JPH0420566Y2 - - Google Patents

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JPH0420566Y2
JPH0420566Y2 JP4213487U JP4213487U JPH0420566Y2 JP H0420566 Y2 JPH0420566 Y2 JP H0420566Y2 JP 4213487 U JP4213487 U JP 4213487U JP 4213487 U JP4213487 U JP 4213487U JP H0420566 Y2 JPH0420566 Y2 JP H0420566Y2
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JP
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conical surface
tip
blade
protective cover
shaped
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は手持ち回転工具の着脱される回転連結
部の保護カバーに関する。
〔従来の技術〕
着脱の回転連結部のある手持ち回転工具、例え
ば回転ドリルのドリル取付部に軸方向往復動する
変換機構を具える鋸を取付けるときは、この機構
の回転軸をドリル取付部に着脱可能に取付けてお
り、取付部には第6図に30で示す円筒の保護カ
バーが取付けられる。作業者は鋸31に近い保護
カバー30と把手33を持つて鋸挽き作業を行な
う。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この種の保護カバーは回転チヤツクを回転可能
に突出して取付けているドリル本体の円筒ボス
に、カバーの円筒部の一端を嵌め少くとも2ケ所
以上ビス32止めし、円筒の他端を前記変換機構
の円筒基部に回動可能に取付けている。併し保護
カバーの前記一端のボスへのビス止めは、ビス止
め作業に当つて各々のビス止めの深さが一定しな
いと取付けたカバーとなる円筒の軸と、回転チヤ
ツクと変換機構とを結ぶ回転軸とが一致しなかつ
たりする。それで、操業中不自然な、又は不規則
な振動が保護カバーに伝わり、又振動によつてね
じの締付に緩みがでたりし、これが更に振動を助
長し保護カバーに強い振動を伝わらしめて作業に
耐えなくなる。又ビス止めの保護カバーは前記本
体の円筒ボスの径が異なるとビス止めに不整いが
生じ易い。そのためビス止めが煩らわしく作業者
に好まれない。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は先端に向け雄ねじが設けられ、先端口
から内向に摺鉢状の内円錐面が形成された中空の
円筒体と、前記ねじと螺合する雌ねじが内装され
一方の口元に内向フランジが形成されて前記雌雄
のねじ螺合で円筒体に螺着するキヤツプと前記内
円錐面と内向フランジの間に配置され、握りのた
め内円錐面に圧接される多数の単位羽根よりなる
截頭円錐状の弾性リング状のシヤツタ組立体より
なる保護カバーであつて、前記単位羽根は前記内
円錐面に圧接する部分が錐面状で、錐面状部の反
対側の内面一部には前記フランジ縁に圧接する突
起がリングの軸方向に形成され、羽根の嘴状先端
から最も近い内周部と最も遠い外周部が同心の円
弧状で、前記嘴状先端を前段羽根の後部内周に沿
わせて前段羽根に対し相対動可能に配されている
構造である。
〔実施例〕
次に図面について本考案の一実施例を詳記す
る。第1図は本考案保護カバーを取付けた手持ち
鋸工具の斜視図、第2図は取付けた保護カバーの
断面図、第3図乃至第5図は保護カバー部品を示
し、第3図はカバー本体の円筒にキヤツプを冠せ
た正面図、第4図は握りのシヤツタ組立体の平面
図、第5図は第4図の側面図である。
第2図において1は中空円筒体で一端に向け雄
ねじ2が形成され、該一端の開口附近は内向に内
円錐面3が形成されている。4は円筒体1と同心
で円筒体の延長部で回転変換機構を内蔵した工具
付根の円筒部に嵌り、5はそのフイツトである。
キヤツプ6には雌ねじ7を内周に沿つて刻設さ
れ、帽状の一端内向フランジ8となつている。1
0はリング状シヤツタ組立体で、該組立体は多数
の単位羽根11をリング状に配したものである。
各単位羽根11は図示のように鳥の上嘴状の先端
12に続く内側部分13と14、並びに外側部分
15,16からなる。嘴に近い第一内側部分13
と嘴に遠い第二外側部分16との彎曲面は組立体
10のリング中心に対して同心の円弧になつてお
り、嘴に近い第一外側部分15と遠い第二内側部
分14の彎曲面はリング中心に対して偏心した円
弧となつている。シヤツタ組立体10は各羽根の
後部を次段の羽根の先端近くに弧状の帯片18で
一体に繋いで完成される。併し帯片18の最外辺
がリングの最外辺、この場合外側部分15,16
の曲線変更点17を越えて喰出さないことを要す
る。このようにして組立体が形成されると各羽根
11の嘴状先端12は前段の羽根の第二内側部分
14より内側に向くようになる。
従つて、リングの中心に偏心した弧状の面、即
ち第一外側部分15と前段羽根の第二内側部分1
4とがリング中心に偏心しながらも同一の偏心点
を中心とした同心円の弧上に並ぶのが好ましい。
上記のようにリング状になつた組立体の外周は、
第5図に示すように一部が円筒状外面19と、こ
れに続く截頭円錐面20とが形成される。従つて
各羽根とも外側部分15,16はほぼその二分の
一が組立体リングの軸に平行する面で形成され、
