JPH04205770A - ビデオカセット用ガードパネル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は、主として、＼／１」Ｓ方式のビデオカセット
のビデオカセット用ガードパネルに関７る。

［従来の技術］ 従来、Ｖ　ｌ−Ｉ　Ｓ方式のビデオカレン１〜本体に取
（＝Ｊけられ、磁気テープを保護する役目を果づ一ガー
ドパネルは、上端に上板を形成した細長い前板と、この
前板の両端に一体的に形成された側板とからなり、これ
らの側板には、カレン１−本体にガートパネルを取付け
るためのヒンジピンが豆いに対向覆るように形成されて
おり、このヒンジピンは上記力セラ１〜本体の両側に形
成された軸孔に挿入されるようになっている。一方、上
記前板の下端には、カレン１へ本体に係合１）−るため
の張り出し部か側板ど同じ側に突出して形成されている
。また、上記ヒンジピンには、スプリングを係１にする
ための突起が突設されている。そして、このスプリング
は、ガードパネルを閉じる方向にイ」勢するものである
。さらに前記ヒンジピンの基部には肉ぬずみ凹部が設け
られている。この肉ぬすみ四部は成形時に上記側板の外
側にひげが生じないように形成されるものであって、ヒ
ンジピンの基部に該ヒンジピンの軸心に向って１箇所設
（プられていた。

［発明が解決しようとづる課題］ 従来技術においては、肉ぬづみ凹部が１箇所ヒンジピン
の基部に軸心に向って設けられていたものであったため
、成形時に上記ガードパネルの側板の外側のひげを完全
に解消することはできない。′ＴＩなわち従来の肉ぬり
み凹部はその体積が小さかったため上記ひけを完全に解
消することはでさないものであった。

このような問題点を解決する一手段として、上記肉ぬづ
み凹部を大きく覆ることが考えられるが、このような場
合には不慮の落下事故の際、ヒンジピンの基部に局部応
力が生じてヒンジピンが析損づ゛る虞れがあった。

そこで本発明はヒンジピンの成形に伴うガードパネルの
側板のひげを完全に解消できるとともにヒンジピンの耐
衝撃性を向上でさ゛るビデオ力セッ１−用ガードパネル
を提供づることを目的と７ｊる。

［課題を解決するだめの手段］ 前記目的を達成するために、本発明は前板と、この前板
の上端に形成された上板と、これらの上板及び前板の両
側部に形成ぎれかつ内面にヒンジピンを形成した一対の
側板ど、上記ヒンジピンの基部に形成された肉ぬすみ凹
部とを備えたビデオカレッ１へ用ガードパネルにおいて
、上記肉ぬすみ凹部を上記ヒンジピンの対向する周面の
部位に各々形成したものであり、また本発明は上記とン
ジビン周面の対向する部位に形成された肉ぬすみ凹部を
連通させたものである。

［作　用１ 本発明のビデオ力セツ１〜用ガードパネルにおいでは、
ヒンジピンの基部に形成される肉ぬＪみ四部による肉ぬ
Ｊみが大きくなり、ガードパネルの側板のひげを解消で
きるとともに、応力分散を図って耐衝撃性を向上できる
。

［実施例１ 以下、本発明の実施例を図面を用いて具体的に説１ＪＪ
する。

第１図ないし第８図は本発明の第１実施例を示してＪ＞
す、第１図ないし第４図において、ガードパネル１は、
断面し字状の細長い正面板２と、この正面板２の両端に
一体的に形成された側板３，４とが弓なり、これらの側
板３．４には、カヒッ１−本体５にガードパネル１を取
付けるために、円柱状のヒンジピン６゜７がそれぞれ互
いに対向するように形成されている。また、−ト記正面
板２は、上板８と、このト板８に直角に交差し、かつ上
板８より幅広に形成された前板９とから構成されて８３
す、この前板９下端には、カゼッ１〜本体５に係合Ｊる
だめの張り出し部１０が側板３．／３と同じ側に突出し
て形成されている。ざらに、上記ヒンジピン６には、ス
プリング係１に用の円柱状の突起１１が突設されている
。またＬ記側板３の内面には、ガードパネル回転防止用
ストッパを係止する長方形状の凹部１２が形成されてい
る。

