JPH04205414A - 情報記録再生方法及び情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生方法及び情報記録再生装置

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JPH04205414A
JPH04205414A JP33792790A JP33792790A JPH04205414A JP H04205414 A JPH04205414 A JP H04205414A JP 33792790 A JP33792790 A JP 33792790A JP 33792790 A JP33792790 A JP 33792790A JP H04205414 A JPH04205414 A JP H04205414A
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JP
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partition
information recording
disk
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recording medium
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Application number
JP33792790A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Hamasaka
浩史 濱坂
Isao Sato
勲 佐藤
Yoshihisa Fukushima
能久 福島
Yuji Takagi
裕司 高木
Yasushi Higashiya
易 東谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は情報記録再生方法及び装置に関し、特に交換可
能な情報記録媒体に情報を記録再生する情報記録再生方
法及びそのような方法を実施する装置に関する。
従来の技術 UNIXをオペレーティングシステムとする従来の情報
記録再生装置の動作について第8図を用いて説明する。
第8図は、従来の情報記録再生装置のブロック図であり
、ホストシステム81が外部記憶装置である磁気ディス
ク装置82に接続されている。
ホストシステム81は、主記憶811、中央処理装置8
12、ファイル管理機構813、ディスクキャッシュ8
14から構成される。主記憶811には複数プログラム
やデータが格納されている。
中央処理装置812は、主記憶811に収められたデー
タやプログラムを読み出して実行する。ファイル管理機
構813は、主記憶811と磁気ディスク装置82との
間のデータの入出力を制御する。
ディスクキャッシュ814は外部記憶装置との間の入出
力処理を高速化するためのメモリであり、主記憶811
と磁気ディスク装置82との間におかれている。全ての
データの入出力はディスクキャッシュ814を介して行
われる。ディスクキャッシュを用いて入出力を高速化す
る方法については、日経エレクトロニクス1985.3
.11.p、159〜187に示されている。
磁気ディスク装置82には、情報記録媒体821が収め
られている。情報記録媒体821は複数のパーティショ
ン、ここではaSb、cの3つのパーティションに論理
的に分割されている。
上記のように構成された従来の情報記録再生装置におけ
るデータの書き込み動作を説明する。
中央処理装置812は、主記憶811がらプログラムを
読み出して実行する。この処理において情報記録媒体8
21のaパーティションへのデータの書き込みが必要と
なったとすると、中央処理装置812はファイル管理機
構813に対し、aパーティションのオープン指令つま
り使用開始を要求する指令を出す。ファイル管理機18
13はこの指令を受は取ると、aパーティションの管理
情報を情報記録媒体821がら読み出す。
次に中央処理装置812はファイル管理機1813に対
してデータ書き込み指令を出し、書き込むべきデータを
一旦ディスクキャッシュ814に転送する。
ファイル管理機構813がディスクキャッシュ814に
収められたデータを、磁気ディスク装置82に転送して
情報記録媒体821に記録するとき、ライトバック(W
rite−back)方式というよ(知られた方法が用
いられる。つまりファイル管理機構813は、中央処理
装置812からデータ書き込み指令を受けたそのときに
はディスクキャッシュ814の内容を磁気ディスク82
には転送しない。その後ファイル管理機構813がディ
スクキャッシュ814に新しくデータを入れるための空
き領域が必要になったとき、あるいは、当該データがホ
ストシステム81内に不要になった等の理由でディスク
キャッシュ814と情報記録媒体821の内容を一致さ
せたいと判断したときに、ファイル管理機構813はデ
ィスクキャンシュ814の内容を情報記録媒体821に
書き込む。このようにして入出力の実際の回数が低減さ
れることにより、データの記録再生動作が高速化される
中央処理装置812は実行していたプログラムが終了す
ると、ファイル管理機構813に対しaパーティション
のクローズ指令つまり使用終了を告げる指令を出す。フ
ァイル管理機構813はこの指令を受は取ると、直ちに
ディスクキャッシュ814上にあるaパーティションに
書き込まれるべき全データを情報記録媒体821に書き
込む。
情報記録媒体821上のaパーティションへのデータの
記録は、aパーティションのオープン処理からクローズ
処理までの間でのみ行われる。以上のように従来の情報
記録再生装置においては情報記録媒体へのデータの記録
が行われていた。
発明が解決しようとする課題 しかしこのようなライトバッタ方式の情報記録方法を用
いるシステムのもとて光ディスク等の交換可能な情報記
録媒体を使用した場合、プログラム内での入出力の終了
時間と情報記録媒体へのデータ記録動作の終了時間が一
致しないため、パーティションがクローズされる前、つ
まり記録動作のディスクキャッシュ上の全データが情報
記録媒体に記録される前にこの情報記録媒体が取り出さ
れてしまうことがある。このような場合、取り出された
情報記録媒体には、全ての書き込まれるべきデータが書
かれないという課題がある。
さらに情報記録媒体が交換された場合、つまりこの後側
の情報記録媒体が新たに挿入された場合、取り出された
情報記録媒体に書き込まれるべきデータが、交換後の情
報記録媒体に書き込まれてしまうという課題がある。
特にUNIXを初めとするマルチプロセスのシステムに
おいては、複数のユーザーのプログラムが並列に実行さ
