JPH04209414A - 自己短絡性絶縁電線 - Google Patents
自己短絡性絶縁電線Info
- Publication number
- JPH04209414A JPH04209414A JP34059690A JP34059690A JPH04209414A JP H04209414 A JPH04209414 A JP H04209414A JP 34059690 A JP34059690 A JP 34059690A JP 34059690 A JP34059690 A JP 34059690A JP H04209414 A JPH04209414 A JP H04209414A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- parts
- weight
- insulated wire
- self
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- LYCAIKOWRPUZTN-UHFFFAOYSA-N Ethylene glycol Chemical compound OCCO LYCAIKOWRPUZTN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 24
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 24
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 24
- 229920001225 polyester resin Polymers 0.000 claims abstract description 18
- 239000004645 polyester resin Substances 0.000 claims abstract description 18
- PEDCQBHIVMGVHV-UHFFFAOYSA-N Glycerine Chemical compound OCC(O)CO PEDCQBHIVMGVHV-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 14
- 235000011187 glycerol Nutrition 0.000 claims abstract description 7
- KKEYFWRCBNTPAC-UHFFFAOYSA-N Terephthalic acid Chemical compound OC(=O)C1=CC=C(C(O)=O)C=C1 KKEYFWRCBNTPAC-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 6
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 5
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims abstract description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims abstract description 4
- 239000003960 organic solvent Substances 0.000 claims abstract description 4
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims abstract description 3
- 239000004695 Polyether sulfone Substances 0.000 claims description 10
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 10
- 229920006393 polyether sulfone Polymers 0.000 claims description 10
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 4
- 230000032683 aging Effects 0.000 abstract description 6
- 238000002156 mixing Methods 0.000 abstract description 4
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 abstract 2
- 239000002966 varnish Substances 0.000 abstract 2
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 abstract 1
- 150000003457 sulfones Chemical class 0.000 abstract 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 8
