JPH0420715A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JPH0420715A
JPH0420715A JP8236390A JP8236390A JPH0420715A JP H0420715 A JPH0420715 A JP H0420715A JP 8236390 A JP8236390 A JP 8236390A JP 8236390 A JP8236390 A JP 8236390A JP H0420715 A JPH0420715 A JP H0420715A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、加熱調理室内の食品をヒータの輻射熱により
加熱するようにした加熱調理器に関する。
(従来の技術) 従来、この種の加熱調理器としては、例えば加熱調理室
の上面部にヒータを配設し、そのヒータ゛の下方に収容
した食品をヒータの輻射熱により加熱して焼き上げる構
成のものがあった。
(発明が解決しようとする課題) ところで、加熱調理開始後、加熱調理室内の温度上昇に
伴って食品から蒸気等の気体が徐々に発生し、およそ1
00℃程度に上昇する頃には、加熱調理室内の空間に食
品から発生した蒸気等の気体が充満するようになる。こ
の状態のままでは、ヒータからの輻射熱の一部が蒸気等
の気体に吸収されてしまうので、加熱効率が低下して、
調理時間が長くかかったり、食品が蒸し焼き状態となっ
て、焼き上がり状態も悪くなってしまう欠点がある。
そこで、この様な欠点を解消するため、加熱調理室内を
換気する換気ファンを設けて、加熱調理時にこの換気フ
ァンにより、食品から発生した蒸気等の気体を外部に排
出するように構成することが考えられている。
しかしながら、加熱調理開始当初から加熱調理室内を換
気し続ければ、加熱調理室内の熱気までも排出され続け
てしまうため、加熱効率が低下し、特に、加熱調理開始
後の温度上昇が大幅に遅くなって、結局、調理時間が長
くかかってしまう。しかも、換気作用により加熱調理室
内が乾燥し過ぎて、食品の表面から水分を奪い過ぎてし
まい、結局、食品の表面が干個びた状態(乾き過ぎた状
態)になって、焼き上がり状態も悪くなってしまう。
本発明はこの様な事情を考慮したもので、従ってその目
的は、加熱効率を向上して焼き上げ調理を迅速に行い得
ると共に、食品の焼き上がり状態を良くできる加熱調理
器を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の加熱調理器は、加熱調理室と、この加熱調理室
内に収容した食品を輻射熱により加熱するヒータと、前
記加熱調理室内を換気する換気装置とを備え、前記ヒー
タへの通電開始後前記加熱調理室内の温度が上昇する過
程の途中で前記換気装置を一時的に動作させて前記食品
から発生した蒸気等の気体を前記加熱調理室の外部へ排
出させるように構成したものである。
この場合、ヒータへの通電開始と同時に計時動作を開始
するタイマ手段を設け、このタイマ手段の計時時間が設
定時間に達した時点で、換気装置を一時的に動作させる
ように構成しても良い。
或は、加熱調理室内の温度を検知する温度検知手段を設
け、ヒータへの通電開始後、前記温度検知手段の検知温
度に基づいて換気装置を一時的に動作させるように構成
しても良い。
或は、加熱調理室内の食品から発生する蒸気等の気体を
検知する気体検知手段を設け、ヒータへの通電開始後、
前記気体検知手段の検知結果に基づいて換気装置を一時
的に動作させるように構成しても良い。
(作用) ヒータへの通電開始後、加熱調理室内の温度が上昇し、
ある程度高温になると、食品から蒸気等の気体が発生し
て、加熱調理室内に充満するようになる。そこで、加熱
調理室内の温度が上昇する過程の途中で換気装置を一時
的に動作させて食品から発生した蒸気等の気体を加熱調
理室の外部へ排出させる。これにより、ヒータの輻射熱
が食品に良く届くようになる。この場合、換気装置の動
作は、加熱調理室内の温度の上昇途中で食品がら蒸気等
が多量に発生し始める時期に一時的に行うだけであるか
ら、加熱調理室内が乾燥し過ぎたり熱気が排出され過ぎ
るといった不都合を解消できる。
そして、換気装置の動作開始時期を、タイマ手段による
計時動作によって決定するようにすれば、構成が簡単で
