JPH04212280A - 正特性サーミスタ発熱体とその集合体 - Google Patents

正特性サーミスタ発熱体とその集合体

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Publication number
JPH04212280A
JPH04212280A JP986691A JP986691A JPH04212280A JP H04212280 A JPH04212280 A JP H04212280A JP 986691 A JP986691 A JP 986691A JP 986691 A JP986691 A JP 986691A JP H04212280 A JPH04212280 A JP H04212280A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating element
flat plate
temperature coefficient
positive temperature
coefficient thermistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP986691A
Other languages
English (en)
Inventor
Chuji Kawai
河合 忠二
Satoru Takao
高尾 哲
Akiyoshi Yonetani
米谷 章義
Yasuaki Matsuda
泰明 松田
Ayafumi Kawase
川瀬 純史
Yasuhiro Toi
戸井 康広
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Publication of JPH04212280A publication Critical patent/JPH04212280A/ja
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  • Thermistors And Varistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、正特性サーミスタ発熱
体とその集合体、特に正特性サーミスタ素子に熱結合さ
れた放熱体を含み、例えば温風ヒータやドライヤならび
にふとん乾燥器などの熱源として用いられる、正特性サ
ーミスタ発熱体とその集合体に関する。
【0002】
【従来の技術】正特性サーミスタ発熱体、特に正特性サ
ーミスタ温風発熱体は、正特性サーミスタ素子と、前記
正特性サーミスタ素子に熱結合される平板および放熱フ
ィンを含む放熱体とから構成される。電力が投入される
と正特性サーミスタ素子が発熱し、その熱が放熱体の平
板部分を経て放熱フィンから放散される。このとき、フ
ィンの面と平行な方向から、例えばファンによって空気
を送り込むと、この空気がその熱によって加熱され、温
風ないし熱風として別途設けた吹出口から送り出される
【0003】これまで、一般に、正特性サーミスタ発熱
体の放熱部分にはコルゲート型フィンおよび切り起こし
型フィンが用いられてきた。
【0004】図5は、コルゲート型の正特性サーミスタ
発熱体40を示す略式斜視図であって、正特性サーミス
タ(PTC) 素子42をサンドイッチ状に挟んだ放熱
体44から構成され、この放熱体44は平板フレーム4
6とその内に配置されたアルミニウムコルゲートフィン
48とを備えている。このようにして構成される発熱体
40は、その上に同じ発熱体を積み重ねることが可能で
あり、必要により何段にも積み重ね、正特性サーミスタ
発熱体集合体とすることが可能である。
【0005】しかしながら、例えばコルゲート型の正特
性サーミスタ発熱体の場合、その独特の製造方法と機械
的強度の観点から、平板フレーム46を必要とする。し
かも加工費が高く、放熱面積が一定であるため、放熱効
率を上げることができない。
【0006】なお、実公昭61−14154 号公報に
は金属板を凹凸に折り曲げることによって積層可能とし
た発熱体が開示されているが、これも上述のような欠点
は免れず、実用的とは云えない。
【0007】一方、図6に示すように、切り起こし型の
正特性サーミスタ発熱体50の場合、正特性サーミスタ
素子52は放熱体54によってサンドイッチ状に挟まれ
て構成されており、この放熱体54はアルミニウム板か
らなる平板56を所定間隔で機械的に切り起こして放熱
フィン58を形成して製造されることから、図5のコル
ゲートフィンに比較して製作が容易であるが、このよう
にして得た発熱体50は積み重ねが不可能なためより大
きな発熱量を得ることができない。特開平1−2302
04号参照。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ここに、本発明の第一
の目的は、小型で発熱量の大きな正特性サーミスタ発熱
体およびその集合体を提供することである。
【0009】本発明の第二の目的は、放熱部を多段に設
けることにより発熱量を変えることができる正特性サー