さらに上記ヒンジピン６の根元部たる’３８ｆＬには肉
ぬずみ凹部１３．１４が設けられている。

１なわらヒンジピン６の基端１５ど土泥突起１１側間の
ヒンジピン６周面のり・］向りる部位に上記肉ぬ刃み凹
部１３．１４が形成されている。尚上記ヒンジピン６の
基端１５は側板３の内側に形成された短円柱状の凸部１
６に連設している。

またヒンジピン７の基部も同様に肉ぬずみ凹部１７．１
８が該ヒンジピン７周面の対向力る部位に形成され、ま
たこのヒンジピン７は上記ヒンジピン６と同様に凸部１
９に連設している。

上記構成のガードパネル１を成形する金型は、第５図な
いし第８図に示づもので、第５図はガードパネル１の中
央部（第１図においてｖ−Ｖ線部）を成形覆る型部の断
面図、第一　　６　− ６図はガードパネル１の側板４（第１図においてＶＩ　
−■■線部）を成形する型部の断面図、第７図はガード
パネル１の側板３（第１図において■−ＶＩ線部）を成
形りる型部の断面図、第８図はガードパネル１の長手方
向に沿って断面した型部の断面図である。なお、この実
施例の金型においては、成形リベきガードパネル１の正
面板２の上板８及び前板９が金型の開閉方向に対して４
５°傾斜して設定されているので、Ｆ記側板４の内面の
凹部１２がアンダーカッ１〜となっている。

第５図ないし第８図において、符号２０はキャビティプ
レー１〜であり、このキレビテイブレ−１−２０は、上
記ガードパネル１の上板８、前板９及び両側板３，４の
各外面を形成するための第１キヤビ型２１と、上記側板
４のヒンジピン７の上表面を形成するための第２キ１１
ビ型２２と、上記側板３のヒンジピン６の上表面を形成
づるための第３キ１７ビ型２３とが互いに一体に固定さ
れている。

また、上記キャビティプレー１〜２０には、コアプレー
ト２４が互いに接近離間自在に対向配置されている。こ
のコアプレート２４は、上記ガードパネル１の上板８及
び前板９の各内面を形成するための第１コア型２５と、
側板４の内面及びヒンジピン７の下表面を形成するため
の第２コア型２Ｇと、側板３の内面及びヒンジピン６の
下表面、突起１１を形成するための第３コア型２７と、
上記側板３の端部を形成１ノるための第４コア型２８と
、上記突起１１の端部を形成するためのコアピン２９と
、金型の開閉方向に対して直交する方向、すなわちガー
ドパネル１の長手方向に摺動自在に設けられ、かつ上記
側板３の凹部１２を形成するためのスライドコア３０と
を主体として構成されている。

そして、このコアプレート２４は、コア受板３２に支持
されている。さらに、上記第２キヤビ型２２および第２
コア型２６には上記肉ぬすみ四部１７．１８を成型する
ための角柱状の突起２２△。

２６Ａが設けられ、同様に上記第３キャビ型２３および
第３コア型２７には上記肉ぬすみ凹部１３゜１４を成形
するための角柱状の突起２３△、２７△が設（プられて
いる。Ｊ、た上記スライドコア３０の端部にはスライド
コア受板３３が設置されており、これらのスライドコア
３０とスライド」ア受板３３との間には、スライドコア
３０をガードパネル１の長子方向内方に付勢するスプリ
ング３４が装着されている。ざらにまた、上記スライド
コア受板３３の４＝１！ビディプレ−１〜２（）間には
、テーバ而３５が形成されており、キャビティプレー１
〜２０の第１キヤビ型２１に固定された側プレー１へ３
６には、上記テーバ而３５に接触リ−るテーパ而３７が
形成されている。そして、金型が閉じた際に、上記側プ
レー１〜３６がスライドコア３０をスライドコア受板３
３側にスプリング３４の付勢力に抗して押圧するように
構成されている。

