JPH04205B2 - - Google Patents

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JPH04205B2
JPH04205B2 JP59001030A JP103084A JPH04205B2 JP H04205 B2 JPH04205 B2 JP H04205B2 JP 59001030 A JP59001030 A JP 59001030A JP 103084 A JP103084 A JP 103084A JP H04205 B2 JPH04205 B2 JP H04205B2
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weighing
articles
predetermined volume
weighing machine
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JP59001030A
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Edoin Puringuru Furanku
Shinichi Inoe
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Yamato Scale Co Ltd
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Yamato Scale Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yamato Scale Co Ltd filed Critical Yamato Scale Co Ltd
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Priority to GB08423201A priority patent/GB2147111B/en
Priority to US06/653,863 priority patent/US4569406A/en
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Publication of JPH04205B2 publication Critical patent/JPH04205B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、計重機に物品を供給する装置に関
し、主に組合せ秤に組込れる計重機に物品を供給
する装置に関する。
現在、コーンフレーク等の薄片状の商品があ
る。このような商品を袋詰等する場合、製造メー
カは、予め定めた設定重量以上であつて、なおか
つ予め定めた所定容積以上袋等に詰めることがで
きるように要望することがある。これは、商品が
薄片状であつて壊れやすいので、製造ラインを搬
送されている際に小片になり易く、袋等に詰める
段階では小片が多くなることがあり、これら小片
を多く袋等に詰めると、たとえ設定重量以上であ
つても袋等内の商品の容積が小さくなり、商品と
しての見栄えが悪くなるからである。
これを解決するためには、特願昭55年第63132
号に開示されている組合せ秤において、すなわち
複数の計重機の計重信号を種々に組合せて所定重
量に等しいかまたはこれに近い値の組合せであつ
て、その中に常に特定の計重機を含んだ組合せを
選択する組合せ秤において、特定の計重機に投入
される物品を所定容積とし、その選択された計重
機の物品を袋詰等する秤量機が考えられる。ま
た、この発明の発明者達が提案したように、所定
の容積の物品が投入された特定の計重機の計重信
号をまず所定重量と比較し、所定重量以上であれ
ば、その特定の計重機の所定容積の物品を袋詰等
し、所定重量未満であれば、特定の計重機の計重
信号とこれとは別の複数の計重機の計重信号とを
種々に組合せて所定重量に等しいかまたはこれに
近い値の組合せであつて特定の計重機を常に含ん
だ組合せを選択し、その選択された計重機の物品
を袋詰等する秤量機も考えられる。
