JPH04209323A - 光学的情報記録/再生装置の読取り信号処理回路 - Google Patents
光学的情報記録/再生装置の読取り信号処理回路Info
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- JPH04209323A JPH04209323A JP2400887A JP40088790A JPH04209323A JP H04209323 A JPH04209323 A JP H04209323A JP 2400887 A JP2400887 A JP 2400887A JP 40088790 A JP40088790 A JP 40088790A JP H04209323 A JPH04209323 A JP H04209323A
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/004—Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
- G11B7/005—Reproducing
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[00011
【産業上の利用分野]本発明は、最適な2値化信号を得
るための光学的情報記録/再生装置の読取り信号処理回
路に関する。 [0002] 【従来の技術】近年、磁気ヘッドを用いる代わりにレー
ザ光を集光させて記録媒体に照射することにより、光学
的に情報を書き込みしたり、記録された情報を読取りし
たりすることのできる、光学的(光学式)情報記録再生
装置が実用化されている。 [0003]この光学的情報記録再生装置(以下、単に
記録再生装置と略記する場合がある)では、レーザ光を
集光することにより、磁気ヘッドの場合よりもはるかに
高密度で、情報を記録したり、再生をしたりすることが
できるようになっている。 [0004]前記記録再生装置において、記録媒体への
記録方式には、位置記録、あるいは長さ記録がある。例
えば、位置記録では、記録単位(ビット)の位置に意味
を持たせて、情報を記録している。この場合、一般にビ
ットの中心から、次のビットの中心までの距離に意味を
持たせ、この距離が長さ記録におけるビット長に相当す
る。 [0005]位置記録方式の読取り信号処理回路は、ビ
ットの中心を検出するように構成されている。記録媒体
毎の感度のばらつき、温度(変化)による記録媒体の感
度のばらつき、光源の書き込みパワーの変動等、形成さ
れるビットの大きさは、変化する。こうした変化が生じ
ても、ビットの中心位置は変化しないので、正常な再生
信号を得るのに適しているためである。 [0006]図8は、従来の読取り信号処理系における
読取り信号処理回路のブロック図を示し、図9は読取り
信号処理回路のと動作を示す波形図である。 [0007]図8に示す読取り信号処理回路30は、光
ヘッドの内部にある光ディテクタが、検出した読取り信
号を2値化して、デジタル化するものである。図8に示
すように、微分回路31は、図9(a)に示す光ディテ
クタからの読取り信号を入力し、微分する。微分された
読取り信号は、図9(a)に示す読取り信号のピークが
、図9(b)に示すように、ゼロクロス点に変換されて
いる。比較器32.33は、それぞれ異なるコンパレー
タレベルを有している。比較器32は、入力信号がコン
パレータレベルを越えたときに出力信号がハイレベルと
なる。また、比較器33は、入力信号がコンパレータレ
ベル以下のときに出力信号がハイレベルとなる。一方の
比較器32は、ビットの有無を検出するためのもので、
微分された読取り信号のゼロクロス点よりも高いコンパ
レータレベルvhを設定している。この比較器32は、
コンパレータレベルvhを越えた場合がビットであると
して、図9 (c)に示すように、ハイレベルのゲート
信号を出力する。このゲート信号に同期して、2値信号
発生用論理回路34の内部では、図9(d)に示すラッ
チ信号が発生する。 [0008]一方、他方の比較器33は、光ディテクタ
からの読取り信号のゼロクロスで出力を反転させるコン
パレータレベルVzを設定している。比較器33は、2
値信号発生用論理回路34へ、図9(e)に示すゼロク
ロス信号を出力する。2値信号発生用論理回路34は、
前記ラッチ信号がハイレベルのとき、ゼロクロス信号の
立ち上がりエツジで、図9(f)に示す、必要な一定パ
ルス幅の2値化信号を出力し、その後ラッチ信号をクリ
アする。この様に、読取り信号処理回路30は、記録媒
体上のビットに応じて、順次、2値化信号を出力するが
、例えば、記録媒体上の傷やごみ等により、図9(a)
に示すように、読取り信号にノイズが発生する場合があ
る。図9(C)及び図9 (e)に示すように、ゲート
用の比較器32は、ノイズのレベルが大きいと、コンパ
レータレベルvhを越え、ゲート信号を発生するので、
2値信号発生用論理回路34は、誤った(ビットがない
のに)2値化信号を出力する。尚、ノイズレベルがコン
パレータレベルvhを越えない場合には、ノイズによる
ゼロクロス信号が出力されていも、2値信号発生用論理
回路34は、2値化信号を出力しない。 [0009]Lかしながら、前記先行技術の読取り信号
処理回路は、入力する読取り信号のノイズ成分が少なく
、またノイズレベルが低ければ問題にならないが、実際
には非常にノイズが多発し、ノイズが混在した信号を処
理しなければならない。例えば、ノイズの原因としては
、記録媒体上の埃やごみ、あるいは傷、また、光ディテ
クタ等の装置内で発生するノイズ、電源ラインからのノ
イズ等、様々な要因がある。この様に、再生装置は、コ
ンパレータレベルより大きいノイズレベルのものが発生
