JPH04212291A - 高圧放電灯を点弧するのに適した回路配置 - Google Patents

高圧放電灯を点弧するのに適した回路配置

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JPH04212291A
JPH04212291A JP3044522A JP4452291A JPH04212291A JP H04212291 A JPH04212291 A JP H04212291A JP 3044522 A JP3044522 A JP 3044522A JP 4452291 A JP4452291 A JP 4452291A JP H04212291 A JPH04212291 A JP H04212291A
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capacitor
circuit
transformer
switching element
voltage
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JP3044522A
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Zanten Egbert Van
エフベルト ファン ツァンテン
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Koninklijke Philips NV
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Philips Gloeilampenfabrieken NV
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B41/00Circuit arrangements or apparatus for igniting or operating discharge lamps
    • H05B41/02Details
    • H05B41/04Starting switches
    • H05B41/042Starting switches using semiconductor devices
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S315/00Electric lamp and discharge devices: systems
    • Y10S315/07Starting and control circuits for gas discharge lamp using transistors

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  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交流電源によって付勢さ
れ、高圧放電灯を点弧するのに好適な回路配置であって
、第1の整流器および第1のコンデンサを有する第1の
直列回路と、これら第1の整流器と第1のコンデンサと
の接続点に接続され、少なくとも第1のスイッチング素
子および変成器の1次巻線を有する第2の直列回路と、
前記変成器の2次巻線に接続された出力端子と、第2の
整流器および第2のコンデンサを有する第3の直列回路
とを具え、前記第1および第2の整流器の導通方向を電
源に対して互いに異なる方向とした回路配置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】上述した型式の回路配置は、例えばアメ
リカ特許第4,209,730号明細書に記載されてい
る。
【0003】この既知の回路配置の欠点は、それから発
生される点弧パルスが高度に均一であることである。こ
のことは、例えばこれらの点弧パルスのピーク電圧で見
た場合真実である。
【0004】次にこのことをさらに説明する。既知の回
路配置においては、各電圧パルスは2つのコンデンサの
同時に行われる放電によって発生されているが、ある同
時放電は、その前の同時放電とは殆ど差がない。
【0005】一方、高圧放電灯を点弧するのに必要とさ
れる点弧パルスのピーク電圧は、点弧すべき高圧放電灯
が温かいかまたは冷たいかに依存している。例えば、消
灯した直後の高圧放電灯は温かくなっている。したがっ
て、電源電圧に重畳して印加しなければならない点弧用
の電圧は、温かい高圧放電灯を点弧する場合の方が冷た
い高圧放電灯を点弧する場合に比べて高くする必要があ
る。
【0006】したがって、既知の回路配置においては、
高圧放電灯に印加する電圧を、毎回冷たい高圧放電灯を
点弧するのに要する電圧よりも高くするかまたは冷たい
高圧放電灯を点弧するのに丁度良いが温かい高圧放電灯
を点弧するには不十分な値としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前者のようにする場合
には、高圧放電灯の構成部品が必要以上多数回に亘って
過度の高電圧に曝され、絶縁耐性が悪くなり、高圧放電
