JPH04205522A - プレプリント用紙の印刷処理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 プレプリント用紙に印刷する印刷処理システムに関し、 プレプリント用紙のフォーマットを意識する必要がない
印刷プログラムの作成を可能にすると共にプレプリント
用紙の枠内にきれいに印字することを目的とし、 文字、罫線などの印刷データ、および印刷位置を検出す
るためのＸ座標（用紙送り方向）データ、Ｙ座標データ
を予め印刷したプレプリント用紙と、このプレプリント
用紙に予め印刷されたＸ座標デ−タおよびＹ座標データ
を検出する、印字ヘッドに搭載したセンサとを備え、印
刷指示に対応して、上記プレプリント用紙を送って上記
センサによって原点のＸ座標データを検出した位置で用
紙送りを停止すると共に印字ヘッドを移動させて上記セ
ンサによってＹ座標データを順次検出して記憶し、次に
、プレプリント用紙を送って上記センサによって次のＸ
座標データを検出した位置で用紙送りを停止すると共に
上記記憶したＹ座標データに対応する印刷データを読み
込み、プレプリント用紙に印刷することを繰り返すよう
に構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、プレプリント用紙に印刷する印刷処理システ
ムであって、コンピュータに接続する印刷装置を利用し
て伝票などのプレプリント用紙に印刷する印刷処理シス
テムに関するものである。

〔従来の技術〕

従来、プレプリント用紙に文字データを印刷する際、予
め印刷したプレプリント（例えば印刷した伝票の枠など
）に合わせて印刷しようとする文字の水平位置および垂
直位置を、プログラムによって指定して印字を行うよう
にしていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

このため、下記のような問題があった。

（１）　　印刷装置の機械的なズレにより、プレプリン
ト用紙のプレプリントした枠内に文字などが印刷されな
い。

（２）　　プレプリント用紙のフォーマットが変更にな
ったとき、プログラムの水平位置および垂直位置も併せ
て変更する手間が必要となる。

（３）　　印刷プログラムの作成、変更に非常に手間が
かかる。

本発明は、プレプリント用紙のフォーマットを意識する
必要がない印刷プログラムの作成を可能にすると共にプ
レプリント用紙の枠内にきれいに印字することを目的と
している。

〔課題を解決するための手段〕

第１図を参照して課題を解決するための手段を説明する
。

第１図において、プレプリント用紙３は、文字、罫線な
どの印刷データ、および印刷位置を検出するためのＸ座
標（用紙送り方向）データ、Ｙ座標データを予め印刷し
た用紙である。

センサ２１は、プレプリント用紙３に予め印刷したＸ座
標データおよびＹ座標データを検出する、印字ヘッド２
２に搭載したセンサである。

〔作用〕

本発明は、第１図に示すように、印刷指示に対応して、
プレプリント用紙３を送って印字ヘッド２２に搭載した
センサ２１によって原点のＸ座標データを検出した位置
で用紙送りを停止すると共に印字ヘッド２２を移動させ
てセンサ２１によってＹ座標データを順次検出して記憶
し、次に、プレプリント用紙３を送ってセンサ２１によ
って次のＸ座標データを検出した位置で用紙送りを停止
すると共に記憶したＹ座標データに対応する印刷データ
を読み込み、プレプリント用紙３に印刷することを繰り
返すようにしている。

従って、プレプリント用紙３に予め印刷したＸ座標デー
タおよびＹ座標データの位置をセンサ２１によって検出
しつつ印刷データを印字することにより、プレプリント
用紙３のフォーマントを意識する必要がない印刷プログ
ラムを作成することが可能となると共に、プレプリント
用紙３の枠内にきれいに印字することが可能となる。

〔実施例〕

次に、第１図から第５図を用いて本発明の実施例の構成
および動作を順次詳細に説明する。

第１図において、処理装置１は、印刷装置２に印刷デー
タを転送して印刷させるものであって、座標データに対
応する印刷データを印刷データテーブル１４から読みだ
して印刷装置２に転送して印刷させる印刷プログラム１
１、印刷装置２から転送されてきた座標データを解析す
る座標データ解析部１２、およびこの座標データ解析部
１２によって解析された座標データに対応する印刷デー
タを取り出すための印刷データテーブル１４を設けた印
刷データ格納部１３などから構成されるものである。

