
0                  45    
         Thr Asp Ser Gly 
Thr Asn Ala Met Ser Asp L
ys Gln Trp Ala Gly Met   
   50                  55
                  60     
            Met Ile Gly A
sp Glu Ala Tyr Ala Gly Se
r Glu Asn Phe Tyr His Leu
  65                  70 
                 75      
            80 Glu Lys Th
r Val Lys Glu Leu Phe Gly
 Phe Lys His Ile Val Pro 
Thr                  85  
                90       
           95     His Gln
 Gly Arg Gly Ala Glu Asn 
Leu Leu Ser Gln Leu Ala I
le Lys             100   
              105        
         110         Pro 
Gly Gln Tyr Val Ala Gly A
sn Met Tyr Phe Thr Thr Th
r Arg Phe         115    
             120         
        125             H
is Gln Glu Lys Asn Gly Al
a Thr Phe Val Asp Ile Val
 Arg Asp Glu     130     
            135          
       140               
  Ala His Asp Ala Ser Leu
 Asn Leu Pro Phe Lys Gly 
Asn Ile Asp Leu 145      
           150           
      155                
 160 Asn Lys Leu Ala Thr 
Leu Ile Lys Glu Lys Gly A
la Glu Asn Ile Ala       
          165            
     170                 
175     Tyr Ile Cys Leu A
la Val Thr Val Asn Leu Al
a Gly Gly Gln Pro Val    
         180             
    185                 1
90         Ser Met Ala As
n Met Arg Ala Val His Glu
 Met Ala Ser Thr Tyr Gly 
        195              
   200                 20
5             Ile Lys Ile
 Tyr Tyr Asp Ala Thr Arg 
Cys Val Glu Asn Ala Tyr P
he     210               
  215                 220
                 Ile Lys 
Glu Gln Glu Ala Gly Tyr G
lu Asn Val Ser Ile Lys As
p Ile 225                
 230                 235 
                240 Val H
is Glu Met Phe Ser Tyr Al
a Asp Gly Cys Thr Met Ser
 Gly Lys                 
245                 250  
               255     Ly
s Asp Cys Leu Val Asn Ile
 Gly Gly Phe Leu Cys Met 
Asn Asp Glu             2
60                 265   
              270        
 Glu Met Phe Ser Ala Ala 
Lys Glu Leu Val Val Val T
yr Glu Gly Met         27
5                 280    
             285         
    Pro Ser Tyr Gly Gly L
eu Ala Gly Arg Asp Met Gl
u Ala Met Ala Ile     290
                 295     
            300          
       Gly Leu Arg Glu Al
a Met Gln Tyr Glu Tyr Ile
 Glu His Arg Val Lys 305 
                310      
           315           
      320 Gln Val Arg Tyr
 Leu Gly Asp Lys Leu Arg 
Glu Ala Gly Val Pro Ile  
               325       
          330            
     335     Val Glu Pro 
Thr Gly Gly His Ala Val P
he Leu Asp Ala Arg Arg Ph
e             340        
         345             
    350         Cys Pro H
is Leu Thr Gln Asp Gln Ph
e Pro Ala Gln Ser Leu Ala
 Ala         355         
        360              
   365             Ser Il
e Tyr Met Glu Thr Gly Val
 Arg Ser Met Glu Arg Gly 
Ile Val     370          
       375               
  380                 Ser
 Ala Gly Arg Ser Lys Glu 
Thr Gly Glu Asn His Ser P
ro Lys Leu 385           
      390                
 395                 400 
Glu Thr Val Arg Leu Thr I
le Pro Arg Arg Val Tyr Th
r Tyr Ala His            
     405                 
410                 415  
   Met Asp Val Ile Ala As
p Gly Ile Ile Lys Leu Tyr
 Gln His Lys Glu         
    420                 4
25                 430   
      Asp Ile Arg Gly Leu
 Thr Phe Val Tyr Glu Pro 
Lys Gln Leu Arg Phe      
   435                 44
0                 445    
         Phe Thr Ala Arg 
Phe Asp Phe Ile     450  
               455     配列
番号:3 配列の長さ: 1571塩基対 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:Genomic  DNA配列の特徴: NAME/KEY: CDS 存在位置: 176..1543 配列 GCGCGCATAG TGACGCGCTA TTT
TCACGCA TGATAAATCC CGCATG
ATGG TGTCGTATTA    60TTTC
CACCTC AATTCTGAGG TTATTGT
TAT ATCTTCCTGT GCATTTCATC
 TATGCACCAG   120ACTTATTC
GA CGCGCATTTT TCTGCGTATG 
AAAATGGATA ACTGGAGAAA TAA
AC ATG    178            
                         
