JPH0420495B2 - - Google Patents

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JPH0420495B2
JPH0420495B2 JP60277724A JP27772485A JPH0420495B2 JP H0420495 B2 JPH0420495 B2 JP H0420495B2 JP 60277724 A JP60277724 A JP 60277724A JP 27772485 A JP27772485 A JP 27772485A JP H0420495 B2 JPH0420495 B2 JP H0420495B2
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JP
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card
signal line
signal
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Takanori Takei
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Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 各種カードを二重化されたA系およびB系の共
通バスで接続して構成したデータ処理装置におい
て、 上記各カード間でデータの転送を行なうに際し
ては、 データ転送を要求するマスタカードにおいて
は、そのA系およびB系のデータ転送回路に同一
のデータ転送開始指示を与えて選択したスレーブ
カードに対してA系およびB系の二つの共通バス
により並列にデータ転送を行ない、かつ上記マス
タカードのA系およびB系データ転送回路におい
て、それぞれ上記のデータの転送の異常検出手段
が作動し、上記二つのA系およびB系の共通バス
が共にデータ転送異常であることを検出したとき
は、データ転送のやり直しを行ない、いづれかの
共通バスのデータ転送が正常なときは、該正常な
バスのデータ転送回路を上記バス切替スイツチに
よりカード本体に接続し、 また、データ転送が要求されたスレーブカード
では、上記データ転送時に、該カードのA系およ
びB系データ転送回路の上記のデータの転送の異
常検出手段が作動し、上記二つのA系およびB系
の共通バスが共にデータ転送異常であることを検
出したときは該カードのカード本体の動作を禁止
し、いづれかのバスが正常なときは上記バス切替
スイツチにより、該正常なバスのデータ転送回路
をカード本体に接続するものであつて、データ処
理装置内のデータ転送時間の増加を防止すること
ができる。
〔産業上の利用分野〕
本発明は二重化バスの制御方式、さらに詳しく
云えば、各種カードを二重化されたA系およびB
系の二つの共通バスで接続して構成したデータ処
理装置における二重化バスの制御方式に関する。
〔従来の技術〕
一般にデータ処理装置においては、マイクロプ
ロセツサカード、メモリカード、入力カード、出
力カード等の各種カードが共通バスによつて接続
され、各カード間のデータは上記共通バスにより
各カード間を転送される。
データ処理装置を高信頼化する場合、各々のカ
ードを多重化することが行なわれている。共通バ
スについても、この部分の故障がシステムダウン
となるため同じく二重化を行なう。
第3図は、共通バスを二重化して信頼性を高め
た一般的のデータ処理装置の構成図である。図に
おいて、101,101′はそれぞれマイクロプ
ロセツサカード、102はメモリカード、103
は入力カード、104は出力カードを示し、また
107は外部入力信号線、108は外部出力信号
線であり、さらに27と37とはそれぞれ同様の
共通バスであり、二重化され、27がA系共通バ
スを、37がB系共通バスを構成している。
共通バス27,37は、データ転送を要求して
いる複数のマスタ・カード(第3図においてはマ
イクロプロセツサカードが相当する。)の内の1
つを選択してバス使用権を与える。バス使用権を
得たマスタカードはデータ転送の要求される相手
カード、すなわちスレーブカード(第3図のメモ
リカード、入力カード、出力カード等が相当)に
