JPH04213012A - ワイヤ送り測定方法及び装置 - Google Patents

ワイヤ送り測定方法及び装置

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JPH04213012A
JPH04213012A JP3042330A JP4233091A JPH04213012A JP H04213012 A JPH04213012 A JP H04213012A JP 3042330 A JP3042330 A JP 3042330A JP 4233091 A JP4233091 A JP 4233091A JP H04213012 A JPH04213012 A JP H04213012A
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JP
Japan
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wire
feed
length
measuring
predetermined value
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Application number
JP3042330A
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English (en)
Inventor
Thierry Pepin
スイーリー ペピン
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Artos Engineering Co
Original Assignee
Artos Engineering Co
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B7/00Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
    • G01B7/02Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring length, width or thickness
    • G01B7/04Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring length, width or thickness specially adapted for measuring length or width of objects while moving
    • G01B7/042Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring length, width or thickness specially adapted for measuring length or width of objects while moving for measuring length
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21FWORKING OR PROCESSING OF METAL WIRE
    • B21F23/00Feeding wire in wire-working machines or apparatus
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/51Plural diverse manufacturing apparatus including means for metal shaping or assembling
    • Y10T29/5193Electrical connector or terminal
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通路に沿ってワイヤを軸
方向に所定の長さだけ送るようにした閉ループワイヤ送
り測定方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通路に沿ってワイヤをワイヤ処理装置に
向かって所定の長さだけ送るようにしたワイヤ送り測定
装置が用いられている。ワイヤ処理装置は例えばワイヤ
カッターやカッターストリッパーであり、ワイヤを所定
の長さで切断する従来の代表的なこの種の装置はワイヤ
をその両面から挾む一対のエンドレス可撓性のトラクタ
ータイプの送りベルト又はローラを有している。この送
りベルトはプログラム可能な電子制御器によって制御さ
れる電気サーボモータによって間歇的に駆動される。こ
の制御器はサーボモータを操作するようあらかじめプロ
グラムされており、通路に沿ってワイヤを送りベルトが
所定長さだけ送るようになっている。
【0003】従来装置の或るものは夫々モータ及び送り
ベルトが操作されている間送られたワイヤの長さに応じ
た電気信号を作るエンコーダを含む感知機構を有してい
る。実際上、送りベルトとワイヤ間にはスリップを生じ
、その結果ワイヤの実際の送り長さは所定値より大きく
なったり小さくなったりする。
【0004】従来の閉ループ装置では送りベルトを駆動
するサーボモータに直接又は間接に電気エンコーダが接
続されている。このエンコーダはモータが作動状態であ
ることを示す電気信号を電子制御器に送り、この信号が
