JPH04208273A - テルペン誘導体の抽出法及び製造法 - Google Patents

テルペン誘導体の抽出法及び製造法

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JPH04208273A
JPH04208273A JP21354690A JP21354690A JPH04208273A JP H04208273 A JPH04208273 A JP H04208273A JP 21354690 A JP21354690 A JP 21354690A JP 21354690 A JP21354690 A JP 21354690A JP H04208273 A JPH04208273 A JP H04208273A
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JP
Japan
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organic solvent
liquid chromatography
solution
structural formula
terpene derivative
Prior art date
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Pending
Application number
JP21354690A
Other languages
English (en)
Inventor
Kengo Shiba
柴 賢悟
Isao Kitagawa
北川 勲
Hideo Koizumi
小泉 英男
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SHINISE KEIMEIDOU KK
Original Assignee
SHINISE KEIMEIDOU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 で示される新規なテルペン誘導体(7S)−3,7−d
imethyl−10−(1−methy l eth
y l i dene) −eye 1odecane
−1,8−d 1one−3,4−epox 1de(
o i 戟@)に 関する。
従来の技術 生薬のガジュツ[葭求、学名:ゼドアリアリゾーマ(Z
edoar:ae R1+izoma)、ショウガ科]
は古くから芳香性健胃薬として消化器系疾患に使用され
ており、その成分にはシネオール、セスキテルペンアル
コール、カンフエン等を含む精油、その他の脂肪油、澱
粉質、粘着質及びゴム質等を含むものであることが、例
えば特許57−163373号公報に記載されている。
又、このような生薬としてのガジュツからはフラノゲル
メノンと命名されたセスキテルペノイド誘導体が単離さ
れ、抗肝炎作用のあることが見出されており、これらの
ことも上記公開公報に示され、更に抗潰瘍作用のあるこ
とが特開昭61−227523号公報に記載されている
。            、  ・又、(4S、5S
)−(+)−ゲルマクロン4.5エポキサイドがガジュ
ツから単離され、これも抗潰瘍作用のあることが特許6
1−227575号公報に記載されている。
加えて既に、CI+em、Pl+arm、13ull 
20(5)987(+972) If、l1ikino
等により、デヒドロクロジオンと命名されたセキステル
ペノイド誘導体の存在が知られている。
発明が解決しようとする問題点 現在まで、右記に示す構造式(1)の誘導体tI4造式
(1) 発明が解決使用とする手段 本発明は上記問題点を解決する為に、下記の構造式(1
)で構造式(1) 示されるテルペン誘導体を提供するものである。
又、ガジュツを有機溶媒に浸出し、その抽出液を濃縮し
て得られるエキスをカラムクロマトグラフィー及び高速
液体クロマ)・グラフィー法で分離結晶化した物質等に
、例えばデヒドロクルジオンのクロロポルム溶液に炭酸
水素す1〜リウム、メタクロル過安息香酸等の溶液で撹
拌し、溶媒を減圧留去した粗生成物を液体クロマ1〜グ
ラフイーで分離精製することにより」1記の構造式(1
)で示される化合物を得ることを特徴とするテルペン誘
導体の抽出法及び製造法を提供するものである。
」−記構造式(1)のテルペン誘導体は、ガジュツの有
機溶媒抽出液から得られるエキスを例えばメタノールと
ヘキサンにより分配抽出し、そのヘキサンの抽出物をカ
ラムクロマトグラフィー等により分別することにより得
られた結晶に、例えばクロロポルム/8液、炭酸水素ナ
トリウム水溶液、メタクロル過安、6、香酸を加えて撹
拌した後、クロロポルムを留去し、硫酸ナトリウム水溶
液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和塩化すl〜
ツリウム溶液で洗浄し、溶媒を減圧留去後、液体クロマ
I・グラフィーで分離精製することにより、上記の構造
式(1)で示される誘導体を得ることを特徴とするテル
ペン誘導体の抽出法製造法を提供するものである。
辺上により単離された上記構造式(1)の誘導体の物理
化学的性質は以下に記載の通りである。
■臭いは無く、前色油状物である。
■高分解能質量分析により C+5l1220p  計算値 m/z 250.33
70CISI+2□0. 実測値・m/z 250.1
553である事が判明した。
■質量分析m/z 1%: : 250(81,03)
  68(+00)■〔α)’、7+170(C=0.
83 、クロロポルム)の比旋光度を有する。
■紫外線吸収スペクトルは(メタノール、nm(log
ε)):247(3,57)を示した。
■赤外線吸収スペクトルはぐクロロポルム、 c m=
):1712.+685(〉C・O)  875(エポ
キシド)を示した。
■水素核磁気共鳴スペクトルは(90Ml+7. 、重
