JPH042120A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH042120A JPH042120A JP10406790A JP10406790A JPH042120A JP H042120 A JPH042120 A JP H042120A JP 10406790 A JP10406790 A JP 10406790A JP 10406790 A JP10406790 A JP 10406790A JP H042120 A JPH042120 A JP H042120A
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- semiconductor substrate
- polyimide
- polyimide film
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 13
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- 229920001721 polyimide Polymers 0.000 abstract description 25
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
半導体装置の製造方法のイオン注入工程の改良に関し、
イオン注入工程中においてイオンが注入されても、電荷
が蓄積されない導電性を有するマスク材料を用いて行う
ことが可能な半導体装置の製造方法の提供を目的とし、 半導体基板の表面に耐熱性ポリマーを形成する工程と、
前記耐熱性ポリマーに開口窓を形成する工程と、前記半
導体基板の表面に形成した前記耐熱性ポリマーを、高周
波電圧の印加により形成されたプラズマにより処理する
工程と、前記開口窓内の半導体基板の表面に不純物イオ
ンを注入する工程とを含むよう構成する。
が蓄積されない導電性を有するマスク材料を用いて行う
ことが可能な半導体装置の製造方法の提供を目的とし、 半導体基板の表面に耐熱性ポリマーを形成する工程と、
前記耐熱性ポリマーに開口窓を形成する工程と、前記半
導体基板の表面に形成した前記耐熱性ポリマーを、高周
波電圧の印加により形成されたプラズマにより処理する
工程と、前記開口窓内の半導体基板の表面に不純物イオ
ンを注入する工程とを含むよう構成する。
本発明は、半導体装置の製造方法のイオン注入工程の改
良に関するものである。
良に関するものである。
半導体装置の製造工程のイオン注入工程においては、マ
スクとしてレジスト膜が多く用いられているが、イオン
注入工程中にこのレジスト膜にイオンが注入されると、
レジスト膜中に電荷が生じ、レジスト膜が形成されてい
る半導体基板の素子形底領域が損傷を受ける障害が発生
している。
スクとしてレジスト膜が多く用いられているが、イオン
注入工程中にこのレジスト膜にイオンが注入されると、
レジスト膜中に電荷が生じ、レジスト膜が形成されてい
る半導体基板の素子形底領域が損傷を受ける障害が発生
している。
以上のような状況から、イオン注入工程において電荷が
生じない導電性を有するマスクを用いる半導体装置の製
造方法が要望されている。
生じない導電性を有するマスクを用いる半導体装置の製
造方法が要望されている。
従来の半導体装置の製造方法を第6図により工程順に詳
細に説明する。
細に説明する。
まず第6図(a)に示すように、半導体基板1工の表面
にレジストを塗布してレジスト膜12を形成する。
にレジストを塗布してレジスト膜12を形成する。
つぎに第6図(blに示すように、イオンを注入しよう
とする領域にフォトリソグラフィー技術を用いて開口窓
12aを形成する。
とする領域にフォトリソグラフィー技術を用いて開口窓
12aを形成する。
ついで第6図(C)に示すように、全面にイオンを注入
すると、開口窓12a内の半導体基板11の表面にイオ
ンが注入されると同時に、レジスト膜12にもイオンが
注入されてレジスト膜12内に電荷が生じている。
すると、開口窓12a内の半導体基板11の表面にイオ
ンが注入されると同時に、レジスト膜12にもイオンが
注入されてレジスト膜12内に電荷が生じている。
以上説明した従来の半導体装置の製造方法においては、
イオン注入工程中に半導体基板の表面に形成されている
レジスト膜にもイオンが注入されてレジスト膜内に電荷
が生じ、この電荷が多(なると半導体基板の素子形成領
域のゲート酸化膜が破壊されて、半導体素子が不良にな
