JPH04202955A

JPH04202955A - 破風化粧板組立体

Info

Publication number: JPH04202955A
Application number: JP33502190A
Authority: JP
Inventors: Toshihiko Ochiai; 俊彦落合
Original assignee: Sekisui Chemical Co Ltd
Current assignee: Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date: 1990-11-29
Filing date: 1990-11-29
Publication date: 1992-07-23
Anticipated expiration: 2011-07-31
Also published as: JP2518968B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、屋根に取着される破風化粧板組立体に関する
。

［従来の技術］従来、折版屋根の如くに破風化粧板を取付けるには、特
開昭５２−１３４２２号公報に記載の如く、現場施工段
階で、支持ブラケットを屋根に固定した後、この支持ブ
ラケットに破風化粧板を取付けることになる。

［発明か解決しようとする課題］然しながら、従来技術には、下記■、■の問題点かある
。

■支持ブラケットの固定作業、更には破風化粧板の取付
作業を行なう必要かあり、現場での工数が多大となる。

■屋根と支持ブラケットの固定位置、或いは支持ブラケ
ットと破風化粧板の取付位置のそれぞれに誤差かあると
き、その誤差を吸収することかできず、それらの固定、
取付のための下孔位置を現場にて再加工することか必要
となる。

本発明は、破風化粧板を屋根に対し、現場にて短時間に
取付可能にすることを目的とする。

また、本−発明は、破風化粧板を屋根に取付けるための
取付位置の誤差を容易に吸収し、取付作業性を向上する
ことを目的とする。

［課題を解決するための手段］請求項１に記載の本発明は、屋根に取着される破風化粧
板組立体であって、破風化粧板を支持体に接合し、支持
体に屋根材への固定具を設けて構成したものである。

請求項２に記載の本発明は、前記固定具が、屋根材への
固定位置を調整できる固定位置調整部を備えるようにし
たものである。

［作用］請求項１に記載の本発明によれば、下記■の作用がある
や ■破風化粧板と支持体と固定具とをユニット化したもの
となり、破風化粧板を屋根に対し、現場にて一度に短時
間で取付けてきる。

請求項２に記載の本発明によれば、下記■の作用がある
。

■破風化粧板と一体の固定具が、屋根材に対する固定位
置調整部を備えているので、破風化粧板を屋根に取付け
るための取付位置の誤差を容易に吸収し、取付作業性を
向上することがてきる。

［実施例］第１図は本発明の一実施例に係る破風化粧板組立体を示
す斜視図、第２図は屋根に対する破風化粧板組立体の取
付状態を示す平面図、第３図（Ａ）〜（Ｃ）は破風化粧
板組立体の取付過程を示す模式図、第４図は破風化粧板
組立体が取付けられた屋根を示す断面図である。

破風化粧板組立体１０は、第１図、第２図に示す如く、
破風化粧板１１を折版屋根１に取着するものであり、支
持体１２と固定具１３とを有して構成されている。

支持体１２は、破風化粧板１１の長手方向に延びる補強
材１４と、補強材１４の長手方向複数位置に溶接される
支持アーム１５と、各支持アーム１５の先端部に溶接さ
れて補強材１４と平行に延びる補強材１６と、各支持ア
ーム１５の先端部と補強材１６に溶接される支持プレー
ト１７とを有して構成される。破風化粧板１１は、支持
体１２の各支持プレート１７に溶接またはリベット止に
て接合される。

固定具１３は、支持体１２の支持アーム１５に溶接され
る固定具本体１８と、固定具本体１８の両側に配設され
る固定爪１９．１９と、固定爪１９を固定具本体１８に
対して移動せしめる調整ねし２０とを有して構成されて
いる。即ち、固定具１３は、調整ねし２０によって進退
せしめられる両固定爪１９．１９にて折版屋根１の隣り
合う２つの山部ＩＡ、ＩＡを挟み込み、破風化Ｍ板組立
体１０を折版屋根１に固定する。