しかし、これらでは次のような欠点があること
が判つた。コーンフレーク等の薄片状の商品は小
片になりやすいが、それでも全てが小片になるの
ではなく大片が混じることがある。従つて、特定
の計重機に収容した薄片状の商品に大きなものが
多いと、所定容積はあるが重量は所定重量よりも
かなり多い場合がある。すなわち、見掛比重が小
さい場合がある。このような場合、袋等に詰めら
れる商品は、所定重量以上であるという条件を満
たすため、特定の計重機以外にも多数の計重機か
ら供給される。その結果、袋等には所定容積より
もかなり大きな容積の商品が供給され、袋等から
商品があふれる可能性がある。
この発明は、上記の問題を解決するのに用いる
計重機への物品供給装置を提供することを目的と
する。
そのため、第1の発明は、破砕可能な物品を所
定容積だけ供給する所定容積供給装置と、この所
定容積供給装置から上記所定容積の物品の供給を
受ける少なくとも1台の第1の計量機と、上記所
定容積よりも小さい容積の物品が供給される複数
の第2の計量機と、第1の計量機の計量信号を常
に含んだ状態で、物品が供給され安定している第
2の計量機の計量信号を種々に組合せ、これら組
合せの中から合計重量が上記設定重量以上である
組合せを選択し、これを構成する第1及び第2の
計量機から物品を排出させる組合せ演算装置と
を、具備する秤量機において、第1の計量機の計
量信号と上記設定重量との偏差を検出する検出部
と、この検出部からの検出出力に基いて上記所定
容積供給装置へ上記破砕可能な物品を破砕して供
給する破砕装置とを、具備するものである。
第1の発明によれば、秤量機から排出される物
品には、常に第1の計量器の物品が含まれてい
る。この物品は所定容積のものであるから、秤量
機から排出された物品は常に所定容積以上の容積
を有している。しかも、秤量機から排出された物
品は、組合せ演算装置によつて設定重量以上とさ
れている。従つて、秤量機から排出された物品は
常に所定容積以上の容積があり、設定重量以上の
重量のものとなる。しかも、第1の発明によれ
ば、第1の計量機の計量信号と設定重量との偏差
を算出しており、これは見掛け比重の関数であ
り、見掛け比重が小さいときには、偏差は大きく
なつている。従つて、この偏差に基いて破砕装置
を制御して、所定容積供給装置に供給する物品を
破砕すると、所定容積供給装置へは見掛け比重が
基準見掛け比重に近い物品が供給されるようにな
り、秤量機から排出される物品を袋等に詰めた場
合に、物品が袋等からあふれるようなことがなく
なる。
また、第2の発明は、上述したような秤量機に
おいて、第1の計量機の計量信号を上記所定容積
で除算して現実の見掛け比重を算出する除算器
と、上記設定重量を上記所定容積で除算した値で
ある基準見掛け比重と現実の見掛け比重との偏差
を算出する検出部と、この検出部からの検出出力
に基いて上記所定容積供給装置へ上記破砕可能な
物品を破砕して供給する破砕装置とを、具備する
ものである。
第2の発明では、第1の計量機の計量信号と、
所定容積とによつて現実の見掛け比重が算出さ
れ、この現実の見掛け比重と基準見掛け比重との
偏差に基いて、第1の発明と同様に破砕装置が制
御される。従つて、秤量機から排出される物品を
袋等に詰めた場合に、物品が袋等からあふれるよ
うなことがなくなる。
しかも、第1及び第2の発明では、破砕装置に
よつて物品を破砕しているのは、所定容積供給装
置へ供給される物品のみであるので、構成を簡略
化することができる。例えば、各第2の計量機の
見掛け比重を求め、これに基いて各第2の計量機
に供給する物品を破砕装置によつて破砕して、基
準見掛け比重に近付けようとすると、第2の計量
機に供給された物品の容積を一々測定しなければ
ならず、この測定装置を全ての第2の計量機に設
けなければならない。しかも、その測定した容積
を加算し、各第2の計量機の計量値も加算し、こ
れら計量値の加算値を容積の加算値で除算して、
現実の見掛け比重を求めなければならない。とこ
ろが、第1及び第2の発明では、所定容積供給装
置が第1の計量機に供給する容積は事前に判明し
ているので、その容積を測定する必要は全くな
く、容積の測定装置は不要であり、構成を簡略化
することができる。
