JPH0121315Y2 - - Google Patents

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JPH0121315Y2
JPH0121315Y2 JP16550082U JP16550082U JPH0121315Y2 JP H0121315 Y2 JPH0121315 Y2 JP H0121315Y2 JP 16550082 U JP16550082 U JP 16550082U JP 16550082 U JP16550082 U JP 16550082U JP H0121315 Y2 JPH0121315 Y2 JP H0121315Y2
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JP
Japan
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heat
absorbing member
thermistor
temperature
rotating body
Prior art date
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JP16550082U
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JPS5968372U (ja
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は加熱定着装置に関する。電子複写機等
の粉体像を紙等の像支持材に加熱定着する熱定着
器に於ては熱源により加熱された回転ローラ表面
温度を制御するためローラ表面を傷けることなく
効率よく温度測定するのに従来からソフトタツチ
型温度検出手段が用いられている。第1図は従来
例の横断面図を示す。取付台1にセツトされた耐
熱スポンジ2の中にサーミスタ3を埋め込み、そ
の上をアルミ箔等による収熱部材4で覆い、更に
耐熱テープ5を巻いて表面を保護し、図示しない
装置枠より板バネ6等にてローラ7表面に当接せ
しめ、ビード型サーミスタ3のリード線を端末処
理して検知回路8に導き、該サーミスタの抵抗値
をブリツジ等の周知の検知回路8にて検知し、検
知結果に基き、周知の制御回路9にてローラ7に
内蔵されたヒータ10に与える電力を制御し、ロ
ーラ7表面の温度制御を行つている。粉体像支持
材はローラ7に圧接搬送され、その際粉体像が像
支持材に加熱定着される。
前述の通りソフトタツチ型温度検出手段はビー
ド型サーミスタをスポンジ、耐熱テープ等で覆つ
ているため、サーミスタ前面に収熱部材を用いて
も、熱応答の面で充分な性能を持つていなかつ
た。更に近年複写機等のウエイトタイム短縮化の
ため、加熱用ヒータを大電力化し、ローラの急峻
な熱的立ち上りを計つているため、サーミスタが
所定抵抗値に達し、ヒータをオフする迄での間に
実際のローラ表面温度はオーバーシユートが大き
くなり、周辺のローラ構成部材やセンサー表面へ
の過大な熱ストレスを与えてしまうという不具合
を起す。
また、サーミスタとスポンジ、収熱部材とサー
ミスタの関係位置によつて熱応答時間の存幅なば
らつきにより、オーバーシユートの余裕を大きく
とる必要があるか、さもないとその関係位置を厳
密におさへると、量産性を著しく低下させる等と
いつた欠点をもつていた。
本考案は上述の従来例の温度検出手段の熱的応
答性の改善を目的とし、熱応答時間のばらつきを
少くすることにある。
第2図は本考案の実施例の要部の平面図、第3
図は第2図の横断面図である。
第2,3図に於て2は感熱素子としてのビード
型サーミスタ3を支持する為の耐熱性弾性スポン
ジである。スポンジ2には窪み2aが設けられ、
この窪み2a中にサーミスタ3が収容されてい
る。20は金属(アルミニウム等)箔等の良熱伝
導性の収熱部材で、前記ローラ7の熱を収熱して
サーミスタ3に与える為の収熱部材である。この
収熱部材20は一部が前記窪み2a中に敷かれ
て、サーミスタ3の下半部を囲み、サーミスタ3
への印加熱量を増大するようになつている。また
収熱部材20の両端部は窪み2aから外に出さ
れ、スポンジ2の上面に展開され、ローラ7の熱
を収熱するようになつている。尚窪み2a中で収
熱部材20とサーミスタ3との間の隙間には熱伝
導性を向上して収熱部材20からの熱をサーミス
タ3に効率よく伝達する為のシリコン等の充填剤
21が詰められている。充填剤21はサーミスタ
3を窪み2a中に確実に保持する作用もする。耐
熱性、耐摩耗性の薄い合成樹脂テープ23でサー
ミスタ3、収熱部材20を覆い、ローラ7をサー
ミスタ3、収熱部材20で傷つけず、逆にローラ
7の回転によりサーミスタ3、収熱部材20をス
ポンジ2から脱落させないように、また摩耗しな
いように保護している。かくしてスポンジ2を第
1図の如く台1に取付け如上の温度検出手段の上
面Sを第1図の如くばね6により前記ローラ7に
軽く押し付ける。この時スポンジ2が弾性変形し
て上面Sがローラ7周面に沿つて変形、密着し、
ローラ7の周面からの熱がサーミスタ3、収熱部
材20の前記窪み2a外に展開している部分に良
好に伝達されることになる。尚サーミスタ3から
の信号は第1図と同様検知回路8、制御回路9を
介してヒータ10を制御するのに利用され、これ
によつてローラ7の表面温度は粉体像を熱定着す
るのに充分な所定温度に維持する。
第4図、第5図、第6図は本考案の他の実施例
を示す。第4図は横断面図で、耐熱スポンジ2の
窪み2aに収熱部材30をセツトし、一部を矢印
方向に折り曲げてサーミスタ3の上半部も下半部
