JPH04213219A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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Publication number
JPH04213219A
JPH04213219A JP2406219A JP40621990A JPH04213219A JP H04213219 A JPH04213219 A JP H04213219A JP 2406219 A JP2406219 A JP 2406219A JP 40621990 A JP40621990 A JP 40621990A JP H04213219 A JPH04213219 A JP H04213219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amplification factor
current amplification
output buffer
ecl
bipolar transistor
Prior art date
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Pending
Application number
JP2406219A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Muto
伸一郎 武藤
Takakuni Douseki
隆国 道関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2406219A priority Critical patent/JPH04213219A/ja
Publication of JPH04213219A publication Critical patent/JPH04213219A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Bipolar Integrated Circuits (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はECLインタフェースを
有する半導体集積回路に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、この種の半導体集積回路は、その基
本的なデバイス構造を図9に示すように、出力バッファ
22のバイポーラトランジスタQbのベース幅Wbを、
それ以外の回路(以後、内部回路という。)21を構成
するバイポーラトランジスタQaのベース幅Waと等し
く形成しているのが普通である。ただし、同図中1はp
形基板、2はn+形埋込み層2aとn形コレクタ層2b
を含むコレクタ部、3はp形ベース層、4はn+形エミ
ッタ層、5はシリコン酸化膜等の絶縁膜、6は素子分離
用p−形領域である。
【0003】かかる従来のバイポーラのデバイス構造に
おいて消費電力を一定に保ち回路の高速化を行う場合、
■エミッタ寸法の縮小■ベース幅の縮小■ベース不純物
濃度の増加のいわゆるスケーリングが行われる。しかし
ながら、このスケーリングを行うと、  ベース不純物
濃度(NB)が増加するため、電流増幅率hFEは次式
にしたがって減少する。
【0004】
【数1】
【0005】ところで、上記した従来のデバイス構造で
図10に示すECLインタフェース出力バッファ回路を
実現した場合、出力端Toutに現れるECL出力の高
レベルVout(H)は次式で表される。
【0006】
【数2】
【0007】ここで、VbiはシリコンPN接合の内蔵
電圧で約0.8V、hFEはエミッタ接地の電流増幅率
、Ioは出力バッファ用トランジスタQ0のエミッタに
接続された抵抗R0を流れる電流である。なお、図10
において21aは内部回路21としてのCML回路であ
り、これは2つのトランジスタQ1,Q2のエミッタを
共通に接続して、一方のトランジスタQ1の入力端Ta
に入力される電位が他方のトランジスタQ2の入力端T
bに入力される電位より高いときそのトランジスタQ1
が導通し、逆に低いときは非導通になる差動増幅作用を
有するものである。ただし、図中R1,R2は抵抗、C
Oは容量であり、VEEは直流定定電圧源(低電圧側)
、VTTはECLインタフェース部の直流定電圧源であ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のデバイス構造では、スケーリングにより電流増幅率
hFEの小さいトランジスタを用いると、上記(2)式
の第2項が無視できなくなり、ECL出力高電位が出力
インタフェース仕様(例えば、MECL100Kシリー
ズ)から外れるという問題があった。また、(2)式の
