JPH04205226A

JPH04205226A - 印刷装置

Info

Publication number: JPH04205226A
Application number: JP2330894A
Authority: JP
Inventors: Masayoshi Suzuki; 鈴木　政義
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1990-11-30
Filing date: 1990-11-30
Publication date: 1992-07-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は印刷装置に関し、特に、例えば、優先的印刷が
可能な印刷装置に関するものである。

［従来の技術］従来、ホストコンピュータ（以下、ホストという）のよ
うな上位機器から送られる印字情報に基づいて印字を行
なう印刷装置において、複数のホストに接続されるもの
があった。このような印刷装置は、各ホストから送られ
て来る印字情報に対して、例えば、ジョブ単位で各ホス
ト毎の指令に基づいて印字を行なう。これらジョブの処
理順序は一般に先に送られたもの、即ち、先着優先で印
字されていた。また、同時に印字データが送られたよう
な場合、即ち、印字データ受信競合の発生時には、あら
かじめ設定された優先順位に基づいて、優先順位の高い
ホストのジョブの印字を実行し、印字終了後、次のジョ
ブへと順次印字を行なっていた。この際、印字待ちのホ
ストへは現在処理がビジー状態であること、即ち、現在
地のホストからのジョブの処理中であることを報告して
いた。

〔発明が解決しようとする課題］しかしながら上記従来例では、例えば、日報、週報、及
び、月報のような定期的かつ定形的な印字業務処理を実
行する場合、ジョブの競合具合により、その処理が時間
的に不安定なものとなり、定期的かつ規則的な処理がで
きない場合が発生していた。また、このような事態を回
避するためには、毎回処理の優先順位を変更する必要が
あり、それは、装置のオペレータにとって大きな負荷と
なっていた。

本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、オペレー
タ負荷を軽減させ、優先的に印刷したい情報の処理を円
滑に行なうことを可能とした印刷装置を提供することを
目的とする。

［課題を解決するための手段〕上記目的を達成するために本発明の印刷装置は以下の様
な構成からなる。即ち、外部機器から送出される印刷情報に基づいて、印刷を行
う印刷装置において、前記外部機器から入力される前記
印刷情報の内、優先的に印刷を実行する印刷情報と優先
的に印刷を実行する印刷時刻との条件を指定する指定手
段と、時間を測定する時間測定手段と、前記外部機器か
ら前記印刷情報が入力される度に、前記時間測定手段に
よって測定された時間を調べ、前記指定手段によって指
定された条件に基づき前記印刷情報を優先的に印刷させ
るか否かを指示する指示手段と、前記指示手段の指示に
基づき前記印刷情報の印刷を制御する制御手段とを有す
ることを特徴とする印刷装置を備える。

［作用］以上の構成により本発明は、外部機器から印刷情報を受
信する度に、受信時刻を調べ、さらに受信した印刷情報
が所定の優先的に印刷を実行すべき情報の条件を満たし
ているか調べ、その結果に基づき、優先的に印刷を実行
するか決定するよう動作する。

［実施例］以下添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細に
説明する。第１図は、本発明の代表的な実施例をである
印刷装置の構成を示すブロック図である。第１図におい
て、１００は本実施例の印刷装置、１０〜１２は印刷装
置１００に印刷情報を送るホストコンピュータ（以下、
ホストという）である、また、１は印刷装置全体の制御
を行なうＣＰＵで、２０はＣＰＵ共通パスである。２は
ホスト１０〜１２との入力インタフェース、３はＣＰＵ
　１が動作するためのプログラムを格納するＲＯＭ、４
はＣＰＵ１の動作中においてワークエリアとして使用す
るＲＡＭ、４ａは後述する優先指定テーブルである。５
はプリンタインタフェースであって、出力されるイメー
ジデータはこのプリンタインタフェース５を介してプリ
ンタエンジン６に送られ、プリンタエンジン６で用紙に
印刷される。７はキーボードインタフェース、８はキー
ボードで、印刷装置１００を操作するためのものである
。９はリアルタイムクロックで、年、月、日、曜日、時
間を計測する。