る障害が発生するという問題点があった。
イオン注入工程中に半導体基板の表面に形成されている
レジスト膜にもイオンが注入されてレジスト膜内に電荷
が生じ、この電荷が多(なると半導体基板の素子形成領
域のゲート酸化膜が破壊されて、半導体素子が不良にな
る障害が発生するという問題点があった。
本発明は以上のような状況から、イオン注入工程中にお
いてイオンが注入されても、電荷が蓄積されない導電性
を有するマスク材料を用いて行うことが可能な半導体装
置の製造方法の提供を目的としたものである。
いてイオンが注入されても、電荷が蓄積されない導電性
を有するマスク材料を用いて行うことが可能な半導体装
置の製造方法の提供を目的としたものである。
本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板の表面に
耐熱性ポリマーを形成する工程と、この耐熱性ポリマー
に開口窓を形成する工程と、この半導体基板の表面に形
成した耐熱性ポリマーを、高周波電圧の印加により形成
されたプラズマにより処理する工程と、この開口窓内の
半導体基板の表面に不純物イオンを注入する工程とを含
むよう構成する。
耐熱性ポリマーを形成する工程と、この耐熱性ポリマー
に開口窓を形成する工程と、この半導体基板の表面に形
成した耐熱性ポリマーを、高周波電圧の印加により形成
されたプラズマにより処理する工程と、この開口窓内の
半導体基板の表面に不純物イオンを注入する工程とを含
むよう構成する。
〔作用)
即ち本発明においては半導体基板の表面に耐熱性ポリマ
ーを形成し、この耐熱性ポリマーに開口窓を形成し、こ
こでこの半導体基板の表面に形成した耐熱性ポリマーを
、高周波電圧の印加により形成されたプラズマにより処
理した後にイオン注入工程を行うから、上記の処理によ
り第3図に示すようなこのポリイミドの酸素や窒素が飛
散して炭素の含有率の高い層が形成され、イオン注入に
より耐熱性ポリマー内に生じた電荷がこの炭素の含有率
の高い層を遺り、半導体基板を周辺部で固定しているク
ランプピンを経て半導体基板の載物台に放電されるので
、耐熱性ポリマー内に電荷が蓄積されて半導体基板の素
子形成領域のゲート酸化膜が破壊されて半導体素子が不
良になる障害の発生を防止することが可能となる 〔実施例〕 以下第1図〜第5図により本発明の一実施例を工程順に
詳細に説明する。
ーを形成し、この耐熱性ポリマーに開口窓を形成し、こ
こでこの半導体基板の表面に形成した耐熱性ポリマーを
、高周波電圧の印加により形成されたプラズマにより処
理した後にイオン注入工程を行うから、上記の処理によ
り第3図に示すようなこのポリイミドの酸素や窒素が飛
散して炭素の含有率の高い層が形成され、イオン注入に
より耐熱性ポリマー内に生じた電荷がこの炭素の含有率
の高い層を遺り、半導体基板を周辺部で固定しているク
ランプピンを経て半導体基板の載物台に放電されるので
、耐熱性ポリマー内に電荷が蓄積されて半導体基板の素
子形成領域のゲート酸化膜が破壊されて半導体素子が不
良になる障害の発生を防止することが可能となる 〔実施例〕 以下第1図〜第5図により本発明の一実施例を工程順に
詳細に説明する。
まず第1図(a)に示すように、半導体基板1の表面に
ポリイミドを塗布してポリイミド膜2を形成する。
ポリイミドを塗布してポリイミド膜2を形成する。
つぎに第1図(blに示すように、イオンを注入しよう
とする領域にフォトリソグラフィー技術を用いて開口窓
2aを形成する。
とする領域にフォトリソグラフィー技術を用いて開口窓
2aを形成する。
ついで第2図に示すような排気口3aから室内の空気を
排気している処理室3内の載物台5にこのポリイミド膜
2を形成した半導体基板1を載置し、クランプピン6で
固定し、高周波電源7により高周波電圧を対向電極4に
印加して処理室3内にプラズマを発生させるRF処理装
置を用い、第1図(C)に示すように高周波電圧の印加
により形成されたプラズマによりポリイミド膜2を処理
する。
排気している処理室3内の載物台5にこのポリイミド膜
2を形成した半導体基板1を載置し、クランプピン6で
固定し、高周波電源7により高周波電圧を対向電極4に
印加して処理室3内にプラズマを発生させるRF処理装
置を用い、第1図(C)に示すように高周波電圧の印加
により形成されたプラズマによりポリイミド膜2を処理
する。
(以下、この処理をRF処理と呼ぶ)
本実施例の処理条件は下記の通りであるが、高周波電源
電圧を一定(−600V)にし、処理時間を3B、75
