JP2000301515A - スプリットブロックの成形方法 - Google Patents
スプリットブロックの成形方法Info
- Publication number
- JP2000301515A JP2000301515A JP11147049A JP14704999A JP2000301515A JP 2000301515 A JP2000301515 A JP 2000301515A JP 11147049 A JP11147049 A JP 11147049A JP 14704999 A JP14704999 A JP 14704999A JP 2000301515 A JP2000301515 A JP 2000301515A
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- Pending
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- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課 題】 割肌面に縦溝のラインから成る、リブ状の
スプリットブロックしかでき得なかった成形方法を、多
種、多彩な形状のスプリットブロックを成形可能にする
ものである。 【解決手段】 ブロックの表面に凹溝部を形成する柄枠
状中子の形態によって、多種、多彩なスプリット面が成
形可能に成り、柄枠状中子は挿通溝より成形したブロッ
クと一体脱型を可能にし、脱型後ピアノ線によって分割
する。
スプリットブロックしかでき得なかった成形方法を、多
種、多彩な形状のスプリットブロックを成形可能にする
ものである。 【解決手段】 ブロックの表面に凹溝部を形成する柄枠
状中子の形態によって、多種、多彩なスプリット面が成
形可能に成り、柄枠状中子は挿通溝より成形したブロッ
クと一体脱型を可能にし、脱型後ピアノ線によって分割
する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の外壁、塀、
花壇等に使用されるコンクリートブロックの成形方法に
関する物である。
花壇等に使用されるコンクリートブロックの成形方法に
関する物である。
【０００２】
【従来の技術】従来の表面に割肌加工を施したリブ状の
スプリットブロックは成形用型枠内にコンクリート材料
を投入、充填すると共にプレス加圧して一体成形後下方
に押し出して脱型させ、養生硬化後、対向するブロック
の中央より刃によって分割加工してスプリットブロック
が得られる。然しスプリット面に凹溝部を形成する中
子、脱型等の成形過程において縦凹溝から成るブロック
以外は脱型が不可能であった。
スプリットブロックは成形用型枠内にコンクリート材料
を投入、充填すると共にプレス加圧して一体成形後下方
に押し出して脱型させ、養生硬化後、対向するブロック
の中央より刃によって分割加工してスプリットブロック
が得られる。然しスプリット面に凹溝部を形成する中
子、脱型等の成形過程において縦凹溝から成るブロック
以外は脱型が不可能であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のように割肌面に
単調な縦溝のラインから成るスプリットブロックしかで
き得なかった成形方法を、多種、多彩な形状のスプリッ
トブロックを成形可能にする。
単調な縦溝のラインから成るスプリットブロックしかで
き得なかった成形方法を、多種、多彩な形状のスプリッ
トブロックを成形可能にする。
【０００４】
【課題を解決する為の手段】上記の目的を解決するため
に柄枠状中子の形態によって多種、多様な形状のスプリ
ット面が成形可能に成り、従来のように養生硬化後分割
加工すれば大量の柄枠状中子が必要なため、脱型後ピア
ノ線によって分割、柄枠状中子を除去する。
に柄枠状中子の形態によって多種、多様な形状のスプリ
ット面が成形可能に成り、従来のように養生硬化後分割
加工すれば大量の柄枠状中子が必要なため、脱型後ピア
ノ線によって分割、柄枠状中子を除去する。
【０００５】
【作用】本発明では、柄枠状中子は型枠内の挿通溝より
一体制成形したブロックと難なく型枠外に下降脱型でき
得ると共に、中子吊りが不用なので、プレスに支障なく
均等に加圧され、異型の柄枠状中子を挿入することによ
って連続して多種類のブロックが成形できる。脱型後即
時分割しても、柄枠状中子と一体分割するので、成形し
たブロックが型崩れすることがなく分割できる。
一体制成形したブロックと難なく型枠外に下降脱型でき
得ると共に、中子吊りが不用なので、プレスに支障なく
均等に加圧され、異型の柄枠状中子を挿入することによ
って連続して多種類のブロックが成形できる。脱型後即
時分割しても、柄枠状中子と一体分割するので、成形し
たブロックが型崩れすることがなく分割できる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１〜図５に例示す
るところに従って説明する。図１は、ブロックの外郭を
形成するための型枠を簡略示するもので、型枠１内の両
側壁部に、ブロックの表面に凹溝部１２を形成する柄枠
状中子１３の挿入部３に対応させた、凹溝状の貫通した
挿通溝２を凹設する。図２は、ブロックの外郭を形成す
る型枠１内にブロックの空洞部を形成する中子、５、
６、横溝部１０を形成する中子を有し、要部である柄枠
状中子１３は、ブロックの表面に凹溝部１２を形成す
る。
るところに従って説明する。図１は、ブロックの外郭を
形成するための型枠を簡略示するもので、型枠１内の両
側壁部に、ブロックの表面に凹溝部１２を形成する柄枠
状中子１３の挿入部３に対応させた、凹溝状の貫通した
挿通溝２を凹設する。図２は、ブロックの外郭を形成す
る型枠１内にブロックの空洞部を形成する中子、５、
６、横溝部１０を形成する中子を有し、要部である柄枠
状中子１３は、ブロックの表面に凹溝部１２を形成す
