JPH04214897A - 陰極析出電気浸漬ラッカーで塗装された金属基体の成形法 - Google Patents

陰極析出電気浸漬ラッカーで塗装された金属基体の成形法

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JPH04214897A
JPH04214897A JP2418270A JP41827090A JPH04214897A JP H04214897 A JPH04214897 A JP H04214897A JP 2418270 A JP2418270 A JP 2418270A JP 41827090 A JP41827090 A JP 41827090A JP H04214897 A JPH04214897 A JP H04214897A
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JP
Japan
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lacquer
base body
coating
electrodip
heating
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Pending
Application number
JP2418270A
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English (en)
Inventor
Karl-Heinz Stransky
カルルーハインツ・ストランスキー
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Axalta Coating Systems Germany GmbH and Co KG
Original Assignee
Herberts GmbH
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D13/00Electrophoretic coating characterised by the process
    • C25D13/22Servicing or operating apparatus or multistep processes

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、陰極電気浸漬(cathodi
c  electro  dip)、続いてストービン
グによって塗装された金属基体(物品)の成形法に関す
る。
【0002】電気浸漬塗装(electro  dip
  lacquering)は、しばしば開示されてい
る既知の方法である(EP−A  4090、US−A
392253、EP−B  66  859)。それは
種々の金属表面上に均一なコーティングを得、その結果
表面を腐食から保護する働きをする。このようにして施
用された下塗層にその後の層を施用することができる。 一般的な操作は、水性電気浸漬浴中に電導性のパーツを
浸漬し、パーツを陰極又は陽極として接続し、そして直
流によって基体の表面にラッカーの凝固を起こさせるこ
とよりなる。この方法の一利点は、中空体がコーティン
グされるとき、その外面上電気抵抗が増大し、容易に接
近できない表面、例えば小さい開口を有するだけである
内部パーツ又は空洞部がこの方法によって次第にコーテ
ィングされることである。次に表面に接着する材料は、
それが物理的に流動され、場合によっては又化学的に交
さ結合されるように加熱され、その結果均質平滑抵抗性
表面が得られる。
【0003】電気浸漬塗装法の一利点は、それが到達す
るのが困難である表面のパーツもコーテイングすること
ができることである。したがってこれらのパーツについ
ても腐食に対して良好な保護を得ることができる。析出
パラメーターのいくらかを変えることによって空洞部又
は辺縁部のコーティングを容易にすることができる。こ
れらの金属基体が電気浸漬塗装されて後、それらに対す
る大きな機械的成形処理は一般に実施されない。それに
もかかわらずこの基体に機械的ストレスが加えられる場
合には、コーティング物質はひび割れ及び破裂を起こし
