JP3251091B2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP3251091B2
JP3251091B2 JP07246993A JP7246993A JP3251091B2 JP 3251091 B2 JP3251091 B2 JP 3251091B2 JP 07246993 A JP07246993 A JP 07246993A JP 7246993 A JP7246993 A JP 7246993A JP 3251091 B2 JP3251091 B2 JP 3251091B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、細長の挿入部に設けら
れた湾曲可能な湾曲部の湾曲操作を行う湾曲装置を備え
た内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、体腔内などへ細長の内視鏡を
挿入して被検部位の観察や各種処置を行うようにした内
視鏡装置が広く用いられている。
【0003】一般に、挿入部が軟性の内視鏡では挿入部
に湾曲部を設け、この湾曲部内に挿通した湾曲ワイヤな
どの牽引部材を進退させることにより湾曲部を湾曲させ
る湾曲手段が設けられている。このような湾曲手段によ
って湾曲部を目的の角度に湾曲させることにより、挿入
部先端部に配設した観察光学系を目的の方向へ向けて観
察を行ったり、被検部位への挿入を容易に行えるように
している。
【0004】最近、内視鏡の操作部に電動モータを配設
し、この電動モータの動力を利用して湾曲操作用の牽引
部材を牽引し、湾曲部を遠隔的に湾曲操作するようにし
た湾曲装置を備えた内視鏡が提案されている。このよう
に、湾曲手段に電動式の湾曲装置を用いることにより、
従来用いられていた手動式の湾曲手段に較べて操作性が
格段に向上する。例えば、特開平4−256724号公
報には湾曲操作駆動手段の駆動力を牽引操作手段に動力
伝達機機構部を介して伝達すると共に、操作部に配設し
た湾曲操作スイッチによって湾曲部を所望の方向に湾曲
させるようにした内視鏡が提案されている。
【0005】前記内視鏡の湾曲操作スイッチが、例え
ば、ジョイスティックレバである内視鏡の湾曲操作を
行う場合、ジョイスティックレバの傾き角度と湾曲部
の湾曲角度とが一致していることが望まれていた。ま
た、ジョイスティックレバの操作に瞬時に対応して湾
曲部が湾曲することが望まれていた。さらに、湾曲操作
駆動部の駆動力を牽引操作部に動力伝達機構部を介して
伝達することが可能な噛合状態と、外力によって湾曲部
が自由に屈曲する離間状態とを容易に実現することが可
能なように、動力伝達機構部の噛合・離間状態を手動で
切り替えができるようクラッチ手段を配設した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、湾曲部
を操作部に設けた湾曲操作スイッチの操作速度に対応さ
せて瞬時に湾曲させるためには高トルクを発生するモー
タが必要となり、このためモータが大型化するという問
題があった。
【0007】また、モータが大型化したことによってモ
ータの重量も増加することによってモータを配設した湾
曲操作駆動部を移動させて動力伝達機構部の噛合・離間
状態を手動で切り替えるでクラッチ手段では操作力量が
大きくなるため操作性の改善が望まれていた。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、湾曲操作駆動部からの駆動力を牽引操作部に伝達す
る動力伝達機構部の噛合、或は、離間を行うクラッチ手
段の操作力量を小さくした内視鏡を提供することを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による内視鏡は、
挿入部に設けた湾曲部を牽引部材にて湾曲操作する牽引
操作部と、前記牽引操作部を駆動する湾曲操作駆動部
と、前記牽引操作部に湾曲操作駆動部の駆動力を伝達す
る動力伝達機構部とを備えた内視鏡において、前記湾曲
操作駆動部の駆動力を牽引操作部に伝達する動力伝達機
構部の噛合及び離間を牽引操作部の移動によって自在に
なすクラッチ手段を設けた。
【0010】
【作用】この構成で、クラッチ手段を操作すると、動力
伝達機構部の噛合、或は、離間を操作力量が小さくて移
動可能な牽引部材の移動によって行なえる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1ないし図16は本発明の第1実施例に係り、
図1はモータボックスの斜視図、図2は前記図1のA―
A′断面図、図3は前記図2のB―B′断面図、図4は
