JPH04203441A - 内燃機関の燃料噴射量制御装置 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射量制御装置

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JPH04203441A
JPH04203441A JP2333617A JP33361790A JPH04203441A JP H04203441 A JPH04203441 A JP H04203441A JP 2333617 A JP2333617 A JP 2333617A JP 33361790 A JP33361790 A JP 33361790A JP H04203441 A JPH04203441 A JP H04203441A
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pressure
injection
injection amount
fuel injection
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Yasushi Ito
泰志 伊藤
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は内燃機関の燃料噴射量制御装置に関する。
[従来の技術] 燃料噴射弁の精度にばらつきがあるために燃料噴射圧お
よび燃料噴射時間が同一であっても燃料噴射弁毎に実際
の燃料噴射量が異なる。また、燃料噴射弁を長時間使用
しているうちに燃料噴射圧および燃料噴射時間が同一で
あっても実際の燃料噴射量が変化する。従って、実際の
燃料噴射量を、機関回転数および機関負荷に基づいて計
算された基本噴射量に一致せしめることが困難である。
この問題点を解消するため特開昭62−186034号
公報には、燃料供給ポンプの燃料吐出口をリザーバタン
クを介して燃料噴射弁に連結し、機関回転数および機関
負荷から基本噴射量を計算し、リザーバタンク内の燃料
圧を検出するための燃料圧センサの出力信号に基づき燃
料噴射の前後の圧力変化を求めてこの圧力変化から実噴
射量を計算し、この実噴射量によって基本噴射量を補正
することにより燃料噴射弁の噴射量を制御するようにし
た内燃機関の燃料噴射量制御装置が開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながらこの装置では、燃料噴射によって生じるリ
ザーバタンク内の燃料圧の低下量検出時においても、燃
料供給ポンプによってリザーバタンク内に加圧燃料を供
給しているために、燃料噴射によるリザーバタンク内の
燃料圧の低下量を精度良く検出することができないとい
う問題がある。
すなわち、燃料噴射によるリザーバタンク内の燃料圧の
低下量に対して、燃料供給ポンプによるリザーバタンク
内の燃料圧の変動量が相対的に太きいために、燃料噴射
によるリザーバタンク内の燃料圧の低下量を精度良く検
出することができないのである。このため実噴射量を正
確に計算することができず、斯くして実噴射量を基本噴
射量に精度良く一致せしめることができないという問題
を生ずる。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本発明によれば、第1図の発
明の構成図に示すように、燃料供給ポンプ400の燃料
吐出口を燃料通路401を介して燃料噴射弁402に連
結した内燃機関において、機関回転数および機関負荷か
ら基本噴射量を設定する基本噴射量設定手段403と、
燃料通路401内の燃料圧を検出する燃料圧センサ40
4と、燃料供給ポンプ400から燃料通路401への燃
料供給を停止せしめるための燃料供給停止手段405と
、燃料供給停止手段405によって燃料供給が停止せし
められている間において予め定められた1つの気筒の燃
料噴射量を予め定められた増減量だけ増量または減量指
令せしめる燃料増減手段406と、燃料供給停止手段4
05によって燃料供給が停止せしめられている間におい
て燃料圧センサ404の出力信号に基づき燃料噴射によ
って生しる圧力低下量を求めてこの圧力低下量から予め
定められた1つの気筒の燃料噴射量の実際の増減量を計
算する実増減量計算手段407と、実増減量計算手段4
07の計算結果および予め定められた増減量に基づいて
基本噴射量を補正することにより燃料噴射弁の噴射量を
定める噴射量設定手段408とを具備している。
〔作 用] 燃料供給停止手段によって燃料供給が停止されている間
において、燃料噴射によって生じる圧力低下量を求めて
この圧力低下量から、予め定められた1つの気筒の燃料
噴射量め実際の増減量を計算する。このため、燃料噴射
によるリザーバタンク内の燃料圧の低下量に対して、リ
ザーバタンク内の燃料圧の変動が相対的に小さくなる。
従って実噴射量の実際の増減量を正確に計算することが
できる。
〔実施例〕
第2図は本発明の一実施例を採用した4気筒ガソリン機
関の全体図を示す。同図において、1は機関本体、2は
サージタンク、3はエアクリーナ、4はサージタンク2
とエアクリーナ3とを連結する吸気管、5は各気筒内に