やすく、それによって腐食に対する保護がかなり低下す
る。特に腐食を受けやすい屈曲部及び空洞部が多く存在
するのは、まさしく機械的ストレスを受けるようなパー
ツにおいてである。
【0004】しかし、ある種の適用については、電気浸
漬塗装のコーティング及びストービングの後機械的成形
処理を実施することは必要であることが見出されている
。このことは、濃密な電気浸漬塗装された表面にひび割
れ及び機械的損傷を生じる。これらの欠陥は、腐食が起
こりやすい弱味のある点を構成する。これらの点におい
て後のコーティングを施すことによってこのことを防止
することは可能になるが、この操作は複雑であり、点ご
とに実施することはできない。
【0005】他の一操作は、陽極電気浸漬ラッカーコー
ティング化合物で金属基体をコーティングすることに存
する。交さ結合が起こって後、これらのコーティングは
尚、機械的変形がフィルムの表面に損傷を起こさない程
度までは機械的ストレスに耐えることができる。しかし
、これらの陽極電気浸漬ラッカーコーティング配合物は
、腐食に対するその防護が陰極電気浸漬ラッカーコーテ
ィングより劣るという不利な点を有する。更に、このコ
ーティング配合物のスローイングパワー、即ち到着する
のが困難である空洞部をコーティングする可能性は、陰
極電気浸漬塗装において得られるよりかなり劣る。した
がって、陰極電気浸漬塗装が今日優先的に使用される方
法になっている。しかし、上述した不利な点が生じるの
は陰極電気浸漬塗装された基体の成形においてである。
【0006】したがって本発明の目的は、ラッカーコー
ティングが損傷されることなく、ひび割れの生成が避け
られ、そして陰極で析出しストービングされた電気浸漬
ラッカーによって与えられる腐食に対する良好な保護が
保たれるような陰極電気浸漬塗装された金属物品の機械
的成形法を提供することである。
【0007】驚くベきことに、金属表面をストービング
されたラッカーのガラス転移温度の下30℃より高い、
好ましくはガラス転移温度の下20℃より高い温度に加
熱し、その後この加熱状態で成形を実施することを特徴
とする、上述した一般型(generic  type
)の方法によってこの問題が解決されることが見出され
た。
【0008】加熱温度の上限は決定的ではないが、スト
ービングされたラッカーの分解点より下であることは勿
論である
【0009】驚くべきことに、陰極で析出された電気浸
漬ラッカーコーティングは、上述したように加熱された
場合には、ストービング又は交さ結合されて後でさえ機
械的に成形することができることが本発明の背景として
見出された。したがって、金属基体、例えばスチール、
アルミニウムその他の金属は、腐食に対して良好な保護
を与えられ、その後処理中フィルムの表面が損傷される
ことなしに機械的に成形することができる。
【0010】使用される基体は、例えば、スチール、ア
ルミニウム、マグネシウム又はそれらの合金であること
ができる。これら基体は、種々の形態の物品、例えば金
属シートであることができる。
【0011】成形は、種々の方法、例えば緩徐なクリン
ピング又はインプレション、特に例えばマンドレル又は
ラムの小さい表面のインプレションによって実施するこ
とができる。
【0012】機械的成形について特に好ましい具体例は
金属パーツのランシングである。この操作においては、
2つの異なった金属シートを合せて置き、小さい表面積
上合せてクリンピングする。それによってシートは合せ
てクランプされる。ランシングの場合には、圧力が加え
られる表面積は一般に約0.1〜1cm2であり、材料
がプレスインされる深さは、基体及びその厚さによって
、1〜5mmである。従来陰極電気浸漬塗装によって腐
食保護されている基体を、プレスインされている点にお
いて又その周りで基体にひび割れ及び破裂を起こすこと
なしにランシングすることは可能ではなかった。これが
達成されることを可能にするのは本発明による加熱のみ
である。
【0013】機械的成形の他の具体例は、金属チューブ
の合せプレシング(pressing  togeth
er)であり、チューブは、例えば0.5cmの直径を
有することがあり、ある点において合せプレシングする
ことが必要とされる。ラッカー表面に対する損傷は、普
