JPH04213272A - 文書スキャナのセンサ補償方法 - Google Patents

文書スキャナのセンサ補償方法

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JPH04213272A
JPH04213272A JP3007598A JP759891A JPH04213272A JP H04213272 A JPH04213272 A JP H04213272A JP 3007598 A JP3007598 A JP 3007598A JP 759891 A JP759891 A JP 759891A JP H04213272 A JPH04213272 A JP H04213272A
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sensor
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signal
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JP3007598A
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Steven L Webb
スティーヴン・ローレンス・ウェブ
Edward S Beeman
エドワード・スコット・ビーマン
Kenneth Douglas Gennetten
ケネス・ダグラス・ジェネトン
Craig L Miller
クレイグ・リー・ミラー
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HP Inc
Original Assignee
Hewlett Packard Co
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文書の走査の分野に関す
るものであり、より詳しくは文書から反射される光を感
知するのに用いられるセンサ・アレイの個々のセンサ・
セル同士の間に存在し得る感度の不均一性を補償する方
法及び装置に関するものである。なお本願発明は、本願
と同日に出願され参照としてここにその内容を取り込む
「文書スキャナにおいて照度補償をもたらすための方法
及び装置」と題する米国特許出願第470291号に関
連している。
【0002】
【従来の技術】文書走査の技術は、文書に表示された可
視イメージを電子的なイメージ信号に変換して、各種の
電子的処理手段により利用できるようにする方法及び装
置に関するものである。
【0003】周知の方法によれば、文書の走査は、数が
XのY倍に等しい独立した多数の画素(PEL又はPE
LS)からなるX−Yマトリックスへと文書を分割する
ように作動する。文書の各PEL毎に、走査装置によっ
て電子的なイメージ信号が発生される。
【0004】文書の視覚的イメージは、走査プロセスに
よってデジタルイメージ信号に変換される。このデジタ
ルイメージ信号は、種々のやり方で利用することができ
る。例えば、イメージ信号を遠隔地に送信して記憶した
り、プリンタで再生したりすることもできるし、あるい
はイメージの質を高めたり、イメージを変化させるやり
方でイメージ信号に操作を加えることもできるし、さら
にはイメージ信号を他のイメージ信号と組み合わせるこ
ともできる。
【0005】文書から反射された光は光学的手段に入り
、例えば電荷結合素子(CCD)アレイ等の感光性アレ
イ上に焦点合わせされる。このアレイは次いで、大きさ
が文書の個々のPEL領域から反射される光に比例して
いる個々のアナログ電圧を発生する。そしてこれらのア
ナログ電圧はデジタル信号に変換される。
【0006】ごく単純化すると、文書のうち黒いイメー
ジの一部分(白い紙を背景とした黒いイメージを仮定す
る)が、文書のPEL内に検出される場合には、2進信
号「1」を発生することができる。この場合、PEL位
置に文書の黒いイメージの一部が存在しなければ(すな
わち、PELに文書の白い背景が含まれている)、2進
信号「0」が発生されることになる。
【0007】しかしながら通常、文書の各PEL毎につ
いて発生される走査信号は、マルチ・ビットのデジタル
信号である。このことが望ましいのは、マルチ・ビット
信号の場合、文書の各PEL領域内においてさまざまな
黒さのレベルの検知が可能なためである(すなわち、P
ELの灰色スケールの情報が得られる)。従って各PE
L毎に4ビットの信号があれば、文書の各PEL毎に、
