JPH0622278B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0622278B2
JPH0622278B2 JP60206812A JP20681285A JPH0622278B2 JP H0622278 B2 JPH0622278 B2 JP H0622278B2 JP 60206812 A JP60206812 A JP 60206812A JP 20681285 A JP20681285 A JP 20681285A JP H0622278 B2 JPH0622278 B2 JP H0622278B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01L27/092Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier the substrate being a semiconductor body including only semiconductor components of a single kind including field-effect components only the components being field-effect transistors with insulated gate complementary MIS field-effect transistors
    • H01L27/0921Means for preventing a bipolar, e.g. thyristor, action between the different transistor regions, e.g. Latchup prevention

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高密度化,微細化に有利な相補形絶縁ゲート
型トランジスタの半導体装置に関する。
従来の技術 集積回路の代表である半導体メモリ、とくにダイナミッ
クランダムアクセスメモリ(以後、d−RAMと略記
す)の高密度化は極めて著しい。その高密度化は、各構
成要素の微細化に達成されるが、容量の増大あるいは高
速化に伴なう消費電力の増加と、微細化や大型チップ化
に伴なう干渉雑音に起因する誤動作の発生や動作余裕不
足などを軽減するために相補形MOSFET (以下CMOS−F
ETと略記す)が主要な構成要素になりつつある。
代表的なCMOS-FETを用いたインバータを第6図に示す。
n基板601上にpウェル領域602を形成し、n基板
601表面にソースのp+領域603、ドレインのp+領域
604、絶縁ゲート電極605がpMOS(pチャネルMOSF
ET の略)を構成し、pウェル領域602表面に、ソー
スのn+領域606、ドレインのn+領域607、絶縁ゲ-ト電極
608がnMOS(nチャネルMOSFET の略)を構成し、ゲ
ート電極605と608が接続されて入力となり、ドレ
インのp+領域604とドレインのn+領域607が接続さ
れて出力となる。ソースのp+領域603はp基板601
の電位設定も行なうチャネルストッパーのn+領域609
と接しており電源電圧VDDが印加され、ソースのn+
域606は、pウェル602の電位設定も行なうチャネ
ルストッパーのp+領域610と接しており電源電圧V
SSが印加される(但し VDD>VSS)。
発明が解決しようとする問題点 この様なCMOS-FETの高密度化・微細化を進める際、次の
3つの問題点を克服する事が必要である。
〔第1の問題点〕ラッチ・アップ(原因:寄生サイリス
タ) 従来のCMOS-FETの構造そのものが、本質的に寄生サイリ
スタを構成する。第6図(a)に示した様に、横形pnpトラ
ンジスタTr1とTr3は、それぞれ、pMOSのソースのp+領域
603及びドレインのp+領域604をエミッタ、n基板
601をベース、pウェル領域602をコレクタとして
いる。
又、縦形npnトランジスタTr2とTr4は、それぞれ、nMOS
のソースのn+領域606、ドレインのn+領域607をエ