ミスタ発熱体集合体を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、従来の放
熱部について検討したところ、切り起こし型が製作が容
易で、小型化が可能で放熱効率も切り起こしフィンの形
状配列を工夫することにより十分に高めることができる
ことに着目し、従来積み重ねが不可能である点の改良を
試み、多段積みとする場合、両発熱体の相対する複数の
フィンの間に平板を介在させるだけでも前述の目的が達
成されることを知り、また切り起こし型放熱体を構成す
る平板の両端に立上部を設け、さらに必要によりその先
端にさらに平坦部を設けることによって、各正特性サー
ミスタ発熱体を多段積み重ねを可能とすることができる
ことを知り、本発明を完成した。
【0011】ここに、本発明の要旨とするところは、正
特性サーミスタ素子と、該正特性サーミスタ素子に熱結
合される平板および該平板から切り起こされた複数のフ
ィンから成るフィン列を含む放熱体とを備えた正特性サ
ーミスタ発熱体の相対する前記のフィン列の間に平板を
介在させることにより多段積とした正特性サーミスタ発
熱体集合体である。
【0012】さらに別の面からは、本発明は正特性サー
ミスタ素子と、該正特性サーミスタ素子に熱結合される
平板および該平板から切り起こされた複数のフィンを含
む放熱体とを備えた正特性サーミスタ発熱体であって、
前記平板の両端に該平板を屈した立上部を形成した、多
段積重ね可能な正特性サーミスタ発熱体およびそれらを
多段積重ねて成る正特性サーミスタ発熱体集合体である
【0013】本発明の別の態様によれば、前記立上部に
さらに平坦部を設けることにより、積み重ねが一層容易
になり、フレーム状となり強度的にも好ましい。
【0014】ここに、熱結合とは熱伝導が容易に行われ
るように結合されるとの意味であって、通常は全面にわ
たって密着した状態で、例えばろう付けや耐熱性接着剤
等によって一体的に接合されていることをいう。
【0015】
【作用】次に、本発明の構成および作用について添付図
面を参照しながら以下詳述する。
【0016】図1は本発明にかかる正特性サーミスタ発
熱体集合体1の略式断面図であり、各正特性サーミスタ
発熱体2が2段に積層されている例を示す。
【0017】各正特性サーミスタ発熱体2はサーミスタ
素子3とこれに熱結合されている放熱体9から成り、放
熱体9は例えばアルミニウム板から成る平板4とそれを
切り起こして得た複数の放熱フィン5から成るフィン列
6を備えている。これらの正特性サーミスタ発熱体2は
相対するフィン列6の間に平板8を介在させることによ
って積重ねられ、正特性サーミスタ発熱体集合体1を構
成する。積重ねの段数は必要に応じ適宜決定すればよい
【0018】フィン列6同士を積重ねるのは極めて困難
であるが、その間に平板8を介在させることにより、そ
れが容易になり、しかも平板8が放熱フィンの作用もす
ることになり、熱効率の改善に寄与する。ここに、平板
8としてはそのような目的が達成される限り、特に形状
、材質は制限されないが、一般にはアルミニウム板でよ
く、そのまゝ載置しておくか、あるいは接着剤による接
合、ろう付等を行なえばよい。
【0019】積層作業が非常に容易に行え、しかも平板
4の切り起こしによるフィン列6の製作だけでよいため
工程数が少なくて済み、実用的な装置といえる。
【0020】図2は、本発明にかかる正特性サーミスタ
発熱体集合体を構成する別の変更例正特性サーミスタ発
熱体10の略式断面図であり、図中、例えばアルミニウ
ム板から成る平板12を切り起こして得た複数の放熱フ
ィン14を備えた放熱体16は正特性サーミスタ素子1
8の両側に熱結合されているが、本例の場合、各放熱体
16を構成する平板12の両端は屈曲されて立上部20
を構成する。
【0021】放熱フィン14の切り起こしの態様、およ
び放熱フィン14の配置については慣用手段によればよ
く、目的に応じ適宜決定される。
【0022】ここに、正特性サーミスタ素子は本発明に
あって特に制限されず、すでに公知のものであってもよ
く、その構造および機能に関する詳細な説明は省略する
が、自己温度制御能があるため、本発明により熱交換が
より効果的に行われればそれだけ能力を高めることがで
きる。
【0023】なお、正特性サーミスタ素子2、18と平
板4、12との熱結合は、ロウ付けや、耐熱性接着剤等
によって行えばよい。
【0024】図2の場合さらに立上部20の先端部には
平坦部22が設けられている。図2の場合、両平坦部2
2の屈曲方向は同一方向であるが、図3に示すように反
対方向にこの平坦部22を屈曲させてもよい。
【0025】このようにして構成された正特性サーミス
タ発熱体10は、図4に模式的に示すように、それぞれ
が立上部20あるいは平坦部22を接しながら、積み重
ねられ、正特性サーミスタ発熱体集合体30を構成する
。図4の例では図2に示す各正特性サーミスタ発熱体1
0が積み重ねられている様子を示す。一種のフレーム構
造となり、強度的に改善される。図4の場合も図1の場
合のように各相対するフィン列の間に平板を介在させる
ようにしてもよい。機構的には複雑になるが、強度、熱
