JPH04210040A - 内視鏡弯曲操作装置 - Google Patents

内視鏡弯曲操作装置

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JPH04210040A
JPH04210040A JP2400482A JP40048290A JPH04210040A JP H04210040 A JPH04210040 A JP H04210040A JP 2400482 A JP2400482 A JP 2400482A JP 40048290 A JP40048290 A JP 40048290A JP H04210040 A JPH04210040 A JP H04210040A
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shaft
bending
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[00011
【産業上の利用分野]本発明は、内視鏡の挿入部先端の
弯曲部を、駆動装置により弯曲操作する内視鏡弯曲操作
装置に関する。 [0002] 【従来の技術】最近、内視鏡操作部に電動モータを組み
込み、この電動モータの動力を利用して、弯曲操作用の
牽引部材を牽引し、挿入部における弯曲部を遠隔的に弯
曲操作するようにした内視鏡が提案されている。 [0003]例えば、特開昭61−122619号公報
には操作部にパルスモータを設け、このパルスモータに
よりワイヤドラム(プーリ)を回転駆動して、弯曲操作
ワイヤを巻き取るようにしたものが開示されている。こ
の電動式の弯曲操作装置によれば、これまでの手動式の
ものに較べて操作性が格段に向上する。 [0004]また、上述したような、電動式の内視鏡の
駆動源には、弯曲部を曲げるのに高トルクを必要とする
ため、例えば、西独特許第2504663号において、
モータに減速比の大きな歯車等の動力伝達機構を組み合
わせた内視鏡が案出されている。 [0005]Lかしながら、この動力伝達機構を組み合
わせた内視鏡では、挿入部を人体等に挿入・抜去る際に
、上記弯曲部が体腔内を押圧しても、減速比の大きな動
力伝達機構を採用しているため、微弱な外力で弯曲部が
屈曲される状pm<フリー状態)にならず、体腔内を傷
つけるおそれがあった。 [0006]そこで、例えば、特開昭61−10612
5号公報において、モータの軸方向に電磁クラッチを設
けて内視鏡操作部に収容し、フリー状態を実現するよう
にしたものが開示されている。 [0007]Lかし、この方法では重い電磁クラッチを
内視鏡操作部に収容しているため内視鏡の重さが増加す
るとともに電磁クラッチのためのスペースも必要となる
。 [0008]このため、特開昭53−39685号公報
において、モータ部ではなく、動力伝達機構にクラッチ
機構を組み込んだ内視鏡が開示されている。 [0009]すなわち、動力伝達機構を構成する、伝達
歯車列の内の軸方向に連結している2つの歯車の1つを
、機械的に軸方向に移動させて連結を解き、内視鏡弯曲
部をフリー状態とするものである。 [00101
【発明が解決しようとする課題]上述の動力伝達機構に
クラッチ機構を組み込んだ内視鏡であっても、歯車を軸
方向に移動させるため、移動分の余分なスペースが必要
で、このため内視鏡が大型化し、重量が増加して操作性
が悪くなるという欠点がある。また、歯車を機械的に軸
方向に移動させるために、例えば、リンク機構等が必要
となり装置が複雑となり、このため内視鏡が大型化して
しまう。さらに、連結している歯車を軸方向に移動して
動力の連結を解く場合、連結部は歯車の回転方向に力を
受けているため、歯車の移動に大きな力を要し、この力
に耐えつる剛性が必要となり、これも、内視鏡が大型化
し重量が増加する原因となった。 [0011]本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、モータ等を弯曲操作の駆動源とする内視鏡において
、小型軽量で、かつ、簡単な構造でフリー状態を実現す
ることのできる内視鏡弯曲操作装置を提供することを目
的としている。 [0012] 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による内視鏡弯曲操作装置は、内視鏡操作部に収
容された弯曲操作駆動手段と、この弯曲操作駆動手段に
よる動力を伝える動力伝達手段と、内視鏡の弯曲部を牽
引部材にて弯曲操作する牽引操作手段と、軸径方向に対
設する上記動力伝達手段の出力端と上記牽引操作手段の
入力端との間に配設して、上記出力端と上記入力端とを
結合離間自在にする結合手段とを設けたものである。 [0013]
【作 用】上記構成において、動力伝達手段の出力端と
牽引操作手段の入力端とが軸径方向に作用する結合手段
により結合されると、内視鏡操作部に収容された弯曲操
作駆動手段による動力が、上記動力伝達手段を介して上
記牽引操作手段に伝えられ、牽引部材により内視鏡の弯
曲部が弯曲操作される。 [0014]また、上記動力伝達手段の出力端と上記牽
引操作手段の入力端とが軸径方向に作用する上記結合手
段により離間されると、上記弯曲操作駆動手段による動
力が上記牽引操作手段に伝えられなくなるとともに、上
記動力伝達手段と上記牽引操作手段との結合が解かれて
、上記内視鏡の弯曲部が外力により動くことが可能とな
る。 [0015]
【実施例】以下、図面を参照して本発明の詳細な説明す
る。 [0016]  (第一実施例) 図1〜図4は本発明の第一実施例を示し、図1は弯曲操
作装置の要部断面図、図2は内視鏡装置の全体構成概略
図、図3は係合部断面図、図4は変曲部牽引部の正面図
である。 [0017]  (構成) 図2において、符号1は電子内視鏡を示し、この電子内
視鏡1は、挿入部2、操作部3およびライトガイド用ユ
ニバーサルコード4から構成される。 [0018]また、上記挿入部2は、先端構成部5、弯
曲部6および可撓管部7により構成されている。 [0019]さらに、操作部3には送気送水スイッチ釦
8、吸引スイッチ釦9、フリー/ロックスイッチ釦10
および弯曲スイッチ部11等が設けられている。また、
この弯曲スイッチ部11は、後述するように、上記弯曲
部6を弯曲操作するための、上方向スイッチ釦11a、
下方向スイッチ釦11b、左方向スイッチ釦11c、右
方向スイッチ釦lidからなっている。 [00201さらに、上記ライトガイド用ユニバーサル
コード4の延出先端には、照明用光源装置13に接続す
るためのコネクタ12が取着されている。 [0021]上記照明用光源装置13の本体内には、モ
ータ制御ユニット14とビデオ信号処理ユニット15が
設けられ、これらは上記内視鏡1のコネクタ12を上記
照明用光源装置13に接続すると、上記内視鏡1側に対
して自動的に接続されるようになっている。また、上記
ビデオ信号処理ユニット15で処理された画像信号は、
モニタ16へ伝送される。 [0022]次に、弯曲操作装置は、上下弯曲操作用と
左右弯曲操作用の2組のものを、上記内視鏡1の操作部
3のケース17内に対称に配置したもので、それぞれの
構成は同様であるので、ここでは上下弯曲操作用のもの
についてのみ説明する。 [0023]すなわち、図1に示すように、上記操作部