前記図2のC―C′断面図、図5は前記図2のポテンシ
ョメータの連結部を示す説明図、図6は図5のE―E′
断面図、図7はクラッチ手段の噛合状態を示す説明図、
図8はクラッチ手段の離間状態を示す説明図、図9は内
視鏡装置の概略構成を示す説明図、図10は電子内視鏡
の先端構成部の正面図、図11はクラッチ手段噛合時の
モータブロックと牽引手段固定板との関係を示す説明
図、図12はクラッチ手段離間時のモータブロックと牽
引手段固定板との関係を示す説明図、図13はUD湾曲
ワイヤ及びUD従動ギアに働く湾曲力の関係を示す説明
図、図14はRL湾曲ワイヤ及びRL従動ギアに働く湾
曲力の関係を示す説明図、図15はUD従動ギアの概略
構成を示す断面図、図16はRL従動ギアの概略構成を
示す断面図である。
【0012】尚、本実施例は湾曲装置を電子内視鏡装置
に適用している。図9に示すように、電子内視鏡装置1
は、CCDなどの固体撮像素子を内設した電子内視鏡2
と、この電子内視鏡2に照明光を供給する光源装置3
と、前記固体撮像素子を駆動し、この固体撮像素子から
の撮像信号を映像信号に変換するビデオ制御装置4と、
ビデオ制御装置4から出力された映像信号を映し出すモ
ニタ5と、後述する電子内視鏡2の湾曲部10の湾曲を
制御する湾曲用モータ制御装置6などから構成されてい
る。
【0013】前記電子内視鏡2は、操作部7と、この操
作部7に連結され被検体に挿入可能なように細長に形成
した挿入部8と、前記操作部7の側部から延出するユニ
バーサルコード12とを備えている。
【0014】前記操作部7の側部から延出するユニバー
サルコード12の端部は、湾曲操作駆動部を配設したモ
ータボックス13に連結すると共に、このモータボック
ス13からは湾曲用モータ制御装置6に着脱自在に接続
可能なモータ制御装置用コネクタ14を有するモータ制
御装置用コード15と、光源装置3に着脱自在に接続可
能なライトガイドコネクタ16を有する光源装置用コー
ド17とを延出している。
【0015】前記ライトガイドコネクタ16の側部から
はビデオ制御用コード18が延出され、このビデオ制御
用コード18の端部にビデオ制御装置4に着脱自在に接
続可能なビデオ制御装置用コネクタ19を配設してい
る。
【0016】一方、前記挿入部8は、操作部7から先端
方向に向かって順に軟性部9,湾曲部10,先端構成部
11を連結している。前記湾曲部10は、複数の湾曲駒
を連設して上下・左右方向に湾曲可能なように構成され
ている。
【0017】前記先端構成部11には固体撮像素子を含
む対物光学系、照明光学系などが内設されており、前記
固体撮像素子から延出する信号ケーブルは、挿入部8,
操作部7,ユニバーサルコード12,モータボックス1
3,光源用コード17,ビデオ制御用コード18などを
挿通してビデオ制御装置用コネクタ19に接続されてい
る。また、照明用光学系としての、例えば、ライトガイ
ドファイバ束が照明用窓に臨まれ挿入部8,操作部7,
ユニバーサルコード12,モータボックス13,光源用
コード17などを挿通してライトガイドコネクタ16に
延出している。
【0018】なお、図10に示すように先端構成部11
は、中心よりやや上方に対物光学系の観察窓141を設
け、この観察窓141を挟んで向かって左側と右下方に
照明光学系用の照明窓142、142を設けている。ま
た、前記観察窓141の下方に送気ノズル143を配設
し、前記観察窓141の向かって右側には丸型の送水ノ
ズル144を配設して観察窓141に送気・送水が可能
なようになっている。さらに、送気ノズル143の向か
って左側には体液などを吸引するための吸引口145を
設けている。
【0019】前記操作部7には前記観察窓141を洗浄
するための送気・送水ボタン20や体液などを吸引する
ための吸引ボタン21及びモータボックス13に配設し
た後述するモータを駆動し湾曲部10を湾曲操作する、
例えば、十字状に形成した湾曲操作スイッチ22を配設
している。
【0020】なお、前記光源装置3、ビデオ制御装置
4、モニター5、湾曲用モータ制御装置6などはシステ
ムとしての使い勝手が良いように図示しないカートなど
に収納されるようになっている。
【0021】図1に示すようにモータボックス13は、
モータボックス固定板(以下MB固定板と略記)130
の収納部131に図示しないチョウねじなどの接続手段
によって連結固定されるようになっている。
【0022】前記MB固定板130は、図示しないカー
トに一体的に取り付け可能なよう、MB固定板130の
反収納部側に載置部132を形成し、この載置部132
に光源装置3、ビデオ制御装置4、モニター5、湾曲用
モータ制御装置6などを載置することによってカートと
一体的に取付けられるようになっている。なお、図1に
