JPH0421361B2 - - Google Patents
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- JPH0421361B2 JPH0421361B2 JP57043078A JP4307882A JPH0421361B2 JP H0421361 B2 JPH0421361 B2 JP H0421361B2 JP 57043078 A JP57043078 A JP 57043078A JP 4307882 A JP4307882 A JP 4307882A JP H0421361 B2 JPH0421361 B2 JP H0421361B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermosetting resin
- fiber
- reinforced thermosetting
- reflector
- thin metal
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q15/00—Devices for reflection, refraction, diffraction or polarisation of waves radiated from an antenna, e.g. quasi-optical devices
- H01Q15/14—Reflecting surfaces; Equivalent structures
- H01Q15/141—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing reflecting surfaces
- H01Q15/142—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing reflecting surfaces using insulating material for supporting the reflecting surface
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は金属薄板製反射鏡の電波反射面および
背面にそれぞれ繊維強化熱硬化性樹脂製補強板を
設けた反射鏡形アンテナの製造方法に関するもの
である。
背面にそれぞれ繊維強化熱硬化性樹脂製補強板を
設けた反射鏡形アンテナの製造方法に関するもの
である。
従来、この種反射鏡形アンテナは第1図および
第2図に示すように、金属薄板製反射鏡1の電波
反射面および背面に回転放物面に形成した合成樹
脂製補強板2,3をそれぞれ接着剤により貼り合
わせている。ところで、金属薄板と合成樹脂板と
を接着する接着剤は種々開発されているが未だ完
全なものはなく、アンテナを長期間屋外に設置し
ておくと風雨や太陽光線に曝され反射鏡1、補強
板2,3の物性が劣下し、金属と合成樹脂との線
膨張率の相違があつて両者の温度による伸縮に差
を生ずることもあつて、反射鏡1と補強板2,3
との接着が外れて剥離してアンテナの形状が変形
し、そのためアンテナ性能が劣下している。そこ
で、本発明は従来の金属薄板製反射鏡を合成樹脂
板で両側から挟持し補強した反射鏡形アンテナの
上記欠点を解消すべく、金属薄板製反射鏡に複数
個の小孔を穿設し、金属薄板製反射鏡の両面に平
板状の繊維強化熱硬化性樹脂製補強板を配置し、
前記補強板を加熱しながら金属薄板製反射鏡に沿
うように加圧成形して金属薄板製反射鏡の両面の
繊維強化熱硬化性樹脂製補強板に含まれる繊維強
化熱硬化性樹脂を前記小孔に溶かし充填して融合
形成し金属薄板製反射鏡を両繊維強化熱硬化性樹
脂製補強板とを連結したことを特徴とする。
第2図に示すように、金属薄板製反射鏡1の電波
反射面および背面に回転放物面に形成した合成樹
脂製補強板2,3をそれぞれ接着剤により貼り合
わせている。ところで、金属薄板と合成樹脂板と
を接着する接着剤は種々開発されているが未だ完
全なものはなく、アンテナを長期間屋外に設置し
ておくと風雨や太陽光線に曝され反射鏡1、補強
板2,3の物性が劣下し、金属と合成樹脂との線
膨張率の相違があつて両者の温度による伸縮に差
を生ずることもあつて、反射鏡1と補強板2,3
との接着が外れて剥離してアンテナの形状が変形
し、そのためアンテナ性能が劣下している。そこ
で、本発明は従来の金属薄板製反射鏡を合成樹脂
板で両側から挟持し補強した反射鏡形アンテナの