3のケース17内には、一定の間隔をおいて、その間に
空間を形成したメインフレーム18と、サブフレーム1
9とからなるフレーム20が配置され、このフレーム2
0内に上下弯曲操作用の弯曲操作装置部21が組み付け
られている。尚、図示しない他方のフレームには左右弯
曲操作用の弯曲操作装置部(図示せず)が組み付けられ
ている。 [0024]また、上記メインフレーム18には、弯曲
操作駆動手段の一例としての超音波モータユニット22
が組み付けられており、この超音波モータユニット22
の回転軸23には、上記メインフレーム18と上記超音
波モータユニット22との中間に位置して、動力伝達手
段の一例としての伝達歯車機構の駆動ギア27が、焼ば
め等の方法で固着され、この駆動ギア27には、動力伝
達手段の一例としての伝達歯車機構の従動ギア28が噛
み合っている。 [0025]また、上記従動ギア28は、上記メインフ
レーム18と上記サブフレーム19との間に架設された
シャフト29に自由に回転できるように支持され、上記
従動ギア28と上記サブフレーム19との間には、滑ら
かな回転が得られるように、例えば、樹脂製のワッシャ
30が介挿されている。 [0026]また、上記従動ギア28と上記メインフレ
ーム18との間には、上記シャフト29に対して自由に
回転できるように、牽引操作手段の一例としてのスプロ
ケット31が支持されている。 [0027]尚、上記従動ギア28と上記スプロケット
31は、上記従動ギア28の回転中心に位置する出力端
33と、上記スプロケット31の回転中心に位置する入
力端31aにおいて互いに係合しているが固定されては
いない。 [0028]また、上記従動ギア28の回転中心の上記
出力端33側は、図3に示すように、肉厚のあるシャフ
ト保持部32と薄肉の上記出力端33とからなり、その
間に、結合手段の一例としての4個の積層型圧電体34
が、上記シャフト29に垂直な同一平面に、このシャフ
ト29を中心として等角度に、上記シャフト保持部32
と上記出力端33を押し広げる向きに配設されている。 [0029]さらに、上記積層型圧電体34には、上記
シャフト29の軸方向に離れた位置に、それぞれ外部電
極35.36があり、これらは、上記シャフト保持部3
2の孔37.38内に配設された導電体であるブラシ3
9.40に、同じく導電体であるバネ41.42を介し
て接続されている。 [00301また、上記ブラシ39.40は、上記バネ
41.42によって、上記シャフト29上に設けられた
導電体のりング43.44にそれぞれ押圧されて、スリ
ップリングを形成するとともに、このリング43.44
は、上記シャフト29内を挿通している導線45.46
に、裏面より半田等で接続されている。尚、上記従動ギ
ア28と上記シャフト29は、強化プラスチック等の十
分な強度を有する非導電材料でできている。 [00311このようにして、上記積層型圧電体34の
外部電極35.36と上記導線45.46は、電気的に
接続されて、また、上記導線45.46は前記フリー/
ロックスイッチ釦10に接続されている。 [00321以上の部品により、弯曲部フリー/ロック
機構51が構成されている。 [0033]尚、本実施例では、上記結合手段の一例と
しての4個の積層型圧電体34の外部電極35.36を
、上記シャフト29の軸方向に離すように配設したが、
上記積層型圧電体34の個数は、4個以外、例えば、1
〜3個あるいは5個以上としてもよい。また、上記積層
型圧電体34の配置についても、上記外部電極35.3
6の位置が、上記シャフト29の軸方向に離れた位置と
しなくてもよい。ただし、この場合は、上記外部電極3
5.36から、上記バネ41,42への配線を行なう必
要がある。 [0034]一方、図4に示すように、前記牽引操作手
段の一例としてのスプロケット31には、チェーン47
が巻装され、このチェーン47の各端には、それぞれ連
結片48を介して、弯曲操作ワイヤ49が連結されてい
る。そして、上記チェーン47、連結片48および弯曲
操作ワイヤ49により牽引部材を構成している。 [0035]また、上記各弯曲操作ワイヤ49は、前記
挿入部2内を通じて、前記弯曲部6の先端または前記先
端構成部5の後端に連結されており、上記スプロケット
31の回転方向に応じて、上記各弯曲操作ワイヤ49を
牽引、弛緩させ、上記挿入部2の弯曲部6を弯曲操作で
きるようになっている。尚、上記弯曲操作ワイヤ49に
、上記弯曲部6を介して外力が加わっても、前記超音波
モータユニット22から前記従動ギア28までの、前記
伝達歯車機構のギア比が大きいので、大きな外力が加わ
らない限り戻ることはない。 [0036]また、図1に示すように、上記伝達歯車機
構と上記チェーン47側との間には、この両者の接触を
防止するための仕切り板50が設けられている。 [0037]さらに、本実施例では弯曲操作駆動手段の
一例として、超音波モータユニット22を用いたが、他
の駆動手段、例えば、パルスモータやDCモータまたは
ACモータ等を用いてもよい。 [0038]  (作用) 次に、上記構成による実施例の作用について説明する。 [0039]まず、内視鏡1の挿入部2を体腔内等に挿
入するには、フリー/ロックスイッチ釦10をOFF状
態とする。 [00401この状態において、シャフト29に自由に
回転できるように支持されている従動ギア28とスプロ
ケット31は、互いに連結されていないので、弯曲部6
は、外力により自由に弯曲できる、いわゆるフリー状態
となっているので、上記挿入部2は体腔内等に容易に挿
入できる。 [00411次に、上記挿入部2を体腔内等に挿入して
、上記弯曲部6を弯曲させる際は、上記フリー/ロック
スイッチ釦10を押して、このフリー/ロックスイッチ
釦10をON状態とする。 [0042]このため、図示しない電源よりフリー/ロ
ックスイッチ釦10を介し、導線45、リング43、ブ
ラシ39、バネ41を通じて積層型圧電体36の外部電
極35に電圧が加えられる。このため、上記積層型圧電
体36は、上記従動ギア28のシャフト保持部32と出
力端33を押し広げる向きに伸びる。すなわち、上記積
層型圧電体36は、肉厚のある上記シャフト保持部32
側よりも薄肉の上記出力端33側へ伸びるため、上記出
力端33は上記スプロケット31の入力端31aに押圧
されて、この結果、上記従動ギア28と上記スプロケッ
ト31は連結されてロック状態となる。 [0043]尚、このロック状態においては、前述した
ように、弯曲操作ワイヤ49に上記弯曲部6を介して外
力が加わっても、超音波モータユニット22から上記従
動ギア28までの、前記伝達歯車機構のギア比が大きい
ので、大きな外力が加わらない限り、上記弯曲部6が当
初の形状から変形することはない。 [0044]そして、上記弯曲部6を弯曲操作するには
、例えば、上方向に弯曲させる場合、上方向スイッチ釦
11aを押す。すると、上記超音波モータユニット22
が駆動し、駆動ギア27が回転して、上記従動ギア28
が回転させられ、上記出力端33と上記入力端31aを
介して上記スプロケット31が回転させられる。 [0’045]このため、チェーン47が移動させられ
、連結片48を介し弯曲操作ワイヤ49を牽引、弛緩さ
せて、この結果、上記弯曲部6を上方向に弯曲させる。 [0046]また、同様の原理で、下方向、左方向、右