し易い状態にあり、そのため先行技術では、ノイズによ
る読取りエラーが多発してしまうこともある。 [00101ところで、こうした対策の一つとしては、
前記微分回路の微分定数を大きくし、信号成分に対する
ノイズ成分の大きさを相対的に小さくすることが考えら
れる。しかし、先行技術の読取り信号処理回路では、読
取り信号のピークがゼロクロス点に変換されず、ビット
の中心で2値化信号が発生しなくなる。従って、2値化
信号は、記録媒体上のビットの大きさに影響を受け、ジ
ッダが大きくなる。すなわち、読取りエラーの発生につ
ながってしまう。 [00111
るための光学的情報記録/再生装置の読取り信号処理回
路に関する。 [0002] 【従来の技術】近年、磁気ヘッドを用いる代わりにレー
ザ光を集光させて記録媒体に照射することにより、光学
的に情報を書き込みしたり、記録された情報を読取りし
たりすることのできる、光学的(光学式)情報記録再生
装置が実用化されている。 [0003]この光学的情報記録再生装置(以下、単に
記録再生装置と略記する場合がある)では、レーザ光を
集光することにより、磁気ヘッドの場合よりもはるかに
高密度で、情報を記録したり、再生をしたりすることが
できるようになっている。 [0004]前記記録再生装置において、記録媒体への
記録方式には、位置記録、あるいは長さ記録がある。例
えば、位置記録では、記録単位(ビット)の位置に意味
を持たせて、情報を記録している。この場合、一般にビ
ットの中心から、次のビットの中心までの距離に意味を
持たせ、この距離が長さ記録におけるビット長に相当す
る。 [0005]位置記録方式の読取り信号処理回路は、ビ
ットの中心を検出するように構成されている。記録媒体
毎の感度のばらつき、温度(変化)による記録媒体の感
度のばらつき、光源の書き込みパワーの変動等、形成さ
れるビットの大きさは、変化する。こうした変化が生じ
ても、ビットの中心位置は変化しないので、正常な再生
信号を得るのに適しているためである。 [0006]図8は、従来の読取り信号処理系における
読取り信号処理回路のブロック図を示し、図9は読取り
信号処理回路のと動作を示す波形図である。 [0007]図8に示す読取り信号処理回路30は、光
ヘッドの内部にある光ディテクタが、検出した読取り信
号を2値化して、デジタル化するものである。図8に示
すように、微分回路31は、図9(a)に示す光ディテ
クタからの読取り信号を入力し、微分する。微分された
読取り信号は、図9(a)に示す読取り信号のピークが
、図9(b)に示すように、ゼロクロス点に変換されて
いる。比較器32.33は、それぞれ異なるコンパレー
タレベルを有している。比較器32は、入力信号がコン
パレータレベルを越えたときに出力信号がハイレベルと
なる。また、比較器33は、入力信号がコンパレータレ
ベル以下のときに出力信号がハイレベルとなる。一方の
比較器32は、ビットの有無を検出するためのもので、
微分された読取り信号のゼロクロス点よりも高いコンパ
レータレベルvhを設定している。この比較器32は、
コンパレータレベルvhを越えた場合がビットであると
して、図9 (c)に示すように、ハイレベルのゲート
信号を出力する。このゲート信号に同期して、2値信号
発生用論理回路34の内部では、図9(d)に示すラッ
チ信号が発生する。 [0008]一方、他方の比較器33は、光ディテクタ
からの読取り信号のゼロクロスで出力を反転させるコン
パレータレベルVzを設定している。比較器33は、2
値信号発生用論理回路34へ、図9(e)に示すゼロク
ロス信号を出力する。2値信号発生用論理回路34は、
前記ラッチ信号がハイレベルのとき、ゼロクロス信号の
立ち上がりエツジで、図9(f)に示す、必要な一定パ
ルス幅の2値化信号を出力し、その後ラッチ信号をクリ
アする。この様に、読取り信号処理回路30は、記録媒
体上のビットに応じて、順次、2値化信号を出力するが
、例えば、記録媒体上の傷やごみ等により、図9(a)
に示すように、読取り信号にノイズが発生する場合があ
る。図9(C)及び図9 (e)に示すように、ゲート
用の比較器32は、ノイズのレベルが大きいと、コンパ
レータレベルvhを越え、ゲート信号を発生するので、
2値信号発生用論理回路34は、誤った(ビットがない
のに)2値化信号を出力する。尚、ノイズレベルがコン
パレータレベルvhを越えない場合には、ノイズによる
ゼロクロス信号が出力されていも、2値信号発生用論理
回路34は、2値化信号を出力しない。 [0009]Lかしながら、前記先行技術の読取り信号
処理回路は、入力する読取り信号のノイズ成分が少なく
、またノイズレベルが低ければ問題にならないが、実際
には非常にノイズが多発し、ノイズが混在した信号を処
理しなければならない。例えば、ノイズの原因としては
、記録媒体上の埃やごみ、あるいは傷、また、光ディテ
クタ等の装置内で発生するノイズ、電源ラインからのノ
イズ等、様々な要因がある。この様に、再生装置は、コ
ンパレータレベルより大きいノイズレベルのものが発生
し易い状態にあり、そのため先行技術では、ノイズによ
る読取りエラーが多発してしまうこともある。 [00101ところで、こうした対策の一つとしては、
前記微分回路の微分定数を大きくし、信号成分に対する
ノイズ成分の大きさを相対的に小さくすることが考えら
れる。しかし、先行技術の読取り信号処理回路では、読
取り信号のピークがゼロクロス点に変換されず、ビット
の中心で2値化信号が発生しなくなる。従って、2値化
信号は、記録媒体上のビットの大きさに影響を受け、ジ
ッダが大きくなる。すなわち、読取りエラーの発生につ
ながってしまう。 [00111
【発明が解決しようとする課題]このように従来の読取
り信号処理回路では、ノイズによる読取りエラーが発生