モータを制御するために用いられている。このような従
来の装置ではワイヤにスリップは生ぜず、所定の長さだ
け送られているものと仮定している。即ちスリップを生
じている場合でもエンコーダはこれを検知できず、この
ようなスリップを検知してこれをフィードバックし正し
い送り長さとすることはできない。従来の閉ループ装置
ではモータの1サイクル動作の間にワイヤが所定の長さ
だけ送られたか否かをエンコーダが検知できる。然しな
がらエンコーダはこのような信号を操作者に提供するの
みであるから、操作者はこれによって適当な補正処理を
とる必要がある。即ち装置自体はこのエンコーダのフィ
ードバック信号を用いて自動的に補正動作を行うことは
できない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来装置
では装置のセットアップの間又は製造工程の間にスリッ
プが生じたとき操作者は制御器を再プログラミングする
か又は装置を調節して補正を行う必要がある。一方ワイ
ヤは消費されて無くなる場合があり、又正しくない長さ
のワイヤ素子は製造ラインから除去し処分する必要があ
る。このようなことは勿論作業時間、労力及び材料のロ
スとなる。
【0006】他の従来装置においては送りベルトの上流
側に配置した一対の測定ローラに連結したエンコーダを
有しているが、この測定ローラではスリップが生じたか
否かを検知することはできない。又送り長さが所定値よ
り短いときの補正は正しい長さになる迄前進方向に送り
ベルトを駆動することによって行い得るが送り長さが所
定値より長いときは特別な問題が発生する。特に、送り
ベルトとワイヤを後進せしめたときワイヤ送りリールは
前進方向に回転しないように停止されているので計量ロ
ーラ間で強度の小さいワイヤがよじれるようになる。従
ってこの問題を解決するには送りベルト駆動機構に連結
可能な分離後進機構を計量ローラに設け、ワイヤを後進
せしめるときはよじれを防ぐため計量ローラを後進せし
める必要がある。この結果、計量ローラはワイヤの後進
には直接反応せず、計量ローラによって駆動されるエン
コーダは単に後進駆動機構の操作に応じて後進する値を
示すことになる。送りベルトに対するワイヤのスリップ
又は計量ローラに対するワイヤのスリップは検出するこ
とはできず、エンコーダからの情報は正確なものとはな
らない。この結果ワイヤ送り測定装置として満足できる
ものは得られていない。
【0007】本発明の目的はワイヤの送りの間にスリッ
プが生じても通路に沿って前進方向にワイヤをその軸方
向に正確に測定された長さだけ送ることができる閉ルー
プワイヤ送り測定装置を得るにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明装置はワイヤカッ
ター又はカッターストリッパー等のワイヤ処理装置にワ
イヤを送り、ワイヤをその端部から所定の長さで切断す
るために用いることができる。
【0009】本発明のワイヤ送り測定装置は通路に沿っ
てワイヤを所定の長さだけ軸方向に送るため操作される
第1の機構と、この第1の機構にスリップを生じ実際に
送られたワイヤの長さが所定値に合致しないとき所定の
長さだけ送られたか否か判断するため、及びワイヤの送
り長さが所定値となる迄所望の方向にワイヤを送るため
上記第1の機構を更に操作するための第2の機構とを有
する。
【0010】上記第1の機構はワイヤと摩擦係合する少
なくとも1つの後進可能なワイヤ送りベルト又はローラ
と、上記ワイヤ送りベルトを前進又は後進方向に送るた
めの電気モータとを有する。上記第2の機構はモータを
操作するためのプログラム可能な電子制御器と、ワイヤ
の何れかの移動方向に応じて実際のワイヤの移動を示す
フィードバック信号を作り、これを電子制御器に送って
モータを操作せしめるワイヤ測定機構とを有する。
【0011】制御器は第1の機構を操作してワイヤを所
定の長さ前進方向に送った後停止する。ワイヤ測定機構
は実際の送り長さを検知して制御器に対するフィードバ
ック信号を作る。ワイヤ送りの間にスリップを生じた場
合には、制御器は上記フィードバック信号から実際のワ
イヤ送り長さが所定値より大きいか小さいかを判断し、
その差を補正するためワイヤを前進又は後進方向に送る
ように上記第1の機構を制御する。ワイヤ測定機構は上
記補正の間ワイヤの送られた方向と長さを検知し制御器
に送り、この結果ワイヤを所定の長さだけ送ったときワ
イヤの送りを止めるよう上記第1の機構を制御する。
【0012】本発明の好ましい実施例においてはその間
にワイヤを摩擦係合せしめるための互に対向する走行部
分を有する2つのエンドレス可撓性のトラクタータイプ
のワイヤ送りベルトを有するが、ワイヤ送りローラを用
いても良い。電気モータとしては可逆サーボモータを用
いているが後進可能となるようクラッチ等を用いた一方
向連続回転可能なモータを用いても良い。ワイヤ測定機
構は、ワイヤの一方又は両方向における実際の送り長さ
を直接ではなく間接に示す情報に依存してワイヤの実際
の送り長さを操作者が測定する形のものとすることがで
きる。本発明の実施例ではワイヤ測定機構はワイヤによ
って何れかの方向に駆動される測定輪等の移動部材の形
のセンサーであり、エンコーダを駆動して電子制御器に
対するフィードバック信号を作る。このエンコーダは光
学又は誘導レゾルバである。
【0013】プログラム可能な電子制御器はワイヤを前
進方向に所定の長さだけ送るためワイヤ送りベルトを前
進方向に回転するためあらかじめプログラムされる。制
御器はワイヤが前進方向に送られている間及びスリップ