灯の寿命を短くする欠点がある。また、後者の場合には
温かい高圧放電灯を良好に点弧することができず、これ
また明らかに不都合である。
【0008】本発明の目的は、冷たい高圧放電灯を点弧
するために過度に高いピーク値を有する点弧パルスを絶
えず与えるようなことなく、しかも冷たい高圧放電灯お
よび温かい高圧放電灯の双方を点弧することができるよ
うに構成した上述した種類の回路配置を提供しようとす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は高圧放電灯を点
弧するのに好適な回路配置において、前記第2の整流器
と第2のコンデンサとの接続点と、前記出力端子に接続
された第2の巻線に結合された変成器巻線との間の枝路
に第2のスイッチング素子を設けるとともに第1および
第2のスイッチング素子を交互に導通させる手段を設け
たことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明による回路配置の利点は、AC電源電圧
の負極性の半サイクル中だけでなく正極性の半サイクル
中にも点弧パルスを発生することができることである。 この正極性の半サイクル中の点弧パルスは、例えば冷た
いランプを点弧するのに専用に用いることがでる。そし
て、負極性の半サイクル中に発生される点弧パルスは高
いピーク値を有しており、したがって温かいランプを点
灯するのに適したものである。
【0011】このことについてさらに説明する。先ず、
第1のコンデンサはAC電源電圧の正の半サイクル中に
充電され、第2のコンデンサは負の半サイクル中に、第
1の整流器とは反対向きに接続された第2の整流器を介
して充電されるものとする。第1のコンデンサからの放
電電流は、スイッチング素子が導通状態にある第2の直
列回路を経て流れ、その結果変成器の2次巻線には電圧
パルスが誘起され、このパルスが出力端子を介してラン
プへ印加される。第2のコンデンサからの放電電流は第
2のスイッチング素子を経て流れ、変成器の作用によっ
て電圧ピークに変換され、同様にしてランプへ印加され
る。
【0012】これらの2個のコンデンサの放電は交互に
行われる。その理由は、上述したようにコンデンサは或
る半サイクルで充電され、それに続く半サイクルで放電
するためである。これは2個のスイッチング素子を交互
に導通させることによって達成できる。スイッチング素
子を導通する際の遅れは、放電電流の波形、したがって
本発明の回路配置で発生すべき点弧電圧の波形特性を改
善することになる。スイッチング素子は、制御回路の電
圧が限界電圧に達するまでは導通しない制御スイッチン
グ素子とすることができる。
【0013】本発明の回路配置においては、奇数番目の
半サイクル中に発生される点弧パルスを生成する回路部
分と、偶数番目の半サイクル中に発生される点弧パルス
を生成する回路部分とは少なくとも部分的に異なってい
るため、これらの点弧パルスのピーク値を異ならせるこ
とができる。したがって、例えば冷たいランプしか点灯
することができないパルスに続いて温かいランプを点灯
するのに適した高い値を有するパルスを発生させること
ができる。
【0014】上述したように、本発明は、AC電源電圧
の正の半サイクル中だけでなく、負の半サイクル中にも
点弧パルスを発生させると云う技術思想に基づいて成さ
れたものである。さらに、本発明ではこれをコンデンサ
の個数を増やすことなく実現することができる。
【0015】本発明の回路配置においては、例えば2個
の変成器を設け、低いピーク値を有する点弧パルスを第
1の変成器の2次巻線を介してランプへ印加することが
できる。この場合には、高いピーク値を有する点弧パル
スは第2の変成器の2次巻線を介してランプへ印加する
。このために、これらの変成器の巻線比は互いに異なる
ものとすることができる。
【0016】本発明の回路配置の第1の好適実施例にお
いては、変成器の1次巻線と変成器巻線とを同一の巻線
を以て構成し、変成器の2次巻線と第2の巻線とを同一
の巻線を以て構成する。
【0017】このような実施例の利点は、変成器が1つ
で足りるため、構成が簡単となることである。
【0018】上述した好適実施例をさらに改善した実施
例においては、例えば第2のコンデンサを変成器の1次
巻線の口出タップへ接続し、第1のコンデンサをこの1
次巻線の一端に接続し、第1のコンデンサの放電電流が
流れる変成器の1次巻線の部分よりも少ない1次巻線部
分に第2のコンデンサの放電電流が流れるようにする。 このように構成すると、変成器の2次巻線、したがって
回路配置の出力端子には、第1のコンデンサの放電時よ
りも高い所望の電圧パルスが得られることになる。
【0019】このような本発明の回路配置の実施例にお
いては、第1のコンデンサは第2の直列回路と相俟って
発振回路の一部を構成することになり、この発振回路の
両端には、第1のスイッチング素子が導通している動作
状態においてAC電圧が発生される。また、第3の直列
回路は、第1のコンデンサ、第1のスイッチング素子お
よび変成器の1次巻線を有する発振回路部分をバイパス
することになる。
【0020】本明細書で云う発振回路とは、少なくとも
コイルとコンデンサとを有し、DC電圧が印加され、コ
