JP2001187137A - 自動注射器 - Google Patents

自動注射器

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JP2001187137A
JP2001187137A JP37251399A JP37251399A JP2001187137A JP 2001187137 A JP2001187137 A JP 2001187137A JP 37251399 A JP37251399 A JP 37251399A JP 37251399 A JP37251399 A JP 37251399A JP 2001187137 A JP2001187137 A JP 2001187137A
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通三 山中
Yoshiaki Hirae
喜章 平柄
Yoshitaka Sano
敬隆 佐野
Chieko Someya
知恵子 染谷
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 自動注射器において、小型・軽量化を図って
操作性を向上させる。 【解決手段】 駆動子80を基部材に押圧するように弾
性部材によって付勢されて駆動子の他側に接するととも
に駆動子の動作によって直線的に移動してピストン70
を押圧移動させる移動部材82を設けたり、また、第2
に、リング状の基部材とこの基部材の円周方向に配置さ
れて電圧が印加されると伸縮する少なくとも一つの圧電
素子とこの圧電素子に設けられた電極とからなって圧電
素子に電圧が印加されると歪曲動作する駆動構成体78
を設け、圧電素子に電圧が印加されて駆動構成体が歪曲
動作すると回転するリング状の移動部材を基部材に接し
て設け、この移動部材を基部材に押圧する弾性部材84
を設け、移動部材には継手機構を介して回転シャフトを
連結して設け、この回転シャフトの回転によって直線的
に移動してピストンを押圧移動するロッドを設けてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動注射器に係
り、特に小型・軽量化を図って操作性を向上する自動注
射器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、病院等で、医師が患者を治療する
場合に、例えば、歯科医が麻酔の注射をして患者の歯を
治療する場合に、歯科用の注射器を利用している。この
注射器は、薬液が封入されるカートリッジを設け、この
カートリッジの先端側に針を設け、カートリッジの薬液
を針から押し出すようにカートリッジの後端側で押圧移
動されるピストンを設けて構成されている。しかし、こ
の歯科用の注射器の針は、上腕用の注射器の針とは異な
り、非常に細い径のものである。
【0003】このため、歯科医には、麻酔の注射器を使
用する場合に、大きな力が必要とされる。例えば、1分
間に0.25ml程度の薬液(麻酔薬)をゆっくり注入
する場合に、ピストンを押す力は、12kgf以上を必
要としている。よって、その注射の作業が、歯科医に多
大な労力とストレスとを与えていた。また、歯科医が多
大な労力とストレスの下で作業しているので、患者にと
っても苦痛を伴うものであった。
【0004】この不具合を解消するために、歯科用の注
射器として、電動モータやギヤ機構等を組み合わせた自
動注射器が利用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来、歯科
用の自動注射器にあっては、電動モータやギヤ機構等を
組み合わせて構成されているので、全体的に重量が大き
くなって医師に大きな負担を与えて、針先を微妙にコン
トロールすることが困難となり、よって、薬液を安定し
て注入することができなくなるとともに、歯科医にも、
注射器を一定時間保持する必要があり、その負担がさら
に大きくなり、且つ、患者に手動注射器の場合よりも大
きな苦痛を与えてしまうという不都合があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、第1に、薬液が封入され
