JPH0421646Y2 - - Google Patents

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JPH0421646Y2
JPH0421646Y2 JP15674987U JP15674987U JPH0421646Y2 JP H0421646 Y2 JPH0421646 Y2 JP H0421646Y2 JP 15674987 U JP15674987 U JP 15674987U JP 15674987 U JP15674987 U JP 15674987U JP H0421646 Y2 JPH0421646 Y2 JP H0421646Y2
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JP
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jet
nozzle
solder
printed circuit
molten solder
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JP15674987U
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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Molten Solder (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はプリント基板のはんだ付けを行う噴流
はんだ槽に関する。
[従来の技術] プリント基板のはんだ付けは、プリント基板の
裏面にフラツクスを塗布し、予備加熱しが後、噴
流している溶融はんだに接触させることにより行
われる。従つて、プリント基板が溶融はんだに接
触する時、適正な接触状態になつていないとはん
だ付け不良や基板に対して悪影響を与える。たと
えば、プリント基板が噴流する溶融はんだに十分
接触できない場合は未はんだ箇所が発生し、また
プリント基板が溶融はんだに深く浸漬されてしま
うとプリント基板の表面に溶融はんだを被つてし
まい不必要な箇所にはんだを付着させるばかりで
なく、表面に搭載された電子部品を熱損傷させて
しまう。特に近時のプリント基板は電子機器の小
型化傾向から非常に薄いものが用いられてきてお
り、適正な溶融はんだへの接触が難しくなつてき
ている。
プリント基板を適正な状態で溶融はんだに接触
させるためには噴流している溶融はんだの液面を
正確に測定し、それに合わせて噴流高さを調整し
なければならない。従来より噴流はんだ槽の液面
を測定する方法、装置として特開昭62−38306号、
同62−38760号、同62−38763号、実開昭60−
52667号、同60−136869号、同60−141954号、同
61−63365号等が提案されていた。
[考案が解決しようとする問題点] 実開昭60−136869号、同61−63365号は、噴流
はんだ槽のノズル部周辺にある溶融はんだの液面
を測定するものであり、実際の噴流頂部を測定し
ていないため、プリント基板を適正に接触させる
噴流状態を得られない。
特開昭62−38306号、同62−38760号、同62−
38763号、実開昭60−52667号、同60−141954号
は、実際にプリント基板と接触する噴流頂部の波
高を測定するため実情に即した測定といえる。し
かるに斯様に噴流頂部の波高を測定するには、セ
ンサーを噴流ノズルの上部に設置しなければなら
ないが、フロート式や接触針式のようなセンサー
ではプリント基板通過の邪魔となつてしまう。そ
のため、噴流ノズルの上部にこの様なセンサーを
設置する場合、ノズルを長くしてプリント基板の
通過に邪魔にならないところにセンサーを置いて
いた。しかしながらノズルを長くすることは、は
んだ槽自体が大きくなり、はんだの投入量が多く
なるばかりかヒーターの電気使用量も増えるとい
う不経済なものとなる。
また、センサーとして特開昭62−38760号や実
開昭60−141954号のように光源と受光装置を使用
するものでは、これらの装置を噴流ノズルから離
して設置できるため、プリント基板通過の邪魔と
はならないが、光を使うものは、プリント基板が
光を遮つている間は噴流はんだの波高測定はでき
ないという欠点があつた。
さらに、噴流はんだの波高を直接測定する場
合、噴流はんだがチツプ部品搭載プリント基板用
に粗れた波となつたものでは、噴流頂部が常に変
化する凹凸となつているため如何なるセンサーを
使つても正確な波高の測定ができなかつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案者は、二つの容器をパイプで連通させた
場合、これらの中に入れた液体は同一レベルにな
るということに着目して本考案を完成させた。
本考案の特徴とするところは、ポンプでダクト
を通して送られてくる溶融はんだをノズル本体の
噴出口から噴流させてプリント基板のはんだ付け
を行う噴流はんだ槽において、ノズル本体の近傍
