JPH04208426A - 射出成形品自動取出しロボットおよび射出成形品の取出し方法 - Google Patents
射出成形品自動取出しロボットおよび射出成形品の取出し方法Info
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- JPH04208426A JPH04208426A JP33982090A JP33982090A JPH04208426A JP H04208426 A JPH04208426 A JP H04208426A JP 33982090 A JP33982090 A JP 33982090A JP 33982090 A JP33982090 A JP 33982090A JP H04208426 A JPH04208426 A JP H04208426A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/72—Heating or cooling
- B29C45/7207—Heating or cooling of the moulded articles
Landscapes
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、光学面を有する射出成形品の射出成形品自動
取出ロボットおよび取出し方法に関する。
取出ロボットおよび取出し方法に関する。
従来、射出成形後の金型温度と同温度な射出成形品は外
気にさらされた状態で自動取出ロボットにより所定の位
置に搬送され、常温まで冷却されていた。
気にさらされた状態で自動取出ロボットにより所定の位
置に搬送され、常温まで冷却されていた。
しかしながら、光学面を有する成形品を成形する場合、
転写性を向上させるために金型は高温度に温調されてお
り、金型から取出した直後の成形品は高温度な状態であ
る。この成形品を外気にさらすと、外気にさらされた射
出成形品の樹脂表層は急冷され、射出成形品内部の樹脂
温度と大きな差が生じる。この差が大きい状態のまま冷
却が進行すると、すでに収縮固化の完了している射出成
形品表層部が収縮固化の完了していない内部樹脂の収縮
に引っばられることとなり、成形品表層部に変形が生じ
る。また、外気温度や外気対流条件の違いにより熱応力
の発生に差が生じ、ショット毎に射出成形品の寸法かバ
ラツキを生じてしまう欠点かあった。
転写性を向上させるために金型は高温度に温調されてお
り、金型から取出した直後の成形品は高温度な状態であ
る。この成形品を外気にさらすと、外気にさらされた射
出成形品の樹脂表層は急冷され、射出成形品内部の樹脂
温度と大きな差が生じる。この差が大きい状態のまま冷
却が進行すると、すでに収縮固化の完了している射出成
形品表層部が収縮固化の完了していない内部樹脂の収縮
に引っばられることとなり、成形品表層部に変形が生じ
る。また、外気温度や外気対流条件の違いにより熱応力
の発生に差が生じ、ショット毎に射出成形品の寸法かバ
ラツキを生じてしまう欠点かあった。
上記欠点を解決し、高精度な光学転写面を存する射出成
形品を得る手段として、金量温度を高く保ち、金型内で
長い時間をかけて徐々に冷却する方法か知られている。
形品を得る手段として、金量温度を高く保ち、金型内で
長い時間をかけて徐々に冷却する方法か知られている。
しかしなから、この方法の場合、サイクルタイムか非常
に長くなってしまう欠点かある。
に長くなってしまう欠点かある。
因って、前記欠点を解決すべく、以下の様な発明か開示
されている。
されている。
例えば、特公昭61−52780号公報記載の発明にお
いては、金型キャビテイ面の一部を加熱しつつ押圧し、
保圧あるいは冷却の進行とともに加熱部の減温を行うこ
とにより、ひけの発生を押える発明か提案されている。
いては、金型キャビテイ面の一部を加熱しつつ押圧し、
保圧あるいは冷却の進行とともに加熱部の減温を行うこ
とにより、ひけの発生を押える発明か提案されている。
しかるに、前記特公昭61−52780号公報記載の発
明においては、金型内でキャビティを加熱・押圧する方
法では、押圧による残留応力か発生し、ひずみを生して
しまう欠点がある。
明においては、金型内でキャビティを加熱・押圧する方
法では、押圧による残留応力か発生し、ひずみを生して
しまう欠点がある。
因って、本発明は前記従来技術における欠点に鑑みて開
発されたもので、高精度な光学素子か短いサイクルタイ
ムで得られるとともに、ショット毎に生ずる射出成形品
の寸法精度のバラツキを極めて小さくてきる射出成形品