ミッタ、pウェル領域602をベース、n基板601を
コレクタとしている。
これらのトランジスタのベースにバイアスを与える抵抗
はR1,R3であるが、第6図(a)に示すように、n+領域
609とn基板601及びp+領域610とpウェル領域
602との間の抵抗で、各拡散層の極く近傍に形成され
る分布定数抵抗と考えられる。又、CMOS(CMOS-FET の
略)では、通常VDD及びVSS電極となるn+領域60
9及びp+領域610を夫々pMOSのソースのp+領域603及
びnMOSのソースのn+領域606に隣接して形成するた
め、このR1,R3は極めて低抵抗であるのが普通であ
る。
一方、トランジスタTr1とTr2のエミッタ抵抗R2,R
4は、従来無視されていたが、寄生サイリスタのターン
・オン現象を考える時には無視できない(参考文献:京
増他“CMOS ICのラッチアップ”電子通信学会 論文誌
vol J61-C,No.2 p.106〜113(1978))。
第6図(b)は、寄生サイリスタを表わす従来の等価回路
であり、第6図(c)は、より厳密な等価回路である。第
6図(c)をもとに、CMOS寄生サイリスタのターン・オン
条件を明らかにする前に、ターン・オンの様子を第6図
(d),(e)を用いて説明する。
第6図(d)において、出力端子にV>VDDが雑音電
圧として印加された場合、出力端子に接続されたトラン
ジスタTr3のベース・エミッタ間が順バイアスされ、Tr3
がオン状態になり、雑音電流が矢印Aの様にTr2のベー
ス抵抗R3 を通ってVSSに流れこむ。この結果、Tr2
がオン状態となり、矢印Bの様にVDDからTr1のベー
ス抵抗R1 を通って電流が流れ、Tr1 もオン状態とな
る。更に、Tr1のコレクタ電流(矢印c)によってTr2
ベースが再びバイアスされる。結局、トランジスタ
Tr1,Tr2とから成る閉ループ回路に正帰還がかかり、雑
音電圧がなくなっても電源端子VDDとVSS間に定常
電流が流れ、ラッチ・アップとなる。
同様に、第6図(e)において出力端子にV′<VSS
が雑音電圧として印加された場合、Tr4のベース・エミ
ッタ間が順バイアスされTr4がオン状態になり、雑音電
流が矢印Dの様にVDDからTr1のベース抵抗R1 を通
って出力端子に流れこむ。この結果、Tr1がオン状態と
なり、矢印Cの様にVDDからTr2のベース抵抗R2
通って電流が流れ、Tr2もオン状態となる。さらにTr2
コレクタ電流(矢印B)によりTr1のベースが再びバイ
アスされるという正帰還がかかりラッチ・アップとな
る。
なお、第6図(d)の等価回路でV′が印加された場合
にもTr4がオン状態になり、第6図(e)でVが印加され
れば、Tr3がオン状態となる。但し、R1とR3の大小に
よってどちらが生じ易いかに差が出たと考えられる。
第6図(c)をもとにターン・オン条件を求める。トラン
ジスタTr1,Tr2の順方向バイアンをVF,電流増幅率を
α,コレクタ飽和電流をIC ,ベース電流をIB ,サイ
リスタのゲート・トリガ電流をIg ,アノード電流をI
A とすると、 但し、 従ってターン・オン条件(B=0)は 第6図(b)の様な、従来の等価回路では、R1,R3→∞
及び、R2,R4→0としており、(2)式は、 α1+α2=1 ………………………(3) となる。(なお、R1,R3→∞又はR2,R4→0のいず
れかが成立つ場合も、(3)式が導びかれる。) なお、Tr1,Tr2のβ(=α/(1-α))を用いると(3)式
は、 β1×β2=1 ………………………(4) とも書ける。
(4)式より、寄生サイリスタのターン・オンを防止する
にはTr1,Tr2のβをできるだけ小さくする必要がある。
代表的なCMOSラッチ・アップ防止方法を表1に示すが、
微細化を進める場合、(例A)を除いてラッチ・アップ
を完全に防止する事は不可能である。なお、(2)式から
(3),(4)式が例え成立しても R2≫R1, R2≫R4 ……………(5) が成立すれば、ラッチ・アップは生じなくなるが、CMOS
自の動作範囲が、R2,R4の電圧降下のため狭くなり、
動作性能が低下してしまうため採用できない。尚、第7
図は表1の例A〜Eに対応したCMOS断面構造を示すもの