通これらの表面の辺縁部において現われる。
【0014】本発明によって成形することができる基体
は、常用の陰極で析出可能なラッカー又はコーティング
配合物でコーティングされていてよい。通常の陰極で析
出可能な電気浸漬ラッカーコーティング配合物は、例え
ば、常用のアルカリ性塩基樹脂(場合によっては他の樹
脂又は交さ結合剤と混合されている)、無機及び(又は
)有機顔料又は充てん剤、中和剤及びその他のラッカー
処方物に必要な添加剤よりなっていてよい。中和剤は、
主に有機酸、例えばギ酸、酢酸、乳酸及び(又は)アル
キル燐酸である。常用のラッカー添加剤は、消泡剤、湿
潤剤、粘度調整用溶媒、抑制剤及び触媒を包含する。
【0015】バインダーは、常用の自己交さ性アルカリ
性塩基樹脂及び(又は)常用の交さ結合剤と共に、外部
の交さ結合剤によって交さ結合することができる常用の
塩基樹脂よりなっていてよい。常用の塩基樹脂の具体例
は、アミノエポキシド樹脂、末端二重結合を有するアミ
ノエポキシド樹脂、アミノポリウレタン樹脂、改質エポ
キシド/二酸化炭素/アミン反応生成物及びオレフィン
系不飽和モノマーのアミノ基含有ポリマー、例えばアク
リル樹脂を包含する。それらは、例えばEP−A  1
2463、EP−A  82291、EP−A  20
9857、EP−A234395及びEP−A  26
1385に開示されている。塩基樹脂は、自己交さ結合
性であっても、又は外部の薬剤により交さ結合可能であ
ってもよい。普通使用される交さ結合剤の具体例は、ト
リアジン樹脂、ブロック型イソシアナート、エステル交
換又はアミド交換することができる交さ結合剤、末端二
重結合を有する交さ結合剤及び活性化された二重結合に
Michael付加をすることができる活性水素を有す
る交さ結合剤を包含する。これらの具体例は、EP−A
245786、EP−A  4090及びFarbed
  Lack,Year  89,12,1983,9
28頁に記載されている。
【0016】ラッカーバインダーが容易に溶けることを
確保するために、塩基樹脂の少なくとも一部分は、十分
な量の中和可能又はイオン性の基を含有しなければなら
ない。電気浸漬ラッカーコーティングの析出物の品質は
、上記の基の数によって影響される可能性がある。析出
しストービングされたフィルムの交さ結合密度は、交さ
結合可能な基の数によって影響される可能性がある。 このことはすべて当該技術者に周知の通常の方法によっ
て決定される。
【0017】使用される通常の電気浸漬ラッカーは、常
用の顔料及び充てん剤、例えばカーボンブラック、二酸
化チタン、微細分散型二酸化珪素、珪酸アルミニウム、
鉛及びクロメートを含有する顔料、着色顔料及び有機顔
料を含有していてよい。析出されるラッカーの性質、例
えばその弾性も、顔料の量及び種類によって影響される
ことがある。顔料は、普通特殊な摩砕バインダー又はラ
ッカーバインダーの部分に分散され、次に適当なミル中
必要な微細度まですりつぶされる。通常の添加剤は、顔
料の仕上りに影響するようにこの段階で添加してよい。
【0018】陰極電気浸漬ラッカーコーティング配合物
は、常用のバインダー及び顔料から既知の方法で得られ
る。次にこのようにして調製されたコーティング配合物
の浴中で金属性基体をコーティングする。腐食に対する
良好な保護を得るためには、その後で施用されるラッカ
ーの被膜が固く接着するように、これらの基体は電気浸
漬塗装の前に十分脱脂されなければならない。
【0019】ラッカー被膜の接着不良は、腐食の増大を
生じるか又は機械的ストレスを受けた時ラッカーフィル
ムの裂離を起こすことになる。金属性表面は、更に被膜
を施用する前にホスフェートの層でコーティングするこ
とも慣用である。このホスフェート層は、一般に燐酸鉄
又は亜鉛の結晶よりなり、それは他の別のイオンを含有
していてよく、基体の表面に均質なカバリングを形成す
る。その後施用される電気浸漬ラッカー被膜と共に、ホ
スフェート層は基体に良好な接着を与え、腐食の保護を
促進する。これらのホスフェート層は、1〜10μmの
厚さを有する。陰極電気浸漬浴中コーティングが施用さ
れて後、得られるコーティングフィルムはストービング
される。
【0020】上述したとおりコーティングされた基体は