るカートリッジを設け、このカートリッジの先端側に針
を設け、前記カートリッジの薬液を前記針から押し出す
ように前記カートリッジの後端側で押圧移動されるピス
トンを設けた自動注射器において、電圧が印加されると
伸縮する少なくとも一つの圧電素子とこの圧電素子の一
側面に設けられた基部材と前記圧電素子の他側面に設け
られた電極とからなって前記圧電素子に電圧が印加され
ると歪曲動作する駆動構成体を設け、この駆動構成体の
歪曲動作を直線的な動作に変換する駆動子の一側を前記
基部材に設け、前記駆動子を前記基部材に押圧するよう
に弾性部材によって付勢されて前記駆動子の他側に接す
るとともに前記駆動子の動作によって直線的に移動して
前記ピストンを押圧移動させる移動部材を設けたことを
特徴とする。
【0007】第2に、薬液が封入されるカートリッジを
設け、このカートリッジの先端側に針を設け、前記カー
トリッジの薬液を前記針から押し出すように前記カート
リッジの後端側で押圧移動されるピストンを設けた自動
注射器において、リング状の基部材とこの基部材の円周
方向に配置されて電圧が印加されると伸縮する少なくと
も一つの圧電素子とこの圧電素子に設けられた電極とか
らなって前記圧電素子に電圧が印加されると歪曲動作す
る駆動構成体を設け、前記圧電素子に電圧が印加されて
前記駆動構成体が歪曲動作すると回転するリング状の回
動部材を前記基部材に接して設け、この回動部材を前記
基部材に押圧する弾性部材を設け、前記回動部材には継
手機構を介して回転シャフトを連結して設け、この回転
シャフトの回転によって直線的に移動して前記ピストン
を押圧移動させるロッドを設けたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明は、薬液を注入するため
の動力源として圧電素子を使用するので、モータ等の電
磁力をしないことから、コイル、磁石、電磁鋼板等の重
量の大きな部品を不要とするので、全体的に小型・軽量
となり、操作性が向上し、医師が保持するための労力を
軽減させ、医師が神経を針先に集中させて針先を微妙に
コントロールすることが容易となり、これにより、針先
を薬液の注入状態に合わせてゆっくり進めることが可能
となり、薬液を安定して注入させることができ、また、
針先を薬液に浸潤された組織にのみまっすぐ挿入させる
ことができ、よって、針先に横方向からの力が加わり、
この方向にある薬液に浸潤されていない組織を刺激する
ことがないので、患者に痛みを伴うことがなく、更に、
手動注射器の場合と同等以上に、薬液も針先から一定に
出るので、薬液の出過ぎにより組織の破壊も生ずること
がなく、また、針先は常に薬液が噴出しているので、針
先が神経繊維に到達しても、神経繊維が針先から逃げて
しまい、神経繊維を切り裂くことがなく、痛みが発生す
ることがなく、患者の苦痛を軽減させることができる。
【0009】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
且つ具体的に説明する。図1〜11は、この発明の第1
実施例を示すものである。図1において、2は歯科医が
使用する麻酔用の自動注射器である。この自動注射器2
は、本体ケース4とカートリッジカバー6と針ホルダ8
とエンドケース10とを備えている。
【0010】本体ケース4は、円筒形状に形成され、先
端側で径方向内側に指向して本体側挿通孔12を形成す
る本体側段差壁部14と、この本体側段差壁部14の先
端面に連設し且つ軸方向に指向して外周面に本体先端側
ねじ部16が形成された本体先端側連結部18とを有す
るとともに、後端側で内周面に本体後端側ねじ部20が
形成された本体後端側連結部22とこの本体後端側連結
部22の内側で係止片用保持溝24とを有する。この係
止片用保持溝24には、径方向内側に指向する係止片2
6が保持される。
【0011】カートリッジカバー6は、後端側で本体先
端側連結部18の本体先端側ねじ部16に螺着するカバ
ー後端側ねじ部28が内周面に形成されて拡張した空間
30を形成したカバー後端側連結部32と、先端側で径
方向内側に指向してカバー側針挿通孔34を形成するカ
バー側段差壁部36と、このカバー側段差壁部36の先