れるため、全ユーザのデータが記録されていないうちに
情報記録媒体が交換されてしまう可能性が高い。
本発明はかかる点に鑑み、情報記録媒体に正しくデータ
が書かれた状態でのみ情報記録媒体の取り出しを可能と
する情報記録再生方法及び情報記録再生装置を提供する
ことを目的とする。また本発明は、全てのデータが正し
く書かれていない状態で情報記録媒体が交換されたとき
、交換後の情報記録媒体に対してデータの書き込みを行
わない情報記録再生方法及び情報記録再生装置を提供す
ることを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、情報記録媒体を少
なくとも一つ以上のパーティションに分割し、各パーテ
ィションへのデータの記録再生を行うときにパーティシ
ョンのオープン、データの記録再生を終了するときにパ
ーティションのクローズを行う情報記録再生装置におい
て、前記情報記録媒体上の各パーティションのオープン
状態を管理するテーブルを持ち、パーティションのオー
プンに際し前記テーブルの該当パーティションの状態を
オープンとするステップと、前記テーブルが全てクロー
ズである状態から前記テーブルの中の少なくとも一つの
パーティションがオープンである状態へ移行したことを
検出するステップと、前記テーブルが全てクローズであ
る状態から少なくとも1つのパーティションがオープン
である状態へ移行したことを検出したとき前記情報記録
媒体の排出を禁止するステップと、パーティションのク
ローズに際し前記テーブルの該当パーティションの状態
をクローズとするステップと、前記テーブルの中の少な
くとも一つのパーティションがオープンである状態から
前記テーブルが全てクローズである状態へ移行したこと
を検出するステップと、前記テーブルが全てクローズで
ある状態へ移行したことを検出したとき情報記録媒体の
排出を許可するステップ、とを特徴とする情報記録再生
方法と、この情報記録再生方法を実行する情報記録再生
装置を提供する。
また上記課題を解決するために本発明は、各々の情報記
録媒体毎に異なるディスク識別情報を持つ情報記録媒体
を少なくとも一つ以上のパーティションに分割し、各パ
ーティションへのデータの記録再生を行うときにパーテ
ィションのオープン、データの記録再生を終了するとき
にパーティションのクローズを行う情報記録再生装置に
おいて、前記情報記録媒体上の各パーティションのオー
プン状態を管理するテーブルを持ち、パーティションの
オープンに際し前記テーブルの該当パーティションの状
態をオープンとするステップと、前記テーブルが全てク
ローズである状態から前記テーブルの中の少なくとも一
つのパーティションがオープンである状態へ移行したこ
とを検出するステップと、前記テーブルが全てクローズ
である状態から少なくとも一つのパーティションがオー
プンである状態へ移行したことを検出したと゛き前記情
報記録媒体の排出を禁止するステップと、前記情報記録
媒体上の前記ディスク識別情報を読み出して格納するス
テップと、前記情報記録媒体の交換の可能性を検出した
際前記テーブルの少なくとも一つのパーティションがオ
ープン状態であるかどうかを検出するステップと、オー
プン状態の検出をしたとき前記情報記録媒体からディス
ク識別情報を読み出すステップと、前記情報記録媒体の
交換の可能性を検出した時に読み出された前記ディスク
識別情報が、オープン時に読み込まれた前記ディスク識
別情報と同じかどうかを比較するステップと、この比較
においてディスク識別情報が同じだったとき前記情報記
録媒体の排出を禁止するステップと、パーティションの
クローズに際し前記テーブルの該当パーティションの状
態をクローズとするステップと、前記テーブルの中の少
なくとも一つのパーティションがオープンである状態か
ら前記テーブルが全てクローズである状態へ移行したこ
とを検出するステップと、前記テーブルが全てクローズ
である状態へ移行したことを検出したとき情報記録媒体
の排出を許可するステップ、とを備えたことを特徴とす
る情報記録再生方法と、この情報記録再生方法を実行す
る情報記録再生装置を提供する。
また上記課題を解決するために本発明は、各々の情報記
録媒体毎に異なるディスク識別情報を持つ情報記録媒体
を少なくとも一つ以上のパーティションに分割し、各パ
ーティションへのデータの記録再生を行うときにパーテ
ィションのオープン、データの記録再生を終了するとき
にパーティションのクローズを行う情報記録再生装置に
おいて、前記情報記録媒体上の各パーティションのオー
プン状態を管理するテーブルを持ち、パーティションの
オープンに際し前記テーブルの該当パーティションの状
態をオープンとするステップと、前記テーブルが全てク
ローズである状態から前記テーブルの中の少なくとも一
つのパーティションがオープンである状態へ移行したこ
とを検出するステップと、前記テーブルが全てクローズ
である状態から少なくとも一つのパーティションがオー
プンである状態へ移行する前記検出をしたとき前記情報
記録媒体の排出を禁止するステップと、前記情報記録媒
体上のディスク識別情報を読み出して格納するステップ
と、前記情報記録媒体の交換の可能性を検出した際前記
テーブルの少なくとも一つのパーティションがオープン
状態であるかどうかを検出するステップと、オープン状
態の検出をしたとき前記情報記録媒体からディスク識別
情報を読み出すステップと、前記情報記録媒体の交換の
可能性を検出した時に読み出された前記ディスク識別情
報がオープン時に読み込まれた前記ディスク識別情報と
同じかどうかを比較するステップと、この比較において
前記ディスク識別情報がオープンの際に読み出したディ
スク識別情報と異なっていれば前記情報記録媒体へのデ
ータの入出力を禁止するステップと、パーティションの
クローズに際し前記テーブルの該当パーティションの状
態をクローズとするステップと、前記テーブルの中の少
なくとも一つのパーティションがオープンである状態か
ら全てクローズである状態へ移行したことを検出するス
テップと、前記テーブルが全てクローズである状態へ移
行したことを検出したとき情報記録媒体の排出を許可す
ると共に、前記情報記録媒体へのデータの入出力の禁止
があればそれを解除するステップとを備えたことを特徴
とする情報記録再生方法と、この情報記録再生方法を実
行する情報記録再生装置を提供する。
作用 本発明は上記した情報記録再生方法及び情報記録再生装
置により、パーティションがオープンされたときにこの
テーフ゛ルの該当パーティションの状態をオープンし、
テーブルが全てクローズである状態からテーブルの中の
少なくとも一つのパーティションがオープンである状態
へ移行したとき情報記録媒体の排出を禁止し、パーティ
ションがクローズされたときにこのテーブルの該当パー