対して、使用権を得た共通バスを介して必要なデ
ータの転送を行なう。
第4図は、従来技術によりバス二重化構成され
たデータ処理装置の接続図である。
第4図においては、第3図に示すデータ処理装
置のうちのマイクロプロセツサカード101(マ
スタカード)、メモリカード102(スレーブカ
ード)およびA系共通バス27、B系共通バス3
7を示し、他は省略してある。
第3図および第4図において、各カードはそれ
ぞれカード本体、すなわち、マイクロプロセツサ
カード101ではマイクロプロセツサ1、メモリ
カード102ではメモリ5、入力カード103に
おいては入力回路、出力カード104においては
出力回路を有し、さらに各カードにおいては、そ
れぞれA系データ転送回路3,3′、B系データ
転送回路4,4′を具備している。
第4図に示すように、マイクロプロセツサカー
ド101はA系およびB系の共通バス27および
37を介してメモリカード102に接続されてお
り、A系共通バス27およびB系共通バス37は
同様の構成を有し、二重化されている。
第4図のマイクロプロセツサカード101にお
いて、1は該カードの本体であるマイクロプロセ
ツサ、2はバス使用権制御回路、3はA系データ
転送回路、4はB系データ転送回路、6はバス切
替フリツプフロツプ、7はバス切替スイツチを示
す。なお、10はリード信号線、11はライト信
号線、12はデータ転送終了信号線、13はデー
タ転送異常信号線、14はアドレス信号線、15
はデータ信号線、16はバス要求信号線、17は
バス転送許可信号線、18はバス切替信号線、1
9はB系共通バスイネーブル信号線、20はA系
共通バスイネーブル信号線である。
また、メモリカード102において、3′およ
び4′はそれぞれA系およびB系データ転送回路、
5はメモリカード102の本体であるメモリ、1
0′,11′,14′,15′は上記と同様それぞれ
リード信号線、ライト信号線、アドレス信号線、
データ信号線であり、41,42はそれぞれオア
回路を示す。
なお、共通バスの部分において、40はバス使
用権制御信号線、27はA系共通バス、37はB
系共通バスであり、A系共通バス27はリード信
号線21、ライト信号線22、データ転送終了信
号線23、データ転送異常信号線24、アドレス
信号線25、データ信号線26を有し、またB系
共通バス37も上記A系共通バス27と全く同様
の信号線を有する。
上記において、マイクロプロセツサカード10
1がマスタカードとしてメモリカード102(ス
レーブカード)に対してメモリの読出し、書込み
を行うものであるが、この場合、マイクロプロセ
ツサカード101のマイクロプロセツサ1より信
号線16にバス要求信号が送出され、バス使用権
制御回路2は上記の信号を受けてバス要求信号を
バス使用権制御信号線40に送る。この信号に対
して、A系あるいはB系共通バス27あるいは3
7の一方が選択され、上記バス使用権制御回路2
に選択された共通バス、例えばA系共通バスの使
用許可信号が返送される。これによりマイクロプ
ロセツサカード101(マスタカード)はA系共
通バス27の使用権を得、バス使用権制御回路2
より信号線17に共通バス転送許可信号を送出
し、A系およびB系データ転送回路3,4をイネ
ーブルする。A系共通バス27の使用権を得たと
の情報はまた信号線16を介してマイクロプロセ
ツサ1に達し、信号線18にバス切替信号を送出
してバス切替フリツプフロツプ6をセツトし、A
系共通バスイネーブル信号線20に信号を送出
し、バス切替スイツチ7をA系データ転送回路3
側に切替える。
マイクロプロセツサカード101からメモリカ
ード102に書込みを行なう場合は、マイクロプ
ロセツサ1から信号線11にライト信号を、信号
線14にアドレス信号を、さらに信号線15にデ
ータ信号を送出する。ライト信号は信号線11よ
り切替スイツチ7を経て、アドレス信号は信号線
14を経て直接に、またデータ信号は信号線15
および切替スイツチ7を経て、それぞれA系デー
タ転送回路3に達し、さらに共通バス27に送出
される。
メモリカード102においては、A系共通バス
27の信号線22,25および26から上記ライ
ト信号とアドレス信号とデータ信号とをA系デー
タ転送回路3′で受け、信号線11′,14′およ