また、本実施例の印刷装置はページプリンタとし、ＲＡ
Ｍ４にはページバッファがあるものとする。

以上のような構成の印刷装置において、ホスト１０〜１
２から送られたジョブ各々の印刷情報は入力インタフェ
ース２を介してＲＡＭ４内のページバッファにページ単
位で格納される。ＣＰＵ　１はページバッファの内容を
解析、イメージデータに変換した後、イメージデータを
プリンタインクフェース５を介してプリンタエンジン６
に送り、用紙に印刷が行う。

次に本実施例の印刷装置が実行する印刷処理の優先制御
処理について、第２図に示すフローチャートを参照しな
がら説明する。

まず、ステップ５１０１において、ホストの１つ、例え
ば、ホスト１０から入力インタフェース２を介して印字
情報が送られたか否かを調べる。

ここで印字情報がなければ、処理は印字情報待ちとなる
。これに対して、印字情報が送られたと判断された場合
、処理はステップ５１０２に進む。

ステップ５１０２では、優先印字処理の指定が優先指定
テーブル４ａに設定されているかどうかを調べる。

ここで優先指定が特にされていなければ、処理はステッ
プ５１０５に進み、ホストから送られてきた印字情報に
基づいて印字データをプリンタインタフェース５を介し
てプリンタエンジン６に送り印字処理を実行する。本実
施例の印刷装置はレーザビームプリンタのようなページ
プリンタであるとしているので、１ペ一ジ分の印字が実
行される。続いて処理は、ステップ８１０６に進み、ジ
ョブが終了したかどうかを調べる。ここでジョブが終了
していないと判断されたなら、処理はステップ５１０５
に戻り、ジョブの終了まで印字を繰り返す。これに対し
て、ジョブか終了したと判断された場合、処理はステッ
プ５１０７に進む。

ステップ５１０７では、ジョブを送信してきたホストに
対してジョブ終了の旨を通知する。さらに、ステップ５
１０９では次の印字情報に備えるかどうか判断し、印刷
処理動作を完了したと判断するなら処理は終了し、印刷
処理動作を続行すると判断するなら処理はステップ５１
０１に戻る。

以上のように、優先指定が特にされていない場合は印字
が繰り返される。

次に印刷処理の優先指定がされた場合について説明する
。

優先指定は、キーボード８にキー人力することにより行
なわれ、その内容はＲＡＭ４内の優先指定テーブル４ａ
に格納される。例えば、−日の売上げ伝票処理をホスト
１０が実行しているとした場合、その伝票印刷処理を優
先させるため、第３図に示すキー人力を行う、第３図に
おいて、３０１は優先指定を設定するためのコマンドで
あり、３０２〜３０３はコマンドのオペランド内容で、
３０２が優先指定をするホスト、３０３が指定時間範囲
を示す。また第３図の３０は実行キーを示す。第３図の
例は、月曜日〜金曜日の１５：００〜１７：００はホス
ト１０のジョブを優先して印刷処理するよう印刷装置の
動作を設定した場合を示している。

さてステップ５１０２において、優先指定が有ると判断
されると、処理はステップ５１０３に進む。ステップ５
１０３では、ＣＰＵ１はリアルタイムクロック９から現
在の時間情報を取り込むと共に、ＲＡＭＪ内の優先指定
テーブル４ａに設定されている時刻情報と比較する。こ
こで現在の時間と優先指定テーブル４ａに設定されてい
る時刻情報とが合致する（即ち、指定時間であるかどう
か）と判断されたなら、処理はステップ５１０４に進み
、指定時間でないと判断されたなら処理はステップ５１
０５に進み、上述した通常の印刷処理を行なう。

次にステップ５１０４では、処理対象となっているジョ
ブが優先指定テーブル４ａに設定されたホストから送ら
れてきたジョブであるかどうかを調べる。ここで、ジョ
ブが指定されたホストからのものでない場合、処理はス
テップ５１０８に進み、そのホストに対しビジー状態、
即ち他のジョブを実行中であるため、そのジョブを処理
することができない旨を通知する。これに対して、ジョ
ブが指定されたホストからのものであった場合、処理は
ステップ５１０５に進み、上述のした通常の印刷処理を
ジョブ終了まで実行する。そして、ステップ５１０７で
その印刷処理を依頼したホストに対しジョブ終了通知を
行う。