ティションの状態をクローズとし、テーブルの中の少な
くとも一つのパーティションがオープンである状態から
テーブルが全てクローズである状態へ移行したとき情報
記録媒体の排出を許可して、情報記録媒体に正しくデー
タが書かれた状態でのみ情報記録媒体の取り出しを可能
とする。
また本発明は、テーブルが全てクローズである状態から
テーブルの中の少なくとも一つのパーティションがオー
プンである状態へ移行したとき情報記録媒体上のディス
ク識別情報を格納し、情報記録媒体の交換の可能性を検
出したときにテーブルの少なくとも一つのパーティショ
ンがオープン状態であれば交換された情報記録媒体から
ディスク識別情報を読み出し、読み出されたディスク識
別情報がオープン時に読み込まれたものと同じであれば
情報記録媒体を再び取り出し禁止にする。
これによって、使用中に電源が切断、再投入されて情報
記録媒体の取り出しが可能な状態になってしまった場合
にも情報記録媒体を再び取り出し禁止にして処理を継続
することができる。
さらに本発明は、テーブルが全てクローズである状態か
らテーブルの中の少なくとも一つのパーティションがオ
ープンである状態へ移行したとき情報記録媒体上のディ
スク識別情報を格納し、情報記録媒体の交換の可能性を
検出したときにテーブルの少なくとも一つのパーティシ
ョンがオープン状態であれば交換された情報記録媒体が
らディスク識別情報を読み出し、読み出されたディスク
識別情報がオープン時に読み込まれたものと異なれば情
報記録媒体への入出力を禁止することにより交換後の情
報記録媒体に対してデータの書き込みを行わない。これ
によって、情報記録媒体の使用中に強制的な交換があっ
ても交換後に装置内に納められている情報記録媒体のデ
ータを破壊することはない。
以上のように本発明は交換可能な情報記録媒体である光
ディスクを安全に使用することを可能とする。
実施例 以下本発明の第一の実施例の情報記録再生方立及び情報
記録再生装置について、図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の第一の実施例の情報記録再生装置のブ
ロック図であり、UNIXをオペレーティングシステム
とするホストシステム11は外部記憶装置である光デイ
スク装置12に接続されている。
ホストシステム11は、主記憶111、中央処理装置1
12、ファイル管理機構113、ディスクキャッシュ1
14、内部にオープンテーブル116を持つディスク交
換管理機構115から構成される。
主記憶111にはプログラムやデータが格納される。中
央処理装置112は、主記憶111に収められたプログ
ラムを読み出して実行する。ファイル管理機構113は
、主記憶111と光デイスク装置12との間のデータの
入出力を制御する。
ディスクキャッシュ114は入出力処理を高速化するた
めのメモリである。
ディスク交換管理機構115はディスク排出機構122
を制御する。ディスク交換管理機構115は、光デイス
ク121上の各パーティションのオープン状態を保持す
るオープンテーブル116を内部に持っている。
光デイスク装置12は、ディスク排出機構122と排出
ボタン123を備えており、内部に交換可能な情報記録
媒体である光ディスク121が納められている。ディス
ク排出機11122は、内部状態が排出可能に設定され
ているときユーザーによって排出ボタン123が押され
ると光デイスク装置12から納められている光ディスク
121を排出する。ディスク排出機構122の内部状態
はディスク交換管理機構115によって設定される。
内部状態が排出禁止に設定されていれば、排出ボタン1
23が押されてもディスク排出機構122は光ディスク
121を排出しない。
次に、上記構成の情報記録再生装置における、データの
書き込み動作について第2図を用いて説明する。
第2図(a)はパーティションのオープン時の制御の流
れを示している。光ディスク121を使用するためにパ
ーティションのオープン宣言があると(#201)、デ
ィスク交換管理機構115がオープンテーブル116の
全パーティションの状態がクローズであるかどうかの検
査(#202)を行う。全パーティションがクローズ状
態であれば、ディスク排出機構122に光ディスク12
1の排出を禁止(#203)させた後、オープンテーブ
ル116内の該当パーティションの状態をオープンにす
る(#204)。一方、いずれかのパーティションがオ
ープン状態になっていれば、光ディスク121の排出禁
止をすることなく、#204の処理を行う。
第2図(b)はパーティションのクローズ時の制御の流
れを示している。光ディスク121の使用が終了すると
きパーティションのクローズ宣言があると(#211)
、ファイル管理機構113がディスクキャッシュ114
上の該当パーティションの全データを光ディスク121
に書き込む(#212)。次にディスク交換管理機構1
15がオープンテーブル116内の該当パーティション
の状態をクローズとした(#213)後、オープンテー
ブル116の全パーティションの状態がクローズである
かどうか検査する(#214)。
全パーティションがクローズ状態であれば、ディスク交
換管理機構115に光ディスク121の排出を許可(#
215)させる。そうでない場合は、排出禁止状態を維
持する。
以下実際の動作例を示し、さらに具体的に説明する。第
3図は第一の実施例におけるオープンテーブル116の
内容図である。
最初、ホストシステム11は光デイスク装置12に納め
られた光ディスク121のどのパーティションも使用し
ていない。この時、オープンテーブル116は第3図(
a)に示すように、全てのパーティションがクローズ状
態になっている。
この状態で、主記憶111から読み出したプログラムが
中央処理装置112によって実行さてれいるとき、光デ
ィスク121の例えばaパーティションへのデータの書
き込みが必要となったとする。中央処理装置112はフ
ァイル管理機構113に対し、aパーティションのオー
プン指令を出す。ファイル管理機構113はaパーティ
ションのオープン指令を受は取ると、aパーティション
の管理情報を光ディスク121から読み出し、ディスク
交換管理機構115に対しaパーティションのオープン
宣言を発する(#201)。
ディスク交換管理機構115はaパーティションのオー
プン宣言を受けて、オープンテーブルII6の全パーテ
ィションの状態がクローズであるかどうかを検査する(
#202)。ここでは全パーティションがクローズ状態
なので、ディスク交換管理機構115はディスク排出機
構122に対し排出禁止指令を送る。ディスク排出機構
122はこの指令を受けて、内部の状態を排出禁止に設
定する(#203)。この後ディスク交換管理機構11
