JPH042079Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH042079Y2 JPH042079Y2 JP1986165358U JP16535886U JPH042079Y2 JP H042079 Y2 JPH042079 Y2 JP H042079Y2 JP 1986165358 U JP1986165358 U JP 1986165358U JP 16535886 U JP16535886 U JP 16535886U JP H042079 Y2 JPH042079 Y2 JP H042079Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pen
- holder
- head
- pen holder
- pen head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000010186 staining Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(考案の技術分野)
この考案は1つのペン保持部を備えたペンヘツ
ドに複数個のペンを交換して使用する作画機のペ
ンホルダーの支持装置に関するものである。
ドに複数個のペンを交換して使用する作画機のペ
ンホルダーの支持装置に関するものである。
(従来の技術)
例えば特公昭59−400号公報に示されているよ
うに従来の作画機においては複数のペンホルダ部
を備えたペンストツカーは作画機のペンヘツドの
作画範囲の縁に沿つた作画面上に固定して設けら
れている。
うに従来の作画機においては複数のペンホルダ部
を備えたペンストツカーは作画機のペンヘツドの
作画範囲の縁に沿つた作画面上に固定して設けら
れている。
(従来技術の問題点)
上記従来技術のようにペンストツカー及びペン
ホルダーが固定して形成されていると、ペンホル
ダーの取り付け位置精度が悪かつたり、またペン
ヘツド部の移動制御誤差などの発生によつて、ペ
ンヘツドがペン交換のためペンホルダーに接近し
た時にペンヘツドとペンホルダーとの間に位置ず
れが生じてペン交換が適格に行えない事故が発生
するものである。そのためペンホルダー部の組み
つけ作業においては複雑な調整作業を要するなど
コスト高の原因となつていたものである。
ホルダーが固定して形成されていると、ペンホル
ダーの取り付け位置精度が悪かつたり、またペン
ヘツド部の移動制御誤差などの発生によつて、ペ
ンヘツドがペン交換のためペンホルダーに接近し
た時にペンヘツドとペンホルダーとの間に位置ず
れが生じてペン交換が適格に行えない事故が発生
するものである。そのためペンホルダー部の組み
つけ作業においては複雑な調整作業を要するなど
コスト高の原因となつていたものである。
(考案の技術的課題)
本考案は上記従来技術の問題点を無くすこと即
ち、ペンホルダーの取り付け位置精度の影響を余
り受けずに確実にペンの交換ができることを可能
にするペンホルダーの支持装置を提供することで
ある。
ち、ペンホルダーの取り付け位置精度の影響を余
り受けずに確実にペンの交換ができることを可能
にするペンホルダーの支持装置を提供することで
ある。
(考案の技術的手段)
本考案は、ペンホルダーをペンヘツドのペン交
換のための作動方向に対して垂直な方向に可動に
支持されることによつて上記課題を解決するもの
である。
換のための作動方向に対して垂直な方向に可動に
支持されることによつて上記課題を解決するもの
である。
(考案の作用)
ペンヘツドがペン交換のためペンホルダーに接
近するとき、ペンホルダーの先端またはペンヘツ
ドの先端が円筒状のペン軸の周面に係合してカム
作用を生じ、その結果ペンホルダーがペンヘツド
に整合する位置へ動かされるのでペンヘツドとペ
ンホルダー間のペンの受渡しが確実に行われる。
近するとき、ペンホルダーの先端またはペンヘツ
ドの先端が円筒状のペン軸の周面に係合してカム
作用を生じ、その結果ペンホルダーがペンヘツド
に整合する位置へ動かされるのでペンヘツドとペ
ンホルダー間のペンの受渡しが確実に行われる。
(考案の実施例)
本考案の実施例を図面によつて説明する。第1
図において1は作画面上におけるペンヘツド(図
示せず)の移動範囲に設けられたペンストツカー
である。該ペンストツカー1には複数のペンホル
ダー2,2を有しており、それぞれのペンホルダ
ー2はほぼ円筒状をしたペン軸を支持し得るとと
もに、図示していないペンヘツド側のペン保持部
材との間でそれらが相互に接近する動作によつて
ペンの交換が可能となるように構成されている。
前記ペンホルダー2,2は共通のベース部材3の