印刷装置２は、センサ２１によって検出した座標データ
（Ｘ座標データ、Ｘ座標データ）の位置に、該当する印
刷データを印刷するものであって、プレプリント用紙３
に印刷された座標データ（Ｘ座標データ、Ｘ座標データ
）を検出するセンサ２１、印刷データを印字する印字ヘ
ッド２２、処理装置１から転送されてきた印刷データを
受信する印刷データ受信部２３、センサ２１によって検
出された座標データ（Ｘ座標データ、Ｘ座標データ）を
記憶する座標データ記憶部２４、および検出した座標デ
ータを処理装置１に転送する座標データ送信部２５など
から構成されるものである。

第２図は、本発明に係るセンサ例を示す。これは、印字
ヘッド２２上にセンサ２１を搭載した例を示す。このセ
ンサ２１は、印字ヘッド２２と一緒に移動し、プレプリ
ント用紙３を送って先頭部分の左端に印刷された原点の
Ｘ座標データを読取り、この読み取った位置でプレプリ
ント用紙３の送りを停止して印字へ、ド２２をＹ方向二
こ移動させて印刷されたＸ座標データを検出するように
している。

第３図は、本発明のプレプリント用紙例を示す。

第３図（イ）は、プレプリント用紙３の例を示す。ここ
で、左上の“００”は原点のＸ座標データを第３図（ロ
）に示すようなバーコードで予め印刷したものである。

同様に、Ｘ座標データをプレプリント用紙３の送り方向
に図示のように、“Ｘｌ”、”Ｘ２”・・・“ＸＣ′と
して予め印刷する。また、左上から右上の”￥１”、“
Ｙ２”、“Ｙ３”、“Ｙ４”は、予め印刷したＸ座標デ
ータである。

第３図（ロ）は、Ｘ座標データ例を示す。これは、プレ
プリント用紙３の送り方向に読み取るように予め印刷し
たＸ座標データである。

第３図（ハ）は、Ｘ座標データ例を示す。これは、プレ
プリント用紙３の送り方向と直角方向（印字ヘッド２２
の移動方向）に読み取るように予め印刷したＸ座標デー
タである。

第４図は、本発明の動作説明フローチャートを示す。

第４図において、■は、処理装置１が印刷処理を開始す
る。

■は、処理装置１が用紙吸入指示を印刷装置２に発行す
る。

■は、印刷装置２が用紙（プレプリント用紙３）の吸入
動作を開始する。

［相］は、原点座標をセンスか否かを判別する。これは
、第２図プレプリント用紙３を上方向に吸入してセンサ
２１がこのプレプリント用紙３上に予め印刷されている
第３図（イ）原点のＸ座標データ“００”を検出したか
否かを判別する。ＹＥＳの場合には、■で原点のＸ座標
データを検出した旨の応答を処理装置１に転送する。Ｎ
Ｏの場合には、プレプリント用紙３の吸入を更に行う。

［相］は、原点のＸ座標データ“００”を検出した旨の
応答を受信する。

■は、Ｙ座標センサの指示を発行する。

［相］は、印刷装置２が印字ヘッド２２を移動し、Ｘ座
標データを読み取る。これは、例えば第３図（イ）原点
のＸ座標データ“００”の位置でプレプリント用紙３の
送りを停止した状態で、印字ヘッド２２をＹ方向に移動
させ、センサ２１によってＹ軸座標データ“Ｙｌ”、“
Ｙ２”、“Ｙ３”、“Ｙ４”を読み取る。

［相］は、■で読み取ったＸ座標データ（例えば“Ｙｌ
”、”Ｙ２”、“Ｙ３”、“Ｙ４”）を処理装置ｌに転
送する。

［相］は、処理装置１がＸ座標データを受信する。

■は、Ｘ座標センスの指示を発行する。

［相］は、印刷装置２が用紙（プレプリント用紙３）の
送りをする。

［相］は、最初のＸ座標データが有りか否かを判別する
。ＹＥＳの場合には、［相］で用紙送りを停止し、［相
］で検出したＸ座標データ（例えば“ＸＩ”）を処理袋
Ｗ１に転送する。一方、Ｎｏの場合には、０で用紙送り
を続行してＸ座標データが検出されるまで続ける。