燃料噴射する電歪式の燃料噴射弁、6は点火栓、7は高
圧用リザーバタンク、8は吐出圧制御可能な高圧燃料ポ
ンプ、9は高圧燃料ポンプ8からの高圧燃料をリザーバ
タンク7に導くための高圧導管、10は燃料タンク、 
   □11は導管12を介して燃料タンク10から高
圧燃料ポンプ8に燃料を供給する低圧燃料ポンプを夫々
示す。低圧燃料ポンプ11の吐出側は、各燃料噴射弁5
のピエゾ圧電素子を冷却するための圧電素子冷却用導入
管13に接続される。圧電素子冷却用返戻管14は燃料
タンク10に連結され、この返戻管14を介して圧電素
子冷却用導入管13を流れる燃料を燃料タンク10に回
収する。各枝管15は、各高圧燃料噴射弁5を高圧用リ
ザーバタンク7に接続する。
電子制御ユニツト20はディジタルコンピュータからな
り、双方向性バス21によって相互に接続されたROM
 (リードオンリメモリ)22、RAM(ランダムアク
セスメモリ)23、CPU (マイクロプロセッサ)2
4、入力ポート25および出力ポート26を具備する。
高圧用リザーバタンク7に取り付けられた燃料圧センサ
27は高圧用リザーバタンク7内の圧力を検出し、その
検出信号はA/Dコンバータ28を介して入力ポート2
5に入力される。
機関回転数Nやに比例した出力パルスを発生するクラン
ク角センサ29の出力パルスは入力ポート25に入力さ
れる。アクセルペダル(図示せず)の踏込み量(アクセ
ル開度θA)に応じた出力電圧を発生するアクセル開度
センサ30の出力電圧はA/Dコンバータ31を介して
入力ポート25に入力される。一方、各燃料噴射弁5は
各駆動回路34を介して出力ポート26に接続される。
また高圧燃料ポンプ8は駆動回路36を介して出力ポー
ト26に接続される。
第3図は燃料噴射弁5の側面断面図を示す。第3図を参
照すると、40はノズル50内に挿入されたニードル、
41は加圧ロッド、42は可動プランジャ、43はばね
収容室44内に配置されかつニードル40を下方に向け
て押圧する圧縮ばね、45は加圧ピストン、46はピエ
ゾ圧電素子、47は可動プランジャ42の頂部とピスト
ン45間に形成されかつ燃料で満たされた加圧室、48
はニードル加圧室を夫々示す。
ニードル加圧室48は燃料通路49および枝管15を介
して高圧用リザーバタンク7(第2回)に連結され、従
って高圧用リザーバタンク7内の高圧燃料が枝管15お
よび燃料通路49を介してニードル加圧室48内に供給
される。ピエゾ圧電素子46に電荷がチャージされると
ピエゾ圧電素子46が伸長し、それによって加圧室47
内の燃料圧が高められる。その結果、可動プランジャ4
2が下方に押圧され、ノズル口53は、ニードル40に
よって閉弁状態に保持される。一方、ピエゾ圧電素子4
6にチャージされた電荷がディスチャージされるとピエ
ゾ圧電素子46が収縮し、加圧室47内の燃料圧が低下
する。その結果、可動プランジャ42が上昇するために
ニードル40が上昇し、ノズル口53から燃料が噴射さ
れる。
第4図は第2図に示す機関の縦断面図を示す。
第4図を参照すると、60はシリンダブロック、61は
シリンダヘッド、62はピストン、63はピストン62
の頂面に形成された略円筒状凹部、64はピストン62
頂面とシリンダヘンドロ1内壁面間に形成されたシリン
ダ室を夫々示す。点火栓6はシリンダ室64に臨んでシ
リンダヘンドロ1のほぼ中央部に取り付けられる。図面
には示さないがシリンダヘッド61内には吸気ボートお
よび排気ポートが形成され、これら吸気ボートおよび排
気ポートのシリンダ室64内への開口部には夫々吸気弁
および排気弁が配置される。燃料噴射弁5はスワール型
の燃料噴射弁であり、広がり角が大きく貫徹力の弱い噴
霧状の燃料を噴射する。燃料噴射弁5は、斜め下方を指
向して、シリンダ室64の頂部に配置され、点火栓6近
傍に向かって燃料噴射するように配置される。また、燃
料噴射弁5の燃料噴射方向および燃料噴射時期は、噴射
燃料がピストン62頂部に形成された凹部63を指向す
るように決められる。
第5図は高圧燃料ポンプ8全体の側面断面図を示す。こ
の高圧燃料ポンプ8は大きく別けるとポンプ部Aと、ポ
ンプ部Aの吐出量を制御する吐出量制御部Bとにより構
成される。第6図はポンプ部Aの断面図を示しており、
第7図は吐出量制御部Bの拡大側面断面図を示している
第5図および第6図を参照すると、70は一対のプラン
ジャ、71は各プランジャ70によって形成される加圧
室、72は各プランジャ70の下端部に取付けられたプ
レート、73はタペット、74はプレート72をタペッ
ト73に向けて押圧する圧縮ばね、75はタペット13
により回転可能に支承されたローラ、76は機関によっ
て駆動されるカムシャフト、77はカムシャフト76上
に一体形成されたカムを夫々示し、ローラ75はカム7
7のカム面上を転動する。従ってカムシャフト76が回
転せしめられるとそれに伴なって各プランジャ70が上
下動する。
第5図を参照すると、ポンプ部Aの頂部には燃料供給ロ
ア8が形成され、この燃料供給ロア8は低圧燃料ポンプ
11 (第2図)の吐出口に接続される。
この燃料供給ロア8は燃料供給通路79および逆止弁8
0を介して加圧室7エに接続される。従ってプランジャ