文書のイメージについて16の異なる色の濃淡(すなわ
ち、白、14の濃淡の異なる灰色、及び黒)を発生させ
ることができる。こうした4ビット信号の値の範囲は、
16進数の「0」という低い値から「F」という高い値
にまで及ぶ。各PEL毎に8ビットの信号が発生される
場合には、256の異なる信号が、文書の各PEL毎に
文書のイメージの256の異なる色の濃淡を表すことに
なる。こうした8ビットの信号の値の範囲は「00」と
いう低い値から「FF」という高い値にまで及ぶ。
【0008】本発明は、文書の各PEL毎に8ビットの
信号を発生する文書スキャナに関して説明される。走査
ワード「00」は、白いPELを表している。走査ワー
ド「FF」は濃い黒のPELを表し、中間の値のワード
は灰色のPELの濃淡を表している。しかしながら、当
業者にはすぐに理解されるように、本発明は汎用のもの
であり、この特定のマルチ・ビット走査信号のフォーマ
ットに限定されるものではない。
【0009】文書スキャナには通常、ほぼ水平でフラッ
トなガラスのプラテンが設けられており、走査を行うた
めにはプラテンの上部表面に、イメージ側を下に向けて
文書が置かれる。次に、文書に対して光のライン、即ち
光の線形な領域又は足跡を移動させることによって文書
の走査を行うことができる。またはこの代わりに、固定
されている光のラインに対して文書を移動させることに
よって、文書の走査を行うこともできる。本発明の説明
は、文書が固定されており光を移動させる文書スキャナ
に関連して行うものとする。ただし、本発明がこの特定
のタイプのスキャナに限定されるものでないことはもち
ろんである。
【0010】以下の説明に用いられる規則では、光のラ
インが延びる方向をX方向としている。これは文書のP
EL走査行又は走査ラインが延びるのと同じ方向である
。これに直交する走査方向はY方向である。これは文書
のPEL列が延びる方向である。
【0011】文書に対する光の足跡のラインのインクリ
メント走査位置の各々は、文書行として定義される。走
査動作は通常は連続的な移動から成るが、本発明の範囲
内においてはそうである必要性はなく、また何れにせよ
、文書センサ・アレイの逐次の読み取りによって、文書
は離散的行に変換される。明らかに、各々の文書行の位
置は、センサ・アレイ内における個々のセンサ・セルの
物理的位置によって決まる。各々のセンサ・セルは文書
走査の結果、文書のPEL列を生成する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】センサ・アレイの個々
のセンサ・セルの間の感度の不均一性によって文書スキ
ャナにおいて生じている問題が、従来技術において認識
されている。製造手順を注意深く行うことや同様な特性
を有するセンサ・セル・チップを選択することといった
様々な手段により、この問題はある程度軽減されてきた
が、各文書走査の開始時等に動的な手法でアレイを補償
する構成及び配列に対するニーズが依然として存在して
いる。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、センサ・アレ
イの個々のセンサ・セル同士の間に存在しうる光反応の
不均一性を補償する方法及び装置を提供しており、それ
によりその後に文書が走査された場合、すべてのセンサ
・セルが、セルが文書から同じ強さの光を受けた場合と
実質的に同じ出力効果をもたらすようになる。本発明の
動作の結果として、X方向即ち行方向の光路のばらつき
もまた補償される。かかる光路変動の例には、ランプあ
るいは光源のばらつき、ミラーの汚れ等、レンズのばら
つき等が含まれる。
【0014】本発明は文書走査中に光がその文書から反
射される文書スキャナに関連して説明されるが、本発明
の範囲及び思想はこれに限定されるものではない。例え
ば本発明は、走査中に光が文書を透過する場合に付いて
も用途を見いだし得るものである。
【0015】本発明の目的は、複数の個別のセンサ・セ
ルからなる感光性アレイを有する文書スキャナを提供す
ることである。アレイは文書に対して移動するように配
置されており、それによって文書が照射されるに際して
その文書を走査する。その結果、個々のセンサ・セルは
走査中に文書から受けた光に応じて出力信号を提供する
。個々のセル同士の間に存在し得る感度の不均一性の補
償は、(1)アレイの個々のセルに関連し、セルによっ
て提供される出力信号を処理する信号処理手段と、(2
)文書の照射に際して照射されるようセンサ・アレイに