にはノズル本体またはダクトに接続されていてポ
ンプで送られてくる溶融はんだを流入させること
のできる液面測定用のサブノズルが立設されてい
る噴流はんだ槽である。
[実施例] ノズル本体1は上部が狭くなつた噴出口2を形
成し、下方にダクト3が設置されている。ダクト
3は端部上面が開口4となつており、該開口から
はダクト内に噴流ポンプ5が挿入されている。噴
流ポンプの軸杆6は溶融はんだSの液面上に出て
いて、軸杆上部のプーリ7がはんだ槽8の外部に
取り付けられたモーター9とベルト10により連
続している。また、ノズル本体1の側面には導管
11が設置されており、その先端は立上つたサブ
ノズル12となつている。サブノズル12には適
宜な液面センサー13が設置される。液面センサ
ーは液面の高さを測定するもので、電磁波を使つ
た近接センサー、光源とカメラを組合わせた光電
装置、液面との電気的導通状態をみる接触針、液
面に浮かべて上下動を測るフルート等である。
なお、実施例では、サブノズルはノズル本体に
接続したものを示したが、サブノズルはダクトに
接続してもよい。
次に上記構造を有する本考案噴流はんだ槽にお
ける液面測定について説明する。
噴流ポンプ5をモーター9で回動下せると、溶
融はんだは第2図に示す如く、ダクトの開口4か
らダクト内の吸い込まれ、ダクト3を通つてノズ
ル本体1に流入する。ノズル本体に流入した溶融
はんだは噴出口2と導管11方向に流動し、噴出
口2から噴流してこの上方を通過するプリント基
板と接触し、プリント基板に付着する。導管11
に流入した溶融はんだは立上つたサブノズルから
噴流する。この時、ノズル本体の噴出口2から噴
流する溶融はんだの液面高さと、サブノズルから
噴流する溶融はんだの液面高さは略同一となる。
これは、導管で連通させた二つの容器に入れた液
体が同一の液面高さとなるからである。
斯様にしてサブノズルでの溶融はんだの液面高
さを測定したならば、それを電気的信号にしてポ
ンプを回動させるモーターに伝え、モーターの回
転を調整することにより常にプリント基板に対し
て適正なはんだ付けが行える液面高さを得ること
ができる。
[考案の効果] 本考案噴流はんだ槽は、噴流はんだの液面高さ
を測定するサブノズルを設けたため、液面センサ
ーがプリント基板通過の邪魔とならず、またノズ
ル噴出口を長くする必要がないため、はんだ槽は
小さくて済み、さらにまたはんだ付けを行う噴流
はんだが粗れた波となつていてもハブノズルでは
穏やかな噴流であるためセンサーでの測定が正確
に行える等、従来にない優れた効果を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案噴流はんだ槽の要部斜視図、第
2図は本考案噴流はんだ槽の正面中央断面図、第
3図は同平面図である。 1……ノズル本体、2……噴出口、3……ダク
ト、5……ポンプ、12……サブノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポンプでダクトを通して送られてくる溶融はん
    だをノズル本体の噴出口から噴流させてプリント
    基板のはんだ付けを行う噴流はんだ槽において、
    ノズル本体の近傍にはノズル本体またはダクトに
    接続されていてポンプで送られてくる溶融はんだ
    を流入させることのできる液面測定用のサブノズ
    ルが立設されていることを特徴とする噴流はんだ
    槽。
JP15674987U 1987-10-15 1987-10-15 Expired JPH0421646Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15674987U JPH0421646Y2 (ja) 1987-10-15 1987-10-15

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15674987U JPH0421646Y2 (ja) 1987-10-15 1987-10-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0160765U JPH0160765U (ja) 1989-04-18
JPH0421646Y2 true JPH0421646Y2 (ja) 1992-05-18

Family

ID=31435567

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JP15674987U Expired JPH0421646Y2 (ja) 1987-10-15 1987-10-15

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JP (1) JPH0421646Y2 (ja)

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JPH0160765U (ja) 1989-04-18

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