おいて符号133はMB固定板130のカートからの突
出量を調整する突出量調整部である。
【0023】前記モータボックス13の前面には、例え
ば、ベークライト板などの絶縁部材で形成したフロント
パネル31を配設している。このフロントパネル31に
は、絶縁リング32を備えると共に、連結部付近の曲げ
による座屈を防止する折れ止め33を設けた口金によっ
てユニバーサルコード12が接続されている。
【0024】また、フロントパネル31にはモータボッ
クス13に配設した後述する動力伝達機構部の噛合及び
離間の切り替え動作を行うクラッチ手段90の構成要素
の一つであるフリー・ロックレバー(以下F/Lレバー
と略記)34が配設され、このF/Lレバー34の前面
にクラッチ手段90の噛合、或は、離間状態を示すF/
Lシール35が貼付されている。
【0025】一方、モータボックス13の上面部にはス
リット36が形成され、モータボックスの内部から前記
スリット36にベークライト板などの絶縁部材で形成し
たアップパネル37を配設している。前記アップパネル
37には湾曲用モータ制御装置用コード15と、光源装
置用コード17とが前記ユニバーサルコード12と同様
に絶縁リング及び連結部付近の曲げによる座屈を防止す
る折れ止めを備えた口金によって接続されるようになっ
ている。
【0026】図2ないし図8を参照してモータボックス
13の内部の構成を説明する。尚、図3において図中左
側にフロントパネルが位置する。図3に示すようにモー
タボックス13の内部に湾曲操作駆動手段を形成する湾
曲操作駆動部40と、牽引操作手段を形成する牽引操作
部60と、湾曲操作駆動部40の駆動力を牽引操作部6
0に伝達する動力伝達機構部80と、この動力伝達機構
部80の噛合、或は、離間を行うクラッチ手段90とを
設けている。
【0027】まず、湾曲操作駆動部40を説明する。図
2に示すように湾曲操作駆動部40は、湾曲操作駆動手
段として前記湾曲部10を上下方向に湾曲駆動する直流
上下湾曲用モータ(以下UDモータと略記)41及び左
右方向に湾曲駆動する直流左右湾曲用モータ(以下RL
モータと略記)43とを有し、例えば、モータ固定板4
7の反フロントパネル側にUDモータ41を固定し、フ
ロントパネル側にRLモータ43を固定している。
【0028】前記UDモータ41の回転軸42及びRL
モータ43の回転軸44には後述する動力伝達機構部8
0を構成するUD駆動ギア81及びRL駆動ギア82が
回転軸42及び回転軸44に対してそれぞれ上下方向に
移動しないようにねじ49によって固定されるようにな
っている。
【0029】なお、前記モータ固定板47は、モータボ
ックス13に一体的に配設された、例えば、ベークライ
トなどで形成したモータブロック48に支持固定されて
いる。
【0030】次に、牽引操作部60を説明する。図2に
示すように牽引操作部60には前記UD駆動ギア81に
噛合するUD従動ギア83の支持軸65及びRL駆動ギ
ア82に噛合するRL従動ギア84の支持軸66が上板
61a,中板61b,下板61cの3枚の板で形成され
る牽引手段固定板61の所定位置に配設されている。
【0031】前記牽引手段固定板61には前記UD従動
ギア83の回転量を検出する第1UDポテンショメータ
25の第1UDポテンショメータギア8及び第2UD
ポテンショメータ26の第2UDポテンショメータギア
とRL従動ギア84の回転量を検出する第1RLポ
テンショメータ27の第1RLポテンショメータギア8
7及び第2RLポテンショメータ28の第2RLポテン
ショメータギア88とが牽引手段固定板61の上板61
aに配設した第1ポテンショメータギア軸85a,第2
ポテンショメータギア軸86a,第3ポテンショメータ
ギア軸87a,第4ポテンショメータギア軸88aに配
設されている。
【0032】なお、前記第1UDポテンショメータ25
及び第2UDポテンショメータ26は、図示しないスペ
ーサなどで支持された第1ポテンションメータ支持板2
9aに固定され、第1RLポテンショメータ27及び第
2RLポテンショメータ28は図示しないスペーサなど
で支持された第2ポテンションメータ支持板29bに固
定されている。
【0033】また、前記UD従動ギア83の回転量は、
このUD従動ギア83に噛合する第1UDポテンショメ
ータ25の第1UDポテンショメータギア85及びこの
第1UDポテンショメータギア85に噛合する第2UD
ポテンショメータ26の第2UDポテンショメータギア
86との回転量から検出されるようになっている。同様
に、前記RL従動ギア84の回転量は、このRL従動ギ
ア84に噛合する第1RLポテンショメータ27の第1
RLポテンショメータギア87及びこの第1RLポテン