方向の弯曲操作を行なうことができる。 [00471次に、上記挿入部2を体腔内等から抜去す
るには、上記フリー/ロックスイッチ釦10を押して、
OFF状態とする。 [0048]この状態では、上記挿入部2を挿入すると
きと同様に、上記積層型圧電体36への電圧が加えられ
てないため、この積層型圧電体36は収縮し、上記挿入
部2の弯曲部6はフリー状態となり、安全に上記挿入部
2を抜去することができる。このように、摩擦力を利用
したフリー/ロック機構のため、上記弯曲部6に強い力
が加わった際には、この弯曲部6は変形することができ
るため、安全性が非常に向上したものとなっている。ま
た、結合手段として積層型圧電体を使用しているため応
答性もよい。 [0049]  (第二実施例) 図5〜図9は、本発明の第二実施例を示し、図5は内視
鏡装置の全体構成概略図、図6は弯曲操作装置の要部断
面図、図7は積層型圧電体の配線説明図、図8は積層型
圧電体の配置説明図、図9は弯曲部牽引部の正面図であ
る。 [00501尚、この第二実施例は、一つの積層型圧電
体を結合手段として用い、この積層型圧電体の配置の仕
方と、配線の仕方を大きく変更した点が第一実施例とは
異なる。 (00511(構成) 図5で、その全体を示す内視鏡61は、挿入部62、操
作部63、およびライトガイド用ユニバーサルコード6
4とからなり、上記挿入部2は、先端構成部65、弯曲
部66および可撓管部67とから構成されている。 [0052]また、上記操作部63には送気送水スイッ
チ釦68、吸引スイッチ釦69、レバー形のフリー/ロ
ックスイッチ70、弯曲操作ジョイスティック71およ
び接眼レンズ72等が設けられている。 [0053]さらに、上記ライトガイド用ユニバーサル
コード64の延出先端には、照明用光源装置74に接続
するためのコネクタ73が取着されている。 [0054]また、上記照明用光源装置74の本体内に
は、モータ制御ユニット75が設けられ、これは、上記
内視鏡61のコネクタ73を上記照明用光源装置74に
接続すると、上記内視鏡61側に対して自動的に接続さ
れるようになっている。 [0055]また、図6および図7は、上記内視鏡61
の操作部63に組み込んだ弯曲操作装置の構造を示して
いる。ここでは、弯曲操作駆動手段の一例としてのモー
タ(図示しない)から、動力伝達手段の一例としての従
動ギア76までの構造は、先に述べた第一実施例と同様
であるので割愛する。 [0056]また、上記従動ギア76までの動力伝達手
段は、第一実施例と同様、ギア比が大きいため、大きな
外力が加わらない限り動かない。ここで、上記従動ギア
76は、サブフレーム77に固定された片持ちのシャフ
ト78に自由に回転できるように支持されている。また
、このシャフト78は、図7に示すように、中空で、上
記従動ギア76支持部には、同じく中空の非導電材25
0が挿通固定されている。そして、この非導電材250
には、後述する導電体のりング95.96が埋め込まれ
、これらには、それぞれ導線97.98に裏面より半田
等で接続されている。 [0057]ここで、上記従動ギア76と上記サブフレ
ーム77との間には、その回転が滑らかになるように、
例えば、樹脂製のワッシャ79が介装されている。また
、上記従動ギア76とメインフレーム80との間には、
その片持ちシャフト81に対して自由に回転できるよう
に、牽引操作手段の一例としてのスプロケット82が支
持されている。 [0058]尚、上記従動ギア76と上記スプロケット
82は、上記従動ギア76の回転中心に位置する出力端
83と、上記スプロケット82の回転中心に位置する入
力端82aにおいて互いに係合しているが固定されては
いない。 [0059]また、上記従動ギア76の回転中心の上記
出力端83側は、図8に示すように、上記2つの出力端
83に、結合手段の一例としての1つの積層型圧電体8
4が挾まれる形で配設されている。 [00601さらに、この積層型圧電体84には、外部
電極85.86があり、これらには、導線87.88が
半田等で結線されており、それぞれ上記従動ギア76内
に設けられた孔89.90内に配設された導電体である
ブラシ91.92に、同じく導電体であるバネ93.9
4を介して接続されている。また、上記ブラシ91.9
2は、上記バネ93.94によって、前記非導電体25
0上に設けられた導電体のりング95.96にそれぞれ
押圧されて、スリップリングを構成している。 [00611また、上記りング95.96は、前述した
ように上記シャフト78および上記非導電体250内を
挿通している導線97.98に、裏面より半田等で接続
されている。ここで、上記従動ギア76は、強化プラス
チック等の十分な強度をもつ非導電材でできている。こ
のように、上記積層型圧電体84の外部電極85.86
と上記導線97.98は電気的に接続している。そして
、上記導線97.98は、フリー/ロックスイッチ70
に接続されている。以上の部品により弯曲部フリー/ロ
ック機構99が構成されている。 [0062]一方、前記スプロケット82には、図9で
示すように、チェーン100がアイドラ等のチェーンガ
イド101,101に支持されて、操作部の延長線に対
し、傾けて巻装されている。このように上記チェーン1
00を傾けて配置することにより、前記弯曲操作ジョイ
スティック71のような内部容積の大きなスイッチを配
置することができる。このチェーン100の各端には、
第一実施例と同様、連結片、弯曲操作ワイヤ(共に図示
しない)を介し、前記挿入部62内を通じて、前記弯曲
部66の先端、または先端構成部65の後端に連結され
ている。 [0063]そして、上記スプロケット82が回転すれ
ば、その回転する向きに応じて上記弯曲操作ワイヤを牽
引、弛緩させて、上記挿入部62の弯曲部66を弯曲す
るようになっている。尚、図6で示すように、上記伝達
歯車機構と上記チェーン100側との間には、この両者
の接触を防止するための仕切り板55が設けられている
。 [0064]  (作用) 次に、上記構成による実施例の作用について説明する。 [0065]まず、内視鏡61の挿入部62を体腔内等
に挿入するには、フリー/ロックスイッチ70を「F」
にする。 [0066]この状態において、片持ちシャフト78に
自由に回転できるように支持されている従動ギア76と
、片持ちシャフト81に自由に回転できるように支持さ
れているスプロケット82は、互いに連結されていない
ので、弯曲部66は、外力により自由に弯曲できる、い
わゆるフリー状態となっているので、上記挿入部62は
体腔内等に容易に挿入できる。 [0067]次に、上記挿入部62を体腔内等に挿入し
て、上記弯曲部66を弯曲させる際は、上記フリー/ロ
ックスイッチ70を「L」にする。 [0068]このため、第一実施例と同様、電源ユニッ
ト(図示しない)から、積層型圧電体84に電圧が加わ
り、この積層型圧電体84は、上記従動ギア76の出力
端83を押し広げる向きへ伸び、この結果、上記従動ギ
ア76と上記スプロケット82は、上記出力端83と入
力端82aを介して連結されてロック状態となる。 [0069]尚、このロック状態においては、前述した
ように、図示しない弯曲操作ワイヤに上記弯曲部66を
介して外力が加わっても、図示しないモータから上記従
動ギア76までの、前記伝達歯車機構のギア比が大きい
ので、大きな外力が加わらない限り、上記弯曲部66が