、低コスト化が可能である。
また、加熱調理室内の温度を検知する温度検知手段の検
知温度、又は、食品から発生する蒸気等の気体を検知す
る気体検知手段の検知結果に基づいて、換気装置の動作
開始時期を決定すれば、たとえ、食品の種類や外気温の
相違等によって加熱調理室内の温度の上昇速度が変化し
たとしても、その温度の上昇途中で食品から蒸気等が多
量に発生し始める時期を正確に検知して、最適な時期に
換気装置を動作させることができる。
(実施例) 以下、本発明をヒータ付き電子レンジに適用した第1実
施例について、第1図乃至第5図を参照して説明する。
まず、全体構成を第2図(縦断側面図)と第3図(横断
面図)を参照して説明する。電子レンジの外箱1の内部
には、加熱調理室2を構成するオーブン庫3が配設され
ている。このオーブン庫3の右側には、第3図に示すよ
うに、機械室4が区画形成され、この機械室4内にマグ
ネトロン5と換気装置たる送風ファン6が前後に位置す
るように設けられ、この送風ファン6がら送風された風
が、マグネトロン5を冷却しつつダクト7を通して、オ
ーブン庫3の右側面の送風孔8から加熱調理室2内に供
給される。一方、オーブン庫3の後側には、オーブン用
のヒータ9が環状に配設され、このヒータ9の内周側に
熱風循環用ファン10が設けられている。そして、オー
ブン調理時にはこの熱風循環用ファン10が回転されて
、ヒータ9の周囲で生成された熱風がオーブン庫3の背
面の熱風孔11から加熱調理室2内に供給される。
また、オーブン庫3の上面には、第2図に示すように、
グリル用のヒータ12が配設され、このヒータ12の熱
が加熱調理室2内に輻射されるようになっている。そし
て、加熱調理室2の中段には、魚等の食品13を載せる
食品載置棚14が出し入れ可能に設けられている。
一方、オーブン庫3の左側面には、排気孔15が形成さ
れ、換気動作時(送風ファン6の回転時)には、この排
気孔15から排出される排気が、オーブン庫3の左側面
の排気ダクト16を通して外箱1の背面の排気口17か
ら排出される。そして、排気ダクト16の途中には、脱
臭用の酸化触媒18が設けられている。この酸化触媒1
8は、第4図に示すように、多孔状に形成されて無数の
貫通孔19を有し、その貫通孔19を排気が通過する過
程で、排気中の臭気成分が酸化分解されて無臭化される
。この場合、酸化触媒18にはヒータ20が添設され、
このヒータ20により酸化触媒18を活性化温度(25
0℃以上)に加熱することにより、酸化触媒18を活性
化して脱臭作用(酸化作用)を高めるようにしている。
そして、第3図に示すように、外箱1の前面には、加熱
調理室2を開閉する扉2ユと操作パネル22が左右に併
設され、この操作パネル22の操作キー(図示せず)の
操作により機械室4内の制御回路23が各ヒータ9,1
2.20と各ファン6.10の運転を制御する。この実
施例では、制御回路23はタイマ手段(図示せず)を備
え、グリル調理(グリル用のヒータ12の輻射熱により
食品13を焼き上げる調理)を行う場合には、上記タイ
マ手段がヒータ12への通電開始(調理開始)と同時に
計時動作を開始して、その計時時間が設定時間(例えば
5分)に達した時点で、送風ファン6を例えば2分間だ
け回転させて、加熱調理室2内を換気する。この様に、
調理開始から5分後に送風ファン6を一時的に動作させ
る理由は、第1図に示すように、調理開始から5分程度
で加熱調理室2内の温度が100℃程度にまで上昇し、
食品13から蒸気等の気体が多量に発生し始めて加熱調
理室2内に充満するようになるからである。
そして、送風ファン6の運転を例えば2分で止める理由
は、加熱調理室2内の換気を2分程度行えば、加熱調理
室2内の充満気体を−通り排出できるからであり、それ
以上長い時間換気すると、熱気までも外部に排出してし
まうこととなり、加熱調理室2内の温度上昇が遅くなっ
て、加熱効率が低下し、調理時間が長くなってしまうか
らである。
更に、調理開始から例えば12分経過した時点で、送風
ファン6の運転を再開して、以後、調理終了まで加熱調
理室2内の換気を連続して行う。この様にする理由は、
調理開始から122分程経過すれば、加熱調理室2内の
温度が200℃以上の高温になるから、換気を連続して
行っても、加熱調理室2内の温度はさほど低下せず、加
熱効率を損なうことがないためである。但し、グリル調