クロロホルム、Jppm)1.08(311,d 、J
ニア11z、7−He)!、33.1.77、1.83
(311,each、alls)2.51(III、m
 、4−11) 2.87,3.11(211,八Bq、J4411z、
2−112)3.36,3.45.(2+1.^11q
、J−1611z、9−112)を示しな。
上記データにより化学構造が明らかになった。
記構造式(1)の誘導体は例えば抗炎症作用が認められ
、抗炎症剤として使用出来る。
発明の効果 前項の説明により本発明によれば、従来にない新規のテ
ルペン誘導体を製造出来るので、例えば抗炎症剤等の医
薬品として提供できる。
又、この新規の誘導体は生薬を原料として用いることも
出来るので、容易に得られ易く、更に製造法も従来の分
離精製手段を利用出来るため容易である。
実施例 以下実施例に基づいて詳細を説明する。
ショウガ科生薬ガジュツの乾燥薄片(10,8kg)を
メタノール(2ON>で7時間温浸(水浴、50℃)抽
出する。
同様の操作を9回繰り返し、メタノール抽出液は合し減
圧下に溶媒を留去してメタノール抽出エキス(YK−]
と略称する、収量1.12に8、生薬からの収率10.
4$)を得た。
YK−1(200g)をメタノール(600mf)に溶
解し、ヘキサン(31りで3回抽出する。
残りのYK−1の一部(800g)も同様にメタノール
−ヘキサンで分配抽出する。
メタノール層は合して減圧下に溶媒を留去し、メタノー
ル層エキス(YK−2,680g、 7.11)を得た
ヘキサン層は合して減圧下溶媒を留去し、ヘキサン層エ
キス(YK−3,31に、 3.2$)を得た。
YK−3(+00.)をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー〔シリカゲル3.0kg(MERCK社製、Ki
eselgel 60))、溶出溶媒:(1)ヘキサン
−酢酸エチル系(ヘキサン・酢酸エチル・50・I、 
20:1. +5+1,10:I。
8:1.の順で各2ON) 、 (2)クロロポルム−
メタノール系(クロロポルム:メタノール=10:1.
 O:100の順で各8N)を用いて分画(YK−4〜
8)する。
即ち、ヘキサン:酢酸エチル・20:1の溶出溶媒から
の溶出部の溶媒を減圧下に留去して第4分画YK−4(
23,3g、 0.75%)を得た。
同様にヘキサン:酢酸エチル・15・1. lo:I、
 8:Iの各溶出溶媒による溶出部からの第5分画(Y
K−5,14,3g、0.46X)、第6分画(YK−
6,11,8g、 0.38%)、第7分画(YK−7
,6,5g、 0.21$)、りo。
ポルムメタノール=10:1溶出部から第8分画(YK
−8,22,9g。
0.74$)を、それぞれ得た。
YK−5の溶媒を減圧下に留去し、無色板状結晶のセス
キテルペノイド化合物(デヒドロクルジオン)を得た。
このデヒドロクルジオン50mHのクロロホルム溶液2
5+*j!に5z炭酸水素ナトリウム水溶液(25+n
l)及びメタクロル過安息香酸(70%。
105mB)を加え、室温で3時間撹拌した。
反応液のクロロホルム層を分離後、5z亜硫酸ナトリウ
ム水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和塩化
ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後
、溶媒を減圧留去して粗生成分く74mg)を得た。
粗生成分は高速液体クロマトグラフィー(ZORBAZ
S ILφ9.4X250nm、ヘキサン:酢酸エチル
=4:1)で分離精製して(7S)−3,7−dime
Lhy l−10−(1−methy 1ethy I
 i dene=cyc l odecane−1,8
−d 1one−3,4−epo■ ide(oiI)(16mg、29%>及び(7S)−
3,ツーdimethyl−10−(1−methyl
eLl+y l i dene)cyc 1odeea
ne−1,8−d 1one−3,4−epox id
e (crysLa l ) (11{H。
2oz)を得た。
このようにして得られた化合物の物理化学的性質は前記
の通りである。
手続補正書 平成3年5月13J:l差出 平成3年5月14日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の構造式(1)で示されるテルペン誘導体▲
    数式、化学式、表等があります▼
  2. (2)ガジュツを有機溶媒に浸出し、その抽出液を濃縮
    して得られるエキスをカラムクロマトグラフィー及び高
    速液体クロマトグラフィー法を使用し、ついで有機溶媒
    より分別結晶化されたものに炭酸水素ナトリウム、メタ
    クロル過安息香酸等の水溶性溶液及びエポキシ化の試薬
    で撹拌し、液体クロマトグラフィーで分離精製して下記
    の構造式(1)で示される誘導体を得ることを特徴とす
    るテルペン誘導体の抽出法及び製造法。 ▲数式、化学式、表等があります▼
JP21354690A 1990-08-10 1990-08-10 テルペン誘導体の抽出法及び製造法 Pending JPH04208273A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02213547A (ja) * 1989-02-14 1990-08-24 Natl House Ind Co Ltd 建築用板

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02213547A (ja) * 1989-02-14 1990-08-24 Natl House Ind Co Ltd 建築用板

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