70が下降したときに燃料供給通路79から加圧室71
内に燃料が供給される。81はプランジャ70周りから
の漏洩燃料を燃料供給通路79へ返戻するための燃料返
戻通路を示す。一方、第5図および第6図に示されるよ
うに各加圧室71は対応する逆止弁82を介して各加圧
室71に対し共通の加圧燃料通路83に接続される。こ
の加圧燃料通路83は逆止弁84を介して加圧燃料吐出
口85に接続され、この加圧燃料吐出口85はリザーバ
タンク7(第2回)に接続される。従ってプランジャ7
0が上昇して加圧室71内の燃料圧が上昇すると加圧室
71内の高圧の燃料は逆止弁82を介して加圧燃料通路
83内に吐出され、次いでこの燃料は逆止弁84および
燃料吐出口85を介してリザーバタンク7 (第2図)
内に送り込まれる。一対のカム77の位相は180度だ
けずれており、従って一方のプランジャ70が上昇行程
にあって加圧燃料を吐出しているときには他方のプラン
ジャ70は1條行程にあって燃料を加圧室71内に吸入
している。従って加圧燃料通路83内には一方の加圧室
71から必ず高圧の燃料が供給されており、従って加圧
燃料通路83内には各プランジャ70によって常時高圧
の燃料が供給され続けている。
加圧燃料通路83からは第5図に示すように燃料溢流通
路90が分岐され、この燃料溢流通路90は吐出量制御
部Bに接続される。
第7図を参照すると吐出量制御部Bはそのハウジング内
に形成された燃料溢流室91と、燃料溢流通路90から
燃料溢流室91に向かう燃料流を制御する溢流制御弁9
2とを具備する。溢流制御弁92は燃料溢流室91内に
配置された弁部93を有し、この弁部93によって弁ボ
ート94の開閉制御が行なわれる。
また、吐出量制御部Bのハウジング内には溢流制御弁9
2を駆動するためのアクチュエータ95が配置される。
このアクチュエータ95は吐出量制御部Bのハウジング
内に摺動可能に挿入された加圧ピストン96と、加圧ピ
ストン96を駆動するためのピエゾ圧電素子97と、加
圧ピストン96によって画定された加圧室98と、加圧
ピストン96をピエゾ圧電素子95に向けて押圧する皿
ばね99と、吐出量制御部Bのハウジング内に摺動可能
に挿入された加圧ピン100とにより構成される。加圧
ピン100の上端面は溢流制御弁92の弁部93に当接
しており、加圧ピン100の下端面は加圧室98内に露
呈している。
なお、燃料溢流室91内には加圧ピン100を常時上方
に向けて付勢する皿ばね101が配置される。溢流制御
弁92の上方にはばね室102が形成され、このばね室
102内には圧縮ばね103が挿入される。
溢流制御弁102はこの圧縮ばね103によって常時下
方に向けて押圧される。燃料溢流室91は燃料流出孔1
04を介してばね室102内に連通しており、このばね
室102は燃料流出孔105、逆止弁106および燃料
流出口107を介して燃料タンク10(第2図)に接続
される。この逆止弁106は通常燃料流出孔105を閉
鎖するチエツクボール108と、このチエツクボール1
08を燃料流出孔tosに向けて押圧する圧縮ばね10
9とにより構成される。更に燃料溢流室9Iは燃料流出
孔110、逆止弁111、ピエゾ圧電素子97の周囲に
形成された燃料流出通路112および燃料流出口113
を介して燃料タンク10(第2図)に接続される。この
逆止弁111は通常燃料流出孔110を閉鎖するチエツ
クボール114と、このチエツクボール114を燃料流
出孔110に向けて押圧する圧縮ばね115とにより構
成される。また燃料溢流室91は絞り通路116および
逆止弁117を介して加圧室98内に接続される。この
逆止弁117は通常絞り通路116を閉鎖するチエツク
ボール118と、このチエツクボール118を絞り通路
116に向けて押圧する圧縮ばね119とにより構成さ
れる。
ピエゾ圧電素子97はリード線120を介して電子制御
ユニット20(第2図)に接続されており、従ってピエ
ゾ圧電素子97は電子制御ユニット20の出力信号によ
って制御される。ピエゾ圧電素子97は多数の薄板状圧
電素子を積層した積層構造をなしており、ピエゾ圧電素
子97に電荷をチャージするとピエゾ圧電素子97は軸
方向に伸長し、ピエゾ圧電素子97にチャージされた電
荷をデイスチャージするとピエゾ圧電素子97は軸方向
に収縮する。燃料溢流室91および加圧室98は燃料で
満たされており、従ってピエゾ圧電素子97に電圧が印
加されてピエゾ圧電素子97が軸方向に伸長すると加圧
室98内の燃料圧が上昇する。加圧室98内の燃料圧が
上昇すると加圧ピン100が上昇せしめられ、それ番こ
伴なって溢流制御弁92も上昇せしめられる。その結果
、溢流制御弁92の弁部93が弁ポート94を閉鎖し、
その結果燃料溢流通路90から燃料溢流室91内への燃
料の溢流が停止せしめられる。従ってこのときプランジ
ャ70の加圧室71からの加圧燃料通路83(第6図)
内に吐出された全ての加圧燃料はリザーバタンク7(第
2図)内に送り込まれる。
一方、ピエゾ圧電素子97への電圧の印加が停止せしめ
られてピエゾ圧電素子97が収縮すると加圧ピストン9
6が下降するために加圧室98の容積が増大する。その
結果、加圧室98内の燃料圧が低下するために溢流制御