当初の形状から変形することはない。 [00701そして、上記弯曲部66を弯曲操作するに
は、例えば、上方向に弯曲させる場合、弯曲操作ジョイ
ステック71をU方向に傾ける。すると、図示しないモ
ータが駆動し、図示しない駆動ギアが回転して、上記従
動ギア76が回転させられ、上記出力端83と上記入力
端82aを介して上記スプロケット82が回転させられ
る。 [00711このため、チェーン100が移動して、図
示しない連結片を介し、図示しない弯曲操作ワイヤを牽
引、弛緩させて、この結果、上記弯曲部66を上方向に
弯曲させる。 [0072]また、同様の原理で、下方向、左方向、右
方向の弯曲操作を行なうことができる。 [0073]次に、上記挿入部62を体腔内等から抜去
するには、上記フリー/ロックスイッチ70を押して、
「F」にする。 [0074]この状態では、上記挿入部62を挿入する
ときと同様に、上記積層型圧電体84への電圧が加えら
れてないため、この積層型圧電体84は収縮し、上記挿
入部62の弯曲部66はフリー状態となり、安全に上記
挿入部62を抜去することができる。 [0075]このように、積層型圧電体を1個にできる
ので、内視鏡61の組み立て作業性が向上するとともに
、シャフト78を金属性にできるので、十分な強度を持
たせることができる。 [0076]また、チェーンを傾けて配置することによ
り、内部容積の大きな弯曲操作ジョイスティック71等
のスイッチを取り付けることも可能で、操作性の向上を
図ることができる。 [0077]  (第三実施例) 図10は第三実施例による弯曲操作装置の要部断面図で
ある。 [0078]尚、この第三実施例は、結合手段の一例と
しての積層型圧電体の配線構造を変更した点が第二実施
例とは異なる。 (0079]  (構成) 本実施例において、弯曲操作駆動手段の一例としてのモ
ータ(図示しない)から、動力伝達手段の一例としての
従動ギアまでの構造は、第二実施例と同様であるので割
愛する。 [00801まず、図10に示すように、回転中心に軸
102aを有する軸付従動ギア102は、サブフレーム
103に設けられた孔104内を、自由に回転できるよ
うに支持されている。 [00811また、この軸付従動ギア102と上記サブ
フレーム103との間には、その回転が滑らかになるよ
うに、例えば樹脂製のワッシャ105が介挿されており
、上記軸付従動ギア102とメインフレーム106との
間には、上記軸付従動ギア102の回転軸と同軸上に位
置する片持ちシャフト107に対して自由に回転できる
ように、牽引操作手段の一例としてのスプロケット10
8が支持されている。尚、上記軸付従動ギア102と上
記スプロケット108は、第二実施例と同様に、上記軸
付従動ギア102の出力端109と、上記スプロケット
108の入力端108aを介して互いに係合しているが
、固定されてはいない。 [0082]また、上記軸付従動ギア102の出力端1
09側には、第二実施例と同様に、上記2つの出力端1
09に、結合手段の一例としての1つの積層型圧電体1
10が挾まれる形で配設されている。さらに、この積層
型圧電体110には、外部電極111.112があり、
これらには、それぞれ導線113.114が半田等で結
線されており、これら導線113,114は、上記軸付
従動ギア102内を挿通して、この軸付従動ギア102
の軸102a部の上記サブフレーム103より外側へ突
出した部分に設けられた導電体のリング115.116
に、裏面より半田等で接続されている。 [0083]また、固定部材117の孔118.119
内に設けられた導電体のブラシ120.121は、同じ
く導電体のバネ122.123によって、上記軸付従動
ギア102の軸102a上に設けられた上記導電体のリ
ング115.116にそれぞれ押圧されている。また、
上記バネ122.123の他端には、それぞれ導線12
4.125が接続されている。 [0084]ここで、上記軸付従動ギア102および上
記固定部材117は、強化プラスチック等の十分な強度
をもつ非導電材でできている。このように、上記積層型
圧電体110の外部電極111.112と上記導線12
4.125は、電気的に接続している。 [0085]尚、ここでは上記積層型圧電体110を上
記軸付従動ギア102側に設置したが、上記軸付従動ギ
ア102とスプロケット108の係合の仕方を逆にする
、すなわち、上記軸付従動ギア102の出力端109が
、上記スプロケット108の入力端108aを包含する
ような構成にすれば、上記スプロケット108内に上記
積層型圧電体110を設置するのも充分可能である。 その際は、スプロケット108の材質は、強化プラスチ
ック等の十分な強度をもつ非導電材となる。 [0086]その他の構成部品は、第二実施例と同じな
ので割愛する。 (0087]  (作用) 次に、上記構成による実施例の作用について説明する。 [0088]第二実施例と同様に、まず、内視鏡(図示
しない)の挿入部(図示しない)を体腔内等に挿入する
には、フリー/ロックスイッチ(図示しない)を「F」
にする。 [0089]この状態において、積層型圧電体110に
電圧が加えられず、この結果、軸付従動ギア102とス
プロケット108が結合されず、挿入部(図示しない)
はフリー状態となって、この挿入部(図示しない)を体
腔内等に容易に挿入することができる。 [00901次に、上記挿入部(図示しない)を体腔内
等に挿入して、弯曲部(図示しない)を弯曲させるには
、上記フリー/ロックスイッチ(図示しない)をrLJ
にする。このため、上記積層型圧電体110に電圧が加
えられ、上記軸付従動ギア102と上記スプロケット1
08が結合され、挿入部(図示しない)はロック状態と
なり、さら(二弯曲操作を行なうことができる。 [00911次に、上記挿入部(図示しない)を体腔内
等から抜去するには、前述の挿入部(図示しない)を体
腔内等に挿入する場合と同様に、フリー/ロックスイッ
チ(図示しない)を「F」にして行なう。 [0092]この第三実施例では、上記積層型圧電体1
10に配線するスリップリングを外部に設置できるので
、組み立て作業性の向上を図ることができる。 [0093]  (第四実施例) 図11〜図15は本発明の第四実施例を示し、図11は
弯曲操作装置の要部断面図、図12は連結部材の連結部
正面図、図13は従動ギア連結部正面図、図14はフリ
ー状態説明図、図15はロック状態説明図である。 [0094]尚、この第四実施例は、結合手段の一例と
して、積層型圧電体からカムを用いたものにした点が第
三実施例とは異なる。 (0095]  (構成) 本実施例において、弯曲操作駆動手段の一例としてのモ
ータ(図示しない)から、動力伝達手段の一例としての
従動ギア126までの構造は、第三実施例と同様である
ので割愛する。 [00961図11に示すように、内視鏡操作部(図示
しない)のケース128には、フリー状態およびロック
状態を実現するためのスイッチとして、フリー/ロック
ノブ127が設けられており、このフリー/ロックノブ
127は、上記ケース128との間に圧縮コイルバネ1
29を介して、上記ケース128に穿設された孔130
内を自由に回転できるように支持されている。 [0097]また。上記フリー/ロックノブ127の先
端には、その同軸上のメインフレーム251側の従動ギ
