JPH04202879A - 古紙の再生方法 - Google Patents

古紙の再生方法

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JPH04202879A
JPH04202879A JP2330494A JP33049490A JPH04202879A JP H04202879 A JPH04202879 A JP H04202879A JP 2330494 A JP2330494 A JP 2330494A JP 33049490 A JP33049490 A JP 33049490A JP H04202879 A JPH04202879 A JP H04202879A
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JP
Japan
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waste paper
paper
bleaching
added
transfer catalyst
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Pending
Application number
JP2330494A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Sakamoto
和彦 坂本
Yasuto Otani
大谷 慶人
Motohiro Ouchi
大内 基弘
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NIPPON KAMIPARUPU KENKYUSHO KK
Original Assignee
NIPPON KAMIPARUPU KENKYUSHO KK
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/64Paper recycling

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  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、古紙の再生方法に間するものであり、さらに
詳しくは、中上板紙用の高白色度の再生古紙が得られる
古紙の再生方法に関するものである。
[従来の技術] 古紙は、製紙原料全体の約50%にも達し、原木ととも
に重要なバルブ資源となっているが、最近の世界的な原
木事情の逼迫と、エネルギーコストの上昇、さらには地
球規模での環境保全の要請により、古紙再生の重要性は
、益々増大してきている。中でも、印刷古紙の脱インキ
再生は、古紙の高度利用として注目され、効率的な脱イ
ンキ技術の開発が強く要望されている。
一方、近年の印刷物の美粧化、印刷作業性の向上の要求
から、ビヒクルとして石油樹脂、フェノール樹脂等の重
合性樹脂を含有する印刷インキの使用が多くなっている
ため、従来の脱インキ技術では、これらのビヒクルを完
全に除去することが困難になってきている。さらに、新
聞用紙等では、印刷効果を高めるために、カラー印刷面
を増加させる傾向にあるので、従来よりもより高級な品
質の古紙パルプが求められている。
古紙の繊維から、これらの印刷インキの剥離を促進させ
る従来の方法としては、 ■薬品による化学的な処理と機械的な処理とを組み合わ
せ、さらにそれぞれの処理を強化すること、 ■古紙の離解時または熟成時に、インキ剥離促進剤とし
て界面活性剤や酵素を添加すること、等が行われている
上述の薬品による化学的な処理の強化としては、脱イン
キ剤であるNaOH,Na2COz、ケイ酸ソーダ等の
アルカリの添加量を増やすこと、インキが付着している
バルブを長時間、薬液へ滞留させること等が行われてお
り、さらに機械的な処理の強化としては、バルブ濃度を
20〜30%の高濃度として、ニーダ−、ディスパーザ
−等の処理にかけること等が行われている。
インキ剥離促進剤として添加する界面活性剤としては、
脂肪酸系の界面活性剤が広く用いられており、また、酵
素としてはアルカリ耐性セルラーゼ等が用いられている
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述のように、薬品による化学的な処理
と機械的な処理とを組み合わせ、さらにそれぞれの処理
を強化して古紙の処理を行うことは、 ■ アルカリ濃度を上げるため、バルブが黄色化する、
いわゆるアルカリ焼けが著しくなる。
■ 過度の機械的処理により、繊維の強度が低下し、且
つインキの微細化が進行して、インキが補集されにくく
なる。
これは、印刷インキ中に含まれる重合性のフェノール樹
脂やアマニ油等のビヒクルが十分に分解されないためで
あると考えられる。
また、界面活性剤または酵素を使用して、古紙を処理し
ても、 ■ 脂肪酸・高級アルコールアルキレンオキシド誘導体
のような脂肪酸系の界面活性剤を使用しても、十分な白
色度をもつ再生古紙が得られない。
■ アルカリ耐性セルラーゼ等の酵素は、通常の脱イン
キ薬品として加えるH2O2濃度が高いと、酵素活性が
失活してしまい、その使用法に制限がある等の欠点があ
る。
本発明は、上記のような従来の課題を解決し、中上板紙