- OKKJLVBELUTLKV-UHFFFAOYSA-N Methanol Chemical compound OC OKKJLVBELUTLKV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- QTWJRLJHJPIABL-UHFFFAOYSA-N 2-methylphenol;3-methylphenol;4-methylphenol Chemical compound CC1=CC=C(O)C=C1.CC1=CC=CC(O)=C1.CC1=CC=CC=C1O QTWJRLJHJPIABL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 229930003836 cresol Natural products 0.000 description 5
- WOZVHXUHUFLZGK-UHFFFAOYSA-N dimethyl terephthalate Chemical compound COC(=O)C1=CC=C(C(=O)OC)C=C1 WOZVHXUHUFLZGK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 3
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 3
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- YHWCPXVTRSHPNY-UHFFFAOYSA-N butan-1-olate;titanium(4+) Chemical compound [Ti+4].CCCC[O-].CCCC[O-].CCCC[O-].CCCC[O-] YHWCPXVTRSHPNY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- JHWNWJKBPDFINM-UHFFFAOYSA-N Laurolactam Chemical compound O=C1CCCCCCCCCCCN1 JHWNWJKBPDFINM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 229920000299 Nylon 12 Polymers 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000006482 condensation reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- ZFSLODLOARCGLH-UHFFFAOYSA-N isocyanuric acid Chemical compound OC1=NC(O)=NC(O)=N1 ZFSLODLOARCGLH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 229920003055 poly(ester-imide) Polymers 0.000 description 1
- VCWHRHVZWITKNJ-UHFFFAOYSA-N propane-1,2,3-triol;terephthalic acid Chemical compound OCC(O)CO.OC(=O)C1=CC=C(C(O)=O)C=C1 VCWHRHVZWITKNJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 150000005846 sugar alcohols Polymers 0.000 description 1
- SRPWOOOHEPICQU-UHFFFAOYSA-N trimellitic anhydride Chemical compound OC(=O)C1=CC=C2C(=O)OC(=O)C2=C1 SRPWOOOHEPICQU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は自己短絡性絶縁電線に係り、コイルを使用する
機器において該機器に異常に温度が上昇した場合、該コ
イルを形成する絶縁電線の被膜が溶融し、導体相互が短
絡して回路を遮断することが出来る機能を付与した自己
短絡性絶縁電線の改良に関するものである。
機器において該機器に異常に温度が上昇した場合、該コ
イルを形成する絶縁電線の被膜が溶融し、導体相互が短
絡して回路を遮断することが出来る機能を付与した自己
短絡性絶縁電線の改良に関するものである。
(従来の技術)
近時電気機器において、安全性の点で使用される部品に
ついては、材料の信幀性が最も重要視されているもので
ある。特に異常な温度上昇に対する保護機能を有する機
器においては、この機能に対処するために温度ヒユーズ
等を使用し、その目的を達成せしめているものである。
ついては、材料の信幀性が最も重要視されているもので
ある。特に異常な温度上昇に対する保護機能を有する機
器においては、この機能に対処するために温度ヒユーズ
等を使用し、その目的を達成せしめているものである。
然しなからこの温度ヒユーズは価格が高いため必然的に
機器全体のコストを上昇せしめるという問題があった。
機器全体のコストを上昇せしめるという問題があった。
従ってコストを安くして異常温度に対する保護機能を達
成せしめんとして、機器に使用されているコイルに着目
し該コイルを形成する絶縁電線に短絡機能を有するもの
を使用することが検討されているものである。この代表
例として12ナイロンを主体とした絶縁皮膜を有する絶
縁電線が出現し使用されている。然しながらこの絶縁電
線は耐熱性に劣り且つ高温にてエージング後の短絡温度
が上昇するため本来の機能を発揮することが出来ず、そ
の使用目的は常用温度が低く且つ適用機器としても小型
のコイルに限定とされているものであった。
成せしめんとして、機器に使用されているコイルに着目
