JPH0420740Y2 - - Google Patents

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JPH0420740Y2
JPH0420740Y2 JP1984106842U JP10684284U JPH0420740Y2 JP H0420740 Y2 JPH0420740 Y2 JP H0420740Y2 JP 1984106842 U JP1984106842 U JP 1984106842U JP 10684284 U JP10684284 U JP 10684284U JP H0420740 Y2 JPH0420740 Y2 JP H0420740Y2
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iron
packaging box
buffer plate
plate
concave tip
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JP1984106842U
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JPS6122789U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は先端にベースとベースカバーにより
形成される凹状先端段部を有するアイロンの包装
箱に関する。
(従来の技術) この考案の先行技術として実公昭55−30866号
公報の電気機器等の包装箱が知られる。
この包装箱は第5図に示すように、底フラツプ
1で底部を形成し、蓋フラツプ2で上方を塞ぐ蓋
を形成する包装箱本体3において、底フラツプ1
の一部を切り起して形成した位置決め片4に挿入
して発泡スチロール製等の緩衝材5を設けるもの
である。
このように従来の包装には発泡スチロール等の
緩衝材が多用されるが、緩衝機能を発揮させる為
に一定厚以上の肉厚を必要とし、その結果包装物
に比較して包装箱の容積が大きくなる問題点が生
ずる。又、緩衝材によつて包装箱コストが高価に
なり、さらに発泡スチロールの場合ではその廃棄
等の問題が生ずる。
このような問題点を解決するものとして、実公
昭57−27697号公報には、紙材からなる底板に形
成した一対の切起し片を折曲して、保持片に形成
したV形の切欠部に当接し、アイロンの先端部を
前記切起し片間に収納して緩衝するアイロンの包
装箱が開示されている。
(考案が解決しようとする課題) 前記従来技術においては、切起し片がアイロン
のベース外周に当接しているに過ぎないためアイ
ロンに前方向の強力な衝撃力が加わつた場合に
は、アイロンの先端部が切起し片を倒して包装箱
の外部へ露出してしまうという虞れがあつた。
この考案は前記問題点を解決して、先端にベー
スとベースカバーにより形成される凹状先端段部
を有するアイロンを包装するための包装箱におい
て、アイロンの緩衝材を改良して包装箱の容積を
小さくすると共に安価なものにし、かつより大き
な緩衝力を発揮できることを目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) この考案は、先端にベース20とベースカバー
21により形成される凹状先端段部22を有する
アイロン12を包装するための包装箱11におい
て、一端が前記アイロン12の凹状先端段部22
に嵌合し、他端が包装箱11の前面内側に当接す
る段ボールまたは厚紙等からなる緩衝板19を前
記アイロン12の凹状先端段部22の深さより長
く形成するとともにアイロン12のベースカバー
21に対しほぼ水平に設けたものである。
(作用) 前記構成により、アイロン12に衝撃力が加わ
つた際、前記緩衝板19は前記アイロン12の凹
状先端段部22から離脱することなく、該緩衝板
19によつて前記衝撃力に抗して緩衝することが
できる。
(実施例) 第1図〜第3図はこの考案の第1実施例を示し
ており、11はアイロン12よりやや大きい平面
形状矩形の組立式包装箱であり、この組立式包装
箱11は紙材からなり、底面13、前面14、後
面15、左側面16、右側面17及び蓋たる蓋面
18によつて形成する。尚、16aは糊代であ
る。19は緩衝板であり、この緩衝板19は一端
をアイロン12のベース20とベースカバー21
により形成する凹状先端段部22に嵌合し、他端
は前面14内側に当接する長さに形成する。すな
わち緩衝板19長さLを凹状先端段部22の深さ
lより大とする。この緩衝板19はほぼ水平に設
けられるとともに紙材を二重に折り曲げて補強さ
れ、かつ底面13の前寄りを二重底とする第1折
曲底板23を連設する。24はアイロン12の後
部緩衝板であり、この後部緩衝板24はアイロン
12の後端部と後面15間に挟む垂直板25と、
この垂直板25に連設して底面13の後寄りを二