、従来は機械的成形に耐えることができなかった。この
ことは、本発明による方法によってのみ可能となってい
る。
【0021】本発明による方法においては、基体のラッ
カー表面がガラス転移温度の下30℃より高い温度に加
熱される。ガラス転移温度はDSC(示差走査カロリメ
トリー)によって求められる。上限及び下限が決定され
た時、ガラス転移温度はその平均値であると理解される
【0022】次にパーツを機械的成形にかけることがで
きる。例えば、2つの金属シートをランシングすること
ができる。それによって2つのパーツの間に強固な機械
的結合が得られる。機械的成形の結果としての均質なラ
ッカー表面に対する損傷は、この熱処理によって防止さ
れる。ひび割れ又は破裂区域は生じない。したがって腐
食に対する保護の改善も得られ、外観がひび割れ又は破
裂区域によって損なわれない。上述したとおり、本発明
による操作の他の一具体例は、うすい金属チューブの陰
極電気浸漬塗装の例である。析出されたフィルムが交さ
結合して後、又は交さ結合の処理に続く貯蔵の中間期間
の後、フィルムを本発明に従って加熱する。次にこのチ
ューブを圧縮又は曲げることができる。特に辺縁部にひ
び割れ又は破裂区域がない。
【0023】ガラス転移温度の下30℃より高い温度に
ラッカーフィルムを加熱することは、種々の段階で行な
われてよい。この加熱は、ストービングの直後そして成
形の前に実施されてよい。別法として、後日ラッカーフ
ィルムを使用に供する時加熱を実施してよく、次のこの
加熱に続いて機械的成形を行なってよい。
【0024】高温に加熱することは、種々の方法によっ
て実施することができる。例えば、金属基体を全体とし
て炉の中で加熱することができる。ラッカー表面を外部
から、例えば輻射熱によって高温まで加熱することでも
よい。機械的成形は、この段階において実施してよく、
その後基体及びラッカー表面を冷却してよい。種々の型
の成形が実施される場合には、コーティングされた基体
を1回又は数回加熱してよい。
【0025】この加熱処理は、交さ結合された陰極に析
出したフィルムに悪い効果を有しない。即ち、例えば、
その後の層の接着を損なわない。更に、普通の条件下に
ストービングされたフィルムの腐食保護は、その後にガ
ラス転移温度の下30℃より高い温度に加熱されたフィ
ルムと同程度である。
【0026】次の実施例は本発明を例示する。これらの
実施例中示される百分率及び部はすべて重量を基にする
。固体含量は、DIN  53  182に従って15
0℃において求められる。
【0027】陰極析出用バインダー樹脂の製造〔樹脂実
施例A〕 EP  12  463におけるようにエトキシプロパ
ノール3000g中ビスフェノールAエポキシド樹脂5
273g(エポキシド当量約475)にジエタノールア
ミン391g、3−(N,N−ジメチルアミノ)−プロ
ピルアミン189g及びヘキサン−1,6−ジアミン2
モルとバーサチック酸のグリシジルエステル4モルとの
アダクト(ShellのCaduraRE10)114
7gを添加する。この反応混合物を撹拌下85℃〜90
℃において4時間、次に120℃において1時間保つ。 次にエトキシブタノールで希釈して固体含量60%とす
る。
【0028】〔樹脂実施例B〕 ビスフェノールAベースのエポキシド樹脂(エポキシド
当量約260)2262gを60〜70℃においてジエ
チレングリコールジメチルエーテル2023gに溶解し
、次にヒドロキノン0.8g及び無水テトラヒドロフタ
ル酸とメタクリル酸ヒドロキシエチルとの半エステル2
453gを添加して後100〜110℃に加熱する。 酸価が3mgKOH/gに低下するまで温度を100〜
110℃に保つ。次にこの反応混合物を、イソシアナー
ト価が0になるまでジエチレングリコールジメチルエー
テル中トルエンジイソシアナートとジメチルエタノール
アミン(モル比1:1)のモノイソシアナートの70%
溶液3262gと反応させる。
【0029】〔樹脂実施例C〕 ビスフェノールA228部(1モル)を共沸エントレイ
ンメント剤としてトルエン131部の存在下にジエチル
アミノプロピルアミン260部(2モル)及びパラホル
ムアルデヒド66部(91%、2モル)と、反応水42
部が分離されるまで反応させる。ジエチレングリコール
