JPH0420582Y2 - - Google Patents

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JPH0420582Y2
JPH0420582Y2 JP1987078453U JP7845387U JPH0420582Y2 JP H0420582 Y2 JPH0420582 Y2 JP H0420582Y2 JP 1987078453 U JP1987078453 U JP 1987078453U JP 7845387 U JP7845387 U JP 7845387U JP H0420582 Y2 JPH0420582 Y2 JP H0420582Y2
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JP
Japan
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grooves
groove
protrusion
mold
dough
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JP1987078453U
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JPS6434217U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は成形型に関し、特に、成形生地の歩
留りの向上と、成形作業および成形した製品の離
型性を向上させることのできる成形型に関するも
のである。
〔従来技術およびその問題点〕
従来、一度に複数個の成形品を得るようになつ
ているゴム製品用の成形型にあつては、型本体の
上面に縦溝および横溝を所定の間隔で複数設けて
格子状とし、この格子状となつている縦溝と横溝
とで囲まれた部分には成形品用の溝を穿設してあ
る。
そして、上記のように構成されている成形型を
用いて成形品を得る場合には、まず、成形型間に
生地を位置して押圧して成形するものであり、こ
の押圧成形時に、上記各溝をはみ出したものが格
子状となつている溝に沿つて流れ、この時、各縦
溝の間隔および各横溝の間隔は同一の間隔となつ
ているので押圧成形時に流れる生地に対する抵抗
は一定となつているので、この抵抗に抗して一定
の速度で生地が流れてしまい、このために加圧が
充分に行えずに成形不良が生じ、また、成形を充
分に行なうためには生地の量を多くしなければな
らず、このために生地の歩留りが悪いという問題
点を有し、さらに、製品離型時に成形型に付着し
たバリの除去作業が必要となり、成形作業に時間
がかかるという問題点を有していた。
この考案は前記のような従来のもののもつ問題
点を解決したものであつて、生地の歩留りを向上
させることができるとともに、製品離型性を向上
させることができて成形作業を容易とすることの
できる成形型を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するためにこの考案は、本
体の上面に突出部を形成するとともに、この突出
部の上面に、突出部の端部に開口しない状態で四
周縁部に渡つて連続する断面がV字形状の溝を形
成し、この溝で囲まれた前記突出部の上面に、両
端が前記溝に連続するとともに、断面がV字形状
の複数の縦溝および横溝を格子状に形成し、前記
縦溝および横溝で囲まれた前記突出部の上面に、
成形品用の溝を形成したことを特徴とする成形型
を構成したものである。
〔作用〕
この考案は上記の手段を採用したことにより、
成形作業時に、縦溝および横溝の端から生地がは
み出して成形されることがないので縦バリおよび
横バリがでることがないとともに、成形型の内圧
の不足が生じる恐れがなく、さらに、成形型から
の成形品の離型作業が容易となることとなる。
〔実施例〕
以下、図面に示すこの考案の実施例について説
明する。
第1図a,b,c〜第2図にはこの考案による
成形型が示されていて、この考案による成形型
は、本体1の上面の中央部に突出部2を形成する
とともに、この突出部2に隣接して他の突出部
6,6をそれぞれ形成してある。
そして、前記本体1の中央部に設けた突出部2
の上面には、中央部に複数(実施例では4列2行
で8個)のOリング用の溝3,3,……が設けら
れ、このOリング用の溝3,3,……の全体を囲
んだ状態で、まず、前記突出部2の上面の四周縁
部に断面V字形状の溝7が設けられ、さらに、こ
の四周縁部の断面V字形状の溝7で囲まれた部分
に、この溝7に端部が連続するように、かつ、前
記Oリングの溝3,3,……を囲むように断面が
V字形状の縦溝4,4,……および横溝5,5,
……がそれぞれ設けられ、したがつて、各Oリン
グ用の溝3,3,……は、前記四周縁部の溝7の
内側に設けた断面V字状の縦・横溝4,5によつ
てそれぞれ囲まれた状態となつている。
上記のように構成されている成形型を用いて成
形作業を行なう場合には、まず、シート状の生地
を前記突出部2の上部に位置して押圧成形作業を
行なうものであり、この押圧成形作業に、生地は
Oリング用の溝3,3,……の内部、前記縦溝
4,4,……および横溝5,5,……の内部に位
置するものであるが、前記各縦・横溝4,5は、
四周縁部の溝7に連続しているので、前記本体1
の上面に設けられた突出部2の側端には開口して
おらず、これによつてバリが付着して成形される
ことがないものである。
このために、従来のものと比較して20〜30%少
ない生地量で成形することが可能となり、また、
この考案による成形型で成形された第2図に示す
仕上げ前の成形品9は従来の成形型で成形した成
形品と異なつてバリが全くないので、成形時の製
品離型が容易でバリの除去が不要となるものであ
る。
なお、前記成形型を用いた成形時には、たとえ
ば、特公昭61年第44645号公報に示されているよ
うな真空引き装置を用いて成形作業を行なうもの
であり、真空引き装置の内容についての前記公報
番号を提示することで詳細は省略するが、真空引
き装置は前記公報に示されているものに限定する
ものではないということは勿論である。
〔考案の効果〕
この考案は前記のように、本体の突出部の四周
縁部に断面がV字形状の溝を形成して、この溝で
囲まれた部分に断面がV字形状の複数の溝を格子
状に形成して各格子状の溝の端を前記四周縁部の
溝に接続させ、この各格子状の溝で囲まれた部分
に成形品用の溝を形成したことにより、余分に必
要とされる生地の量は最大でも前記各V字形状の
溝に位置する量だけなので生地の歩留りが従来の
成形型と比較して著しく向上するとともに、成形
後の仕上げ前の成形品を成形型から離型する作業
が容易となり、さらに、縦バリおよび横バリが発
生することがないので、従来のものと異なつてそ
れらの除去作業が不要となつて、成形作業が短時
間で行なうことができるなどのすぐれた効果を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図a,b,cはこの考案による成形型を示
し、第1図aは平面図、第1図bは第1図aの
−線に沿つてみた図、第1図cは第1図aの
−線に沿つてみた図、第2図は第1図a,b,
cによつて形成された仕上げ前の成形品を示す図
である。 1……本体、2……突出部、3……Oリング用
の溝、4……縦溝、5……横溝、6……他の突出
部、7……溝、9……成形品。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体1の上面に突出部2を形成するとともに、
    この突出部2の上面に、突出部2の端部に開口し
    ない状態で四周縁部に渡つて連続する断面がV字
    形状の溝7を形成し、該溝7で囲まれた前記突出
    部2の上面に、両端が前記溝7に連続するととも
    に、断面がV字形状の複数の縦溝4および横溝5
    を格子状に形成し、前記縦溝4および横溝5で囲
    まれた前記突出部2の上面に、成形品用の溝1を
    形成したことを特徴とする成形型。
JP1987078453U 1987-05-25 1987-05-25 Expired JPH0420582Y2 (ja)

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JP1987078453U JPH0420582Y2 (ja) 1987-05-25 1987-05-25

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JP1987078453U JPH0420582Y2 (ja) 1987-05-25 1987-05-25

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JPS6434217U JPS6434217U (ja) 1989-03-02
JPH0420582Y2 true JPH0420582Y2 (ja) 1992-05-12

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JPS53128365U (ja) * 1977-03-19 1978-10-12

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JPS6434217U (ja) 1989-03-02

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