び15′を介して、メモリ5にそれぞれライト信
号、アドレス信号およびデータ信号を送る。
メモリ5において上記アドレスに上記データが
書込まれる。
上記において、データ転送が正常に行なわれた
場合は、メモリカード102のA系データ転送回
路3′に設けられているデータ転送の異常検出手
段は異常を検出しないので、A系データ転送回路
3′はデータ転送終了信号A系共通バス27の信
号線23に送出し、この信号はプロセツサカード
101のA系データ転送回路3で受けられ、さら
にマイクロプロセツサ1が信号線12を経てこの
データ転送終了信号を受信し、ここでデータ転送
を終了する。
読出しの場合は、マイクロプロセツサ1より信
号線10にリード信号が送出され、また信号線1
4にアドレス信号が送られ、これ等の信号は、上
記と同様にしてメモリカード102に達し、メモ
リ5の上記アドレスからデータが読出されて、A
系データ転送回路3′を介してプロセツサカード
101のA系データ転送回路3に達する。この
時、該A系データ転送回路3に設けられているデ
ータ転送の異常検出手段が異常を検出しなけれ
ば、データ転送は正常に行なわれたものとしてA
系データ転送回路3は信号線12にデータ転送終
了信号を送る。
上記の通り、データ転送が正常に行なわれた場
合は、マイクロプロセツサ1は信号線12からデ
ータ転送終了信号を受け取り転送を終了する。
また、データ転送が異常であつたときは、上記
と同様に、書込みの場合はメモリカード102の
A系データ転送回路3′がA系共通バス27の信
号線24にデータ転送異常信号を送出し、マイク
ロプロセツサカード101のA系データ転送回路
3が同信号線24より該信号を受けて信号線13
にデータ転送異常信号を送り、マイクロプロセツ
サ1に通知する。また、読出しの場合は、マイク
ロプロセツサカード101のA系データ転送回路
3でメモリ5からの読出しデータを受けたとき、
データ転送異常検出手段で異常を検出すれば上記
と同様、信号線13にデータ転送異常信号を送
り、マイクロプロセツサ1に通知する。
上記のようにデータ転送が正常に行なわれたと
きはマイクロプロセツサは転送を終了するが、デ
ータ転送が異常であつたときは、マイクロプロセ
ツサは上記のようにしてこれを知り、データ転送
のやり直しを行なつたり、バスの異常の判定を行
なつたりする。
二重化されたバスを有するデータ処理装置で
は、一方のバスのみでデータ転送が行なわれ他方
のバスは待機している。いわゆる待機冗長方式が
とられる。すなわち、バス切替スイツチ7により
A系、B系いずれか一方のデータ転送回路がマイ
クロプロセツサ1と接続される。
バス切替スイツチ7は既に説明したようにバス
切替フリツプフロツプ6で切替えられる。すなわ
ち、マイクロプロセツサ1はデータ転送異常信号
により使用している共通バスが異常と判明した場
合、信号線18にバス切替信号を送り、バス切替
フリツプフロツプ6を反転させ、バス切替スイツ
チ7を切替え、現在使用していたバスを待機中の
バスに切替える。
以上の従来の技術による構成において、データ
転送異常信号からバスの異常を判定してこれに対
する対策を立てるが、これにはいくつかの方法が
知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の、従来の技術により二重化したバスを有
するデータ処理装置においては、バスを経由する
データ転送の異常を検出したら、通常はデータ転
送をやり直し、N回連続して異常ならばバスの永
久的な異常と判定してバスの切替を行なうが、こ
の従来の手段では切替えるに要する時間が長くな
るという問題がある。
また、1回のデータ転送異常に遭遇したとき、
直ちにバスを切替えてデータ転送をやり直した
後、再び元のバスに切替え、一定時間内に、ある
いは一定の転送回数の間に、再び異常があると、
バスの異常と判定してバスを切替える手段も知ら
れているが、この手段も、やはりバスの切替えと
データ転送のやり直しに時間がかかるという問題
がある。
本発明は、二重化されたバスを有するデータ処
理装置における上記の従来の技術による問題点を
解決し、バスを経由するデータ転送の異常に遭遇
したとき、バスの切替時間とデータ転送のやり直