し該コイルを形成する絶縁電線に短絡機能を有するもの
を使用することが検討されているものである。この代表
例として12ナイロンを主体とした絶縁皮膜を有する絶
縁電線が出現し使用されている。然しながらこの絶縁電
線は耐熱性に劣り且つ高温にてエージング後の短絡温度
が上昇するため本来の機能を発揮することが出来ず、そ
の使用目的は常用温度が低く且つ適用機器としても小型
のコイルに限定とされているものであった。
(発明が解決するための課題)
本発明はかかる現状に鑑み、鋭意研究を行った結果、耐
熱性に優れ、しかも常用温度を高(することが出来ると
共にエージング後においても安定した短絡特性を有する
自己短絡性絶縁電線を開発したものである。
熱性に優れ、しかも常用温度を高(することが出来ると
共にエージング後においても安定した短絡特性を有する
自己短絡性絶縁電線を開発したものである。
(課題を解決するための手段〕
本発明は導体上に直接又は他の絶縁物質を介してポリエ
ーテルスルホン樹脂100重量部に対してテレフタル酸
、グリセリン、エチレングリコールを主成分とし且つこ
れら成分を縮合反応せしめてえられるポリエステル系樹
脂20〜100重量部とポリヒダントイン樹脂0.5〜
10重量部を夫夫配合した組成物を有機溶媒に溶解した
絶縁塗料を塗布焼付したことを特徴とするものである。
ーテルスルホン樹脂100重量部に対してテレフタル酸
、グリセリン、エチレングリコールを主成分とし且つこ
れら成分を縮合反応せしめてえられるポリエステル系樹
脂20〜100重量部とポリヒダントイン樹脂0.5〜
10重量部を夫夫配合した組成物を有機溶媒に溶解した
絶縁塗料を塗布焼付したことを特徴とするものである。
このように本発明絶縁電線は、優れた自己短絡性能を有
する絶縁塗料を使用することを骨子とするものであり、
かかる絶縁塗料としてポリエーテルスルホン樹脂100
重量部に対してポリエステル系樹脂を20〜100重量
部とポリヒダントイン樹脂0.5〜IO重量部を夫々限
定して配合することにより耐熱性に優れ且つ高温エージ
ング後において安定した自己短絡性を有する絶縁電線を
うろことが出来るのである。なおポリエーテルスルホン
樹脂100重量部に対してポリエステル樹脂を20重量
部未満に配合した場合には絶縁電線の軟化温度及び短絡
温度が不安定となり且つ電気特性、機械特性が低下する
。又ポリエステル系樹脂を100重量部を超えて配合し
た場合には、ポリエステル樹脂が硬化し、絶縁電線とし
て高温エージングの軟化特性が変化し所望の短絡特性を
うろことが出来なくなるためである。
する絶縁塗料を使用することを骨子とするものであり、
かかる絶縁塗料としてポリエーテルスルホン樹脂100
重量部に対してポリエステル系樹脂を20〜100重量
部とポリヒダントイン樹脂0.5〜IO重量部を夫々限
定して配合することにより耐熱性に優れ且つ高温エージ
ング後において安定した自己短絡性を有する絶縁電線を
うろことが出来るのである。なおポリエーテルスルホン
樹脂100重量部に対してポリエステル樹脂を20重量
部未満に配合した場合には絶縁電線の軟化温度及び短絡
温度が不安定となり且つ電気特性、機械特性が低下する
。又ポリエステル系樹脂を100重量部を超えて配合し
た場合には、ポリエステル樹脂が硬化し、絶縁電線とし
て高温エージングの軟化特性が変化し所望の短絡特性を
うろことが出来なくなるためである。
更にポリヒダントイン樹脂を0.5〜10重量部に限定
して配合する理由は、得られる絶縁電線の外観硬化及び
製線作業性を改善するためである。
して配合する理由は、得られる絶縁電線の外観硬化及び
製線作業性を改善するためである。
従って0.5重量部未満に配合した場合には得られる絶
縁電線の外観硬化を改善することが出来ず又10重量部
を超えて配合した場合には外観硬化の改善がそれ程顕著
に表れないためである。
縁電線の外観硬化を改善することが出来ず又10重量部
を超えて配合した場合には外観硬化の改善がそれ程顕著
に表れないためである。
ポリエーテルスルホン樹脂として例えば英国IC1社よ
り商品名VICTOREX PESが市販されている
。
り商品名VICTOREX PESが市販されている
。
又ポリエステル系樹脂としては耐熱性を必要とするため
、その主成分はテレフタル酸グリセリン、及びエチレン
グリコールに限定しているものであり、これらの成分を
縮合反応せしめてえているものである。
、その主成分はテレフタル酸グリセリン、及びエチレン
グリコールに限定しているものであり、これらの成分を
縮合反応せしめてえているものである。
なおポリエステル系樹脂として、その1部にイミド結合
、ウレタン結合などを含有してもよく、又耐熱性を改善
するためにグリセリンの一部量として他の多価アルコー
ルを使用してもよい。
、ウレタン結合などを含有してもよく、又耐熱性を改善
するためにグリセリンの一部量として他の多価アルコー
ルを使用してもよい。
又ポリヒダントイン樹脂としては例えば独国バイエル社
より商品名レジスサームpH20として市販されている
。
より商品名レジスサームpH20として市販されている
。
(実施例)
実施例(1)〜(5)及び比較例(1)〜(2)本発明
自己短絡性絶縁電線及び比較例自己短絡性絶縁1liv
Aをうるための絶縁塗料として下記に示す如くポリエー
テルスルホン樹脂、ボリヒ゛ダントイン樹脂を使用し且
つ3種類のポリエステル樹脂(al、 (bl、 (C
1を調整した。
自己短絡性絶縁電線及び比較例自己短絡性絶縁1liv
Aをうるための絶縁塗料として下記に示す如くポリエー
テルスルホン樹脂、ボリヒ゛ダントイン樹脂を使用し且
