JPH0420923Y2 - - Google Patents

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JPH0420923Y2
JPH0420923Y2 JP15396787U JP15396787U JPH0420923Y2 JP H0420923 Y2 JPH0420923 Y2 JP H0420923Y2 JP 15396787 U JP15396787 U JP 15396787U JP 15396787 U JP15396787 U JP 15396787U JP H0420923 Y2 JPH0420923 Y2 JP H0420923Y2
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JP
Japan
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ceiling
panels
wall
panel
roof
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JP15396787U
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JPS6457354U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、組立式物置に関する。
従来技術およびその問題点 従来の組立式物置は、スチール製であるため、
外部の温度の影響を受けやすく、夏には内部温度
が非常に高くなり、冬には内部温度が非常に低く
なる。このため、高温や低温の雰囲気にさらされ
ることによつて品質が悪化するような物、たとえ
ば、和服、毛皮等の収納には適さないという問題
がある。
そこで、本考案者は、複数の断熱材製壁パネル
で構成された壁および左右方向に並んで配されか
つ壁パネルに支持された複数の断熱材製天井パネ
ルで構成された天井を有する物置本体と、屋根と
を備えた組立式物置を開発した。このように、天
井を複数の天井パネルで構成した場合には、天井
パネルにかかる風による開き荷重によつて、天井
パネルが開かないようにすることが重要である。
この考案は、上記実状に鑑みてなされたもので
あつて、外部温度の影響を受けにくくかつ天井パ
ネルにかかる風による開き荷重によつて、天井パ
ネルが開くといつたことのない組立式物置を提供
することを目的とする。
問題点を解決する手段 この考案による組立式物置は、複数の断熱材製
壁パネルで構成された壁および左右方向に並んで
配されかつ壁パネルに支持された複数の断熱材製
天井パネルで構成された天井を有する物置本体
と、屋根とを備えており、天井上面の前部と後部
に、帯板状天井パネル押さえ部材が天井の左右方
向にのびるようにそれぞれのせられ、帯状天井パ
ネル押さえ部材の両端部および左右両側の天井パ
ネルの側縁部にそれぞれあけられた挿通孔にボル
トが上方から挿通せられかつ両天井パネルの側縁
部の下に位置する壁パネルの上端部に埋込まれた
ナツトにねじ止められているものである。
実施例 以下、図面を参照して、この考案の実施例につ
いて説明する。
第1図〜第5図において、組立式物置は、物置
本体1と、物置本体1の天井を覆う屋根2とを備
えている。物置本体1は、平面からみて、左右方
向に長い矩形であり、ブロツク基礎3と、ブロツ
ク基礎3上に設けられかつ複数の断熱材製壁パネ
ル4,5,6で構成された壁と、壁上端に支持さ
れかつ複数の断熱材製天井パネル7で構成された
天井とを備えている。壁パネル4,5,6および
天井パネル7は、第3図に示すように、いずれも
一対のアルミニウム薄板製の表面板8と、これら
の間に充填された発泡ウレタン製の芯材9とから
なる。
壁は、4つのコーナ壁パネル4と、同じ側の前
後のコーナ壁パネル4間に設けられた右両側壁パ
ネル5と、前側のコーナ壁パネル4間および後側
のコーナ壁パネル4間に設けられた複数の前後壁
パネル6とを備えている。各壁パネル4,5,6
は、床枠部材10を介してブロツク基礎3に固定
されている。壁前面には、入り口が設けられ、こ
の入り口に、断熱パネル製引戸11が設けられて
いる。左右両側壁パネル5には、ルーバ付き窓1
2が設けられている。
床枠部材10の前後部間には、複数の根太支持
桟13が渡し止められている。床枠部材10の左
右両側部とその隣の桟13および隣合う桟13の
間には、複数の根太14が渡し止められている。
そして、これらの根太14に床パネル15が受け
られている。
天井は、左右方向に並んで配された前後に長い
矩形の4枚の天井パネル7で構成されている。各
天井パネル7は、第2図および第3図に示すよう
に、ボルト16によつて壁パネル4,5,6に固
定されている。たとえば左側壁パネル5と、最も
左側の天井パネル7との連結構造について説明す
ると、天井パネル7の左側下面には、左側縁に沿
つて合成樹脂製の横断面半円弧状の凹形嵌合部材
17が設けられ、天井パネル7の左側内部には合
成樹脂製の補強枠18が装填されている。左側壁
パネル5の上端面には、両側下端に外側折返し部
19aを有する合成樹脂製の横断面長円弧状の凸
形嵌合部材19が設けられている。これらの外側
折返し部19aは、左側壁パネル5の一対の表面
板8の各上端にそれぞれ設けられた内側折返し部
8aに掛止められ、凸形嵌合部材19が一対の表
面板8の間から上方に突出している。凸形嵌合部
材19の下には、合成樹脂製の補強枠20が設け
られ、これの内部にナツト21が埋め込まれてい
る。そして、凹形嵌合部材17に凸形嵌合部材1
9が嵌め込まれ、ボルト16がナツト21にねじ
込まれることにより、左側壁パネル5に天井パネ
ル7が固定されている。
天井上面の両側の前部および後部には、屋根支
持金具22がそれぞれ設けられている。屋根支持
金具22は、平板状基部22aと、基部22aの
前後両端よりから上方にのびた前後一対の立上り
壁22bと、両立上り壁22bの上端に支持され
かつ天井の左右中央に向かつて斜め上方に傾斜し
た平板状屋根受け部22cとからなり、平板状基
部22aが前後一対のボルト23により壁パネル
4に固定されている。これらのボルト23は、天
井パネル7を貫通し壁パネル4内に埋め込まれて