自動取出しロボットおよび射出成形品の取出方法の提供
を目的とする。
発されたもので、高精度な光学素子か短いサイクルタイ
ムで得られるとともに、ショット毎に生ずる射出成形品
の寸法精度のバラツキを極めて小さくてきる射出成形品
自動取出しロボットおよび射出成形品の取出方法の提供
を目的とする。
本発明は、金型から突き出された射出成形品のスプール
部を把持部にて把持し、射出成形品を金型外部の所定位
置に移送する射出成形品自動取出しロボットにおいて、
前記把持部近傍に発熱体を備えた弾性を有する一対の筐
体から成る前記射出成形品のキャビティ部の冷却装置を
設けて構成したものである。また、光学面を存する射出
成形品を金型より取出すにあたり、前記射出成形品のキ
ャビティ部を金型近傍温度にて保温かつ密閉し、密閉状
態を保持しつつ所定温度まで徐冷した後、該密閉状態を
解除する方法である。
部を把持部にて把持し、射出成形品を金型外部の所定位
置に移送する射出成形品自動取出しロボットにおいて、
前記把持部近傍に発熱体を備えた弾性を有する一対の筐
体から成る前記射出成形品のキャビティ部の冷却装置を
設けて構成したものである。また、光学面を存する射出
成形品を金型より取出すにあたり、前記射出成形品のキ
ャビティ部を金型近傍温度にて保温かつ密閉し、密閉状
態を保持しつつ所定温度まで徐冷した後、該密閉状態を
解除する方法である。
第1図は本発明の概念図である。
1は冷却装置で、この冷却装置lは弾性を存する一対の
筐体2内に発熱体3を埋設して構成されている。
筐体2内に発熱体3を埋設して構成されている。
第2図は凸レンズ4の温度分布図である。型開直後の射
出成形品における温度分布は第2図に示すように中心部
から表層部に向かい徐々に樹脂温度か低くなる分布とな
っている。
出成形品における温度分布は第2図に示すように中心部
から表層部に向かい徐々に樹脂温度か低くなる分布とな
っている。
第2図における凸レンズ10表面部2a、 2b断面
の温度分布を第3図のグラフで示すと、第3図中に実線
で示す曲線5となる。
の温度分布を第3図のグラフで示すと、第3図中に実線
で示す曲線5となる。
凸レンズ4の表面部4a、4bの温度は、型開直後は金
型温度に近い値を示す。この状態で常温中に放置すると
、第3図中に曲線5〜8にて示すように凸レンズ4表面
部4a、4b温度は急冷されて常温に近い温度に下がり
、レンズ中心部0との温度差か大きい状態のまま冷却さ
れることになる。この結果、すでに冷却固化した収縮の
完了している表層部の樹脂を収縮の完了していない中心
部の高温状態な樹脂か引っばることとなる。従って、樹
脂温度の高い部分に向って収縮が生じてしまい、凸レン
ズ4の場合は第4図に示すように厚肉部分か薄肉部分に
比べてより収縮した形状になってしまい不均一変形を起
こしてしまう。
型温度に近い値を示す。この状態で常温中に放置すると
、第3図中に曲線5〜8にて示すように凸レンズ4表面
部4a、4b温度は急冷されて常温に近い温度に下がり
、レンズ中心部0との温度差か大きい状態のまま冷却さ
れることになる。この結果、すでに冷却固化した収縮の
完了している表層部の樹脂を収縮の完了していない中心
部の高温状態な樹脂か引っばることとなる。従って、樹
脂温度の高い部分に向って収縮が生じてしまい、凸レン
ズ4の場合は第4図に示すように厚肉部分か薄肉部分に
比べてより収縮した形状になってしまい不均一変形を起
こしてしまう。
そこで、前記第1図に示した冷却装置lを用いて、型開
直後に取り出した凸レンズ4を、予め埋設された発熱体
3によりその雰囲気9が金量温度近傍な弾性を存する一
対の筐体2内に収納密閉する。そして、発熱体3を徐冷
させることにより筐体2内の雰囲気9を高温状態から常
温状態までゆっくり冷却させる。
直後に取り出した凸レンズ4を、予め埋設された発熱体
3によりその雰囲気9が金量温度近傍な弾性を存する一
対の筐体2内に収納密閉する。そして、発熱体3を徐冷
させることにより筐体2内の雰囲気9を高温状態から常
温状態までゆっくり冷却させる。
これにより、凸レンズ4の表面部4a、4bにおける断
面の温度分布は、第5図の曲線5a〜8aにて示すよう
に凸レンズ4の中心部0と表層部との温度差が小さいま
まの状態で冷却固化できる。
面の温度分布は、第5図の曲線5a〜8aにて示すよう
に凸レンズ4の中心部0と表層部との温度差が小さいま
まの状態で冷却固化できる。
因って、第6図に示すように熱応力によるレンズ面の変
形を起こすことなく、凸レンズ4全体は均一に収縮し、
不均一変形を起さない。
形を起こすことなく、凸レンズ4全体は均一に収縮し、