が生じたときこれを補正するためワイヤを前進又は後進
する間ワイヤ測定機構からのフィードバック信号を受け
取り処理する。ワイヤ送りベルト間にワイヤを確実に摩
擦係合せしめるためワイヤ送りベルトを互に離、接する
ための機構を設け、これによってスリップを減少せしめ
、異なる直径のワイヤに対応可能ならしめる。好ましい
実施例においては上記機構として流体アクチュエータが
用いられる。
【0014】製造工程ではワイヤに直接、又はワイヤが
無い場合には装置のテストとセットアップの間ワイヤ送
りベルトの1つに直接ワイヤ測定機構を係合するための
機構を設ける。好ましい実施例においては上記機構とし
てワイヤ測定輪を位置決めするための手動操作可能なカ
ムが用いられる。
【0015】ワイヤが無くなったことを検出し装置を停
止するための機構を用いる。又実際のワイヤ送り長さと
所定値間の差の大きさを検出し、この差が許容値より大
きいとき装置を停止せしめるための機構を設ける。
【0016】装置のセットアップの間ワイヤの送りを助
け、ワイヤ送りベルトによってワイヤが後進方向に送ら
れるときワイヤがよじれるのを防止するため、ワイヤ送
りベルトとワイヤ測定輪間にまたがるワイヤ部分を支持
するための機構を設ける。好ましい実施例においては上
記機構としてワイヤ送りベルトの1つに対してワイヤを
押圧する位置決め可能なスプリング抑制ワイヤガイドで
ある。
【0017】通路に沿ってワイヤを所定長さだけ前進せ
しめるための本発明方法は通路に沿って移動するワイヤ
の実際の長さと方向に関連する信号をワイヤ測定機構に
よって作る工程と、上記ワイヤ測定機構をワイヤに関連
せしめる工程と、ワイヤを上記通路に沿って前進方向に
移動せしめる工程と、上記通路に沿ったワイヤの前進方
向の移動を停止する工程と、ワイヤが上記通路に沿って
前進方向に所定の長さだけ送られたか否かを上記ワイヤ
測定機構からの信号によって判断する工程と、ワイヤの
実際の送り長さが所定値と異なる場合上記通路に沿って
ワイヤを前進又は後進方向に再び移動せしめる工程と、
上記再移動の間に上記ワイヤ測定機構からの信号をワイ
ヤの再移動を停止するために用いる工程とより成ること
を特徴とする。
【0018】上記ワイヤ測定機構をワイヤに関連せしめ
る工程は、上記ワイヤ測定機構内のエンコーダの移動部
材を直接ワイヤに係合せしめ、移動部材を上記通路に沿
ったワイヤの前進及び後進方向の実際の送り長さに応答
せしめる工程を有する。
【0019】本発明によれば公知例にまさる大きな利益
が得られる。例えば装置はスリップが生じたときこれを
自動的に検知し、ワイヤが正しくない長さでワイヤ処理
装置に送られる前に又は切断される前にこれを補正し、
その結果時間、労力及び材料の無駄を防ぐことができる
。本発明装置によればワイヤのスリップによるワイヤ送
り長さの大きな増加又は減少を検知し、補正することが
できる。本発明装置ではスリップによる誤差を補正する
ため前進方向に送られるワイヤの実際の長さを直接検知
し、正確に正しい長さのワイヤが下流のワイヤ処理装置
に送られる。ワイヤ測定機構は前進又は後進の何れかの
方向に送られる実際のワイヤに応答し、又後進方向のワ
イヤの実際の送り長さを測定する。本発明によればワイ
ヤを無駄にすることなくセットアップ及びテストを行う
ことができる。
【0020】本発明によればワイヤが無くなったとき又
は送り誤差が大きいとき装置を自動的に停止せしめるの
で操作者がワイヤが無くなったときや送り長さに問題の
生じたことを知ることができ、装置の無駄な操作を阻止
することができる。本発明装置は構造、操作モードが簡
単で信頼性があり、経済的であり、その結果時間と労力
と材料の無駄を防ぐことができる。
【0021】
【実施例】以下図面によって本発明の実施例を説明する
【0022】本発明の閉ループワイヤ送り測定装置にお
いては図1に示すようにワイヤ供給リール14からワイ
ヤ12を受け取り所定の長さLだけ通路Pに沿って矢印
A方向にワイヤ処理装置13に向かって送り出す。この
ワイヤ処理装置13は例えばワイヤを所定の長さLだけ
順次切断するワイヤカッターである。
【0023】本発明の閉ループワイヤ送り測定装置10
は、支持フレーム15と、夫々この支持フレーム15に
よって支持される上下一対の送りベルト支持板67,5
2、上下一対のエンドレス可撓性ワイヤ送りベルト18
,16、ワイヤ送りベルト18,16を往復動せしめる
可逆電気サーボモータ20、このサーボモータ20によ
って駆動されるタコメータ21、ワイヤ12に係合可能
な可動又は回動可能な測定輪24を有する図6,図7に
示すエンコーダ22の形のセンサ、種々の直径のワイヤ
に適合でき、ワイヤ12を上記ベルト間に挾持し又は摩
擦係合せしめるため下側のワイヤ送りベルト16に対す
る上側のワイヤ送りベルト18の位置を調節する流体ア
クチュエータ26、測定輪24と下側のワイヤ送りベル
ト16間の通路Pに沿ってワイヤをガイドするための調
節可能なワイヤガイド機構27、及びワイヤ12と上側
のワイヤ送りベルト18に相対的に測定輪24の垂直位
置を定めるため選択的に手動操作される位置決めカム2
8を有する。
【0024】本発明の閉ループワイヤ送り測定装置10
は更に電源32によって付勢されるプログラム可能な電
子制御器30と、所望の長さの設定データと他のデータ
を制御器に入力するための手動操作されるデータ入力機
構、例えばキーボード34と、及び圧縮空気源、例えば
ポンプ38と他の流体源又は大気間に流れる空気流を制