第一外側部分15は平行面に続いて軸方向に収束
する円錐面21が形成されることで上述のリング
状組立体になる。又各羽根は円錐面21とは軸方
向反対側に第一内側部分13から内面を同じにし
て突片22が突設されている。この組立体は弾性
ある合成樹脂で作られるのがよい。
次に本考案保護カバーの作用について述べる。
円筒体1に円錐面3側からシヤツタ組立体10を
円錐面20が内円錐面3と当接するように差込ん
で円筒体にキヤツプ6を冠す。シヤツタ組立体1
0は突片22がキヤツプの内向フランジ8の縁に
内接し、この状態でキヤツプを円筒体1に対して
回転さす。突片22のフランジ8の縁への内接に
よつてシヤツタ組立体10の姿勢は円筒体1内で
曲つたりすることなく、そのままキヤツプの回転
を続けることによつて内円錐面3は組立体の円錐
面20を押圧し、これによつて各羽根は、リング
の内側に押動されて、羽根の内側で形成する内輪
が適当に小さくなる(第2図上部)。この状態で
円筒延長部4を回転変換機構25の突出円筒部に
嵌めるとフイツト5で密接して円筒部4で変換機
構の連結部を保護する。又フランジ8を例えば伝
動源であるドリル基部のボス26に嵌めつつ、キ
ヤツプ6を回動する。これによつてシヤツタ組立
体10はボスに嵌つて内径を小さくし乍らボスを
緊密に握る(第2図下部)。かくしてドリルの回
転動力源から伝動される例えば往復動鋸の回転変
換機構の連結部が円筒体1と4の間に収められつ
つボスのチヤツクに確実に把持されて高速回転さ
れて、作業者は、円筒部4を握つて鋸作業をする
ことができる。又この接続に当り円筒部4の穿設
孔27からドリルチヤツクから延びる回転軸の長
さを適正に固定することによつて、回転変換機構
25を円筒部4に対して回動させ効率的に鋸挽き
作業を行なうことができる。
〔考案の効果〕
以上の構成により本考案保護カバーは回転連結
部の一方のボスにキヤツプを嵌めてキヤツプを廻
すことによるシヤツタ組立体の握りで動力源側の
キヤツプに固定される。握りに当つて組立体構成
の各羽根が均一に内向に移動するのでボスの軸と
カバーの軸が一致し、運転に当つて両者の間で不
自然な共振がない。又羽根の内径は比較的広い範
囲で変化するのでボスの径の異なるものにそのま
ま使用することができるし、細径のボスに対して
はボス径に相当する内径の弾力性ある筒をボスと
シヤツタ組立体の間に介装することで取付けでき
る。又操業中に保護カバーとボスとの握りが緩め
ば、その都度キヤツプを廻せばボスとの締付が直
ちに適正にすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案保護カバーを取付けた手持ち鋸
工具の斜視図、第2図は取付けた保護カバーの縦
断面図で上部が締付前、下部が締付後であり、第
3図は第2図に対応して保護カバーのみを示す正
面図で上部が締付前、下部が締付後であり、第4
図は握りのシヤツタ組立体の平面図、第5図は同
側面図、第6図は従来の保護カバーを取付けた手
持ち鋸工具の斜視図である。 1……円筒体、4……円筒体延長部、5……フ
イツト、6……キヤツプ、8……内向フランジ、
10……シヤツタ組立体、11……羽根、12…
…嘴状先端、13……第一内側部分、14……第
二内側部分、15……第一外側部分、16……第
二外側部分、18……帯片、19……円筒状外
面、20……円錐面、21……円錐面、22……
突片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端に向け雄ねじが設けられ先端口から内向に
    摺鉢状の内円錐面が形成された中空円筒体と、前
    記ねじと螺合する雌ねじが内装され一方の口元に
    内向フランジが形成されて前記雌雄のねじ螺合で
    円筒体に螺着するキヤツプと、前記内円錐面と内
    向フランジの間に配置され握りのため内円錐面に
    圧接される多数の単位羽根よりなる截頭円錐状の
    弾性リング状シヤツタ組立体よりなり、前記単位
    羽根は前記内円錐面に圧接する部分が錐面状で、
    錐面状部の反対側内面一部には前記フランジ縁に
    内接する突起がリングの軸方向に形成され、羽根
    の嘴状先端から最も近い内周部と最も遠い外周部
    が同心の円弧状で、前記嘴状先端を前段羽根の後
    部内周に沿わせて前段羽根に対して相対動可能に
    配されていることを特徴とした手持ち工具の回転
    連結部保護カバー。
JP4213487U 1987-03-24 1987-03-24 Expired JPH0420566Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4213487U JPH0420566Y2 (ja) 1987-03-24 1987-03-24

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JP4213487U JPH0420566Y2 (ja) 1987-03-24 1987-03-24

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JPS63149702U JPS63149702U (ja) 1988-10-03
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JP4213487U Expired JPH0420566Y2 (ja) 1987-03-24 1987-03-24

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