JPH0420766Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0420766Y2 JPH0420766Y2 JP1985157790U JP15779085U JPH0420766Y2 JP H0420766 Y2 JPH0420766 Y2 JP H0420766Y2 JP 1985157790 U JP1985157790 U JP 1985157790U JP 15779085 U JP15779085 U JP 15779085U JP H0420766 Y2 JPH0420766 Y2 JP H0420766Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tab
- score line
- peripheral wall
- notch
- side edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 22
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 5
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000003779 heat-resistant material Substances 0.000 description 1
- 230000000977 initiatory effect Effects 0.000 description 1
- 239000000088 plastic resin Substances 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 238000003908 quality control method Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はスコア線を破断することによつて開蓋
するイージーオープン容器蓋に関する。
するイージーオープン容器蓋に関する。
(従来の技術)
この種の容器蓋にあつては、例えば第6図示の
ようにパネル部aの全周縁に垂下状に連設せる周
壁部bの下縁cに連なつて開蓋用のタブdを設
け、このタブdの一側縁基部eを始点として周壁
部bの全周に亘つてスコア線fを設けている(実
開昭61−137364)。
ようにパネル部aの全周縁に垂下状に連設せる周
壁部bの下縁cに連なつて開蓋用のタブdを設
け、このタブdの一側縁基部eを始点として周壁
部bの全周に亘つてスコア線fを設けている(実
開昭61−137364)。
しかしこのような構成においては、スコア線f
の破断始点gを周壁部bの一側縁基部eに一致さ
せてスコア線fを刻設することが破断時の応力を
集中する上で重要であり、この品質管理が仲々困
難である。従つて周壁部bに設けるスコア線fの
破断始点gがタブdの一側縁基部eと一致せず
に、第6図にxで示すように一側縁基部eから離
れた周壁部bの下縁cに設けられた場合は、開蓋
すべくタブdを上方に引張つても、x点に圧力が
集中せずスコア線fの破断が仲々困難であり、か
つタブdのみが引きちぎれるという問題がある。
また第6図にx′で示すようにスコア線fの破断始
点gがタブdの側部hに設けられた場合は、スコ
ア線fの破断を行い得るがタブdの引張る強さお
よび方向を調節する必要があり、いずれも安定し
た開蓋性が得られない問題が生じる。
の破断始点gを周壁部bの一側縁基部eに一致さ
せてスコア線fを刻設することが破断時の応力を
集中する上で重要であり、この品質管理が仲々困
難である。従つて周壁部bに設けるスコア線fの
破断始点gがタブdの一側縁基部eと一致せず
に、第6図にxで示すように一側縁基部eから離
れた周壁部bの下縁cに設けられた場合は、開蓋
すべくタブdを上方に引張つても、x点に圧力が
集中せずスコア線fの破断が仲々困難であり、か
つタブdのみが引きちぎれるという問題がある。
また第6図にx′で示すようにスコア線fの破断始
点gがタブdの側部hに設けられた場合は、スコ
ア線fの破断を行い得るがタブdの引張る強さお
よび方向を調節する必要があり、いずれも安定し
た開蓋性が得られない問題が生じる。
(解決しようとする問題点)
本考案はかかる従来の問題を解消し、タブを無
理なく引張りスコア線の破断を確実に破断始点か
ら行うことが出来る、安定した開蓋性を有するイ
ージーオープン容器蓋を提供しようとするもので
ある。
理なく引張りスコア線の破断を確実に破断始点か