また、第2の発明では、現実の見掛け比重が表
示部に表示させることができ、現実の見掛け比重
を知ることができる。
以下、この発明を図示の2つの実施例に基づい
て詳細に説明する。第1図乃至第4図に第1の実
施例を示す。第1図において、2は架台で、その
上に計重機フレーム4が設けられている。このフ
レーム4上にその周縁に沿つて10台の計重機6a
乃至6jが配置されている。これら計重機6a乃
至6jは、それぞれ荷重検出器8a乃至8jを有
し、内部に収容している薄片状の物品を計重し、
計重信号を生成する。また、計重器6a乃至6j
は排出ゲート10a乃至10jも有し、これらを
開いて、内部の物品を集合シユート12に排出で
きる。図には示していないが、集合シユート12
の下方には包装機が配置されている。なお、計重
機6a,6bは他のものよりもその容積が大きい
ものである。計重機6a乃至6jのうち6c乃至
6jの上方にはそれぞれ供給ホツパ14c乃至1
4jが配置されている。これら供給ホツパ14c
乃至14jが有する供給ゲート16c乃至16j
を開くことによつて計重機6c乃至6jに物品を
供給できる。なお、供給ホツパ14c乃至14j
への物品の供給は、計重機フレーム4を跨ぐよう
に設けた台部18の中央に設けた分散フイーダ2
0及びこれから放射状に配置した8台の直進フイ
ーダ22によつてなされる。また、分散フイーダ
20への物品の供給は貯槽24から搬送装置46
によつて行なわれ、貯槽24への物品の供給は、
供給フイーダ25によつて行なわれる。
計重機6a,6bへの物品の供給は、貯槽24
内の下部に設けた定容積供給装置26によつてな
される。定容積供給装置26は、第2図にその詳
細を示すように貯槽24の底壁28に180°の間隔
を隔てて配置した2つの排出口30,30を有す
る。これら排出口30,30には、計重機6a,
6bの投入口上に伸びる排出シユート32,32
が設けられている。貯槽24の底壁28上には円
板状の切出容器34が配置されている。この切出
容器34には、排出口30,30と同一円周上に
位置するように、それぞれ同一容積の切出ポケツ
ト36が8個穿設されている。この切出容器34
の上方には、仕切壁38が配置されており、この
仕切壁38にも切出ポケツト36と同一円周上に
位置するようにかつ排出口30,30とそれぞれ
90°の間隔を隔てるように2つの投入口42,4
2が穿設されている。この仕切壁38上には撹拌
器40が設けられている。この撹拌器40は細い
4本の羽根41を90°間隔に有し、この撹拌器4
0と切出容器34とは、貯槽24の外部に設けた
駆動装置44によつてそれぞれ回転させられる。
切出容器34の回転によつて投入口42,42か
ら物品が切出各ポケツト36に順次充填され、さ
らに切出容器34が回転することによつて切出ポ
ケツト36が排出口30,30上に到達すると、
一定容積の物品が排出シユート32,32を介し
て計重機6a,6bに供給される。なお、撹拌器
40は貯槽24内に特定の物品が滞留するのを防
止するためのものである。46は、貯槽24から
分散フイーダ20に被計量物品を供給するための
搬送装置であり、48は撹拌器40及び切出容器
34に対する駆動軸である。
上述したようにして計重機6a,6bにはそれ
ぞれ一定容積の物品が供給されており、残りの計
重機6c乃至6jには分散フイーダ20及び直進
フイーダ22を調整することにより、計重機6
a,6bよりも少ない容量の被計量物品が供給さ
れているとする。このとき、第3図に示すように
計重機6a,6bの計重信号は加算器50によつ
て加算され、その加算値は比較回路52によつて
標準重量設定部54に設定されている標準重量と
比較され、加算値が標準重量を超えると、比較回
路52は出力「1」を生成する。この出力「1」
はオア回路56,58を介して排出ゲート10
a,10bに供給され、両ゲート10a,10b
を開く。これによつて、計重機6a,6bから物
品は集合シユート12に排出され、集合シユート
12の下方の包装機で袋詰等される。この排出さ
れた物品は、計重機6a,6bに収容されていた
ので2つを併せて所定容積があり、しかも比較回
路52が出力「1」を生成しているので標準重量