ジメチルエーテル152部を添加し、生成物を30℃に
冷却して後、2−エチルヘキサノールで半ブロックされ
たトルエンジイソシアナート608部(2モル)を45
分間以内で添加する。イソシアナート価が実質的に0に
低下した時、上述した溶液1400部にジエチレングリ
コールジメチルエーテル389部中ビスフェノールAベ
ースのエポキシド樹脂(エポキシド当量約190)19
0部と飽和第三C9〜C11モノカルボン酸のグリシジ
ルエステル250部(1モル)との溶液を添加し、エポ
キシド価が0になるまでこの両者を合せて反応させる。
【0030】〔樹脂実施例D〕 無水トリメリト酸786g及び分枝第三C10モノカル
ボン酸のグリシジルエステル(Cadura  E  
10(R))2000gを撹拌下注意して190℃に加
熱する。90℃において発熱反応が始まる。この反応混
合物を140℃に冷却し、N,N−ジメチルベンジルア
ミン2.75gを添加する。この反応混合物を、3mg
  KOH/g未満の酸価が得られるまで145℃に保
つ。所要の場合には更に計算量のCadura  E 
 10を添加する。反応生成物を2−ブトキシエタノー
ルで希釈して固体含量80%とする。
【0031】〔樹脂実施例E〕 トルエン中トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン1
モルとアクリル酸n−ブチル1モルとの反応生成物49
8gを50%の濃度に溶解し、適当な冷却下25〜40
℃においてトルエンジイソシアナート174gを少量ず
つ添加する。この反応の終末においてNCO価は実質的
に0である。反応混合物を70℃に加熱して後、パラホ
ルムアルデヒド60g及び0.01%のトリエチルアミ
ンを添加し、反応の水(ホルムアルデヒド1モルあたり
1モル)が共沸留去されるまで温度を上げる。冷却後メ
タクリル酸ヒドロキシエチルとトルエンジイソシアナー
ト(モル比1:1)との半マスク型イソシアナート10
64gを添加し、NCOが約0に低下するまでこの混合
物を反応させる。次にトルエンを留去し、この反応混合
物をジエチレングリコールジメチルエーテルで固体含量
75%に希釈する。
【0032】〔樹脂実施例F〕 70℃のトルエンジイソシアナート3モルとトリメチロ
ールプロパン3モルとの反応混合物(Desmodur
  L(R))の溶液(酢酸エチル中75%)431g
に撹拌下70℃においてカプロラクタム160gをゆっ
くり添加する。次にこの反応混合物を、イソシアナート
含量が実質的に0に低下するまで70℃に保つ。次に2
−ブトキシ−エタノール(204g)を添加し、固体含
量が70%になるまでカラム上酢酸エチルを留去する。
【0033】〔ディスパージョン実施例G〕C記載の樹
脂450gとA記載の樹脂225gとの混合物を調製す
る。蒸留によってこの混合物から溶媒の大部を除く。ギ
酸(50%)18.5gを添加し、加熱下完全に脱塩さ
れた水を添加することによってこの反応混合物を固体含
量約43%のディスパージョンに変換する。
【0034】〔ディスパージョン実施例H〕A記載の樹
脂208g、B記載の樹脂285g、E記載の樹脂20
0g及びD記載の樹脂32gを混合する。真空蒸留によ
って得られた混合物から溶媒の大部を除く。 撹拌下酢酸19.0gを添加し、次に完全脱塩水で希釈
することによってこの反応混合物を固体含量約32%の
ディスパージョンに変換する。
【0035】陰極で析出可能な電気浸漬ラッカーのため
の顔料ペーストの調製〔顔料ペーストP1〕EP−A 
 0  183  025、実施例5記載のバインダー
(80%)90.5gをギ酸(50%)8g及び完全脱
塩水300gとよく混合して透明なラッカーを調製する
。このラッカーを二酸化チタン408g、珪酸アルミニ
ウム120g、カーボンブラック13.5g及び酸化鉛
49.5gと均質に混合し、この混合物を水約100g
を用いて適当な粘度に調整する。この顔料ペーストの固
体含量は約80%である。次にこのペーストをパールミ
ル中すりつぶして必要な微細度とする。
【0036】〔顔料ペーストP2〕 EP−A  0  183  025、実施例3記載の
バインダー150gに酢酸(100%)5.2gを添加
し、これら成分をよく混合する。次に完全脱塩水300