ら行うことが出来る、安定した開蓋性を有するイ
ージーオープン容器蓋を提供しようとするもので
ある。
(問題点を解決するための手段)
本考案は前記問題点を解決するためになされた
ものであつて、その手段は、パネル部の全周縁に
垂下状に連設せる周壁部の下縁に連なつて開蓋用
のタブを設け、このタブの一側縁基部に連なつて
周壁部の全周に亘つてスコア線を設けたイージー
オープン容器蓋において、前記タブの一側縁基部
に円弧状の切欠部を設けると共に、前記スコア線
の破断始点を、該切欠部の曲率中心よりタブ側寄
りに設けたこと特徴とする。
ものであつて、その手段は、パネル部の全周縁に
垂下状に連設せる周壁部の下縁に連なつて開蓋用
のタブを設け、このタブの一側縁基部に連なつて
周壁部の全周に亘つてスコア線を設けたイージー
オープン容器蓋において、前記タブの一側縁基部
に円弧状の切欠部を設けると共に、前記スコア線
の破断始点を、該切欠部の曲率中心よりタブ側寄
りに設けたこと特徴とする。
(作用)
円弧状の切欠部のタブ寄りの部分にスコア線を
設けると、切欠部に沿つて引張り力が生じ、その
応力がスコア線の始点に集中し易くなり、該始点
から破断が始まる。
設けると、切欠部に沿つて引張り力が生じ、その
応力がスコア線の始点に集中し易くなり、該始点
から破断が始まる。
(実施例)
以下本考案を図面によつて説明する。
第1図ないし第3図は本考案実施の1例を示す
ものである。
ものである。
図面で、1は容器蓋を示し、容器蓋1は第3図
示のようにテイン・フリー・スチール、アルミニ
ウム等の金属箔2から成り、金属箔2の外面に例
えばポリプロピレン系、ポリエチレン系等の熱可
塑性樹脂層3が被覆されたものであつて、容器蓋
1のパネル部4の全周縁に筒状の周壁部5を垂下
状に形成し、更に第1図示のようにこの周壁部5
の下縁6に連なつて開蓋用のタブ7を周壁部5と
一体に形成した。そして第1図および第2図示の
ように周壁部5の下縁6に連なるタブ7の一側縁
8近傍の周壁部5の下縁部に円弧状の切欠部9を
設けた。更に周壁部5にタブ7の一側縁8から斜
め方向に延びる斜めスコア線10aと、この斜め
スコア線10aに連なり周壁部5の上縁より下方
位置に周壁部5を囲繞する水平スコア線10bと
から成るスコア線10を設けると共に、第2図示
のようにこのスコア線10の破断始点11を前記
切欠部9の中心点を通る垂直線sよりタブ7側寄
りに設けた。また前記スコア線10は第3図示の
ように金属箔2の外面に被覆した熱可塑性樹脂層
3のみに例えば加熱した刃を当接させて該樹脂層
3のみを排除して形成した。前述のように本考案
の容器蓋1は、周壁部5の下縁6に連なつた開蓋
用のタブ7の一側縁8近傍の周壁部5の下縁部に
円弧状に形成された切欠部9のタブ7側寄りに周
壁部5に形成したスコア線10の破断始点11を
設けたものである。
示のようにテイン・フリー・スチール、アルミニ
ウム等の金属箔2から成り、金属箔2の外面に例
えばポリプロピレン系、ポリエチレン系等の熱可
塑性樹脂層3が被覆されたものであつて、容器蓋
1のパネル部4の全周縁に筒状の周壁部5を垂下
状に形成し、更に第1図示のようにこの周壁部5
の下縁6に連なつて開蓋用のタブ7を周壁部5と
一体に形成した。そして第1図および第2図示の
ように周壁部5の下縁6に連なるタブ7の一側縁
8近傍の周壁部5の下縁部に円弧状の切欠部9を
設けた。更に周壁部5にタブ7の一側縁8から斜
め方向に延びる斜めスコア線10aと、この斜め
スコア線10aに連なり周壁部5の上縁より下方
位置に周壁部5を囲繞する水平スコア線10bと
から成るスコア線10を設けると共に、第2図示
のようにこのスコア線10の破断始点11を前記
切欠部9の中心点を通る垂直線sよりタブ7側寄
りに設けた。また前記スコア線10は第3図示の
ように金属箔2の外面に被覆した熱可塑性樹脂層
3のみに例えば加熱した刃を当接させて該樹脂層
3のみを排除して形成した。前述のように本考案
の容器蓋1は、周壁部5の下縁6に連なつた開蓋
用のタブ7の一側縁8近傍の周壁部5の下縁部に
円弧状に形成された切欠部9のタブ7側寄りに周
壁部5に形成したスコア線10の破断始点11を
設けたものである。
従つてタブ7を引張ることによつてタブ7に続
いて切欠部9に沿つて引張力が生じ、その応力が
切欠部9に設けられた破断始点11に集中する。
その結果この破断始点11のスコア線10の破断
が確実に行うことが出来るので、スコア線10に
沿つて周壁部5を構成する金属箔2の破断が行わ
れて安定した開蓋性が得られる。またスコア線1