である。
以上のように、ラッチアップを原理的になくする様な、
根本的な対策を、従来技術の範囲内で実現する様な提案
はなされていない。
〔第2の問題点〕ホット・キャリア効果(原因:高電
界) 一般にMOSFET の高密度化すなわち微細化は通常“比例
縮小則”(スケーリング則ともいう)を設計手法に用い
て実施される。ところが、システム側からの電源電圧を
TTLレベルに合わせたという要求と、高性能を第1に
考える回路では高い電圧で動作させたいという希望があ
るため、電源電圧だけは比例縮小されない事が多い。
電源電圧を下げずに微細化したMOSFET においては、ゲ
ート長,ゲート酸化膜,ソース・ドレイン接合深さの縮
少化と、チャネル部分の不純物濃度の増大により、素子
内部の電界が上昇する。
この高電界によりチャネル中を流れる電子はホットにな
り、ドレイン703の近傍で、第8図(a)の様に衝突電
離を引き起こし、多数の電子・正孔対を生成する。この
発生したキャリアのうち、一部は酸化膜704界面へ向
かい、酸化膜704内へ注入され、一部が捕獲された
り、界面準位を生成する。注入電子のうち大きいエネル
ギーを持つものはゲート酸化膜を透過し、ゲート電極7
05に達してゲート電流となる。
他方、生成された正孔のうち、基板701へ流れるもの
は基板電流Isubとなる。この基板電流Isubはソースの
n+領域702近傍の基板電圧を増大させ、ソース〜基板
電圧がほぼ0.6Vになるとソース・基板間の接合は順
方向にバイアスされ、電子がソースのn+領域702から
p基板701に注入される。この結果、第8図(b)のように
ソースのn+領域702、p基板701、ドレインのn+
域703はn-p-n バイポーラトランジスタと同じ動作
を示し、ドレイン降伏電圧BVDsubより小さなドレ
イン・ソース間降伏電圧BVDSが支配的になる。これ
を次に示す。
但し L:チャネル長, L:拡散長. (6)式からLの減少と共にBVDSの減少する事が分か
る。
〔Ref:E.Sun et al 1978アイイーディーエム テクニカ
ル ダイジェスト(IEDE Technical Digest),p.478
〜〕 この様な、pn接合の高電界が原因となってホットキャ
リアの発生を防ぐために高耐圧構造(例えば Low Dope
d Drain,略してLDD構造)の工夫が試みられている
が、必らずしても有効ではなく高電界発生そのものを低
減するような根本的な対策は提案されていない。
〔第3の問題点〕短チャネル効果(原因:パンチスル
ー) 短チャネルMOSFETに対し、チャネル長が、ソース802
の空乏層とドレイン拡散との和と同程度になると閾電圧
が下がる事が知られている。この条件下のnチャネルMO
SFET の断面図が第9図(a)である。
ゲート805の電圧によって誘起される空乏層内の電荷
は、底辺が各々lとl1 で、高さhの台形の面積内にあ
ると近似される。この電荷の量(単位面積あたりの電荷
量と定義する)は近似的に、 ρdepl=qhNA(l+l1 )/2l ……………(7) となる。これが、閾値において、ゲートによって誘起さ
れるべき空乏層の電荷である。短チャネルの時、l1
著しく、lより短かくなり、実線l1 →0となってパン
チ・スルーが生じる。パンチ・スルー電流は表面から離
れた深い所を流れる。ドレイン803側空乏層の幅r
は、 但し、ε:誘電率,VDB=V−V+Vbi Lが長い時、(7)式のρdeplは一定値ρ=ehNA/2に
近づく。ρと、酸化層の容量C0 を用いると閾値が次
式で与えられる。
但し、 (9)式から、ソース802又はドレイン803に電位が
あるとV>0となるから、ゲート805下の空乏層内
の電荷の減少を引き起こし、従って閾値電圧の減少とな
る。又、d−RAMでよく用いられる基板バイアス電圧V
(<0)も、(9)式から、VT を低下させる原因であ
ることが分かる。(「アイイーディーエム テクニカル
ダイジェスト」(Ref.H.C.Poon at al 1973 IEDM Tec
hnical Digest p.156〜))。
パンチ・スルーは、ソース802とドレイン803を分
離している電位障壁の低下をもたらし拡散電流を流れ易