gを添加し、その後高速撹拌機装置中十分な撹拌下に酸
化ジブチルスズ17.5g、酸化鉛22g、珪酸アルミ
ニウム150g及びカーボンブラック28gを添加する
。この反応混合物を、水約50gの添加によって適当な
粘度(固体含量約45%)に調整し、適当なミル中この
顔料ペーストをすりつぶして所要の粒子径とする。
【0037】〔顔料ペーストP3〕 実施例A及びF記載のバインダー混合物(固体含量の比
7:3)200gにギ酸(50%)5.8gを添加し、
これら成分をよく混合する。次に高速撹拌機装置中酸化
ジブチルスズ30g、酸化鉛30g、カーボンブラック
80g及び珪酸アルミニウム200gを添加する。この
混合物を、ブチルグリコール約200gを用いて適当な
粘度に調整し、適当なミル中この顔料ペーストをすりつ
ぶして所要の粒子径とする。
【0038】陰極で析出可能な電気浸漬ラッカー(KT
L)の調製〔ラッカー実施例I〕 G記載のディスパージョン990gに完全脱塩水203
5gを添加し、はげしい撹拌下にP1記載の顔料ペース
ト475gをゆっくり添加する。次にこのKTL浴を常
法によって燐酸塩処理した金属シート上電気泳動析出さ
せる。このコーティングされたパーツを加熱(30分、
180℃)によって交さ結合させる。交さ結合後のガラ
ス転移温度は約90℃である。
【0039】〔ラッカー実施例J〕 H記載のディスパージョン1450gを完全脱塩水90
0gと混合する。次にP1記載のペースト325gを添
加する。この混合物が完全に均質になって後、水約30
0gを用いて希釈して固体含量約20%とする。ラッカ
ー実施例Iのようにしてコーティングを実施する。この
ラッカーフィルムを高温(25分、175℃)において
交さ結合させる。交さ結合させたフィルムのガラス転移
温度は約80℃である。
【0040】〔ラッカー実施例K〕 高速撹拌機装置中にA及びFのバインダー混合物(固体
含量を基にして7:3)1100gを導入し、P3記載
のペースト350gと混合する。ギ酸(50%)25.
5gを添加し、次にこの混合物を水3525gで希釈す
る。この混合物を約24時間撹拌して後、このようにし
て得られたKTL浴中基体をコーティングする。これら
の基体をストービングし、交さ結合させる(30分、1
65℃)。ガラス転移温度は80℃である。
【0041】加熱による仕上げ 使用されたフィルムは約3mmの厚さを有していた。ス
トービングの後、それらを室温に冷却し、次に短時間加
熱、ランシングした。
【0042】
【表1】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  陰極電気浸漬塗装、続いてストービン
    グによって塗装された金属基体の成形法であって、塗装
    された基体の表面をストービングされたラッカーのガラ
    ス転移温度の下30℃の数値より高い温度に加熱し、そ
    の後この温度において成形を実施することを特徴とする
    方法。
  2. 【請求項2】  加熱をストービングされたラッカーの
    ガラス転移温度の下20℃の数値より高い温度に実施す
    る請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】  成形をクリンピングによって実施する
    請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】  成形を小さい表面のクリンピングによ
    って実施する請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】  成形を2つの被加工物を合してクラン
    プするため小さい表面のクリンピングによって実施する
    請求項3記載の方法。
JP2418270A 1989-12-23 1990-12-25 陰極析出電気浸漬ラッカーで塗装された金属基体の成形法 Pending JPH04214897A (ja)

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EP (1) EP0436880A1 (ja)
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