端面に連設し且つ軸方向に指向して外周面にカバー先端
側ねじ部38が形成されたカバー先端側連結部40とを
有する。
【0012】針ホルダ8は、カバー先端側連結部40の
カバー先端側ねじ部38に螺着するホルダ側ねじ部42
が形成されたホルダ側連結部44と、シール部材用穴4
6と、ホルダ側針挿通孔48が形成された針保持部50
とを有する。シール部材用穴46には、カバー先端側連
結部38とのシールを果たすシール部材52が収容して
設けられている。このシール部材52には、シール側針
挿通孔54が形成されている。
【0013】エンドケース10は、本体後端側連結部2
2の本体後端側ねじ部20に螺着するように外周面にエ
ンド側ねじ部56が形成されたエンド側連結部58と、
内側にコード収容用穴60とコード用挿通孔62とを有
する。
【0014】カートリッジカバー6内には、薬液が封入
されたカートリッジ64が収容される。このカートリッ
ジ64は、シリンジ部66と、このシリンジ部66の先
端側の密封部材68とを有している。シリンジ部66の
後端側には、シリンジ部66内で摺動可能なピストン7
0が設けられている。このピストン70には、外周面の
リング溝72にシリンジ部66の内周面に接してシール
をするOリング74が取り付けられている。
【0015】カバー側針挿通孔34とホルダ側針挿通孔
48とシール側針挿通孔54とには、針76が挿通され
ている。この針76の後端側は、シリンダ部66内に突
出するように密封部材68に突き刺されている。
【0016】本体ケース4内には、図1に示す如く、複
数の、例えば、4つの第1〜4駆動構成体78−1〜7
8−4と、これら第1〜4駆動構成体78−1〜78−
4に対応した第1〜4駆動子80−1〜80−4と、こ
れら第1〜4駆動子80−1〜80−4に接する移動部
材82と、この移動部材82を押圧する弾性部材である
ばね材84とが設けられる。
【0017】駆動構成体78は、図6に示す如く、電圧
が印加されると伸縮する少なくとも一つの圧電素子86
とこの圧電素子86の一側面に設けられた基部材88と
圧電素子86の他側面に設けられた電極90とからな
り、圧電素子86に電圧としての交流電圧が印加される
と、つまり、圧電素子86に印加する電圧のタイミング
を制御すると、図7、8に示す如く、歪曲動作して移動
部材82を前後移動させるものである。
【0018】図2(a)に示す如く、圧電素子86は、
分極処理されたものであり、例えば、3つの第1〜3圧
電素子86A〜86Cからなり、交流電圧が印加される
と、連続的に伸縮するものである。基部材88は、弾性
変形する一つの金属部材で、第1〜3圧電素子86A〜
86Cに対応した第1〜3基部材88A〜88Cからな
り、この材質として、例えば、アルミニウムや銅等の金
属であるが、耐摩耗性と振動の温度特性の点で燐青銅が
ステータの弾性体の素材として適している。この燐青銅
は、スズ青銅に少量のリンを添加した合金であり、Cu
92、Sn8%に約0.2%のリンを加えたものとし
て、代表的なものにばね材料がある。電極90は、第1
〜3基部材88A〜88Cに対応した第1〜3電極90
A〜90Cからなる。
【0019】駆動子80は、駆動構成体78の歪曲動作
を直線的な動作に変換するものであり、一側が中央の第
2基部材88Bの外面の略中央部位に設けられている。
【0020】移動部材82は、耐摩耗性を有する部材か
らなり、駆動子80を第2基部材88Bに押圧するよう
にばね材84によって付勢されて駆動子80の他側に接
するとともに、駆動子80の動作によって直線的に移動
してピストン70を押圧移動させるものである。この移
動部材82は、図3に示す如く、中実状の部材からな
り、駆動子80の他側を接しさせる平面部82Aを有し
ている。
【0021】ばね材84は、波形状に形成され、先端側
が本体側段差壁部14に接するとともに他端側が係止片
26に係止して保持され、移動部材82を駆動子80に
押圧するように、ケース本体4の内面と移動部材82の
外周面とに接している。
【0022】第1〜4圧電素子86A〜86Cには、交
流電圧を供給する電圧印加回路92(図4、5参照)が
各リード線94によって連絡して設けられている。この
リード線94は、コード収容用穴60とコード用挿通孔