そして、固定具１３にあっては、各固定爪１９を対応す
る調整ねじ２０により固定具本体１８に対し移動調整す
ることにて、上述の折版屋根１の２つの山部ＩＡ、ＩＡ
に対する固定具本体１８の設定位置を変更し、結果とし
て折版屋根１に対する破風化粧板組立体１０の固定位置
を調整できる。

次に、上記破風化粧板組立体１ｏの取付手順について説
明する。尚、この破風化粧板組立体１０１、第４図に示
す如くの建物ユニット３０の水平屋根を構成する折版屋
根１の前縁部に取付けられるものである。そして、この
破風化粧板組立体１０の取付に先立ち、建物ユニット３
０の側縁側の折版屋根１の前縁部には、破風化粧板３１
が該建物ユニット３０の天井梁３２に固定される。

（１）折版屋根１の上面における、破風化粧板３１から
一定の距離をなす位置にけがき線３３を引く　（第３図
（Ａ）参照）。

（２）破風化粧板組立体１０を吊り上げる（第３図（Ａ
）参照）。

（３）破風化粧板組立体１０の破風化粧板１１か接続さ
れる上記破風化粧板３１の接合面３１Ａにコーキング３
４を施す（第３図（Ｂ）参照）。

（４）破風化粧板組立体１０の支持アーム１５端部をけ
がき線３３に合わせるように、破風化粧板組立体１０を
吊りおろす。このとき、破風化粧板組立体１０の破風化
粧板１１裏面を破風化粧板３１の接合面３１Ａに重ねる
（第３図（Ｂ）参照）。

（５）破風化粧板組立体１０の固定具１３において、調
整ねじ２０を螺動し、両側の固定爪１９．１９にて折版
屋根１の隣り合う２つの山部ＩＡ、ＩＡを挟み込む（第
３図（Ｃ）参照）。このとき、各固定爪１９のための調
整ねし２ｏの螺動量を調整し、破風化粧板組立体１０を
適正位置に取付ける。

（６）破風化粧板組立体１０の破風化粧板１１の裏面に
設けである取付片３５と破風化粧板３１に設けである取
付片３６とをリベット３７で固定する（第３図（Ｂ）参
照）。

尚、建物ユニット３０は、第４図に示す如く、折版屋根
１の前方に傾斜屋根を構成する横葺屋根３８を備える。

次に、上記実施例の作用について説明する。

■破風化粧板組立体１０は、破風化粧板１１と支持体１
２と固定具１３とをユニット化したものとなり、破風化
粧板１１を折版屋根１に対し、現場にて一度に短時間で
取付けできる。

■破風化粧板１１と一体の固定具１３が、各固定爪１９
のための調整ねし２０の螺動量を調整することにより、
折版屋根ｌに対する固定位置を調整できるので、破風化
粧板１１を折版屋根１に取付けるための取付位置の誤差
を容易に吸収し、取付作業性を向上することかできる。

［発明の効果］以上のように、請求項１に記載の本発明によれば、破風
化粧板を屋根に対し、現場にて短時間に取付できる。

また、請求項２に記載の本発明によれば、破風化粧板を
屋根に取付けるための取付位置の誤差を容易に吸収し、
取付作業性を向上できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る破風化粧板組立体を示
す斜視図、第２図は屋根に対する破風化粧板組立体の取
付状態を示す平面図、第３図（Ａ）〜（Ｃ）は破風化粧
板組立体の取付過程を示す模式図、第４図は破風化粧板
組立体か取付けられた屋根を示す断面図である。１・・・折版屋根、１０・・・破風化粧板組立体、１１・・・破風化粧板、１２・・・支持体、１３・・・固定具、１９・・・固定爪、２０・・・調整ねし。特許出願人　積水化学工業株式会社代表者　廣　１）　馨第３図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）屋根に取着される破風化粧板組立体であって、破
風化粧板を支持体に接合し、支持体に屋根材への固定具
を設けて構成した破風化粧板組立体。
（２）前記固定具が、屋根材への固定位置を調整できる
固定位置調整部を備える請求項１記載の破風化粧板組立
体。