0の破断始点11が円弧状の切欠部9のタブ7側
寄りに設けられているので、タブ7をひねる等の
無理することなく引張ることが出来るから、スコ
ア線10の破断始点11の破断を確実にかつ容易
に行うことが出来る。
いて切欠部9に沿つて引張力が生じ、その応力が
切欠部9に設けられた破断始点11に集中する。
その結果この破断始点11のスコア線10の破断
が確実に行うことが出来るので、スコア線10に
沿つて周壁部5を構成する金属箔2の破断が行わ
れて安定した開蓋性が得られる。またスコア線1
0の破断始点11が円弧状の切欠部9のタブ7側
寄りに設けられているので、タブ7をひねる等の
無理することなく引張ることが出来るから、スコ
ア線10の破断始点11の破断を確実にかつ容易
に行うことが出来る。
更にスコア線10の破断始点11位置を切欠部
9のタブ7側寄りとしたので、従来のようにタブ
7の一側縁に一致させることを必要としないから
スコア線10の破断始点11を容易に確実に設け
ることが出来る。
9のタブ7側寄りとしたので、従来のようにタブ
7の一側縁に一致させることを必要としないから
スコア線10の破断始点11を容易に確実に設け
ることが出来る。
前記実施例では周壁部5の下縁部に設けた切欠
部9の形状を円弧状としたが、第4図示のように
周壁部5の下縁6に連なる半円形状、或いは第5
図示のように周壁部5の下縁に連なる湾曲状とし
ても良い。
部9の形状を円弧状としたが、第4図示のように
周壁部5の下縁6に連なる半円形状、或いは第5
図示のように周壁部5の下縁に連なる湾曲状とし
ても良い。
尚、図示実施例のようにスコア線10の形成は
周壁部5の金属箔2の外面に被覆した熱可塑性樹
脂層3のみに例えば加熱した刃を当接させ該樹脂
層3のみを排除するだけであるからスコア線10
を容易に所定の深さに形成することが出来る。
周壁部5の金属箔2の外面に被覆した熱可塑性樹
脂層3のみに例えば加熱した刃を当接させ該樹脂
層3のみを排除するだけであるからスコア線10
を容易に所定の深さに形成することが出来る。
(考案の効果)
このように本考案によるときは、タブの一側縁
基部に円弧状の切欠部を設けると共に、前記スコ
ア線の破断始点を該切欠部のタブ側寄りに設けた
ので、スコア線の破断始点の設定範囲が広いため
スコア線形成の加工が容易であり、タブを引張つ
たとき、切欠部に沿つて引張力が生じ、その応力
が破断始点に集中するため、タブを無理なく引張
ることが出来て、安定した開蓋性を有するイージ
ーオープン容器蓋が得られる効果がある。
基部に円弧状の切欠部を設けると共に、前記スコ
ア線の破断始点を該切欠部のタブ側寄りに設けた
ので、スコア線の破断始点の設定範囲が広いため
スコア線形成の加工が容易であり、タブを引張つ
たとき、切欠部に沿つて引張力が生じ、その応力
が破断始点に集中するため、タブを無理なく引張
ることが出来て、安定した開蓋性を有するイージ
ーオープン容器蓋が得られる効果がある。
第1図ないし第3図は本考案実施の1例を示す
もので、第1図は側面図、第2図は第1図のA部
分の拡大図、第3図は第1図のB部分の拡大截断
面図、第4図、第5図は他の実施例を示す第2図
と同様の拡大図、第6図は従来品の側面図であ
る。 1……容器蓋、4……パネル部、2……周壁
部、6……下縁、7……タブ、8……一側縁、9
……切欠部、10……スコア線、11……破断始
点。
もので、第1図は側面図、第2図は第1図のA部
分の拡大図、第3図は第1図のB部分の拡大截断
面図、第4図、第5図は他の実施例を示す第2図
と同様の拡大図、第6図は従来品の側面図であ
る。 1……容器蓋、4……パネル部、2……周壁
部、6……下縁、7……タブ、8……一側縁、9
……切欠部、10……スコア線、11……破断始
点。
Claims (1)
- パネル部の全周縁に垂下状に連設せる周壁部の
下縁に連なつて開蓋用のタブを設け、このタブの
一側縁基部に連なつて周壁部の全周に亘つてスコ
ア線を設けたイージーオープン容器蓋において、
前記タブの一側縁基部に円弧状の切欠部を設ける
と共に、前記スコア線の破断始点を、該切欠部の
曲率中心よりタブ側寄りに設けたこと特徴とする
イージーオープン容器蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985157790U JPH0420766Y2 (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985157790U JPH0420766Y2 (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6265934U JPS6265934U (ja) | 1987-04-24 |