し、それを防止するために微分定数を大きくしても、ジ
ッダが大きくなって、読取りエラーが発生しまう。 [0012]本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、ノイズに強く、ジッタや時間的な遅れのない2
値化信号を生成する光学的情報記録/再生装置の読取り
信号処理回路を提供することを目的としている。 [0013] 【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため本発明による光学的情報記録/再生装置の読取り信
号処理回路は、少なくとも記録媒体の記録情報を読み取
るための再生用光束を発生する光源、及び記録媒体から
の反射光を検出する光ディテクタを有する光学ヘッドと
、前記光ディテクタからの読取り信号を処理して2値化
信号を出力する読取り信号処理回路を含む読取り系を備
えた情報記録/及び再生装置であって、前記光ディテク
タからの読取り信号を設定した微分定数で、微分する第
1の微分手段と、前記第1の微分手段とは異なる微分定
数で、前記光ディテクタからの読取り信号を微分する第
2の微分手段と、前記第1の微分手段の出力する微分信
号を設定した閾値で、比較して信号を出力する第1の比
較手段と、第1の比較手段とは異なる閾値で、前記第2
の微分手段の出力する微分信号を比較して信号を出力す
る第2の比較手段と、第1の比較手段の出力信号、及び
第2の比較手段の出力信号を受けて、前記記録媒体の記
録情報に対応する2値化信号を生成して出力する2値化
信号用論理手段とを備えてい。 [0014]
り信号処理回路では、ノイズによる読取りエラーが発生
し、それを防止するために微分定数を大きくしても、ジ
ッダが大きくなって、読取りエラーが発生しまう。 [0012]本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、ノイズに強く、ジッタや時間的な遅れのない2
値化信号を生成する光学的情報記録/再生装置の読取り
信号処理回路を提供することを目的としている。 [0013] 【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため本発明による光学的情報記録/再生装置の読取り信
号処理回路は、少なくとも記録媒体の記録情報を読み取
るための再生用光束を発生する光源、及び記録媒体から
の反射光を検出する光ディテクタを有する光学ヘッドと
、前記光ディテクタからの読取り信号を処理して2値化
信号を出力する読取り信号処理回路を含む読取り系を備
えた情報記録/及び再生装置であって、前記光ディテク
タからの読取り信号を設定した微分定数で、微分する第
1の微分手段と、前記第1の微分手段とは異なる微分定
数で、前記光ディテクタからの読取り信号を微分する第
2の微分手段と、前記第1の微分手段の出力する微分信
号を設定した閾値で、比較して信号を出力する第1の比
較手段と、第1の比較手段とは異なる閾値で、前記第2
の微分手段の出力する微分信号を比較して信号を出力す
る第2の比較手段と、第1の比較手段の出力信号、及び
第2の比較手段の出力信号を受けて、前記記録媒体の記
録情報に対応する2値化信号を生成して出力する2値化
信号用論理手段とを備えてい。 [0014]
【作用】この構成で、第1の微分手段は、ある微分定数
で光ディテクタからの読取り信号を微分して出力し、第
1の比較手段はその微分信号をある閾値で比較した信号
を2値化信号用論理手段へ出力する一方、第2の微分手
段は、第1の微分手段とは異なる微分定数で、光ディテ
クタからの読取り信号を微分して出力し、第2の比較手
段は、第2の微分手段の微分信号を第1の比較手段と異
なる閾値で、比較した信号を2値化信号用論理手段へ出
力し、2値化信号用論理手段は、第1の比較手段の出力
信号、及び第2の比較手段の出力信号を基に、記録媒体
の情報に対応する2値化信号を生成して出力する。 [0015]
で光ディテクタからの読取り信号を微分して出力し、第
1の比較手段はその微分信号をある閾値で比較した信号
を2値化信号用論理手段へ出力する一方、第2の微分手
段は、第1の微分手段とは異なる微分定数で、光ディテ
クタからの読取り信号を微分して出力し、第2の比較手
段は、第2の微分手段の微分信号を第1の比較手段と異
なる閾値で、比較した信号を2値化信号用論理手段へ出
力し、2値化信号用論理手段は、第1の比較手段の出力
信号、及び第2の比較手段の出力信号を基に、記録媒体
の情報に対応する2値化信号を生成して出力する。 [0015]
【実施例】以下、図面を参照して本発明の詳細な説明す
る。 [00L 61図1ないし図7は本発明の1実施例に係
り、図1は読取り信号処理回路の概略的な構成図、図2
は光デイスク装置の概略的な構成図、図3は2値化信号
発生用論理回路の構成図、図4は基本的な微分回路の構
成図、図5は図4の微分回路の微分特性を示す特性図、
図6は図4の回路における微分定数の変化に伴う入出力
信号の関係を示す波形図、図7は図1の回路の動作を説
明するための波形図である。 [00171図2に示す情報記録/及び再生装置として
の光デイスク装置]、は、再生光束(/及び記録光束)
を照射する図示しない光源、及び記録媒体としての光デ
ィスク2の反射光を検出する図示しない光ディテクタ等
を有する光学ヘッド3と、前記光源を駆動・制御する光
源駆動系4と、再生用/及び記録用光束のフォーカス及
びトラッキングを最適に制御するヘッドサーボ系5と、
前記光学ヘッド3からの読取り信号をデジタル変換処理
をする読取り系6と、前記光源駆動系4など装置全体の
制御すると共に、記録・読取りデータの変復調を行うシ
ステムコントローラ7とを備えている。 [0018]前記光学ヘツド3は、光源として例えばレ