ア126に挿通された、結合手段の一例としての軸付カ
ム133の軸端部137に噛み合う連結部材131が固
定されている。 [0098]尚、上記軸端部137と、連結部材131
の形状は、図12、図13に示すように、スプライン形
状をしている。また、上記従動ギア126と上記メイン
フレーム251との間には、この従動ギア126と同軸
上に位置する片持ちシャフト135に対して自由に回転
できるように、牽引操作手段の一例としてのスプロケッ
ト136が支持されている。 [0099]尚、これら従動ギア126とスプロケット
136は、上記従動ギア126の出力端134と、上記
スプロケット136の入力端136aを介して互いに係
合しているが固定されてはいない。 [01001また、上記従動ギア126の出力端134
側は、図14ないし図15に示すように、上記2つの薄
肉の出力端134の間に、前記軸付カム133のカム部
が、このカムのカム山が、上記出力端134を回転軸の
軸径方向に広げることができるように配設されている。 [01011尚、本実施例では、前記フリー/ロックノ
ブ127と前記ケース128との間に前記圧縮コイルバ
ネ129を挾んだが、このケース128と上記従動ギア
126との空間に、上記フリー/ロックノブ127と上
記ケース128のメインフレーム251側面とを引張コ
イルバネ等で接続してもよい。また、前記連結部材13
1と前記軸端部137の連結部の形状は、スプラインに
限らず、例えば、多角形や小判形等でもよく、また、噛
み合いクラッチとしてもよい。更に、上記連結部材13
1と上記軸端部137は同軸上としなくてもよく、歯車
伝達機構を使用してもよい。 [0102]その他の構成部品は第三実施例と同様であ
るので割愛する。 [0103]  (作用) 次に、上記構成による実施例の作用について説明する。 [0104]まず、内視鏡(図示せず)の挿入部(図示
せず)を体腔内等に挿入するには、フリー/ロックノブ
127を「F」としたまま体腔内に挿入する。 [0105]すなわち、この状態では図14に示す状態
となっており、従動ギア126とスプロケット136は
連結しておらずフリー状態となっているため、上記挿入
部(図示せず)は容易に体腔内等に挿入することができ
る。 [0106]次に、上記挿入部(図示せず)を体腔内等
に挿入して、弯曲部(図示せず)を弯曲操作するには、
上述のフリー状態から上記フリー/ロックノブ127を
、その連結部材131が軸付カム133の軸端部137
に噛み合うように押し込んだのち、「L」側に回転する
。 [0107]すると、図15に示すように、上記軸付カ
ム133のカムのカム山が薄肉の出力端134を押し広
げ、この出力端134は、上記スプロケット136の入
力端136aに押圧されて、これにより前記従動ギア1
26と上記スプロケット136は連結されてロック状態
となり、弯曲操作を行なうことができる。 [01081次に、上記挿入部(図示せず)を体腔内等
から抜去するには、上述の弯曲部(図示せず)を弯曲操
作する場合と逆の操作を行ない、フリー状態としてから
行なう。 [0109]尚、上記フリー/ロックノブ127より手
を離すと、圧縮コイルバネ129によって、上記連結部
材131と上記軸端部137との連結が解かれるため、
このフリー/ロックノブ127は、上記従動ギア126
と一緒に回転することはない。 このように、本実施例
によれば、嘔気を使わない機械的な機構であるため、光
源(図示せず)のフリー/ロック用電源(図示せず)か
ら内視鏡内部への配線の引き出しが不要で、構造も簡単
であり、部品点数も少ないため安価に製作することがで
きる。また、フリー/ロックノブ127とケース128
の間に圧縮コイルバネ129を設けたため、弯曲部(図
示せず)を回転させる時に上記フリー/ロックノブ12
7が回転するのを防ぐため、フリー/ロックノブ127
を引張り上げて、連結部材131と軸端部137の連結
を外す煩わしさがなく安全性が向上する。 [01101(第五実施例) 図16は第五実施例による弯曲操作装置の要部断面図で
ある。 [01111尚、この第五実施例は、第四実施例の連結
部材131および軸付カム133の軸端部137の形状
をテーパ状とし、結合方法を変更した点が第四実施例と
は異なる。 [0112]  (構成) 図16に示すように、弯曲操作駆動手段の一例としての
モータ(図示しない)から、動力伝達手段の一例として
の従動ギア155までの構造は、第四実施例と同様であ
るので割愛する。 [0113]図16に示すように、内視鏡操作部(図示
しない)のケース157には、フリー状態およびロック
状態を実現するためのスイッチとして、フリー/ロック
ノブ156が設けられており、このフリー/ロックノブ
156は、上記ケース157との間に圧縮コイルバネ1
58を介して、上記ケース157に穿設された孔159
内を自由に回転できるように支持されている。 [0114]また、上記フリー/ロックノブ156の先
端には、連結部材162が固定されており、上記フリー
/ロックノブ156と同軸上の下方向に設けられている
、動力伝達手段の一例としての従動ギア155の中央部
に挿通された結合手段の一例としての軸付カム160の
軸端部161に係合している。尚、上記連結部材162
と上記軸端部161は固定されてはいない。 [0115]また、上記軸端部161はオスのテーパ形
状を、上記連結部材162はメスのテーパ形状をしてい
る。さらに、フリー/ロックノブ156の中心部にはネ
ジ孔が切ってあり、上記連結部材162を貫いて、ネジ
163が挿入されている。そして、このネジ163には
、上記フリー/ロックノブ156の外部に露出している
部分にレバー290が固定されている。また、上記従動
ギア155とメインフレーム164との間には、この従
動ギア155と同軸上に位置する片持ちシャフト165
に対して自由に回転できるように、牽引操作手段として
のスプロケット166が支持されている。尚、上記従動
ギア155と上記スプロケット166は互いに係合して
いるが、固定されてはいない。 [0116]その他の構成部品は第四実施例と同様であ
るので割愛する。 [0117]尚、本実施例では、上記連結部材162と
上記軸端部161をテーパを用いて連結したが、上記連
結部材162あるいは上記軸端部161に磁石を固定し
、他方に磁石につく部材を固定して連結するようにして
もよい。 [0118]  (作用) 次に、上記構成による実施例の作用について説明する。 [0119]連結部材162と、軸端部161の連結、
分離以外は第四実施例と同様なため割愛する。レバー2
90がねじ込まれていないことを確認しフリー/ロック
ノブ156を押し込むと、その先端の上記連結部材16
2と上記軸端部161は、メスとオスのテーパなので、
摩擦により容易に連結する。また、連結部材162と軸
端部161を分離させる時は、まず、レバー290を下
方向にねじ込む。すると、軸端部161の上部がネジ1
63の先端部に押圧され、連結部材162と軸端部16
1は分離する。 [01201このようにして、第四実施例と同様にフリ
ー状態、ロック状態を実現して内視鏡(図示せず)の弯
曲操作を行なう。 [o121]  (第六実施例) 図17および図18は本発明の第六実施例を示し、図1
7は弯曲操作装置の要部断面図、図18はアクチュエー
タ構造説明図である。 [0122]尚、この第六実施例は、結合手段の一例と
