JPH042127B2 - - Google Patents

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JPH042127B2
JPH042127B2 JP25510087A JP25510087A JPH042127B2 JP H042127 B2 JPH042127 B2 JP H042127B2 JP 25510087 A JP25510087 A JP 25510087A JP 25510087 A JP25510087 A JP 25510087A JP H042127 B2 JPH042127 B2 JP H042127B2
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JP
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gate
net
side frames
frame
chain
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JP25510087A
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JPH0197714A (ja
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  • Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この発明は、例えば河川あるいはダムや貯水池
等の取水口に塵芥や流木等が流出するのを防ぐた
めにその前方に設ける網場の通船用ゲートの関す
る。
(ロ) 従来の技術 網場の途中に設ける通船ゲートは、従来は固体
扉を用い、これを片開きとか両開き式に開閉する
型のものが殆んどである。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 しかし、このような従来のゲートでは、網場で
阻止する塵芥などの浮流物の1部が、ゲートと網
場の継ぎ目やゲートの前面にも漂着することが多
く、このような場合、扉は動きを完全に阻害され
て開閉ができなくなり、その都度入力で漂着物を
取り除かなければならなくなるといつた不備があ
つた。
この発明は、漂着物に煩わされず、軽量で遠隔
操作も容易、且つ、生産性、経済性に富む網場用
通船ゲートを提供することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この発明は、その1実施例である図面にもとづ
いて説明すると、第1図において、は網場
途中に設けられた通船路用U字状枠体で、このU
字状枠体の側枠′の頂面に支柱3を、また、
側枠″の頂面に扉の駆動機構を収容する箱状
柱体5を立設する。
側枠1′と1″の上部両外側面には夫々外側方に
向けてフロート取付枠6を固着し、このフロート
取付枠6の下面に、網場を挟む形にゲート支持用
フロート7を装着する。
U字状枠体内に設ける扉体は網8で構成し、
この網8の上縁、中間並に下縁の夫々に巾いつぱ
いに重錘となるチエーン9,9′,9″を張架装着
する。
これらチエーンのうち、チエーン9の右端は支
柱3に、またチエーン9′と9″の右端は側枠1′
に夫々固定し、チエーン9″の左端は側枠1′に固
定する。
また、網8の右側縦縁は側枠1′に固定し、左
側縦縁はフリーとする。
以上のように構成した網体扉の上縁に装着した
チエーン9の左端に支持索10(図例ではチエー
ン)を取り付ける。この支持索10を、箱状柱体
5内の駆動機構におけるチエーンホイール11
に巻き回し、チエーンホイール11を別に設けた
駆動装置(図示せず)により駆動して支持索10
を巻き降ろせば、網8は重錘の助けによつてU字
状枠体の下枠1の下方に垂下する状態に設け
られる。(第4図参照) 12は回転灯でゲートの開閉作動時に点灯回転
するように設けられる。
フロート取付枠6の上面に張つた床6′の上面
には太陽電池13と蓄電池14とを装着する。
(ホ) 作用 上記のように構成したので、通船を必要としな
い時は、支持索10を巻回してチエーン9を側枠
1′,1″間に引張装架状態とすれば、網8は第1
図示のようにU字状枠体1の側枠1′,1″間に張
架され、且つ、チエーン9,9′,9″の重みで流
れることなく垂下し網場の一部として作用す
る。開門の必要が生じた場合は、駆動機構にお
けるチエーンホイール11を回転させて、支持索
10を巻き降ろせば、網8はチエーン9,9′の
重みで垂下する。網8は右側縁が側枠1′に固定
され、且つ、網8の下縁のチエーン9″の両端が
下枠1の両端に固定されているので、網8の上
縁と左側縁がチエーン9,9′の垂下に応じた形
でU字状枠体の下枠1の下方に垂下し、U字
状枠体内を通船可能な開門状態となる。(第4
図参照)閉門する場合は、支持索10を巻き上げ
ればチエーン9,9′はもとの位置に引き上げら
れ、従つて網8も第1図示のもとの状態にもどり
ゲートを閉じる。
(ヘ) 実施例 図例では、支持索10を網8の左側の側枠1″
の上部から引張するようにして、網8の右側縁は
側枠1′に固定し、左側縁はフリーとした状態例
を示したが、網の両側縁を側枠1′,1″に対して
はフリーとし、上縁の両端従つてチエーン9の両
端に支持索を取りつけ、側枠1′,1″の両方から
巻き降ろし、あるいは巻き上げるようにすること
もできる。
また、網の重錘は、チエーンに限ることなく、
小径の棒材その他鋏付け型の鉛等を用いるように
してもよい。
(ト) 発明の効果 この発明は、以上のように扉体を、縁部に重錘
を配した網で構成し、また、操作は支持索巻き取
り用のチエーンホイールを正転あるいは逆転させ
て支持索を巻き降ろし、あるいは巻き上げるだけ
の簡単な操作でゲートの開閉が行えるので、装置
が簡単で、工作精度も殆んど必要とせず従つて生
産性がよく経済性も極めて良い。
また、門扉は垂であるいは引き上げによつて行
う上下方向動作で、従来のように前方へ開く形式
ではない為、浮流物に開閉を阻害される恐れも殆
んどなく、従つて開閉をスムーズに行うことがで
きる。
更に、扉体が比較的軽量簡単で、操作も容易な
ことから、これを作動させる動力エネルギーも僅
かですみ、太陽電池のエネルギーで充分対応させ
ることができる。
また、このように簡素軽量で操作性の良いこと
から遠隔操作、更には自動開閉操作式とすること
も容易に行いうる特徴もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる網場用通船ゲートの1
実施を示す正面図、第2図は平面図、第3図は側
面図、第4図は開門した場合の状態を示す正面図
である。 ……U字状枠体、1′,1″……側枠、1…
…下枠、……網場、3……支柱、……駆動機
構、5……箱状柱体、6……フロート取付枠、7
……フロート、8……網、9,9′,9″……チエ
ーン、10……支持索、11……チエーンホイー
ル、12……回転灯、13……太陽電池、14…
…蓄電池。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 通船路用U字状枠体を網場の途中に挿入した
    通船ゲートにおいて、扉体を重錘を配した網体と
    し、扉体の両側下端をそれぞれ両側枠下部に固定
    し、扉体の両側縦縁を両側枠に対し1側固定地側
    フリーまたは両側フリーとするとともに、扉体上
    縁を支持する支持索の一端または両端延長部をそ
    れぞれの側枠上方に巻き揚げ扉体を閉じて閉門
    し、通船時に支持索を巻き降ろして開門すること
    を特徴とする網場通船ゲート。
JP25510087A 1987-10-08 1987-10-08 網場用通船ゲート Granted JPH0197714A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25510087A JPH0197714A (ja) 1987-10-08 1987-10-08 網場用通船ゲート

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JP25510087A JPH0197714A (ja) 1987-10-08 1987-10-08 網場用通船ゲート

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Publication Number Publication Date
JPH0197714A JPH0197714A (ja) 1989-04-17
JPH042127B2 true JPH042127B2 (ja) 1992-01-16

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ID=17274112

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JP25510087A Granted JPH0197714A (ja) 1987-10-08 1987-10-08 網場用通船ゲート

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014066063A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Zeniya Kaiyo Service Kk 通船・通水ゲート用シート式扉

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JP2000064257A (ja) * 1998-08-13 2000-02-29 Nakada Sangyo Kk 電動通船ゲート装置
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JPH0197714A (ja) 1989-04-17

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