上記欠点を解消すべく、金属薄板製反射鏡に複数
個の小孔を穿設し、金属薄板製反射鏡の両面に平
板状の繊維強化熱硬化性樹脂製補強板を配置し、
前記補強板を加熱しながら金属薄板製反射鏡に沿
うように加圧成形して金属薄板製反射鏡の両面の
繊維強化熱硬化性樹脂製補強板に含まれる繊維強
化熱硬化性樹脂を前記小孔に溶かし充填して融合
形成し金属薄板製反射鏡を両繊維強化熱硬化性樹
脂製補強板とを連結したことを特徴とする。
以下、本発明を第3図および第4図に示す具体
的な実施例に基いて詳細に説明する。
的な実施例に基いて詳細に説明する。
板厚0.3〜0.6mmのアルミニウム板を回転放物面
に形成した金属薄板製反射鏡4に第3図に示すよ
うに複数個の小孔5を穿設する。小孔5の形状は
丸孔に限らず角孔その他の形状でもよく、孔の大
きさは受信電波の波長の1/20以下であればアンテ
ナ性能に殆ど支障なく、小孔を穿設してない反射
鏡を使用した場合とアンテナ性能に差異はない。
ない、日本における衛星放送の使用電波の周波数
は12GHz帯付近であるので、その波長は約25mmで
あり、反射鏡4に設けた小孔5の大きさは約1.25
mm以下となる。また、小孔5の配置は定間隔ある
いは任意に設けることは自由である。
に形成した金属薄板製反射鏡4に第3図に示すよ
うに複数個の小孔5を穿設する。小孔5の形状は
丸孔に限らず角孔その他の形状でもよく、孔の大
きさは受信電波の波長の1/20以下であればアンテ
ナ性能に殆ど支障なく、小孔を穿設してない反射
鏡を使用した場合とアンテナ性能に差異はない。
ない、日本における衛星放送の使用電波の周波数
は12GHz帯付近であるので、その波長は約25mmで
あり、反射鏡4に設けた小孔5の大きさは約1.25
mm以下となる。また、小孔5の配置は定間隔ある
いは任意に設けることは自由である。
金属薄板製反射鏡4と略同径で円盤状のFRP
(繊維強化樹脂)の熱硬化性樹脂製の補強板6,
7を用意する。
(繊維強化樹脂)の熱硬化性樹脂製の補強板6,
7を用意する。
この反射鏡形アンテナの製造方法は、まず、下
型上に素材で円盤状の繊維強化熱硬化性樹脂製補
強板6を載せ、次に繊維強化熱硬化性樹脂製補強
板6上に小孔5を穿設した金属薄板製反射鏡4を
載せ、さらに金属薄板製反射鏡4の上に素材で円
盤状の繊維強化熱硬化性樹脂製補強板7を載せ、
繊維強化熱硬化性樹脂製補強板6,7を加熱しな
がら上型を下降させ金属薄板製反射鏡4に沿うよ
うにプレスにて加圧成形する。すると、金属薄板
製反射鏡4の小孔5に融解した繊維強化熱硬化性
樹脂が浸入し小孔5を充填して繊維強化熱硬化性
樹脂製補強板6と繊維強化熱硬化性樹脂製補強板
7とを融合形成し、金属薄板製反射鏡4と繊維強
化熱硬化性樹脂製補強板6,7とを連結する。
型上に素材で円盤状の繊維強化熱硬化性樹脂製補
強板6を載せ、次に繊維強化熱硬化性樹脂製補強
板6上に小孔5を穿設した金属薄板製反射鏡4を
載せ、さらに金属薄板製反射鏡4の上に素材で円
盤状の繊維強化熱硬化性樹脂製補強板7を載せ、
繊維強化熱硬化性樹脂製補強板6,7を加熱しな
がら上型を下降させ金属薄板製反射鏡4に沿うよ
うにプレスにて加圧成形する。すると、金属薄板
製反射鏡4の小孔5に融解した繊維強化熱硬化性
樹脂が浸入し小孔5を充填して繊維強化熱硬化性
樹脂製補強板6と繊維強化熱硬化性樹脂製補強板
7とを融合形成し、金属薄板製反射鏡4と繊維強
化熱硬化性樹脂製補強板6,7とを連結する。
本発明は、上記のようにして金属薄板製反射鏡
を繊維強化熱硬化性樹脂製補強板間にモールドし
金属薄板製反射鏡に穿設した小孔に繊維強化熱硬
化性樹脂を溶かし充填し金属薄板製反射鏡の電波
反射面側の繊維強化熱硬化性樹脂製補強板と背面
側の繊維強化熱硬化性樹脂製補強板とを融合形成
させ、それ等を密着させたので、金属薄板製反射
鏡と繊維強化熱硬化性樹脂製補強板とが剥離する
ようなことは全くなく長時間に亙りアンテナの回
転放物面の形状を保持でき、アンテナ性能が劣下
することはない。
を繊維強化熱硬化性樹脂製補強板間にモールドし
金属薄板製反射鏡に穿設した小孔に繊維強化熱硬
化性樹脂を溶かし充填し金属薄板製反射鏡の電波
反射面側の繊維強化熱硬化性樹脂製補強板と背面
側の繊維強化熱硬化性樹脂製補強板とを融合形成
させ、それ等を密着させたので、金属薄板製反射
鏡と繊維強化熱硬化性樹脂製補強板とが剥離する
ようなことは全くなく長時間に亙りアンテナの回
転放物面の形状を保持でき、アンテナ性能が劣下
することはない。
第1図および第2図は従来の反射鏡形アンテナ