5は、第3図(b)に示すようにオープンテーブル11
6内のaパーティションの状態をオープンとする(#2
04)。
このような状態で、次に中央処理装置112がファイル
管理機構113に対してデータ書き込み指令を出し、主
記憶111上の書き込むべきデータを−Hディスクキャ
ッシュ114に転送する。
ファイル管理機構113はライトパンク方式を用いて、
ディスクキャッシュ114上のデータを光デイスク装置
12内の光ディスク121に記録する。この時もしユー
ザによって排出ボタンI23が押されても、ディスク排
出機構122の内部の状態は排出禁止に設定されている
ので、光ディスク121は排出されない。
続いて、中央処理装置112が主記憶111から別のプ
ログラムを読み出し実行しているとき、光ディスク12
1のbパーティションへのデータの書き込みが必要とな
ったとする。aパーティションの場合と同様に、中央処
理装置112はファイル管理機構113に対し、bパー
ティションのオープン指令を出す。ファイル管理機構1
13はbパーティションのオープン指令を受は取ると、
bパーティションの管理情報を光ディスク121から読
み出し、ディスク交換管理機構115に対し、bパーテ
ィションのオープン宣言を発する(#201)。
ディスク交換管理機構115はbパーティションのオー
プン宣言を受は取ると、オープンテーブル116の全パ
ーティションの状態がクローズであるかどうかを検査す
る(#202)。このとき、第3図(b)に示すように
全パーティションがクローズ状態ではないので、ディス
ク交換管理機構115は、繰返し排出禁止処理を行うこ
となく、第3図(c)に示すようCニオ−ジンテーブル
116内のbパーティションの状態をオープンとする(
#204>。
一方、中央処理装置112は実行していたプログラムの
終了にともない、ファイル管理機構113に対し、aパ
ーティションのクローズ指令を出す(#211)。ファ
イル管理機構113は、この指令を受は取ると直ちにデ
ィスクキャッシュ114上のaパーティションに書き込
まれるべき全データを光ディスク121に書き込み(#
212)、ディスク交換管理機構115に対してaパー
ティションのクローズ宣言を発する。ディスク交換管理
機構115はaパーティションのクローズ宣言を受は取
ると、第3図(d)に示すようにオープンテーブル11
6内のaパーティションの状態をクローズとする(#2
13)。さらにディスク交換管理機構115は、オープ
ンテーブル116の全パーティションの状態がクローズ
であるかどうかを検査する(#214)。このとき、第
3図(d)に示すように全パーティションがクローズ状
態ではないので、ディスクの排出を許可することなく、
ディスク交換管理機構115は処理を終了する。従って
、この時もし、ユーザによって排出ボタン123が押さ
れても、光ディスク121は排出されない。
最後に、中央処理装置112はプログラムの終了にとも
ない、全てのパーティションのクローズが必要になると
、ファイル管理機構113に対し、bパーティションの
クローズ指令を出す(#211)、ファイル管理機構1
13は、この指令を受は取りディスクキャッシュ114
上のbパーティションに書き込まれるべき全データを光
ディスク121に書き込み(#212)、ディスク交換
管理機構115に対しbパーティションのクローズ宣言
を発する。ディスク交換管理機構115はこのクローズ
宣言を受は取ると、第3図(e)に示すようにオープン
テーブル116内のbパーティションの状態をクローズ
としく#213)、オープンテーブル116の全パーテ
ィションの状態がクローズであるかどうか検査する(#
214)。
ここでは全パーティションがクローズ状態なので、ディ
スク交換管理機構115はディスク排出機構122に対
し排出許可指令を送る。ディスク排出機構122はこの
指令を受けて、内部状態を排出可能に設定する(#21
5)。
この後、ディスク排出機構122の内部状態が排出可能
に設定されているので、ユーザが排出ボタン123を押
せば、光ディスク121を自由に取り出すことができる
。この時、光ディスク121の全てのパーティションは
クローズされており、ディスクキャッシュ114上のデ
ータはすでに光ディスク121に書き込まれているので
、光ディスク121が取り出されても何ら問題はない。
また、同様に光ディスク121の全パーティションが既
にクローズされていることから、光ディスク121が別
のディスクに交換されても交換される前のディスクのデ
ータが交換後のディスクに書き込まれることはない。
このように本発明の第一の実施例によれば、パーティシ
ョンのオープン状態に応じて光ディスク121の光デイ
スク装置12からの排出を制御して、光ディスク121
の取り出し、交換によるデータの欠落、破壊を防ぐこと
ができる。
次に、本発明の第二の実施例について説明する。
第4図は本発明の第二の実施例としての情報記録再生装
置のブロック図である。UNIXをオペレーティングシ
ステムとするホストシステム41は外部記憶装置である
光デイスク装置42に接続されている。
ホストシステム41は、主記憶411、中央処理装置4
12、ファイル管理機構413、ディスクキャッシュ4
14、内部にオープンテーブル416を持つディスク交
換管理機構415、ディスク判定手段417、アクセス
禁止手段418から構成される。
主記憶411はプログラムやデータを格納する。
中央処理装置412は、主記憶411に収められたプロ
グラムを読み出し実行する。ファイル管理機構413は
、主記憶411と光デイスク装置12との間のデータの
人出力を制御する。ディスクキャッシュ414は入出力
処理を高速化するためのメモリである。
ディスク交換管理機構415は、光ディスク421の各
パーティションのオープン状態を保持するオープンテー
ブル416を内部に持っており、ディスク排出機構42
2を制御する。。
ディスク判定手段417は、ディスク交換の可能性を検
出したとき、光デイスク装置42に納められている光デ
ィスク421が交換されたかどうかを判定し、交換され
ていれば、アクセス禁止手段418にアクセス禁止指令
を発行する。アクセス禁止手段418はアクセス禁止指
令を受は取ると、光デイスク装置42に対する以降の入
出力要求を実行せずにエラーとする。
光デイスク装置42は、ディスク排出機構422、排出
ボタン423、ディスク交換検出手段424、リセット
回路425、及び電源スィッチ426を備えており、内
部には光ディスク421が納められている。
ディスク排出機構422は、内部状態が排出可能に設定
されていると、ユーザーによって排出ボタン423が押
された場合に光デイスク装置42から光ディスク421
を排出する。
ディスク排出機構422の内部状態は、リセット回路4