つ3種類のポリエステル樹脂(al、 (bl、 (C
1を調整した。
A ポリエーテルスルホン樹脂
VICTOREX PES (英国ICI社製商品名
) B ポリエステル系樹脂 (a) テレフタル酸ジメチル1モル、グリセリンの
5モル、エチレングリコール0.6モルを夫々仕込んで
混合しこの混合物を加熱すると共に温度を上昇せしめな
がらメタノールで溜出せしめた。更に温度を200℃ま
で上昇し内容物か粘稠になったところでクレゾール及び
ソルベントナフサを注入し、更にテトラブチルチタネー
トを樹脂分に対し5wt%の割合で配合してポリエステ
ル樹脂溶液をえた。
) B ポリエステル系樹脂 (a) テレフタル酸ジメチル1モル、グリセリンの
5モル、エチレングリコール0.6モルを夫々仕込んで
混合しこの混合物を加熱すると共に温度を上昇せしめな
がらメタノールで溜出せしめた。更に温度を200℃ま
で上昇し内容物か粘稠になったところでクレゾール及び
ソルベントナフサを注入し、更にテトラブチルチタネー
トを樹脂分に対し5wt%の割合で配合してポリエステ
ル樹脂溶液をえた。
山)トリメリット酸無水物2モル、4,4”−ジアミノ
ジフェニルメタン1モルをエチレングリコール中に注入
して加熱し徐々に温度を上昇せしめながら透明になるま
で反応を続行した。次いでグリセリン0.5モルを注入
して減圧縮合反応を行い、内容物が粘稠になったところ
でクレゾール及びソルベントナフサを注入してポリエス
テルイミド樹脂溶液をえた。この樹脂溶液50重量部に
前記(a)に示すポリエステル樹脂溶液100重量部と
を混合してイミド変性ポリエステル樹脂溶液をえた。
ジフェニルメタン1モルをエチレングリコール中に注入
して加熱し徐々に温度を上昇せしめながら透明になるま
で反応を続行した。次いでグリセリン0.5モルを注入
して減圧縮合反応を行い、内容物が粘稠になったところ
でクレゾール及びソルベントナフサを注入してポリエス
テルイミド樹脂溶液をえた。この樹脂溶液50重量部に
前記(a)に示すポリエステル樹脂溶液100重量部と
を混合してイミド変性ポリエステル樹脂溶液をえた。
(Cン テレフタル酸ジメチル1モル、グリセリン0.
5モル、エチレングリコール0.4モル及びトリスヒド
ロキシエチルイソシアヌレ−ト0.2モルを夫々仕込み
加熱すると共に徐々に温度を上昇せしめてメタノールを
漏出せしめ、内容物がせ粘稠になったところでクレゾー
ル及びツルヘントナフサを添加し、更にテトラブチルチ
タネートを樹脂分に対し3wt%の割合で配合してポリ
エステル系樹脂溶液をえた。
5モル、エチレングリコール0.4モル及びトリスヒド
ロキシエチルイソシアヌレ−ト0.2モルを夫々仕込み
加熱すると共に徐々に温度を上昇せしめてメタノールを
漏出せしめ、内容物がせ粘稠になったところでクレゾー
ル及びツルヘントナフサを添加し、更にテトラブチルチ
タネートを樹脂分に対し3wt%の割合で配合してポリ
エステル系樹脂溶液をえた。
Cポリヒダントイン樹脂
レジスサームpH20(独国バイエル社製商品名)
然る後上記ポリエーテルスルホン樹脂、ポリエステル系
樹脂及びポリヒダントイン樹脂を樹脂分にて第1表に示
す如き配合割合にて混合し、これをクレゾール及びソル
ベントナフサに溶解して本発明絶縁を線用絶縁塗料及び
比較例絶縁電線用絶縁塗料をえた。
樹脂及びポリヒダントイン樹脂を樹脂分にて第1表に示
す如き配合割合にて混合し、これをクレゾール及びソル
ベントナフサに溶解して本発明絶縁を線用絶縁塗料及び
比較例絶縁電線用絶縁塗料をえた。
上表の数値は何れも重量部を示す。
而して上記絶縁塗料を直径0.5 mの銅線上に塗布、
焼付けを6回繰返し行って本発明自己短絡性絶縁を線及
び比較例自己短絡性絶縁を線をえた。
焼付けを6回繰返し行って本発明自己短絡性絶縁を線及
び比較例自己短絡性絶縁を線をえた。
比較例(4)
ナイロン12(ダイセルヒュルス社製商品名ダイアミド
L1901)をクレゾールにより濃度12wt%になる
ように溶解して比較例絶縁電線用絶縁塗料をえた。
L1901)をクレゾールにより濃度12wt%になる
ように溶解して比較例絶縁電線用絶縁塗料をえた。
而して上記絶縁塗料を直径005fiの銅線上に6回塗
布、焼付けを行って比較例自己短絡性絶縁電線をえた。
布、焼付けを行って比較例自己短絡性絶縁電線をえた。
斯くしてえた自己短絡性絶縁を線及び比較例自己短絡性
絶縁電線について、その性能を比較するために各種の試
験を行った。その結果は第2表に示す通りである。
絶縁電線について、その性能を比較するために各種の試
験を行った。その結果は第2表に示す通りである。
註(1)絶縁破壊電圧はJISC3003の規定により
測定した。
測定した。
(2)熱軟化温度はJISC3003の規定により測定
した。
した。
(3)高荷重下は3kgの荷重下により測定した。
(発明の効果)
上表より明らかな如く本発明自己短絡性絶縁電線によれ
ば優れた耐熱性を示し、しかも高温エーシング後におい
ても安定した短絡特性を有するためコイルを使用する電
気機器の保護及び災害を未然に防止しうる等工業上有用
のものである。
ば優れた耐熱性を示し、しかも高温エーシング後におい
ても安定した短絡特性を有するためコイルを使用する電
気機器の保護及び災害を未然に防止しうる等工業上有用
のものである。
出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
Claims (1)
- 導体上に直接又は他の絶縁物質を介してポリエーテル
スルホン樹脂100重量部に対してテレフタル酸、グリ
