JPH04207940A - 回転子コイルの絶縁処理方法 - Google Patents
回転子コイルの絶縁処理方法Info
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- JPH04207940A JPH04207940A JP32996790A JP32996790A JPH04207940A JP H04207940 A JPH04207940 A JP H04207940A JP 32996790 A JP32996790 A JP 32996790A JP 32996790 A JP32996790 A JP 32996790A JP H04207940 A JPH04207940 A JP H04207940A
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Landscapes
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は回転電機における回転子コイルの絶縁処理方法
の改良に関する。
の改良に関する。
[従来の技術]
従来の巻線形誘導電動機等の回転電機の回転子コイルは
通常2層巻の波巻が用いられ、平角銅線等の平角導線1
を第3図に示すハーフコイル2となるように曲げ加工し
、これに絶縁テープを巻回する。
通常2層巻の波巻が用いられ、平角銅線等の平角導線1
を第3図に示すハーフコイル2となるように曲げ加工し
、これに絶縁テープを巻回する。
同図において、laはコイルの接続部、lbはコイルエ
ンド、lcはコイル直縁部で1図中の斜線部がテーピン
グ絶縁の範囲である。
ンド、lcはコイル直縁部で1図中の斜線部がテーピン
グ絶縁の範囲である。
このように絶縁テーピングをしたハーフコイル2を回転
子鉄心溝(図示せず〉に挿入した後、コイル端1aにお
いて他のコイルとロー付は例えば銀ロー付けにより接続
し、接続部は絶縁処理される。この回転子(図示せず)
にワニスを真空含浸して加熱硬化せしめ一体化する。
子鉄心溝(図示せず〉に挿入した後、コイル端1aにお
いて他のコイルとロー付は例えば銀ロー付けにより接続
し、接続部は絶縁処理される。この回転子(図示せず)
にワニスを真空含浸して加熱硬化せしめ一体化する。
更にコイルエンド1bは遠心力による変形を防ぐためガ
ラスバインドテープを巻回して加熱硬化せしめている。
ラスバインドテープを巻回して加熱硬化せしめている。
この回転子コイルの絶縁は第3図に示すようにハーフコ
イルに曲げ加工された平角導線1上にコイル端の接続部
を除いて、主絶縁としてポリエステルフィルムを裏打ち
材とした集成マイカテープを巻回し、その外装にテトロ
ンテープあるいはガラステープを巻いて構成されている
。
イルに曲げ加工された平角導線1上にコイル端の接続部
を除いて、主絶縁としてポリエステルフィルムを裏打ち
材とした集成マイカテープを巻回し、その外装にテトロ
ンテープあるいはガラステープを巻いて構成されている
。
第4図はハーフコイルの絶縁構成を示す断面図で2図中
1は平角導線、3は熱伝導緩和層、4は主絶縁となる集
成マイカチー1.5は外装テープである。
1は平角導線、3は熱伝導緩和層、4は主絶縁となる集
成マイカチー1.5は外装テープである。
このように絶縁処理したハーフコイル2を鉄心スロット
に挿入後、他のハーフコイルと第3図に示すコイル端1
aにおいて銀ロー付けによる接続を行うため、銀ロー付
けによる熱がコイルエニ)・1bの絶縁部に伝導される
。
に挿入後、他のハーフコイルと第3図に示すコイル端1
aにおいて銀ロー付けによる接続を行うため、銀ロー付
けによる熱がコイルエニ)・1bの絶縁部に伝導される
。
第5図は集成マイカテープ4の断面図で4aは集成マイ
カ、4bはポリエステルフィルムて゛あり。
カ、4bはポリエステルフィルムて゛あり。
これら4a、4bは接着剤で接着されている。
[発明が解決しようとする課題]
従来の絶縁処理方法では、主絶縁としてポリエステルフ
ィルム4bを裏打ち材とした集成マイカテープ4を使用
しているが、ポリエステルフィルム4bはテーピング時
の巻付張力により伸長される。また、集成マイカ4aは
引張応力には弱いため裏打ち材のポリエステルフィルム
4bが伸長されると、このポリエステルフィルム4bの
伸びと共に伸長される。
ィルム4bを裏打ち材とした集成マイカテープ4を使用
