JPH0420767Y2 - - Google Patents

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JPH0420767Y2
JPH0420767Y2 JP13661686U JP13661686U JPH0420767Y2 JP H0420767 Y2 JPH0420767 Y2 JP H0420767Y2 JP 13661686 U JP13661686 U JP 13661686U JP 13661686 U JP13661686 U JP 13661686U JP H0420767 Y2 JPH0420767 Y2 JP H0420767Y2
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score line
peripheral wall
tab
notch
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  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はスコア線を破断することによつて開封
するイージーオープン容器蓋に関する。
(従来の技術) 従来、この種の容器蓋にあつては、第5図示の
ようにパネル部aの全周縁に垂下状に連設せる周
壁部bの下縁cに連ねて開封用のタブdを設け、
このタブdの一側端eに連なり周壁部bの全周に
亘つてスコア線fを設けたものは知られている。
しかしこのような構成においては、スコア線f
の始端gを周壁部bに連なるタブdの一側端eに
一致させてスコア線fを刻設することが重要であ
る。例えば周壁部bに設けるスコア線fの始端g
がタブdの一側端eと一致せずに、第5図にxで
示すように一側端eから離れた周壁部bの下縁c
に設けられた場合は、開封すべくタブdを上方に
引張つてもスコア線fの破断が仲々困難であり、
かつタブdのみが引きちぎれるという問題があ
る。また第5図にx′で示すようにスコア線fの始
端gがタブdの側縁hに設けられた場合は、スコ
ア線fの破断を行い得るがタブdの引張る強さお
よび方向を調節する必要があり、いずれも安定し
た開封性が得られない問題が生じる。
そこで、容器蓋に設けられたタブの一側端近傍
の周壁部に切欠部を設け、この切欠部にスコア線
の始端を合致させてスコア線の形成領域を広げた
ものが考えられる。しかしこのような構成におい
てもスコア線の始端が切欠部に合致せずにズレて
形成されることもあるため、スコア線の始端の刻
設位置が多少ズレて形成されても、タブを無理な
く引張つて、スコア線の破断を確実に行うことが
出来る容器蓋の出現が望まれていた。
(解決しようとする問題点) 本考案はかかる従来の問題を解消し、タブを無
理なく引張つて、スコア線の破断を確実に行うこ
とが出来る安定した開封性を備えるイージーオー
プン容器蓋を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記問題点を解決するためになされた
ものであつて、パネル部の全周縁に垂下状に連設
せる周壁部に、その下縁に連ねて開封用のタブを
設け、該タブの一側端近傍の周壁部の下縁に開封
用の切欠部を設け、周壁部のほぼ全周に開封用の
スコア線を設けた容器蓋であつて、該周壁部に該
切欠部のタブの反対位置から切欠部近傍を横断し
てタブ上方に延びる始端スコア線と、該始端スコ
ア線に連なり周壁部の上方に向かう斜めスコア線
と、該斜めスコア線に連なり周壁部の周方向に延
びその終端が該斜めスコア線近傍に至る水平スコ
ア線とで構成したスコア線を設けたことを特徴と
する。
(作用) タブを引張ると容器蓋の周壁部に形成されたス
コア線が順次破断される。この際、タブの引張り
応力は切欠部に沿つて切欠部と始端スコア線の中
間部に集中し、この集中した応力により中間部と
それに続く始端スコア線が破断され、引続き始端
スコア線に連なる斜めスコア線と水平スコア線が
破断される。
(実施例) 以下本考案を図面によつて説明する。
第1図ないし第3図は本考案の1例を示すもの
である。
図面で、1は容器蓋を示し、容器蓋1は第3図
示のようにテイン・フリー・スチール、アルミニ
ウム等の金属箔2から成り、金属箔2の外面に例
えばポリプロピレン系、ポリエチレン系等の熱可
塑性樹脂層3が被覆されたものであつて、容器蓋
1のパネル部4の全周縁に筒状の周壁部5を垂下
状に形成し、更に第1図示のようにこの周壁部5
の下縁6に連ねて開封用のタブ7を周壁部5と一
体に形成した。そして第1図および第2図示のよ
うに周壁部5の下縁6に連なるタブ7の一側端8
近傍の周壁部5の下縁6にタブ7の一側端8から
上方に垂直状に延びる一側端9aと、その頂部9
bから斜め外方に延び周壁部5の下縁6に至る他
側縁9cとで構成した三角形状の開封用の切欠部
9を設けた。そして周壁部5に、切欠部9に対し
てタブ7の反対位置から周壁部6の下縁6に沿つ
て間隔を存して切欠部9の頂部9bの上方を横断
する始端スコア線10aと、この始端スコア線1
0aに連なりタブ7上方を横断して周壁部5の上
方に向かう斜めスコア線10bと、斜めスコア線
10bに連なり周壁部5上方位置でその周方向に
延び終端10cが斜めスコア線10b近傍に至る
水平スコア線10dとから成るほぼ全周のスコア
線10を設けた。
また、前記スコア線10は第3図示のように金
属箔2の外面に被覆した熱可塑性樹脂層3のみに
例えばレーザー光線を照射して熱可塑性樹脂層3
のみを排除して形成した。
以上のように構成したので、スコア線10を破
断すべくタブ7を掴み上方に引張ることにより、
タブ7に続いて切欠部9の一側端9aに沿つて引