ショメータギア87に噛合する第1RLポテンショメー
タ28の第2UDポテンショメータギア88との回転量
から検出されるようになっている。
【0034】さらに、図5及び図6に示すように、例え
ば、前記第1UDポテンショメータ25と第1UDポテ
ンショメータギア85との連結部は、第1UDポテンシ
ョメータ25の回転軸25aの先端に形成したマイナス
型形状の溝25bに第1UDポテンショメータギア85
に形成した長穴85bに回転軸25aに対する回り止め
を行う薄板201を挿通して、回転軸25aと第1UD
ポテンショメータギア85とが一体的に回転するように
構成されている。図示しない第2UDポテンショメータ
26と第2UDポテンショメータギア86との連結部、
第1RLポテンショメータ27と第1RLポテンショメ
ータギア87との連結部及び第2RLポテンショメータ
28と第2RLポテンショメータギア88との連結部も
前記第1UDポテンショメータ25と第1UDポテンシ
ョメータギア85との連結部と同様に構成されている。
【0035】一方、前記UD従動ギア83の支持軸65
及びRL従動ギア84の支持軸66にはUDスプロケッ
ト65′及びRLスプロケット66′が配設されてい
る。前記UDスプロケット65′には牽引手段固定板6
1の上板61aと中板61bとの間にスペーサ62を固
定して形成した空間部に配設されるUDチェーン63が
巻回されるようになっており、RLスプロケット66′
には牽引手段固定板61の中板61bと下板61cとの
間にスペーサ62を固定して形成した空間部に配設され
るRLチェーン64が巻回されるようになっている。
【0036】また、前記UDチェーン63の端部にはU
D連結部材67が配設され、このUD連結部材67にU
D湾曲操作ワイヤー69が連結されている。前記湾曲操
作ワイヤー69は、前記ユニバーサルコード12、操作
部7、軟性部9、湾曲部10の内部を挿通して湾曲部1
0の先端に配設した湾曲駒に連結されている。
【0037】さらに、前記RLチェーン64の端部に配
設されたRL連結部材68にはRL湾曲操作ワイヤ70
が連結され、この湾曲操作ワイヤ70は前記ユニバーサ
ルコード12、操作部7、軟性部9、湾曲部10の内部
を挿通して湾曲部10の先端に配設した湾曲駒に連結さ
れている。
【0038】図4に示すように前記従動ギア83のDカ
ットした中空の軸部83aにUDスプロケット65′に
形成したD溝を嵌合して両者が空回りすることなく回転
するように構成されている。
【0039】また、中板上にはUDチェーン63のUD
スプロケット65′からの脱落及びチェーン同士の干渉
を防ぐと共に、UD湾曲操作ワイヤ69が万一弛んだ際
にUDチェーン63を蛇行させて弛みを取り除く空間を
形成するチェーンガード65a及びチェーンガイド65
bがねじ202...によって固定されている。
【0040】さらに、前記チェーンガイド65bの図中
左側には、UD連結部材67に設けた爪部67aが当接
することによってUDチェーン63の移動量を規制する
ようにしたストッパー駒67bを中板上に螺合固定して
いる。前記ストッパー駒67bのUD連結部材67と当
接する部位の反対側端部にはUDチェーン63が蛇行し
た際、前記UDチェーン63がストッパー駒67に引っ
かかることがないようにR形状に加工してある。
【0041】又、前記図2に示すようにEリング203
などを支持軸65に配設することによってUD従動ギア
83の上方向への抜けを防止している。更に、ユニバー
サルコード内を挿通してモータボックス13に延出する
UD湾曲ワイヤー69及びRL湾曲ワイヤー70以外
の、例えば、固体撮像素子からの信号ケーブルやライト
ガイドファイバー束などは前記湾曲ワイヤ69及び70
に接触して断線することが無いように保護チューブ20
4の内部を挿通させる一方、この保護チューブ204を
受け板205にねじ206などで固定している。そし
て、前記保護チューブ204内を挿通した固体撮像素子
からの信号ケーブル,ライトガイドファイバー束207
などは再びモータボックス13の外部に延出している。
【0042】なお、RL従動ギア側の構成は、RL従動
ギア84を支持する支持軸66が下板61cまで延出し
て設けられることから軸長がUD側の支持軸65より長
く、図示しないチェーンガードが下板上に配設され、前
記RL側の支持軸66の固定位置がフロントパネル側に
位置することによってRLスプロケット66′に巻回す
るRLチェーン64のチェーン長さがUDチェーン63
より短いこと以外は同様である。
【0043】次いで、動力伝達機構部80を説明する。
図2及び図3に示すように動力伝達機構部80は、UD
モータ41の回転軸42に固定されたUD駆動ギア81