62とに挿通して設けられている。
【0023】この第1実施例における動作原理について
説明すると、図9に示す如く、定在波の特定点(Ux≠
0、Uz≠0)を利用し、同位相駆動としての超音波モ
ータの形成が可能となるものである。そして、駆動子8
0を設けることで、その駆動子80の特定の位置での
み、駆動子80を移動部材82に接触させるようにする
ことで、移動部材82を一方向に動かすことが可能とな
るものである。ここで、定在波の特定点(Ux≠0、U
z≠0)とは、節(動かない点)でない点である。ま
た、図10に示す如く、たわみ振動を用いた定在波形モ
ータにおいては、直線のたわみ振動を示し、一つの振動
モードの定在波では、一般に、表面の粒子が直線運動す
るものである。しかしながら、定在波の腹と節とを確定
し(図10の(a)で示す)、また、突起の位置を決定
し(図10の(b)で示す)、そして、この突起の位置
を腹と節との間に設けると、互いに向き合っていた駆動
力の方向が一方向となるものである。このとき、この突
起の位置を選んで物体に駆動子を設けると、この駆動子
が、図11に示すような運動をするものである。つま
り、この図11においては、駆動子Aの場合に、この駆
動子Aが中線(支持体)よりも上方に存在し、また、駆
動子Cの場合には、この駆動子Cが中線よりも下方に存
在する。そして、突起の運動の力の大きさを、縦の成分
と横の成分とに分けてみると、横の成分が物体を移動さ
せる力となるものである。実際、その駆動子の運動は目
に見えないが、この物体で最大の駆動力を取り出せると
ころまで繰り返し運動し、つまり、例えば、1秒間に3
8,000回(超音波振動)位の繰り返し運動をさせる
と、目で見てわかる速さでその駆動子を移動させること
ができるものである。
【0024】次に、この第1実施例の作用を説明する。
【0025】電圧印加回路92から各駆動構成体78の
各第1〜3圧電素子86A〜86Bに交流電圧を印加す
ると、駆動構成体78の基部材88に定在波が発生し、
このとき、この定在波だけでは上下動を繰り返すだけ
で、波形が進行しないが(図4参照)、移動部材82の
平面部82Aに接している駆動子80が超音波振動を直
線的な動作に変換するとともに、移動部材82がばね材
84で駆動子80に一定の圧力で押圧されていることか
ら、図2の(b)に示す如く、移動部材82が先端側に
移動し(図5参照)、これにより、ピストン70が先端
側に押圧移動され、薬液が針76の先端から出る。
【0026】つまり、図2に示す如く、駆動子80の位
置が腹と節の左側との間に存在するときは、移動部材8
2が左方向に移動し(図2の(b)で示す)、一方、駆
動子80が腹と節の右側との間に存在するときは、移動
部材82が右方向に移動する(図2の(c)で示す)。
しかしながら、駆動子80は、基部材88に固定されて
いるので、波のピークの位置をずらす必要がある。この
波のピークをずらすには、1つの駆動子80に対して3
つ以上の圧電素子86、この第1実施例においては、第
1〜3圧電素子86A〜86Cを設ける必要があり、駆
動子80の位置がこれら第1〜3圧電素子86A〜86
C中の中央の第2圧電素子86Bの略中央部位に設置さ
れる(図2の(a)で示す)。このとき、電極90とし
て、第1〜3圧電素子86A〜86Cに電圧をかけるた
めに、この第1〜3圧電素子86A〜86Cに対応する
第1〜3電極90A〜90Cを設ける。この電極90に
電圧を印加すると、駆動構成体78は、図2(b)に示
すように撓む。このとき、波のピークは、駆動構成体7
8の中央の駆動子80よりも右側に位置し、駆動子80
が腹と節の左側に位置し、移動部材82が左方向に移動
する。一方、電極90に電圧を逆に印加すると、駆動構
成体78は、図2(c)に示すように撓む。このとき、
波のピークは、駆動構成体78の中央の駆動子80より
も左側に位置し、駆動子80が腹と節の右側に位置し、
移動部材82が右方向に移動して元に戻る。
【0027】この結果、薬液を注入するための動力源と
して圧電素子86を使用するので、モータ等の電磁力を
しないことから、コイル、磁石、電磁鋼板等の重量の大
きな部品を不要とするので、全体的に小型・軽量とな