しているが、ポリエステルフィルム4bはテーピング時
の巻付張力により伸長される。また、集成マイカ4aは
引張応力には弱いため裏打ち材のポリエステルフィルム
4bが伸長されると、このポリエステルフィルム4bの
伸びと共に伸長される。
伸長された集成マイカテープ4は銀ロー付けによる熱ス
トトスが加わるコイルエンド1bにおいて、熱伝導緩和
層3を設けるなどの手段を取っているにもかかわらずポ
リエステルフィルム4bの部分は収縮し、亀裂が発生し
易い。
トトスが加わるコイルエンド1bにおいて、熱伝導緩和
層3を設けるなどの手段を取っているにもかかわらずポ
リエステルフィルム4bの部分は収縮し、亀裂が発生し
易い。
亀裂が発生すると絶紘抵抗の低下や、更には隣接するコ
イルとのレヤーショー1〜による焼損事故に至る恐れが
あった。
イルとのレヤーショー1〜による焼損事故に至る恐れが
あった。
本発明は従来のものの上記課題(問題点)を解決するよ
うにした回転子コイルの絶縁処理方法を提供することを
目的とする。
うにした回転子コイルの絶縁処理方法を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明はハーフコイルとして曲げ加工された平角導線上
の熱ストレスの加わるコイルエンドに熱伝導緩和層を設
け、その上にコイル端を除いて主絶縁を施し、この主絶
縁の上に外装テープ等の外装処理を施すようにした回転
子コイルの絶縁処理方法において、上記主絶縁として集
成マイカとポリエステルフィルムとガラスクロスの夫々
を接着剤で接着して成る3層構造の集成マイカテープを
用いるようにした回転子コイルの絶縁処理方法に関する
。
の熱ストレスの加わるコイルエンドに熱伝導緩和層を設
け、その上にコイル端を除いて主絶縁を施し、この主絶
縁の上に外装テープ等の外装処理を施すようにした回転
子コイルの絶縁処理方法において、上記主絶縁として集
成マイカとポリエステルフィルムとガラスクロスの夫々
を接着剤で接着して成る3層構造の集成マイカテープを
用いるようにした回転子コイルの絶縁処理方法に関する
。
この場合9ハーフコイルとして曲げ加工された平角導線
上の熱ストレスの加わるコイルエンドに熱伝導緩和層を
設け、その上にコイル端を除いて主絶縁を施し、この主
絶縁の上に外装テープ等の外装処理を施すようにした回
転子コイルの絶縁処理方法において、上記主絶縁として
、集成マイカとガラスクロスの夫々を接着剤で接着して
成る2層構造の集成マイカテープを用いるようにした回
転子コイルの絶縁処理方法とするようにしても良い。
上の熱ストレスの加わるコイルエンドに熱伝導緩和層を
設け、その上にコイル端を除いて主絶縁を施し、この主
絶縁の上に外装テープ等の外装処理を施すようにした回
転子コイルの絶縁処理方法において、上記主絶縁として
、集成マイカとガラスクロスの夫々を接着剤で接着して
成る2層構造の集成マイカテープを用いるようにした回
転子コイルの絶縁処理方法とするようにしても良い。
[実施例]
以下第1図及び第2図に示す第1及び第2の各実施例に
より本発明を具体的に説明する。
より本発明を具体的に説明する。
第1図は本発明の回転子コイルの主絶縁と成る集成マイ
カテープの第1の実施例を示すもので。
カテープの第1の実施例を示すもので。
6は集成マイカ27はポリエステルフィルム、8はガラ
スクロスて、これら集成マイカ6、ポリエステルフィル
ム7およびガラスクロス8を夫々接着剤で接着し、3層
構造の集成マイカテープ2を構成するようにしている。
スクロスて、これら集成マイカ6、ポリエステルフィル
ム7およびガラスクロス8を夫々接着剤で接着し、3層
構造の集成マイカテープ2を構成するようにしている。
また、第2図は第2の実施例を示すもので、この場合の
集成マイカテープ1曳は集成マイカ11゜ガラスクロス
12の2層構造より成り、これらの集成マイカ11とガ
ラスクロス12は接着剤で接着されている。
集成マイカテープ1曳は集成マイカ11゜ガラスクロス
12の2層構造より成り、これらの集成マイカ11とガ
ラスクロス12は接着剤で接着されている。
これらの薬成マイカテープ旦またはユを第3図および第
4図に示すように平角導線1の絶縁範囲に対して熱伝導
緩和層を介して主絶縁として巻回し1回転子コイルの絶
縁処理を完了する。
4図に示すように平角導線1の絶縁範囲に対して熱伝導
緩和層を介して主絶縁として巻回し1回転子コイルの絶