とこのUD駆動ギア81の回転力を牽引操作部60に伝
達するUD従動ギア83及び前記RLモータ43の回転
軸44に固定されるRL駆動ギア82とこのRL駆動ギ
ア82の回転力を牽引操作部60に伝達するRL従動ギ
ア84とから構成されている。
【0044】なお、前記図3に示すようにUD駆動ギア
81とUD従属ギア83及びRL駆動ギア82とRL従
動ギア84とは噛合状態である。
【0045】最後に、前記動力伝達機構部80の噛合及
び離間操作を行うクラッチ手段90について説明する。
前記図1に示すようにモータボックス13には動力伝達
機構部の噛合、或は、離間を行うためにL方向、或は、
F方向に移動可能なF/Lレバー34が配設されてい
る。
【0046】図3に示すように前記F/Lレバー34か
らはF/L軸91が延出されており、このF/L軸91
の反F/Lレバー34側端部をモータブロック48に回
転自在となるように支持固定するようになっている。す
なわち、F/L軸91の回転性を維持・向上させるため
にフロントパネル31及びモータブロック48に滑り性
の良いテフロンパイプ92を配設し、このテフロンパイ
プ92の透孔にF/L軸91を挿通させている。
【0047】前記F/L軸91のモータブロック側には
カシメなどの固定手段によってカム93が固定されると
共に、前記カム93とモータブロック48との間に第1
捻りコイルばね94を配設している。前記第1捻りコイ
ルばね94は、操作力量を変更することが可能であり、
巻数を少なくした長さの短い第1捻りコイルばね94に
交換して使用する場合には第1捻りコイルばね94の全
長が短くなった分だけ中空のスペーサをF/L軸91に
挿通することによって所望の操作力量を得ることができ
るようになっている。
【0048】また、同図に示すように下板61cには突
出部95を形成している。そして、前記突出部95の上
部に後述する逆T字型のカム溝部材96をねじ97など
によって固定している。さらに、モータボックス13の
内面部底部には、例えば、ベークライトなどで形成した
レールブロック99が2箇所に設けられている。そし
て、前記レールブロック上に第1レール支持部材100
と、前記図2に示す第2レール支持部材101とを配設
する一方、この第1レール支持部材100及び第2レー
ル支持部材101にレール102を支持固定している。
またさらに、下板61cには透孔を有する第1レールガ
イド103と、この第1レールガイド103の一辺を切
り欠いた第2レールガイド104が固定されている。
【0049】なお、前記レール102は、滑り性の良い
テフロンパイプ105などを介して前記透孔に挿通され
るようになっている。また、レール102にはそれぞれ
圧縮ばね106を挿通させると共に、これらの圧縮ばね
106を図中下側のレール支持部材100に支持するこ
とによって第1レールガイド103と第2レールガイド
104とを図中上側に向かって押圧するように構成して
いる。前記圧縮ばね106も前記第1捻りコイルばね9
4と同様にスペーサなどの付加により力量を変えること
が可能になっている。
【0050】図7及び図8を参照してクラッチ手段90
を説明する。図7に示すように動力伝達機構部80が噛
合状態である。このとき、F/Lレバー34の操作に連
動するクラッチ手段90は、下板61cに固定されると
共に、上板61aと中板61bとに突き当てたカム溝部
材96に第1の軸107と第2の軸108とをカシメな
どの方法によって固定している。また、前記第1の軸1
07にフック109を回転自在に挿通した後、この第1
の軸107に第2捻りコイルばね110を挿通してい
る。なお、第1の軸107の手前側端には図示しないE
リングなどを配設して、手前方向へのフック109及び
第2捻りコイルばね110の抜けを防止している。
【0051】また、フック上には第3の軸111がカシ
メなどの手段により固定されており、モータブロック4
8に固定軸としての第4の軸112及び第5の軸113
を設けている。前記第4の軸112は、この第4の軸1
12と前記第3の軸111との間に第2捻りコイルばね
110を挟む形で配置されており、前記第5の軸113
は第1捻りコイルばね94の手前側端部を支える位置に
配置されている。
【0052】なお、カム上にはカム平面に対して手前側
に向かう丸型の突起部114を設け、この突起114に
第1捻りコイルばね94の紙面奥側端部が支持されるよ
うになっている。また、カム93の紙面奥側にも丸型の
突起部115を設けてカム溝部材96のカム溝116が
滑るように構成している。
【0053】ここで、第1捻りコイルばね94は、第2
捻りコイルばね110より弾性力が強く、第1捻りコイ
ルばね94が丸型の突起部114を介してフック109