理時の風量は、レンジ加熱時の風量の例えば70%程度
に低下させている。風量の切換は、送風ファン6の駆動
モータ6aへの通電のオン・オフのデユーティ比を変化
させて行っている。
ところで、蒸気等の気体の出方や、焼は具合は、食品1
3の種類によって異なるため、この実施例では、調理メ
ニューごとに送風ファン6の動作開始時期と動作時間及
び風量を変化させるようにしている。例えば、煙り等の
出方が少ない調理メ二ニーでは、送風ファン6の動作時
間を短くすると共に風量も低下させる。
而して、上記実施例とは異なり、調理開始と同時に換気
動作を開始すると、加熱調理室2内の熱気までも排出し
続けることになるため、第1図に一点鎖線で示すように
、温度上昇が遅くなって、調理時間が長くかかってしま
うばかりか、加熱調理室2内が乾燥し過ぎて、食品13
の表面から水分を奪い過ぎてしまい、結局、食品13の
表面が干個びた状態(乾き過ぎた状!りになって、焼き
上がり状態も悪くなってしまう。
この点、第1実施例では、加熱調理室2内の温度が上昇
する過程では、食品13から蒸気等が多量に発生し始め
る時期に一時的に必要最小限の時間だけ換気動作を行う
だけであるから、加熱調理室2内が乾燥し過ぎたり熱気
が排出され過ぎるといった不都合を解消できて、加熱調
理室2内の温度を素早く上昇させながら、ヒータ12の
輻射熱を食品13に効率良く照射して、調理時間を短縮
できると共に、食品13の表面が干個びた状態になって
しまうことを防止できて、焼き上がり状態を良くできる
。尚、加熱調理室2内が十分に高温に達した後(調理開
始から例えば12分経過後)は、それまでに食品13の
表面に薄らと焦げ目ができて、蒸気の発生も少なくなる
ので、これ以後は、食品13から発生した油煙を排出す
るために送風ファン6を連続運転しても、食品13の表
面の水分を奪い過ぎるようなことはなく、油煙の排出に
より食品13への輻射熱の届き具合を良くして加熱効率
を高めながら、焼き上がり状態を良くできる。
ところで、換気動作中は、送風ファン6の回転により加
熱調理室2内の空気が排気ダクト16を通して排気口1
7から外部に排出されることになるが、その排気が排気
ダクト16内の酸化触媒18を通過する過程で、排気中
の臭気成分が酸化分解されて無臭化される。この酸化作
用(脱臭作用)を高めるには、酸化触媒18を250℃
以上に加熱して活性化する必要があるが、例えば、換気
動作を停止したまま単にヒータ20により酸化触媒18
を加熱しただけでは、第5図(b)に示すように、ヒー
タ20から離れた部分B、C(第4図)の温度か活性化
温度(250℃以上)にならず、部分的に活性化が不足
して、十分な脱臭作用が得られない。
この点、第1実施例では、脱臭動作中(換気動作中)は
、酸化触媒18が、ヒータ20の熱に加え、排気熱によ
っても加熱されるので、第5図(a)に示すように、酸
化触媒18全体が隅々まで活性化温度(250℃以上)
に加熱されて、まんべんなく活性化されるようになる。
このため、排気中の臭気成分を効率良く酸化分解できて
、脱臭効果を向上できると共に、排気熱利用によりヒー
タ20の熱容量を小さくすることができる利点もある。
しかも、第1実施例では、タイマ手段により送風ファン
6の動作時期を決定するようにしているので、構成が極
めて簡単で、低コスト化が可能であるという利点がある
しかしながら、本発明は、上記第1実施例のようなタイ
マ手段を用いた構成に限定されるものではなく、例えば
、第6図乃至第8図に示す本発明の第2実施例のように
構成しても良い。即ち、加熱調理室2内の温度を検知す
る温度検知手段としてサーミスタ24を設け、このサー
ミスタ24の出力信号(検知温度)に基づいて、マイク
ロコンピュータ(図示せず)が第8図の制御プログラム
に従って次のように制御する。グリル調理時には、ヒー
タ12への通電開始後、サーミスタ24の検知温度が設
定温度(例えば90℃)に達するまでは、送風ファン6
の運転(換気運転)を行わない(ステップPI、P2)
。この理由は、サーミスタ24の検知温度が設定温度(
90℃)以下のときは、第7図に示すように、加熱調理
室2内の温度が100℃以下であり、未だ食品13から
蒸気等の気体が多量に発生していないので、換気運転を
行わずに、加熱調理室2内の温度上昇を早めるためであ
る。その後、サーミスタ24の検知温度が設定温度(9