第2項の効果をキャンセルするために抵抗R2の抵抗値
を小さくすると、論理振幅を保つために電流Iaを大き
くしなければならず、消費電力が増大するため、バイポ
ーラトランジスタの微細化に限界があった。本発明は以
上の点に鑑みてなされたもので、その目的は上述した問
題点を解決し、高速,低消費電力,高耐圧な半導体集積
回路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、ECLインタフェースを有する集積回路
において、出力バッファ部のバイポーラトランジスタの
電流増幅率を、それ以外の内部回路を構成するバイポー
ラトランジスタの電流増幅率より大きくしたことを特徴
としている。
【0010】
【作用】本発明によると、出力バッファ部ではそのトラ
ンジスタの電流増幅率が大きいため、ECL出力高レベ
ルの低下を抑えられ、消費電力が削減できる。また、内
部回路では電流増幅率が小さいため、トランジスタのコ
レクタ・エミッタ間の耐圧を大きくできる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すデバイス構造
の断面図である。本実施例では、図1に示すように、出
力バッファ22のバイポーラトランジスタQbのベース
幅Wbを、内部回路21を構成するトランジスタQaの
ベース幅Waに比べて大きくしたことである。ここで内
部回路21と出力バッファ22で同じベース抵抗を実現
するためには、出力バッファ22のバイポーラトランジ
スタQbのベース不純物濃度を低くする。その結果、出
力バッファ部22のバイポーラトランジスタQbの電流
増幅率は内部回路21のそれに比べて大きな値をとるこ
とができる。なお、図中同一符号は同一または相当部分
を示している。
【0012】図2は図1のデバイス構造を実現するため
のベース製造法を示す工程断面図である。この方法は、
不純物イオン11を用いたイオン打込み(ドーピング)
法により、内部回路21のベース層3を同図(a)の工
程で作成した後、同図(b)の工程で内部回路21とそ
のベース幅の異なる出力バッファ部22のベース層3を
形成することにより、出力バッファ部22のベース幅W
bを内部回路21のベース幅Waより大きく形成するこ
とができる。なお、12,13は各イオン打込みの際に
用いるマスクである。
【0013】図3は図2と異なる他のベース製造方法を
示したもので、全トランジスタのベースを形成した後(
同図(a))、出力バッファ部22のみのベースに、さ
らに不純物イオン11をイオン打込みベース幅を拡げる
ことによって、上記した図2の方法と同様に出力バッフ
ァ部22のバッファ幅Wbを内部回路21のベース幅W
aより大きく形成することが可能である。
【0014】図4は図1のデバイス構造を実現するため
のベース製造方法の第3の方法を示しており、出力バッ
ファ部22の酸化膜7bの膜厚を内部回路21の酸化膜
7aの膜厚より厚くしてベース幅を変化させたのち、出
力バッファ22部の不純物濃度を内部回路21よりも低
くすることにより、上記実施例と同様に電流増幅率hF
Eの異なるトランジスタを実現できる。
【0015】次に本実施例の作用効果を図10を参照し
て以下説明する。先ず、出力バッファ22部では電流増
幅率hFEを大きくしているため、上記(2)式の第2
項における抵抗R2を大きく設定できる。その結果、定
電流I2を小さくでき、CML回路21aの消費電力を
削減できる。図5に出力バッファ部22の電流増幅率h
FEを2倍大きくした場合、CML回路の消費電力の出
力ビット数依存性を示す。本発明により、hFEを2倍
大きくした場合、消費電力を50%削減できることがわ
かる。
【0016】次に内部回路21では、電流増幅率hFE
を小さくしているため、バイポーラトランジスタのコレ
クタ・エミッタ間の耐圧BVCEOは次式に従って増加
する。
【0017】
【数3】
【0018】ここでnは3〜5の値、BVCBOはコレ
クタ・ベース間の耐圧である。出力バッファ部22では
電流増幅率hFEを大きくするため、コレクタ・ベース
間耐圧BVCEOは低下するが、出力バッファ部22の
電源電圧VTTは−2Vと小さいため、耐圧低下は問題
とならない。
【0019】図6は本発明の別の実施例を示す図1相当
のデバイス構造の断面図であって、これは、MOSFE
TデバイスQcとバイポーラトランジスタQa,Qbを
同一チップ上に搭載したBiCMOSプロセスを用いた
場合の構成例を示している。本実施例では出力バッファ
部22のバイポーラトランジスタQbのベース形成のた
めのイオン打ち込みと、内部回路21のMOSFETデ
バイスQcのチャネルイオン打ち込みをマスク15を用
いて同一工程で行うので、出力回路部の電流増幅率hF
Eを変えるための特別なマスクの追加は不要となる。な
お、同図中8及び9はMOSFETデバイスQcを構成
