JPH04215479A - Mos半導体装置の製造方法 - Google Patents
Mos半導体装置の製造方法Info
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- JPH04215479A JPH04215479A JP41040390A JP41040390A JPH04215479A JP H04215479 A JPH04215479 A JP H04215479A JP 41040390 A JP41040390 A JP 41040390A JP 41040390 A JP41040390 A JP 41040390A JP H04215479 A JPH04215479 A JP H04215479A
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- Japan
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- oxide film
- selective oxide
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- gate electrode
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Links
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Landscapes
- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MOS半導体装置の製
造方法、特に素子形成領域間を選択酸化膜で分離したL
DD構造のMOS半導体装置の製造方法に関する。
造方法、特に素子形成領域間を選択酸化膜で分離したL
DD構造のMOS半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LDD構造のMOSFETはゲート電極
の側面にサイドウォールを有し、該サイドウォール下に
はこれの形成前に形成したライトドープドレイン領域、
ライトドープソース領域を有しており、ホットキャリア
の発生を防ぐようになっている。
の側面にサイドウォールを有し、該サイドウォール下に
はこれの形成前に形成したライトドープドレイン領域、
ライトドープソース領域を有しており、ホットキャリア
の発生を防ぐようになっている。
【0003】しかしながら、従来のLDD構造のMOS
FETは選択酸化膜の側面にはサイドウォールを有して
いない。なぜならば、選択酸化膜の側面はゲート電極の
側面のように半導体基板に対して垂直になっておらず、
なだらかな勾配をもって傾斜しているにすぎないので、
サイドウォール工程によってもサイドウォールが形成さ
れないからである。
FETは選択酸化膜の側面にはサイドウォールを有して
いない。なぜならば、選択酸化膜の側面はゲート電極の
側面のように半導体基板に対して垂直になっておらず、
なだらかな勾配をもって傾斜しているにすぎないので、
サイドウォール工程によってもサイドウォールが形成さ
れないからである。
【0004】従って、選択酸化膜下には中央部であろう
が素子形成領域端部であろうが素子形成領域と同じ導電
型でそれより濃度の高いチャンネルストッパができてお
り、それが高濃度のドレイン領域と直接接した構成を有
していた。
が素子形成領域端部であろうが素子形成領域と同じ導電
型でそれより濃度の高いチャンネルストッパができてお
り、それが高濃度のドレイン領域と直接接した構成を有
していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、高濃度のド
レイン領域と、それと逆導電型のチャンネルストッパが
直接接すると、その間に形成される接合の容量が大きく
なる。というのは、互いに逆導電型の半導体領域間に同
じ逆バイアス電圧により生じる接合部の空乏層の拡がり
が、その両半導体領域の濃度が高くなる程小さくなり、
その結果両領域間の静電容量が大きくなるからである。 これはMOSFETの性能を低くする要因となるので無
視できない問題となる。特に、FETのサイズが小さく
なるに伴ってソース、ドレイン領域の面積に対する周囲
長の比が大きくなるので、ソース、ドレイン領域とチャ
ンネルストッパとの間に生じる接合の寄生容量を小さく
することの重要性が大きいのである。また、高濃度のチ
ャンネルストッパと、高濃度のソース領域、ドレイン領
域とが接することによってこの接触部分でアバランシェ
マルチプリケーションが起き易く、即ち、ホットキャリ
アが起き易くなるのでトランジスタの特性が劣化し易く
なるという問題もあった。
レイン領域と、それと逆導電型のチャンネルストッパが
直接接すると、その間に形成される接合の容量が大きく
なる。というのは、互いに逆導電型の半導体領域間に同