対して配置された文書複写ターゲット手段と(3)ター
ゲットが照射されていない場合のセルの暗反応を判定し
、その結果として暗反応補償信号を提供する手段と、(
4)ターゲットが照射されている場合のセルの明反応を
判定し、その結果として明反応補償信号を提供する手段
と、および(5)暗反応補償信号及び明反応補償信号に
応答し、個々のセルの暗反応及び/又は明反応の何らか
のばらつきを補償するように信号処理手段の感度を調整
する手段との組み合わせによって達成される。本発明の
好ましい実施例では、ターゲットは例えば周知の白色の
色調のような、連続的に均一な色調である。
【0016】文書スキャナのセンサ補償をもたらすべく
本発明により使用されるターゲット部分の正確な色調あ
るいは反射特性は、本発明にとって重要なものではなく
、このパラメータは本発明の思想及び範囲内において当
業者が変更することができる。限定する訳ではないが本
発明の好ましい実施例では、ターゲットは周知の白の色
調(即ち人が白又はある濃淡の白色として認識できるも
の)とすることが望ましいことが判明している。それに
より、ターゲットがスキャナの光源によって照射されて
いない場合にはターゲットはセンサへと実質的に光を反
射せず、またターゲットが光源によって照射される場合
には、ターゲットは、走査される典型的な文書の反射領
域の大部分から予想される反射よりいくぶん少ない(例
えば約90%)割合の光の反射をもたらすようになる。
【0017】本発明の特徴として、暗/明反応の補償は
周期的に必要なだけ生ずるが、実質的に文書走査毎の前
に生ずる。前縁が走査のためのホームポジションに来る
ようにして文書を支持するようにプラテンが設けられ、
ターゲットはこのホームポジションに隣接して、文書走
査の最初の部分で暗/明反応の判定が可能になるように
配置される。暗反応を判定するため、ターゲットの一部
は照射されていないときに走査され、また明反応を判定
するため、ターゲットの一部は照射されているときに走
査される。文書は、個々のセンサ・セルの暗反応及び/
又は明反応の何らかのばらつきについて補償ワードが計
算され記憶された後に走査される。
【0018】本発明の好ましい実施例では、暗/明感度
補償ワードが記憶される補償RAMが提供される。文書
PELSが読まれると、各文書PELから受け取ったア
ナログ信号は、アナログ/デジタル(A/D)変換器の
信号入力に印加される。このA/D変換器は二つの制御
入力を含む。あるセルのアナログ信号がA/Dの信号入
力に印加されると、そのセルについての補償ワードがR
AMから取り出され、暗/明補償ワードがA/Dの二つ
の基準入力に印加される。各補償ワードは、(1)光が
ない時に文書の前縁に隣接するターゲット領域をセルが
検分する場合の各セルの暗信号、および(2)その後セ
ルが文書の前縁に隣接する照射されたターゲット領域を
検分する場合の各セルの明信号、に基づいて計算される
。その後で、文章走査が開始される。
【0019】本発明の以上の及びその他の課題、並びに
その利点については、添付図面に基づく下記の詳細な説
明を参照することによって、当業者には明らかとなろう
【0020】
【実施例】図1から図3には、文書固定光源移動式の、
本発明を具体化した文書走査装置即ちスキャナ10が示
されている。このスキャナは、本発明の効用がある一般
的なタイプである。しかしながら本発明は、これに限定
されるものではない。
【0021】スキャナ10の場合、文書11はその視覚
的イメージを下に向けて、透明なプラテン12の上に配
置されている。次いで文書は走査され、それに含まれて
いる視覚的イメージが、データ処理装置などによって使
用可能な電子的信号イメージに変換される。
【0022】細部は本発明にとって重要ではないが、走
査プロセスが、光源16及び協働する反射鏡17を含む
可動のキャリッジ15によって行われる。モータ18が
、ギヤやケーブル等によってキャリッジ15に機械的に
連結されており、プラテン12の全長に沿うY走査方向
にキャリッジ15を移動させる。文書から反射された光
は、可動のコーナ鏡19によって方向を変えられてレン
ズ20に送られ、そこからセンサ・アレイ21に送り込
まれる。当該技術分野において周知のように、コーナ鏡
19はキャリッジ15と同時に、ただしキャリッジ15
の半分の速度で移動するように取りつけられており、光
の走査ライン24の対物平面からセンサ・アレイ21の
結像平面までの光路の長さが一定に保たれるようになっ
ている。
【0023】限定する訳ではないが、センサ・アレイ2