不均一変形を起さない。
以下、本発明に係る射出成形品自動取出しロボットおよ
び射出成形品の取出し方法の実施例について図面を参照
しなから詳細に説明する。
び射出成形品の取出し方法の実施例について図面を参照
しなから詳細に説明する。
(第1実施例)
第7図〜第9図は本発明の第1実施例の射出成形品の取
出し方法に用いる射出成形品自動取出しロボットを示し
、第7図は概略構成図、第8図は部分拡大斜視図、第9
図は要部の横断面図である。
出し方法に用いる射出成形品自動取出しロボットを示し
、第7図は概略構成図、第8図は部分拡大斜視図、第9
図は要部の横断面図である。
1)は射出成形品自動取出しロボットの水平方向に移動
自在に保持された横行フレームで、この横行フレーム1
)には上下シリンダ12が垂直方向に設置されている。
自在に保持された横行フレームで、この横行フレーム1
)には上下シリンダ12が垂直方向に設置されている。
上下シリンダ12により上下動自在な上下シリンダコア
13の下端にはスプールチャック14が取着されており
、スプールチャック14はアクチュエータ(図示省略)
により開閉可能に構成されている。さらに、上下シリン
ダコア13の下端にはアーム15か固設されており、ア
ーム15にはキャビティ部冷却装置16か下向きに取着
されている。
13の下端にはスプールチャック14が取着されており
、スプールチャック14はアクチュエータ(図示省略)
により開閉可能に構成されている。さらに、上下シリン
ダコア13の下端にはアーム15か固設されており、ア
ーム15にはキャビティ部冷却装置16か下向きに取着
されている。
キャビティ部冷却装置16の構成は、アーム15の下面
にアクチュエータ17が取着され、アクチュエータ17
の下部にはこのアクチュエータ17により開閉される開
閉チャック18か設けられている。開閉チャック18の
先端部には発熱体19か埋設されるとともに、開閉チャ
ック18の先端内側には弾性を有する一対の筐体20か
固設されており、筐体20の接合面側部中央には切り欠
き21か形成されている。また、筐体20の内面には筐
体20内の雰囲気22の温度を測定する温度センサー2
3か設けられている。
にアクチュエータ17が取着され、アクチュエータ17
の下部にはこのアクチュエータ17により開閉される開
閉チャック18か設けられている。開閉チャック18の
先端部には発熱体19か埋設されるとともに、開閉チャ
ック18の先端内側には弾性を有する一対の筐体20か
固設されており、筐体20の接合面側部中央には切り欠
き21か形成されている。また、筐体20の内面には筐
体20内の雰囲気22の温度を測定する温度センサー2
3か設けられている。
以上の構成から成る射出成形品自動取出しロボットを用
いての射出成形品の取比し方法は、射出成形機(図示省
略)からの型開完了信号を受けて上下シリンダ12が駆
動し、上下シリンダコア13が下方向に移動する。そし
て、上下シリンダコア13の下端に取着されたスプール
チャック14が金型24.25より突き出された射出成
形品26のスプール部27を把持てきる位置まで移動す
る。この時、キャビティ部冷却装置16の弾性を有する
一対の筐体20内に射出成形品26のキャビティ部28
か収納される位置にくる。
いての射出成形品の取比し方法は、射出成形機(図示省
略)からの型開完了信号を受けて上下シリンダ12が駆
動し、上下シリンダコア13が下方向に移動する。そし
て、上下シリンダコア13の下端に取着されたスプール
チャック14が金型24.25より突き出された射出成
形品26のスプール部27を把持てきる位置まで移動す
る。この時、キャビティ部冷却装置16の弾性を有する
一対の筐体20内に射出成形品26のキャビティ部28
か収納される位置にくる。
その後、スプールチャック14のアクチュエータ(図示
省略)を作動させて射出成形品26のスプール部27を
把持する。同時に、キャビティ部冷却装置16のアクチ
ュエータ17を作動させて射出成形品26のキャビティ
部28を弾性を有する筐体20で密閉状態にする。
省略)を作動させて射出成形品26のスプール部27を
把持する。同時に、キャビティ部冷却装置16のアクチ
ュエータ17を作動させて射出成形品26のキャビティ
部28を弾性を有する筐体20で密閉状態にする。
筐体20は発熱体19により所望の温度にブレヒートさ
れており、射出成形品26のキャビティ部28を密閉状
態とすることにより筐体2o内部の雰囲気22は金型温
度近傍の温度になる。
れており、射出成形品26のキャビティ部28を密閉状
態とすることにより筐体2o内部の雰囲気22は金型温