じ逆バイアス電圧により生じる接合部の空乏層の拡がり
が、その両半導体領域の濃度が高くなる程小さくなり、
その結果両領域間の静電容量が大きくなるからである。 これはMOSFETの性能を低くする要因となるので無
視できない問題となる。特に、FETのサイズが小さく
なるに伴ってソース、ドレイン領域の面積に対する周囲
長の比が大きくなるので、ソース、ドレイン領域とチャ
ンネルストッパとの間に生じる接合の寄生容量を小さく
することの重要性が大きいのである。また、高濃度のチ
ャンネルストッパと、高濃度のソース領域、ドレイン領
域とが接することによってこの接触部分でアバランシェ
マルチプリケーションが起き易く、即ち、ホットキャリ
アが起き易くなるのでトランジスタの特性が劣化し易く
なるという問題もあった。
【0006】本発明はこのような問題点を解決すべく為
されたものであり、高濃度のソース、ドレイン領域が直
接的に高濃度のチャンネルストッパと接しないようにす
ることのできる新規なMOS半導体装置の製造方法を提
供することを目的とする。
されたものであり、高濃度のソース、ドレイン領域が直
接的に高濃度のチャンネルストッパと接しないようにす
ることのできる新規なMOS半導体装置の製造方法を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明MOS半導体装置
の製造方法は、ライトドープ工程よりも前に選択酸化膜
の素子形成領域側の端部(バーズビーク)をエッチング
により除去する工程を設け、ライトドープ工程で選択酸
化膜のエッチング部分下に存在しているチャンネルスト
ッパ端部にそれと逆導電型の不純物がドープされてそこ
の不純物濃度が低くなるようにしたことを特徴とする。
の製造方法は、ライトドープ工程よりも前に選択酸化膜
の素子形成領域側の端部(バーズビーク)をエッチング
により除去する工程を設け、ライトドープ工程で選択酸
化膜のエッチング部分下に存在しているチャンネルスト
ッパ端部にそれと逆導電型の不純物がドープされてそこ
の不純物濃度が低くなるようにしたことを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、本発明MOS半導体装置の製造方法を
、図示実施例に従って詳細に説明する。図1乃至図6は
本発明MOS半導体装置の製造方法の一つの実施例を工
程順に示す断面図である。 (1)p型あるいはn型半導体基板1の表面に形成され
たp型ウエル2のフィールド領域にp+ 型チャンネル
ストッパ5を形成した後、該フィールド領域表面部を選
択的に加熱酸化することにより選択酸化膜3を形成する
。 3aは選択酸化膜3のバーズビークと称される端部であ
る。選択酸化膜3形成後、該選択酸化膜3で囲繞された
素子形成領域の表面にゲート絶縁膜4を形成する。図1
はゲート絶縁膜4形成後の状態を示す。 (2)次に、多結晶シリコン層のCVD及びそれに対す
る選択的エッチングにより図2に示すようにゲート電極
6を形成する。
、図示実施例に従って詳細に説明する。図1乃至図6は
本発明MOS半導体装置の製造方法の一つの実施例を工
程順に示す断面図である。 (1)p型あるいはn型半導体基板1の表面に形成され
たp型ウエル2のフィールド領域にp+ 型チャンネル
ストッパ5を形成した後、該フィールド領域表面部を選
択的に加熱酸化することにより選択酸化膜3を形成する
。 3aは選択酸化膜3のバーズビークと称される端部であ
る。選択酸化膜3形成後、該選択酸化膜3で囲繞された
素子形成領域の表面にゲート絶縁膜4を形成する。図1
はゲート絶縁膜4形成後の状態を示す。 (2)次に、多結晶シリコン層のCVD及びそれに対す
る選択的エッチングにより図2に示すようにゲート電極
6を形成する。
【0009】(3)次に、選択酸化膜3のその端部(バ
ーズビーク)3aを除いた部分をレジスト膜7でマスク
し、該レジスト膜7及びゲート電極6をマスクとして絶
縁膜をエッチングする。従って、図3に示すように、選
択酸化膜3の端部(バーズビーク)3a及びゲート絶縁
膜4のゲート電極6下以外にある部分が除去される。 (4)次に、n型不純物をイオン打込みすることにより
ライトドープソース領域8及びライトドープドレイン領
域9を形成する。このとき、n型不純物がチャンネルス
トッパ5の素子形成領域側の端部5a、即ち、図2に示
す第2の工程の段階まで選択酸化膜3のバーズビーク3
a下に位置しており図3に示す第3の工程によりバーズ
ビーク3aを除去した結果露出するに至った部分5aに
もドープされる。従って、該部分5aは、図4に示すよ
うに、p− 型領域となる。即ち、p+ 型チャンネル
ストッパ5よりも不純物濃度が低くなる。このように、
p− 型領域5aが、ライトドープソース領域8及びラ
イトドープドレイン領域9と、p+ 型チャンネルスト
ッパ5との間に介在することとなるのである。
ーズビーク)3aを除いた部分をレジスト膜7でマスク