よりも多いものである。排出が終了したとき、比
較回路52の出力によつて既に起動されていたタ
イマ60が出力「1」を生成し、これがオアゲー
ト62を介して定容積供給装置26に供給され、
定容積供給装置26が再び計量機6a,6bにそ
れぞれ一定容積の物品を供給し、次の袋詰に備え
る。
比較回路52が出力「1」を発生しないとき、
すなわち計重機6a,6bに収容されている物品
の重量が標準重量よりも少ないとき、比較回路5
2の出力を反転させたインバータ64の出力が組
合せ発生部66に供給され、組合せ発生部66は
計重機6c乃至6jを組合せる(28−1)通りの
組合せ信号を生成する。組合せ信号は、計重機6
c乃至6jに対応する8桁の2進信号からなり、
対応する計重機を組合せに参加させる場合、その
桁は「1」となる。組合せ発生部66としては例
えば2進8段のカウンタを用いることができる。
これら組合せ信号に基づいて選択加算回路68
が、計重機6c乃至6jの計量信号を(28−1)
通りに組合せ、この各組合せにそれぞれ加算器5
0の加算値を加算したものである出力信号を生成
する。この出力信号は、組合せ判定部70に供給
される。
組合せ判定部70は、標準重量設定器54及び
上限重量設定器71にそれぞれ設定されている標
準重量及び上限重量の範囲内に選択加算回路68
の出力信号が入つたとき、まず記憶指令信号を生
成する。そして、上限重量に代えてそのときの選
択加算回路68の出力信号を用い、これと標準重
量との間に再び選択加算回路68の出力信号が入
つたとき記憶指令信号を生成し、そのときの選択
加算回路68の出力信号をまた上限重量に代えて
用いる。以下、これを繰返す。
組合せ判定部70の記憶指令信号は組合せ記憶
部72に供給される。組合せ記憶部72は9段の
メモリからなり、そのうち計量機6c乃至6iに
対応する8つの段には組合せ発生部66から組合
せ信号が供給されており、組合せ判定部70が記
憶指令信号を発生するごとに、そのときの組合せ
信号に記憶値を更新する。また、計重機6a,6
bに対応する1つの段には組合せに参加させるこ
とを意味する「1」が常時記憶されている。従つ
て、全ての組合せが終了したとき、組合せ記憶部
72には計量機6a,6bを含んだ状態で、標準
重量に等しいかまたは標準重量と上限重量との範
囲内にあつて最も標準重量に近い組合せが記憶さ
れている。
全ての組合せが実行されたとき、インバータ6
4の出力によつて既に起動されていたタイマ74
が送出指令信号を生成し、組合せ記憶部72の記
憶値が各排出ゲート10a乃至10jに供給さ
れ、組合せ記憶部72に記憶されている組合せに
係る計重機の排出ゲートが開き、物品が集合シユ
ート12に排出され、包装機によつて袋詰等され
る。この排出された物品内に計重機6a,6bに
収容されていたものが含まれているので当然に所
定容積以上あり、しかも組合せ演算によつて標準
重量に等しいか、または標準重量と上限重量との
範囲内であつて最も標準重量に近いものとなるよ
うに選択したものであるから当然に標準重量以上
である。組合せ記憶部72に記憶されている組合
せ信号は、9つのタイマ75a乃至75jにも供
給されており、タイマ75b乃至75jのうち組
合せ信号の「1」である桁によつて起動されたも
のは排出ゲートが閉じたとき、計重機6c乃至6
jのうち物品を排出した計重機の上方にある供給
ホツパの供給ゲートを開いて物品を投入する。ま
たタイマ75aは同じとき定容積供給装置26を
駆動して、空になつている計重機6a,6bに物
品を投入し、次の袋詰に備える。
これらの他に供給フイーダ25の上方にクラツ
シヤ76が設けられている。このクラツシヤ76
は、供給フイーダ25を介して貯槽24に供給す
る物品を破砕するためのものである。このクラツ
シヤ76の制御は、減算器78、許容偏差設定器
80、減算器82及び制御部84によつて制御さ
れる。すなわち、減算器78において、加算器5
0の加算信号(計重機6a,6bの計重信号の
和)から標準重量を減算し、偏差△を算出する。
もし見掛比重が小さければ、すなわち計重機6
a,6bの物品に大片が多く、計重機6a,6b
の計重信号の和が標準重量よりかなり小さいと、