して、積層型圧電体からMHアクチュエータを用いたも
のにした点が第三実施例とは異なる。 [0123]  (構成) 本実施例の構成は、結合手段の一例としてのNIHアク
チュエータ149以外は、第三実施例とまったく同じで
あるため説明は割愛する。 [01243図17に示すように、1個のMHアクチュ
エータ149が、動力伝達手段の一例としての従動ギア
152の出力端150を、牽引操作手段の一例としての
スプロケット154の入力端154a側に押し広げる向
きで配設されている。 [0125]また、上記MHアクチュエータ149は、
図18に示すように、1個のペルチェ素子200と2個
のMH(メタルと水素の化合物)260および2個のピ
ストン153より構成されている。ここで、上記ペルチ
ェ素子200の両端には、導線201.202が接続さ
れている。 [0126]尚、本実施例では、1個のMHアクチュエ
ータ149を、上記出力端150を押し広げる向きで上
記従動ギア152に固定しているが、MHアクチュエー
タ149の個数は1個に限らず2個以上でもよく、また
、配設面も出力端150を押し広げる向きであればどこ
でもよい。 (0127]  (作用) 次に、上記構成による実施例の作用について説明する。 [0128]尚、本実施例ではMHアクチュエータ14
9以外は、第三実施例とまったく同じ構成であるため、
重複する部分の作用の説明を省略する。 [0129]フリー/ロツクスイツチ(図示しない)を
「F」にすると、動力伝達手段の一例としての従動ギア
152と、牽引操作手段としてのスプロケット153は
、互いに係合しているが連結されていないので、これら
にそれぞれ接続されている弯曲操作駆動手段の一例とし
てのモータと弯曲部(共に図示しない)はフリー状態と
なる。 [01301次に、上記フリー/ロックスイッチ(図示
しない)を「LJにすると、電源ユニット(図示しない
)から、上記MHアクチュエータ149内部のペルチェ
素子200に導線201側より電圧が加わる。すると、
このMHアクチュエータ149内部のペルチェ素子20
0は発熱し、この熱によってMH260が水素とメタル
に分離し、水素がピストン部153を押し出す。すると
、このピストン部153は薄肉の上記従動ギア152の
出力端150を押し広げ、この出力端150は、スプロ
ケット154の入力端154aに押圧されて、これによ
り上記従動ギア152と上記スプロケット154は連結
されロック状態となる。 [0131]また、上記フリー/ロックスイッチ(図示
しない)を「F」にすると、電源ユニット(図示しない
)から、上記ペルチェ素子200に逆電圧(導線202
側より)が加わる。すると、上記ペルチェ素子200は
吸熱(冷却)し、それにより逆反応で上記MH260に
水素が吸収され、水素圧がなくなるため、上記ピストン
部153は薄肉の上記出力端150の押圧をやめる。 そして、上記従動ギア152と上記スプロケット154
の連結が解け、弯曲部(図示しない)はフリー状態とな
る。 [0132]  (第七実施例) 図19および図20は本発明の第七実施例を示し、図1
9は弯曲操作装置の要部断面図、図20は結合手段断面
説明図である。 [0133]尚、この第七実施例は、結合手段の一例と
して、積層型圧電体から、バネ形の形状記憶合金と突出
部材を用いたものに変更した点が第三実施例とは異なる
。 (0134]  (構成) 本実施例による結合手段は、図19および図20に示す
ように、第三実施例における結合手段の一例としての積
層膨圧電体110を、1個のバネ形の形状記憶合金20
3と2個の突出部材204に変更し、さらに、牽引操作
手段の一例としてのスプロケット207と、動力伝達手
段の一例としての従動ギア205との係合部に、上記従
動ギアには回転軸に垂直な1個の横孔208を設け、ま
た、上記スプロケット207には半径方向に8個の穴2
12を等角度に、上記横孔208と同一平面上に配設し
て出力端と入力端を形成したものである。 [0135]また、上記形状記憶合金203は、上記従
動ギア205の横孔208内の中央部に挿入されて、上
記スプロケット207を押圧する方向で固定されている
。また、上記形状記憶合金203の両端には、導線20
9.210が半田等で固定され、さらに、上記突出部材
204が、この形状記憶合金203の両端に固定されて
いる。 [0136]尚、本実施例では、上記形状記憶合金20
3は1個であるが、2個以上でもよく、上記横孔208
内も、上記スプロケット207を押圧する向きであれば
どこでもよい。 [0137]その他の構成部品は第三実施例と同様であ
るので割愛する。 [0138]  (作用) 次に、上記構成による実施例の作用について説明する。 [0139]尚、本実施例では結合手段の構成以外は、
第三実施例とまったく同じ構成であるため、重複する部
分の作用の説明を省略する。 [01401フリー/ロツクスイツチ(図示しない)を
「F」にすると、動力伝達手段の一例としての従動ギア
205と、牽引操作手段としてのスプロケット207は
、互いに係合しているが連結されていないので、これら
にそれぞれ接続されている弯曲操作駆動手段の一例とし
てのモータと弯曲部(共に図示しない)はフリー状態と
なる。 [01411次に、上記フリー/ロックスイッチ(図示
しない)をrLJにすると、電源ユニット(図示しない
)から、形状記憶合金203に導線209を介して電圧
が加わる。すると、この形状記憶合金203は発熱し、
長手方向に向かって伸びて先端に固定されている突出部
材204は、上記形状記憶合金203に押圧される。こ
の結果、上記突出部材204は、上記スプロケット20
7に設けられた上記穴212に挿入される。このため、
上記従動ギア205と上記スプロケット212は連結さ
れて、上記弯曲部(図示しない)はロック状態となる。 尚、横孔208が、上記形状記憶合金203および、上
記突出部材204を保持するので、上記形状記憶合金2
03がねじれて、上記従動ギア205と、上記スプロケ
ット207が動いてしまうことはない。 [0142]次に、上記フリー/ロックスイッチ(図示
しない)を「F」にすると、電源ユニット(図示しない
)から、上記形状記憶合金203に電圧が加わらなくな
り、温度が下がり上記形状記憶合金203は縮むため、
上記突出部材204は上記穴212から抜け、上記従動
ギア205と上記スプロケット207の連結が解かれて
、上記弯曲部(図示しない)はフリー状態となる。 尚、上記突出部材204が上記穴212に挿入できない
位置にあっても、上記スプロケット207が回転するこ
とにより、上記突出部材204が上記穴212に挿入で
きる。 [0143]  (第八実施例) 図21〜図23は本発明の第八実施例を示し、図21は
内視鏡装置の全体構成概略図、図22は弯曲操作装置の
要部断面図、図23は結合手段構成説明図である。 [0144]尚、この第八実施例は、結合手段の一例と
して、流体を作動媒体としたピストンを用いたものに変
更した点か第四実施例とは異なる。 [0145]  (構成) 図21において、内視鏡171は、挿入部172、操作
部173およびライトガイド用ユニバーサルコード17
4とからなり、上記挿入部172は、先端構成部175
、弯曲部176、および可撓管177とから構成されて