度近傍の温度になる。
その後、スプールチャック14が射出成形品26を把持
した状態のまま上下シリンダコア13を上昇させ、さら
に横行フレーム1)の駆動により射出成形品26を格納
場所(図示省略)まで移動させる。
した状態のまま上下シリンダコア13を上昇させ、さら
に横行フレーム1)の駆動により射出成形品26を格納
場所(図示省略)まで移動させる。
射出成形品26か金型24,25領域から出た時点で金
型24,25は閉まり、次のショットの射出成形か行な
われる。格納場所(図示省略)まで移動した射出成形品
26のキャビティ部28は発熱体19のON、OFFの
制御により徐冷される。
型24,25は閉まり、次のショットの射出成形か行な
われる。格納場所(図示省略)まで移動した射出成形品
26のキャビティ部28は発熱体19のON、OFFの
制御により徐冷される。
そして、筐体2o内部の雰囲気が常温に近づく、あるい
は一定時間か経過した後、筐体2oによる射出成形品2
6のキャビティ部28の密閉状態を解除して射出成形品
26を格納場所に設置する。
は一定時間か経過した後、筐体2oによる射出成形品2
6のキャビティ部28の密閉状態を解除して射出成形品
26を格納場所に設置する。
第1O図aおよびbは射出成形により成形されたPMM
Aプラスチックレンズを示し、第10図aは側面図、第
1O図すは正面図である。この成形されたレンズ29に
おける取出し方法をそれぞれ条件を変えて取り出し、こ
れを第1)図のグラフにて示す。
Aプラスチックレンズを示し、第10図aは側面図、第
1O図すは正面図である。この成形されたレンズ29に
おける取出し方法をそれぞれ条件を変えて取り出し、こ
れを第1)図のグラフにて示す。
グラフ中実線にて示す本実施例に用いた条件Aは、10
0℃の金型により成形を行った後、金型内で57秒冷却
する。その後、金型より取出したキャビティ部(レンズ
部分)28を筐体2oにより密閉し、その雰囲気(密閉
領域内)温度を0.9℃/秒の割合で100°Cから5
o″Cまで冷却し、この後大気中(25°C)に放出し
たものである。
0℃の金型により成形を行った後、金型内で57秒冷却
する。その後、金型より取出したキャビティ部(レンズ
部分)28を筐体2oにより密閉し、その雰囲気(密閉
領域内)温度を0.9℃/秒の割合で100°Cから5
o″Cまで冷却し、この後大気中(25°C)に放出し
たものである。
また、グラフ中破線にて条件BおよびCを示す。
条件Bは金型内で57秒冷却した後、ただちに大気中(
25℃)に放出し、条件Cは金型内で127秒冷却した
後、ただちに大気中(25℃)に放出したものである。
25℃)に放出し、条件Cは金型内で127秒冷却した
後、ただちに大気中(25℃)に放出したものである。
従って、条件AおよびBのサイクルタイムは60秒であ
り、条件Cのサイクルタイムは130秒である。
り、条件Cのサイクルタイムは130秒である。
第10図aにおけるR 19.8側の球面を干渉計を用
い、上記各条件A、 BおよびCを測定した干渉縞をそ
れぞれ第12図〜第14図に対応させて示す。
い、上記各条件A、 BおよびCを測定した干渉縞をそ
れぞれ第12図〜第14図に対応させて示す。
第12図に示す本実施例に用いた条件Aでは極めて高精
度な面が得られた。
度な面が得られた。
第13図に示す条件Bでは、ただちに大気中にさらした
ことでレンズ厚肉部分が薄肉部分に比べてより多く収縮
してしまい、精度の悪いプラスチックレンズになってし
まった。
ことでレンズ厚肉部分が薄肉部分に比べてより多く収縮
してしまい、精度の悪いプラスチックレンズになってし
まった。
第14図に示す条件Cでは、金型内での冷却時間を伸ば
したことにより条件Bに比べて改善されるものの、サイ
クルタイムが2倍以上になってしまう。
したことにより条件Bに比べて改善されるものの、サイ
クルタイムが2倍以上になってしまう。
本実施例によれば、金型の外部で射出成形品における表
層部と中心部との温度差を小さくした状態のまま冷却固
化できることにより、サイクルタイムを通常の半分以下
にてきるとともに、極めて高精度な面を有するプラスチ
ックレンズが成形できる。また、筐体20内に密閉され
た射出成形品26のキャビティ部28まわりの雰囲気温
度条件をショット毎に一定とすることかてき、ショット
毎の射出成形品26の寸法を一定に保つことかできる。
層部と中心部との温度差を小さくした状態のまま冷却固
化できることにより、サイクルタイムを通常の半分以下
にてきるとともに、極めて高精度な面を有するプラスチ
ックレンズが成形できる。また、筐体20内に密閉され