し、該レジスト膜7及びゲート電極6をマスクとして絶
縁膜をエッチングする。従って、図3に示すように、選
択酸化膜3の端部(バーズビーク)3a及びゲート絶縁
膜4のゲート電極6下以外にある部分が除去される。 (4)次に、n型不純物をイオン打込みすることにより
ライトドープソース領域8及びライトドープドレイン領
域9を形成する。このとき、n型不純物がチャンネルス
トッパ5の素子形成領域側の端部5a、即ち、図2に示
す第2の工程の段階まで選択酸化膜3のバーズビーク3
a下に位置しており図3に示す第3の工程によりバーズ
ビーク3aを除去した結果露出するに至った部分5aに
もドープされる。従って、該部分5aは、図4に示すよ
うに、p− 型領域となる。即ち、p+ 型チャンネル
ストッパ5よりも不純物濃度が低くなる。このように、
p− 型領域5aが、ライトドープソース領域8及びラ
イトドープドレイン領域9と、p+ 型チャンネルスト
ッパ5との間に介在することとなるのである。
【0010】(5)次に、SiO2 のCVD及び該C
VD膜に対する異方性エッチングにより図5に示すよう
に、サイドウォール10は、ゲート電極6の側面のみな
らず選択酸化膜3の側面にも形成される。該サイドウォ
ール10が選択酸化膜3の側面にも形成されるのは、バ
ーズビーク3aのエッチングにより選択酸化膜3の側面
が半導体基板表面に対して急峻な垂直な面となったから
である。 (6)その後、再度n型不純物をドープすることにより
図6に示すようにn+型ソース領域12及びドレイン領
域13を形成する。11はp− 型の領域5aのサイド
ウォール10から逸れた部分にn型不純物がドープされ
たことにより生じたn− 型領域である。この領域11
は、p型ウエル2の不純物濃度、チャンネルストッパ5
の不純物濃度、ライトドープソース領域8、ライトドレ
イン領域9の不純物濃度、ソース領域12、ドレイン領
域13の間の不純物濃度の関係で、n− 型になる場合
もあればp− 型になる場合もあるがいずれにせよ不純
物濃度は低くなり、奏する効果に違いはない。
VD膜に対する異方性エッチングにより図5に示すよう
に、サイドウォール10は、ゲート電極6の側面のみな
らず選択酸化膜3の側面にも形成される。該サイドウォ
ール10が選択酸化膜3の側面にも形成されるのは、バ
ーズビーク3aのエッチングにより選択酸化膜3の側面
が半導体基板表面に対して急峻な垂直な面となったから
である。 (6)その後、再度n型不純物をドープすることにより
図6に示すようにn+型ソース領域12及びドレイン領
域13を形成する。11はp− 型の領域5aのサイド
ウォール10から逸れた部分にn型不純物がドープされ
たことにより生じたn− 型領域である。この領域11
は、p型ウエル2の不純物濃度、チャンネルストッパ5
の不純物濃度、ライトドープソース領域8、ライトドレ
イン領域9の不純物濃度、ソース領域12、ドレイン領
域13の間の不純物濃度の関係で、n− 型になる場合
もあればp− 型になる場合もあるがいずれにせよ不純
物濃度は低くなり、奏する効果に違いはない。
【0011】尚、図6に示すようにソース領域12、ド
レイン領域13を形成した後は、図示はしないが通常の
MOS半導体装置の製造方法と同様の方法で層間絶縁膜
を形成し、コンタクトホールを形成し、電極を形成すれ
ば良い。図7はMOSFETの平面構造を示す図であり
、具体的には、左下隅部に小さく示したセルの円で囲ん
だ部分を拡大して示す。
レイン領域13を形成した後は、図示はしないが通常の
MOS半導体装置の製造方法と同様の方法で層間絶縁膜
を形成し、コンタクトホールを形成し、電極を形成すれ
ば良い。図7はMOSFETの平面構造を示す図であり
、具体的には、左下隅部に小さく示したセルの円で囲ん
だ部分を拡大して示す。
【0012】このようなMOS半導体装置の製造方法に
よれば、n+ 型ソース領域12、n+ 型ドレイン領
域13と、p+ 型チャンネルストッパ5との間にそれ
よりも不純物濃度が低い領域11及び5が介在するので
、その間に生じる接合の逆バイアス電圧による空乏層の
延びはより大きくなる。従って、その間の寄生容量が小
さくなる。これは、ソース領域12、ドレイン領域13
の周辺の接合容量が小さくなることを意味する。そして
、素子サイズが微細化すればする程ソース領域12、ド
レイン領域13の接合容量全体に占める側面の接合容量
の比が大きくなるので、本MOS半導体装置の製造方法
の意義は素子の微細化が進む程大きくなるのである。ま
た、n+ 型ソース領域12、n+ 型ドレイン領域1
3と、p+ 型チャンネルストッパ5との間にそれより
も不純物濃度が低い領域11及び5が介在することは、
ホットキャリアを発生しにくくするのである。
よれば、n+ 型ソース領域12、n+ 型ドレイン領
域13と、p+ 型チャンネルストッパ5との間にそれ
よりも不純物濃度が低い領域11及び5が介在するので
、その間に生じる接合の逆バイアス電圧による空乏層の