なお、第５図において符号３８は、ガードパネル１を突
き出ずための突出しピン、３９は溶融樹脂通路である。

この溶融樹脂通路３９の出口（グー１〜）は、カードパ
ネル１の正面板２の外面の中央部に相当覆る位置に配設
されている。

上記のように構成されたガードパネル用金型を用いてガ
ードパネル１を成形する場合には、型を閉じた状態で、
射出成形機から溶融樹脂を金型内に供給する。これによ
り、上記溶融樹脂は、マニホールドを経て、溶融樹脂通
路３９の出口から、−１〜Ｖビテイプレート２０とコア
プレート２４の両彫刻面間に形成されＩｃキャビティ４
１内に注入される。

そして、所定時間経過して上記キャビティ４１内にガー
ドパネル１が成形された後に型を開く。すなわち、キャ
ビティプレート２０に対してコアブレー１−２４を引き
離ずと、キャビティ４１内のガードパネル１はコアプレ
ー１〜２４　ｆｌｌｌｌにイ」着した状態でキャビティ
ブレー１へ２０側から離れていく。この際、ガードパネ
ル１の上板８及び前板９の両件面にシボ加工あるいは彫
刻加工を施すために、キャビティプレート２０の第１キ
レビ型２１の彫刻面に種々の模様が加工されている場合
でし、該彫刻面が型開方向に対して４５°に設定されて
いるから、アンダーカッ１〜となることなく、型開時に
障害となることがない上に円滑に離型できて、製品があ
るガードパネル１の子板８及び前板９の両外面にシボ加
工、彫刻加工を良好に施すことができる。

また、この際、キャビティプレー１〜２０に対してコア
プレー１へ２４を引き離すに従って、スライドコア３０
は、側プレー１〜３６の移動に伴って、スプリング３４
によって左右に付勢されてコア受板３２に沿って摺動づ
る。

この状態において、突出しピン３８を作動さｕＣ１ガー
ドパネル１を＝」アブレート２４からキャビティプレー
１−２０側に突き出して離型させる。

以上のように前記実施例においては、側板３に設けられ
るヒンジピン６の基部に肉ぬすみ四部１３．１４を、上
記ヒンジピン６周面の対向１６部位に形成したことによ
り大きな肉ぬずみが形成されるため、側板３の外側のび
（ブを解消することができる。ざらに前記肉ぬずみ凹部
１３．１４はヒンジピン６の軸心に向って相互に対向覆
るように形成したことにより落下などの際に衝撃力が分
散されて局部応力が発生しに＜＜、従って耐衝撃性を向
上できる。

同様に側板４に設けられるヒンジピン７の基部にｂ肉ぬ
りみ凹部１７．１８を形成したことにより側板４のひげ
を防止でき、耐衝撃性を向上でき、さらに、Ｎ１型時に
ガードパネル１がキャビティプレート２０に（ｄ着する
虞れがある場合には、前記ヒンジピン６．７の上部に設
けられた肉ぬずみ凹部１３．１７の扱き勾配を前記ヒン
ジピン６．７の下部に段Ｅ〕られた肉ぬすみ凹部１４．
１８よりの抜き勾配より大きくすることにより、第６図
、第７図において突起２２Ａ、　２３Ａの抜き勾配を突
起２６．２７△の抜き勾配より大ぎく覆ることによって
離型Ｕ）にガードパネル１をコアプレー１−２４側に残
しておくなどの調節を簡単に行うことができる。

第９図ならびに第１０図および第１１図は本発明の第２
実施例および第３実施例を示しており、上記第１実施例
と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略
する。

第２実施例においては、側板３に段ｉノられるヒンジピ
ン６に設【ノた肉ぬすみ凹部１３．１４は各々ヒンジピ
ン６周面の対向覆る部位に設（）られるととしに、これ
ら肉ぬりみ凹部１３゜１４は連通するようにな−）でい
る。そして連通覆る一上記肉ぬすみ凹部１３．１４を成
形″５Ｊる金型においては、第３コア型２７にキャビテ
ィ４１を貫通Ｊる角柱状の突起２７Ｂが一体に設けられ
ている。したがって溶融樹脂をキャビデイ４１内に供給
し、そして所定時間経過して上記キャビデイ４１内にガ
ードパネルが成形された後型を開く。この際、上記肉ぬ
づみ凹部１３．１４を成形覆るだめの突起２７［３は第
３コア型２７と一体に設（プられているため製品たるガ
ードパネルはコアプレート２４にｆｔ１着した状態で確
実にキャビティプレート２０側から離れ、その後突出ピ
ンによりガードパネルが離形するようになっている。