し時間を小さくしようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点は、本発明によれば、各種カード
を二重化されたA系およびB系の共通バスで接続
して構成したデータ処理装置において、 上記各カードは、カード本体と、上記A系共通
バスに接続されるA系データ転送回路と、上記B
系共通バスに接続されるB系データ転送回路と、
上記カード本体を上記A系データ転送回路あるい
はB系データ転送回路に切替えるバス切替えスイ
ツチとを具備し、 また、上記の各データ転送回路は転送を受けた
データの転送の異常検出手段を具備し、 上記各
カード間でデータの転送を行なうに際しては、 データ転送を要求するマスタカードにおいて
は、そのA系およびB系のデータ転送回路に同一
のデータ転送開始指示を与えて選択したスレーブ
カードに対してA系およびB系の二つの共通バス
により並列にデータ転送を行ない、かつ上記マス
タカードのA系およびB系データ転送回路におい
て、それぞれ上記のデータの転送の異常検出手段
が作動し、上記二つのA系およびB系の共通バス
が共にデータ転送異常であることを検出したとき
は、データ転送のやり直しを行ない、いづれかの
共通バスのデータ転送が正常なときは、該正常な
バスのデータ転送回路を上記バス切替スイツチに
よりカード本体に接続し、 また、データ転送が要求されたスレーブカード
では、上記データ転送時に、該カードA系および
B系データ転送回路の上記データの転送の異常検
出手段が作動し、上記二つのA系およびB系の共
通バスが共にデータ転送異常であることを検出し
たときは該カードのカード本体の動作を禁止し、
いづれかのバスが正常なときは上記バス切替スイ
ツチにより、該正常なバスのデータ転送回路をカ
ード本体に接続することにより解決される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面について詳細に説
明する。
第1図は、本発明の実施例の接続図である。
第1図において、101はマイクロプロセツサ
カード、102はメモリカード、27はA系共通
バス、37はB系共通バスである。第1図はデー
タ処理装置の一部を示すものであつて、上記A系
およびB系共通バス27,37には、さらに他の
マイクロプロセツサカード、メモリカード、入力
カード、出力カード等を接続することができる
が、本発明の理解には関係がうすいから省略す
る。図から容易に理解されるように、第1図に示
すデータ処理装置はA系およびB系共通バス27
および37によつて二重化バス構成を有してい
る。
マイクロプロセツサ101においては、1はマ
イクロプロセツサ、2はバス使用権制御回路、3
はA系データ転送回路、4はB系データ転送回
路、8はバス切替スイツチ、9はデータ信号切替
スイツチ、10はリード信号線、11はライト信
号線、12はデータ転送終了信号線、13′,1
3″はそれぞれA系データ転送異常信号線および
B系データ転送異常信号線、13はAB両系デ
ータ転送異常信号線、14はアドレス信号線、1
5はデータ信号線、43はオアゲート、44はア
ンドゲートである。
メモリカード102において、3′はA系デー
タ転送回路、4′はB系データ転送回路、5はメ
モリ、8′はバス切替スプリング、9′はデータ信
号切替スイツチ、10′はリード信号線、12′は
ライト信号線、13′はA系データ転送異常信号
線、13″はB系データ転送異常信号線、13
はAB両系データ転送異常信号線、45はアンド
ゲートである。
バスの部分において、40はバス使用権制御信
号線、27はA系共通バス、37はB系共通バス
であり、A系共通バス27はリード信号線21、
ライト信号線22、データ転送終了信号線23、
データ転送異常信号線24、アドレス信号線2
5、データ信号線26を有し、また、B系共通バ
ス37も、上記と同様に、リード信号線31、ラ
イト信号線32、データ転送終了信号線33、デ
ータ転送異常信号線24、アドレス信号線35、
データ信号線26を有する。
本発明における各カードは、それぞれカード本
体、すなわちマイクロプロセツサカード101で
はマイクロプロセツサ1、メモリカード102で
はメモリ5、その他図示してないが入力カードに
おいては入力回路、出力カードにおいては出力回
路をカード本体として有し、さらに各カードにお