で、第1図はその正面図、第2図は第1図の−
線断面図、第3図および第4図は本発明により
製造された反射鏡形アンテナで、第3図はその金
属薄板製反射鏡の正面図、第4図は縦断面図であ
る。 5…小孔、4…金属薄板製反射鏡、6,7…繊
維強化熱硬化性樹脂製補強板。
で、第1図はその正面図、第2図は第1図の−
線断面図、第3図および第4図は本発明により
製造された反射鏡形アンテナで、第3図はその金
属薄板製反射鏡の正面図、第4図は縦断面図であ
る。 5…小孔、4…金属薄板製反射鏡、6,7…繊
維強化熱硬化性樹脂製補強板。
Claims (1)
- 1 複数個の小孔を穿設した金属薄板製反射鏡の
電波反射面および背面にそれぞれ金属薄板製反射
鏡と略同径で円盤状の繊維強化熱硬化性樹脂製補
強板を配置し、両繊維強化熱硬化性樹脂製補強板
を加熱しながら金属薄板製反射鏡に沿うように加
圧形成して金属薄板製反射鏡の両面の繊維強化熱
硬化性樹脂製補強板に割まれる繊維強化熱硬化性
樹脂を前記小孔に溶かし充填させて融合形成し金
属薄板製反射鏡と両繊維強化熱硬化性樹脂製補強
板を連結したことを特徴とする反射鏡形アンテナ
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4307882A JPS58161404A (ja) | 1982-03-18 | 1982-03-18 | 反射鏡形アンテナの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4307882A JPS58161404A (ja) | 1982-03-18 | 1982-03-18 | 反射鏡形アンテナの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58161404A JPS58161404A (ja) | 1983-09-26 |
JPH0421361B2 true JPH0421361B2 (ja) | 1992-04-09 |
Family
ID=12653805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4307882A Granted JPS58161404A (ja) | 1982-03-18 | 1982-03-18 | 反射鏡形アンテナの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58161404A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58170103A (ja) * | 1982-03-30 | 1983-10-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | パラボラアンテナの製造方法 |
DE3436026A1 (de) * | 1984-10-01 | 1986-04-03 | Puroll Hartschaum-GmbH, 8029 Sauerlach | Parabolreflektor fuer mikrowellen |
EP0543664A3 (en) * | 1991-11-21 | 1993-09-22 | Nifco Inc. | Parabolic antenna and method of manufacturing reflector body of the same |
KR100699604B1 (ko) * | 2006-07-18 | 2007-03-23 | 주식회사 선우커뮤니케이션 | 파라볼라 안테나 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50149678U (ja) * | 1974-05-31 | 1975-12-12 | ||
JPS553574U (ja) * | 1978-06-22 | 1980-01-10 | ||
JPS55118514U (ja) * | 1979-02-15 | 1980-08-21 |
-
1982
- 1982-03-18 JP JP4307882A patent/JPS58161404A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58161404A (ja) | 1983-09-26 |
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