                        M
et                       
                         
                 1  AAC T
AT CCT GCC GAG CCT TTC CG
C ATT AAA AGT GTT GAA ACC
 GTA TCA     226Asn Tyr P
ro Ala Glu Pro Phe Arg Il
e Lys Ser Val Glu Thr Val
 Ser                5    
              10         
         15          ATG 
ATC TCA CGC GAT GAG CGT G
TT AAA AAA ATG CAA GAA GC
G GGC TAT     274Met Ile 
Ser Arg Asp Glu Arg Val L
ys Lys Met Gln Glu Ala Gl
y Tyr           20       
           25            
      30              AAC
 ACG TTT TTA CTG AAT TCA 
AAG GAT ATC TAC ATC GAT C
TG CTG ACA     322Asn Thr
 Phe Leu Leu Asn Ser Lys 
Asp Ile Tyr Ile Asp Leu L
eu Thr       35          
        40               
   45                  GA
C AGC GGT ACA AAT GCC ATG
 AGT GAC AAG CAG TGG GCA 
GGG ATG ATG     370Asp Se
r Gly Thr Asn Ala Met Ser
 Asp Lys Gln Trp Ala Gly 
Met Met   50             
     55                  
60                  65  A
TT GGT GAT GAA GCC TAC GC
A GGC AGT GAA AAC TTC TAC
 CAT CTC GAA     418Ile G
ly Asp Glu Ala Tyr Ala Gl
y Ser Glu Asn Phe Tyr His
 Leu Glu                 
  70                  75 
                 80      
AAA ACG GTG AAA GAG TTG T
TT GGT TTC AAA CAC ATC GT
T CCA ACC CAC     466Lys 
Thr Val Lys Glu Leu Phe G
ly Phe Lys His Ile Val Pr
o Thr His               8
5                  90    
              95         
 CAG GGA CGC GGG GCG GAA 
AAC CTG CTC TCG CAG CTG G
CC ATT AAG CCC     514Gln
 Gly Arg Gly Ala Glu Asn 
Leu Leu Ser Gln Leu Ala I
le Lys Pro          100  
               105       
          110            
  GGT CAA TAT GTC GCA GGA
 AAT ATG TAC TTT ACA ACA 
ACC CGC TTC CAT     562Gl
y Gln Tyr Val Ala Gly Asn
 Met Tyr Phe Thr Thr Thr 
Arg Phe His      115     
            120          
       125               
   CAG GAA AAA AAT GGC GC
A ACC TTT GTG GAT ATT GTC
 CGC GAT GAA GCA     610G
ln Glu Lys Asn Gly Ala Th
r Phe Val Asp Ile Val Arg
 Asp Glu Ala  130        
         135             
    140                 1
45  CAT GAC GCC AGC CTG A
AT CTC CCC TTT AAA GGT AA
T ATT GAC CTG AAT     658
His Asp Ala Ser Leu Asn L
eu Pro Phe Lys Gly Asn Il
e Asp Leu Asn            
      150                
 155                 160 
     AAA TTA GCG ACG CTC 
ATT AAA GAA AAA GGC GCC G
AG AAC ATC GCC TAT     70
6Lys Leu Ala Thr Leu Ile 
Lys Glu Lys Gly Ala Glu A
sn Ile Ala Tyr           
   165                 17
0                 175    
      ATC TGC CTT GCG GTC
 ACC GTG AAT CTG GCG GGT 
GGG CAG CCT GTT TCA     7
54Ile Cys Leu Ala Val Thr
 Val Asn Leu Ala Gly Gly 
Gln Pro Val Ser          
180                 185  
               190       
       ATG GCG AAT ATG CG
T GCC GTA CAT GAA ATG GCC
 AGC ACG TAT GGC ATT     
802Met Ala Asn Met Arg Al
a Val His Glu Met Ala Ser
 Thr Tyr Gly Ile      195
                 200     
            205          
        AAG ATC TAT TAC G
AT GCT ACC CGT TGC GTT GA
A AAT GCC TAT TTT ATC    
 850Lys Ile Tyr Tyr Asp A
la Thr Arg Cys Val Glu As
n Ala Tyr Phe Ile  210   
              215        
         220             
    225  AAA GAG CAG GAG 