た射出成形品26のキャビティ部28まわりの雰囲気温
度条件をショット毎に一定とすることかてき、ショット
毎の射出成形品26の寸法を一定に保つことかできる。
(第2実施例)
第15図は本発明の第2実施例を示す要部の横断面図で
ある。
ある。
本実施例は、前記第1実施例における筐体20を廃止し
、代りに開閉チャック1Bの先端内側にそれぞれ発熱体
19を埋設した遠赤外セラミックス31を固設し、その
先端外側を弾性部材32により囲繞した点が異なり、他
の構成は同一の構成から成るもので、同一構成部分には
同一番号を付してその説明を省略する。
、代りに開閉チャック1Bの先端内側にそれぞれ発熱体
19を埋設した遠赤外セラミックス31を固設し、その
先端外側を弾性部材32により囲繞した点が異なり、他
の構成は同一の構成から成るもので、同一構成部分には
同一番号を付してその説明を省略する。
開閉チャックI8の先端内側にはそれぞれ発熱体19を
埋設した遠赤外セラミックス31か固設されている。遠
赤外セラミックス31の内側の面はそれぞれ射出成形品
26のキャビティ部28の曲面に近似した形状に形成さ
れている。また、遠赤外セラミックス31の先端外側に
は弾性部材32が遠赤外セラミックス31先端を囲繞し
て設けられ、射出成形品26のキャビティ部28を密閉
状態とすることができるように構成されている。
埋設した遠赤外セラミックス31か固設されている。遠
赤外セラミックス31の内側の面はそれぞれ射出成形品
26のキャビティ部28の曲面に近似した形状に形成さ
れている。また、遠赤外セラミックス31の先端外側に
は弾性部材32が遠赤外セラミックス31先端を囲繞し
て設けられ、射出成形品26のキャビティ部28を密閉
状態とすることができるように構成されている。
以下、構成および作用は前記第1実施例と同様であり、
構成および作用の説明は省略する。
構成および作用の説明は省略する。
本実施例によれば、射出成形品26のキャビティ部28
における温度制御の高精度化および均一化が図れ、より
高精度な射出成形品を製造できる。
における温度制御の高精度化および均一化が図れ、より
高精度な射出成形品を製造できる。
以上説明したように、本発明に係る射出成形品自動取出
しロボットおよび射出成形品の取出し方法によれば、射
出成形品に熱応力を発生させることなく冷却させ、均一
に収縮させることができる。
しロボットおよび射出成形品の取出し方法によれば、射
出成形品に熱応力を発生させることなく冷却させ、均一
に収縮させることができる。
しかも、通常の半分以下のサイクルタイムで極めて高精
阜な面を有する光学部品を製造できる。また、ショット
毎に生じる射出成形品における寸法精度のバラツキを極
めて小さくできる。
阜な面を有する光学部品を製造できる。また、ショット
毎に生じる射出成形品における寸法精度のバラツキを極
めて小さくできる。
第1図は本発明に係る射出成形品の取出し方法に用いる
射出成形品自動取出しロボットの概念図、第2図は温度
分布図、第3図は温度分布のグラフ、第4図は凸レンズ
の断面図、第5図は温度分布のグラフ、第6図は凸レン
ズの断面図、第7図〜第14図は本発明の第1実施例を
示し、第7図は概略構成図、第8図は部分拡大斜視図、
第9図は要部の横断面図、第10図aおよびbはPMM
Aプラスチックレンズを示し、第1O図aは側面図、第
10図は正面図、第1)図は取出し方法におけるレンズ
周囲の雰囲気温度と型開きからの時間とのグラフ、第1
2図〜第14図はそれぞれ各条件の干渉縞、第15図は
同第2実施例を示す要部の横断面図である。 l・・・・・・冷却装置 2.20・・・・・・筐体 3・・・・・・発熱体 4・・・・・・凸レンズ 9,22・・・・・・雰囲気 1)・・・・・・横行フレーム 12・・・・・・上下シリンダ 13・・・・・・上下シリンダコア 14・・・・・・スプールチャック 15・・・・・・アーム 16・・・・・・キャビティ部冷却装置17・・・・・
・アクチュエータ 18・・・・・・開閉チャック 19・・・・・・発熱体 21・・・・・・切り欠き 23・・・・・・温度センサー 24.25・・・・・・金型 26・・・・・・射出成形品 27・・・・・・スプール部 28・・・・・・キャビティ部 31・・・・・・遠赤外セラミックス 32・・・・・・弾性部材 第 7 図 第 1 図 □□−−13 9・・・・・雰囲気 第 3 図 ノl 1鈎4b 第 5 図 4鳩九Hヨ≧ご 第 2 図 4+) 第 4 図 第 6 図 第 8 図 第 9Wl 第 10 図 第 1) 図
射出成形品自動取出しロボットの概念図、第2図は温度