［相］は、Ｘ座標データに対応したＹ座標の印刷データ
が有りか否かを判別する。これは、例えば第３図（イ）
原点のＸ座標データ“００”を検出した位置でＹ方向に
センサ２１を移動させて検出したＸ座標データ“Ｙｌ”
、“Ｙ２”、“Ｙ３”、“￥４”を記憶しておき、０Ｙ
ＥＳで検出した次のＸ座標データの位置でプレプリント
用紙３の送りを停止し、このＸ座標データ（例えば“Ｘ
ｌ”）に対応する第５図のＸ座標データ“Ｙｌ”、“Ｙ
２″、“Ｙ３″、“Ｙ４″に存意な印刷データ（ここで
はＮＵＬ以外の印刷データ）が有るか否かを判別する。

ＹＥＳの場合には、■で印刷データの転送（例えば第５
図Ｘ座標データ“Ｘｌ”のＸ座標データ“Ｙｌ”、“Ｙ
２”、“ＹＢ２、“Ｙ４″の印刷データ“ペン”、“１
００″、“２０”、“２０００”の印刷データの転送）
を行い、［相］で印刷装置が印刷し、［相］で印刷終了
の旨を転送し、［相］で印刷終了応答を受信し、■で次
のＸ座標センス指示を行い、■以腎を繰り返し行う。

一方、ＮＯの場合には、印刷データ無かったので、■で
次のＸ座標センス指示を行い、■以砕を繰り返し行う。

■は、用紙下端を検出する。この用紙下端を検出した場
合には、その旨を処理装置ｌに通知してプレプリント用
紙３の１枚の印刷を終了する。

第５図は、本発明の印刷データテーブル例を示す。ここ
で、Ｘ座標データ“Ｘｌ”、“Ｘ２”・・・“ＸＢ“は
、第３回（イ）プレプリント用紙３の左端に予め印刷し
たＸ方向（プレプリント用紙３の送り方向）の印刷位置
である。Ｙ座標データ″Ｙ１″、“Ｙ２”、“Ｙ３”、
“Ｙ４”は、第３図（イ）プレプリント用紙３の上部に
予め印刷したＹ方向（プレプリント用紙３の送り方向と
直角の印字ヘッド２２の移動方向）の印刷位置である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、プレプリント用
紙３に予め印刷したＸ座標データおよびＸ座標データの
位置をセンサ２１によって検出しつつ該当する印刷デー
タを印字する構成を採用しているため、プレプリント用
紙３のフォーマ、トを意識する必要がない印刷プログラ
ムを作成することができると共に、プレプリント用紙３
の枠内にきれいに印字することができる。これにより、
印刷プログラムの短縮化を図ることが可能となると共に
、プレプリント用紙３のフォーマットを変更しても、印
刷プログラムを変更する必要がな（、汎用性ある印刷プ
ログラムを作成することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例構成図 第２図は本発明に係るセンサ例 第３図は本発明のプレプリント用紙側 第４図は本発明の動作説明フローチャート第５図は本発
明の印刷データテーブル例を示す。 図中、■＝処理装置 １１：印刷プログラム １２：座標データ解析部 １４：印刷データテーブル ２：印刷装置 ２１：センサ ２２：印字ヘッド ２３：印刷データ受信部 ２４：座標データ記憶部 ２５：座標データ送信部 ３：プレプリント用紙 特許出願人　　株式会社ピーエフニー

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 プレプリント用紙に印刷する印刷処理システムにおいて
   、 文字、罫線などの印刷データ、および印刷位置を検出す
   るためのＸ座標（用紙送り方向）データ、Ｙ座標データ
   を予め印刷したプレプリント用紙（３）と、 このプレプリント用紙（３）に予め印刷されたＸ座標デ
   ータおよびＹ座標データを検出する、印字ヘッド（２２
   ）に搭載したセンサ（２１）とを備え、印刷指示に対応
   して、上記プレプリント用紙（３）を送って上記センサ
   （２１）によって原点のＸ座標データを検出した位置で
   用紙送りを停止すると共に印字ヘッド（２２）を移動さ
   せて上記センサ（２１）によってＹ座標データを順次検
   出して記憶し、次に、プレプリント用紙（３）を送って
   上記センサ（２１）によって次のＸ座標データを検出し
   た位置で用紙送りを停止すると共に上記記憶したＹ座標
   データに対応する印刷データを読み込み、プレプリント
   用紙（３）に印刷することを繰り返すように構成したこ
   とを特徴とするプレプリント用紙の印刷処理システム。