重底とする第2折曲底板26により形成され、垂
直部25は紙材を二重に折り曲げて補強する。
第3図は1枚の組立式包装箱11、この組立式
包装箱11と同一幅の緩衝板19及び後部緩衝板
24の製作展開図であり、後面15、右側面1
7、前面14及び左側面16を各々第1折曲線2
7を介して連設し、この一側に各々底フラツプ2
8を第2折曲線29を介して連設する。この各底
フラツプ28を組立てて底面13を形成する。前
面14の他側には前面補強板30を第3折曲線3
1を介して連設し、左側面16の他側には第4折
曲線32を介して外側蓋フラツプ33を連設す
る。さらに後面15にも第5折曲線34を介して
後寄り内側蓋フラツプ35を連設する。尚、33
は外側蓋フラツプ33の端部に第6折曲線37を
介して連設する差し込み片であり、38は円弧状
切欠部である。
又、右側面17の他側には緩衝板19と、この
緩衝板19に連設する第1折曲底板23を第1切
取り線39を介して配置し、さらに後部緩衝板2
4を第2切取り線40を介して配置する。
前記緩衝板19は第7折曲線41を介して二分
割19a,19bされ、かつこれを折り曲げて二
層構造とし、一側分割片19aには差し込み片4
2を、他側分割片19bには差し込み孔43を形
成し、両者により折り畳状態を固定する。又、緩
衝板19に第8折曲線44を介して垂直部45を
連設し、さらにこの垂直部45に第9折曲線46
を介して第1折曲底板23を連設する。そして第
7折曲線41により分割片19a,19bを重ね
合せ、垂直部45を第8折曲線44により折曲
げ、さらに第9折曲線46により第1折曲底板2
3を折曲げ全体断面をコ字状とするものである。
一方、後部緩衝板24は二分割24a,24b
したものを第10折曲線47により重ね合せて後面
15の内側と重合する垂直板25を形成する。
尚、48は一側分割片24aに形成する差し込み
片である。49は他側分割片24bに形成する差
し込み孔であり、両者により折り畳状態を固定す
る。さらに垂直板25を第11折曲線50を介して
第2折曲底板26を連設する。尚、この第2折曲
底板26の両側には第12折曲線51を介して組立
式包装箱11と同幅となるように側板部52を形
成する。そして、第10折曲線47により分割片2
4a,24bを重ね合わせ、さらに第11折曲線5
0により垂直に折曲げることにより、垂直板25
に第2折曲底板26を直角に連設する。
このような構成において、まず第1折曲底板2
3を包装箱11の前面14寄りに置き、又第2折
曲底板26を後面15寄りに置いた後、アイロン
12を載置する。この際アイロン12のベース2
0とベースカバー21により形成する凹状先端段
部22に緩衝板19を差し込み、一方後部緩衝板
24の垂直部25を後面15とアイロン12の後
端間に挟まれるように設置する。このようにアイ
ロン12を固定した後、後寄り内側蓋フラツプ3
5によりアイロン12上部押え、さらに外側蓋フ
ラツプ33により塞いで差し込み片36により固
定収納する。
このように厚紙等によつてなる緩衝板19の一
端をアイロン12の凹状先端段部22に嵌合し、
他端を前面14に当接してアイロン12を固定す
ることによつて衝撃力が生じた際緩衝板19が凹
状先端段部22より離脱することが防止され、強
力な緩衝機能を発揮することができる。しかもこ
の緩衝板19長さLを凹状先端段部22の窪み深
さlより大とすることによつて隙間aが形成さ
れ、強度の衝撃の場合でもアイロン12の先端が
前面14より突出して破損することが防止でき
る。
しかも前記緩衝板19はほぼ水平に設けられて
いるため、アイロン12に前方向の衝撃力が加わ
つた際には前記緩衝板19には垂直方向の分力が
発生せず、この結果該緩衝板19に浮き上がりな
どが生せずより強力な衝撃力に抗して緩衝するこ
とができる。
さらに緩衝板19は二層19a,19b構造等
の複数層とすることによつて、より強固な緩衝材
となる。又、包装箱11の蓋面18側では外側蓋
フラツプ33と後寄り内側蓋フラツプ35の二層
構造となり、底面13側は底フラツプ28と第1
折曲底板23、第2折曲底板26により二層構造
となる。又後面15側では垂直板25の二層構造
により、全体として三層構造となり、又前面14
側では前面補強板30により二層構造となる。こ
のように多層構造とすることによつて、包装箱1
1自体の強度を高めることができる。
又、緩衝板19、後部緩衝板24を段ボール等
の厚紙の基板より包装箱を切り抜いて発生するス
クラツプ部分に配置して製作する為に一層コスト
の低減が図れる。
第4図は第2実施例を示しており、61は組立
式包装箱であり、前面62、後面63、側面64
及び蓋面65、底面66からなり、前記前面62
内側に連設してアイロン67のベース68とベー
スカバー69により形成する凹状先端段部70に
嵌合する緩衝板71をほぼ水平に設ける。この緩