,150秒と変化させた場合のポリイミド膜2のリーク
電流値の変化は第4図に示すようになり、処理時間が長
い程リーク電流値が高くなる。
電圧を一定(−600V)にし、処理時間を3B、75
,150秒と変化させた場合のポリイミド膜2のリーク
電流値の変化は第4図に示すようになり、処理時間が長
い程リーク電流値が高くなる。
また、処理時間を一定(150秒)にし、印加する高周
波電源電圧を−400,−600,−800Vと変化さ
せた場合のポリイミド膜2のリーク電流値の変化は第5
図に示すようになり、高周波電源電圧が高い程リーク電
流値が高くなる。
波電源電圧を−400,−600,−800Vと変化さ
せた場合のポリイミド膜2のリーク電流値の変化は第5
図に示すようになり、高周波電源電圧が高い程リーク電
流値が高くなる。
反応室内圧−・−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−7X 10−3Torr高周波電源周
波数−・・・−・・−・・−・−・・・−・・−・・−
・−13,56MHz高周波電源電圧−−−−一−・−
一−−−・・−・−・・・・・・−−−一−−・−−−
600V処理時間・−−−−−・−・・−・−・−・−
−−−−−・−・・・・・・・−・・ −75秒その
後第1図(dlに示すように、全面にイオンを注入する
と、開口窓2a内の半導体基板1の表面にイオンが注入
されると同時に、ポリイミド膜2にもイオンが注入され
るが、ポリイミドが第3図に示すような化学構造式を有
しているので酸素や窒素が飛散して炭素の含有率の高い
層が形成され、イオン注入によりポリイミド膜内に生じ
た電荷がこの炭素の含有率の高い層を通り、半導体基板
lを周辺部で固定しているクランプピン6を経テ半導体
基板の載物台5に放電されるので、ポリイミド膜2内に
電荷が蓄積されて半導体基板1の素子形成領域のゲート
酸化膜が破壊されて半導体素子が不良になる障害の発生
を防止することが可能となる。
−−−−−−−−7X 10−3Torr高周波電源周
波数−・・・−・・−・・−・−・・・−・・−・・−
・−13,56MHz高周波電源電圧−−−−一−・−
一−−−・・−・−・・・・・・−−−一−−・−−−
600V処理時間・−−−−−・−・・−・−・−・−
−−−−−・−・・・・・・・−・・ −75秒その
後第1図(dlに示すように、全面にイオンを注入する
と、開口窓2a内の半導体基板1の表面にイオンが注入
されると同時に、ポリイミド膜2にもイオンが注入され
るが、ポリイミドが第3図に示すような化学構造式を有
しているので酸素や窒素が飛散して炭素の含有率の高い
層が形成され、イオン注入によりポリイミド膜内に生じ
た電荷がこの炭素の含有率の高い層を通り、半導体基板
lを周辺部で固定しているクランプピン6を経テ半導体
基板の載物台5に放電されるので、ポリイミド膜2内に
電荷が蓄積されて半導体基板1の素子形成領域のゲート
酸化膜が破壊されて半導体素子が不良になる障害の発生
を防止することが可能となる。
以上の説明から明らかなように本発明によれば、イオン
注入工程におけるマスク材料をポリイミドに変更し、R
F処理を予め行うことによりイオン注入工程中にポリイ
ミド内に生じる電荷を放電させることが可能となり、半
導体基板に形成されている半導体素子を破壊する障害を
防止することが可能となる等の利点があり、著しい信顛
性向上の効果が期待できる半導体装置の製造方法の提供
が可能である。
注入工程におけるマスク材料をポリイミドに変更し、R
F処理を予め行うことによりイオン注入工程中にポリイ
ミド内に生じる電荷を放電させることが可能となり、半
導体基板に形成されている半導体素子を破壊する障害を
防止することが可能となる等の利点があり、著しい信顛
性向上の効果が期待できる半導体装置の製造方法の提供
が可能である。
第1図は本発明による一実施例を工程順に示す側断面図
、 第2図はRF処理装置の概略構造図、 第3図はポリイミドの化学構造式を示す図、第4図はポ
リイミドのリーク電流のRF処理時間依存性を示す図、 第5図はポリイミドのリーク電流のRF処理電圧依存性
を示す図、 第6図は従来の半導体装置の製造方法を工程順に示す側
断面図、 である。 図において、 1は半導体基板、2はポリイミド膜、 2aは開口窓、 3は処理室、 3aは排気口、 4は対向電極、 5は載物台、 6はクランプピン、7は高周波電源
、 を示す。 2a開口窓
、 第2図はRF処理装置の概略構造図、 第3図はポリイミドの化学構造式を示す図、第4図はポ