いて、それぞれA系データ転送回路3,3′等、
B系データ転送回路4,4′等を具備し、さらに、
上記カード本体をA系データ転送回路あるいはB
系データ転送回路に切替えるバス切替スイツチを
有している。また、上記の各データ転送回路は転
送を受けたデータの転送の異常検出手段を有して
いる。そしてA系およびB系データ転送回路はそ
れぞれA系およびB系共通バスに接続される。
上記において、マイクロプロセツサカード10
1がデータ転送の要求を行なつて、すなわちマス
タカードとしてメモリカード102に対してメモ
リの読出し書込みを行なう場合について説明す
る。この場合メモリカード102はデータ転送の
要求を受けるスレーブカードとなる。本発明にお
いては、メモリの読出し、書込み等においてデー
タの転送を行なう際A系およびB系の2つの共通
バス27,37を並列に使用し、同一のデータを
上記の2つの共通バス27,37により同時に転
送するものである。
いま、例えば、マイクロプロセツサカード10
1からメモリカード102の内容と読出す(リー
ドする)場合について説明する。
この場合、マイクロプロセツサカード101の
マイクロプロセツサ1より信号線16にバス要求
信号が送出され、バス使用権制御回路2は上記の
信号を受けてバス要求信号をバス使用権制御信号
線40に送る。この信号に対してバス使用権を与
えるバス使用許可信号が返送されれば、バス使用
権制御回路2は、この信号を得て、マイクロプロ
セツサカード101はA系およびB系の両共通バ
ス27,37の使用権を得、また信号線17に許
可信号を送出しA系データ転送回路3およびB系
データ転送回路4をイネーブルする。
マイクロプロセツサ1からその信号線10にリ
ード信号が送出され、また信号線14にアドレス
信号が送出される。上記2つの信号はそれぞれ2
つに分岐して、それぞれがA系データ転送回路3
およびB系データ転送回路4に入力する。
なお、全てのA系データ転送回路3,3′およ
びB系データ転送回路4,4′においてはデータ
信号の入力端および出力端において、例えばパリ
テイチエツク回路のようなデータ転送の異常検出
手段を備えており、転送されたデータの正常、異
常を検知する。
上記のおいて、マイクロプロセツサカード10
1のA系データ転送回路3は信号線10から入力
したリード信号および信号線14から入力したア
ドレス信号をA系共通バス27の信号線21,2
5を経て、また、B系データ転送回路4は同様に
B系共通バス37の信号線31,35を経て、そ
れぞれメモリカード102のA系データ転送回路
3′およびB系データ転送回路4′に転送する。
A系データ転送回路3′は上記のリード信号を
バス切替スイツチ8′および信号線10′を経て、
またアドレス信号をバス切替スイツチ48′およ
び信号線14′を経てメモリ5へ送る。
これによりメモリ5から該当アドレスのデータ
が読出され、信号線15′、バス切替スイツチ
8′を経てA系データ転送回路3′に至り、さらに
A系共通バス27の信号線26を経て、マイクロ
プロセツサカード101のA系データ転送回路3
に転送される。
このデータ信号はA系データ転送回路3に設け
られたデータ転送の異常検出手段により検査さ
れ、正常であれば、A系データ転送回路3は信号
線12′にデータ転送終了信号を出し、バス切替
スイツチ8をA系データ転送回路3側へ切替え
((図示状態)正常な読出しデータ信号線15を経
てマイクロプロセツサ1へ渡される。
なお、B系においてデータ転送終了となると、
バス切替スイツチ8はB系データ転送回路4側へ
切替わる。
両方のバスが共に正常であればバス切替スイツ
チ8はどちらに切替わつても正常なデータ転送が
行なわれる。
上記のデータ転送において、A系データ転送に
異常があれば、A系データ転送回路3より信号線
13′に異常信号が、またB系データ転送に異常
があればB系データ転送回路4より信号線13″
に異常信号が送出され、これ等は別々にマイクロ
プロセツサ1に入力されるので、従来の方法でバ
スの異常判定を行なうことができる。A系、B系
ともデータ転送に異常があれば、上記信号線1
3′および13″上の2つの信号のアンドがアンド
ゲート44によつてとられ、信号線13にのせ
てマイクロプロセツサ1へ与えられる。マイクロ
プロセツサ1は信号線13上に信号が存在する