御するための電気的に制御される2位置ソレノイド36
とを有する。制御器30はキーボード34からライン3
5を介して、又タコメータ21からライン25を介して
、及びエンコーダ22からライン23を介して電子入力
信号を受け取り、処理して電子出力信号を作り、これに
よってライン28aを介してサーボモータ20を操作し
、又ライン37を介して流体アクチュエータ26のため
のソレノイド弁36を操作する。制御器30はメモリ回
路40と、論理回路41と、中央処理回路(CPU)4
2とを有し、後述するように入力データを貯蔵又は処理
して閉ループワイヤ送り測定装置10の各部を操作する
ための出力信号を作る。
【0025】図1から図7に示すように下側のワイヤ送
りベルト16は夫々軸47,48に固定された被動プー
リ45とアイドラプーリ46に懸架され、上記軸47,
48は下側の支持板52に夫々耐摩耗製のベアリング4
9,50によって回動自在に支持されている。上記支持
板52は図10に示すように4つのボルト54によって
支持フレーム15に固定されている。下側のワイヤ送り
ベルト16の上側走行部分16Aは軸57によって回動
自在に支持されたアイドラローラ56によって支持され
下方へのたわみが阻止されている。
【0026】図1から図6及び図8に示すように上側の
ワイヤ送りベルト18は夫々軸64,63に固定された
被動プーリ62とアイドラプーリ61に懸架され、上記
軸64,63は上側の支持板67に夫々耐摩耗製のベア
リング66,65によって回動自在に支持されている。 上側の支持板67は横方向に離間した一対の筒状のガイ
ドピン70,71によって下側の支持板52に対する位
置が変るよう摺動自在に支持されている。このガイドピ
ン70,71は図7に示すように固定の下側支持板52
内の垂直な孔74,75内及び図8に示すように上側の
支持板67内を垂直に延びる孔76,77内に挿入され
セットネジ72,73によって固定されている。上記の
ワイヤ送りベルト18の下側走行部分18Aは、上側の
支持板67に固定された2つの軸78A,79Aによっ
て回動自在に支持されたアイドラローラ78,79によ
って押さえられ上方へのたわみが阻止されている。
【0027】上側の支持板67は固定の下側の支持板5
2に相対的に選択的に垂直上方及び下方に移動可能であ
り、これによって上側のワイヤ送りベルト18の下側走
行部分18Aと下側のワイヤ送りベルト16の上側走行
部分16A間のスペースが調節され、ワイヤ12をこの
間に確実に係合せしめることができる。流体アクチュエ
ータ26は支持フレーム15に固定され、軸方向に可動
のピストンロッド26Aを有する。上側の支持板67は
接続部26Bを介してこれに接続されたピストンロッド
26Aによって移動される。ピストンロッド26A従っ
て上側のワイヤ送りベルト18の垂直方向の位置は制御
器30からの電子信号に応答するソレノイド弁36によ
って制御される。図1は上下のワイヤ送りベルト18,
16がワイヤ移送時夫々ワイヤの上下面に係合している
状態を示す。図10は上下のワイヤ送りベルト18,1
6が互に離間した状態を示し、この状態から上側のワイ
ヤ送りベルト18を下降することによって任意の直径の
ワイヤに係合せしめることができる。図1,2,11,
12は上側のワイヤ送りベルト18が下降した状態を示
す。図1及び図2ではワイヤ12がベルト間に挾持され
ている。図12においては上下のワイヤ送りベルト18
,16が互に接している。図11では測定輪24が上側
のワイヤ送りベルト18の下側走行部分18Aに係合し
ているが、これはワイヤ12が挿入されていない場合に
エンコーダ22によってセットアップ又はテストのため
の信号を得る場合である。図12では上記測定輪24が
上記下側走行部分18Aから離間している。
【0028】図6,7,8はワイヤ送りベルト16,1
8が駆動される状態を示す。下側のワイヤ送りベルト1
6のための被動プーリ45の軸47と上側のワイヤ送り
ベルト18のための被動プーリ62の軸64には夫々駆
動プーリ80,81が固定されている。タコメータ21
を有するサーボモータ20の出力軸82には駆動プーリ
83が固定されている。アイドラプーリ85がアイドラ
プーリ支持体86に回動自在に支持されており、このア
イドラプーリ支持体86は支持フレーム15に枢支され
ており、内側スプリングによってプーリ83,80,8
1及び85に懸架されているエンドレス可撓駆動ベルト
88に適当な張力を与える位置に自動的に移動される。 図6に鎖線で示すように駆動ベルト88の張力に悪影響
を及ぼすことなく駆動プーリ機構を垂直方向に移動せし
めることができる。
【0029】図1,7,9,10及び12は通路P上に
ワイヤ12を正しく位置決めするために用いる調節可能
なワイヤガイド機構27を示す。図9に良く示すように
ワイヤガイド機構27はネジ92によってその上端に固
定したワイヤ係合板91を有する垂直方向に延びる細長
い部材90を有する。上記ワイヤ係合板91は測定輪2
4と下側のワイヤ送りベルト16の上側走行部分16A
間にまたがるものである。装置のセットアップの間上記
ワイヤ係合板91によってワイヤ12の遊端が測定輪2
4と上側のワイヤ送りベルト18の下側走行部分18A
間からワイヤ送りベルト18,16の下側走行部分18
Aと上側走行部分16A間の位置に正しく送られるよう
になる。装置の操作の間、ワイヤの送り方向を逆とする
必要がある場合にはワイヤ係合板91が上側ワイヤ送り
ベルト18の下側走行部分18Aと協力しワイヤを両者