セリン、エチレングリコールを主成分とし且つこれら成
分を縮合反応せしめてえられたポリエステル系樹脂20
〜100重量部とポリヒダントイン樹脂0.5〜10重
量部を夫々配合した組成物を有機溶媒に溶解した絶縁塗
料を塗布焼付けしたことを特徴とする自己短絡性絶縁電
線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34059690A JPH04209414A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 自己短絡性絶縁電線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34059690A JPH04209414A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 自己短絡性絶縁電線 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04209414A true JPH04209414A (ja) | 1992-07-30 |
Family
ID=18338500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34059690A Pending JPH04209414A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 自己短絡性絶縁電線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04209414A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4776047B2 (ja) * | 1997-10-14 | 2011-09-21 | 古河電気工業株式会社 | 多層絶縁電線およびそれを用いた変圧器 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP34059690A patent/JPH04209414A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4776047B2 (ja) * | 1997-10-14 | 2011-09-21 | 古河電気工業株式会社 | 多層絶縁電線およびそれを用いた変圧器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101017714B (zh) | 具有局部放电耐抗性的绝缘电线 | |
US6914093B2 (en) | Polyamideimide composition | |
US4104221A (en) | Process for making water diluted electroinsulation enamels | |
US4075179A (en) | Polyesterimides and processes for preparing same | |
JPH04209414A (ja) | 自己短絡性絶縁電線 | |
EP0713732B1 (en) | Varnish-coated electric wire and method of producing the same | |
CA1280841C (en) | High temperature wire coating powder | |
Mesaki et al. | Hybrid composites of polyamide-imide and silica applied to wire insulation | |
JPH04209415A (ja) | 自己短絡性絶縁電線 | |
US3839264A (en) | Varnishes of polyesterimides based on pentaerythritol | |
CN104616743B (zh) | 干式电力变压器用高疏水性漆包线 | |
CN104592885B (zh) | 变压器用漆包线漆 | |
JPH0410303A (ja) | 自己短絡性絶縁電線 | |
JPS6254144B2 (ja) | ||
JP3525060B2 (ja) | 自己融着性絶縁塗料およびこれを用いた自己融着性絶縁電線 | |
JP2592050B2 (ja) | 自己融着性塗料 | |
FI63043C (fi) | Foerfarande foer framstaellning av ytterst vaermebestaendiga isolerande oeverdrag foer elektriska ledare och baennlock anvaendbart foer genomfoerande av foerfarandet | |
KR20090036351A (ko) | 전선의 절연용 수용성 폴리에스테르 바니쉬 | |
JP4794719B2 (ja) | 自己融着性絶縁電線 | |
JPS63168907A (ja) | 自己短絡型電気絶縁電線 | |
CA1199742A (en) | Polyester and polyesterimide resins | |
JPS63159481A (ja) | 電気絶縁塗料 | |
JPS5953309B2 (ja) | 安全性コイル形成用絶縁電線 | |
JPS639326B2 (ja) | ||
JP2801189B2 (ja) | 耐熱性電気絶縁塗料 |