ンデンサが初期充電されていない状態でスイッチング・
オンされたときに、コンデンサ間の電圧がその最終値よ
りもオーバーシュートするような回路を意味するもので
ある。
【0021】上述したような改善した実施例の利点は、
第2のコンデンサをきわめて簡単に第1のコンデンサよ
りも高い電圧まで充電することができることである。そ
の結果、第1のコンデンサから生成される点弧パルスよ
りも一層強力な点弧パルスを第2のコンデンサから発生
させることができる。
【0022】このことについてさらに説明する。第1の
スイッチング素子が導通すると云うことは、例えばバラ
ストおよび第1のコンデンサより成るLC回路がスイッ
チング・オンすると云うことである。第1のコンデンサ
はこのスイッチング・オン時にはバイアスを有している
が、その極性は発振回路に印加されている電源電圧の極
性とは一致しないものである。したがって、第1のコン
デンサは初期放電後、バイアス電圧の2倍の電圧まで逆
方向に充電される。
【0023】第1のスイッチング素子が導通するよりも
早いタイミングで行われる第1のコンデンサの充電作用
によって、コンデンサのバイアスは回路配置のAC電源
電圧のピーク値に実質的に等しくなるので、スイッチン
グ・オン動作によるコンデンサの逆方向充電電圧は、回
路配置のAC電源電圧のピーク値の2倍に達するものと
なる。
【0024】すなわち、第1のコンデンサのこのような
状態においては、このコンデンサ間に増大した電圧が現
れ、したがってこの第1コンデンサと、導通状態にある
第1のスイッチング素子および変成器の1次巻線との組
合せ回路の間にも増大した電圧が現れることになる。こ
の増大した電圧の極性は、この組合せ回路をバイパスす
る第3の直列回路がこの電圧で付勢されるようなもので
ある。したがって、第2のコンデンサは回路配置のAC
電源電圧のピーク値を越える電圧まで充電されることに
なる。その理由は上述したように増大した電圧が第3の
直列回路の両端間に現れているためである。
【0025】第2のスイッチング素子は、第1のスイッ
チング素子と同様にAC電源回路に接続された制御回路
を有する制御スイッチング素子とすることができる。こ
の制御スイッチング素子を、電源電圧が適当な位相とな
る度にセンサの作用の下で導通させ、そしてその直後に
遮断する。
【0026】本発明の回路配置の他の好適実施例におい
ては、2つのスイッチング素子の各々をブレークダウン
素子を以て構成する。
【0027】この実施例の利点は、スイッチング素子に
対する制御回路を省くことができることである。すなわ
ち、第1のスイッチング素子は第2の直列回路に現れる
電圧に自動的に応答して動作し、第2のスイッチング素
子は、第2のコンデンサおよび変成器の1次巻線がその
一部を構成する回路に現れる電圧に自動的に応答して動
作するものとなる。
【0028】この場合には、回路配置のAC電源電圧の
或る半サイクル中に一方のスイッチング素子のブレーク
ダウンが起こり、次の半サイクル中に他方のスイッチン
グ素子のブレークダウンが起こる。このようにして2個
のスイッチング素子を簡単に交互に導通させることがで
きる。
【0029】このような実施例の改善例においては、第
2のスイッチング素子のブレークダウン電圧を第1のス
イッチング素子のブレークダウン電圧よりも高くする。
【0030】この改善例の利点は、第2のコンデンサが
最初により高い電圧まで充電される可能性が与えられ、
その後の放電中に発生される点弧パルスが良好なものと
なる点である。
【0031】本発明の回路配置の第1の実施例のさらに
他の改善例においては、変成器の1次巻線の、第1のス
イッチング素子に接続した端とは反対側の端を変成器の
2次巻線と安定用バラストとの接続点に接続する。
【0032】このような改善例の利点は、スイッチング
装置をランプの直列点弧装置として簡単に利用できるこ
とである。この場合には、2次巻線で発生されるパルス
が、安定用バラストを介して印加される主電源電圧に重
畳されることになる。
【0033】
【実施例】図1において、符号1および2は入力端子を
示し、これらは約220V、50Hzのほぼ正弦波状の
AC電圧を発生する電源に接続される。入力端子1には
、誘導性の安定用バラスト3の一端を接続する。バラス
ト3の他端は変成器の2次巻線4の一端に接続する。 この2次巻線4の他端は出力端子5を構成し、高圧放電
灯6の電極に接続する。
【0034】バラスト3と2次巻線4との接続点7を、
3つの枝路を有する並列回路の一端に接続する。この並
列回路の他端は入力端子2に接続する。並列回路の第1
の枝路は、抵抗8、整流器9および第1コンデンサ10
を有する第1の直列回路で構成されている。整流器9と
第1のコンデンサ10との接続点に、ブレークダウン素
子として構成した第1のスイッチング素子11および符
号4で示した2次巻線を有する変成器の1次巻線12を
具える第2の直列回路を接続する。
【0035】並列回路の第2の枝路は、第2の整流器1
3および第2のコンデンサ14を有する第3の直列回路
で構成する。これらの整流器13とコンデンサ14との
接続点をブレークダウン素子として構成した第2のスイ
ッチング素子15の一端に接続する。この第2のスイッ