間に確実に係合せしめ、その結果ワイヤ供給リール14
が停止した状態でワイヤが逆送された場合に強度の小さ
いワイヤが下側のワイヤ送りベルト16の上側走行部分
16Aと測定輪24間で曲がってしまうおそれが無くな
る。図9に示すように部材90は、下側の支持板52に
対してセットアップの間調節ネジ105によって摺動自
在に調節できるよう下側の支持板52の正面に上下のキ
ャップネジ93,94によって取り付けられる。上側の
キャップネジ93は、部材90内の遊び孔95Aを介し
て下側の支持板52のネジ孔95に螺合され、キャップ
ネジ93の頭部は部材90内の長孔96内に受容される
。下側のキャップネジ94は、部材90内の遊び孔98
Aを介してネジ孔98に螺合される。下側のキャップネ
ジ94の頭部は部材90の外面に位置される。部材90
は、部材90内のくぼみ102内に配置されくぼみ10
2の頂壁103とキャップネジ94の上面に対接する螺
旋状圧縮スプリング100によって下側の支持板52に
相対的に上方に制御される。スプリングによる部材90
の上方移動は、部材90の下端のネジ孔106内に配置
されキャップネジ94の下面に対接する手動調節ネジ1
05によって制限される。調節ネジ105には手動のロ
ックナット108が螺合されている。この調節ネジ10
5は装置のセットアップの間に設定されるワイヤ係合板
91の位置を定める。
【0030】図1,6,7,10及び12より明らかな
ようにエンコーダ22がネジ110によって支持ブラケ
ット112に固定され、この支持ブラケット112はキ
ャップネジ114によって下側の支持板52の後側に枢
支され支持フレーム15内の大きな開口15Aを通して
延びる。このエンコーダ22は回転軸120を有し、こ
の回転軸120の回転数に比例した電気信号を発生する
。図7に示すように回転軸120は測定輪24を固定し
た軸122にカップリング121によって連結されてい
る。軸122はブラケット112によって支持された下
側の耐摩耗ベアリング124によって回転自在に支持さ
れ、下側の支持板52内の孔126を通して延びている
。このような構成によって測定輪24はワイヤ送りベル
ト16,18が回転する垂直面と同一の面内に配置され
回転されるようになる。即ち、測定輪24は手動の位置
決めカム28によって通路Pに沿って前進又は後進する
ワイヤ12の軸方向移動によって直接回転される下降位
置と、図11に示すように上側のワイヤ送りベルト18
の下側走行部分18Aによって回転される上昇位置に位
置決めされる。何れの位置においても測定輪24上の最
上部作動面は下側のワイヤ送りベルト16の上側走行部
分16Aの上面と同一の水平面となる。
【0031】測定輪24は、手動操作の位置決めカム2
8によって支持ブラケット112をキャップネジ114
の周りに回動することによって上昇及び下降位置間で図
3に示すように極めて短い距離だけ垂直方向に調節可能
である。
【0032】図3,4及び5に示すように位置決めカム
28は2つの主要部分から成る。その1つは支持板52
に固定した固定の上側部材117であり、他の1つはこ
の上側部材117と協動し図1,2,3,10及び12
に示す下降位置と図11に示す上昇位置間で支持ブラケ
ット112と測定輪24の移動に機械的に連結される手
動操作可能な下側部材119である。
【0033】固定の上側部材117は支持板52の下縁
に固定された筒状スリーブであり、支持板52内の開口
126に連通する支持板52内の孔116に合致する孔
131を有する。図4に示すように筒状スリーブ117
の下縁には4つの突起受容溝が設けられており、その内
の2つ117Aは互に対向しており比較的に浅いが、他
の2つ117Bは同じく互に対向しているが比較的に深
い。図5に示すように下側部材119は貫通孔123を
有し、下側部材119の上側は突起受容溝117A又は
117Bに選択的に係合される突起125を有する。
【0034】駆動ピン118は下側部材119内の貫通
口123、上側部材117内の孔131及び支持板52
内の孔116を通して延びている。駆動ピン118の上
端は、支持ブラケット112内の孔132内で回動可能
ならしめた短い筒状の軸130に螺合されている。駆動
ピン118の下端は、図3に示すようにピン129によ
ってベース部材127に固定されている。駆動ピン11
8を取り巻くよう支持板52内の開口126内に配置さ
れた螺旋状の圧縮スプリング141は支持ブラケット1
12を上方に抑制するが、測定輪24上に加わる下方の
圧力に応じて支持ブラケット112は或る程度下降可能
である。波形スプリング133とナイロン製耐摩耗ワッ
シャー135がベース部材127と下側部材119間で
駆動ピン118上に設けられており、上側部材117に
向かって下側部材119を上方に抑制し、その結果固定
の上側部材117に相対的に下側部材119を駆動ピン
118の周りに90°回動することによって下側部材1
19は下降位置と上昇位置の何れかに維持される。下降
位置では突起125は突起受容溝117Aに係合し、そ
の結果測定輪24は下降位置に維持される。又上昇位置
では突起125は突起受容溝117Bに係合し、その結
果測定輪24は上昇位置に維持される。
【0035】位置決めカム28が下降したとき測定輪2
4はワイヤ12を介して上側のワイヤ送りベルト18の
下側走行部分18Aに接しこれによって回転され得るが
、ワイヤ12が無いときは上側のワイヤ送りベルト18
の下側走行部分18Aに係合することはできない。位置
決めカム28が上昇したとき測定輪24はセットアップ