側面に所定の間隔をもつて並列状に取り付けられ
ており、さらにこのベース部材3はベース部材3
の両端に固着された板状ばね片4,4を介して作
画台7の縁部分にねじ止めされている取付部材5
の折曲部分6に取り付けられている。8は取付部
材5の折曲部分6と板状ばね片7との間に挿入し
たスペーサーで、折曲部分6と板状ばね片7との
間に間隙を形成して板状ばね片7の弾性変形を可
能とするものである。これによつてベース部材3
は第1図中で左右方向に限つて揺動が可能に支持
されているものである。即ちこの板状ばね片4に
よつて、各ペンホルダーがペン軸の軸線方向及び
ペンヘツドの接近方向への動きを全く生ずること
なくかつペンヘツドの接近方向に対して垂直な方
向への動きのみを可能とするものである。
図において1は作画面上におけるペンヘツド(図
示せず)の移動範囲に設けられたペンストツカー
である。該ペンストツカー1には複数のペンホル
ダー2,2を有しており、それぞれのペンホルダ
ー2はほぼ円筒状をしたペン軸を支持し得るとと
もに、図示していないペンヘツド側のペン保持部
材との間でそれらが相互に接近する動作によつて
ペンの交換が可能となるように構成されている。
前記ペンホルダー2,2は共通のベース部材3の
側面に所定の間隔をもつて並列状に取り付けられ
ており、さらにこのベース部材3はベース部材3
の両端に固着された板状ばね片4,4を介して作
画台7の縁部分にねじ止めされている取付部材5
の折曲部分6に取り付けられている。8は取付部
材5の折曲部分6と板状ばね片7との間に挿入し
たスペーサーで、折曲部分6と板状ばね片7との
間に間隙を形成して板状ばね片7の弾性変形を可
能とするものである。これによつてベース部材3
は第1図中で左右方向に限つて揺動が可能に支持
されているものである。即ちこの板状ばね片4に
よつて、各ペンホルダーがペン軸の軸線方向及び
ペンヘツドの接近方向への動きを全く生ずること
なくかつペンヘツドの接近方向に対して垂直な方
向への動きのみを可能とするものである。
上記の構成によつてペンを保持しているペンヘ
ツドがペン交換のためペンを保持していないペン
ホルダー2に接近したとき、ペンヘツドに保持さ
れているペン軸がペンホルダー2の先端部分に当
接してカム作用を生じ、これによつてベース部材
3全体が揺動してペンヘツドとペンホルダー2の
位置整合が達成して確実なペンの受け渡しが行わ
れるものである。またペンを保持していないペン
ヘツドがペンを保持しているペンホルダー2に接
近したときは、ペンホルダー2に保持されている
ペン軸が接近してくるペンヘツドのペン保持部材
の先端部分に係合してここにカム作用が発生して
ベース部材3が揺動してペンヘツドとペンホルダ
ーが位置整合して確実なペンの交換が行えるもの
である。
ツドがペン交換のためペンを保持していないペン
ホルダー2に接近したとき、ペンヘツドに保持さ
れているペン軸がペンホルダー2の先端部分に当
接してカム作用を生じ、これによつてベース部材
3全体が揺動してペンヘツドとペンホルダー2の
位置整合が達成して確実なペンの受け渡しが行わ
れるものである。またペンを保持していないペン
ヘツドがペンを保持しているペンホルダー2に接
近したときは、ペンホルダー2に保持されている
ペン軸が接近してくるペンヘツドのペン保持部材
の先端部分に係合してここにカム作用が発生して
ベース部材3が揺動してペンヘツドとペンホルダ
ーが位置整合して確実なペンの交換が行えるもの
である。
なお上記実施例では、ペンホルダー2,2を取
り付けたベース部材を揺動可能に支持することに
よつてベース部材に取り付けたペンホルダー全部
を一体的に可動としてあるが、ベース部材に対し
て各々のペンホルダーを独立して揺動可能に取り
付けても全く同一の作用によつて目的が達成され
るものである。
り付けたベース部材を揺動可能に支持することに
よつてベース部材に取り付けたペンホルダー全部
を一体的に可動としてあるが、ベース部材に対し
て各々のペンホルダーを独立して揺動可能に取り
付けても全く同一の作用によつて目的が達成され
るものである。
更に本実施例では、板状のばね片によるそのた
わみ性を利用して可動状態を実現したが、この構
造に限ることなく多くの一般的な技術が応用可能
である。例えばベース部材3又は個々のペンホル
ダー2,2をローラー等を介して摺動可能に支持
させ、これらを弾力手段などによつてその揺動範
囲の略中央位置に通常時配置させることによつて
前述の実施例と全く同様に作用するものである。
わみ性を利用して可動状態を実現したが、この構
造に限ることなく多くの一般的な技術が応用可能
である。例えばベース部材3又は個々のペンホル
ダー2,2をローラー等を介して摺動可能に支持