弁92および加圧ピン100は圧縮ばね103のばね力
により下降し、斯くして溢流制御弁92の弁体93が弁
ポート94を開弁する。このときプランジャ70の加圧
室71から加圧燃料通路83(第6図)内に吐出された
全ての加圧燃料は燃料溢流通路90および弁ボート94
を介して燃料溢流室91内に送り込まれる。従ってこの
ときにはリザーバタンク7 (第2図)内に加圧燃料は
供給されない。
燃料溢流通路90から燃料溢流室91内に溢流した燃料
は各燃料流出孔104.105.110および逆止弁1
05、111を介して燃料タンク10(第2図)に返戻
される。
リザーバタンク7内の燃料圧を目標燃料圧に維持するた
めに、一定クランク角毎に溢流制御弁92が閉弁せしめ
られてプランジャ70の加圧室71から吐出された加圧
燃料がリザーバタンク7内に補給され、次いで再び溢流
制御弁92が閉弁せしめられるまで溢流制御弁92は開
弁状態に保持される。この場合、一定クランク角の間で
溢流制御弁92が閉弁しているクランク角の割合が大き
くなればリザーバタンク7内に補給される加圧燃料の量
が増大する。ここで第8回に示されるように一定のクラ
ンク角θ。の間で溢流制御弁92が閉弁しているクラン
ク角θの割合、即ち一定のクランク角θ。の間でピエゾ
圧電素子97が伸長せしめられているクランク角θの割
合をデユーティ比DT(=θ/θ。)と称すると、デユ
ーティ比DTが大きくなるほどリザーバタンク7内に補
給される加圧燃料の量が増大することになる。
第9図にはリザーバタンク7内の燃料圧を目標燃料圧に
制御するためのルーチンを示す。このルーチンは一定ク
ランク角毎の割込みによって実行される。
第9図を参照すると、まずステップ150においてリザ
ーバタンク7内の平均圧カーP−が読込まれる。
この平均圧力下は、一定時間毎に検出されるリザーバタ
ンク7内の圧力P、を複数回検出してその平均をとった
ものである。ステップ151では後述するポンプフラグ
F、が1にセットされているか否か判定される。通常F
Pは1であるためステップ152に進む。ステップ15
2ではリザーバタンク7内の平均圧カーP“が予め定め
られた目標燃料圧P、4以上か否か判定される。下≧P
、の場合ステップ153に進みデユーティ比DTがαだ
け減じられる。
これによってリザーバタンク7内に補正される加圧燃料
の量が減少することになる。一方、P < P 、4の
場合、ステップ154に進みデユーティ比DTがαだけ
増大せしめられる。これによってリザーバタンク7内に
補給される加圧燃料の量が増大することになる。
一方、ステップ151においてポンプフラグF。
−〇の場合ステップ155に進みデユーティ比DTは0
とされる。これによってリザーバタンク7内には高圧燃
料ポンプ8から燃料は供給されない。
これについては後述する。
第10図には各燃料噴射弁5の各燃料噴射時間τ。
を計算するためのルーチンを示す。このルーチンは一定
クランク角毎の割込みによって実行される。
まずステップ160において機関回転数N8およびアク
セル開度θAが読込まれる。次いでステップ161にお
いて機関回転数N8およびアクセル開度θAに基づいて
基本噴射i1Q、が計算される。
No、θAとQ、との関係はマツプの形で予めROM 
22内に記憶されており、このマツプから基本噴射量Q
、が計算される。ステップ162では基本噴射量Q、に
各気筒の補正係数KPiを乗じて各気筒の補正噴射量Q
、を計算し、この補正噴射量Q、に基づいて各気筒の燃
料噴射弁5の開弁時間τ。
が比例計算される。本実施例では4気筒内燃機関である
からjは1から4まで変化する。
第11図には燃料噴射弁5の燃料噴射タイミングと平均
補正係数に、の更新のため燃料圧計測時におけるリザー
バタンク7内の燃料圧の変化を示す。
第12図には平均補正係数に、を更新するためのメイン
ルーチンを示す。このルーチンは一定時間毎に実行され
る。第12図を参照すると、ステップ170において、
始動フラグF stが1か否か判定される。始動フラグ
F0は機関始動時に1にセットされている。始動フラグ
F stがOの場合にはステップ171に進んで計測フ
ラグF cmを0にリセットした後本ルーチンを終了す
る。
始動フラグF、、−1の場合、ステップ172に進み機
関冷却水温THWが80°C以上か否か判定される。T
HW<80°Cの場合にはステップ171に進んだ後本
ルーチンを終了する。THW≧80℃の場合にはステッ
プ173に進みアイドル運転か否か判定される。アイド
ル運転でない場合にはステップ171に進んだ後本ルー
チンを終了する。アイドル運転の場合にはステップ17
4に進み、計測フラグF czが0にリセットされてい
るか否か判定される。現在、計測フラグF caは0で
あるため、ステップ175に進み計測フラグF−は1に
セットされる。次いでステップ176では累積燃料噴射
fQcがOにクリアされ、ステップ177でリザーバタ
ンク7内の燃料圧P、が計測開始燃料圧Pa(第11図
参照)に格納される。次回以降の処理サイクルにおいて
は計測フラグF cmはlとなっているためステップ1
74において否定判定されるため、ステップ175から
ステップ177はスキップされる。ステップ178では