この偏差△はかなり大きくなる。この偏差△から
許容偏差設定器80に設定されている許容偏差A
が減算器82によつて減算され、二次偏差δが算
出される。この二次偏差δは制御部84に供給さ
れる。制御部84は、二次偏差δが大きければ、
クラツシヤ76に供給フイーダ25を介して貯槽
24に供給される物品を細かく破砕させ、二次偏
差δが小さければクラツシヤ76に同物品を粗く
破砕させる。なお、クラツシヤ76は、二次偏差
δが負であるときは作動せず、物品をそのまま貯
槽24に供給フイーダ25を介して供給する。従
つて、計重機6a,6bに物品が供給されている
ときに、上述したようにクラツシヤ76を制御
し、計重機6a,6bからこれら物品を排出し、
新たに物品を計重機6a,6bに供給し、クラツ
シヤ76を再び上述したように制御することを繰
返すうちに計重機6a,6bに供給される物品の
見掛比重は、基準見掛比重(所定容積で標準重量
を除算した値)ほぼ等しくなる。よつて、計重機
6a,6bからのみ物品が排出されることが多く
なり、袋等から物品があふれることが防止され
る。
クラツシヤ76の制御装置としては、第4図に
示すようなものも使用できる。86は除算器で、
ここで加算器50の出力を容積設定器88に設定
されている計重機6a,6b双方に供給される物
品の合計容積で除算して現実の見掛け比重を算出
する。そして、この現実の見掛け比重から基準見
掛け比重設定器90に設定されている基準見掛け
比重を減算器92で減算して偏差を求め、この偏
差を制御部84に供給して第3図に示したものと
同様にクラツシヤ76を制御する。94は、除算
器86で得た現実の見掛け比重を表示する表示
器、96は、制御器84でクラツシヤ76を動作
させたことを報知する警報器である。
第2の実施例は、第1の実施例と同様に計重機
106a,106b及び同6c乃至6jの合計10
台の計重機を有し、第1の実施例と同様に、すな
わち第1図に示したのと同様に配置されている。
ただし、計重機106a,106bは、計重機6
a,6bに供給される物品を合計して所定容積に
なるのに対し、計重機106aに供給される物品
だけで所定容積となり、同様に計重機106bに
供給される物品だけで所定容積となる点で異な
る。
計重機106a,106bへの物品の供給は、
やはり貯槽24の下部に設けた定容積供給装置1
26によつてなされる。定容積供給装置126
は、第5図に示すように貯槽24の底壁28に2
つの排出口30,30を有し、この底壁28上に
第6図に示すように切出容器134が配置されて
いるのは第1の実施例と同様である。ただし、切
出ポケツト136は7つ等間隔に穿設されてお
り、切出容器134の上方の仕切壁38には第7
図に示すように少なくとも2個の切出ポケツト1
36,136がその中に位置するような長孔状の
投入口142,142が穿設されている点で定容
量供給装置26とは異なる。従つて、4つの切出
ポケツト136に同時に物品が投入され、物品が
供給された切出ポケツト136が一方の排出口3
0上にくると、その一方の排出口30から排出シ
ユート32を介して例えば計重機106aに物品
が供給され、それから幾分切出容器134が回転
すると、別の切出ポケツト136が他方の排出口
30上に到達し、他方の排出口30から排出シユ
ート32を介して例えば計重機106bに物品が
供給される。すなわち計重機106a,106b
には同時に物品が供給されるのではなく、交互に
供給される。
第8図に第2の実施例の回路図を示す。この回
路はほぼ第1の実施例と同様に構成されており、
同等部分には同一符号を付して説明を省略する。
ただし、次の点で第1の実施例と相違している。
(1) 第1の実施例では、計重機6a,6bの計重
信号を加算して比較回路52及び選択加算回路
68に供給し、その比較回路52の出力を排出
ゲート10a,10bに同時に供給するように
構成していたのに対し、計重機106a,10
6bの計重信号は、切換回路200を介して交
互に比較回路52及び選択加算回路68に供給
され、比較回路52の出力は切換回路202、
オア回路204a,204bを介して計重機1
06a,106bの排出ゲート110a,11
0bに交互に供給される点。ただし、切換回路