1は、離散的光センサ・セルすなわち光検出セル22に
よる線形シリアル・アレイ構造をとる電荷結合素子(C
CD)であることが望ましい。センサ・アレイ21の各
センサ・セル22は、文書の画素(PEL)を規定する
。例えば文書上において1インチ(25.4mm)当た
り400PELセルの識別を行うことが可能なCCDは
質の高い分解能をもたらし、また今日の市場において容
易に入手することができる。
【0024】光源16は、当業者にとって周知の方法に
より、プラテン12上に光のライン24、つまり光の線
形領域又は光の足跡を生じさせるように構成され配置さ
れている。光のライン24は、文書11に対してX方向
に延びる。 光のライン24は、文書PELSの行を規定している。 ライン24が移動するにつれて、即ち文書が走査され、
光のライン24が図4のY方向に移動するにつれて、文
書は、それぞれに全長が多数の文書PELSからなる多
数の平行な行に分解される。
【0025】図2において、長さ8.5インチ(216
mm)の典型的なイメージ走査線からなるライン24(
図1の参照番号24にも注意)はレンズ20を通過する
と、CCDセンサ・アレイ21に達する前に、例えばそ
の長さが 7.7:1の比率で光学的に短縮される。線
形センサ・アレイ21はまた、文書11に対し上述のX
方向にも有効に延びている点に留意されたい。
【0026】センサ・アレイ21のアナログ電気信号の
内容23は、キャリッジ15がプラテン12上の文書1
1に対してY方向に移動するにつれて、各文書行毎に周
期的に読み取られる。センサ・アレイ21の個々のセル
からのアナログ出力信号23は、電子コントローラ25
に結合され(図1)、そこにおいて信号は後述のように
デジタル信号に変換される。コントローラ25はモータ
18に駆動制御信号を導入し、また例えば、タコメータ
位置検出器26の出力及びキャリッジ・ホーム・センサ
(図示せず)の出力から、キャリッジ15とコーナ鏡1
9の一方又は双方に関する位置又は移動の帰還情報を受
信することもできる。
【0027】図3には、アレイ21のアナログ信号の内
容23を読み取るための構成が示されている。ゲート信
号(図示せず)により、センサ・アレイ21の1つ置き
のセンサ・セル22にあるアナログ信号の内容はアナロ
グ・シフト・レジスタ27へと並列に結合され、他方、
間にあるセンサ・セル22に存在するアナログ信号は、
アナログ・シフト・レジスタ28へと並列に結合される
。即ち本発明のこの実施例においては、限定する訳では
ないが、アレイ21の奇数番号のセル22の内容は周期
的にシフト・レジスタ27に転送され、他方、偶数番号
のセルの内容は、同じ周期でもってシフト・レジスタ2
8に転送される。
【0028】シフト・レジスタ27及び28にロードさ
れるアナログ信号23の大きさは、その文書行について
の文書11の個々のPELSから反射される種々の光の
レベルを表している。これらアナログ信号の各々の大き
さは、所定の時間にわたって文書11の小さいインクリ
メントPELから反射される光の平均値に対応している
【0029】レジスタ27及び28への転送に続いて、
アナログ信号23はマルチプレクサ30によってアナロ
グ・デジタル変換器(A/D)29に逐次シフトされる
。A/D29のデジタル出力31は、文書PELSの各
々について例えば1バイトのデータといった、マルチ・
ビット・デジタル・イメージ・データのシーケンスであ
る。これらのデータ・バイトのそれぞれは、シフト・レ
ジスタ27及び28から検索されるアナログ信号23の
個々の大きさとデジタル的に対応するようにコード化さ
れ、かくして各バイトは、文書PELSの1つによりも
たらされる反射光の大きさに対応する。センサ・アレイ
21のイメージが文書の1インチ(25.4mm)毎に
400のセル即ちPELSであるならば、A/D29の
出力31は同様に1インチ(25.4mm)当たり40
0バイトから構成されることになる。
【0030】本発明は、A/D29の伝達関数又は利得
およびオフセットを、アレイ21の各セル22の感度測
定値の関数として制御する手段を提供する。より詳細に
言うと、較正RAM32がセルの感度情報を含み、この
情報はそのセルのアナログ信号23がA/D24に与え
られるとき、各セル22に対応するA/D29の利得と
オフセットを調整すべくライン33によって接続される
【0031】図4を参照すると、この図にはプラテン1
2の下側から見た、プラテン12の矩形の平面形状が示
されている。点線は、プラテン12の上部表面に支持さ