させ、これらを弾力手段などによつてその揺動範
囲の略中央位置に通常時配置させることによつて
前述の実施例と全く同様に作用するものである。
(考案の効果)
以上のように本考案によればペンの交換時にお
けるペンヘツドとペンホルダーとの位置が正確で
なくともペンの交換が行えるためペンホルダーの
取り付け位置精度に従来のように神経を使う必要
がなく組み付け時間の減少によるコスト低減が可
能であり、またペンヘツドの駆動制御に多少の作
動誤差が生じてもペン交換が確実に行われるため
ペン交換時におけるペンヘツドとペンホルダーの
衝突やペンの受け渡し不良による脱落が無いため
ペンの損傷や図面を汚す等の不具合が生じないも
のである。
けるペンヘツドとペンホルダーとの位置が正確で
なくともペンの交換が行えるためペンホルダーの
取り付け位置精度に従来のように神経を使う必要
がなく組み付け時間の減少によるコスト低減が可
能であり、またペンヘツドの駆動制御に多少の作
動誤差が生じてもペン交換が確実に行われるため
ペン交換時におけるペンヘツドとペンホルダーの
衝突やペンの受け渡し不良による脱落が無いため
ペンの損傷や図面を汚す等の不具合が生じないも
のである。
第1図は本考案の実施例を示す平面図、第2図
は同分解斜視図である。 1……ペンストツカー、2……ペンホルダー、
3……ベース部材、4……板状ばね片、5……取
付部材、6……折曲部分、7……作画台、8……
スペーサー。
は同分解斜視図である。 1……ペンストツカー、2……ペンホルダー、
3……ベース部材、4……板状ばね片、5……取
付部材、6……折曲部分、7……作画台、8……
スペーサー。
Claims (1)
- ペン保持部を備えるとともに作画範囲にわたり
移動可能なペンヘツドと、上記ペンヘツドに装着
されるペンを支持するペンホルダーを複数備えた
ペンストツカーとを有し、前記ペンヘツドの前記
ペンホルダーへの近接離反動作によつてペンヘツ
ドのペン保持部に保持しているペンを交換するよ
うにした作画機において、前記ペンホルダーがペ
ンヘツドのペン交換のための作動方向に対して垂
直な方向に可動に支持されていることを特徴とす
る作画機のペンホルダーの支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986165358U JPH042079Y2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986165358U JPH042079Y2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6370395U JPS6370395U (ja) | 1988-05-11 |
JPH042079Y2 true JPH042079Y2 (ja) | 1992-01-23 |
Family
ID=31095329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986165358U Expired JPH042079Y2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH042079Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6078797A (ja) * | 1983-10-06 | 1985-05-04 | 沖電気工業株式会社 | X−yプロツタ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59102391U (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-10 | グラフテック株式会社 | 多ペンx−y記録計 |
JPS60106790U (ja) * | 1983-12-26 | 1985-07-20 | 武藤工業株式会社 | 自動製図機のペンロツク装置 |
-
1986
- 1986-10-28 JP JP1986165358U patent/JPH042079Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6078797A (ja) * | 1983-10-06 | 1985-05-04 | 沖電気工業株式会社 | X−yプロツタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6370395U (ja) | 1988-05-11 |
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