チング素子15の他端は第1のスイッチング素子11と
変成器の1次巻線12との接続点16に接続する。
【0036】並列回路の第3の枝路はコンデンサ17を
具えている。
【0037】第1のスイッチング素子11が導通状態に
あるときは、第1のコンデンサ10は、第1のスイッチ
ング素子11および変成器の1次巻線12と共に発振回
路1,3,7,12,11,10,2の一部を構成する
ものである。この場合、発振回路の誘導成分のほぼ全部
はバラスト3で構成されている。動作時には、この発振
回路に接続された入力端子1、2間にAC電圧が現れる
【0038】本実施例においては、第1のスイッチング
素子11のブレークダウン電圧を約500Vとし、第2
のスイッチング素子15のブレークダウン電圧を約75
0Vとする。
【0039】本例の回路配置は次のように動作する。入
力端子1、2間にAC電圧が印加され、入力端子1が入
力端子2に対して正となると、第1のコンデンサ10は
回路1,3,7,8,9,10,2を介して充電される
。この充電は、充電電圧が入力端子1、2間の電圧のピ
ーク値にほぼ等しくなるまで行われる。
【0040】次の半サイクル中、入力端子1は入力端子
2に対して負となる。この場合に、第1のスイッチング
素子11が導通しないとすれば、このスイッチング素子
間には電源電圧のピーク値のほぼ2倍の電圧が印加され
るはずである。この電圧は約2×310Vとなる。
【0041】しかしながら、本例では、ブレークダウン
素子として構成したスイッチング素子11は500Vで
既に導通してしまう。このようにスイッチング素子11
が導通すると、スイッチング・オン動作が行われ、第1
のコンデンサ10間の初期バイアス電圧の極性は入力端
子1、2間に与えられる電源電圧の極性とは一致しない
。したがって、第1コンデンサ10は急速に放電し、そ
の後逆方向にこの第1コンデンサに先に与えられていた
バイアス電圧よりも高い電圧まで充電される。その結果
、スイッチング素子11、変成器の1次巻線12および
バラスト3を経て電流が流れる。したがって、変成器の
作用によって2次巻線4間に高電圧が発生される。この
電圧がそのときに印加される電源電圧に重畳され、出力
端子5を経てランプ6へ印加されることになる。このよ
うにして発生された電圧は冷たい状態にあるランプを点
弧するのに好適なものである。
【0042】上述した動作でもランプが点灯しない場合
には、回路配置は次のように動作する。第1コンデンサ
10の電圧の極性が反転する間に、コンデンサ10、ス
イッチング素子11および変成器の1次巻線14より成
る回路にも電圧が現れる。この電圧の極性は、第3の直
列回路の第2のコンデンサ14がこれと同じ電圧まで充
電されるようなものである。この電圧は第1コンデンサ
10の初期バイアス電圧よりも高いものである。入力端
子1、2間に与えられるAC電源電圧の次の半サイクル
中に第2のスイッチング素子15間の電圧が750Vに
達すると、このスイッチング素子は導通する。そして第
2のコンデンサ14はこの第2のスイッチング素子およ
び変成器の1次巻線12を介して急速に放電する。その
結果、2次巻線4を介してランプ6には高いピーク値を
有する点弧パルスが印加されることになる。この電圧は
勿論電源電圧に重畳される。このように重畳された電圧
は温かい状態にあるランプ6を点弧するのに十分なもの
である。
【0043】上述した2つの点弧パルスによってもラン
プ6が点灯しない場合には、第1コンデンサ10は再び
充電され、そして次の半サイクル中にスイッチング素子
11は500Vにおいて再び導通するので低いピーク値
を有する点弧パルスが再び発生される。
【0044】ランプ6が点灯した場合には、接続点7と
入力端子2との間の電圧はこのランプの点灯電圧まで降
下し、したがってスイッチング素子11および15は非
導通状態を維持する。したがって、点弧装置はブロック
され、ランプ電流は回路1,3,4,6,2を経て流れ
るようになる。
【0045】コンデンサ17は、変成器の2次巻線4か
らの高周波電圧ピークを短絡させるように動作し、した
がってこの電圧ピークはバラスト(接続点7)には達せ
ず、ランプ(接続点18)に達するようになる。
【0046】上述した実施例においては、第1のスイッ
チング素子11のブレークダウン電圧をほぼ500Vと
し、第2のスイッチング素子15のそれをほぼ750V
としたが、その他の部品の値は次のようにした。 コンデンサ10:          0.2μFコン
デンサ14:          0.3μFコンデン
サ17:          10nF抵抗8:   
               15KΩ安定用バラス
ト:          0.5ヘンリー変成器の変成
比12/4:  約1/5
【0047】ランプ6は約7
0Wで動作電圧が約90Vの高圧ナトリウム放電管とし
た。本発明の変形例においては、スイッチング素子15
を接続点16に接続する代わりに第2の変成器(図示せ
ず)の1次巻線に接続することができる。この1次巻線
の一端は接続点7に接続することができる。この1次巻
線に結合された2次巻線(図示せず)はランプ6と図1
の回路の接続点との間の枝路に例えば設けることができ