GCG GGC TAC GAG AAC GTC A
GT ATC AAA GAT ATC GTG   
  898Lys Glu Gln Glu Ala 
Gly Tyr Glu Asn Val Ser I
le Lys Asp Ile Val       
           230           
      235                
 240      CAT GAA ATG TTC
 AGC TAT GCC GAT GGG TGC 
ACC ATG AGC GGT AAA AAA  
   946His Glu Met Phe Ser
 Tyr Ala Asp Gly Cys Thr 
Met Ser Gly Lys Lys      
        245              
   250                 25
5          GAT TGT CTG GT
G AAT ATC GGC GGC TTC TTG
 TGT ATG AAC GAT GAG GAG 
    994Asp Cys Leu Val As
n Ile Gly Gly Phe Leu Cys
 Met Asn Asp Glu Glu     
     260                 
265                 270  
            ATG TTC TCA G
CG GCA AAA GAG TTG GTT GT
C GTT TAT GAA GGT ATG CCG
    1042Met Phe Ser Ala A
la Lys Glu Leu Val Val Va
l Tyr Glu Gly Met Pro    
  275                 280
                 285     
             TCA TAC GGC 
GGG CTG GCC GGT CGG GAT A
TG GAA GCA ATG GCT ATT GG
G    1090Ser Tyr Gly Gly 
Leu Ala Gly Arg Asp Met G
lu Ala Met Ala Ile Gly  2
90                 295   
              300        
         305  CTA CGT GAA
 GCC ATG CAG TAT GAA TAT 
ATT GAA CAT CGG GTC AAA C
AG    1138Leu Arg Glu Ala
 Met Gln Tyr Glu Tyr Ile 
Glu His Arg Val Lys Gln  
                310      
           315           
      320      GTG CGC TA
T CTG GGC GAT AAA CTC CGT
 GAA GCC GGC GTA CCC ATT 
GTT    1186Val Arg Tyr Le
u Gly Asp Lys Leu Arg Glu
 Ala Gly Val Pro Ile Val 
             325         
        330              
   335          GAA CCG A
CG GGC GGA CAT GCG GTA TT
T CTT GAT GCT CGT CGT TTC
 TGT    1234Glu Pro Thr G
ly Gly His Ala Val Phe Le
u Asp Ala Arg Arg Phe Cys
          340            
     345                 
350              CCA CAC 
CTG ACG CAG GAT CAG TTC C
CT GCG CAG AGC CTG GCA GC
C AGC    1282Pro His Leu 
Thr Gln Asp Gln Phe Pro A
la Gln Ser Leu Ala Ala Se
r      355               
  360                 365
                  ATC TAT
 ATG GAA ACC GGC GTG CGA 
AGT ATG GAA CGT GGA ATT G
TT TCC    1330Ile Tyr Met
 Glu Thr Gly Val Arg Ser 
Met Glu Arg Gly Ile Val S
er  370                 3
75                 380   
              385  GCC GG
T CGT AGC AAG GAA ACG GGG
 GAG AAC CAT AGC CCC AAA 
CTG GAG    1378Ala Gly Ar
g Ser Lys Glu Thr Gly Glu
 Asn His Ser Pro Lys Leu 
Glu                  390 
                395      
           400      ACG G
TA CGT CTC ACT ATT CCA CG
C CGT GTT TAC ACT TAC GCG
 CAC ATG    1426Thr Val A
rg Leu Thr Ile Pro Arg Ar
g Val Tyr Thr Tyr Ala His
 Met              405    
             410         
        415          GAT 
GTT ATT GCC GAT GGC ATC A
TT AAA CTG TAC CAG CAT AA
A GAA GAT    1474Asp Val 
Ile Ala Asp Gly Ile Ile L
ys Leu Tyr Gln His Lys Gl
u Asp          420       
          425            
     430              ATT
 CGT GGT CTG ACG TTT GTT 
TAC GAA CCT AAA CAA CTT C
GC TTC TTT    1522Ile Arg
 Gly Leu Thr Phe Val Tyr 
Glu Pro Lys Gln Leu Arg P
he Phe      435          
       440               
  445                  AC
T GCG CGT TTT GAC TTT ATT
 TAATACAACC CTGGCCCCGC AG
GGGGCC         1571Thr Al
a Arg Phe Asp Phe Ile    
                         