このようにして、例えば、第３図に示す設定がなされて
おり、現在の時間が指定時間内であり、かつホスト１０
〜１２から印刷処理依頼がある場合、ホスト１１及び１
２からのジョブは印刷処理されず待ち状態となり、ホス
ト１０からのジョブは印刷処理されることになる。

従って本実施例に従えば、優先的に印刷処理を行うホス
トと時間とを設定することにより、優先印刷処理時間内
においては、優先指定したホストからのジョブが優先的
に印刷処理されることとなる。

なお本実施例では優先指定が１つだけの場合について説
明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例
えば、複数の優先指定があっても良いことは言うまでも
ない。

また本実施例では、ホストに対する優先指定について説
明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例
えば、ジョブの名称による指定、さらに複数のジョブを
まとめたジョブグループのような指定であっても本発明
を適用することができる。ただしこの場合、本実施例の
ように複数のホストに対して接続されるだけでな（、単
一のホスト又はネットワーク等に接続されている場合で
も良いこととなることは言うまでもない。

またさらに本実施例では、ジョブ単位で印刷処理の優先
制御を行う場合について説明したが、本発明はこれに限
定されるものではない。例えば、ジョブの途中であって
も優先指定されたジョブがきたならば、印字中のジョブ
は中断し、先に優先ジョブを印字処理しても良いことは
言うまでもない。

またさらに本実施例では、キーボードからのキー人力に
より優先指定を設定するよう説明したが本発明はこれに
限定されるものではない。例えば、ホストからコマンド
により優先指定を設定することも可能である。

またさらに本実施例では、優先印刷処理指定時間内では
優先指定したホストからのジョブのみが処理されること
になるが、本発明はこれに限定されるものではない。例
えば、一定時間の間、優先指定したホストからジョブが
送信されなければ、他のホストからのジョブの印刷処理
を実行させることも可能である。

またさらに本実施例では、リアルタイムクロックから時
間情報を得るよう説明したが、本発明はこれに限定され
るものではない。例えば、タイマを用いることも可能で
ある。

［発明の効果］以上説明したように本発明によれば、優先的に印刷を行
うべき印刷情報と優先的に印刷を行うべき時間とを考慮
して印刷処理を制御することができるので、優先印刷し
たい情報を円滑に処理することができるという効果があ
る。従って、オペレータの負荷が軽減するという利点も
有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の代表的な実施例である印刷装置の構成
を示すブロック図、第２図は優先的印刷処理手順を示すフローチャート、そ
して、第３図は優先指定を設定するためのキー人力例を示す図
である。図中、１・・・ＣＰＵ、２・・・入力インタフェース、
３・・・ＲＯＭ、４・・・ＲＡＭ、４ａ・・・優先指定
テーブル、５・・・プリンタインタフェース、６・・・
プリンタエンジン、７・・・キーボードインタフェース
、８・・・キーボード、９・・・リアルタイムクロック
、１０〜１２・・・ホストコンピュータ、２０・・・Ｃ
ＰＵ共通バス、１００・・・印刷装置である。糺・

Claims

【特許請求の範囲】外部機器から送出される印刷情報に基づいて、印刷を行
う印刷装置において、前記外部機器から入力される前記印刷情報の内、優先的
に印刷を実行する印刷情報と優先的に印刷を実行する印
刷時刻との条件を指定する指定手段と、時間を測定する時間測定手段と、前記外部機器から前記印刷情報が入力される度に、前記
時間測定手段によつて測定された時間を調べ、前記指定
手段によつて指定された条件に基づき前記印刷情報を優
先的に印刷させるか否かを指示する指示手段と、前記指示手段の指示に基づき前記印刷情報の印刷を制御
する制御手段とを有することを特徴とする印刷装置。