計測完了フラグF。うが1にセットされているか否か判
定され、計測完了フラグFob力月にセットされていれ
ばステップ179以下に進んで補正係数に、が更新され
る。
第13図にはポンプフラグF1等を制御するためのルー
チンを示す。このルーチンは180クランク角毎の割込
みによって実行される。第13図を参照すると、ステッ
プ190では計測フラグF cmが1にセットされてい
るか否か判定される。計測フラグF caがリセットさ
れていれば何も実行せず本ルーチンを終了する。計測フ
ラグF caが1にセットされていれば、ステップ19
1に進み、リザーバタンク7内の燃料圧Prが予め定め
られた下限燃料圧PI (第11図参照)以下か否か判
定される。下限燃料圧PIはリザーバタンク7内の目標
燃料圧P。
(第9図のステップ152参照)に対し十分に低い燃料
圧であるが、燃料噴射に支障ない程度の燃料圧である。
リザーバタンク7内の燃料圧は目標燃料圧P、4となる
ように制御されているため、ステップ191では否定判
定されステップ192に進む。
ステップ192ではポンプフラグFpが0にリセットさ
れる。このため第9図のステ二ンプ151において否定
判定され、デユーティ比DTがOとされる。
このため、高圧燃料ポンプ8からリザーバタンク7内へ
の加圧燃料供給が停止せしめられる。斯くして、第11
図に示すように、燃料噴射が実行される毎にリザーバタ
ンク7内の燃料圧は低下する。
計測開始燃料圧P0は、リザーバタンク7内への加圧燃
料供給が停止されて最初の燃料噴射が実行される直前の
燃料圧を示している。
再び第13図を参照すると、ステップ193では燃料噴
射が実行される毎に基本噴射fQ、が累積噴射量Qcに
累積されていく。
一方、ステップ191においてP、≦PIと判定される
と、ステップ194に進み、このときのリザーバタンク
7内の燃料圧Prが計測終了燃料圧P。
に格納される。次いでステップ195ではポンプフラグ
F、が1にセットされる。これによって、第9図のステ
ップ151において肯定判定されるため、リザーバタン
ク7内の燃料圧が目標燃料圧PKとなるようにデユーテ
ィ比DTが制御せしめられ、リザーバタンク7内に加圧
燃料が供給開始される。
第13図のステップ196では計測完了フラグF 6k
が1にセントされる。
以上のように、このルーチンでは、計測フラグF ca
がセットされると、リザーバタンク7内への加圧燃料供
給を停止せしめると共にこのときのリザーバタンク7内
の燃料圧をPoとし、燃料圧が下限燃料圧PI以下とな
るまで、基本噴射IQ。
を燃料噴射毎に加算し、燃料圧が下限燃料圧Pr以下と
なったときの燃料圧をP7とし、このときリザーバタン
ク7内への加圧燃料供給を開始すると共に計測完了フラ
グF。kをセットするようにしている。
再び第12図を参照すると、第13図のルーチンで計測
が完了すると計測完了フラグFokが1にセットされる
ため、ステップ178で肯定判定されてステップ179
に進む。ステップ179では低下燃料圧ΔPが次式によ
り計算される。
ΔP=P、−Pfi ステップ180では、燃料噴射によるリザーバタンク7
内の低下燃料圧ΔPに基づいて次式から実際の総燃料噴
射量Q2が計算される。
Q、=ΔP・ 1/に ここでkは係数である。ステップ181では次式により
仮平均補正係数に7が計算される。
K、、、−KP−Qc/QP ここで、例えば計算された累積燃料噴射量(噴射される
べき総燃料噴射量)Qcを100とし、このときの実際
の総燃料噴射iiQ、を95とすると、K、、=に、・
100/95となって仮平均補正係数に1.。
大きくなる。このため、燃料噴射時間は増大するために
、実際の燃料噴射量は増大し、Q2をQcに等しくする
ことができる。ステップ182では次式に基づいて平均
補正係数に、が更新せしめられる。
KP + (KP−KP) / N この式を変形すると次式のように書ける。
この式かられかるように、K2にN−1の重み付けをし
、K1に1重み付けをすることによってK。
を更新しているのである。次いでステップ183では計
測完了フラグF。k、計測フラグF ca、および始動
フラグF stが夫々0にリセットされる。
第14図には、第1の実施例における各気筒の補正係数
に4、を更新するため燃料圧低下量計測時における燃料
噴射タイミングとリザーバタンク7内の燃料圧の変化を
示す。第1の実施例では、リザーバタンク7内への燃料
供給を停止せしめると共に4気筒のうちの1つの気筒の
燃料噴射を禁止せしめることによって、各気筒の補正係
数K P iを更新するようにしている。
第15図および第16図には各気筒の補正係数KPiを
更新するためのルーチンを示す。このルーチンは一定時
間毎の割込みによって実行される。まず、ステップ20
0において始動フラグF□がリセットされているか否か
判定される。始動フラグF□は、機関始動時において1
にセットされており、第12図のルーチンに示されるよ
うに平均補正係数Kpが更新された後にOにリセットさ
れる。始動フラグF stが0でない場合、すなわち平
均補正係数K。
が未だ更新されていない場合には何も実行せずに本ルー
チンを終了する。一方、始動フラグF st−〇の場合
、すなわち第12図にルーチンにおいて平均補正係数に