り、従って、操作性が向上し、医師が保持するための労
力を軽減させて、医師が神経を針先に集中させて針先を
微妙にコントロールすることが容易となり、これによ
り、針先を薬液の注入状態に合わせてゆっくり進めるこ
とが可能となり、薬液を安定して注入させることがで
き、また、針先を薬液に浸潤された組織にのみまっすぐ
挿入させることができ、よって、針先に横方向からの力
が加わり、この方向にある薬液に浸潤されていない組織
を刺激することがないので、患者に痛みを伴うことがな
く、更に、手動注射器の場合と同等以上に、薬液も針先
から一定に出るので、薬液の出過ぎにより組織の破壊も
生ずることがなく、また、針先は常に薬液が噴出してい
るので、針先が神経繊維に到達しても、神経繊維が針先
から逃げていまい、神経繊維を切り裂くことがなく、痛
みが発生することがなく、患者の苦痛を軽減させること
ができる。
【0028】また、自動注射器2は、本体ケース4とカ
ートリッジカバー6と針ホルダ8とエンドケース10と
エンドプレート12とがねじ結合によって連結されるの
で、分解・組立を容易とし、カートリッジ64の入れ替
えを容易とし、また、保守点検を容易にすることができ
る。
【0029】図12〜15は、この発明の第2実施例を
示すものである。
【0030】この第2実施例の特徴とするところは、以
下の点にある。即ち、図12、13において、102は
自動注射器である。この自動注射器102は、本体ケー
ス104とカートリッジカバー106と針ホルダ108
とエンドケース110とエンドプレート112とを備え
ている。
【0031】本体ケース104は、円筒形状に形成さ
れ、先端側で外周面に本体先端側ねじ部114が形成さ
れ且つ内周面にロッドガイド取付用溝116が形成され
た本体先端側連結部118を有するとともに、後端側で
内周面に本体後端側ねじ部120が形成された本体後端
側連結部122を有する。ロッドガイド取付用溝116
には、ロッド側挿通孔124を形成したロッドガイド1
26が取り付けられている。
【0032】カートリッジカバー106は、後端側で本
体先端側連結部118の本体先端側ねじ部114に螺着
するカバー後端側ねじ部128が外周面に形成されて拡
張した空間130を形成するカバー後端側連結部132
と、先端側で径方向内側に指向したカバー側段差壁部1
34と、このカバー側段差壁部134の先端面に連設し
且つ軸方向に指向して外周面にカバー先端側ねじ部13
6が形成されたカバー先端側連結部138と、このカバ
ー先端側連結部138に形成されたカバー側針挿通孔1
40とを有する。
【0033】針ホルダ108は、カバー先端側連結部1
38のカバー先端側ねじ部136に螺着するホルダ側ね
じ部142が形成されたホルダ側連結部144と、シー
ル部材用穴146と、ホルダ側針挿通孔148が形成さ
れた針保持部150とを有する。シール部材用穴146
には、シール部材152が収容して設けられている。シ
ール部材152には、シール側針挿通孔154が形成さ
れている。
【0034】エンドケース110は、先端側で本体後端
側連結部122の本体後端側ねじ部120に螺着するよ
うに外周面にエンド側ねじ部156が形成されたエンド
側連結部158と、後端側でエンド側段差壁部160に
よって拡張して形成された構成体収容壁部162とを有
する。このエンド側段差壁部160と構成体収容壁部1
62との内面には、ハウジング用挿通孔164を形成し
て後端側に開放したハウジング166が接して設けられ
ている。
【0035】エンドプレート112は、平坦状に形成さ
れ、構成体収容壁部162の端面に取付具(図示せず)
取り付けられるものである。
【0036】カートリッジカバー106内には、薬液が
封入されたカートリッジ168が収容される。このカー
トリッジ168は、シリンジ部170と、このシリンジ
部170の先端側の密封部材172とを有している。シ
リンジ部172の後端側には、シリンジ部170内で摺
動可能なピストン174が設けられている。このピスト
ン174には、外周面のリング溝176にシリンジ部1
72の内周面に接してシールをするOリング178が取
り付けられている。
【0037】カバー側針挿通孔140とホルダ側針挿通