縁処理を完了する。
この場合、集成マイカテープ2または1麿をガラスクロ
ス側を内側にして巻いても、また、これを外側にして巻
いてもいずれであっても良いが。
ス側を内側にして巻いても、また、これを外側にして巻
いてもいずれであっても良いが。
通常はガラスクロス等の裏打ち材が外側になる。
なお、第1の実施例(第1図)の集成マイカテープ2の
方が絶縁破壊電圧の高いポリエステルフィルムが入って
いるため、第2の実施例〈第2図)の集成マイカテープ
上皇よりも絶縁特性は優れている。
方が絶縁破壊電圧の高いポリエステルフィルムが入って
いるため、第2の実施例〈第2図)の集成マイカテープ
上皇よりも絶縁特性は優れている。
[作用]
第1図及び第2図に示す第1及び第2の各実施例の集成
マイカチー19.1旦はいずれも引張力に対して伸びの
少ないガラスクロス8.12て裏打ちされているため、
絶縁テーピング時の巻は張力による集成マイカテープの
伸長は非常に小さくなる。
マイカチー19.1旦はいずれも引張力に対して伸びの
少ないガラスクロス8.12て裏打ちされているため、
絶縁テーピング時の巻は張力による集成マイカテープの
伸長は非常に小さくなる。
このため1本発明の集成マイカチー1ては、銀ロー付は
時の熱が絶縁層に伝導し、熱ストトスとして加わった場
合、従来の集成マイカテープに比べ亀裂の発生は極めて
少なくなり1回転子コイルにおける絶縁層のクラックは
皆無となる。
時の熱が絶縁層に伝導し、熱ストトスとして加わった場
合、従来の集成マイカテープに比べ亀裂の発生は極めて
少なくなり1回転子コイルにおける絶縁層のクラックは
皆無となる。
[発明の効果]
本発明の回転子コイルの絶縁処理方法は主絶縁にガラス
クロス裏打ちの集成マイカテープを使用するようにして
いるため1次のような優れた効果を有する。
クロス裏打ちの集成マイカテープを使用するようにして
いるため1次のような優れた効果を有する。
■テーピング時の巻付張力による伸長が極めて小さくな
る。
る。
即ち、集成マイカテープに伸びが加わっていないため、
コイル端接着部における銀ロー付は時の熱が絶縁層に伝
導し、熱ストしスが加わっても絶縁層に亀裂が発生せず
、絶縁低下をおこさない。
コイル端接着部における銀ロー付は時の熱が絶縁層に伝
導し、熱ストしスが加わっても絶縁層に亀裂が発生せず
、絶縁低下をおこさない。
■この場合、集成マイカとガラスクロスの間に。
さらにポリエステルフィルムを入れて3層構造のものと
すれば、絶縁特性を更に向上させることができる。
すれば、絶縁特性を更に向上させることができる。
第1図及び第2図は夫々本発明の第1及び第2の実施例
に使用する主絶縁と成る集成マイカテープの断面図であ
る。 第3図は本発明及び従来例の回転子コイルの外観を説明
するための正面図、また、第4図は本発明と従来例にお
ける回転子コイルの絶縁処理状況を説明するために描い
た絶縁処理された回転子コイルの縦断正面図である6 第5図は従来例の主絶縁を示す断面図である。 9.10:集成マイカテープ 6.11:集成マイカ 7:ポリエステルフィルム 8.12ニガラスクロス 出願人 神鋼電機株式会社 代理人 弁理士 斎藤春弥 ほか2名 Ill 図 6.11: 1.Al1力
璽12 図11E3図
に使用する主絶縁と成る集成マイカテープの断面図であ
る。 第3図は本発明及び従来例の回転子コイルの外観を説明
するための正面図、また、第4図は本発明と従来例にお
ける回転子コイルの絶縁処理状況を説明するために描い
た絶縁処理された回転子コイルの縦断正面図である6 第5図は従来例の主絶縁を示す断面図である。 9.10:集成マイカテープ 6.11:集成マイカ 7:ポリエステルフィルム 8.12ニガラスクロス 出願人 神鋼電機株式会社 代理人 弁理士 斎藤春弥 ほか2名 Ill 図 6.11: 1.Al1力
璽12 図11E3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ハーフコイルとして曲げ加工された平角導線上の熱
ストレスの加わるコイルエンドに熱伝導緩和層を設け、
その上にコイル端を除いて主絶縁を施し、この主絶縁の
上に外装テープ等の外装処理を施すようにした回転子コ
イルの絶縁処理方法において、上記主絶縁として集成マ
イカとポリエステルフィルムとガラスクロスの夫々を接
着剤で接着して成る3層構造の集成マイカテープを用い