る。
【0048】図2において、+Vs は図1の回路の入
力端子1、2間に印加される電源電圧の正のピーク値を
示し、−Vs は負のピーク値を示すものである。VP
1は第1のコンデンサ10の放電中に発生される点弧パ
ルスのレベルを示し、VP2は第2のコンデンサ14の
放電中に発生される点弧パルスのレベルを示すものであ
る。VP2の絶対値はVP1の絶対値よりも大きいもの
である。
【0049】スイッチング素子11および15のブレー
クダウン電圧は、図2に示すように電源電圧がその最大
値になる瞬時に近い時点で点弧パルスが発生されるよう
な値に選択した。
【0050】図2はさらに、VP1は正の半サイクル、
すなわち奇数番目の半サイクルに発生されることを示し
ている。このパルスは冷たい状態にあるランプ6を点灯
するのに適したものである。負の半サイクル、すなわち
偶数番目の半サイクル中は、より高いピーク値を有する
パルスVP2が発生され、この、パルスは温かい状態に
あるランプ6を点灯するのに適したものである。
【0051】上述した実施例ではVP1はほぼ6000
V、VP2はほぼ8000Vである。
【0052】図2は、ランプがない場合の波形を示した
ものであることは明らかである。
【0053】
【発明の効果】上述したように本発明の回路配置によれ
ば、低いピーク値を有する点弧パルスと高いピーク値を
有する点弧パルスとを交互に発生することができ、しか
も最初に低いピーク値の点弧パルスを発生させることが
できる。したがって、ランプの絶縁材料を節約すること
ができるとともにランプが冷たい状態にあっても温かい
状態にあっても点灯させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回路配置で、高圧蒸気放電灯を点
灯するようにした実施例の構成を示す回路図である。
【図2】図1に示す回路配置において、点弧中時間tの
経過とともに発生される電圧の波形を示す波形図である
【符号の説明】
1  入力端子 2  入力端子 3  バラスト 4  変成器の2次巻線 5  出力端子 6  高圧蒸気放電ランプ 8  抵抗 9  整流器 10  第1コンデンサ 11  第1スイッチング素子 12  変成器の1次巻線 13  整流器 14  第2コンデンサ 15  第2スイッチング素子 17  コンデンサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  交流電源によって付勢され、高圧放電
    灯を点弧するのに好適な回路配置であって、第1の整流
    器および第1のコンデンサを有する第1の直列回路と、
    これら第1の整流器と第1のコンデンサとの接続点に接
    続され、少なくとも第1のスイッチング素子および変成
    器の1次巻線を有する第2の直列回路と、前記変成器の
    2次巻線に接続された出力端子と、第2の整流器および
    第2のコンデンサを有する第3の直列回路とを具え、前
    記第1および第2の整流器の導通方向を電源に対して互
    いに異なる方向としたものにおいて、前記第2の整流器
    と第2のコンデンサとの接続点と、前記出力端子に接続
    された第2の巻線に結合された変成器巻線との間の枝路
    に第2のスイッチング素子を設けるとともに第1および
    第2のスイッチング素子を交互に導通させる手段を設け
    たことを特徴とする回路配置。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の回路配置において、前
    記変成器の1次巻線と変成器巻線とを同一の巻線を以て
    構成し、前記変成器の2次巻線と第2の巻線とを同一の
    巻線を以て構成したことを特徴とする回路配置。
  3. 【請求項3】  請求項2記載の回路配置において、前
    記第1のコンデンサが第2の直列回路と相俟って発振回
    路の一部を構成するようにし、この発振回路の両端間に
    、第1のスイッチング素子が導通している動作状態にお
    いてAC電圧が発生されるようにし、前記第3の直列回
    路が、第1コンデンサ、第1スイッチング素子および変
    成器の1次巻線を具える発振回路の部分をバイパスする
    ように構成したことを特徴とする回路配置。
  4. 【請求項4】  請求項1、2または3記載の回路配置
    において、前記2つのスイッチング素子の各々をブレー
    クダウン素子を以て構成したことを特徴とする回路配置
  5. 【請求項5】  請求項4記載の回路配置において、前
    記第2のスイッチング素子のブレークダウン電圧を前記
    第1のスイッチング素子のブレークダウン電圧よりも高
    くしたことを特徴とする回路配置。
  6. 【請求項6】  請求項2記載の回路配置において、前
    記変成器の1次巻線の、前記第1のスイッチング素子に
    接続した端とは反対側の端を前記変成器の2次巻線と安
    定用バラストとの接続点に接続したことを特徴とする回
    路配置。
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