20更新が完了した場合には、ステップ201に進み、
機関冷却水温THWが80°C以上か否か判定される。
なお、平均補正係数に、の更新が完了した場合にはポン
プフラグF、は1にセントされでおり、従ってリザーバ
タンク7には加圧燃料が供給されて目標燃料圧Psに向
かって昇圧されることとなる。THW≧80°Cと判定
されるとステップ202に進み、iが1以上かつ4以下
か否か判定される。ステップ201およびステップ20
2のうちいずれか一方でも否定判定されると、ステップ
203に進み、ポンプフラグF、は1に維持され、本ル
ーチンを終了する。最初iは1にセットされており、こ
のためステップ202で、1≦i≦4と判定されてステ
ップ204に進む。ステップ204では更新フラグF+
+がリセットされているか否か判定される。更新フラグ
Fmは最初リセットされているため肯定判定されてステ
ップ205に進む。
ステップ205では、リザーバタンク7内の燃料圧P、
が予め定められた圧力P2以上か否か判定される。Pl
は目標燃料圧P。より少しだけ低い圧力である。平均補
正係数KF更新のためリザーバタンク7内の燃料圧が低
下せしめられた後十分に昇圧されていない場合には、ス
テップ205で否定判定されてステップ203に進み本
ルーチンを終了する。リザーバタンク7内の燃料圧が十
分に昇圧せしめられてP、≧P1になると、ステップ2
06に進み、更新フラグF!lおよび計測フラグF、が
1にセントされ、カウンタC1が予め定められた値C+
aOにセントされ、累積噴射量Qeが0にクリアされる
。ここでC1゜は4の倍数であり、例えば12である。
次いでステップ207では、このときのリザーバタンク
7内の燃料圧P、が計測開始燃料圧P、(第14図参照
)に格納される。今、更新フラグFiは1にセットされ
ているため、次回以後の処理サイクルにおいてはステッ
プ204で否定判定され、ステ・ンブ205からステ・
ンフ″207がスキ・ンフ。
される。次いでステップ208ではポンプフラグF。
かリセットされ、リザーバタンク7への加圧燃料供給が
停止せしめられる(第9図参照)。ステップ209では
カウンタC7が0が否か判定される。
カウンタC1がOであればステップ210以下に進んで
各気筒の補正係数KPiが更新され、カウンタC1が0
でなければ本ルーチンを終了する。
第17図には燃料噴射を制御するためのルーチンを示す
。このルーチンは180クランク角毎の割込みによって
実行される。ステップ230では計測フラグFイが1に
セットされているか否か判定される。計測フラグF、が
0にリセットされていれば何も実行せず本ルーチンを終
了する。計測フラグF6が1にセットされている場合、
ステップ231に進み、第i気筒の噴射か否か判定され
る。第i気筒の噴射でなければステップ232に進み燃
料噴射時間がセットされ、予め定められたクランク角に
おいて燃料噴射が実行される。一方、第i気筒の噴射で
あればステップ232はスキップされる。
従って第i気筒だけ燃料噴射が実行されない。ステップ
233では、カウンタCいが0か否か判定される。カウ
ンタCIIがOでない場合には、ステップ234に進み
カウンタC1が1だけデクリメントトされる。従ってカ
ウンタC1は180クランク角毎に1ずつデクリメント
されることになる。一方、カウンタC1が0の場合には
本ルーチンを終了する。次いで180クランク角毎にス
テップ235では基本噴射量Q、(第10図参照)が累
積噴射量Qcに累積されていく。
再び第15図および第16図を参照すると、ステップ2
09においてカウンタC1がOと判定された場合、すな
わち、カウンタC,の設定値が12であるから第i気筒
以外の各気筒について燃料噴射が3回実行完了した場合
には、ステップ210以下に進んで各気筒の補正係数に
7.が更新される。ステップ210ではこのときのリザ
ーバタンク7内の燃料圧P、、が計測終了燃料圧P、(
第14図参照)に格納される。次いでステップ211で
はPlとPtと差圧Pdが計算される。次いでステップ
212では、第i気筒の燃料噴射が禁止された状態での
実際の総噴射量QFliが次式に基づいて計算される。
Qp、i  = P a−1/ k ここでkは係数である。iは最初1であるため、第1気
筒の燃料噴射が禁止された状態での実際の総噴射量Q2
91が次式から計算されることになる。
QP91−pd・1/に ステップ213では第i気筒から実際に噴射されるであ
ろう総噴射量Q P =が次式から計算される。
Q rt=Qc  Qpe+ 各気筒の補正係数KPiを更新する前に平均補正係数に
2の更新をすでに実行しているために、金気筒において
燃料噴射したとした場合の全気筒の実際の総噴射量Q、
は累積噴射量Qcと等しいと考えられる。従ってQ c
  Q P 9 iは第i気筒から実際に噴射されるで
あろう総噴射量となる。ステップ214では、4の整数
倍の噴射回数の累積噴射量Qcを気筒数4で割ることに
よって1気筒分の累積噴射量(噴射すべき燃料量) Q
c=が計算される。ステップ215では次式により第i
気筒の仮補正係数に2、が次式により計算される。
Kp−i =KP ’ Qet/ Qp=ここで、例え