ーザダイオードと、図示しない光学系と、光スポットの
焦点やトラッキングの制御する、図示しないアクチュエ
ータなどから構成されている。そして、レーザダイオー
ドは、適正にトラッキングされたレーザ光を回転する光
ディスク2に照射し、前記光ディテクタは、光ディスク
2に記録された情報を読取るようになっている。 [0019]前記光源駆動系4は、システムコントロー
ラ7からの読取り (/及び記録)制御信号により、前
記レーザダイオードへの供給電流を制御するようになっ
ている。読取り時に、前記レーザダイオードは低出力の
ビームを出力し、記録時には変調された記録情報に応じ
た高出力のビームを出力するようになっている。
る。 [00L 61図1ないし図7は本発明の1実施例に係
り、図1は読取り信号処理回路の概略的な構成図、図2
は光デイスク装置の概略的な構成図、図3は2値化信号
発生用論理回路の構成図、図4は基本的な微分回路の構
成図、図5は図4の微分回路の微分特性を示す特性図、
図6は図4の回路における微分定数の変化に伴う入出力
信号の関係を示す波形図、図7は図1の回路の動作を説
明するための波形図である。 [00171図2に示す情報記録/及び再生装置として
の光デイスク装置]、は、再生光束(/及び記録光束)
を照射する図示しない光源、及び記録媒体としての光デ
ィスク2の反射光を検出する図示しない光ディテクタ等
を有する光学ヘッド3と、前記光源を駆動・制御する光
源駆動系4と、再生用/及び記録用光束のフォーカス及
びトラッキングを最適に制御するヘッドサーボ系5と、
前記光学ヘッド3からの読取り信号をデジタル変換処理
をする読取り系6と、前記光源駆動系4など装置全体の
制御すると共に、記録・読取りデータの変復調を行うシ
ステムコントローラ7とを備えている。 [0018]前記光学ヘツド3は、光源として例えばレ
ーザダイオードと、図示しない光学系と、光スポットの
焦点やトラッキングの制御する、図示しないアクチュエ
ータなどから構成されている。そして、レーザダイオー
ドは、適正にトラッキングされたレーザ光を回転する光
ディスク2に照射し、前記光ディテクタは、光ディスク
2に記録された情報を読取るようになっている。 [0019]前記光源駆動系4は、システムコントロー
ラ7からの読取り (/及び記録)制御信号により、前
記レーザダイオードへの供給電流を制御するようになっ
ている。読取り時に、前記レーザダイオードは低出力の
ビームを出力し、記録時には変調された記録情報に応じ
た高出力のビームを出力するようになっている。
【0020】前記へッドサーポ系5は、前記光ディテク
タからのトラッキングエラー信号を基に、光学ヘッド3
を駆動し、光デイスク2上のトラックへの追従、及びシ
ーク動作等を行うものである。
タからのトラッキングエラー信号を基に、光学ヘッド3
を駆動し、光デイスク2上のトラックへの追従、及びシ
ーク動作等を行うものである。
【0021】また、前記読取り系6は、前記光ディテク
タからの読取り信号を2値化する読取り信号処理回路を
有し、2値化信号をシステムコントローラ7へ出力する
ようになっている。 [00221図1は前記読取り信号処理回路の構成を示
している。この読取り信号処理回路11は、第1の微分
手段としてのゲート信号用微分回路12と、第1の比較
手段としてのゲート信号用比較器13と、第2の微分手
段としてのゼロクロス検出用微分回路14と、第2の比
較手段としてのゼロクロス検出用比較器15と、2値化
信号用論理手段としての2値化信号発生用論理回路16
とを備えている。 [0023]前記ゲ一ト信号用微分回路12、及びゼロ
クロス検出用微分回路14は、前記光ディテクタからの
読取り信号を受け、それぞれ異なる微分定数(時定数)
で微分し、各微分信号をゲート信号用比較器13、及び
ゼロクロス検出用比較器15へそれぞれ出力するもので
ある。また、ゲート信号用比較器13、及びゼロクロス
検出用比較器15は、それぞれ異なる閾値が設定され、
ゲート信号用比較器13は、閾値以上でハイレベルとな
り、ゼロクロス検出用比較器15は、閾値以下でハイレ
ベルとなるようになっている。そして、2値化信号発生
用論理回路16は、ゲート信号用比較器13、及びゼロ
クロス検出用比較器15の各出力を基に、光ディスク2
の情報ビットに対応する2値化信号を出力するものであ
る。 [0024]前記ゲ一ト信号用微分回路12は、ゼロク
ロス検出用微分回路14の時定数より、比較的大きな時
定数を設定している。このため、ゲート信号用微分回路
12は、光ディテクタの読取り信号に混在するノイズの
レベルを低く押さえることができる。 [0025]ここで、図4に示す基本的な微分回路を用
いて、時定数の大きさと、微分回路の入出力信号との関
係について、以下、図6(b)に示す位置記録方式によ
り記録された場合を例に説明する。尚、図6(a)は、
位置記録の場合において、情報ビットの中心位置に対応
した、最適な2値化信号を示している。 [00261図4の微分回路は、入力電圧e1を入力す
るコンデンサCを介し、一端が接地された可変抵抗器R
1の他端に発生する出力電圧e2を得るようになってい
る。この微分回路の特性は、図5に示すように、時定数
を次第にCR3,CR2,CR1と大きくしていくと、
カットオフ周波数(fc=1/2πCR)が次第に低く
なる。尚、図6の縦軸は、入力電圧e1と出力電圧e2
との各絶対値の比をとり、横軸は入力信号の周波数を示
している。 [0027]前記光ディテクタが、図6(b)に示す光
ディスク2の情報ビットに対応して、図6(b)に示す
読取り信号を出力し、図4の微分回路は、読取り信号を
微分して出力する。このとき、微分回路の出力は、回路
の時定数CRiを次第に大きくしていくと、図6(f)