を第4の軸112に係合するように作用している。
【0054】次に、図8に示すように動力伝達機構部8
0の分離状態を説明する。前記F/Lレバー34をL側
からF側に移動したことによってクラッチ手段90が噛
合状態から分離状態となる。
【0055】すなわち、まず、前記カム93が反時計回
りに回転して、第1の捻りコイルばね94の押圧力によ
って第4の軸112に係合していたフック109が外れ
る。次いで、第2捻りコイルばね110の弾性力によっ
てフック109を第1の軸107を中心に時計回りに回
転させて、このフック109が第2の軸108に当接す
る。
【0056】上述のように構成されている湾曲装置の作
用を説明する。F/Lレバー34が噛合側(L側)にあ
る状態のとき、湾曲操作スイッチ22を、例えば、U
(上)方向に押すとモータボックス13内に配設したU
Dモータ41の回転軸42が回転する。前記回転軸42
の回転は、UD駆動ギア81を介してUD駆動ギア81
と噛合しているUD従動ギア83に伝達されて、このU
D従動ギア83に連結したUDスプロケット65′が回
転する。そして、UDスプロケット65′に巻装された
UDチェーン63が移動を開始して、このUDチェーン
63のUD連結部材67に連結しているUD湾曲操作ワ
イヤー69が牽引され湾曲部10を上方向に湾曲させ
る。同様に、湾曲操作スイッチ22をD(下)方向、R
(右)方向、L(左)方向に押圧することによって湾曲
部を所望の方向に湾曲させることができる。
【0057】次に、F/Lレバー34をL側に回転させ
ると、カム93に設けた突起部115がカム溝部材96
のカム溝116を押すことにより、下板61cを含む湾
曲系が図中左側に動く。上板61aを含む湾曲系がレー
ルガイド103とレールガイド104をガイドにして、
レール102上を紙面下側へ移動してUD駆動ギア81
とUD従動ギア83とが分離すると共に、RL駆動ギア
82とRL従動ギア84とが分離する。
【0058】このように、前記フック109と第4の軸
112との係合部が外れることにより、フック109と
間接点に連結した下板61cなどの湾曲系と、第4の軸
112と連結しているモータブロック48とが分離可能
状態となって、UD従動ギア83及びRL従動ギア84
などを備えた牽引手段固定板61が移動し、UD駆動ギ
ア81とUD従動ギア83及びRL駆動ギア82とRL
従動ギア84とを分離することができるのでクラッチ手
段の操作力量を大幅に低減することができる。
【0059】なお、ここで突起部115がカム溝116
を図中左方向に移動して固定溝116aに嵌入すること
により分離状態で停止し、上板61aを含む湾曲系が図
中下方向に移動して動力伝達機構部の駆動側ギアと従動
側ギアとを分離することができる。
【0060】また、この状態で圧縮ばね106は圧縮さ
れているが、突起部115がカム溝頂部116bを乗り
越えるだけの力量を発しないので駆動側ギアと従動側ギ
アとの分離状態を保持することができる。
【0061】さらに、F/Lレバー34を噛合状態とな
るように反時計回りに移動すると、前記図9における突
起部115がカム溝頂部116bを乗り越えて、前記圧
縮ばね106の弾性力によって上板61aを含む湾曲系
を図中上方向に移動すると共に、前記第1捻りコイルば
ね94によってフック109が第4の軸112に係合し
て、前記図7の噛合状態となるのでモータ駆動時に駆動
ギア側から従動ギア側が逃げてしまうことがない。
【0062】尚、本実施例では、ユニバーサルコード中
途にモータボックスを設け、このモータボックスにモー
タおよびクラッチを設けたが、この構成に限定されるこ
とはなく、操作部内にモータおよびクラッチを設けるこ
とやモータボックスを無くして直接ユニバーサルコー
ド,モータ制御装置用コード,及びライトガイド用コー
ドを連結しても良い。
【0063】また、前記UDポテンショメータギア85
とUDポテンショメータギア86とが回転することによ
って、UDポテンショメータ25とUDポテンショメー
タ26とにより湾曲角度を検出して前記図1のモニタ
5、或は、湾曲用モータ制御装置6などに表示するよう
に構成しても良い。
【0064】さらに、図を見て明らかなように第2UD
ポテンショメータギア86,第1UDポテンショメータ
ギア85,UD従動ギア83,RL従動ギア84,第1
RLポテンショメータギア87及び第2RLポテンショ
メータギア88は、長手方向のフロントパネルに向かっ
て略一直線に配設されている。
【0065】ここで湾曲ワイヤの走行状態を説明する。
【0066】図11は噛合状態であり、図12は前記図
11の噛合状態から湾曲系を図中下方に、例えば、y