   450                 45
5                        
            配列番号:4 配列の長さ: 31塩基 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー: 直鎖状 配列の種類:Genomic  DNA配列 CCCGGGTATC AACACTGTTA CTG
GAGAAAC A                
                   31配列番号
:5 配列の長さ: 37塩基 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー: 直鎖状 配列の種類:Genomic  DNA配列 TATGTTTCTC CAGTAACAGT GTT
GATACCC GGGGTAC          
                   37配列番号
:6 配列の長さ: 25塩基 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー: 直鎖状 配列の種類:Genomic  DNA配列 GGATAGTTCA TATGTATTTC TCC
AG                       
                   25
【図面の簡単な説明】
【図1】組換え体プラスミド  pEH2  の中のエ
ルビニア・ヘルビコーラ(Erwinia  herb
icoladii)由来の挿入DNA部分の制限酵素切
断地図とチロシンフェノ−ル・リア−ゼ遺伝子のおおよ
その位置を示した図である。
【図2】チロシンフェノ−ル・リア−ゼ遺伝子のDNA
塩基配列とチロシンフェノ−ル・リア−ゼのアミノ酸配
列を示した図である。
【図3】組換え体プラスミド  pEH21の制限酵素
切断地図を示した図である。
【図4】組換え体プラスミド  pCE26の制限酵素
切断地図を示した図である。
JP6156091A 1990-03-31 1991-03-26 チロシンフェノ−ル・リア−ゼをコ−ドする遺伝子とその利用方法 Expired - Lifetime JP2999005B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6156091A JP2999005B2 (ja) 1990-03-31 1991-03-26 チロシンフェノ−ル・リア−ゼをコ−ドする遺伝子とその利用方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8299290 1990-03-31
JP2-82992 1990-03-31
JP6156091A JP2999005B2 (ja) 1990-03-31 1991-03-26 チロシンフェノ−ル・リア−ゼをコ−ドする遺伝子とその利用方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04218380A true JPH04218380A (ja) 1992-08-07
JP2999005B2 JP2999005B2 (ja) 2000-01-17

Family

ID=26402606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6156091A Expired - Lifetime JP2999005B2 (ja) 1990-03-31 1991-03-26 チロシンフェノ−ル・リア−ゼをコ−ドする遺伝子とその利用方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2999005B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006320238A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Mitsui Chemicals Inc 変異型チロシンフェノール・リアーゼ
WO2012067174A1 (ja) 2010-11-18 2012-05-24 グリーンフェノール・高機能フェノール樹脂製造技術研究組合 コリネ型細菌形質転換体及びそれを用いるフェノールの製造方法
US9328361B2 (en) 2010-09-08 2016-05-03 Green Phenol Development Co., Ltd. Coryneform bacterium transformant and process for producing phenol using the same
CN114250237A (zh) * 2020-09-23 2022-03-29 浙江工业大学 一种酪氨酸酚裂解酶突变体、工程菌及在催化合成左旋多巴中的应用