るようにしたことを特徴とする回転子コイルの絶縁処理
方法。 2、ハーフコイルとして曲げ加工された平角導線上の熱
ストレスの加わるコイルエンドに熱伝導緩和層を設け、
その上にコイル端を除いて主絶縁を施し、この主絶縁の
上に外装テープ等の外装処理を施すようにした回転子コ
イルの絶縁処理方法において、上記主絶縁として、集成
マイカとガラスクロスの夫々を接着剤で接着して成る2
層構造の集成マイカテープを用いるようにしたことを特
徴とする回転子コイルの絶縁処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32996790A JPH04207940A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 回転子コイルの絶縁処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32996790A JPH04207940A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 回転子コイルの絶縁処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04207940A true JPH04207940A (ja) | 1992-07-29 |
Family
ID=18227273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32996790A Pending JPH04207940A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 回転子コイルの絶縁処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04207940A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5989702A (en) * | 1994-08-15 | 1999-11-23 | General Electric Canada Inc. | Sandwich insulation for increased corona resistance |
US7015260B2 (en) | 2003-06-04 | 2006-03-21 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | High temperature polymeric materials containing corona resistant composite filler, and methods relating thereto |
CN104485767A (zh) * | 2014-12-15 | 2015-04-01 | 哈尔滨电气动力装备有限公司 | 高压电机定子线圈绝缘结构及其浸渍和固化工艺 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP32996790A patent/JPH04207940A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5989702A (en) * | 1994-08-15 | 1999-11-23 | General Electric Canada Inc. | Sandwich insulation for increased corona resistance |
US7015260B2 (en) | 2003-06-04 | 2006-03-21 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | High temperature polymeric materials containing corona resistant composite filler, and methods relating thereto |
CN104485767A (zh) * | 2014-12-15 | 2015-04-01 | 哈尔滨电气动力装备有限公司 | 高压电机定子线圈绝缘结构及其浸渍和固化工艺 |
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