れた典型的な文書11を示す。文書はプラテンの角40
に対して位置合わせされているが、これに限定されるも
のではない。限定する訳ではないが、CCDアレイであ
ることが望ましいセンサ・アレイ21は、光のライン2
4を移動させることによって形成されるプラテン領域を
検分しているところが示されている。簡単のため、図1
及び図2のレンズ20は示されていない点に留意された
い。
【0032】文書の走査方向に関して言うと、プラテン
の前縁42は、走査エッジまたは領域の始端であり、平
行な縁部47は走査エッジまたは領域の終端である。
【0033】本発明によれば、ターゲット手段41がプ
ラテン12の前縁42に対してごく近接して取りつけら
れている。ターゲット手段41とプラテンの縁部24は
、文書走査の開始領域を規定する。すなわちターゲット
手段41は走査光線のライン24のホームポジションを
規定する訳である。図4においては、光の走査線つまり
ライン24は図示のようにすでに少しの部分について走
査を終えており、走査動作が進行中であるという点に留
意されたい。
【0034】ターゲット手段41はL字状であり、した
がって2つの直交する部分を含む。ターゲット手段41
の部分は両方とも不透明であり、また走査される典型的
な文書の背景の色調をシミュレートするように着色され
ている。例えば、ほとんどの文書は白を背景とし、黒又
は着色のイメージからなるため、ターゲット41の色は
白、又はほぼ白い色調が望ましい。
【0035】ターゲット手段41の部分43は、本発明
に関して重要なターゲット手段の部分である。部分43
はX方向に延びてプラテンの前縁42と平行であり、文
書走査のY方向と垂直である。Y方向で測定すると、部
分43は、幅が約1/2インチ(12.7mm)である
。後に説明するように、本発明によればターゲット部分
43はアレイ21の個々のセンサ・セル22の暗感度及
び/又は明感度の相違を補償するのに用いられる。
【0036】ターゲット41の部分44は部分43と同
様のPELの大きさであり(X方向で測定)、本願と同
日付けで出願された「文書スキャナにおいて照度補償を
もたらす方法及び装置」と題する係属中の米国特許出願
第470291号に説明されているように光源16の照
射強度の変化を補償するのに用いられる。この係属中の
出願中に説明されているようにして、本発明の動作に先
立って、光源16の付勢のための名目上の設定を決定す
ることができる。CCDアレイ21は、上記出願中に説
明されているように用いられる多数のセンサ・セル22
の比較的短い領域45を含む。
【0037】アレイ21はまたセンサ・セル22の比較
的長い領域46を含み、本発明によればこの領域はまず
ターゲット領域43を検分し、その後プラテン12の活
動領域すなわちオペレータがプラテン12上に走査すべ
き文書を置いた領域を検分するように用いられる。
【0038】後に明らかになるように、本発明では光源
16が消勢されている場合に、アレイ21の暗感度補償
を行うためにアレイ21がまずターゲット43の一部を
検分するように動作する。この手順に直ぐ続けて、光源
16が付勢されている場合にアレイ21がターゲット4
3の一部を検分し、それによってアレイ21の明感度補
償が行われる。各走査の始めの部分でアレイ21の個々
のセンサ22がすべて補償された後、光の足跡24が図
4のY方向に移動しながらプラテンの縁24に達すると
、文書の走査手順が直ちに開始される。
【0039】ターゲット41は、閉じたスキャナ装置ハ
ウジング(図示せず)内にあるため、ターゲットは光源
16が働いていないときは暗くなっている。その結果、
個々のセンサ・セル22の各々からの出力信号又は電流
の大きさは理想的にはこの時点で、セルの暗信号又は電
流として指定された低い値と同じ大きさである。この条
件は、文書の走査中に個々のセンサ・セル22が、例え
ば白い背景上の黒いイメージのPELのような低反射イ
メージPELを検分するときに存在する条件をシミュレ
ートする。典型的には、これはセンサ・セルが文書走査
中に受ける照射の最も低いレベルである。
【0040】本発明の特徴によれば、個々のセンサ・セ
ルの各々について暗電流補償信号が計算され記憶される
。この信号は後に、文書走査中にアレイ21の個々のセ
ンサ・セル22相互の間に存在する何らかの暗反応又は
感度の不均一性を最小化し又は除去するために用いられ
る。
【0041】同様にして、ターゲット41が走査装置の
ハウジング内にあり、プラテン12に隣接しているため