張力が生じ、その応力が切欠部9の頂部9bと始
端スコア線10aの中間部に集中する。その結
果、該中間部は容易に破断され、これに続く始端
スコア線10aの破断を確実に行うことが出来る
ので、スコア線10に沿つて周壁部5を構成する
金属箔2の破断が行われて安定した開封性が得ら
れる。またスコア線10の始端スコア線10aを
切欠部9のタブ7の反対位置から切欠部9近傍に
横断するように設けたので、第2図仮想線示のよ
うにスコア線10が通常刻設位置(実線示)より
タブ7側に大きくズレて形成されていたとして
も、切欠部9とスコア線10の始端スコア線10
aとは近接しているため、タブ7をひねる等の無
理することなく引張ることが出来るから、スコア
線10の破断開始を確実にかつ容易に行うことが
出来る。
更にスコア線10の始端スコア線10aを切欠
部9のタブ7の反対位置から切欠部9近傍を横断
するように形成したので、従来のようにタブ7の
一側縁8に一致させることを必要としないから、
スコア線10の始端スコア線10aを容易に設け
ることが出来る。
尚容器蓋1の周壁部5に形成するスコア線10
の水平スコア線10dの終端10cを周壁部5の
周方向に沿つて延長してその延長部分を始端スコ
ア線10aおよび斜めスコア線10bの上方位置
でオーバーラツプさせてもよい。
第4図は容器蓋1の周壁部5に形成するスコア
線10の変形例を示すものであり、前記第1図な
いし第3図示例ではスコア線10の始端スコア線
10aの形状を周壁部5の下縁6に沿つて間隔を
存した水平スコアとしたが、第4図示例ではスコ
ア線10の始端スコア線10aの形状を切欠部9
に対してタブ7の反対位置から切欠部9の頂部9
b近傍の上方位置を斜めに横断する傾斜スコアと
した。勿論スコア線10の始端スコア線10aが
第4図の実線と仮想線とのようにズレて形成され
たとしてもタブ7を上方に引張つた際、切欠部9
の一側端9aに沿つて生じた応力を切欠部9の頂
部9bと始端スコア線10aの中間部に集中させ
ることが出来るから、該中間部および始端スコア
線10aは容易に破断されてスコア線10の破断
開始を支障なく確実に行うことが出来るので、バ
ラツキを生じることなく安定したスコア線の破断
による開封性が得られる。
(考案の効果) このように本考案によるときは、タブの一側縁
近傍の周壁部に、その下縁に開封用の切欠部を設
け、また、周壁部に設けるスコア線を切欠部のタ
ブの反対位置から切欠部近傍を横断してタブ上方
に延びる始端スコア線と、該始端スコア線に連な
り周壁部の上方に向かう斜めスコア線と、該斜め
スコア線に連なり周壁部の周方向に延びその終端
が該斜めスコア線近傍に至る水平スコア線とで構
成したので、タブを引張つたときその引張り応力
を切欠部に沿つて切欠部の頂部と始端スコア線の
中間部に集中させることが出来るから、該中間部
および始端スコア線を容易に破断出来ると共に、
引続いて該始端スコア線に続く斜めスコア線およ
び水平スコア線が破断されるためタブを無理なく
引張ることが出来て、安定し開封性を得られると
共に、スコア線を従来のようにタブの一側縁に一
致させなくてもよいから、周壁部へのスコア線の
形成が容易である等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案実施の1例を示す
もので、第1図は正面図、第2図は第1図のA部
分の拡大図、第3図は第1図の−線拡大截断
面図、第4図は容器蓋の周壁部に形成したスコア
線の変形例を示す第2図と同様の拡大図、第5図
は従来品の正面図である。 1……容器蓋、4……パネル部、5……周壁
部、6……下縁、7……タブ、8……一側縁、9
……切欠部、10……スコア線、10a……始端
スコア線、10b……斜めスコア線、10c……
終端、10d……水平スコア線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パネル部の全周縁に垂下状に連設せる周壁部
    に、その下縁に連ねて開封用のタブを設け、該タ
    ブの一側端近傍の周壁部の下縁に開封用の切欠部
    を設け、周壁部のほぼ全周に開封用のスコア線を
    設けた容器蓋であつて、該周壁部に該切欠部のタ
    ブの反対位置から切欠部近傍を横断してタブ上方
    に延びる始端スコア線と、該始端スコア線に連な
    り周壁部の上方に向かう斜めスコア線と、該斜め
    スコア線に連なり周壁部の周方向に延びその終端
    が該斜めスコア線近傍に至る水平スコア線とで構
    成したスコア線を設けたことを特徴とするイージ
    ーオープン容器蓋。
JP13661686U 1986-09-08 1986-09-08 Expired JPH0420767Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13661686U JPH0420767Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13661686U JPH0420767Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6342542U JPS6342542U (ja) 1988-03-22
JPH0420767Y2 true JPH0420767Y2 (ja) 1992-05-12

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JPS6342542U (ja) 1988-03-22

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