いるナツト(図示略)にねじ込まれている。支持
金具22の基部22aの前後中央部には、天井の
左右中央に向かつて開口した切欠き24が形成さ
れている。
天井上面の前部と後部に、金属製帯板状天井パ
ネル押さえ部材25が天井の左右方向にのびかつ
その両端部が左右対向状に配された支持金具22
の切欠き24内に位置するようにしてそれぞれの
せられ、帯状天井パネル押さえ部材25の両端部
および左右両側の天井パネル7の側縁部にそれぞ
れあけられた挿通孔にボルト26が上方から挿通
せられかつ両天井パネル7の側縁部の下に位置す
る壁パネル4の上端部に埋込まれたナツト21に
ねじ止められている。
屋根2は、左右一対のアルミニウム押出型材製
とい付桁31と、両桁31間に前後方向に等間隔
おきに渡し止められた正面からみてアーチ形の複
数のアルミニウム押出型材製たる木32と、隣り
合うたる木32間に渡し止められたアルミニウム
押出型材製棟木33と、隣り合うたる木32間に
おいて桁31と棟木33との間に嵌め止められた
合成樹脂製屋根板34,35とを備えている。
屋根2の前部は、物置本体1より前方に突出し
ており、軒を形成している。各桁31の前端部
は、地上に立設された支柱36の上端に支持され
ている。各桁31の後端よりおよび長さ中央後よ
りは、物置本体1の天井外面上に設けられた屋根
支持金具22に支持されている。桁31と支持金
具22との連結は、支持金具22の屋根受け部2
2cにあけられた前後一対の挿通孔に下方から挿
通されたボルト37が、桁31に保持された雌ね
じ部材38にねじ込まれることにより行われてい
る。屋根板34,35のうち物置本体1の天井の
真上にある屋根板34は不透明であり、屋根2の
物置本体1より前方に突出している部分にある屋
根板35は透明である。
考案の効果 この考案による組立式物置は、複数の断熱材製
壁パネルで構成された壁および左右方向に並んで
配されかつ壁パネルに支持された複数の断熱製天
井パネルで構成された天井を有する物置本体と、
屋根とを備えているので、外部温度の影響を受け
にくい。
また、天井上面の前部と後部に、帯板状天井パ
ネル押さえ部材が天井の左右方向にのびるように
それぞれのせられ、帯状天井パネル押さえ部材の
両端部および左右両側の天井パネルの側縁部にそ
れぞれあけられた挿通孔にボルトが上方から挿通
せられかつ両天井パネルの側縁部の下に位置する
壁パネルの上端部に埋込まれたナツトにねじ止め
られるとともに天井パネルにかかる風による開き
荷重によつて天井パネルが開くといつたことも防
止されるし、帯状天井パネル押さえ部材の物置本
体に対する装着作業も簡単に行なえる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は一部
切欠全体斜視図、第2図は物置本体を示す斜視
図、第3図は第2図の−線に沿う拡大断面
図、第4図は第1図の−線に沿う拡大断面
図、第5図は第4図の−線に沿う断面図であ
る。 1……物置本体、2……屋根、4,5,6……
断熱材製壁パネル、7……断熱材製天井パネル、
21……ナツト、25……天井パネル押さえ部
材、26……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の断熱材製壁パネル4,5,6で構成され
    た壁および左右方向に並んで配されかつ壁パネル
    4,5,6に支持された複数の断熱材製天井パネ
    ル7で構成された天井を有する物置本体1と、屋
    根2とを備えており、天井上面の前部と後部に、
    帯板状天井パネル押さえ部材25が天井の左右方
    向にのびるようにそれぞれのせられ、帯状天井パ
    ネル押さえ部材25の両端部および左右両側の天
    井パネル7の側縁部にそれぞれあけられた挿通孔
    にボルト26が上方から挿通せられかつ両天井パ
    ネル7の側縁部の下に位置する壁パネル4の上端
    部に埋込まれたナツト21にねじ止められている
    組立式物置。
JP15396787U 1987-10-07 1987-10-07 Expired JPH0420923Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15396787U JPH0420923Y2 (ja) 1987-10-07 1987-10-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15396787U JPH0420923Y2 (ja) 1987-10-07 1987-10-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6457354U JPS6457354U (ja) 1989-04-10
JPH0420923Y2 true JPH0420923Y2 (ja) 1992-05-13

Family

ID=31430275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15396787U Expired JPH0420923Y2 (ja) 1987-10-07 1987-10-07

Country Status (1)

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JP (1) JPH0420923Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011055704A1 (ja) 2009-11-04 2011-05-12 ダイキン工業株式会社 空気調和機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011055704A1 (ja) 2009-11-04 2011-05-12 ダイキン工業株式会社 空気調和機

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Publication number Publication date
JPS6457354U (ja) 1989-04-10

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