、ターゲットは光源16が働いているとき文書が照射さ
れるのと同じ程度に照射される。その結果、アレイ21
がターゲット41の照射された部分を検分するときに個
々のセンサ・セル22のそれぞれから受け取る出力信号
又は電流は、セルの明信号とされる。通常これは、セン
サ・セルが文書走査中に受ける照射の最高レベルである
【0042】本発明の特徴によれば、個々のセンサ・セ
ルの各々について明電流補償信号が計算され記憶される
。この信号は後に、文書走査中にアレイ21の個々のセ
ンサ・セル22相互の間に存在しうる何らかの明反応の
不均一性を最小化しまたは除去するために用いられる。
【0043】本発明にしたがってアレイ21の個々のセ
ンサ・セル22を補償する方法の一つを図5を参照して
説明する。この図には図2のアナログ/デジタル変換器
29を、アレイ21のアナログ出力が接続される信号入
力50を有するものとして示す。簡単のため、図5にお
いてはレジスタ27、28およびマルチプレクサ30は
示していない。 しかしながら、アレイ部分46の各センサ・セルの個々
のアナログ信号成分が、各各々の文書行について、入力
50に1列ずつ順次印加されることは理解されよう。上
述したようにして補償を達成するために、A/D29に
もまた、負又は低基準制御入力51と正又は高基準制御
入力52からなる制御入力手段が設けられている。この
図では、アレイ部分46はNに等しい数のセンサ・セル
を有するものとして示されている。これに限定されるも
のではないが、Nは各文書行の3400PELS(すな
わち、幅8.5インチ(203mm)の文書の1インチ
(25.4mm)当たり400PELS)に等しくし得
る。各文書行について(文書行が図4のX方向に伸長す
ることを想起すると)アレイ部分46は各センサ・セル
について一つずつ、計N個のPELアナログ信号をもた
らし、A/D29はその出力31に、各文書PELにつ
いて1バイトずつ、計N個のPELデジタルバイトをも
たらす。
【0044】簡単のために、他の装置又はデバイスによ
り使用されるデジタル出力31の処理についてはここで
は説明しない。しかしながら当業者には明らかなように
、イメージコントラスト/強度の制御、イメージスケー
リング、ディザリング、しきい値判定、ウィンドウ付け
及び/又はパッキングを所望に応じて提供することがで
きる。
【0045】図6を参照してより詳細に説明するように
、補償RAM又はメモリ32には、アレイ部分46のN
個のセル22のそれぞれについて1バイト、計N個の補
償バイトが含まれる。
【0046】限定する訳ではないが、各補償バイトの始
めの2ビット(即ちビット「0」および「1」)には、
そのセンサ・セル22の暗反応に関する情報が含まれる
。 二つのビットがあれば四つの異なるレベルの暗補償をR
AM32に記憶することができる。例えば図5に示すよ
うに、「3」という番号の付けられたアレイ部分46の
センサ・セルが、前述のようにターゲット43の照射さ
れていない部分を検分するときにはほとんど出力信号を
提供しないと仮定すると、「3」という番号の補償ワー
ドのビット「0」および「1」はいずれも2進値の「0
」を含んでいる。
【0047】各補償ワードの「2」から「7」までのビ
ットは、そのセンサ・セルの明感度の情報を含んでいる
。本発明はこれに限定されるものではないが、補償バイ
トのこの構成及び配置によって、各センサ・セルの暗感
度に関して記憶されるよりも明感度に関してより多くの
情報(即ち6ビット)を記憶することが可能になる。 図6からわかるように、すべてのセルが光源16によっ
て照射されるターゲット43の一部から反射される同じ
量の光を検分するときにセンサ・セル22により発生さ
れる信号の大きさが大きいほど、それらのセルの補償ワ
ードのビット「2」からビット「7」までに記憶される
2進値の値は大きくなる。
【0048】センサ・セルの補償を行うためには、RA
M32の補償ワードのビット「0」および「1」に含ま
れる2進の値をD/A53によってA/D29の制御入
力52に接続し、その同じ補償ワードのビット「2」か
ら「7」までに含まれる2進の値をD/A54によって
制御入力51に接続する。このようにしてA/D29は
、アレイ部分46のN個のセンサ・セルの個々の暗反応
及び/又は明反応のばらつきに関係なく、異なる文書P
ELから異なるセンサ・セル22へと反射される同じ量
の光に対して、出力31において同じデジタル出力値を
提供するように制御される。
【0049】さらに詳細には言えば、A/D29の伝達