200,202は例えばワンシヨツトマルチバ
イブレータを含み、その切換信号には、定容積
供給装置126への駆動信号(オア回路62の
出力信号)を用いる。
(2) 第1の実施例では、組合せ発生部66の各段
の出力が直接に選択加算回路68に供給される
のに対し、それぞれゲート208を介して供給
され、これらゲート208には検出回路210
から組合せ禁止信号が供給され、その組合せ禁
止信号に対応する段の出力は選択加算回路68
に供給されない点。この検出回路210は計重
機6c乃至6jから物品が排出されて、新たに
物品が投入されたとき、計重信号が、しきい値
回路212からのしきい値を超えて所定時間
(計重信号が安定するまでの時間)新たに物品
が供給された計重機に対応する組合せ発生部6
6の段の出力の供給を禁止する組合せ禁止信号
を生成する。
(3) 第1の実施例では組合せ記憶部72の1台だ
けであつたのに対し、72,172の2台とな
つている点。組合せ記憶部172は、同72と
同一に構成されており、組合せ記憶部72の計
重機106aに対応する段の出力が排出ゲート
110aにオア回路204aを介して供給され
ているのに対し、組合せ記憶部172の計重機
106bに対応する段の出力が排出ゲート11
0bにオア回路204bを介して供給されてい
る点が異なる。また、組合せ記憶部172の残
りの段は、同72の残りの段と同様にそれぞれ
オア回路204c乃至204jを介して排出ゲ
ート10c乃至10jに供給されている。ま
た、組合せ記憶部172の各段の出力は、同7
2と同様にタイマ175a乃至175j、オア
回路62,214c乃至214jを介して定容
積供給装置126、供給ゲート14c乃至14
jに供給されている。また、組合せ記憶部7
2,172にはゲート回路208を通過した組
合せ信号が供給され、これら組合せ記憶部7
2,172への組合せ判定部70からの組合せ
記憶指令信号は切換回路216を介して供給さ
れる。この切換回路216への切換信号は、切
換回路200,202と同様にゲート回路62
から供給される。さらに、組合せ記憶部72,
172からのタイマ等への送出指令信号は、タ
イマ74から出力が供給されるごとに出力が反
転する切換回路218によつて供給される。
この実施例は次のように動作する。今、計重機
106a,6c乃至6jに物品が供給されてお
り、計重機106aの計重信号が切換回路200
を介して比較回路52及び選択加算回路68に供
給され、比較回路52の出力は切換回路202、
オフ回路204aを介して排出ゲート110aに
供給可能な状態であり、組合せ判定部70からの
記憶指令信号は切換回路216を介して組合せ記
憶部72に供給可能な状態であり、なおかつ検出
回路210は全く組合せ禁止信号を発生していな
いとする。
この状態では、計機機106a,6c乃至6
j、比較回路52、選択加算回路68、組合せ発
生部66、組合せ記憶部72等が第1の実施例と
同様に動作し、計重機106aのみまたはこれと
計重機6c乃至6jのうちの何台か(例えば6
c,6jの2台)から物品が排出され、定容積供
給装置126、供給ゲート14c,14jから新
たに物品が計重機106b,6c,6jに投入さ
れる。なお、定容積供給装置126による供給の
方が、供給ゲート14c,14jからの供給より
も先に終了する。このとき、切換回路200,2
02,216はそれぞれ切換えられる。
もし、計重機106aのみから排出されたのな
ら計重機106aと106bとが入れかわつただ
けで第1の実施例と同様に動作する。
しかし、計重機106a以外に例えば計量機6
c,6jからも物品が排出されている場合、検出
回路210が計重機6c,6jに対する組合せ信
号の供給を停止しているので、若干動作が異な
る。すなわち、計重機106bの計重信号が設定
重量以上であると、計重機106bから物品を排
出して計重機106aに物品を供給するが、設定
重量未満の場合、計重機6c乃至6jのうち6
c,6jを除いたものと計重機106bとで組合
せが得られ、その組合せは組合せ記憶部172に
記憶される。そして、タイマ74の出力に応動し
て切換回路218が生成した送出指令信号によつ