延びはより大きくなる。従って、その間の寄生容量が小
さくなる。これは、ソース領域12、ドレイン領域13
の周辺の接合容量が小さくなることを意味する。そして
、素子サイズが微細化すればする程ソース領域12、ド
レイン領域13の接合容量全体に占める側面の接合容量
の比が大きくなるので、本MOS半導体装置の製造方法
の意義は素子の微細化が進む程大きくなるのである。ま
た、n+ 型ソース領域12、n+ 型ドレイン領域1
3と、p+ 型チャンネルストッパ5との間にそれより
も不純物濃度が低い領域11及び5が介在することは、
ホットキャリアを発生しにくくするのである。
【0013】尚、図2に示したところのゲート電極6を
形成する工程と、図3に示したところの選択酸化膜3の
バーズビーク3aを除去する工程との順序を逆にしても
良い。即ち、バーズビーク3aを除去した後、ゲート電
極6を形成するようにしても良い。但し、バーズビーク
3aを除去した後、ゲート電極6をCVDにより形成す
るとCVD膜がバーズビーク除去により生じた段部上に
スムーズに成長しなくなりプロセス制御が難しくなる虞
れがあるので、どちらかといえば、図1乃至図6に示す
実施例のようにゲート電極6形成後バーズビーク3aを
除去する方が良い。
形成する工程と、図3に示したところの選択酸化膜3の
バーズビーク3aを除去する工程との順序を逆にしても
良い。即ち、バーズビーク3aを除去した後、ゲート電
極6を形成するようにしても良い。但し、バーズビーク
3aを除去した後、ゲート電極6をCVDにより形成す
るとCVD膜がバーズビーク除去により生じた段部上に
スムーズに成長しなくなりプロセス制御が難しくなる虞
れがあるので、どちらかといえば、図1乃至図6に示す
実施例のようにゲート電極6形成後バーズビーク3aを
除去する方が良い。
【0014】
【発明の効果】本発明MOS半導体装置の製造方法は、
素子形成領域の表面にゲート絶縁膜が形成され、該素子
形成領域を下側にチャンネルストッパを有する選択酸化
膜により囲繞した半導体基板上に素子形成領域上をよぎ
るゲート電極を形成する工程と、上記選択酸化膜の素子
形成領域側の端部(バーズビーク)を選択的にエッチン
グする工程と、上記ゲート電極及び選択酸化膜をマスク
として素子形成領域と逆導電型の不純物をイオン打込み
してソース及びドレインのライトドープ領域を形成する
工程と、上記ゲート電極及び選択酸化膜の側面にサイド
ウォールを形成する工程と、上記ゲート電極、選択酸化
膜及びサイドウォールをマスクとして半導体表面部に素
子形成領域と逆導電型の不純物をイオン打込みすること
によりソース及びドレイン領域を形成する工程とを有す
ることを特徴とするものである。従って、本発明MOS
半導体装置の製造方法によれば、高濃度のチャンネルス
トッパの選択酸化膜の素子形成領域側の端部のエッチン
グによりその下にある部分を露出させ、その後、不純物
のライトドープをするので、その部分の不純物濃度を低
くすることができる。そして、この部分をソース、ドレ
イン領域とチャンネルストッパとの間に介在させるので
、ソース、ドレイン領域・チャンネルスチッパ間接合容
量を小さくすることができ、また、ホットキャリアを発
生しにくくすることができる。
素子形成領域の表面にゲート絶縁膜が形成され、該素子
形成領域を下側にチャンネルストッパを有する選択酸化
膜により囲繞した半導体基板上に素子形成領域上をよぎ
るゲート電極を形成する工程と、上記選択酸化膜の素子
形成領域側の端部(バーズビーク)を選択的にエッチン
グする工程と、上記ゲート電極及び選択酸化膜をマスク
として素子形成領域と逆導電型の不純物をイオン打込み
してソース及びドレインのライトドープ領域を形成する
工程と、上記ゲート電極及び選択酸化膜の側面にサイド
ウォールを形成する工程と、上記ゲート電極、選択酸化
膜及びサイドウォールをマスクとして半導体表面部に素
子形成領域と逆導電型の不純物をイオン打込みすること
によりソース及びドレイン領域を形成する工程とを有す
ることを特徴とするものである。従って、本発明MOS
半導体装置の製造方法によれば、高濃度のチャンネルス
トッパの選択酸化膜の素子形成領域側の端部のエッチン
グによりその下にある部分を露出させ、その後、不純物
のライトドープをするので、その部分の不純物濃度を低
くすることができる。そして、この部分をソース、ドレ
イン領域とチャンネルストッパとの間に介在させるので
、ソース、ドレイン領域・チャンネルスチッパ間接合容
量を小さくすることができ、また、ホットキャリアを発
生しにくくすることができる。
【図1】本発明MOS半導体装置の製造方法の一つの実
施例の第1の工程を示す断面図である。
施例の第1の工程を示す断面図である。
【図2】本発明MOS半導体装置の製造方法の一つの実
施例の第2の工程を示す断面図である。
施例の第2の工程を示す断面図である。
【図3】本発明MOS半導体装置の製造方法の一つの実