、 (e)、 (d)と順に示すように、読取り信
号のピーク点から次第にゼロクロス点がずれていく。し
かし、一方で時定数が大きくなると、微分回路の出力は
、図4に示すように、カットオフ周波数が下がるため、
時定数率のときと比較して、低域成分が低くなる。従っ
て、ノイズ成分のレベルは、時定数の大きさに反比例し
て低くなる。微分回路の時定数を大きくした場合には、
ノイズ成分のレベルが低くなるので、比較器のコンパレ
ータレベルvhを適正に設定すれば、図6(d)に示す
ように、このコンパレータレベルvhよりもノイズレベ
ルを低くでき、比較器側での誤検出を防止できることに
なる。 [00281本実施例では、ゼロクロス検出用微分回路
14の時定数CRbが、図6(f)に示すように、前記
読取り信号のピークに対応する微分信号となるように、
設定されている。また、ゲート信号用微分回路12の時
定数CRaは、ゼロクロス検出用微分回路14の時定数
CRbよりも大きく設定され、ノイズレベルの低減化を
図っている。 [0029]さらに、ゼロクロス検出用比較器15は、
コンパレータレベルVzが前記読取り信号の零(または
微分信号のピーク・ツウ・ピークの中間点)レベルに設
定され、読取り信号のゼロクロスを行っている。すなわ
ち、前記読取り信号のピーク点で、出力信号が立ち上が
るようにしている。また、ゲート信号用比較器13のコ
ンパレータレベルvhは、ゲート信号用微分回路12の
出力するノイズレベルよりも高く、かつ読取り信号のレ
ベルよりも低く設定されている。 (00301図3は、2値化信号発生用論理回路16の
具体的な回路例を示している。この2値化信号発生用論
理回路16は、ゲート信号用比較器13の出力信号をク
ロック端子(CL K端子)へ入力する第1のDフリッ
プフロップ(以下、第1D−FFと略記する)21と、
ゼロクロス検出用比較器15の出力信号をクロック端子
(CLK端子)へ入力する第2のDフリップフロップ(
以下、第2D−FFと略記する)22と、第1D−FF
21.及び第2D−FF22の各出力をクリアするため
のワンショット・マルチバイブレータ(MV)回路23
とから構成されている。データ端子りが電源Vccに接
続された第1D−FF21は、前記ゲート信号用比較器
13の出力信号の立ち上がりのタイミングで、出力端子
Qからラッチ信号を出力するようになっている。このラ
ッチ信号をデータ端子りへ入力する第2D−FF22は
、前記ゼロクロス検出用比較器14の出力信号の立ち上
がりのタイミングで、出力端子Qから2値化信号をハイ
レベルにするようになっている。そして、第2D−FF
22の出力する2値化信号の立ち上がりから、ワンショ
ット・MV回路23は、内部で設定された一定時間後に
、リセット信号を立ち下げるようになっている。第2D
−FF22は、前記リセット信号の立ち下げのタイミン
グで、2値化信号をローレベルとするようになっている
。 [0031]以下、本実施例の作用について、図7を参
照して説明する。 [0032]前記光ディテクタは、図7(a)に示す情
報ビットに対応する図7(b)に示す読取り信号を出力
する。ゲート信号用微分回路12は、時定数CRaで微
分した図7(e)に示す微分信号をゲート信号用比較器
13へ出力する。ゲート信号用比較器13は、ゲート信
号用の微分信号がコンパレータレベルvh以上のとき、
ハイレベルとなる。このとき、ゲート信号用微分回路1
2の時定数CRaは、大きく設定されているので、図7
(e)に示すように、ノイズ成分でハイレベルとなるこ
とはない。 [0033]一方、ゼロクロス検出用微分回路14は、
前記光ディテクタの読取り信号を時定数CRbで微分し
て、図7 (d)に示すように、読取り信号のピークが
ゼロクロスに変換された微分信号をゼロクロス検出用比
較器15へ出力する。ゼロクロス検出用比較器15は、
ゲート信号用の微分信号がコンパレータレベルVz以下
でハイレベルとなり、図7(g)に示すように、ゼロク
ロスされた信号を出力する。 [0034]2値化信号発生用論理回路16の第1DF
F21は、図7 (e)に示すゲート信号用比較器13
の出力信号の立ち上がりのタイミングで、出力端子Qか
ら図7(f)に示すラッチ信号ハイレベルを出力する。 第2D−FF22は、データ端子りがラッチ信号ハイレ
ベルの状態で、図7(g)に示すゼロクロス検出用比較
器15の出力信号が立ち上がり、そのタイミングで、出
力端子Qから図7(i)に示す2値化信号ハイレベルを
出力する。このとき、ワンショット・MV回路23は、
2値化信号の立ち上がりのタイミングから一定時間後に
、図7(h)に示すリセット信号がローレベルとなる。 そして、ワンショット・MV回路23のリセット信号の
立ち下がりのタイミングで、第1D−FF21及び第2
D−FF22は、出力をローレベルにする。従って、第
2D−FF22は、前記読取り信号のピークのタイミン
グで2値化信号を立ち上げ、ワンショット・MV回路2
3が決定する時間(2値化信号として必要なパルス幅の
時間)後に、2値化信号を立ち下げる。 [00351本実施例では、光ディテクタが検出した読
取り信号を2つの微分回路で受けている。一方のゲート
信号用微分回路12は、大きな微分定数により読取り信
号を微分するので、読取り信号に混在するノイズ成分の
レベルを低でき、さらにゲート信号用比較器13は、コ
ンパレータレベルvh以下のノイズ成分を除去できる。 また、他方のゼロクロス検出用微分回路14は、光ディ
テクタの読取り信号のピーク点を確実にゼロクロス点に
変換する最適な微分定数で、読取り信号を微分している
。そして、ゼロクロス検出用比較器15は、信号の零レ
ベルに設定されたコンパレータレベルVzで比較し、読
取り信号のピーク点(情報ビットの中心位置)を出力信