25からのリセット指令とディスク交換管理機構415
からの指令のいずれによっても設定可能である。そして
、内部状態が排出禁止に設定されていれば、排出ボタン
423が押されても、光ディスク421を排出しない。
但し、光デイスク装置42の電源が切られているときに
排出ボタン423が押されると、ディスク排出機構42
2は無条件に光ディスク421を排出する。
ディスク交換検出手段424は、光デイスク装置42に
光ディスク421が新たに挿入されたとき、及びリセッ
ト回路425からリセット指令を受けたときに、ディス
ク判定手段417に対してディスク交換報告を発し、新
しい光ディスクの挿入を報告する。
リセット回路425は電源スィッチ426による光デイ
スク装置42の電源の投入によって起動され、ディスク
排出機構422、ディスク交換検出手段424に対しり
セント指令を行う。
第5図は光デイスク421上の領域図である。
光ディスク421はaパーティション51、bパーティ
ション52、cパーティション53の3つの領域に分割
されている。aパーティション51の先頭にあるディス
クラベル501は、ディスク識別情報502、UNIX
制御情報503から構成される。ディスク識別情報50
2には、製造時に個々の光デイスク毎に異なる識別情報
が書き込まれている。
この構成の情報記録再生装置のデータの書き込み動作を
第6図を用いて説明する。
第6図(a)はパーティションのオープン時の制御の流
れを示している。光ディスク421を使用するためにパ
ーティションのオープン宣言(#601)があると、デ
ィスク交換管理機構415は、オープンテーブル416
の全パーティションの状態がクローズであるかどうかの
検査(#602)を行う。全パーティションがクローズ
状態であれば、ディスク排出機構422に光ディスク4
21の排出を禁止(#603)させて、光ディスク42
1からディスク識別情報502を読み出す(#604)
。この後ディスク交換管理機構415は、オープンテー
フ゛ル416内の該当パーティションの状態をオープン
にする(#605)。−方、#602でいずれか1つの
パーティションが、 オープンになっていれば#603
、#604の処理を行うことなく、直ちに該当パーティ
ションをオープンにする。
第6図(b)は光ディスク421の交換の可能性を検出
をした時の制御の流れを示している。ディスク判定手段
417は電源の切断などによる光ディスク421の交換
の可能性を検出すると(#611)、オープンテーブル
416の全パーティションがクローズ状態であるかどう
かを検査する(#612)。全パーティションがクロー
ズであれば処理を終了(#617)L、それ以外の時は
、ディスク交換管理機構415が光ディスク421から
ディスク識別情報502を読み出しく#613)、これ
がオープン時に読み出したディスク識別情報502と同
じかどうかを検査しく#614)、同じであれば、ディ
スク判定手段417がディスク排出機構422に光ディ
スク421の排出を禁止(#615)させ、一方、同じ
でなければ、ディスク判定手段417がアクセス禁止手
段418に光ディスク421に対する以降のアクセスを
禁止させる(#616)。
第6図(c)はパーティションのクローズ時の制御の流
れを示している。光ディスク421の使用が終了すると
、パーティションのクローズ宣言(#621)が発され
る。クローズ宣言によって、ファイル管理機構413が
ディスクキャッシュ414上の該当パーティションの全
データを光ディスク421に書き込む(#622)。次
にディスク交換管理機構415はオープンテーブル41
6内の該当パーティションの状態をクローズとする(#
623)。さらにディスク交換管理機構415はオープ
ンテーブル416の全パーティションの状態がクローズ
であるかどうか検査しく#624)、全パーティション
がクローズ状態であればディスク交換管理機構415に
光ディスク421の排出を許可(#625)させ、さら
に光ディスクへ421へのアクセスを禁止していた場合
はこれを解除(#626)する。一方、いずれか1つ以
上のパーティションがオープン状態であれば、#625
、#626の処理を行うことなく、終了する(#627
)。
以下実際の動作の例を示し、具体的に説明する。
第7図は第2の実施例におけるオープンテーブル416
の内容図である。
最初、ホストシステム41が光デイスク装置42に納め
られた光ディスク421のどのパーティションも使用し
ていないとする。この時オープンテーブル416は、第
7図(a)に示すように、全てのパーティションがクロ
ーズ状態になっている。
この状態で、中央処理装置412が主記憶411から読
み出したプログラムを実行しているとき、光ディスク4
21のaパーティション51へのデータの書き込みが必
要になったとする。中央処理装置412はファイル管理
機構413に対し、aパーティション51のオープン指
令を出す。ファイル管理機構413はaパーティション
51のオープン指令を受は取ると、aパーティション5
1の管理情報を光ディスク421から読み出し、ディス
ク交換管理機構415に対しaパーティション51のオ
ープン宣言を発する(#601)。
ディスク交換管理機構415はaパーティション51の
オープン宣言を受けて、オープンテーブル416の全パ
ーティションの状態がクローズであるかどうかを検査す
る(#602)。ここでは全パーティションがクローズ
状態なので、ディスク交換管理機構415はディスク排
出機構422に対し排出禁止指令を送る。ディスク排出
機構422はこの指令を受けて、内部の状態を排出禁止
に設定する(#603)。さらにディスク交換管理機構
415は、ディスク判定手段417に対して光ディスク
421の使用開始を宣言する。光ディスク421の使用
開始の宣言を受けて、ディスク判定手段417は光デイ
スク421上のディスクラベル501内に納められたデ
ィスク識別情報502を読み出して内部に格納する(#
604)。
この後ディスク交換管理機構415は、第7図(b)に
示すようにオープンテーブル416内のaパーティショ
ンの状態をオープンとする(#605)。
次に、中央処理装置412がファイル管理機構413に
対してデータ書き込み指令を出し、主記憶411上の書
き込むべきデータを一旦ディスクキャソシュ414に転
送する。ファイル管理機構413はライトパンク方式を
用いて、ディスクキャッシュ414上のデータを光デイ
スク装置42内の光ディスク421に記録する。
ここで、もしユーザーが電源スィッチ426を操作して
、光デイスク装置42の電源を一旦切り、再び投入した
とすると、リセット回路425が起動され、ディスク排
出機構422に対しリセット指令を行う。ディスク排出
機構422は、リセット回路425からのりセント指令