ときはA系、B系ともに異常と判定し、データ転
送をやり直す。
マイクロプロセツサカード101からメモリカ
ード102に書込みを行うときは、マイクロプロ
セツサカード101のマイクロプロセツサ1から
既に説明したように信号線16にバス要求信号を
送出し、A系共通バス27およびB系共通バス3
7の使用権を得る。これにより前述したようにA
系およびB系データ転送回路3および4はイネー
ブルされる。
マイクロプロセツサ1は信号線11にライト信
号を、信号線14にアドレス信号を、また、信号
線15にデータ信号を送出する。信号線11上の
ライト信号によりデータ信号切替スイツチ9が閉
じる。そして上記信号線11,14および15に
送出されたライト信号、アドレス信号およびデー
タ信号は2つに分岐して、それぞれA系データ転
送回路3およびB系データ転送回路4に入力す
る。そして、上記各信号は一方ではA系データ転
送回路3よりA系共通バス27の信号線21,2
5および26を経てメモリカード102のA系デ
ータ転送回路3′に、また他方ではB系データ転
送回路4よりB系共通バス37の信号線31,3
5および36を経て、メモリカード102のB系
データ転送回路4′に転送される。
A系データ転送回路3′において、データ転送
が正常に行なわれたことが検出されれば信号線1
3′に信号(データ転送異常信号)は送出されな
いからバス切替スイツチ8′は不動作であり、従
つて、A系データ転送回路3′で受けた上記の信
号(ライト信号、アドレス信号、データ信号)を
バス切替スイツチ8′および線11′,14′,1
5′を介してメモリ5に送り込む。
A系データ転送回路3′において、データ転送
に異常が検出されれば、信号線13′にデータ転
送異常信号が送出され、バス切替スイツチ8′が
動作し、バス切替えを行なう。このとき、B系デ
ータ転送回路4′においてデータ転送に異常がな
ければ、B系データ転送回路4′に転送された上
記信号(ライト信号、アドレス信号、データ信
号)が切替えられたバス切替スイツチ8′および
信号線11′,14′,15′を経てメモリ5に送
り込まれる。
なお、A系およびB系の両方のデータ転送回路
3′,4′においてデータ転送に異常が検出されれ
ばアンド・ゲート45において信号線13′およ
び13″上のデータ転送異常信号のアンドがとら
れて信号線13に出力し、これによりバス切替
スイツチ8′がいずれのバスも選択しないように
作動し、誤つた書込みを防止する。
第2図は、第1図の実施例のリード(読出し)
時の各信号のタイムチヤートである。
図において、101はマイクロプロセツサカー
ド101のマイクロプロセツサ1に入出力する信
号線上の信号のタイミングを示すものであり、1
0は第1図の信号線10上のリード信号を、12
は同じく信号線12上のデータ転送終了信号を、
14は信号線14上のアドレス信号を、15は信
号線15上のデータ信号を示す。
27,37はそれぞれA系共通バス27および
B系共通バス37の各信号線上の信号のタイミン
グを示すものであり、21,31はそれぞれ信号
線21,31上のA系およびB系のリード信号
を、23,33はそれぞれA系およびB系のデー
タ転送終了信号を、24,34はそれぞれA系お
よびB系のデータ転送異常信号を、25,35は
それぞれA系およびB系のアドレス信号を、2
6,36はそれぞれA系およびB系のデータ信号
を示す。
102はメモリカード102のメモリ5に入出
力する信号線10′,14′,15′上の信号のタ
イミングを示すものであり、10′はリード信号
を、14′はアドレス信号を、15′はデータ信号
を示す。
なお、T1はA系データ転送は正常であるがB
系のデータ転送に異常がある場合、T2はA系、
B系ともにデータ転送が正常の場合のタイムチヤ
ートを示している。
図のT1からも容易に理解できるようにいづれ
かの共通バスのデータ転送が正常であれば、デー
タ転送時間が増加することはない。また、マスタ
カード(マイクロプロセツサカード)からスレー
ブカード(メモリカード)へのアドレス信号の転
送が両系ともに正常であつたときは、読出したデ
ータがスレーブカード(メモリカード)からマス
タカードへ両系同時に転送されているので、マス
タ側でそのデータが正常か否かをチエツクし、い
づれも正常なデータを選択して使用することがで