くする。もしドレイン電圧が印加されるとドレイン側の
空乏層は広がり電位障壁は更に低くなる。この様子は第
9図(b)に示されている。これまで短チャネル化で問題
となる。第8図(b)はゲート印加電圧が一定の場合の表
面ポテンシャル分布(ここではVG=1.8〔V〕とし
てある)、チャネル長とドレイン電圧のみが変化してい
る。曲線AではL=6.25〔μm〕,VDS=0.5
〔V〕、曲線BではL=1.25〔μm〕,VDS=0.5
〔V〕、曲線CではL=1.25〔μm〕,VDS=5
〔V〕としたパンチ・スルーを抑圧するための種々の試
みがなされているが、パンチ・スルーの発生を原理的に
なくする様な提案はなされていない。
問題点を解決するための手段 本発明は、COMSを構成するpチャネルMOSトランジス
タ及びnチャネルMOSトランジスタのソース,ドレイ
ンが、それぞれ同一導電形の基板あるいはウェルに形成
され、しかも、ソースとドレインの間の埋込みチャネ
ルが主動作領域で完全空乏状態を維持する様に(つま
り、チャネル内に中性領域が発生しない様に)チャネル
濃度、チャネル寸法を選定するものである。
とくに、完全空乏状態の埋込チャネル領域にソース,ド
レインが完全に埋没している本発明の構造に因んで、
“完全埋込みCMOS”又は“Depleting Buried-CMOS”,
略して“DB-CMOS”と呼称する。
作 用 本発明は、上記手段,に対応して、′同一導電形
の基板又はウェルに、ソース,ドレインが形成されるた
め寄生サイリスタが原理的に形成されないから、ラッチ
・アップは生じない。又、パンチ・スルーの原因である
ドレイン空乏層というものはなく、チャネルストッパー
(基板又はウェル電位も設定する)との接触によりチャ
ネル内に空乏層が生じるので、短チャネル化に伴なう閾
値電圧の低下は生じない。′更にチャネルの完全空乏
化により電界の局部集中が大幅に緩和されるため、ホッ
トキャリアの発生は著しく軽減され、例え発生したとし
てもソース,ドレイン、チャネルは同一導電形なので、
横方向バイポーラトランジスタは形成されないから、耐
圧低下も生じない。
この事により、高密度化・微細化に極めて有利なCMOSが
実現する。
実施例 第1図(a),(b)は、高密度化・微細化に適した本発明の
“DB-CMOS”インバータの平面図とA−A′断面図であ
る。
n基板101(不純物密度N=1012〜1017cm-3)上に、
pウェル領域102(N=1012〜1017cm-3)を形成す
る。n基板101上にソースのn+領域103(N=1017〜1
020cm-3),ドレインのn+領域104(N=1017〜1020c
m-3),基板電位の設定も兼ねるチャネルストッパーのp
+領域105(N=1017〜1020cm-3)が形成され、絶縁膜1
06を介してp+ポリシリコンのゲート電極GN 107が
設けられ、コンタクト窓を通して、ソース電極SN10
8,ドレイン電極DN109,チャネルストッパー電極C
P 110が、対応する領域と接触する。この結果、n基
板101上には空乏層でソース〜ドレイン間のチャネル
が覆われた埋込みチャネル形nMOSが形成される。
同様に、pウェル102上に、ソースのp+領域111
(N=1017〜1020cm-3),ドレインのp+領域112(N
=1017〜1020cm-3),ウェル電位の設定も兼ねるチャネ
ルストッパーのn+領域113(N=1017〜1020cm-3)が形
成され、絶縁膜106を介して、n+ポリシリコンのゲー
ト電極GP114が設けられ、コンタクト窓を通して、ソ
ース電極SP 115,ドレイン電極DP116,チャネル
ストッパー電極CN 117が、対応する領域と接触す
る。この結果、pウェル102上には、空乏層でソース
〜ドレイン間のチャネルが覆われた埋込チャネル形pMOS
が形成される。なお、118は、基板電極である。
nMOSのゲート電極GN 107とpMOSのゲート電極GP 11
4は接続して“DB-CMOS”インバータの入力となり、nMO
Sのドレイン電極DN 109とpMOSのドレイン電極Dp
16は接続されて“DB-CMOS”インバータの出力とな
る。