リイミドのリーク電流のRF処理時間依存性を示す図、 第5図はポリイミドのリーク電流のRF処理電圧依存性
を示す図、 第6図は従来の半導体装置の製造方法を工程順に示す側
断面図、 である。 図において、 1は半導体基板、2はポリイミド膜、 2aは開口窓、 3は処理室、 3aは排気口、 4は対向電極、 5は載物台、 6はクランプピン、7は高周波電源
、 を示す。 2a開口窓
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 半導体基板(1)の表面に耐熱性ポリマー(2)を形
成する工程と、 前記耐熱性ポリマー(2)に開口窓(2a)を形成する
工程と、 前記半導体基板(1)の表面に形成した前記耐熱性ポリ
マー(2)を、高周波電圧の印加により形成されたプラ
ズマにより処理する工程と、 前記開口窓(2a)内の半導体基板(1)の表面に不純
物イオンを注入する工程と、 を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10406790A JPH042120A (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10406790A JPH042120A (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH042120A true JPH042120A (ja) | 1992-01-07 |
Family
ID=14370823
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10406790A Pending JPH042120A (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH042120A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1012850A (ja) * | 1995-12-30 | 1998-01-16 | Hyundai Electron Ind Co Ltd | Soi基板およびその製造方法 |
WO2004097914A1 (ja) * | 2003-04-25 | 2004-11-11 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | 半導体装置の製造方法 |
-
1990
- 1990-04-18 JP JP10406790A patent/JPH042120A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1012850A (ja) * | 1995-12-30 | 1998-01-16 | Hyundai Electron Ind Co Ltd | Soi基板およびその製造方法 |
WO2004097914A1 (ja) * | 2003-04-25 | 2004-11-11 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | 半導体装置の製造方法 |
JPWO2004097914A1 (ja) * | 2003-04-25 | 2006-07-13 | 住友電気工業株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
CN100382246C (zh) * | 2003-04-25 | 2008-04-16 | 住友电气工业株式会社 | 半导体装置的制造方法 |
US7364978B2 (en) | 2003-04-25 | 2008-04-29 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Method of fabricating semiconductor device |
US7759211B2 (en) | 2003-04-25 | 2010-07-20 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Method of fabricating semiconductor device |
KR101008597B1 (ko) * | 2003-04-25 | 2011-01-17 | 스미토모덴키고교가부시키가이샤 | 반도체 장치의 제조 방법 |
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