(2mm)移動した離間状態を示している。このとき、
フロントパネル31と上板61aとの間隔xを、例え
ば、x(30mm)とすると、UD湾曲ワイヤ69が
3.8゜の角度で傾くようになっている。
【0067】なお、本実施例ではxを30mmと設定し
た場合を示したがフロントパネル31と上板61aとの
間隔を30mmに限定する必要はなく、このxの値を大
きく設定することによって湾曲ワイヤ69,70の傾き
角度をより小さくすることがでるので、湾曲ワイヤ6
9,70に外部からの影響を殆ど与えることなく噛合状
態から離間状態へ切換えることが可能になる。
【0068】次に、離間状態から噛合状態に戻し、湾曲
部10をU側の最大値である、例えば、210゜まで湾
曲させた状態でUDモータ41を静止させると、図13
に示すようにUD湾曲ワイヤー69は、図中左方向へF
1、例えば、30kgの力で引っ張られる。このとき、
UD従動ギア81の中空の軸部81aの外周部には図中
左方向にF1′、例えば、60Kgで引っ張り力が働
く。
【0069】同様に、湾曲部10をニュートラルに戻し
た後にR側の最大値である、例えば、120゜まで湾曲
させた状態でRLモータ43を静止させると、図14に
示すようにRL湾曲ワイヤー70は、図中左方向にF
2、例えば、15Kgで引っ張られる。このとき、RL
従動ギア82の中空の軸部82aの外周部には図中左方
向にF2′、例えば、30Kgの引張力が働く。
【0070】ここで、UD側の引張力F1 とRL側の引
張力F2 とを比べると湾曲ワイヤーの引っ張り量を比較
するとF1 >F2 という関係になる。よって、これらの
力により発生するF1′とF2′の大小関係もF1′>F
2′となる。
【0071】また、図15及び図16に示すように中空
の軸部の長さを、例えば、l1=9mm,l2=18m
m、すなわち、l2>l1の関係となるようにRL従動ギ
ア82の寸法を大きくすると、中空の軸部とギア本体と
の連結部にかかる曲げモーメントM1 ,M2 は、UD側
では、 M1 =F1′×l1 =60Kg×9mm=540Kg.
mm=54Kg.cm RL側では、 M2 =F2′×l2 =30Kg×18mm=540K
g.mm=54Kg.cm となる。
【0072】このとき、F1 >F2 であると共に、l2
>l1 に設定していることから、どちらか一方側だけに
過剰な曲げモーメントが加わることが無いように構成し
ているので、曲げモーメントM1とM2とが略均一化され
て中空の軸部は破壊し難い構造とすることができる。
【0073】図17ないし図19を参照して第2実施例
を説明する。図17及び図19に示すように本実施例
は、前記第1実施例に設けた2つのレールを1支点にす
ると共に、レールに挿通していた圧縮ばねを配設する代
わりに支点にねじりコイルばねを挿通している。
【0074】すなわち、上板61を含む牽引操作部6
0は、レールブロック99に固定された有頭支持軸12
0により回動自在に支持されている。また、有頭支持軸
120には、ねじりコイルばね121が挿通されてお
り、その両端をレールブロック99と下板61cとに連
結している。その他の構成は前記第1実施例と同様であ
るので同符号の説明を省略する。
【0075】上述のように構成した湾曲装置の作用を説
明する。図17の状態において、図示しないF/Lレバ
ーを移動させることにより、F/L軸91が回転すると
共に、カム93が回転移動してカム溝部材96を図中下
方向に押圧する。ここで、カム溝部材96は、上板61
aを含む牽引操作部60に連結する一方、これらの回動
中心が有頭支持軸120であるため図18に示すように
時計回りに回動し、図示しない駆動側ギアと従動側ギア
との間の噛合状態を解除して離間状態としている。
【0076】また、F/Lレバー34を逆方向に移動す
ると、ねじりコイルばね121の復元力により、駆動側
ギアと従動側ギアとが離間状態から噛合状態になる。
【0077】このように、牽引手段固定板が直線的では
なく、弧を描いて移動する為、クラッチ手段をフリーに
する際のワイヤーに加わる力をより小さくすることがで
きる。その他の作用及び効果は前記第1実施例と同様で
ある。
【0078】図20ないし図22は本発明の第3実施例
に係り、図20に示すように本実施例のクラッチ手段
は、前記第1実施例のクラッチ手段が湾曲ワイヤーと直
交方向に動くのに対し、湾曲ワイヤに対して平行方向に
移動するように構成したクラッチ手段である。
【0079】すなわち、図20および図22に示すよう
にレールブロック99上に固定したレール支持部材12
2に支持された2つのレール上を下板61cに固定され
た2つのレールガイド124が滑ることにより牽引手段
固定板61を図中左右方向に移動可能にしている。ま