も収熱部材30で覆うようにした点が第2図、第
3図の例と異る。
第5図は第4図の収熱部材のみの斜視図を示し
ている。この例では前記保護テープ23を設け
ず、収熱部材30の上面をローラ7に直接押付け
てもよいし、収熱部材30の上側に保護テープ2
3を設けてもよい。第6図は収熱部材の更に他の
実施例の斜視図を示す。第5図の収熱部材30を
二分して第2図、第3図の断熱部材20と同様な
収熱部材30−1とサーミスタ上半を覆う収熱部
材30−2とで構成してもよい。更に形状として
本実施例に限られるものではない。
第7図a、第7図bは更に他の実施例を示す。
第7図aは横断面図で第7図bは斜視図で、耐熱
スポンジ2表面へアルミニウム等、金属薄膜の蒸
着を行うことにより形成されたアルミ蒸着膜で収
熱部材40を構成する。この構成にするとスポン
ジと収熱部材とは一体となり、収熱部材をスポン
ジに装填する工程が省略できる。
サーミスタを感熱素子として用いた実施例を示
したが、何もこれに限らない。熱電対等の感熱手
段も同様に用いてよい。
以上説明したように収熱部材をサーミスタ等の
感熱素子の下半部を覆うように配置し、収熱部材
の一部を被測定ローラに対向し、或は面接触する
ことにより被測定ローラとサーミスタとの熱伝達
を向上せしめ、安定した温度検知を可能にした。
なお第8図に温度検知の応答性能を比較した線
図を示した。
a曲線は従来型検素子の性能を示し、b曲線は
本考案による検知手段の性能を示した。温度検知
手段を略々室温(A点)に放置した状態から所定
表面温度(例へば180℃)に調整された所定径の
アルミ円筒管に当接させ感熱素子出力をペンレコ
ーダにて記録したもので、検知温度が上記所定径
のアルミ円筒の表面温度との差が約63.2%(B
点)に達するまでの時間がa曲線では5.7秒、b
曲線では2.4秒ということになる。即ち本考案の
効果を表はしたもので従来の実施例に比し本考案
の方が速応性の程度をはるかに向上したことにな
る。従つて本考案の加熱定着装置では、ローラ特
定着用回転体の温度を応答性よく制御でき、オー
バシユートを効果的に防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の横断面図、第2図は本考案の
第1実施例の要部の平面図、第3図は第2図の横
断面図、第4図は本考案の第2実施例の要部の横
断面図、第5図は第4図の一部の斜視図、第6図
は本考案の第3実施例の要部の斜視図、第7図a
は本考案の第4実施例の要部の横断面図、第7図
bは第7図aの斜視図、第8図は温度検出手段の
熱応答性を示す線図である。 2……スポンジ、3……ビード型サーミスタ、
20,30,40−1……収熱部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 粉体像を定着する為に像支持材を加熱する回
    転体と、この回転体を加熱する熱源と、回転体
    の温度を検出する温度検出手段と、この温度検
    出手段の信号により上記熱源を制御する制御回
    路とを有する加熱定着装置に於て、上記温度検
    出手段は感熱素子と、この感熱素子を窪み中に
    支持する弾性支持部材と、一部がこの弾性支持
    部材の窪み中に配されて上記感熱素子の一部を
    囲み、一部が上記窪み外に出されて上記回転体
    に接触するか若しくは対向する収熱部材とを有
    することを特徴とする加熱定着装置。 2 上記温度検出手段は上記回転体に接触するか
    若しくは対向する面に、耐熱性の保護部材を有
    している実用新案登録請求の範囲第1項に記載
    の加熱定着装置。
JP16550082U 1982-10-29 1982-10-29 加熱定着装置 Granted JPS5968372U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16550082U JPS5968372U (ja) 1982-10-29 1982-10-29 加熱定着装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP16550082U JPS5968372U (ja) 1982-10-29 1982-10-29 加熱定着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5968372U JPS5968372U (ja) 1984-05-09
JPH0121315Y2 true JPH0121315Y2 (ja) 1989-06-26

Family

ID=30362565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16550082U Granted JPS5968372U (ja) 1982-10-29 1982-10-29 加熱定着装置

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Cited By (4)

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JP2002156292A (ja) * 2000-11-16 2002-05-31 Shibaura Electronics Co Ltd 温度センサ
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JPS5968372U (ja) 1984-05-09

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