施例の第3の工程を示す断面図である。
施例の第3の工程を示す断面図である。
【図4】本発明MOS半導体装置の製造方法の一つの実
施例の第4の工程を示す断面図である。
施例の第4の工程を示す断面図である。
【図5】本発明MOS半導体装置の製造方法の一つの実
施例の第5の工程を示す断面図である。
施例の第5の工程を示す断面図である。
【図6】本発明MOS半導体装置の製造方法の一つの実
施例の第6の工程を示す断面図である。
施例の第6の工程を示す断面図である。
【図7】図1乃至図6に示すMOS半導体装置の製造方
法により製造されたMOSFETの一部を示す平面図で
ある。
法により製造されたMOSFETの一部を示す平面図で
ある。
1 半導体基板
2 半導体基板表面部(ウエル)
3 選択酸化膜
3a 選択酸化膜の素子形成領域側の端部(バーズビ
ーク) 5 チャンネルストッパ 5a 低濃度領域 6 ゲート電極 8 ライトドープソース領域 9 ライトドープドレイン領域 10 サイドウォール 11 低濃度領域 12 ソース領域 13 ドレイン領域
ーク) 5 チャンネルストッパ 5a 低濃度領域 6 ゲート電極 8 ライトドープソース領域 9 ライトドープドレイン領域 10 サイドウォール 11 低濃度領域 12 ソース領域 13 ドレイン領域
Claims (1)
- 【請求項1】 素子形成領域の表面にゲート絶縁膜が
形成され、該素子形成領域を下側にチャンネルストッパ
を有する選択酸化膜により囲繞した半導体基板上に素子
形成領域上をよぎるゲート電極を形成する工程と、上記
選択酸化膜の素子形成領域側の端部を選択的にエッチン
グする工程と、上記ゲート電極及び選択酸化膜をマスク
として素子形成領域と逆導電型の不純物をイオン打込み
してソース及びドレインのライトドープ領域を形成する
工程と、上記ゲート電極及び選択酸化膜の側面にサイド
ウォールを形成する工程と、上記ゲート電極、選択酸化
膜及びサイドウォールをマスクとして半導体表面部に素
子形成領域と逆導電型の不純物をイオン打込みすること
によりソース及びドレイン領域を形成する工程と、を有
することを特徴とするMOS半導体装置の製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41040390A JPH04215479A (ja) | 1990-12-13 | 1990-12-13 | Mos半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41040390A JPH04215479A (ja) | 1990-12-13 | 1990-12-13 | Mos半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04215479A true JPH04215479A (ja) | 1992-08-06 |
Family
ID=18519572
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP41040390A Pending JPH04215479A (ja) | 1990-12-13 | 1990-12-13 | Mos半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04215479A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6355955B1 (en) | 1998-05-14 | 2002-03-12 | Advanced Micro Devices, Inc. | Transistor and a method for forming the transistor with elevated and/or relatively shallow source/drain regions to achieve enhanced gate electrode formation |
-
1990
- 1990-12-13 JP JP41040390A patent/JPH04215479A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6355955B1 (en) | 1998-05-14 | 2002-03-12 | Advanced Micro Devices, Inc. | Transistor and a method for forming the transistor with elevated and/or relatively shallow source/drain regions to achieve enhanced gate electrode formation |
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