の間下側走行部分18Aに係合できる。
【0036】操作
【0037】閉ループワイヤ送り測定装置10は下記の
ように操作される。初め図10に示すように装置10は
開状態であり、ワイヤは挿入されておらず、ポンプ38
は作動状態であるがソレノイド弁36によって流体アク
チュエータ26が上側のワイヤ送りベルト18を上昇位
置に維持せしめる位置となっており、位置決めカム28
は下降位置にあり、サーボモータ20がサーボ状態にあ
り、ワイヤガイド機構27が好ましい操作位置に手動調
節されており、及び制御器30が附勢されているが未だ
プログラムされていないものと仮定する。
【0038】プログラム
【0039】操作者がキーボード34を使用して制御器
30にワイヤの送り長さと、送り回数を設定する。
【0040】テストモード
【0041】次いで操作者がテストモードを選択すれば
制御器30はソレノイド弁36を附勢し、流体アクチュ
エータ26を介して上側の支持板67を下降し、上側の
ワイヤ送りベルト18の下側走行部分18Aが下側のワ
イヤ送りベルト16の上側走行部分16Aに係合される
。更に位置決めカム28が手動操作され、これによって
エンコーダの支持ブラケット112が上昇位置に回動さ
れ、その結果図11に示すように測定輪24が上側ワイ
ヤ送りベルト18の下側走行部分18Aに完全に係合す
るようになる。次いで制御器30はサーボモータ20に
指令を送り、これを前進方向に回転し、この結果ワイヤ
送りベルト16,18が前進方向に回動し、ワイヤが所
定距離だけ前進される。
【0042】上側のワイヤ送りベルト18が回動したと
き、測定輪24がこれに応じて回転し、エンコーダ22
がワイヤ送りベルト16,18、従ってワイヤ12の実
際の移動距離に応じたフィードバック信号を制御器30
に送る。制御器30が操作者によって停止されない限り
、所定のプログラムサイクルが実行される。この状態で
は操作者は装置10と制御器30が正しく動作している
が否かを制御器30からのデイスプレー情報から判断し
て必要に応じてこれを調節する。
【0043】セットアップモード
【0044】製造モードを選択し実行する前に、閉ルー
プワイヤ送り測定装置10を図10に示す開放状態なら
しめる。操作者は必要に応じてワイヤガイド機構27を
調節する。この調節はロックナット108を緩め調節ネ
ジ105を回してワイヤ係合板91の位置を定め、次い
でロックナット108を締めて行い、次いで操作者は位
置決めカム28を操作して測定輪24を下降位置としこ
れをワイヤ12に完全に係合できるようにする。セット
アップモードにおいては制御器30がソレノイド弁36
を操作し、流体アクチュエータ26を介して上側のワイ
ヤ送りベルト18を下降せしめ、この結果両ベルトの下
側走行部分18Aと上側走行部分16A間にワイヤ12
が完全に挾持されるようになる。次いで操作者が手動で
ワイヤ12の遊端を装置10に入れると、制御器30が
サーボモータ20を作動しこれによってワイヤ12が装
置10内に送られ、ワイヤ12は上側のワイヤ送りベル
ト18と測定輪14間に挾持され、次いで両ベルトの上
下走行部分16A,18A間に挾持される。
【0045】製造モード
【0046】セットアップモードが完了し、製造モード
が選択されたとき、制御器30がサーボモータ20を操
作し、ワイヤ送りベルト16,18によって通路Pに沿
ってワイヤ12が所定距離だけ所定回数前進される。タ
コメータ21が制御器30にサーボモータ20の回転数
に応じた信号を送り、ワイヤの所定の長さとサーボモー
タ20の1回転当たりの送り長さが判明しているのでこ
れから所定の長さだけワイヤを送るに要するサーボモー
タ20の回転数を制御器30が計算する。サーボモータ
20が所定の回転数だけ回転したとき制御器30によっ
て装置10が停止される。この送り操作の間に図12に
示すようにワイヤ12が無くなれば、ワイヤ送り作業中
は上側のワイヤ送りベルト18の下側走行部分18Aか
ら離れているため測定輪24が回転を停止し、エンコー
ダ22からの信号によってこれが判断されるため制御器
30は装置10を停止する指令を出す。
【0047】ワイヤ送り作業中は、ワイヤ12は両ベル
トの上下走行部分16A,18Aと摩擦係合している。 ベルトが所定距離だけ前進方向に移動したときワイヤと
の間にスリップが無いならば所定長さのワイヤ送りを達
成できる。測定輪24は直接ワイヤ12に接して回転さ
れているため制御器30に対するエンコーダ22の信号
は実際に送られたワイヤ12の長さに正確に対応する。 正しい長さだけワイヤ12が実際に送られた場合には制
御器30がこれを判断してワイヤ処理装置13によりワ
イヤ12を切断し、制御器30は次のワイヤ送りを開始
する指令を出す。
【0048】これに対して若しスリップがあり、正しい
所定の長さだけワイヤが送られなかった場合には、測定
輪24がこれを検知しエンコーダ22がこれを制御器3
0に示す。スリップの結果ワイヤの送り長さが所定の長
さと異なるようになった場合には原因を調べるため装置
10が停止されるが、若しこの長さの差が許容範囲以内
であれば装置10は通常の作動を続ける。
【0049】スリップによりワイヤの送り長さが所定値
以下であれば所定値になる迄サーボモータ20が前進方
向に回転される。スリップによりワイヤの送り長さが所
定値以上となれば、サーボモータ20は逆転される。測
定輪24はこのワイヤ長さ補正のための正転又は逆転を
検知し、エンコーダ22からの信号によってその方向と