ば計算された第i気筒の累積噴射量(第i気筒の噴射さ
れるべき総燃料噴射量)Q、8を100とし、このとき
の第i気筒から実際に噴射されるであろう総燃料噴射量
QPtを95とすると、KP、、i=にア・100/9
5となって第i気筒の仮補正係数K P n iは大き
くなる。このため、第i気筒の燃料噴射時間τ、(第1
0図参照)は増大するために、第i気筒の実際の燃料噴
射量は増大しQriをQ c iに等しくすることがで
きる。ステップ216では次式に基づいて第i気筒の補
正係数KFiが更新せしめられる。
KPi+(Kp、t−Kpl) /M この式を変形すると次式のように書ける。
(M−1) K、+KPni この式かられかるように、KP、にM−1の重み付けを
し、K P n iに1の重み付けをすることによって
KPiを更新しているのである。
このようにして第1気筒の補正係数KP+が更新される
と、ステップ217に進みiが1だけインクリメントさ
れて次いで第2気筒について同様の処理が実行される。
ステップ218では更新フラグF8および計測フラグF
dがリセットされる。次の処理サイクルにおいては、ス
テップ204において肯定判定されてステップ205に
進み、リザーバタンク7内の燃料圧が予め定められた圧
力P8以上となるまでステップ206以下に進むことが
禁止される。第1気筒から第4気筒までの補正係数に、
1゜K、2.に、3.に、4が計算されるとiは5とな
るためステップ202において否定判定され、従って以
後はKPiの更新は実行されない。
以上のように本実施例では、リザーバタンク7内への燃
料供給を停止せしめ、この間において燃料噴射によって
生じる圧力低下量を検出するようにしている。このため
、燃料噴射によるリザーバタンク7内の燃料圧の低下量
に対して、リザーバタンク内の燃料圧の変動が相対的に
小さくなり、燃料噴射によるリザーバタンク7内の燃料
圧の低下量を正確に検出することができる。このため、
実噴射量を正確に計算することができ、従って、実噴射
量を基本噴射量に精度良く一致せしめることができる。
また、本実施例では各気筒について夫々補正係数を計算
しているため、各気筒毎に実噴射量を基本噴射量に精度
良く一致せしめることができる。
また、本実施例では各気筒について夫々複数回の燃料噴
射によって生じる圧力低下量を検出しているために、燃
料圧の低下量を精度良く検出することができる。
なお、本実施例では各気筒について夫々複数回の燃料噴
射によって生じる圧力低下量を検出して実噴射量を計算
しているが、各気筒について夫々1回の燃料噴射によっ
て生じる圧力低下量を検出して実噴射量を計算するよう
にしてもよい。
第18図には、第2の実施例における各気筒の補正係数
に□を更新するため燃料圧低下量計測時における燃料噴
射タイミングとリザーバタンク7内の燃料圧の変化を示
す。第2の実施例では、リザーバタンク7内への燃料供
給を停止せしめると共に4気筒のうち1つの気筒の燃料
噴射量を基本噴射量より減量せしめることによって、各
気筒の補正係数K P iを更新するようにしている。
第19図から第21図は第2の実施例を実行するための
ルーチンであり、これらのルーチンは第15図から第1
7図に示すルーチンとほぼ同様であるため、同一ステッ
プについては同一のステップ番号を付してその説明を省
略する。
第21図に示すルーチンは180クランク角毎の割込み
によって実行される。第21図を参照すると、ステップ
231において第j気筒の噴射と判定されると、ステッ
プ300に進みセット噴射量Q s e tは、基本噴
射量Q、からΔQを減算することによって求められる。
このΔQは例えばQ1/2である。
一方、第i気筒の噴射でない場合、ステップ301に進
みセット噴射量Q11に基本噴射量Q、が格納される。
ステップ302ではセット噴射量Q s e tがセッ
トされ、予め定められたクランク角において燃料噴射が
実行される。すなわち第i気筒以外においては基本噴射
量Q1に基づいて燃料噴射が実行され、第i気筒におい
ては基本噴射量Q、からΔQだけ減少せしめられた噴射
量に基づいて燃料噴射が実行される。
第19図および第20図に示すルーチンは一定時間毎の
割込みによって実行される。ステップ310では第i気
筒の燃料噴射量がΔQだけ減少せしめられた状態での実
際の総噴射量Q、が次式に基づいて計算される。
QP=Pa・1/に ここでkは係数である。ステップ311では第i気筒の
燃料減少量ΔQの実際の総量Qdiが次式から計算され
る。
Q、1=Qc−Q。
各気筒の補正係数KP、を更新する前に平均補正係数K
Fの更新をすでに実行しているために、金気筒において
正規に噴射した場合の実際の総噴射量は累積噴射量Qc
と等しいと考えられる。従って、QC−Q、は第i気筒
の燃料減少量ΔQの実際の総量を示している。ステップ
312では、第i気筒の燃料減少量ΔQの総量の計算値
Q c iが次式から計算される。
Qci”ΔQ −C,、/4 4の整数倍の噴射回数C1゜を気筒数4で割ることによ
って第i気筒の噴射回数が計算され、従ってΔQ−C,
。/4は第i気筒の燃料減少量ΔQの総量の計算値を示
している。ステップ313では次式により仮補正係数K
 F n iが計算される。