以上のように」−記実施例におい−Ｃは、ヒンジピン６
に軸心に交叉するように肉ぬすみ凹部１３．１４を連通
して設（］だことにより、肉ぬすみを大きくして側板３
のひげを防止でき、また耐衝撃性を向上できる。

第３実施例においては、ヒンジピン６の基部周面の対向
リ−る部位に肉ぬずみ凹部１３．１４を軸心に向って設
け、さらにこの肉ぬすみ凹部１３．１４の両側に各々肉
ぬすみ凹部１３Ａ、１４Ａを各々並設したものである。

このような実施例においては、肉ぬづ゛み凹部１３．１
３Ａ、　１４゜１４△により肉ぬすみを大ぎくでき側板
３のひげを一層無くすことができる。また前記第１実施
例と同様に肉ぬづみ凹部１３．１３Ａの抜き勾配を肉ぬ
すみ凹部１４．１４△の扱き勾配よりもやや大きくして
おくことにより、離型時ガードパネルをコアプレート側
に残しておくことなどの調節を簡単に行うことができる
。

尚、本発明は′Ｆｕ記実施例に限定されるしのではなく
、例えば肉ぬづみ凹部の形状、大きさなどは適宜変更可
能である。

［発明の効果〕 以上詳述したように、本発明は前板と、この前板の上端
に形成された上板と、これらの上板及び前板の両側部に
形成されかつ内面にヒンジピンを形成した〜対の側板と
、上記とンジビンの基部に形成された肉ぬすみ四部とを
備えたビデオカレン１〜用ガードパネルにおい−Ｃ１上
記肉ぬＪ−み凹部を上記ヒンジピンの対向する周面の部
位に各々形成したものであり、ヒンジピンの成形に伴う
側板外側のび（プを解消できるとともに、耐衝撃性を向
上できる。

さらに本発明は、上記ヒンジピン周面の対向する部位に
形成された肉ぬすみ凹部を連通□させたことにより、よ
り大きな肉ぬりみを形成してヒンジピンの成形に伴う外
板のひげを＝　　１５　− 一層解消することがてきる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第８図は本発明の第１実施例を示しており
、第１図はガードパネルの斜視図、第２図は同要部の一
部切欠き斜視図、第３図は同要部の断面図、第４図は要
部の正面図、第５図ないし第８図はガードパネル用金型
の一実施例を示すもので、第５）図はガードパネルの中
央部を成形りる型部の断面図、第６図はガードパネルの
側板部を成形する型部の断面図、第７図はガードパネル
の側板部を成形する型部の断面図、第８図はガードパネ
ルの長手方向に沿って断面した型部の断面図、第９図お
よび第１０図は本□発明の第２実施例を示してＪ３す、
第９図はガードパネルの断面図、第１０図は金型の断面
図、第１１図は本発明の第３実施例を示づ断面図である
。 ３．４・・・側板 ６，７・・・ヒンジピン ８・・・上板 ９・・・ｍ板

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）前板と、この前板の上端に形成された上板と、こ
   れらの上板及び前板の両側部に形成されかつ内面にヒン
   ジピンを形成した一対の側板と、上記ヒンジピンの基部
   に形成された肉ぬすみ凹部とを備えたビデオカセット用
   ガードパネルにおいて、上記肉ぬすみ凹部を上記ヒンジ
   ピンの対向する周面の部位に各々形成したことを特徴と
   するビデオカセット用ガードパネル。
2. （２）上記ヒンジピン周面の対向する部位に形成された
   肉ぬすみ凹部が連通することを特徴とする請求項（１）
   記載のビデオカセット用ガードパネル。