関数は、D/A53、54のアナログ出力値の関数とし
て制御される。
【0050】図6を参照すると、X軸60はA/D29
のアナログ入力を表しており、これは図5の入力50で
ある。 図6のY軸はA/D29のデジタル出力を表しており、
これは図5の信号31である。図5の二つの制御入力5
1および52は、図6の参照符号62および63のそれ
ぞれで表される。
【0051】図6には、代表的な2つの入出力伝達関数
ライン64および65が示されている。これらの二つの
関数ラインは、二つの異なるセンサ・セル22のための
RAM32からの二つの異なる補償バイトによるA/D
29の制御を表している。注意すべきことは、この例で
はこれらの例示的なセンサ・セルはいずれも同じ暗反応
を有し、したがっていずれの補償ワードも(すなわち、
各補償ワードのビット「0」および「1」)A/D29
に対して同じ負の基準51による制御効果を及ぼすこと
である。そうであるから、二つの伝達関数ライン64、
65は、16進出力「00」に対応する共通の小さなア
ナログ信号点66を有する。
【0052】またA/D29のデジタル出力31が文書
PELの各々に対して1バイトであると仮定すると、こ
れらの二つのセンサ・セルが例えば黒いイメージからの
反射のようにそれぞれの文書PELSから最小限の反射
光を受けるとき、A/D29の出力は16進の「00」
である。
【0053】しかしながら、これらの二つの代表的なセ
ンサ・セル22の明感度は同じではない。関数線64に
対応するセル22は、関数線65に対応するセル22よ
りも光に対する感度が高いことに注意しなければならな
い。その結果、関数線64に対応する補償バイトのビッ
ト「2」から「7」まではより大きくなり、この大きさ
が図5の制御入力に加えられた場合には、関数線64に
ついて「+基準の」制御点68が確立される。感度の低
い方のセル22は「+基準の」制御点69を有している
【0054】図6からわかるように、これら二つのセル
22の感度の高い方から予期されるA/D29の入力5
0におけるアナログ信号値の範囲は、X軸上の62から
63のアナログ信号範囲をカバーし、一方これら二つの
セル22の感度の低い方から予期されるアナログ信号値
の範囲は、X軸上の62から70のより小さいアナログ
信号範囲をカバーする。しかしながら、これらの二つの
異なるアナログ信号範囲は、A/D29から同じデジタ
ル出力(即ち「00」から「FF」)を提供することに
注意すべきである。
【0055】かくして本発明によれば、アレイ21のセ
ンサ・セル22の暗感度及び/又は明感度の相違が補償
される。
【0056】当業者は、RAM32にアレイ21のセン
サ・セル22の各々についての暗/明感度補償ワードを
ロードする様々な方法を容易に想像できようが、図7は
例として掲げるものであり、限定的なものではない。
【0057】この図では補償RAM32はアドレス可能
位置のスタックを有するものとして示され、このアドレ
ス可能位置のスタックには通常「セル1」「セル2」そ
の他のラベルが付けられ、そのアドレスに記憶された補
償ワードがアレイ21のセル1、セル2その他に対応す
ることが示される。
【0058】この図の説明を事象80、すなわち走査動
作の開始から始める。本発明に関する限り、第1のステ
ップはターゲット43(図4)の第1の部分を、光源1
6(図1)が消勢されている状態で走査することである
。図7の事象81を参照されたい。この時点においては
、すべてのセンサ・セル22には光があたっていない。 この状態では、ターゲットPEL行を1つ以上走査する
必要はない。しかしながら、多数の行を走査し、次いで
各セルの暗出力電流を平均することが好都合である。
【0059】ここで、事象81の間に各センサ・セル2
2により提供されるアナログ信号が機能ブロック82お
よび83によって分析され、ビット「0」および「1」
がRAM32にロードされる。機能ブロック84を参照
されたい。すなわち、アナログ信号の大きさがセル「1
」からセル「N」まで、補償ワードの「0」および「1
」の四つの状態、すなわち「00」「01」「10」お
よび「11」のいずれの状態に属するかが順次識別され
る。
【0060】図7の事象85を見ると、事象81の後に
ターゲット部分43の多数のPEL行が光源16が付勢
された状態で走査される。必須ではないが、望ましくは
ターゲット43の一つ以上のPEL行が走査され、その
結果得られた各センサ・セル22の信号の大きさは当業
者に周知の技術を用いて平均されるなどし、それによっ