Kr、、= = KF ・Qa=/ Qciここで、例
えば第i気筒の燃料減少量の実際の総量Qaiを8とし
、このときの第i気筒の燃料減少量の総量の計算値Qc
iを10とすると、K7□=に、・8/lOとなって仮
補正係数K P n iは小さくなる。このため、燃料
噴射時間は減少するために、実際の燃料噴射量は減少し
Qa=をQeiに等しくすることができる。すなわち、
実際の燃料噴射量を基本噴射量に等しくことができる。
以上のように第2の実施例においても第1の実施例と同
様の効果を奏することができる。
また、第2の実施例では第1の実施例燃料噴射を禁止し
ないために、トルク変動を小さくすることができる。
なお本実施例では基本噴射量Q□からΔQだけ減少せし
めるようにしているが、基本噴射量Q1にΔQだけ増量
せしめることによっても同様の効果を得ることができる
〔発明の効果〕
燃料噴射量の実際の増減量を正確に計算することができ
るために、実噴射量を基本噴射量に精度良く一致せしめ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は発明の構成図、第2図は4気筒ガソリン機関の
全体図、第3図は燃料噴射弁の縦断面図、第4図は第2
図に示す機関の縦断面図、第5図は高圧燃料ポンプの縦
断面図、第6図は第5図の■−■線に沿ってみた高圧燃
料ポンプの断面図、第7図は第5図の吐出量制御部の拡
大側面断面図、第8図はピエゾ圧電素子および溢流制御
弁の作動を示すタイムチャート、第9図はデユーティ比
DTを制御するためのフローチャート、第10図は燃料
噴射時間τ1を計算するためのフローチャート、第11
図は平均補正係数に、更新時における燃料噴射タイミン
グおよびリザーバタンク内の燃料圧の変化を示す線図、
第12図は補正係数に、を更新するためのフローチャー
ト、第13図はポンプフラグF1等を制御するためのフ
ローチャート、第14図は各気筒の補正係数KPi更新
時における第1の実施例の燃料噴射タイミングおよびリ
ザーバタンク内の燃料圧の変化を示す線図、第15図お
よび第16図は補正係数に1.を更新するための第1の
実施例のフローチャート、第17図は燃料噴射を制御す
るための第1の実施例のフローチャート、第18図は各
気筒の補正係数KF8更新時における第2の実施例の燃
料噴射タイミングおよびリザーバタンク内の燃料圧の変
化を示す線図、第19図および第20図は補正係数KF
iを更新するための第2の実施例のフローチャート、第
21図は燃料噴射を制御するための第2の実施例のフロ
ーチャートである。 5・・・燃料噴射弁、    7・・・リザーバタンク
、8・・・高圧燃料ポンプ、 27・・・燃料圧センサ
。 第1図 第3図 第4図 う 1−v+ 第5図 第6図・ 第13図 第16図 第17図 第2o図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 燃料供給ポンプの燃料吐出口を燃料通路を介して燃料噴
    射弁に連結した内燃機関において、機関回転数および機
    関負荷から基本噴射量を設定する基本噴射量設定手段と
    、前記燃料通路内の燃料圧を検出する燃料圧センサと、
    前記燃料供給ポンプから前記燃料通路への燃料供給を停
    止せしめるための燃料供給停止手段と、該燃料供給停止
    手段によって燃料供給が停止せしめられている間におい
    て予め定められた1つの気筒の燃料噴射量を予め定めら
    れた増減量だけ増量または減量指令せしめる燃料増減手
    段と、前記燃料供給停止手段によって燃料供給が停止せ
    しめられている間において前記燃料圧センサの出力信号
    に基づき燃料噴射によって生じる圧力低下量を求めて該
    圧力低下量から前記予め定められた1つの気筒の燃料噴
    射量の実際の増減量を計算する実増減量計算手段と、該
    実増減量計算手段の計算結果および前記予め定められた
    増減量に基づいて前記基本噴射量を補正することにより
    燃料噴射弁の噴射量を定める噴射量設定手段とを具備し
    た内燃機関の燃料噴射量制御装置。
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EP91120502A EP0488362B1 (en) 1990-11-30 1991-11-29 A fuel injection device for an internal combustion engine
DE69112355T DE69112355T2 (de) 1990-11-30 1991-11-29 Kraftstoffeinspritzeinrichtung für Brennkraftmaschinen.

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1085193A2 (en) 1999-09-20 2001-03-21 Isuzu Motors Limited Common-rail fuel-injection system
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