JPH0421182Y2 - - Google Patents

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JPH0421182Y2
JPH0421182Y2 JP1984192242U JP19224284U JPH0421182Y2 JP H0421182 Y2 JPH0421182 Y2 JP H0421182Y2 JP 1984192242 U JP1984192242 U JP 1984192242U JP 19224284 U JP19224284 U JP 19224284U JP H0421182 Y2 JPH0421182 Y2 JP H0421182Y2
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JP
Japan
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heat
sensitive element
base
tube
fire detector
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、サーミスタなどの感熱素子を検出体
として用いた火災感知器に関するものである。
〔従来技術〕
サーミスタなどの感熱素子を検出体として用い
た火災感知器が知られているが、この種の感熱素
子は、小形で且つ軽量であるため、そのまま細い
リード線によつて支持されている。
すなわち、リード線を火災感知器の基台のリー
ド線挿通孔に挿通し、リード線挿通孔に接着剤や
充填剤を充填してリード線を固定することによ
り、感熱素子を基台表面から所定感度となるよう
に突出させて支持固定している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところでサーミスタなどの感熱素子は、火災感
知器の基台からの感熱素子の突出高さ、すなわち
露出高さを高くすると、感熱素子の火災時の熱気
流に曝される部分が多くなつて火災に対する感度
が上がり(応答が早くなり)、露出高さを低くす
ると、感熱素子の火災時の熱気流に曝される部分
が少なくなつて火災に対する感度が下がる(応答
が遅くなる)。
従つて、各火災感知器の相互間で感度を揃えよ
うとすると、感熱素子の基台に対する露出高さを
一定にする必要がある。
しかし、リード線を接着剤や充填剤で固定する
ことで感熱素子を支持固定しようとすると、接着
剤や充填剤が固定するまでの間に、接着剤や充填
剤が収縮固化することにより、もしくは接着剤や
充填剤の一部が挿通孔から流出してしまうことに
より、感熱素子が動いてしまい、感熱素子の熱気
流に曝される部分の大きさが変化して感度が狂つ
てしまう欠点がある。
このため、各火災感知器の相互間で感度のばら
つきを生じる問題がある。
また、感熱素子が衝撃に弱い欠点がある。
このことは、感熱素子自体を火災感知器の基台
の貫通孔に接着剤や充填剤で固定するようにした
場合も同様である。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の点にかんがみ、サーミスタなど
の感熱素子を火災感知器の基台から所定の露出高
さに支持固定して各火災感知器の相互間で感度の
ばらつきをなくすようにした火災感知器を目的と
するもので、 略柱状の感熱素子を基台表面から基台外に露出
させてなる火災感知器において、上記感熱素子の
リード線が挿通される基台の貫通孔の少なくとも
下部に弾性材のチユーブが嵌挿され、上記略柱状
の感熱素子の基部を上記チユーブに挿入挟持させ
て支持させてなることを特徴とするものである。
〔作用〕
上記の構成により、感熱素子を上下に移動させ
るだけでその露出高さを一定にすることが可能と
なり、これによつて簡単に各火災感知器の相互間
で感度を揃えることができ、また上記感熱素子が
衝撃に対しても強くなる。
〔実施例〕
次に本考案の一実施例を図面について説明する
と、1は火災感知器の基台で、その下面中央部が
下方に突出して突出部2を成形し、その中央に基
台1を上下に貫通する上部の挟小部と下部の広大
部とからなる貫通孔3があけられている。そして
この貫通孔3の広大部にゴム、スポンジ、塩化ビ
ニールなどの弾性材のチユーブ4が嵌挿され、そ
のチユーブ4の内孔と上記狭小部とを通じて細長
い、すなわち略柱状の感熱素子5のリード線6,
6′が押し込まれてそれぞれ端子7,7′に接続さ
れるとともに、上記感熱素子5自身はその基部側
を上記チユーブ4内に挿入されるのでチユーブ4
の下端縁で移動自在に挟持されて弾性的に支持さ
れている。なお8は上記感熱素子5の保護カバー
で、その中央に通気孔9が設けられている。
したがつて、感熱素子5を上方に移動させると
その露出高さが低くなつて感度が下がり、また下
方に移動させるとその露出高さが高くなつて感度
が上がることとなるが、感熱素子5はその基部側
が弾性材のチユーブ4によつて弾性的に支持され
ているので、その状態で感熱素子5を上下に動か
して感熱素子5の露出高さが一定になるように調
整することによつて、簡単に各火災感知器の感度
を揃えることができる。
そして上記感熱素子5は、移動した箇所でもそ
のまま弾性的に支持されるので、そのつど固定し
直すなどの手間がかかることがなく、しかもチユ
ーブ4の緩衝作用により感熱素子5が衝撃から保
護される。
なおこの実施例では、貫通孔3が上部と下部と
で径を異ならせ、チユーブ4がその下部にのみ嵌
挿されるようになつているが、上記チユーブ4は
貫通孔3の全体に嵌挿されるようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、略柱状の感熱素
子のリード線が挿通される基台の貫通孔の少なく
とも下部にゴム、スポンジ、塩化ビニールなどの
弾性材のチユーブを嵌挿し、上記感熱素子のリー
ド線が設けられた基部側をチユーブに挿入するこ
とにより、感熱素子を弾性的に挟持して支持する
ようにしたので、感熱素子の基台表面からの露出
高さを一定の高さに簡単に調整して支持させるこ
とができるとともに、接着剤などで基台に固定す
る必要がないので感熱素子の支持固定に伴う感度
の狂いがなくなる効果がある。
従つて、各火災感知器の相互間で感熱素子の露
出高さを同じにすることにより、各火災感知器の
感度を揃えることができる。
また、感熱素子は弾性材のチユーブによつて基
台に挟持固定されているので、衝撃に対しても強
くなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す断面図である。 1……基台、3……貫通孔、4……チユーブ、
5……感熱素子、6,6′……リード線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略柱状の感熱素子を基台表面から基台外に露出
    させてなる火災感知器において、上記感熱素子の
    リード線が挿通される基台の貫通孔の少なくとも
    下部に弾性材のチユーブが嵌挿され、上記略柱状
    の感熱素子の基部を上記チユーブに挿入挟持させ
    て支持させてなることを特徴とする火災感知器。
JP1984192242U 1984-12-20 1984-12-20 Expired JPH0421182Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984192242U JPH0421182Y2 (ja) 1984-12-20 1984-12-20

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JP1984192242U JPH0421182Y2 (ja) 1984-12-20 1984-12-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61107092U JPS61107092U (ja) 1986-07-07
JPH0421182Y2 true JPH0421182Y2 (ja) 1992-05-14

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ID=30749666

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS596289B2 (ja) * 1977-12-20 1984-02-10 泰生 柴田 修飾人血漿タンパクの製法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS605429Y2 (ja) * 1981-03-09 1985-02-19 ホーチキ株式会社 熱式火災感知器
JPS6025676Y2 (ja) * 1982-06-30 1985-08-01 松下電工株式会社 熱感知器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS596289B2 (ja) * 1977-12-20 1984-02-10 泰生 柴田 修飾人血漿タンパクの製法

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Publication number Publication date
JPS61107092U (ja) 1986-07-07

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