nMOSのソース電極SN 108は、電源VSSに、pMOSの
ソース電極SP 115は、電源VDD (>VSS)に
接続される。又、nMOSのチャネルストッパー電極CP
10はVSSに、pMOSのチャネルストッパー電極CN
17はVDDに接続される。
本実施例の“DB-CMOS”を構成するnMOS,pMOSとも、チ
ャネル部が、ソース,ドレインと同一導電形のため、ド
レイン電圧と共にドレイン空乏層が広がり、ついにはソ
ース空乏層と広範囲にわたって接触するパンチ・スルー
という現象は原理的に生じない。
そこで、本実施例の様に、ソース,ドレインに依存しな
い完全空乏状態のチャネルをリーチ・スルー状態のチャ
ネルと定義する(一般の埋込みチャネルは、主動作領域
で中性領域が生じる様に設計されている点で、本発明と
は異なる)。
第1図(c)により、リーチ・スルーの実現条件をチャネ
ル深さの観点から導びく。
第1図(c)は、空乏層の分布、中性領域の存在がよく分
かる様に図示している。nMOSのゲート電極GN 107及
びpMOSのゲート電極GP 114の下のチャネル部の空乏
層がゲート電極の電圧に依存せず、安定に存在するため
にはチャネルストッパーと接することにより基板又はウ
ェルに発生する空乏層を利用するのが望ましい。
従って、nMOSについては、チャネルストッパーのp+領域
105に接してn基板101に生じる空乏層厚をyn
し、p+領域105の深さをypoとし、ソース,ドレイン
のn+領域103,104の深さをYn とすれば、 y+ypo>Yn ………………………(10) 同様に、pMOSについて、チャネルストッパーのn+領域1
13に接してpウェル102に生じる空乏層厚をyp
し、n+領域113の深さをyno,ソース,ドレインのp+
領域111,112の深さをYp とすれば、 y+yno>Yp ………………………(11) (10),(11)式により、リーチ・スルーの縦方向条件が、
示される。この結果、ソース,ドレインは、完全空乏状
態の内部に閉じこめられる事となる。
次に、第1図(a)により、チャネル部のリーチ・スルー
条件を導びく。この場合も、ゲート電極の電圧に依存し
ないことが必要なので、チャネルストッパーと接する基
板又はウェルの空乏層を利用する。
従って、nMOSについては、チャネル幅をWとすれば、 W≦2yn ………………………(12) 同様に、pMOSについても、そのチャネル幅をWとすれ
ば、 W≦2yp ………………………(13) (12),(13)式で、リーチ・スルーの横方向条件が示され
る。
(10)〜(13)式を満足する“DB-CMOS”インバータの構造
は、第1図(d),(e)の様に、pウェル領域 102′の
外にチャネルストッパーのn+領域113を配置してもよ
い。
次に、第1図(b)と第1図(e)の寄生バイポーラトランジ
スタを図示した第1図(f),(g)を検討する。どちらの場
合もnMOSのチャネルストッパーのp+領域105とソース
のn+領域103とpウェル102(又は102′)との
間にpnpトランジスタTr1が形成され、pMOSのチャネルス
トッパーのn+領域113とソースのp+領域111とn基
板101との間にnpnトランジスタTr2が形成される。
又、チャネルストッパーのp+領域105及びn+領域11
1の分布抵抗をR2,R4、寄生pnp及び、npnトランジス
タのベース分布抵抗をR1,R3とすれば、第1図(h)の
様な等価回路が得られる。第6図(c)と比較すると分る
様に、本実施例の寄生ガイポーラトランジスタは、逆方
向の接続になっている為ラッチ・アップという現象は原
理的に生じない事が明らかになった。
以上の様に、本実施例の構成によれば、チャネル部が、
ソース,ドレインと同一導電形であるため、ラッチアッ
プという現象及びパンチスルーという現象は原理的に生
じない。従って、パンチスルーが原因となる短チャネル
化に伴なうVの低下は起こらない。
更に、チャネルの完全空乏化(すなわち、リーチ・スル
ー状態)は、チャネルストッパーの反対導電形領域と接
することで、基板、及びウェル内に空乏層を生じるの
で、Vはむしろ増加する傾向を示す。
さらに、チャネルが完全空乏なので、電界が局所に集中