て、組合せ記憶部172の各段の記憶値が排出ゲ
ート110b,10c乃至10j、タイマ175
a乃至175jへ供給され、計重機106bと計
重機6c乃至6jのうち組合せに含まれたもの
(例えば、6d,6e)から物品が排出され、計
重機106a,6d,6eに物品が供給される。
このとき、切換回路200,202,216は再
び当初の状態に切換えられる。そして、次に再び
計重機106aの計重信号が設定重量と比較され
るが、やはり設定重量未満の場合には計重機6
d,6eを除外した計重機6c乃至6j(このと
き計重機6c,6jの計重信号は安定しているの
で、これら計重機6c,6jに対する組分せ禁止
信号は消失している。)と計重機106aとの組
合せが行なわれ、組合せ記憶部72に記憶され
る。以下同様に動作する。
なお、この実施例でも第3図及び第4図に示し
たようなクラツシヤ制御装置が設けられている。
ただし、第3図では減算器78に第4図では除算
器86に加算回路50の出力を供給したが、これ
に代えて、計重機106aまたは106bの計重
信号を供給する必要がある。或いは、第3図に示
した減算器78,82、制御部84を計重機10
6a,106bに対してそれぞれ設けるか、第4
図に示した除算器86、減算器92、制御部84
を計重機106a,106bに対してそれぞれ設
けてもよい。
上記の2つの実施例では、組合せ演算をする
際、標準重量に等しいか標準重量と上限重量との
範囲内で最も標準重量に近いものを選択したが、
当初に標準重量と上限重量との範囲内に入つたも
のを選択してもよい。また各計重機はフレーム4
上にこれに沿つて配置したが、1列または複数列
に配置してもよい。さらに定容積供給されない計
重機6c乃至6jは8台設けたが、その台数は任
意に増減させることができる。また、撹拌器40
は羽根41を有するものを示したが、これを除去
してもよい。定容積供給装置の切出ポケツトの容
積は一定であるとしたが、可変できるようにして
もよい。また、定容積供給装置としては図示した
以外の公知のものも種々使用できる。第1の実施
例では定容積供給される計量機を2台としたが、
1台でもあるいは3台以上としてもよい。定容積
供給される計重機が1台のときには、第5図乃至
第7図に示した定容積供給装置または第2図に示
した定容積供給装置において排出口30と排出シ
ユートを1個除去したものを使用してもよい。第
2の実施例では計重機106aまたは106b1
台で所定容積が得られるようにしたが、第1の実
施例と同様に複数台で所定容積が得られるように
してもよい。また、1台の定容積供給装置で2台
の計重機に定容積供給したが、1台の計重機に1
台づつ定容積供給装置を設けてもよい。また、第
1の実施例と同様な定容積供給装置を用い、これ
から供給された物品をそれぞれ計重機106a,
106bに供給してもよい。なお、第3図の減算
器78、許容偏差設定器80、減算器82、制御
部84及びクラツシヤ76からなるクラツシヤ制
御装置や第4図のクラツシヤ制御装置は、上記の
2つの実施例に示したような秤量機以外にも、例
えば特願昭55年第63132号に開示されている組合
せ秤において、常に組合せに含まれる計量機に例
えば上記の実施例に示したような定容積供給装置
を用いて定容積供給する場合、その定容積供給装
置に実施することもできる。さらに、第4図にお
ける基準見掛比重設定器90、減算器92、制御
器84、警報器96及びクラツシヤ76を除去
し、表示器94の表示に応じて手動によつて被計
量物品を破砕してもよい。これも特願昭55年第
63132号に開示されている組合せ秤において、常
に組合せに含まれる計量機に定容積供給装置を用
いて定容積供給する場合、その定容積供給装置に
実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による物品供給装置を実施し
た秤量機の第1の実施例の概略配置図、第2図は
同第1の実施例に用いる定容積供給装置の組立
図、第3図は同第1の実施例に用いる電気回路の
ブロツク図、第4図は同第1の実施例に用いるク
ラツシヤ制御装置のブロツク図、第5図は同第2
の実施例に用いる定容積供給装置の切出容器と仕
切壁とを除去した状態の平面図、第6図は同第2