てアレイ21のセルの各々についてただ一つの明感度信
号の大きさが提供されるようにされる。図7の機能ブロ
ック87を参照されたい。
【0061】次いで機能ブロック88および89は補償
ワードのビット「2」から「7」までの2進値の内容を
計算し、その後RAM32をロードする動作をする。こ
の情報を運ぶために6ビットを利用できるため、「00
0000」から「111111」までの64の異なるレ
ベルの明感度が識別可能である。
【0062】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ター
ゲット手段を用いて反射する光からセンサ・セルの明反
応及び暗反応が測定され、これを用いて各々のセルの感
度の調整を行うことができる。従ってセル相互の間にお
ける光反応の不均一性は補償され、かくしてセルによる
感度のばらつきの問題は除去される。
【0063】以上実施例を参照しつつ本発明の詳細な説
明を行った。しかし、当業者は本発明の教示にしたがっ
て他の実施例を容易に考えることができることから、本
発明の思想と範囲は特許請求の範囲によってのみ限定さ
れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を含む光源移動式文書スキャナを示す概
略図である。
【図2】図1のスキャナの対物平面/結像平面光路を示
す展開図である。
【図3】図1の個別のセンサ・セルのアナログ出力信号
がデジタル信号に変換される手法を示す説明図であり、
記憶されているセルの明/暗感度特性を用いてこの信号
が補償される仕方を示す。
【図4】走査のためにプラテンの左上の角(即ちプラテ
ンの上からみて左手の角)に対して位置合わせされた例
示的な文書の角と、光の走査ラインのホームポジション
に配置されたX方向の白い較正ストライプと、ホームポ
ジションから間隔を空けた位置にある光の走査ラインと
を示す、図1の文書プラテンの底面図である。
【図5】センサ・セルのアナログ出力信号が明/暗感度
特性について、補償RAMに記憶されている補償バイト
によって補償される仕方をより詳細に示す、図3に類似
の図である。
【図6】図3及び図5のA/D変換器の伝達関数を示す
図であり、この伝達関数が図3及び図5の補償RAMに
入っているセルの補償バイトの内容の関数としてどのよ
うに変化するかを示す。
【図7】セルの暗反応の関数として補償バイトの各々の
ビット「0」及び「1」が計算される仕方、及びセルの
明反応の関数として補償バイトの各々のビット「2」か
ら「7」が計算される仕方を示す図である。
【符号の説明】
10  スキャナ 11  文書 12  プラテン 16  光源 21  センサ・アレイ 22  光検出セル 24  光のライン 29  A/D変換器 41  ターゲット手段 43,44  ターゲット部分 45  セル 50  出力信号 51  補償信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の独立したセンサ・セルからなる感光
    性センサ・アレイを有する文書スキャナであって、前記
    アレイが文書に対して移動するよう配列されており前記
    文書をそれが照射されるに際して走査し、前記アレイの
    個々のセンサ・セルが前記走査の間に文書から受けた光
    の関数として出力信号をもたらすものにおいて、前記セ
    ンサ・アレイの個々のセンサ・セル相互に間に存在し得
    る感度の不均一性を補償する方法であって、前記アレイ
    の個々のセルに接続され、該セルによってもたらされる
    出力信号を処理する信号処理手段を設け、文書が照射さ
    れるのと同様な仕方で照射されるよう前記センサ・アレ
    イに対して配置されたターゲット手段を設け、前記ター
    ゲット手段が照射されていない場合の前記センサ・セル
    の暗反応を測定し、その結果として暗反応補償信号をも
    たらし、前記ターゲット手段が照射されている場合の前
    記センサ・セルの明反応を測定し、その結果として明反
    応補償信号をもたらし、及び、前記個々のセンサ・セル
    の暗反応及び/又は明反応の何らかの変動を補償すべく
    前記信号処理手段の感度を調整する仕方でもって、前記
    暗反応補償信号及び前記明反応補償信号を前記信号処理
    手段に接続することからなる、文書スキャナのセンサ補
    償方法。
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