0℃)を越えた時点で(このとき加熱調理室2内の温度
が100℃を越える)、送風ファン6を例えば2分間だ
け回転させて、加熱調理室2内を換気する(ステップP
3〜P5)。
換気後は、再びヒータ12にのみ通電して、加熱調理室
2内の温度上昇を早め、その後、サーミスタ24の検知
温度が200℃を越えた時点で(このとき加熱調理室2
内の温度が220℃を越える)、送風ファン6を再駆動
して、加熱調理室2内を換気する(ステップP6.P7
)。この後、所定の調理時間Tを経過した時点で、ヒー
タ12を断電すると共に、送風ファン6を停止させて、
グリル調理を終了する(ステップP8.P9)。この第
2実施例においても、調理メニューごとに送風ファン6
の動作開始温度と動作時間及び風量を変化させるように
しており、これにより調理メニューごとに適切な調理を
行い得るようにしている。
斯かる第2実施例によれば、サーミスタ24の検知温度
に基づいて、送風ファン6の動作を制御する構成とした
ので、たとえ、食品13の種類や外気温の相違等によっ
て加熱調理室2内の温度の上昇速度が変化したとしても
、その温度の上昇途中で食品13から蒸気等が多量に発
生し始める時期(温度)を正確に検知して、最適な時期
に送風ファン6を動作させることができ、食品13の種
類や外気温に適応した最適な制御が可能である。
一方、第9図乃至第11図は本発明の第3実施例を示し
たもので、この第3実施例では、サーミスタ24の他に
、食品13から発生した気体(特に蒸気)を検知する気
体検知手段として湿度センサ25を排気ダクト16内に
設け、この湿度センサ25の出力信号に基づいて、マイ
クロコンピュータ(図示せず)が第11図の制御プログ
ラムに従って次のように制御する。グリル調理時には、
ヒータ12への通電開始後(ステップP1)、湿度セン
サ25の出力信号のピーク値V 5laXを読み込む(
ステップP2)。この後は、加熱調理室2内の温度上昇
にともなって、食品13から徐々に蒸気が発生して、加
熱調理室2内の湿度が上昇するので、湿度センサ25の
8力電圧Vsが第10図に示すように徐々に低下する。
そこで、この湿度センサ25の出力ピーク値V 5Ia
Xからの出力低下量(VsrAax −Vs )に基づ
いて、送風ファン6の動作開始時期を判断するため、ス
テップP3において、湿度センサ25の出力低下量(V
 5laxVs)が定数αを越えたか否かが判断される
。そして、加熱調理室2内の温度が100℃程度まで上
昇して、食品13から蒸気が多量に発生し始める頃には
% VSlaX−Vs >αとなるので、その時点で、
送風ファン6を例えば2分間だけ回転させて、加熱調理
室2内を換気する(ステップP3〜P6)。換気後は、
再びヒータ12にのみ通電して、加熱調理室2内の温度
上昇を早め、その後、サーミスタ24の検知温度が20
0℃を越えた時点で(このとき加熱調理室2内の温度が
220℃を越える)、送風ファン6を再駆動して、加熱
調理室2内を換気する(ステップP7.P8)。この後
、所定の調理時間Tを経過した時点で、・ヒータ12を
断電すると共に、送風ファン6を停止させて、グリル調
理を終了する(ステップP9.P10)。この第3実施
例においても、調理メニューごとに送風ファン6の動作
開始時を判断するための定数aと動作時間及び風量を変
化させるようにしており、これにより調理メニューごと
に適切な調理を行い得るようにしている。
斯かる第3実施例では、湿度センサ25の出力信号に基
づいて、送風ファン6の動作開始時を制御する構成とし
たので、たとえ、食品13の種類や外気温の相違等によ
って加熱調理室2内の温度の上昇速度が変化して蒸気の
発生具合が変化したとしても、加熱調理室2内の温度の
上昇途中で食品13から蒸気等が多量に発生し始める時
期を正確に検知して、最適な時期に送風ファン6を動作
させることができ、食品13の種類や外気温に適応した
最適な制御が可能である。
尚、上記第2及び第3の両実施例では、いずれも、送風
ファン6の運転停止時期をタイマ手段により一律に決定
するようにしたが、この送風ファン6の運転停止時期も
、温度検知手段(サーミスタ24)又は気体検知手段(
湿度センサ25)の出力信号に基づいて決定するように
しても良い。
その他、本発明は、レンジ加熱機能のない電気オーブン
に適用したり、酸化触媒18を省いた構成としても良い