する事はなく、なだらかな勾配を持つ分布となり、ホッ
トキャリアの発生が著しく低減し、しかも、チャネルと
ソース,ドレインが同一導電形なので、基板電流、又は
ウェル電流を増大させる寄生バイポーラ・トランジスタ
は存在しない事から、ホットキャリアに起因する耐圧劣
化という問題は生じない。
次に、本実施例の動作について述べる。第1図(b)のB
−B′線及びC−C′線に沿ったエネルギーバンド図を
第2図に示す。
第2図(a)は第1図(b)のB−B′線に沿ったエネルギー
バンド図でβ,β′はpMOSのチャネルストップn+領域1
13が存在しない場合を示し、γ,γ′は、チャネルス
トップの極く近傍を示す。それらの総合した結果がα,
α′である。図から分る様にpMOSを流れる正孔は、pウ
ェル102表面ではなく、埋込みチャネルである。
第2図(b)は、第1図(b)のC−C′線に沿ったエネルギ
ーバンド図で、β,β′はnMOSのチャネルストップp+
域105が存在しない場合を示し、γ,γ′は、チャネ
ルストップの極く近傍を示す。それらの総合した結果が
α,α′である。図から分る様に、nMOSを流れる電子
は、n基板101表面ではなく、埋込みチャネルであ
る。
この様に、キャリアの流れる所が、埋込みチャネルであ
るから、表面チャネルを利用している従来のCMOSに比
べ、“DB-CMOS”は、低雑音特性、高速特性が2〜3倍
以上改善される。
次に、微細化に伴ない、電子と正孔の移動度の差異から
生じるpMOSとnMOSの特性を最適化するために一般に用い
られている“ダブルウェル”方式は、本発明にも適用で
き、その具体例を第3図に示す。ともに、n+基板301
上にエピ形成したi領域302(N=1012〜1014cm-3
--又はp--でもよい)上に、pウェル102、又は1
02′とnウェル101′又は101″を設けるもの
で、同じ“ダブルウェル”でも本実施例の構造は、すで
に述べた特徴を全て有する点で、従来のダブルウェルと
は、大きく異なる。
次に、従来のCMOSのかかえる3つの問題点を克服した本
発明の“DB-CMOS”の性能を向上させた別の実施例を第
4図,第5図を用いて説明する。
第4図は、第1図とほとんど共通であるが、nMOSにおけ
るp+ ポリシリコンのゲート電極401が、チャネルの
ソース側に偏って存在しており、しかも、チャネルスト
ップのp+領域105で決まるチャネル幅Wが狭い事、
又pMOSにおいても同様に、n+ポリシリコンのゲート電極
402がチャネルのソース側に偏って存在しており、しか
も、チャネルストップのn+領域113で決まるチャネル
幅Wが狭い事が、第1図と異なる。
この様に、ゲート電極,チャネル幅を変更すると、第5
図(a)に示す電子に対する鞍部点状の電位障壁405
が、nMOSのソースのn+領域103前面に現われ、この電
位障壁405の高さが主としてソースからドレインに向
けて電位障壁を越えて流れる電子の流量制御を行なう。
この電位障壁405は、本質的なゲートの機能を有する
ので、“固有ゲート”とも呼ばれ、この電位障壁405
の存在する領域を、“固有ゲート403”と呼ぶ。な
お、鞍部点状の電位障壁405を越えてソースからドレ
インへ流れる電子はチャネルの中心部407に集中して
流れる。同様に、第5図(b)に示す正孔に対する鞍部点
状の電位障壁406が、pMOSのソースのp+領域111の
前面に現われ、この電位障壁の高さが主としてソースか
らドレインに向けて電位障壁406を越えて流れる正孔
の流量制御を行なう。この電位障壁406の存在する領
域は、“固有ゲート404”と呼ばれ、正孔は、チャネ
ルの中心部408に集中して流れる。
第4図の構造及び第5図において、まずnMOSに関してソ
ースのn+領域103と電位障壁405との間の抵抗をr
sn、固有ゲートとして電位障壁405が本来有する相互
コンダクタンスをgmn、外部に見かけ上現われる相互コ
ンダクタンスをg′mnとし又、pMOSに関して、ソースの
p+領域111と電位障壁406との間の抵抗をrsp、固有
ゲートとして電位障壁406が本来有する相互コンダク
タンスをgmp、外部に見かけ上現われる相互コンダクタ