するソースおよびドレイン領域、10はそのしきい値制
御領域を示す。
【0020】図7は、図6に示すBiCMOS構造を図
8に示すMOSFETデバイスQ3〜Q6とバイポーラ
トランジスタQ7,Q8からなるBiCMOSインバー
タ回路に適用した場合の速度性能を示したものである。 ここで電流増幅率hFEが小さくコレクタ・エミッタ間
耐圧の大きい内部のバイポーラトランジスタを使えば、
電源電圧を下げることなくBiCMOS回路を動作させ
ることが可能となる。これにより本発明によれば、電流
増幅率hFEが40であるトランジスタを用いると電源
電圧を5Vに設定でき、従来回路(hFE=100)に
比べて、遅延時間を約50%削減できる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明の集積回路は
、出力部のECL出力バッファを構成するバイポーラト
ランジスタの電流増幅率を、内部回路を構成するバイポ
ーラトランジスタの電流増幅率より大きく設定すること
により、出力バッファ部では電流増幅率が大きいため、
ECL出力レベルの低下を抑えられ、消費電力を削減で
きる。また、内部回路では電流増幅率を小さくし、コレ
クタ・エミッタ間の耐圧を大きくできるので、BiCM
OSインバータの電源電圧を低下させる必要がなく、回
路動作の高速化がはかれるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すデバイス構造の断面図
である。
【図2】本実施例を実現するための一手法を示す工程断
面図である。
【図3】本実施例を実現するための第2の手法を示す図
である。
【図4】本実施例を実現するための第3の手法を示す図
である。
【図5】本発明による消費電力削減の効果を説明する図
である。
【図6】本発明の第2の実施例を示すデバイス構造の断
面図である。
【図7】本発明による速度性能改善の効果を説明する図
である。
【図8】従来のBiCMOSインバータを示す回路図で
ある。
【図9】従来例を示すデバイス構造の断面図である。
【図10】ECLインタフェース出力回路を示す回路図
である。
【符号の説明】
1  p形基板 2  コレクタ部 3  ベース層 4  エミッタ層 21  内部回路 22  出力バッファ Qa,Qb,Q0〜Q2  npn形バイポーラトラン
ジスタ Qc  MOSFET

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  バイポーラトランジスタのエミッタ端
    を出力インタフェース端とするECLインタフェース出
    力バッファを有し、該バイポーラトランジスタの電流増
    幅率を、それ以外の部分の回路を構成するバイポーラト
    ランジスタの電流増幅率より大きくしたことを特徴とす
    る半導体集積回路。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の出力バッファ部のトラ
    ンジスタのベース幅を、それ以外の部分のトランジスタ
    のベース幅よりも大きくしたことを特徴とする半導体集
    積回路。
  3. 【請求項3】  バイポーラトランジスタのエミッタ端
    を出力インタフェース端とするECLインタフェース出
    力バッファを有し、MOSFETとバイポーラトランジ
    スタを同一チップ上に搭載するBiCMOS回路におい
    て、前記ECL出力インタフェース部のバイポーラトラ
    ンジスタのベースの不純物ドーピングをMOSFETの
    チャネル不純物ドーピングと同時に行うことを特徴とす
    る半導体集積回路。
JP2406219A 1990-12-07 1990-12-07 半導体集積回路 Pending JPH04213219A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07106453A (ja) * 1993-10-07 1995-04-21 Nec Corp 半導体装置
KR100372035B1 (ko) * 1995-04-13 2003-06-19 텔레폰아크티에볼라게트 엘엠 에릭슨 증가된항복전압을갖는바이폴라절연기판상의실리콘트랜지스터

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07106453A (ja) * 1993-10-07 1995-04-21 Nec Corp 半導体装置
KR100372035B1 (ko) * 1995-04-13 2003-06-19 텔레폰아크티에볼라게트 엘엠 에릭슨 증가된항복전압을갖는바이폴라절연기판상의실리콘트랜지스터

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