きる。
以上本発明の一実施例を説明したが、本発明は
上記実施例に限定されるものではなく、その技術
的範囲内で種々の変形が可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、マイクロプロセツサカード
(マスタカード)およびメモリカード、入力カー
ド、出力カード等(スレーブカード)を二重化さ
れた共通バスによつて接続して構成した処理装置
において、二重化バスにより同時に同一のデータ
を転送し、両系共データ転送異常の場合は、スレ
ーブカードではスレーブカードの本体の作動の禁
止を行なうとともにマスタカードではすみやかに
データ転送のやり直しを行なうことができ、また
いづれかのバスのデータ転送が正常な場合は、正
常なバスに切替えることができ、このようにして
データ転送時間の増加を防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の接続図、第2図は第
1図の本発明の実施例のリード時の各信号のタイ
ムチヤート、第3図は二重化共通バスを有する一
般のデータ処理装置の構成の概要を示す図、第4
図は従来の二重化共通バスを有するデータ処理装
置の接続図である。 1……マイクロプロセツサ、2……バス使用権
制御回路、3,3′……A系データ転送回路、4,
4′……B系データ転送回路、5……メモリ、6
……バス切替フリツプフロツプ、7……バス切替
スイツチ、8,8′……バス切替スイツチ、9,
9′……データ信号切替スイツチ、10,10′…
…リード信号線、11,11′……ライト信号線、
12,12′……データ転送信号線、13,1
3′,13″,13……データ転送異常信号線、
14,14′……アドレス信号線、15,15′…
…データ信号線、27……A系共通バス、37…
…B系共通バス、101……マイクロプロセツサ
カード、102……メモリカード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 各種カードを二重化されたA系およびB系の
    共通バスで接続して構成したデータ処理装置にお
    いて、 上記各カードは、カード本体と、上記A系共通
    バスに接続されるA系データ転送回路と、上記B
    系共通バスに接続されるB系データ転送回路と、
    上記カード本体を上記A系データ転送回路あるい
    はB系データ転送回路に切替えるバス切替えスイ
    ツチとを具備し、 また、上記の各データ転送回路は転送を受けた
    データの転送の異常検出手段を具備し、 上記各カード間でデータの転送を行なうに際し
    ては、 データ転送を要求するマスタカードにおいて
    は、そのA系およびB系のデータ転送回路に同一
    のデータ転送開始指示を与えて選択したスレーブ
    カードに対して、A系およびB系の二つの共通バ
    スにより並列にデータ転送を行ない、かつ上記マ
    スタカードのA系およびB系データ転送回路にお
    いてそれぞれ上記のデータの転送の異常検出手段
    が作動し、上記二つのA系およびB系の共通バス
    が共にデータ転送異常であることを検出したとき
    は、データ転送のやり直しを行ない、いづれかの
    共通バスのデータ転送が正常なときは、該正常な
    バスのデータ転送回路を上記バス切替スイツチに
    よりカード本体に接続し、 また、データ転送が要求されたスレーブカード
    では、上記データ転送時に、該カードのA系およ
    びB系データ転送回路の上記のデータの転送の異
    常検出手段が作動し、上記二つのA系およびB系
    の共通バスが共にデータ転送異常であることを検
    出したときは該カードのカード本体の動作を禁止
    し、いづれかのバスが正常なときは上記バス切替
    スイツチにより、該正常なバスのデータ転送回路
    をカード本体に接続することを特徴とする二重化
    バスの制御方式。
JP60277724A 1985-12-10 1985-12-10 二重化バスの制御方式 Granted JPS62137654A (ja)

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