いる。さらに、上記操作部173には送気送水スイッチ
釦178、吸引スイッチ釦179、レバー形のフリー/
ロックスイッチ180、弯曲操作ジョイステック181
、および接眼レンズ182等が設けられている。また、
ライトガイド用ユニバーサルコード174の延出先端に
は、照明用光源装置184に接続するためのコネクタ1
83が取着されている。 [0146]上記照明用光源装置184の本体内には、
モータ制御ユニット185と油供給ユニット186が設
けられ、これは、上記内視鏡171のコネクタ183を
この照明用光源装置184に接続すると、上記内視鏡1
71側に対して自動的に接続されるようになっている。 尚、上記油供給ユニット186は、上記照明用光源装置
184と別体であってもよい。 [0147]図22は、上記内視鏡171の操作部17
3に組み込んだ弯曲操作装置の構造を示し、弯曲操作駆
動手段の一例としてのモータ(図示しない)から、動力
伝達手段の一例としての従動ギア140までの構造は、
第二実施例と同様であるので割愛する。 [0148]この図22に示すように、中空シャフト1
38はサブフレーム139に挿通固定され、このサブフ
レーム139と上記従動ギア140との間で、Oリング
受け141と固定されている。また、このOリング受け
141は、内部にOリング142を有し、上記従動ギア
140に挿通固定された中空のシャフト144を支持し
ている。すなわち、上記従動ギア140が回ることによ
り、上記シャフト144が回っても、上記サブフレーム
139に挿通固定されている上記シャフト138は回転
しないようになっている。このシャフト138の他端は
、前記油供給ユニット186に接続されている。 [01491図23は結合手段の構成を示す図で、上記
油供給ユニット186から結合手段の一例としてのピス
トン147までの作動媒体として用いる油の経路を示し
たものである。上記油供給ユニット186内に設けられ
た油圧ポンプ284は、同じく上記油供給ユニット18
6内の逆止弁280、吐出圧力調整用のリリーフ弁28
1、電磁弁282を介し、上記内視鏡171内のピスト
ン147に接続している。ここで、上記リリーフ弁28
1は、上記油圧ポンプ284の油タンク283に接続さ
れている。また、上記電磁弁282も、上記内視鏡17
1のケース285内の前記フリー/ロックスイッチ18
0によって、操作されるよう接続されている。 [01501また、上記ピストン147付近の構造は、
図22に示すように、前記従動ギア140と前記メイン
フレーム143との間には、上記従動ギア140と同軸
上に位置する片持ちシャフト148に対して自由に回転
できるように、牽引操作手段の一例としてのスプロケッ
ト145が支持されている。尚、上記従動ギア140と
上記スプロケット145は、互いに係合しているが固定
されてはいない。 [01511また、上記従動ギア140の上記スプロケ
ット145との係合部には、第四実施例同様、2つの薄
肉の出力端146の間に、油圧で作動する上記ピストン
147が、上記出力端146を軸径方向に押し広げる方
向に配設されており、このピストンの147の開口部は
上記シャフト144の開口部と接続している。尚、本実
施例では、上記Oリング受け141を、上記サブフレー
ム139と、上記従動ギア140との間に配設したが、
配設箇所は他でもよく、例えば、上記サブフレーム13
9と上記ケース285との間に配設してもよい。また、
曲以外の流体、例えば水や空気を作動媒体として用いて
もよい。 [0152]その他の構成部品は第四実施例と同様であ
るので割愛する。 [0153]  (作用) 次に、上記構成による実施例の作用について説明する。 [0154]まず、フリー/ロックスイッチ180を「
F」にすると、従動ギア140と、スプロケット45は
、互いに係合しているが連結されていないので、これら
にそれぞれ接続されているモータ(図示しない)と弯曲
部176は、フリー状態となる。 [01551次に、上記フリー/ロックスイッチ180
をrlJにする。すると、油圧ポンプ284が油を吐出
し始める。また、電磁弁282が開き、これにより、こ
の油圧ポンプ282から、シャフト138、シャフト1
44を介し、ピストン147に油が流入し、ピストン1
47は、薄肉の出力端を146を押圧し広げる。このた
め、上記出力端146は、上記スプロケット145の入
力端145aに押圧されて、上記従動ギア140と上記
スプロケット145は連結され弯曲部176はロック状
態となる。尚、上記ピストン147が上記出力端146
を押し広げた後は、リリーフ弁281が吐出圧力を検知
して、過剰な吐出油を油圧タンク283に戻すため、油
圧による油経路の破損は生じない。 [0156]また、上記フリー/ロックスイッチ180
を「Fノにすると、上記油圧ポンプが上記ピストン14
7内への油の吐出を止め、この結果、上記ピストン14
7は薄肉の上記出力端146を押し広げなくなり、上記
従動ギア140と上記スプロケット145との連結が解
け、上記弯曲部176はフリー状態となる。 [0157]
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、モ
ータ等を弯曲操作の駆動源とする内視鏡において、小型
軽量で、かつ、簡単な構造でロック状態からフリー状態
を実現することができる。 [0158]このため、内視鏡の操作性の向上と、小型
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例による弯曲操作装置の要部
断面図。
【図2】本発明の第一実施例による内視鏡装置の全体構
成概略図。
【図3】本発明の第一実施例による係合部断面図。
【図4】本発明の第一実施例による変曲部牽引部の正面
図。
【図5】本発明の第二実施例による内視鏡装置の全体構
成概略図。
【図6】本発明の第二実施例による弯曲操作装置の要部
断面図。
【図7】本発明の第二実施例による積層型圧電体の配線
説明図。
【図8】本発明の第二実施例による積層型圧電体の配置
説明図。
【図9】本発明の第二実施例による変曲部牽引部の正面
図。
【図101本発明の第三実施例による弯曲操作装置の要
部断面図。 【図11】本発明の第四実施例による弯曲操作装置の要
部断面図。
【図12】本発明の第四実施例による連結部材の連結部
正面図。
【図13】本発明の第四実施例による従動ギア連結部正
面図。
【図14】本発明の第四実施例によるフリー状態説明図
【図15】本発明の第四実施例によるロック状態説明図
【図16】本発明の第五実施例による弯曲操作装置の要
部断面図。
【図17】本発明の第六実施例による弯曲操作装置の要
部断面図。
【図18】本発明の第六実施例によるアクチュエータ構
造説明図。
【図19】本発明の第七実施例による弯曲操作装置の要
部断面図。
【図20】本発明の第七実施例による結合手段断面説明
図。
【図211本発明の第八実施例による内視鏡装置の全体
構成概略図。 【図22】本発明の第八実施例による弯曲操作装置の要
部断面図。
【図23】本発明の第八実施例による結合手段構成説明
図。
【符号の説明】
1  内視鏡 3  内視鏡操作部 6  弯曲部 22  弯曲操作駆動手段 27  動力伝達手段 28  動力伝達手段 31  牽引操作手段 31a  入力端 33  出力端 34  結合手段 47  牽引部材 48  牽引部材 49  牽引部材