ンスをg′mpとすれば、 の関係式において、 gmn・rsn≫1,gmp・rsp≫1 が成立つ様になる(普通のMOSでは、gmn・rsn
1,gmp・<1で、gmn・gmpより小さなg′mn,g′
mpを利用している)。
従って、(14),(15)式よりg′mnmn,g′mpmp
となり固有ゲートの相互コンダクタンスが、そのまま利
用されることになる。この機能は、SIT((Static I
nduction Transistorの略称:アイイーイーイートラン
ザクション)(J.Nishizawa et al IEEE Trans.vol.ED
-22,No.4,p185〜,1975)を参照)であり、性能改善の
ため、埋込みチャネル構造を有する“BC-MOS-SIT”とし
て本発明者が実現した素子と同一である。
s の低減に伴ない固有ゲート自身の大きな相互コンダ
クタンスを利用できるだけでなく、高連動作,低雑音特
性が大幅に改善される為、微細化に最も有利となる。
しかしながら、結合容量の介在により、パンチスルーで
はないが電位障壁がドレイン電圧の影響を受ける可能性
が存在し、その場合、ドレイン電流はドレイン電圧に対
して不飽和特性を示す。これは、微細化と共に、生じ易
くなる。
一方、集積回路において電位設定を正確に行なう回路が
要求される場合が多く、そうした場合には、電圧利得の
十分とれる飽和特性が望ましい。
これは、増幅器として、一段当たりの利得をAとする
と、 但し、 となり、rの大きい時、つまり、飽和特性の時に、A
が最大になるという事である。
(14),(15)式でg′mnmn,g′mpmpを維持し、
かつ(16)式でAを実現する方法は、本発明
者が、“ISIS-SIT”で実現した。
その時の条件を第4図に適用する事は可能で、 L>W>y−ypo …………………(17) L>W>y−yno …………………(18) (但し、y,ypo,y,ynoの定義は第1図(c)の
場合と同じ) が成立すればよい。
この条件(17),(18)式の成立により、電位障壁405及び
406は、チャネルストッパーのp+領域113に静電遮へ
いされ、ドレイン電圧の影響は受けなくなる。この結
果、ドレイン電流のドレイン電圧に対する飽和特性が実
現する(従来のFETは、(14),(15)式に示したr sn,
spが大きく、その負帰還効果により、飽和特性を呈し
ていたので、固有ゲートの相互コンダクタンスより小さ
な相互コンダクタンスしか利用できなかった。又、
sn,rspが大きいため、雑音が大きく、高速応答もよ
くない(例えば「ソリッドステート エレクトロニク
ス」(H.Tango et al,Solid-State Electronics vol 1
3,p139〜,1970)。
このように、本発明のDB-CMOSの別の実施例によれば、
大きな相互コンダクタンス,低雑音特性,高速応答特性
が、微細化と共に実現し易くなり、しかも、従来のCMOS
の3大問題点は克服されているので、高密度化・微細化
に最も有力な素子となる。
なお、これまで述べた実施例の導電形を全て逆転させて
も、同様に成り立つ事は勿論である。
また、本発明の設計原理をSOS−CMOS又はSOI−CM
OS(SOSはSilicon On Saphire,SOIはSilicon On
Insulator の略)に適用するならば、更に、飛躍的な性
能が得られる(なぜなら、表1の例Aに示すように、従
来のSOI−CMOS,SOS−CMOS 本発明の様な構造で
ないため、ラッチアップはないものの、短チャネル効
果,ホット・キャリアの問題は避けられないからであ
る)。
発明の効果 本発明は、CMOSを構成するpMOS,nMOSのソース,ドレイ
ンが、それぞれ、同一導電形の基板又はウェルに形成さ
れ、しかも、ソース,ドレイン間の埋込みチャネルが主
動作領域で、完全空乏状態となるため、微細化に伴なう
本来のCMOSの3大問題点 ラッチアップ、 短チャネル下に伴なうV
下、 ホットキャリア発生による耐圧低下、 を原理的になくし、しかも、高性能化が容易に実現でき
高密度化,微細化に最も有利となるもので、その工業的