る。
【０００７】次に成形方法の概略を説明する。型枠１内
の挿通溝２に柄枠状中子１３を挿入セットして、型枠１
に強制振動を与えながらコンクリート材料を充填し、プ
レス加圧して四個一体のブロックを成形、柄枠状中子１
３と一体に脱型させる図６、脱型後即時、分割線Ａ、対
向する柄枠状中子１３の斜面４の中央より、細いピアノ
線Ｐによって図７に示す、両端面部Ｒは、ライン化粧
面、分割面はスプリット化粧面と個別に分割加工して、
柄枠状中子１３を除去、図８に示すスプリットブロック
Ｓ、を得るものである。。
の挿通溝２に柄枠状中子１３を挿入セットして、型枠１
に強制振動を与えながらコンクリート材料を充填し、プ
レス加圧して四個一体のブロックを成形、柄枠状中子１
３と一体に脱型させる図６、脱型後即時、分割線Ａ、対
向する柄枠状中子１３の斜面４の中央より、細いピアノ
線Ｐによって図７に示す、両端面部Ｒは、ライン化粧
面、分割面はスプリット化粧面と個別に分割加工して、
柄枠状中子１３を除去、図８に示すスプリットブロック
Ｓ、を得るものである。。
【０００８】
【発明の効果】本発明は以上の如く、ブロックの表面に
凹溝部を形成する中子をセットにした柄枠状中子の形態
によって、多種、多彩なスプリットブロックが成形可能
に成り脱型後即時分割しても、柄枠状中子と一体に分割
することによって、型崩れすることがなく分割加工がで
きる。均等な割肌面が得られる等の、効果を有する。
凹溝部を形成する中子をセットにした柄枠状中子の形態
によって、多種、多彩なスプリットブロックが成形可能
に成り脱型後即時分割しても、柄枠状中子と一体に分割
することによって、型崩れすることがなく分割加工がで
きる。均等な割肌面が得られる等の、効果を有する。
【図１】ブロックの外郭を形成する振動用型枠の概略平
面図である。
面図である。
【図２】柄枠状中子の正面図である。
【図３】柄枠状中子の平面図である。
【図４】対向する一組の柄枠状中子の平面図である。
【図５】型枠内の挿通溝に柄枠中子を挿入した状態を示
す平面図である。
す平面図である。
【図６】柄枠状中子と四個分一体脱型ブロックの側面図
である。
である。
【図７】分割の状態を示す概略斜視図である。
【図８】柄枠状中子を除去したスプリットブロックの斜
視図である。
視図である。
１ 型枠 ２ 挿通溝 ３ 挿入部 ４ 斜面 ５ 半中子 ６ 中子 ７ 中子吊り ８ 貫通溝 ９ 空洞孔部 １０ 横溝部 １１ 縦溝部 １２ 凹溝部 １３ 柄枠状中子 Ｒ 片面ライン・片面スプリット Ｓ 両面スプリット Ｐ ピアノ線
Claims (2)
- 【請求項１】ブロックの外郭を形成する型枠１内側壁部
の左右に、ブロックの表面に凹溝部を形成する柄枠状中
子の挿入部３に対応する凹溝の挿通溝２を凹設し、柄枠
状中子を挿通溝２に挿入後、強制振動を与えながらコン
クリート材料を投入、充填すると共にプレス加圧して四
個一体に成形、成形後型枠内のブロック製品を柄枠状中
子は挿通溝２より一体下方に押し出して脱型させること
を特徴とするスプリットブロックの成形方法。 - 【請求項２】脱型後四個一体のブロック製品を対向する
柄枠状中子の斜面中央よりピアノ線によって個別に分割
加工することを特徴とする請求項１記載のスプリットブ
ロック成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11147049A JP2000301515A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | スプリットブロックの成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11147049A JP2000301515A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | スプリットブロックの成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000301515A true JP2000301515A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=15421355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11147049A Pending JP2000301515A (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | スプリットブロックの成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000301515A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009156015A (ja) * | 2007-12-08 | 2009-07-16 | Kanaflex Corporation | 断熱パネル |
| WO2024016689A1 (zh) * | 2022-07-21 | 2024-01-25 | 中交第二航务工程局有限公司 | 节段梁预制方法 |
-
1999
- 1999-04-16 JP JP11147049A patent/JP2000301515A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009156015A (ja) * | 2007-12-08 | 2009-07-16 | Kanaflex Corporation | 断熱パネル |
| WO2024016689A1 (zh) * | 2022-07-21 | 2024-01-25 | 中交第二航务工程局有限公司 | 节段梁预制方法 |
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