分布図、第3図は温度分布のグラフ、第4図は凸レンズ
の断面図、第5図は温度分布のグラフ、第6図は凸レン
ズの断面図、第7図〜第14図は本発明の第1実施例を
示し、第7図は概略構成図、第8図は部分拡大斜視図、
第9図は要部の横断面図、第10図aおよびbはPMM
Aプラスチックレンズを示し、第1O図aは側面図、第
10図は正面図、第1)図は取出し方法におけるレンズ
周囲の雰囲気温度と型開きからの時間とのグラフ、第1
2図〜第14図はそれぞれ各条件の干渉縞、第15図は
同第2実施例を示す要部の横断面図である。 l・・・・・・冷却装置 2.20・・・・・・筐体 3・・・・・・発熱体 4・・・・・・凸レンズ 9,22・・・・・・雰囲気 1)・・・・・・横行フレーム 12・・・・・・上下シリンダ 13・・・・・・上下シリンダコア 14・・・・・・スプールチャック 15・・・・・・アーム 16・・・・・・キャビティ部冷却装置17・・・・・
・アクチュエータ 18・・・・・・開閉チャック 19・・・・・・発熱体 21・・・・・・切り欠き 23・・・・・・温度センサー 24.25・・・・・・金型 26・・・・・・射出成形品 27・・・・・・スプール部 28・・・・・・キャビティ部 31・・・・・・遠赤外セラミックス 32・・・・・・弾性部材 第 7 図 第 1 図 □□−−13 9・・・・・雰囲気 第 3 図 ノl 1鈎4b 第 5 図 4鳩九Hヨ≧ご 第 2 図 4+) 第 4 図 第 6 図 第 8 図 第 9Wl 第 10 図 第 1) 図
Claims (2)
- (1)金型から突き出された射出成形品のスプール部を
把持部にて把持し、射出成形品を金型外部の所定位置に
移送する射出成形品自動取出しロボットにおいて、前記
把持部近傍に発熱体を備えた弾性を有する一対の筐体か
ら成る前記射出成形品のキャビティ部の冷却装置を設け
て構成したことを特徴とする射出成形品自動取出しボロ
ット。 - (2)光学面を有する射出成形品を金型より取出すにあ
たり、前記射出成形品のキャビティ部を金型近傍温度に
て保温かつ密閉し、密閉状態を保持しつつ所定温度まで
徐冷した後、該密閉状態を解除することを特徴とする射
出成形品の取出し方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33982090A JPH04208426A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 射出成形品自動取出しロボットおよび射出成形品の取出し方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33982090A JPH04208426A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 射出成形品自動取出しロボットおよび射出成形品の取出し方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04208426A true JPH04208426A (ja) | 1992-07-30 |
Family
ID=18331131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33982090A Pending JPH04208426A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 射出成形品自動取出しロボットおよび射出成形品の取出し方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04208426A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9249476B2 (en) | 2012-10-29 | 2016-02-02 | Nsk Ltd. | Rolling bearing |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP33982090A patent/JPH04208426A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9249476B2 (en) | 2012-10-29 | 2016-02-02 | Nsk Ltd. | Rolling bearing |
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