用の高白色度の再生古紙が得られる古紙の再生方法を提
供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、鋭意検討の結果、新規な薬品系である、
相間移動触媒を適用することにより、従来の課題を解決
することができた。
すなわち、本発明は、古紙またはバルブを脱インキ薬品
で処理する工程に、相間移動触媒を添加することを特徴
とする、古紙の再生方法を提供するものである。
以下に、本発明をさらに詳細に説明する。
本発明で使用することのできる相間移動触媒とは、水相
と油相の両相間を移動して活性アニオンを運ぶことによ
り反応を促進する触媒であればと  。
くに限定するものではないが、四級アンモニウム塩のカ
チオン性界面活性剤が好適である。その例としては、ジ
ステアリルジメチルアンモニウムブロマイド、ジラウリ
ルジメチルアンモニウムブロマイド、ステアリルトリメ
チルアンモニウムクロライド、トリエチルベンジルアン
モニウムクロライド、トリブチルベンジルアンモニウム
クロライド、テトラメチルアンモニウムクロライド、ラ
ウリルトリメチルアンモニウムクロライド、セチルトリ
メチルアンモニウムクロライド、N−ラウリルピコリニ
ウムクロライド、テトラ−n−ブチルアンモニウムブロ
マイド等を挙げることができる。
これらの相間移動触媒は、古紙の離解工程、熟成工程、
フローテーション工程の単独または複数の工程に添加す
ることができる。
相間移動触媒の添加量は、古紙の離解工程、熟成工程、
フローテーション工程等のそれぞれの工程およびその他
の脱インキ薬品の添加量等によって変えるべき性質のも
のであり、−概には言えないが、バルブに対して0.0
1〜5.0重量%が好適であり、さらに好ましくは、0
.1〜1.0重量%ある。
相間移動触媒を加えた場合の処理条件は、それぞれの工
程において通常使用される温度や時間でよく、とくに限
定されるものではない。
相間移動触媒と併用することのできる脱インキ薬品は、
とくに限定されるものではないが、例えば界面活性剤、
アルカリ剤、漂白剤等のような、通常脱インキに使用さ
れるものが挙げられる。
フローテーションおよび洗浄工程等に界面活性剤を使用
することは、よく行われていることであるが、熟成工程
での適用は必ずしも一般的ではない、界面活性剤を使用
すると、相間移動触媒との相乗効果により、アルカリ剤
のバルブへの浸透性がよくなり、さらに脱墨効果も向上
するので、熟成工程においても界面活性剤を使用するこ
とが好ましい。
このような効果をもたらす界面活性剤としては、例えば
通常脱墨に使用されているノニオン系、アニオン系のも
のが挙げられるが、とくにノニオン系界面活性剤が好適
である。ノニオン系界面活性剤としては、例えばポリオ
キシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル等を例示することができる。こ
れらの界面活性剤の添加量は、古紙絶乾重量に対し、0
.05〜0.5重量%がよい。
アルカリ剤としては、例えば、ナトリウム、カリウム等
のアルカリ金属の水酸化物、炭酸塩およびケイ酸塩等を
、単独またはそれらの混合物として使用することができ
る。
漂白剤は、−船釣に用いらtしている過酸化水素の他に
、アルカリ媒体下で働く漂白剤、例えばホルムアミジン
スルフィン酸や次亜塩素酸塩等も使用することができる
[作 用] 新規な薬品系である相間移動触媒は、触媒的に併用する
薬品とインキ成分との反応を促進することができる。こ
のため、後続の機械的処理の負荷を軽減して、インキ粒
子の過度の微細化を防止し、高白色度の再生バルブを得
ることができる。
[実 施 例] 以下、実施例によって本発明を説明する。
K隻■ユ (離解工程) 印刷後約1年経過した新聞古紙(構成比率:オフセット
印刷新聞古紙42%、白印刷新聞古紙28%、チラシ3
0%)100yを10cx×10CI+に切断し、51
容離解機に入れ、これにNaOH0,5%、82020
.5%、ケイ酸ソーダ1%を添加し、濃度5%、温度4
0℃で30分間撹拌した。
これを遠心式脱水機にかけ30%濃度のバルブを得た。
(熟成工程) 次に、この離解したバルブに、NaOH4%、H202
4%、ケイ酸ソーダ12%、ノニオン系界面活性剤であ
るDI−600R(花王社製)0.2%、相間移動触媒
であるジステアリルジメチルアンモニウムブロマイド0
.4%(以上の添加量はいずれも絶乾古紙重量に対する
%、以下も同じ)を添加し、バルブ濃度15%で60℃
にした恒温槽中で2時間熟成した。
にニーディングおよびフローテーション工程)これを叩
解用PFIミルでニーディング(2000回転、クリア
ランス0.5)L、試験用フローテータで10分間フロ
ーテーションを行った。
(漂白工程) 次に8202漂白後、Na2S20<(ハイドロサルフ
ァイド)による還元漂白を行い、100g/l12の手
抄紙を作成した。この得られた手抄紙の白色度を、エル
レホ2000^(データカラー社製)を用い、TAPP
I T525に準じて測定した。また、残インキ面積率
を、ドツトアナライザーDA2001.(神崎製紙社製
)を用い、J、TAPPI 39−82および43〜8
4に準じて測定した。その結果を第1表に示す。
を較■] 比較のため、ジステアリルジメチルアンモニウムブロマ
イドを加えない以外は、実施例1と同じ方法で手抄紙を