孔148とシール側針挿通孔154とには、針180が
挿通されている。この針180の後端側は、シリンジ部
170内に突出するように密封部材172に突き刺され
ている。
【0038】エンドケース110内には、駆動構成体1
82と移動部材184と弾性部材であるばね材186と
が設けられる。
【0039】駆動構成体182は、リング状の基部材1
88と、この基部材188の円周方向に配置されて電圧
が印加されると伸縮する少なくとも一の圧電素子190
と、この圧電素子190に設けられた電極192とから
なって圧電素子190に電圧が印加されると、つまり、
圧電素子190に印加する電圧のタイミングを制御する
と、歪曲動作するものである。基部材188は、リング
状で、弾性体で、中央部位194と周縁部位196とか
らなり、中央部位194に形成した基部材側取付孔19
8とエンドプレート112に形成したプレート側取付孔
200とに取付ボルト等の取付具(図示せず)でエンド
プレート112に取り付けられるものである。圧電素子
190は、例えば、圧電セラミックスからなり、基部材
188の後面側の周縁部位196に円周方向等間隔に複
数設けられる。電極192は、圧電素子190の後面に
設けられる。各圧電素子190には、リード線202が
接続されている。このリード線202は、エンドプレー
ト112に形成したリード線用孔204から外部に導か
れ、電圧印加回路(図示せず)に連絡している。
【0040】回動部材184は、基部材188に対応し
てリング状に形成され、基部材188の周縁部位196
の先端側に接して設けられ、圧電素子190に電圧が印
加されて駆動構成体182が歪曲動作すると回転するも
のである。この回動部材184には、中央部位でハウジ
ング166のハウジング用挿通孔164に挿通してエン
ドケース110内に突出する移動側軸206が設けられ
ている。
【0041】回動部材184とハウジング166との間
には、皿バネ形状で、回動部材184を基部材188側
に押圧するばね材186が移動側軸206に嵌装して設
けられている。ハウジング166は、このハウジング1
66に形成したハウジング側取付孔208とエンドプレ
ート112に形成したプレート側固定孔210とに挿通
する取付ボルト等の取付具(図示せず)によってエンド
プレート112に固定される。
【0042】エンドケース110内には、移動側軸20
6の先端に連絡する継手機構212が設けられる。この
継手機構212は、移動側軸206の先端に連絡する第
1カップリング214とこの第1カップリング214に
係合した第2カップリング216とからなる。
【0043】この第2カップリング216には、回転シ
ャフト218が連結される。この回転シャフト218
は、後端側にナット用ねじ部220と、このナット用ね
じ部220よりも先端側にフランジ部222と、このフ
ランジ部222よりも先端側に長いシャフトねじ部22
4とが形成されている。ナット用ねじ部220とフラン
ジ部222との間には、第1、第2軸受226、228
が並設されている。この第1、第2軸受226、228
は、外周面が本体ケース104の内周面に形成した軸受
用溝230に保持されている。また、第1軸受226の
端面は、ナット用ねじ部220に螺着した内側固定ナッ
ト232と本体ケース104の内周面に形成された本体
後端側ねじ部120に螺着した外側固定ナット234に
よって保持されている。
【0044】回転シャフト218のシャフトねじ部22
4には、ロッドナット236が螺着して設けられてい
る。また、このロッドナット236には、円筒形状のロ
ッド238が連結される。このロッド238は、ロッド
ナット236の外周面に接するロッド拡張部240とシ
ャフトねじ部224に遊嵌するロッド連結部242とを
有している。ロッドナット236とロッド拡張部240
とには、外方から径方向に指向したスライドピン244
によって一体的に連結されている。スライドピン244
は、本体ケース104に軸方向に所定長さで形成したピ
ン用長穴246内で移動可能に設けられている。
【0045】ロッド連結部242の先端側の内周面に形
成したロッド側ねじ部248には、ピストン174の後
端側に形成したピストン側ねじ部250が螺着して設け