の実施例に用いる定容積供給装置の仕切壁を除去
した状態の平面図、第7図は同第2の実施例に用
いる定容積供給装置の平面図、第8図は同第2の
実施例の電気回路のブロツク図である。 6a,6b,106a,106b……計重機、
26,126……定容積供給装置、76……クラ
ツシヤ(破砕装置)、78,92……減算器(検
出部)、86……除算器、94……表示器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 破砕可能な物品を所定容積だけ供給する所定
    容積供給装置と、この所定容積供給装置から上記
    所定容積の物品の供給を受ける少なくとも1台の
    第1の計量機と、上記所定容積よりも小さい容積
    の物品が供給される複数の第2の計量機と、第1
    の計量機の計量信号を常に含んだ状態で物品が供
    給されて安定している第2の計量機の計量信号を
    種々に組合せこれら組合せの中から合計重量が上
    記設定重量以上である組合せを選択し、これを構
    成する第1及び第2の計量機から物品を排出させ
    る組合せ演算装置とを、具備する秤量機におい
    て、第1の計量機の計量信号と上記設定重量との
    偏差を検出する検出部と、この検出部からの検出
    出力に基いて上記所定容積供給装置へ上記破砕可
    能な物品を破砕して供給する破砕装置とを、具備
    する物品供給装置。 2 破砕可能な物品を所定容積だけ供給する所定
    容積供給装置と、この所定容積供給装置から上記
    所定容積の物品の供給を受ける少なくとも1台の
    第1の計量機と、上記所定容積よりも小さい容積
    の物品が供給される複数の第2の計量機と、第1
    の計量機の計量信号を常に含んだ状態で物品が供
    給され安定している第2の計量機の計量信号を
    種々に組合せこれら組合せの中から合計重量が上
    記設定重量以上である組合せを選択し、これを構
    成する第1及び第2の計量機から物品を排出させ
    る組合せ演算装置とを、具備する秤量機におい
    て、第1の計量機の計量信号を上記所定容積で除
    算して現実の見掛け比重を算出する除算器と、上
    記設定重量を上記所定容積で除算した値である基
    準見掛け比重と現実の見掛け比重との偏差を算出
    する検出部と、この検出部からの検出出力に基い
    て上記所定容積供給装置へ上記破砕可能な物品を
    破砕して供給する破砕装置とを、具備する物品供
    給装置。 3 特許請求の範囲第2項記載の物品供給装置に
    おいて、上記算出された現実の見掛け比重を表示
    する表示装置を備えたことを特徴とする物品供給
    装置。
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JP103084A JPS6071917A (ja) 1984-01-06 1984-01-06 物品供給装置
GB08423201A GB2147111B (en) 1983-09-28 1984-09-14 Combination weighing with volumetric metering
US06/653,863 US4569406A (en) 1983-09-28 1984-09-21 Combination weighing machine having volume confining function

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59102122A (ja) * 1982-12-04 1984-06-13 Ishida Scales Mfg Co Ltd 自動計量装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59102122A (ja) * 1982-12-04 1984-06-13 Ishida Scales Mfg Co Ltd 自動計量装置

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