号の立ち上がりとして、確実に検出している。従って、
本実施例の読取り信号処理回路は、ノイズに強く、ジッ
タ、また信号の遅れのない2値化信号を得ることができ
る。 [0036]尚、本実施例では、記録媒体として光ディ
スクを例示したが、光カードを用いた装置にも適用でき
る。 [0037]
タからの読取り信号を2値化する読取り信号処理回路を
有し、2値化信号をシステムコントローラ7へ出力する
ようになっている。 [00221図1は前記読取り信号処理回路の構成を示
している。この読取り信号処理回路11は、第1の微分
手段としてのゲート信号用微分回路12と、第1の比較
手段としてのゲート信号用比較器13と、第2の微分手
段としてのゼロクロス検出用微分回路14と、第2の比
較手段としてのゼロクロス検出用比較器15と、2値化
信号用論理手段としての2値化信号発生用論理回路16
とを備えている。 [0023]前記ゲ一ト信号用微分回路12、及びゼロ
クロス検出用微分回路14は、前記光ディテクタからの
読取り信号を受け、それぞれ異なる微分定数(時定数)
で微分し、各微分信号をゲート信号用比較器13、及び
ゼロクロス検出用比較器15へそれぞれ出力するもので
ある。また、ゲート信号用比較器13、及びゼロクロス
検出用比較器15は、それぞれ異なる閾値が設定され、
ゲート信号用比較器13は、閾値以上でハイレベルとな
り、ゼロクロス検出用比較器15は、閾値以下でハイレ
ベルとなるようになっている。そして、2値化信号発生
用論理回路16は、ゲート信号用比較器13、及びゼロ
クロス検出用比較器15の各出力を基に、光ディスク2
の情報ビットに対応する2値化信号を出力するものであ
る。 [0024]前記ゲ一ト信号用微分回路12は、ゼロク
ロス検出用微分回路14の時定数より、比較的大きな時
定数を設定している。このため、ゲート信号用微分回路
12は、光ディテクタの読取り信号に混在するノイズの
レベルを低く押さえることができる。 [0025]ここで、図4に示す基本的な微分回路を用
いて、時定数の大きさと、微分回路の入出力信号との関
係について、以下、図6(b)に示す位置記録方式によ
り記録された場合を例に説明する。尚、図6(a)は、
位置記録の場合において、情報ビットの中心位置に対応
した、最適な2値化信号を示している。 [00261図4の微分回路は、入力電圧e1を入力す
るコンデンサCを介し、一端が接地された可変抵抗器R
1の他端に発生する出力電圧e2を得るようになってい
る。この微分回路の特性は、図5に示すように、時定数
を次第にCR3,CR2,CR1と大きくしていくと、
カットオフ周波数(fc=1/2πCR)が次第に低く
なる。尚、図6の縦軸は、入力電圧e1と出力電圧e2
との各絶対値の比をとり、横軸は入力信号の周波数を示
している。 [0027]前記光ディテクタが、図6(b)に示す光
ディスク2の情報ビットに対応して、図6(b)に示す
読取り信号を出力し、図4の微分回路は、読取り信号を
微分して出力する。このとき、微分回路の出力は、回路
の時定数CRiを次第に大きくしていくと、図6(f)
、 (e)、 (d)と順に示すように、読取り信
号のピーク点から次第にゼロクロス点がずれていく。し
かし、一方で時定数が大きくなると、微分回路の出力は
、図4に示すように、カットオフ周波数が下がるため、
時定数率のときと比較して、低域成分が低くなる。従っ
て、ノイズ成分のレベルは、時定数の大きさに反比例し
て低くなる。微分回路の時定数を大きくした場合には、
ノイズ成分のレベルが低くなるので、比較器のコンパレ
ータレベルvhを適正に設定すれば、図6(d)に示す
ように、このコンパレータレベルvhよりもノイズレベ
ルを低くでき、比較器側での誤検出を防止できることに
なる。 [00281本実施例では、ゼロクロス検出用微分回路
14の時定数CRbが、図6(f)に示すように、前記
読取り信号のピークに対応する微分信号となるように、
設定されている。また、ゲート信号用微分回路12の時
定数CRaは、ゼロクロス検出用微分回路14の時定数
CRbよりも大きく設定され、ノイズレベルの低減化を
図っている。 [0029]さらに、ゼロクロス検出用比較器15は、
コンパレータレベルVzが前記読取り信号の零(または
微分信号のピーク・ツウ・ピークの中間点)レベルに設
定され、読取り信号のゼロクロスを行っている。すなわ
ち、前記読取り信号のピーク点で、出力信号が立ち上が
るようにしている。また、ゲート信号用比較器13のコ
ンパレータレベルvhは、ゲート信号用微分回路12の
出力するノイズレベルよりも高く、かつ読取り信号のレ
ベルよりも低く設定されている。 (00301図3は、2値化信号発生用論理回路16の
具体的な回路例を示している。この2値化信号発生用論
理回路16は、ゲート信号用比較器13の出力信号をク
ロック端子(CL K端子)へ入力する第1のDフリッ
プフロップ(以下、第1D−FFと略記する)21と、
ゼロクロス検出用比較器15の出力信号をクロック端子
(CLK端子)へ入力する第2のDフリップフロップ(
以下、第2D−FFと略記する)22と、第1D−FF
21.及び第2D−FF22の各出力をクリアするため
のワンショット・マルチバイブレータ(MV)回路23
とから構成されている。データ端子りが電源Vccに接
続された第1D−FF21は、前記ゲート信号用比較器
13の出力信号の立ち上がりのタイミングで、出力端子
Qからラッチ信号を出力するようになっている。このラ
ッチ信号をデータ端子りへ入力する第2D−FF22は
、前記ゼロクロス検出用比較器14の出力信号の立ち上
がりのタイミングで、出力端子Qから2値化信号をハイ
レベルにするようになっている。そして、第2D−FF
22の出力する2値化信号の立ち上がりから、ワンショ