を受けると、内部状態を排出可能に設定する。
このようにディスク排出機構422に対してリセット指
令が送られた後に、もし、ユーザによって排出ボタン4
23が押されると、ディスクキャッシュ414上のデー
タが書き込まれていないにもかかわらず光ディスク42
1は光デイスク装置42から排出されてしまうという不
都合がある。
また、もし、ユーザーが光デイスク装置42の電源を一
旦切ってから排出ボタン423を押せば、ディスク排出
機構422は光ディスク421を排出してしまい、この
後、排出された光ディスク421とは異なる光ディスク
421が光デイスク装置42に挿入され、光デイスク装
置42の電源が入れられると、この新たに挿入された光
ディスク421にディスクキャッシュ414のデータが
書き込まれ、この新たに挿入された光ディスク42Iに
あったデータは破壊されるという不都合がある。
本実施例ではディスク識別情報を用いたディスクの判定
を以下に述べるように行って、このような光ディスク4
21の使用中の電源の再投入時に起こる、光ディスク4
21の排出によるデータの消失と、ディスク交換による
データの破壊を防ぐことができる。
リセット回路425は電源の投入時にディスク排出機構
422だけでなく、ディスク交換検出手段424に対し
てもリセット指令を行う。ディスク交換検出手段424
はこのリセット指令を受けると、ディスク判定手段41
7に対してディスク交換報告を発する(#611)。
ディスク判定手段417はディスク交換報告を受は取る
と、光ディスク421が使用中であるかどうかを知るた
めに、オープンテーブル416を検査する(#612)
。もしオープンテーブル416の全てのパーティション
の状態がクローズであれば、光ディスク421は使用中
でないので、ディスク判定手段は処理を終了する。
しかし、今の状況は、第7図(b)のように、オープン
テーブル416のaパーティション51の状態がオープ
ンであり、光ディスク421は使用中であるので、ディ
スク判定手段417は、光ディスク421からディスク
ラベル501に納められているディスク識別情報502
を読み出しく#613)、このディスク識別情報502
と、既にaパーティション51のオープン時に読み出し
てあったディスク識別情報502が同一であるかどうか
を検査する(#614)。
二つのディスク識別情報504が同じであれば、ディス
ク判定手段417は、光デイスク装置42に納められて
いる光ディスク421が、いままで使用していたの光デ
ィスク、つまり電源を切られる前に光デイスク装置42
に納められていた光ディスクと同じものであると判断す
る。これによってディスク判定手段417は、ディスク
交換管理機構415に光ディスク421の排出禁止を要
求し、ディスク交換管理機構415はこれを受けてディ
スク排出機構422に対し排出禁止指令を送る。ディス
ク排出機構422は排出禁止指令を受けて、内部の状態
を排出禁止に設定する(#615)。従って、もし誤っ
てユーザによって排出ボタン423が押されても、光デ
ィスク421が排出されることはなく、データの消失を
防ぐことができる。
また、二つのディスク識別情報504が同じでなければ
、ディスク判定手段417は、光デイスク装置42に納
められている光ディスク421が、いままで使用してい
た光ディスクと異なるものであると判断する。これによ
って、ディスク判定手段417は、アクセス禁止手段4
18に対してアクセス禁止指令を発行する。アクセス禁
止手段418はアクセス禁止指令を受は取ると、光デイ
スク装置42に対する以降の入出力要求は入出力動作中
のエラーとして処理し、実行しない(#616)。従っ
て、もし光デイスク421上のパーティションをオープ
ンして使用しているときに、光デイスク装置42の電源
が切られて光ディスク421が別の光ディスク421に
交換されたとしても、交換後の光ディスク421に交換
前の光ディスク421のデータが書き込まれることはな
い。
最後に、中央処理装置412はプログラムの終了にとも
ないファイル管理機構413に対し全てのパーティショ
ン51のクローズ指令を出す(#621)。ファイル管
理機構413は、この指令を受は取りディスクキャッシ
ュ414上のaパーティション51Lこ書き込まれるべ
き全データを光ディスク421に書き込む(#622)
。但し、既に述べた通りアクセス禁止手段418により
、ディスク交換によるアクセスの禁止が行われている場
合は、データは光ディスク421に書き込まれない。
さらにファイル管理機構413は、ディスク交換管理機
構415に対しaパーティション51のクローズ宣言を
発する。ディスク交換管理機構415はこのクローズ宣
言を受は取ると、第7図(e)に示すようにオープンテ
ーブル416内のaパーティション51の状態をクロー
ズとしく#623)、オープンテーブル416の全パー
ティションの状態がクローズであるかどうか検査する(
#624)。今の場合は全パーティションがクローズ状
態なので、ディスク交換管理機構415はディスク排出
機構422に対し排出許可指令を送る。ディスク排出機
構422はこの指令を受けて、内部状態を排出可能に設
定する(#625)。
さらにディスク交換管理機構415は、ディスク判定手
段417に対して光ディスク421の使用終了を宣言す
る。ディスク判定手段417は、光ディスク421の使
用終了の宣言を受け、アクセス禁止手段418にアクセ
ス禁止解除指令を発行する。アクセス禁止手段418は
アクセス禁止解除指令を受は取ると、アクセスの禁止を
行っていた場合はこれを解除する。このとき、光ディス
ク421に対するアクセスは既に終了しているので、ア
クセスの禁止の解除を行っても何ら問題はない。
この後ディスク排出機構422の内部状態は排出可能に
なっているので、ユーザは排出ボタン423を押すこと
によって光ディスク421を自由に取り出すことができ
る。
このように第二の実施例によれば、パーティションが既
にオープンされているときに光ディスク421の交換の
可能性を検出すると、光ディスク421が交換されたか
どうかをディスク識別情報502を用いて判別し、光デ
ィスク421がそれまで使用していたものと同しもので
あれば、光ディスク421を排出禁止にして処理を続行
し、異なるものであれば、光デイスク装置42内の光デ
ィスク421に対してアクセスを行わない。これによっ
て、光デイスク装置42の使用中に電源がいったん切断
されたでから再投入された場合、電源の再投入後に光デ
ィスク421を再び排出禁止にして、光ディスクの取り
出しによるデータの欠落を防ぐことができる。また、光
デイスク装置42の使用中に電源がいったん切断され光
ディスク421が交換された場合にも、交換後の光ディ
スク421へのアクセスを禁止して、この光ディスクの