等、種々の変形が可能である。
[発明の効果コ 本発明は以上の説明から明らかなように、ヒータへの通
電開始後、加熱調理室内の温度が上昇する過程の途中で
、換気装置を一時的に動作させて食品から発生した蒸気
等の気体を加熱調理室の外部へ排出させるように構成し
たので、加熱調理室内が乾燥し過ぎたり熱気が排出され
過ぎるといった不都合を解消できて、加熱調理室内の温
度を素早く上昇させながら、ヒータの輻射熱を食品に効
率良く照射して、調理時間を短縮できると共に、食品の
表面が干個びた状態になってしまうことを防止できて、
焼き上がり状態を良くできる。
この場合、換気装置の動作開始時期を、タイマ手段によ
る計時動作によって決定するようにすれば、構成が簡単
で、低コスト化が可能である。
また、加熱調理室内の温度を検知する温度検知手段の検
知温度、又は、食品から発生する蒸気等の気体を検知す
る気体検知手段の検知結果に基づいて、換気装置の動作
開始時期を決定すれば、たとえ、食品の種類や外気温の
相違等によって加熱調理室内の温度の上昇速度が変化し
たとしても、その温度の上昇途中で食品から蒸気等が多
量に発生し始める時期を正確に検知して、最適な時期に
換気装置を動作させることができ、食品の種類や外気温
に適応した最適な制御が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の第1実施例を示したもので
、第1図はグリル調理時の加熱調理室内の温度変化と送
風ファンの運転との関係を示す図、第2図は全体の縦断
側面図、第3図は同横断面図、第4図は酸化触媒とそれ
を加熱するヒータの正面図、第5B (a)及び(b)
は酸化触媒の各部の温度と送風ファンの動作との関係を
説明するための図である。そして、第6図乃至第8図は
本発明の第2実施例を示したもので、第6図は要部を破
断して示す平面図、第7図はサーミスタの検知温度と送
風ファンの運転との関係を示す図、第8図は制御プログ
ラムを示すフローチャートである。一方、第9図乃至第
11図は本発明の第3実施例を示したもので、第9図は
要部を破断して示す平面図、第10図は加熱調理室内の
温度と湿度センサの出力電圧と送風ファンの運転との関
係を示す図、第11図は制御プログラムを示すフローチ
ャートである。 図面中、2は加熱調理室、5はマグネトロン、6は送風
ファン(換気装置)、9はオーブン用のヒータ、12は
グリル用のヒータ、13は食品、16は排気ダクト、1
8は酸化触媒、2oは触媒加熱用のヒータ、23は制御
回路、24はサーミスタ(温度検知手段)、25は湿度
センサ(気体検知手段)である。 出願人  株式会社  東  芝 東芝オーディオ・ビデオ エンジニアリング株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、加熱調理室と、この加熱調理室内に収容した食品を
    輻射熱により加熱するヒータと、前記加熱調理室内を換
    気する換気装置とを備え、前記ヒータへの通電開始後前
    記加熱調理室内の温度が上昇する過程の途中で前記換気
    装置を一時的に動作させて前記食品から発生した蒸気等
    の気体を前記加熱調理室の外部へ排出させるように構成
    したことを特徴とする加熱調理器。 2、ヒータへの通電開始と同時に計時動作を開始するタ
    イマ手段を備え、このタイマ手段の計時時間が設定時間
    に達した時点で、換気装置を一時的に動作させるように
    構成したことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。 3、加熱調理室内の温度を検知する温度検知手段を備え
    、ヒータへの通電開始後、前記温度検知手段の検知温度
    に基づいて換気装置を一時的に動作させるように構成し
    たことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。 4、加熱調理室内の食品から発生する蒸気等の気体を検
    知する気体検知手段を備え、ヒータへの通電開始後、前
    記気体検知手段の検知結果に基づいて換気装置を一時的
    に動作させるように構成したことを特徴とする請求項1
    記載の加熱調理器。
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