ット・MV回路23は、内部で設定された一定時間後に
、リセット信号を立ち下げるようになっている。第2D
−FF22は、前記リセット信号の立ち下げのタイミン
グで、2値化信号をローレベルとするようになっている
。 [0031]以下、本実施例の作用について、図7を参
照して説明する。 [0032]前記光ディテクタは、図7(a)に示す情
報ビットに対応する図7(b)に示す読取り信号を出力
する。ゲート信号用微分回路12は、時定数CRaで微
分した図7(e)に示す微分信号をゲート信号用比較器
13へ出力する。ゲート信号用比較器13は、ゲート信
号用の微分信号がコンパレータレベルvh以上のとき、
ハイレベルとなる。このとき、ゲート信号用微分回路1
2の時定数CRaは、大きく設定されているので、図7
(e)に示すように、ノイズ成分でハイレベルとなるこ
とはない。 [0033]一方、ゼロクロス検出用微分回路14は、
前記光ディテクタの読取り信号を時定数CRbで微分し
て、図7 (d)に示すように、読取り信号のピークが
ゼロクロスに変換された微分信号をゼロクロス検出用比
較器15へ出力する。ゼロクロス検出用比較器15は、
ゲート信号用の微分信号がコンパレータレベルVz以下
でハイレベルとなり、図7(g)に示すように、ゼロク
ロスされた信号を出力する。 [0034]2値化信号発生用論理回路16の第1DF
F21は、図7 (e)に示すゲート信号用比較器13
の出力信号の立ち上がりのタイミングで、出力端子Qか
ら図7(f)に示すラッチ信号ハイレベルを出力する。 第2D−FF22は、データ端子りがラッチ信号ハイレ
ベルの状態で、図7(g)に示すゼロクロス検出用比較
器15の出力信号が立ち上がり、そのタイミングで、出
力端子Qから図7(i)に示す2値化信号ハイレベルを
出力する。このとき、ワンショット・MV回路23は、
2値化信号の立ち上がりのタイミングから一定時間後に
、図7(h)に示すリセット信号がローレベルとなる。 そして、ワンショット・MV回路23のリセット信号の
立ち下がりのタイミングで、第1D−FF21及び第2
D−FF22は、出力をローレベルにする。従って、第
2D−FF22は、前記読取り信号のピークのタイミン
グで2値化信号を立ち上げ、ワンショット・MV回路2
3が決定する時間(2値化信号として必要なパルス幅の
時間)後に、2値化信号を立ち下げる。 [00351本実施例では、光ディテクタが検出した読
取り信号を2つの微分回路で受けている。一方のゲート
信号用微分回路12は、大きな微分定数により読取り信
号を微分するので、読取り信号に混在するノイズ成分の
レベルを低でき、さらにゲート信号用比較器13は、コ
ンパレータレベルvh以下のノイズ成分を除去できる。 また、他方のゼロクロス検出用微分回路14は、光ディ
テクタの読取り信号のピーク点を確実にゼロクロス点に
変換する最適な微分定数で、読取り信号を微分している
。そして、ゼロクロス検出用比較器15は、信号の零レ
ベルに設定されたコンパレータレベルVzで比較し、読
取り信号のピーク点(情報ビットの中心位置)を出力信
号の立ち上がりとして、確実に検出している。従って、
本実施例の読取り信号処理回路は、ノイズに強く、ジッ
タ、また信号の遅れのない2値化信号を得ることができ
る。 [0036]尚、本実施例では、記録媒体として光ディ
スクを例示したが、光カードを用いた装置にも適用でき
る。 [0037]
【発明の効果】前述したように本発明の読取り信号処理
回路は、ノイズによる読取りエラーが発生しも、誤って
情報ビットとして誤検出することがなく、またジッタや
信号の時間的な遅れのない2値化信号を生成することが
できるという効果がある。
回路は、ノイズによる読取りエラーが発生しも、誤って
情報ビットとして誤検出することがなく、またジッタや
信号の時間的な遅れのない2値化信号を生成することが
できるという効果がある。
【図1】読取り信号処理回路の概略的な構成図。
【図2】光デイスク装置の概略的な構成図。
【図3】2値化信号発生用論理回路の構成図。
【図4】基本的な微分回路の構成図。
【図5】図4の微分回路の微分特性を示す特性図。
【図6】図4の回路における微分定数の変化に伴う入出
力信号の関係を示す波形図。
力信号の関係を示す波形図。
【図7】図1の回路の動作を説明するための波形図。
【図8】従来の読取り信号処理回路のブロック図。
【図9】従来の読取り信号処理回路の動作を示す波形図
。
。
12・・・ゲート信号用微分回路
13・・・ゲート信号用比較器
14・・・ゼロクロス検出用微分回路
15・・・ゼロクロス検出用比較器
16・・・2値化信号発生用論理回路
【図1
【図7】
Claims (2)
- 【請求項1】少なくとも記録媒体の記録情報を読み取る
ための再生用光束を発生する光源、及び記録媒体からの
反射光を検出する光ディテクタを有する光学ヘッドと、
前記光ディテクタからの読取り信号を処理して2値化信
号を出力する読取り信号処理回路を含む読取り系を備え
た情報記録/及び再生装置において、前記光ディテクタ
からの読取り信号を設定した微分定数で、微分する第1
の微分手段と、前記第1の微分手段とは異なる微分定数
で、前記光ディテクタからの読取り信号を微分する第2
の微分手段と、前記第1の微分手段の出力する微分信号
を設定した閾値で、比較して信号を出力する第1の比較
手段と、第1の比較手段とは異なる閾値で、前記第2の
微分手段の出力する微分信号を比較して信号を出力する
第2の比較手段と、第1の比較手段の出力信号、及び第
2の比較手段の出力信号を受けて、前記記録媒体の記録
情報に対応する2値化信号を生成して出力する2値化信
号用論理手段と、を備えていることを特徴とする光学的
情報記録/再生装置の読取り信号処理回路。 - 【請求項2】前記第2の微分手段は、光ディテクタの読