データの破壊を防ぐことができる。
以上で説明したように本発明の第一、第二〇実施例によ
れば、光ディスクに正しくデータが書かれている状態で
のみ光ディスクの光デイスク装置からの取り出しを可能
にし、全てのデータが正しく書かれていない状態で光デ
ィスクが交換されたときには交換後の光ディスクに対し
てデータの書き込みを行わないことにより、交換可能な
情報記録媒体である光ディスクを安全に使用することで
きる。
なお、本実施例では情報記録媒体が光ディスクであると
して説明したが、本発明の情報記録再生方法及び情報記
録再生装置は交換可能な情報記録媒体を使用する全ての
情報記録再生方法及び装置についてまったく同様に適用
することができる。
また、本実施例ではライトパンク方式のディスクキャッ
シュを使用する情報記録再生方法及び情報記録再生装置
について説明したが、本発明はオープン処理からクロー
ズ処理までの間に情報記録媒体にデータの書き込みを行
う全ての情報記録再生方法及び情報記録再生装置に対し
て適用することができる。
発明の効果 上述したように本発明の情報記録再生方法及び情報記録
再生装置は、パーティションがオープンされたときにこ
のテーフ′ルの8亥当パーテイシヨンの状態をオープン
し、パーティションがクローズされたときにこのテーブ
ルの該当パーティションの状態をクローズとし、テーブ
ルが全てクローズである状態からテーブルの中の少なく
とも一つのパーティションがオープンである状態へ移行
したことを検出して情報記録媒体の排出を禁止し、テー
ブルの中の少なくとも一つのパーティションがオープン
である状態からテーブルが全てクローズである状態へ移
行したことを検出して情報記録媒体の排出を許可して、
情報記録媒体に正しくデータが書かれた状態でのみ情報
記録媒体の取り出しを可能とする。
また本発明の情報記録再生方法及び情報記録再生装置は
、テーブルが全てクローズである状態からテーブルの中
の少なくとも一つのパーティションがオープンである状
態へ移行したことを検出して情報記録媒体上のディスク
識別情報を格納し、情報記録媒体の交換を検出したとき
テーブルの少なくとも一つのパーティションがオープン
状態であれば交換されたディスクからディスク識別情報
を読み出し、読み出されたディスク識別情報がオープン
時に読み込まれたものと同しであれば情報記録媒体を再
び取り出し禁止にすることにより、−旦電源が切断され
た後に再び電源を投入した場合にも情報記録媒体が取り
出されないようにして安全に処理を継続することができ
る。
さらに本発明の情報記録再生方法及び情報記録再生装置
は、テーブルが全てクローズである状態からテーブルの
中の少なくとも一つのパーティションがオープンである
状態へ移行したことを検出して情報記録媒体上のディス
ク識別情報を格納し、情報記録媒体の交換を検出したと
きテーブルの少なくとも一つのパーティションがオープ
ン状態であれば交換されたディスクからディスク識別情
報を読み出し、読み出されたディスク識別情報がオープ
ン時に読み込まれたものと異なれば情報記録媒体への入
出力を禁止することにより、データの書き込みによって
交換後の情報記録媒体上のデータを破壊しない。
以上のように本発明の情報記録再生方法及び情報記録再
生装置は、ユーザーが意識をしないときに情報記録媒体
に対してデータの書き込みを行うUNIX等のシステム
に於いても、交換可能な情報記録媒体である光ディスク
を安全に使用することを可能とする。
このように本発明の実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例の情報記録再生装置のブ
ロック図、第2図は第一の実施例のフローチャート、第
3図は第一の実施例におけるオープンテーブルの内容図
、第4図は第二の実施例の情報記録再生装置のブロック
図、第5図は第二の実施例の光デイスク上の領域図、第
6図は第二の実施例のフローチャート、第7図は第2の
実施例におけるオープンテーブルの内容図、第8図は従
来の情報記録再生装置のブロック図である。 11・・・ホストシステム、111・・・主記憶、11
2・・・中央処理装置、113・・・ファイル管理機構
、114・・・ディスクキャッシュ、115・・・ディ
スク交換管理機構、116・・・オープンテーブル、1
2・・・光デイスク装置、121・・・光ディスク、4
1・・・ホストシステム、411・・・主記憶、412
・・・中央処理装置、413・・・ファイル管理機構、
414・・・ディスクキャッシュ、415・・・ディス
ク交換管理機構、416・・・オープンテーブル、41
7・・・ディスク判定手段、418・・・アクセス禁止
手段、42・・・光デイスク装置、421・・・光ディ
スク、422・・・ディスク排出機構、423・・・排
出ボタン、424・・・ディスク交換検出手段、425
・・・リセット回路、426・・・電源スィッチ、51
・・・aパーティション、52・・・bパーティション
、53・・・Cパーティション、501・・・ディスク
ラベル、502・・・ディスク識別情報、503・・・
UNIX制御情報、81・・・ホストシステム、811
・・・主記憶、812・・・中央処理装置、813・・
・ファイル管理機構、814・・・ディスクキャッシュ
、82・・・磁気ディスク装置、821・・・磁気ディ
スク 代理人  弁理士  中 島 司 朗 第1図 第2図 (a)           (b) 不−ブ〉誇り処理                 
りΩ−χ吟の郊、理第3図 第4図 第5図 第7図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)情報記録媒体を少なくとも一つ以上のパーティシ
    ョンに分割し、各パーティションへのデータの記録再生
    を行うときにパーティションのオープン、データの記録
    再生を終了するときにパーティションのクローズを行う
    情報記録再生装置において、前記情報記録媒体上の各パ
    ーティションのオープン状態を管理するテーブルを持ち
    、パーティションのオープンに際し前記テーブルの該当
    パーティションの状態をオープンとするステップと、前
    記テーブルが全てクローズである状態から前記テーブル
    の中の少なくとも一つのパーティションがオープンであ
    る状態へ移行したことを検出するステップと、 前記テーブルが全てクローズである状態から少なくとも
    1つのパーティションがオープンである状態へ移行した
    ことを検出したとき前記情報記録媒体の排出を禁止する
    ステップと、 パーティションのクローズに際し前記テーブルの該当パ
    ーティションの状態をクローズとするステップと、 前記テーブルの中の少なくとも一つのパーティションが