られている。
【0046】この第2実施例における動作原理について
説明すると、図14に示す如く、リング型進行波モータ
において、リングの一部を示し、圧電素子を利用し、2
個の振動源を所定の間隔で配置し、一方の振動源をAと
し、Csinωtの振動を電圧によって発生させ、他方
の振動源をBとし、Ccosωtの振動を電圧によって
発生させる。ここで、Cは振動の振幅であり、ωは角周
波数である。よって、この第2実施例においては、ばね
材186によって回動部材184に圧力をかけると、進
行波の波頭と接触する部分で、回動部材184が楕円運
動による接線力を受けて一方向に動くものである。ま
た、図15に示す如く、2枚のリングが重なり合ってお
り、一方のリングには進行波が走っており、他方のリン
グが強い圧力で押さえられている。進行波が走っている
リングの表面の各点は、振幅が数ミクロンの楕円運動を
している。他方のリングの表面は、波動の頭と接触して
いるので、楕円運動に引きずられて回転する。ここで、
進行波を一方向にだけ伝播させるためには、2つの振動
源A、Bが必要である。また、回動部材184を元に戻
す場合には、逆転させればよいが、このためには、振動
源Aあるいは振動源Bの圧電素子にかける電圧の位相を
反転させればよく、つまり、図14において、振動源B
の圧電素子の電圧操作をするときには、振動源Bに、−
Ccosωtの振動を発生させればよいものである。
【0047】この第2実施例の構成によれば、圧電素子
190に交流電圧が印加されると、駆動構成体182の
歪曲動作によって回動部材184が回転し、この回動部
材184の回転で継手機構212を介して回転シャフト
118が回転し、この回転シャフト118の回転によっ
てロッドナット236を介してロッド238が直進的に
移動し、よって、ピストン174を押圧移動して針18
0の針先から薬液を出す。
【0048】この結果、上述の第1実施例と同一の効果
を奏するとともに、回動部材184の回転運動をロッド
238に直進運動に変えてピストン174を押圧移動さ
せるので、さらに小型化を図り、また、動作の精度を良
くして、薬液の突出精度を向上することができる。
【0049】なお、この発明は、上述の実施例に限定さ
れず、種々応用改変が可能であることは勿論である。
【0050】例えば、この自動注射器を、医療用として
ではなく、例えば、流体の吐出装置として利用すること
も可能である。
【0051】また、この発明の自動注射器を、2液混合
型のエポキシ樹脂のような歯科用材料の射出する治療用
器具や、1液型の歯科用材料の射出する治療用器具とし
て、利用することができるものである。2液混合型のエ
ポキシ樹脂のような歯科用材料としては、例えば、付加
重合型シリコーン印象材等があり、また、1液型の歯科
用材料としては、義歯床の機能辺縁封鎖材等がある。
【0052】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの
発明によれば、第1に、電圧が印加されると伸縮する少
なくとも一の圧電素子とこの圧電素子の一側に設けられ
た基部材と圧電素子の他側に設けられた電極とからなっ
て圧電素子に電圧が印加されると歪曲動作する駆動構成
体を設け、この駆動構成体の歪曲動作を直線的な動作に
変換する駆動子の一側を基部材に設け、駆動子を基部材
に押圧するように弾性部材によって付勢されて駆動子の
他側に接するとともに駆動子の動作によって直線的に移
動してピストンを押圧移動させる移動部材を設けたり、
第2に、リング状の基部材とこの基部材の円周方向に配
置されて電圧が印加されると伸縮する少なくとも一の圧
電素子とこの圧電素子に設けられた電極とからなって圧
電素子に電圧が印加されると歪曲動作する駆動構成体を
設け、圧電素子に電圧が印加されて駆動構成体が歪曲動
作すると回転するリング状の回動部材を基部材に接して
設け、この回動部材を基部材に押圧する弾性部材を設
け、回動部材には継手機構を介して回転シャフトを連結
して設け、この回転シャフトの回転によって直線的に移
動してピストンを押圧移動させるロッドを設けたことに
より、小型・軽量化を図って操作性を向上し、医師の負
担を軽減し、針先を微妙なコントロールを可能とし、患