JPH0420766Y2 true JPH0420766Y2 (ja) | 1992-05-12 |
Family
ID=31080669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985157790U Expired JPH0420766Y2 (ja) | 1985-10-17 | 1985-10-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0420766Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6356991B2 (ja) * | 2014-03-27 | 2018-07-11 | 雪印メグミルク株式会社 | 蓋体及び容器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5916865B2 (ja) * | 1980-08-20 | 1984-04-18 | 住友金属工業株式会社 | ブレイクアウトの予知装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5916865U (ja) * | 1982-07-22 | 1984-02-01 | 三伸樹脂工業株式会社 | 複合壜蓋 |
-
1985
- 1985-10-17 JP JP1985157790U patent/JPH0420766Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5916865B2 (ja) * | 1980-08-20 | 1984-04-18 | 住友金属工業株式会社 | ブレイクアウトの予知装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6265934U (ja) | 1987-04-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4091930A (en) | Container | |
US5511679A (en) | Closure for resealable container | |
US4030630A (en) | All plastic reclosable container closure | |
US4003488A (en) | Tear open bottle cap | |
JPS5920553B2 (ja) | 容器蓋 | |
GB2027664A (en) | A Tear-open Container Closure | |
US7137523B2 (en) | Opening device | |
US3743129A (en) | Tear-off closure with reinforcing rib | |
US3556336A (en) | Tear-off container closure | |
US4258859A (en) | No-fin scored metal ends for containers | |
JP2964359B2 (ja) | 金属製容器蓋及びその弱化ライン形成装置 | |
JPH0420766Y2 (ja) | ||
US3527378A (en) | Easy-opening closure | |
GB2260969A (en) | Tamper evident container | |
US3356250A (en) | Container and tear strip type lid therefor | |
US3915333A (en) | Easy opening end unit | |
JPH0420767Y2 (ja) | ||
JPH0424809Y2 (ja) | ||
US4183442A (en) | Container closure having pull-tab opening means | |
JPH0242586Y2 (ja) | ||
JPH033469Y2 (ja) | ||
JP3694541B2 (ja) | シュリンク蓋の形成方法及びその蓋を用いた容器 | |
JP2521095Y2 (ja) | イージーオープンキャップ | |
JPS627560Y2 (ja) | ||
JPH0420792Y2 (ja) |