た、前記第1実施例のF/L軸91とモータブロック4
8の代わりにF/L軸125とモータブロック126と
を設けると共に、このF/L軸125をモータブロック
126に貫通させ、F/L軸125の端部に第1のかさ
歯車127を配設している。さらに、前記第1かさ歯車
127と直交して噛合する第2かさ歯車128を備えた
F/L補助軸129を配設し、その途中に前記第1実施
例と同様のカム93を設けている。
【0080】そして、牽引手段固定板61の図中右側端
にカム溝部材96を設け、UD従動ギア83とRL従動
ギア84の図中右上にはUD駆動ギア81とRL駆動ギ
ア82とが噛合するように配設している。なお、これら
の駆動側ギアは、モータブロック126上に固定された
図示しない駆動用モータに連結されている。その他の構
成は前記第1実施例と同様であり、同様の構成要素には
同一符号を付して説明を省略する。
【0081】上述のように構成された湾曲装置の作用を
説明する。図20において、図示しないF/Lレバーを
時計方向に回すとF/L軸125が矢印方向に回転する
と共に、第1のかさ歯車127も同様に回転する。する
と、前記第1のかさ歯車に噛合する第2のかさ歯車12
8も矢印方向に回転することによってカム93が回転す
る。前記カム93が回転することによってカム溝97を
押し、図21のように駆動ギアと従動ギアの連結が外れ
ることにより離間状態となる。
【0082】ここで、F/Lレバーを元に戻す(L側に
戻す)と、逆の動作でカムが戻ることによって、図22
に示す圧縮ばね106の復元力により、図20に示すよ
うに駆動側ギアと従動側ギアとが噛合状態に戻るように
なっている。
【0083】尚、噛合状態に於いては、前記第1実施例
の図8で既に示したフック109の連結により、駆動ギ
アの回転により従動ギア側が逃げてしまうことはない。
その他の作用及び効果は前記第1実施例と同様である。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、湾
曲操作駆動部からの駆動力を牽引操作部に伝達する動力
伝達機構部の噛合、或は、離間を行うクラッチ手段の操
作力量を小さくした内視鏡を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図16は本発明の第1実施例に係
り、図1はモータボックスの斜視図
【図2】前記図1のA―A′断面図
【図3】前記図2のB―B′断面図
【図4】前記図2のC―C′断面図
【図5】ポテンショメータの連結部を示す説明図
【図6】図5のE―E′断面図
【図7】クラッチ手段の噛合状態を示すD矢視図
【図8】クラッチ手段の離間状態を示すD矢視図
【図9】内視鏡装置の概略構成を示す説明図
【図10】電子内視鏡の先端構成部の正面図
【図11】クラッチ手段噛合時のモータブロックと牽引
手段固定板との関係を示す説明図
【図12】クラッチ手段離間時のモータブロックと牽引
手段固定板との関係を示す説明図
【図13】UD湾曲ワイヤ及びUD従動ギアに働く湾曲
力の関係を示す説明図
【図14】RL湾曲ワイヤ及びRL従動ギアに働く湾曲
力の関係を示す説明図
【図15】UD従動ギアの概略構成を示す断面図
【図16】RL従動ギアの概略構成を示す断面図
【図17】図17ないし図19は本発明の第2実施例に
係り、図17は動力伝達機構部の噛合状態を示す説明図
【図18】動力伝達機構部の離間状態及び操作ワイヤの
傾斜角を示す説明図
【図19】前記図17のF―F′断面図図
【図20】図20ないし図22は本発明の第3実施例に
係り、図20は動力伝達機構部の噛合状態を示す説明図
【図21】動力伝達機構部の離間状態を示す説明図
【図22】前記図20のG―G′及びH―H′共通の断
面図
【符号の説明】
40…湾曲操作駆動部 60…牽引操作部 80…動力伝達機構部 90…クラッチ手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32 G02B 23/24 - 23/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡の挿入部に設けた湾曲部を牽引部
    材にて湾曲操作する牽引操作部と、 前記牽引操作部を駆動する湾曲操作駆動部と、 前記牽引操作部に湾曲操作駆動部の駆動力を伝達する動
    力伝達機構部とを備えた内視鏡において、 前記湾曲操作駆動部の駆動力を牽引操作部に伝達する動
    力伝達機構部の噛合及び離間を牽引操作部の移動によっ
    て自在になすクラッチ手段を設けたことを特徴とする内
    視鏡。
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