送られた長さが表示される。制御器30はこのデータか
らサーボモータ20の回転方向と回転量を決定する。
【0050】制御器30はこのワイヤ長さの補正が完了
したことを確認した後次のワイヤ送りを実行する。制御
器30は又タコメータ21からのデータを用い、補正操
作の間にサーボモータ20の逆転があればこれを考慮し
て送り回数を判断する。制御器30は又タコメータ21
とエンコーダ22からの信号をもとにサーボモータ20
の回転数と測定輪24の回転数間の差を検出し、これが
許容値を越えている場合スリップがあったと判断してサ
ーボモータ20を停止し、ワイヤの送りを止めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワイヤ送り測定装置の閉じた状態の正
面図である。
【図2】図1の装置の右側面図である。
【図3】図1の位置決めカムの拡大断面図である。
【図4】図3の4−4線面図である。
【図5】図3の5−5線面図である。
【図6】図1の装置の一部の背面図である。
【図7】図1の7−7線断面図である。
【図8】図1の8−8線断面図である。
【図9】図12の9−9線断面図である。
【図10】本発明のワイヤ送り測定装置の開いた状態の
正面図である。
【図11】本発明のワイヤ送り測定装置の一部の動作説
明図である。
【図12】本発明のワイヤ送り測定装置の一部の動作説
明図である。
【符号の説明】
10  閉ループワイヤ送り測定装置 12  ワイヤ 13  ワイヤ処理装置 14  ワイヤ供給リール 15  支持フレーム 16  ワイヤ送りベルト 16A  上側走行部分 18  ワイヤ送りベルト 18A  下側走行部分 20  サーボモータ 21  タコメータ 22  エンコーダ 24  測定輪 26  流体アクチュエータ 26A  ピストンロッド 26B  接続部 27  ワイヤガイド機構 28  位置決めカム 30  制御器 32  電源 34  キーボード 35  ライン 36  ソレノイド 38  ポンプ 40  メモリ回路 41  論理回路 42  中央処理回路 52  支持板 67  支持板 86  アイドラプーリ支持体 88  駆動ベルト 90  部材 91  ワイヤ係合板 105  調節ネジ 108  ロックナット 112  支持ブラケット 117  上側部材 118  駆動ピン 119  下側部材 120  回転軸 125  突起 126  開口

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ワイヤを軸方向に送るための第1の機
    構と、上記ワイヤを前進方向に送る上記第1の機構を操
    作するため、前進方向に送られた上記ワイヤの実際の長
    さを測定するため、上記第1の機構を停止し、前進方向
    に送られた上記ワイヤの実際の長さが所定値に等しいか
    否か判断するため、上記実際の長さが所定値より短いか
    長いかによって上記ワイヤを前進方向又は後進方向に送
    るため上記第1の機構を更に操作するため、上記第1の
    機構の再度の操作において前進又は後進されたワイヤの
    実際の長さを判定するため、及びワイヤの実際の送り長
    さが所定値に合致したとき上記第1の機構の操作を停止
    するための第2の機構とより成り、上記第2の機構は前
    進及び後進方向のワイヤの実際の送り長さに応答するワ
    イヤ測定機構と、ワイヤが前進又は後進方向に移動した
    ときこのワイヤによって移動される移動部材と、及びこ
    の移動部材の移動に応答する上記ワイヤ測定機構からの
    信号を受け取り上記第1の機構を操作するための制御器
    とを有することを特徴とするワイヤ送り測定装置。
  2. 【請求項2】  上記第2の機構の上記ワイヤ測定機構
    が上記ワイヤが無くなったことに応答して上記第1の機
    構の操作を止める請求項1記載のワイヤ送り測定装置。
  3. 【請求項3】  上記第2の機構が上記第1の機構に相
    対的なワイヤのスリップの大きさに応答し、ワイヤの実
    際の送り長さと所定値との間の差が許容値を越えている
    とき上記第1の機構の操作を止める請求項1記載のワイ
    ヤ送り測定装置。
  4. 【請求項4】  上記第1の機構がワイヤに係合可能な
    回転可能な送り部材を有し、上記移動部材が上記回転可
    能な送り部材に係合可能でありワイヤが上記回転可能な
    送り部材に係合していないときこれを検知する請求項1
    記載のワイヤ送り測定装置。
  5. 【請求項5】  上記移動部材を上記回転可能な送り部
    材に係合又は離間せしめるよう移動するための機構を有
    する請求項4記載のワイヤ送り測定装置。
  6. 【請求項6】  上記第1の機構がワイヤをその間に係
    合せしめるための一対の分離、回転可能な送り部材を有
    し、更にワイヤを挾持する力を定めるため上記回転可能
    な送り部材を互に離、接せしめるためのアクチュエータ
    機構を有する請求項1記載のワイヤ送り測定装置。
  7. 【請求項7】  通路に沿って移動するワイヤの実際の
    長さと方向に関連する信号を移動部材を含むエンコーダ
    を有するワイヤ測定機構によって作る工程と、上記移動
    部材をワイヤに直接係合することによって上記ワイヤ測
    定機構をワイヤに関連せしめ、上記移動部材が上記通路
    に沿ってワイヤが前進方向及び後進方向に実際に移送さ