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006320238A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Mitsui Chemicals Inc 変異型チロシンフェノール・リアーゼ
US9328361B2 (en) 2010-09-08 2016-05-03 Green Phenol Development Co., Ltd. Coryneform bacterium transformant and process for producing phenol using the same
JP5932649B2 (ja) * 2010-09-08 2016-06-08 グリーンフェノール開発株式会社 コリネ型細菌形質転換体及びそれを用いるフェノールの製造方法
WO2012067174A1 (ja) 2010-11-18 2012-05-24 グリーンフェノール・高機能フェノール樹脂製造技術研究組合 コリネ型細菌形質転換体及びそれを用いるフェノールの製造方法
US8846367B2 (en) 2010-11-18 2014-09-30 Green Phenol Development Co., Ltd. Coryneform bacterium transformant and process for producing phenol using the same
CN114250237A (zh) * 2020-09-23 2022-03-29 浙江工业大学 一种酪氨酸酚裂解酶突变体、工程菌及在催化合成左旋多巴中的应用
CN114250237B (zh) * 2020-09-23 2024-05-03 浙江工业大学 一种酪氨酸酚裂解酶突变体、工程菌及在催化合成左旋多巴中的应用

Also Published As

Publication number Publication date
JP2999005B2 (ja) 2000-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5807730A (en) Nitrile hydratase
JP2001506130A (ja) N−アセチル−l−ホスフィノスリシンに対して特異性を有するアミノ酸デアセチラーゼをコードする新規遺伝子、その単離およびその使用
JPH04228079A (ja) セファロスポリン・アセチルハイドロラーゼ遺伝子および該遺伝子にコードされるタンパク質
JPH04211379A (ja) ニトリルヒドラターゼ活性を有するポリペプチドをコードする遺伝子dna、これを含有する形質転換体
Flachmann et al. Molecular biology of pyridine nucleotide biosynthesis in Escherichia coli: cloning and characterization of quinolinate synthesis genes nadA and nadB
US20060177919A1 (en) Process for the preparation of (S) - or (R) -3,3,3- trifluoro-2-hydroxy-2-methylpropionic acid
DE69030615T2 (de) Neue Polypeptide, DNA-Sequenzen, die deren Expression erlauben, Verfahren zur Vorbereitung und Verwendung
JP2840253B2 (ja) ニトリルヒドラターゼ活性を有するポリペプチドをコードする遺伝子dna、これを含有する形質転換体によるニトリル類からアミド類の製造法
JPH07508169A (ja) D−n−カルバモイル−アミノ酸アミドヒドロラーゼおよびヒダントイナーゼ
JPH04218380A (ja) チロシンフェノ−ル・リア−ゼをコ−ドする遺伝子とその利用方法
AU630387B2 (en) A method of site-specific mutagenesis of dna and development of plasmid vectors
JP2754975B2 (ja) ファルネシル二リン酸合成酵素およびそれをコードするdna配列
JPS6374488A (ja) 7−アミノセフアロスポラン酸およびその誘導体の製造法
Hasegawa et al. Cloning and expression of the N, N-dimethylformamidase gene from Alcaligenes sp. strain KUFA-1
US5427934A (en) Genetic engineering process for the production of S-(+)-2,2-dimethylcyclopropanecarboxamide by microorganisms
US5260198A (en) Cloned tyrosine phenol-lyase gene, recombinant plasmid containing the same and escherichia coli transformed with the same
JPH11137254A (ja) バチルス属細菌由来のトランスグルタミナーゼの製造法
EP1070132B1 (de) Rekombinante l-n-carbamoylase aus arthrobacter aurescens, verfahren zur herstellung von l-aminosäuren mittels dieser
EP0394479A1 (en) Gene coding for tyrosine phenol-lyase and its utilization
JPH0249590A (ja) 耐熱性トリプトファンシンターゼをコードする遺伝子とその利用
Asano et al. Mutants of d-aminopeptidase with increased thermal stability
JP3012919B2 (ja) アミノアシラーゼおよびカルボキシペプチダーゼ活性を有する耐熱性酵素、及びそれをコードする遺伝子
JPH11313683A (ja) 新規キシロシダーゼ遺伝子、ベクター、それを用いた形質転換体及びその利用
EP0747478A1 (en) Dna encoding maleate isomerase and use of the same
JPH08238087A (ja) サルコシンオキシダーゼおよびその製造法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081105

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091105

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101105

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111105

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111105

Year of fee payment: 12