効率の点で改善がみられる。
【0026】なお、積み重ね時の立上部同士あるいは平
坦部同士の結合は単に突合わされただけでも、あるいは
さらにろう付けや耐熱性接着剤等によって接合してもよ
い。
【0027】
【発明の効果】このように、本発明によれば、複数の切
り起こし型放熱体の各相対するフィン列の間に平板を介
在させるだけで、あるいはその両端に立上部そしてさら
に必要により平坦部を形成することによって、切り起こ
し型でも各発熱体を積み重ね可能とすることができ、こ
のようにして多段積み重ねると放熱面積を自由に拡大で
きるので、コルゲート型放熱体の場合に比べより自由に
正特性サーミスタ発熱体集合体全体から放熱される温風
ないし熱風が増加できるとともに、正特性サーミスタ発
熱体の積み重ね数を調節することによってその量、程度
も容易に調節できる。本発明の実用上の意義は大きいも
のと言わねばならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる正特性サーミスタ発熱体集合体
の略式側面図である。
【図2】本発明にかかる正特性サーミスタ発熱体の略式
側面図である。
【図3】本発明において使用する切り起こし型放熱体の
別の態様を示す同じく略式側面図である。
【図4】本発明にかかる正特性サーミスタ発熱体集合体
の別の態様の略式側面図である。
【図5】従来のコルゲート型放熱体の略式斜視図である
【図6】同じく従来の切り起こし型放熱フィンの略式側
面図である。
【符号の説明】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  正特性サーミスタ素子と、該正特性サ
    ーミスタ素子に熱結合される平板および該平板から切り
    起こされた複数のフィンから成るフィン列を含む放熱体
    とを備えた正特性サーミスタ発熱体の相対する前記のフ
    ィン列の間に平板を介在させることにより多段積とした
    正特性サーミスタ発熱体集合体。
  2. 【請求項2】  正特性サーミスタ素子と、該正特性サ
    ーミスタ素子に熱結合される平板および該平板から切り
    起こされた複数のフィンを含む放熱体とを備えた正特性
    サーミスタ発熱体であって、前記平板の両端に該平板を
    屈曲した立上部を形成した、多段積重ね可能な正特性サ
    ーミスタ発熱体。
  3. 【請求項3】  前記立上部にさらに平坦部を設けた請
    求項2に記載の正特性サーミスタ発熱体。
  4. 【請求項4】  請求項2または3記載の正特性サーミ
    スタ発熱体を多段積とした正特性サーミスタ発熱体集合
    体。
JP986691A 1990-02-01 1991-01-30 正特性サーミスタ発熱体とその集合体 Withdrawn JPH04212280A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2332490 1990-02-01
JP2-23324 1990-02-01

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04212280A true JPH04212280A (ja) 1992-08-03

Family

ID=12107410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP986691A Withdrawn JPH04212280A (ja) 1990-02-01 1991-01-30 正特性サーミスタ発熱体とその集合体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04212280A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200059207A (ko) * 2017-06-13 2020-05-28 아이. 알. 씨. 에이. -에스.피.에이.-인더스트리아 레지스텐제 코라짜테 에 아피니 유연성 저항기

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200059207A (ko) * 2017-06-13 2020-05-28 아이. 알. 씨. 에이. -에스.피.에이.-인더스트리아 레지스텐제 코라짜테 에 아피니 유연성 저항기
JP2020523795A (ja) * 2017-06-13 2020-08-06 アイ.アール.シー.エイ.ソシエタ ペル アチオニ インダストリア レジステンヅェ コラッヅァテ エ アッフィニ フレキシブル抵抗器
US11805573B2 (en) 2017-06-13 2023-10-31 I.R.C.A. S.P.A. Industria Resistenze Corazatte E Affini Flexible resistor

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Effective date: 19980514