【図1】
【図6】
【図16】
【図22】
【手続補正書】
【提出日】平成3年5月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名] 0005 【補正方法】変更
【補正内容】
[0005]Lかしながら、この動力伝達機構を組み合
わせた内視鏡では、挿入部を人体等に挿入・抜去する際
に、上記弯曲部が体腔内を押圧しても、減速比の大きな
動力伝達機構を採用しているため、微弱な外力で弯曲部
が屈曲される状態(フリー状態)にならず、体腔内を傷
つけるおそれがあった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名] 0042 【補正方法】変更
【補正内容】
[0042]このため、図示しない@源よりフリー/ロ
ックスイッチ釦10を介し、導線45、リング43、ブ
ラシ39、バネ41を通じて積層型圧電体34の外部電
極35に電圧が加えられる。このため、上記積層型圧電
体34は、上記従動ギア28のシャフト保持部32と出
力端33を押し広げる向きに伸びる。すなわち、上記積
層型圧電体34は、肉厚のある上記シャフト保持部32
側よりも薄肉の上記出力端33側へ伸びるため、上記出
力端33は上記スプロケット31の入力端31aに押圧
されて、この結果、上記従動ギア28と上記スプロケッ
ト31は連結されてロック状態となる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名] 0048 【補正方法】変更
【補正内容】
[0048]この状態では、上記挿入部2を挿入すると
きと同様に、上記積層型圧電体34への電圧が加えられ
てないため、この積層型圧電体34は収縮し、上記挿入
部2の弯曲部6はフリー状態となり、安全に上記挿入部
2を抜去することができる。このように、摩擦力を利用
したフリー/ロック機構のため、上記弯曲部6に強い力
が加わった際には、この弯曲部6は変形することができ
るため、安全性が非常に向上したものとなっている。ま
た、結合手段として積層型圧電体を使用しているため応
答性もよい。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名] 0051 【補正方法】変更
【補正内容】
[00511(構成)図5で、その全体を示す内視鏡6
1は、挿入部62、操作部63、およびライトガイド用
ユニバーサルコード64とからなり、上記挿入部62は
、先端構成部65、弯曲部66および可撓管部67とか
ら構成されている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名] 0098 【補正方法】変更
【補正内容】
[0098]尚、上記連結部材131と、軸端部137
の形状は、図12、図13に示すように、スプライン形
状をしている。また、上記従動ギア126と上記メイン
フレーム251との間には、この従動ギア126と同軸
上に位置する片持ちシャフト135に対して自由に回転
できるように、牽引操作手段の一例としてのスプロケッ
ト136が支持されている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名] 0129 【補正方法】変更
【補正内容】
[0129]フリー/ロツクスイツチ(図示しない)を
「F」にすると、動力伝達手段の一例とじての従動ギア
152と、牽引操作手段としてのスプロケット154は
、互いに係合しているが連結されていないので、これら
にそれぞれ接続されている弯曲操作駆動手段の一例とし
てのモータと弯曲部(共に図示しない)はフリー状態と
なる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名10135 【補正方法】変更
【補正内容】
[0135]また、上記形状記憶合金203は、上記従
動ギア205の横孔208内の中央部に挿入されて、上
記スプロケット207を押圧する方向で固定されている
。また、上記形状記憶合金203の両端には、導線20
9.210が半田等で固定され、さらに、上記突出部材
204.204が、この形状記憶合金203の両端に固
定されている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名] 0151 【補正方法】変更
【補正内容】
[01511また、上記従動ギア140の上記スプロケ
ット145との係合部には、第四実施例同様、2つの薄
肉の出力端146.146の間に、油圧で作動する上記
ピストン147が、上記出力端146.146を軸径方
向に押し広げる方向に配設されており、このピストン1
47の開口部は上記シャフト144の開口部と接続して
いる。尚、本実施例では、上記0リング受け141を、
上記サブフレーム139と、上記従動ギア140との間
に配設したが、配設箇所は他でもよく、例えば、上記サ
ブフレーム139と上記ケース285との間に配設して
もよい。また、曲以外の流体、例えば水や空気を作動媒
体として用いてもよい。
【手続補正9] 【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名10155 【補正方法】変更
【補正内容】
[01551次に、上記フリー/ロックスイッチ180
を「L」にする。すると、油圧ポンプ284が油を吐出
し始める。また、電磁弁282が開き、これにより、こ
の油圧ポンプ284から、シャフト138、シャフト1
44を介し、ピストン147に油が流入し、ピストン1
47は、薄肉の出力端146を押圧し広げる。このため
、上記出力端146は、上記スプロケット145の入力
端145aに押圧されて、上記従動ギア140と上記ス
プロケット145は連結され弯曲部176はロック状態
となる。尚、上記ピストン147が上記出力端146を
押し広げた後は、リリーフ弁281が吐出圧力を検知し
て、過剰な吐出油を油圧タンク283に戻すため、油圧
による油経路の破損は生じない。
【手続補正101 【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図101 【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手樒補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡操作部に収容された弯曲操作駆動手
    段と、この弯曲操作駆動手段による動力を伝える動力伝
    達手段と、内視鏡の弯曲部を牽引部材にて弯曲操作する
    牽引操作手段と、軸径方向に対設する上記動力伝達手段
    の出力端と上記牽引操作手段の入力端との間に配設して
    、上記出力端と上記入力端とを結合離間自在にする結合
    手段とを設けたことを特徴とする内視鏡弯曲操作装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001187137A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Yoshida Dental Mfg Co Ltd 自動注射器
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