    れた長さに応答するようにする工程と、ワイヤを上記通
    路に沿って前進方向に移動せしめる工程と、上記通路に
    沿ったワイヤの前進方向の移動を停止する工程と、ワイ
    ヤが上記通路に沿って前進方向に所定の長さだけ送られ
    たか否かを上記ワイヤ測定機構のエンコーダからの信号
    によって判断する工程と、ワイヤの実際の送り長さが所
    定値と異なる場合上記通路に沿ってワイヤを前進又は後
    進方向に再び移動せしめる工程と、上記再移動の間に上
    記ワイヤ測定機構のエンコーダからの信号をワイヤの再
    移動を停止するために用いる工程とより成ることを特徴
    とするワイヤ送り測定方法。
  8. 【請求項8】  ワイヤの前進方向における実際の送り
    長さと所定値間の誤差が許容値より大きいとき、上記通
    路に沿った何れかの方向におけるワイヤの移動を止める
    工程を含む請求項7記載のワイヤ送り方法。
  9. 【請求項9】  ワイヤを軸方向に送るためワイヤに係
    合可能な回転可能な送り部材を有する第1の機構と、上
    記ワイヤを前進方向に送る上記第1の機構を操作するた
    め、前進方向に送られた上記ワイヤの実際の長さを測定
    するため、上記第1の機構を停止し、前進方向に送られ
    た上記ワイヤの実際の長さが所定値に等しいか否か判断
    するため、上記実際の長さが所定値より短いか長いかに
    よって上記ワイヤを前進方向又は後進方向に送るため上
    記第1の機構を更に操作するため、上記第1の機構の再
    度の操作において前進又は後進されたワイヤの実際の長
    さを判定するため、及びワイヤの実際の送り長さが所定
    値に合致したとき上記第1の機構の操作を停止するため
    の第2の機構とより成り、上記第2の機構は前進及び後
    進方向のワイヤの実際の送り長さに応答するワイヤ測定
    機構と、ワイヤが前進又は後進方向に移動したときこの
    ワイヤによって移動される移動部材と、及びこの移動部
    材の移動に応答する上記ワイヤ測定機構からの信号を受
    け取り上記第1の機構を操作するための制御器とを有し
    、上記移動部材が上記回転可能な送り部材に係合可能で
    ありワイヤが上記回転可能な送り部材に係合していない
    ときこれを検知することを特徴とするワイヤ送り測定装
    置。
  10. 【請求項10】  上記移動部材を上記回転可能な送り
    部材に係合又は離間せしめるよう移動するための機構を
    有する請求項9記載のワイヤ送り測定装置。
  11. 【請求項11】  ワイヤを軸方向に送るためワイヤに
    係合可能な回転可能な送り部材を有する第1の機構と、
    上記ワイヤを前進方向に送る上記第1の機構を操作する
    ため、前進方向に送られた上記ワイヤの実際の長さを測
    定するため、上記第1の機構を停止し、前進方向に送ら
    れた上記ワイヤの実際の長さが所定値に等しいか否か判
    断するため、上記実際の長さが所定値より短いか長いか
    によって上記ワイヤを前進方向又は後進方向に送るため
    上記第1の機構を更に操作するため、上記第1の機構の
    再度の操作において前進又は後進されたワイヤの実際の
    長さを判定するため、及びワイヤの実際の送り長さが所
    定値に合致したとき上記第1の機構の操作を停止するた
    めの第2の機構とより成り、上記第2の機構は前進及び
    後進方向のワイヤの実際の送り長さに応答するワイヤ測
    定機構と、上記回転可能な送り部材に対向して配置され
    ワイヤが前進又は後進方向に移動したときこのワイヤに
    よって移動される移動部材と、及びこの移動部材の移動
    に応答する上記ワイヤ測定機構からの信号を受け取り上
    記第1の機構を操作するための制御器とを有することを
    特徴とするワイヤ送り測定装置。
  12. 【請求項12】  回転可能な送り部材によってワイヤ
    を通路に沿って軸方向に送る工程と、通路に沿って移動
    するワイヤの実際の長さと方向に関連する信号を移動部
    材を含むエンコーダを有するワイヤ測定機構によって作
    る工程と、上記回転可能な送り部材に対向して配置した
    上記移動部材をワイヤに直接係合することによって上記
    ワイヤ測定機構をワイヤに関連せしめ、上記移動部材が
    上記通路に沿ってワイヤが前進方向及び後進方向に実際
    に移送された長さに応答するようにする工程と、ワイヤ
    を上記通路に沿って前進方向に移動せしめる工程と、上
    記通路に沿ったワイヤの前進方向の移動を停止する工程
    と、ワイヤが上記通路に沿って前進方向に所定の長さだ
    け送られたか否かを上記ワイヤ測定機構のエンコーダか
    らの信号によって判断する工程と、ワイヤの実際の送り
    長さが所定値と異なる場合上記通路に沿ってワイヤを前
    進又は後進方向に再び移動せしめる工程と、上記再移動
    の間に上記ワイヤ測定機構のエンコーダからの信号をワ
    イヤの再移動を停止するために用いる工程とより成るこ
    とを特徴とするワイヤ送り方法。
  13. 【請求項13】  上記移動部材がワイヤによって回動
    される測定輪を有する請求項1記載のワイヤ送り測定装
    置。
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