衝板71の長さLは前記段部の深さlより長く形
成し、又その先端を折曲し二層構造として強度を
倍増する。又後面63に連設して、アイロン67
の後面部を後面63内に挟まれる後部緩衝板72
を設ける。この後部緩衝板72も先端寄りを折曲
し二層構造として強度を倍増する。
このように構成することによつて、第1実施例
と同様に緩衝板71と後部緩衝板72によつてア
イロン67の前後に緩衝板71,72を配置し、
包装箱61内に固定するものである。
特にこの第2実施例では緩衝板71を前面62
に一体に連設し、後部緩衝板72を後面63に一
体に連設することにより、所定の位置決めが簡単
になり、スムースにアイロン67を収納すること
ができる。
[考案の効果] この考案は先端にベースとベースカバーにより
形成される凹状先端段部を有するアイロンを包装
するための包装箱において、一端が前記アイロン
の凹状先端段部に嵌合し、他端が包装箱の前面内
側に当接する段ボールまたは厚紙等からなる緩衝
板を前記アイロンの凹状先端段部の深さより長く
形成するとともにアイロンのベースカバーに対し
ほぼ水平に設けるものであり、確実にアイロンを
固定することができると共に、包装箱の体積を小
さくでき、しかも安価に包装箱を製作でき、さら
に緩衝板をほぼ水平に設けたことにより、よい強
力な緩衝力を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の断面図、第2図は同分解
状態を示す斜視図、第3図は同組立式包装箱の展
開図、第4図は第2実施例の断面図、第5図は従
来の切欠斜視図である。 11,61……包装箱、12,67……アイロ
ン、18,65……蓋面(蓋)、19,71……
緩衝板、20,68……アイロンのベース、2
1,69……アイロンのベースカバー、22,7
0……アイロンの凹状先端段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端にベースとベースカバーにより形成される
    凹状先端段部を有するアイロンを包装するための
    包装箱において、一端が前記アイロンの凹状先端
    段部に嵌合し、他端が包装箱の前面内側に当接す
    る段ボールまたは厚紙等からなる緩衝板を前記ア
    イロンの凹状先端段部の深さより長く形成すると
    ともにアイロンのベースカバーに対しほぼ水平に
    設けることを特徴とするアイロンの包装箱。
JP10684284U 1984-07-13 1984-07-13 アイロンの包装箱 Granted JPS6122789U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10684284U JPS6122789U (ja) 1984-07-13 1984-07-13 アイロンの包装箱

Applications Claiming Priority (1)

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JP10684284U JPS6122789U (ja) 1984-07-13 1984-07-13 アイロンの包装箱

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Publication Number Publication Date
JPS6122789U JPS6122789U (ja) 1986-02-10
JPH0420740Y2 true JPH0420740Y2 (ja) 1992-05-12

Family

ID=30666118

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JP10684284U Granted JPS6122789U (ja) 1984-07-13 1984-07-13 アイロンの包装箱

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5727697U (ja) * 1980-07-23 1982-02-13

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5780484U (ja) * 1980-10-31 1982-05-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5727697U (ja) * 1980-07-23 1982-02-13

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JPS6122789U (ja) 1986-02-10

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