価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明のDB−CMOSの第1の実施例のインバ
ータの平面図、第1図(b)は第1図(a)のA−A′断面
図、第1図(c)は同空乏層と中性領域の分布図、第1図
(d),(e)は第1図(a),(b)のウェル内のチャネルストッ
パーが外に出た場合の平面図及び第1図(d)のA−A′
断面図、第1図(f),(g)は第1図(b),(e)の寄生トラン
ジスタを示す断面図、第1図(h)は第1図(f),(g)の寄
生トランジスタが形成する回路図、第2図(a),(b)はそ
れぞれ第1図(b),(e)のB−B′線,C−C′線に沿っ
たエネルギーバンド図、第3図(a),(b)は第1図(b),
(e)に対応したダブルウェル構造図、第4図(a),(b)は
本発明のDB−CMOS の第2の実施例のインバータの平面
図及びA−A′断面図、第5図(a),(b)はそれぞれ第4
図(b)のE−E′線,D−D′線に沿った電位分布図、
第6図(a)は従来のCMOS−FETを用いたインバータの構成
を示す断面図、第6図(b)〜(e)は同動作説明のための等
価回路図、第7図は表1に対応したCMOS断面構造を示す
対応図、第8図(a)は微細化したMOSFET でホットキャリ
アが発生し、耐圧が低下する過程を示すモデル図、第8
図(b)は同等価回路図、第9図(a)は微細化したMOSFET
で短チャネル化と共にVが低下し易くなりパンチスル
ーを生じる過程を示すモデル図、第9図(b)は同チャネ
ル電位分布図である。 101……n基板、102……pウェル、103……n+
ース領域、104……n+ドレイン領域、105……p+
ャネルストッパ領域。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板表面に、第1導電形で低不純物
    密度の第1の半導体領域と、第2導電形で低不純物密度
    の第2の半導体領域が存在し、前記第1の半導体領域に
    は第1導電形で高不純物密度の第1のソース領域、第1
    のドレイン領域および第2導電形で高不純物密度の第1
    のチャネルストッパ領域が形成され、前記第1のチャネ
    ルストッパ領域により前記第1の半導体領域に生じた第
    1の空乏層が前記第1のソース領域、前記第1のドレイ
    ン領域、および前記第1のソース領域と前記第1のドレ
    イン領域間の第1のチャネル部を主動作領域で完全に被
    覆し、前記第1のチャネル部に絶縁膜を介して第2導電
    形の第1のゲート電極を設けて第1のトランジスタとな
    し、前記第2の半導体領域には第2導電形で高不純物密
    度の第2のソース領域、第2のドレイン領域、および第
    1導電形で高不純物密度の第2のチャネルストッパ領域
    が形成され、前記第2のチャネルストッパ領域により前
    記第2の半導体領域に生じた第2の空乏層が、前記第2
    のソース領域、前記第2のドレイン領域、および前記第
    2のソース領域と前記第2のドレイン領域間の第2のチ
    ャネル部を主動作領域で完全に被覆し、前記第2のチャ
    ネル部に絶縁膜を介して第1導電形の第2のゲート電極
    を設けて第2のトランジスタとなし、前記第1のゲート
    電極と前記第2のゲート電極を接続し、前記第1のドレ
    イン領域と前記第2のドレイン領域を接続して相補形ト
    ランジスタを構成することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】第1のチャネルストッパ領域が第2の半導
    体領域に形成され、前記第1の半導体領域と広範囲に接
    触することを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の
    半導体装置。
  3. 【請求項3】第1および第2のゲート電極が、第1およ
    び第2のソース領域近傍にのみ設けられた事を特徴とす
    る特許請求の範囲第(1)項記載の半導体装置。
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