    オープンである状態から前記テーブルが全てクローズで
    ある状態へ移行したことを検出するステップと、 前記テーブルが全てクローズである状態へ移行したこと
    を検出したとき情報記録媒体の排出を許可するステップ
    、 とを備えたことを特徴とする情報記録再生方法。
  2. (2)請求項1記載の情報記録再生方法を実行するディ
    スク交換管理機構と、前記ディスク交換管理機構の要求
    に応じて情報記録媒体の排出を制御するディスク排出機
    構を備えたことを特徴とする情報記録再生装置。
  3. (3)各々の情報記録媒体毎に異なるディスク識別情報
    を持つ情報記録媒体を少なくとも一つ以上のパーティシ
    ョンに分割し、各パーティションへのデータの記録再生
    を行うときにパーティションのオープン、データの記録
    再生を終了するときにパーティションのクローズを行う
    情報記録再生装置において、 前記情報記録媒体上の各パーティションのオープン状態
    を管理するテーブルを持ち、パーティションのオープン
    に際し前記テーブルの該当パーティションの状態をオー
    プンとするステップと、前記テーブルが全てクローズで
    ある状態から前記テーブルの中の少なくとも一つのパー
    ティションがオープンである状態へ移行したことを検出
    するステップと、 前記テーブルが全てクローズである状態から少なくとも
    一つのパーティションがオープンである状態へ移行した
    ことを検出したとき前記情報記録媒体の排出を禁止する
    ステップと、 前記情報記録媒体上の前記ディスク識別情報を読み出し
    て格納するステップと、 前記情報記録媒体の交換の可能性を検出した際前記テー
    ブルの少なくとも一つのパーティションがオープン状態
    であるかどうかを検出するステップと、 オープン状態の検出をしたとき前記情報記録媒体からデ
    ィスク識別情報を読み出すステップと、前記情報記録媒
    体の交換の可能性を検出した時に読み出された前記ディ
    スク識別情報が、オープン時に読み込まれた前記ディス
    ク識別情報と同じかどうかを比較するステップと、 この比較においてディスク識別情報が同じだったとき前
    記情報記録媒体の排出を禁止するステップと、 パーティションのクローズに際し前記テーブルの該当パ
    ーティションの状態をクローズとするステップと、 前記テーブルの中の少なくとも一つのパーティションが
    オープンである状態から前記テーブルが全てクローズで
    ある状態へ移行したことを検出するステップと、 前記テーブルが全てクローズである状態へ移行したこと
    を検出したとき情報記録媒体の排出を許可するステップ
    、 とを備えたことを特徴とする情報記録再生方法。
  4. (4)請求項3記載の情報記録再生方法を実行するディ
    スク交換管理機構およびディスク判定手段と、前記ディ
    スク交換管理機構の要求に応じて情報記録媒体の排出を
    制御するディスク排出機構と、ディスク交換の可能性を
    前記ディスク判定手段に報告するディスク交換管理機構
    とを備えたことを特徴とする情報記録再生装置。
  5. (5)各々の情報記録媒体毎に異なるディスク識別情報
    を持つ情報記録媒体を少なくとも一つ以上のパーティシ
    ョンに分割し、各パーティションへのデータの記録再生
    を行うときにパーティションのオープン、データの記録
    再生を終了するときにパーティションのクローズを行う
    情報記録再生装置において、 前記情報記録媒体上の各パーティションのオープン状態
    を管理するテーブルを持ち、パーティションのオープン
    に際し前記テーブルの該当パーティションの状態をオー
    プンとするステップと、前記テーブルが全てクローズで
    ある状態から前記テーブルの中の少なくとも一つのパー
    ティションがオープンである状態へ移行したことを検出
    するステップと、 前記テーブルが全てクローズである状態から少なくとも
    一つのパーティションがオープンである状態へ移行する
    前記検出をしたとき前記情報記録媒体の排出を禁止する
    ステツプと、 前記情報記録媒体上のディスク識別情報を読み出して格
    納するステップと、 前記情報記録媒体の交換の可能性を検出した際前記テー
    ブルの少なくとも一つのパーティションがオープン状態
    であるかどうかを検出するステップと、 オープン状態の検出をしたとき前記情報記録媒体からデ
    ィスク識別情報を読み出すステップと、前記情報記録媒
    体の交換の可能性を検出した時に読み出された前記ディ
    スク識別情報がオープン時に読み込まれた前記ディスク
    識別情報と同じかどうかを比較するステップと、 この比較において前記ディスク識別情報がオープンの際
    に読み出したディスク識別情報と異なっていれば前記情
    報記録媒体へのデータの入出力を禁止するステップと、 パーティションのクローズに際し前記テーブルの該当パ
    ーティションの状態をクローズとするステップと、 前記テーブルの中の少なくとも一つのパーティションが
    オープンである状態から全てクローズである状態へ移行
    したことを検出するステップと、前記テーブルが全てク
    ローズである状態へ移行したことを検出したとき情報記
    録媒体の排出を許可すると共に、前記情報記録媒体への
    データの入出力の禁止があればそれを解除するステップ
    とを備えたことを特徴とする情報記録再生方法。
  6. (6)請求項5記載の情報記録再生方法を実行するディ
    スク交換管理機構およびディスク判定手段と、前記ディ
    スク交換管理機構の要求に応じて情報記録媒体の排出を
    制御するディスク排出機構と、ディスク交換の可能性を
    前記ディスク判定手段に報告するディスク交換管理機構
    と、前記ディスク交換管理機構の要求に応じて前記情報
    記録媒体へのアクセスを禁止するアクセス禁止手段を備
    えたことを特徴とする情報記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006302281A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Hewlett-Packard Development Co Lp 外部データ記憶装置及びコンピュータシステム
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