者の苦痛も軽減させ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動注射器の断面図である。
【図2】(a)は動作前を説明する図である。(b)は
動作中を説明する図である。 (c)は戻り中を説明す
る図である。
【図3】移動部材の拡大断面図である。
【図4】駆動構成体の歪曲動作状態の断面図である。
【図5】駆動構成体の歪曲動作による移動部材の移動状
態の断面図である。
【図6】駆動構成体の構成図である。
【図7】駆動構成体の一側へ曲がった状態の断面図であ
る。
【図8】駆動構成体の他側へ曲がった状態の断面図であ
る。
【図9】第1実施例の動作原理の説明において定在波の
特定点を説明する図である。
【図10】第1実施例の動作原理の説明において定在波
型モータの動きを説明する図である。
【図11】第1実施例の動作原理の説明において移動部
材及び駆動子の動きを説明する図である。
【図12】第2実施例における自動注射器の断面図であ
る。
【図13】第2実施例における自動注射器の各部品の概
略構成図である。
【図14】第2実施例の動作原理の説明において進行波
型モータの動きを説明する図である。
【図15】第2実施例の動作原理の説明においてリング
型進行波モータの動きを説明する図である。
【符号の説明】
2 自動注射器 4 本体ケース 64 カートリッジ 70 ピストン 78 駆動構成体 80 駆動子 82 移動部材 84 ばね材 86 圧電素子 88 基部材 90 電極 92 電圧印加回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 敬隆 東京都墨田区江東橋1−3−6 株式会社 吉田製作所内 (72)発明者 染谷 知恵子 東京都墨田区江東橋1−3−6 株式会社 吉田製作所内 Fターム(参考) 4C066 AA07 AA09 BB01 CC01 DD12 EE14 FF05 HH01 HH02 HH12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬液が封入されるカートリッジを設け、
    このカートリッジの先端側に針を設け、前記カートリッ
    ジの薬液を前記針から押し出すように前記カートリッジ
    の後端側で押圧移動されるピストンを設けた自動注射器
    において、電圧が印加されると伸縮する少なくとも一つ
    の圧電素子とこの圧電素子の一側面に設けられた基部材
    と前記圧電素子の他側面に設けられた電極とからなって
    前記圧電素子に電圧が印加されると歪曲動作する駆動構
    成体を設け、この駆動構成体の歪曲動作を直線的な動作
    に変換する駆動子の一側を前記基部材に設け、前記駆動
    子を前記基部材に押圧するように弾性部材によって付勢
    されて前記駆動子の他側に接するとともに前記駆動子の
    動作によって直線的に移動して前記ピストンを押圧移動
    させる移動部材を設けたことを特徴とする自動注射器。
  2. 【請求項2】 薬液が封入されるカートリッジを設け、
    このカートリッジの先端側に針を設け、前記カートリッ
    ジの薬液を前記針から押し出すように前記カートリッジ
    の後端側で押圧移動されるピストンを設けた自動注射器
    において、リング状の基部材とこの基部材の円周方向に
    配置されて電圧が印加されると伸縮する少なくとも一つ
    の圧電素子とこの圧電素子に設けられた電極とからなっ
    て前記圧電素子に電圧が印加されると歪曲動作する駆動
    構成体を設け、前記圧電素子に電圧が印加されて前記駆
    動構成体が歪曲動作すると回転するリング状の回動部材
    を前記基部材に接して設け、この回動部材を前記基部材
    に押圧する弾性部材を設け、前記回動部材には継手機構
    を介して回転シャフトを連結して設け、この回転シャフ
    トの回転によって直線的に移動して前記ピストンを押圧
    移動させるロッドを設けたことを特徴とする自動注射
    器。
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