取り信号のピーク点でゼロ点を交差するような微分定数
に設定している一方、前記第1の微分手段は、前記第2
の微分手段の微分定数よりも、少なくとも大きな微分定
数に設定していることを特徴とする請求項第1項記載の
読取り信号処理回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2400887A JPH04209323A (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | 光学的情報記録/再生装置の読取り信号処理回路 |
US07/802,669 US5164933A (en) | 1990-12-07 | 1991-12-05 | Reading signal processing circuit in optical information reproducing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2400887A JPH04209323A (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | 光学的情報記録/再生装置の読取り信号処理回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04209323A true JPH04209323A (ja) | 1992-07-30 |
Family
ID=18510753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2400887A Withdrawn JPH04209323A (ja) | 1990-12-07 | 1990-12-07 | 光学的情報記録/再生装置の読取り信号処理回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5164933A (ja) |
JP (1) | JPH04209323A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5375107A (en) * | 1989-09-30 | 1994-12-20 | Deutsche Thomson-Brandt Gmbh | Track error control signal generation apparatus as for a disc player |
JPH0528491A (ja) * | 1991-07-18 | 1993-02-05 | Olympus Optical Co Ltd | 光記録再生装置 |
JP2699914B2 (ja) * | 1995-03-09 | 1998-01-19 | 日本電気株式会社 | 記録再生方法および装置 |
US7561753B2 (en) * | 2004-01-09 | 2009-07-14 | The Boeing Company | System and method for comparing images with different contrast levels |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4475183A (en) * | 1981-10-26 | 1984-10-02 | Eastman Kodak Company | Optical disk retrieval methods, media and systems employing digital data of high fractional bandwidth |
JPS60187934A (ja) * | 1984-03-07 | 1985-09-25 | Toshiba Corp | 光学的記録媒体の再生方式 |
AU600889B2 (en) * | 1985-03-05 | 1990-08-30 | Nec Corporation | Reading circuit in an optical disc apparatus |
JP2641421B2 (ja) * | 1985-03-22 | 1997-08-13 | 株式会社日立製作所 | 光学的検出方法、光学的情報再生装置、及び信号検出回路 |
EP0220023B1 (en) * | 1985-10-08 | 1993-07-07 | Sharp Kabushiki Kaisha | Optical magnetic memory device |
CA1322594C (en) * | 1987-09-21 | 1993-09-28 | Hiroshi Fuji | Digital signal reproduction apparatus |
JPH0677371B2 (ja) * | 1987-10-19 | 1994-09-28 | 日本電気株式会社 | 記憶情報読出回路 |
-
1990
- 1990-12-07 JP JP2400887A patent/JPH04209323A/ja not_active Withdrawn
-
1991
- 1991-12-05 US US07/802,669 patent/US5164933A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5164933A (en) | 1992-11-17 |
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JPH0519206B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980312 |