作成し、白色度および残インキ面積率を求めた。その結
果を第1表に示す。
第  1  表 に1■ユ (W解工程) 印刷後約1年経過したオフセット印刷新聞古紙100g
を10cx×10c贋に切断し、51容離解機に入れ、
これにNaOH0,5%、H2O20,5%、ケイ酸ソ
ーダ1%を添加し、濃度5%、温度40℃で、300分
間撹拌た。これを遠心式脱水機にかけ30%濃度のパル
プを得た。
(熟成工程) 次に、この離解したパルプにNaOH4%、82024
%、ケイ酸ソーダ12%、ノニオン系界面活性剤である
DI−60OR(花王社製)0.2%、さらに相間移動
触媒であるジステアリルジメチルアンモニウムブロマイ
ド0.4%(以上の添加量はいずれも絶乾古紙重量に対
する%、以下も同じ)を添加し、パルプ濃度15%で6
0℃にした恒温槽中で2時間熟成した。
(ニーディングおよび洗浄工程) これを叩解用PFIミルでニーディング(2000回転
、クリアランス05)し、小型離解機で2分間撹拌した
後、150メツシユ篩で10分間洗浄した。
(漂白工程) 次に820−により漂白後、ハイドロサルファイドによ
る還元漂白を行い、100Fi/z2の手抄紙を作成し
、実施例1と同様に白色度ならびに残インキ面積率を測
定した。その結果を第2表に示す。
L敷■ユ ・ 比較のため、ジステアリルジメチルアンモニウムブ
ロマイドを加えない以外は、実施例2と同様の方法で手
抄紙を作成し、白色度および残インキ面積率を求めた。
その結果を第2表に示す。
夫1!Ja (離解工程) 印刷後約1年経過したオフセット印刷新聞古紙(構成比
率:オフセット印刷新聞古紙42%、凸印刷新間古紙2
8%、チラシ30%)100gを10c+wX 10c
lに切断し、51容離解機に入れ、これにNaOH0,
5%、82020 、5%、ケイ酸ソーダ1%を添加し
、濃度5%、温度40℃で、300分間撹拌た。
(フローテーション工程) これをパルプ濃度1%に希釈し、小型フローテータを用
いて10分間フローテーションを行った。
この後、この試料を遠心式脱水機にかけ、30%濃度の
パルプを得た。
(熟成工程) 次に、この離解したパルプにNaOH4%、FAS(ホ
ルムアミジンスルフィン酸)4%、ケイ酸ソーダ12%
、ノニオン系界面活性剤であるDI−600R(花王社
製)0,2%、さらに相間移動触媒であるジラウリルジ
メチルアンモニウムブロマイド0.4%(以上の添加量
はいずれも絶乾古紙重量に対する%、以下も同じ)を添
加し、パルプ濃度15%で60℃にした恒温槽中で2時
間熟成した。
にニーディングおよび洗浄工程) これを叩解用PFIミルでニーディング(2000回転
、クリアランス0.5)L、小型離解機で2分間撹拌し
た後、150メツシユ篩で10分面洗浄した。
(漂白工程) 次にH2O2により漂白後、ハイドロサルファイドによ
る還元漂白を行い、100g/z2の手抄紙を作成し、
実施例1と同様に白色度および残インキ面積率を測定し
た。その結果を第3表に示す。
L較■ユ 比較のため、ジラウリルジメチルアンモニウムブロマイ
ドを加えない以外は、実施例3と同様の方法で手抄紙を
作成し、白色度および残インキ面積率を求めた。その結
果を第3表に示す。
第  3  表 実施例3と同一古紙を原料に、熟成工程の条件と漂白工
程の条件のみを変えて、比較試験を行った。
熟成工程では、NaOH4%、82025%、ケイ酸ソ
ーダ10%、ノニオン系界面活性剤であるDI−600
R(花王社製)0.2%、さらに相間移動触媒であるジ
ステアリルジメチルアンモニウムブロマイドを0.4%
添加し、パルプ濃度15%、処理温度80℃で、2時間
熟成した。 漂白工程では、H202漂白後、ハイドロ
サルファイドとRASによる還元漂白を2段行った。得
られたパルプを用いて、100II/z2の手抄紙を作
成し、実施例1と同様に白色度および残インキ面積率を
測定した。その結果を第4表に示す。
L敷14 比較のため、ジステアリルジメチルアンモニウムブロマ
イドを加えない以外は、実施例4と同様の方法で手抄紙
を作成し、白色度および残インキ面積率を求めた。その
結果と第4表に示す。
第  4  表 犬1自I5 (離解工程) 印刷後約1年経過した新聞古紙(構成比率:オフセット
印刷新聞古紙42%、白印刷新聞古紙28%、チラシ3
0%)100gを10czX 10cmに切断し、51
容離解機に入れ、これにNa082%、H2O22%、
ケイ酸ソーダ5%、ノニオン系界面活性剤であるDI−
600R(花王社製)0.2%、さらに相間移動触媒で
あるステアリルトリメチルアンモニウムクロライドを0
.4%添加し、濃度5%、温度40℃で、60分間撹拌
した。
(熟成工程) その後、これを50℃にした恒温槽中で2時間熟成した
(フローテーションおよび洗浄工程) これを、パルプ濃度1%に希釈し、小型フローテータを
用いて10分間フローテーションを行った後、150メ
ツシユ篩で10分間洗浄した。
(漂白工程) 次に、H202による漂白後、ハイドロサルファイドに
よる還元漂白を行い、1001?/z2の手抄紙を作成
し、実施例1と同様に白色度並びに残インキ面積率を測
定した。その結果を第5表に示す。
比較1 比較のため、ステアリルトリメチルアンモニウムクロラ
イドを加えない以外は、実施例5と同様の方法で手抄紙
を作成し、白色度および残インキ面積率を求めた。その
結果を第5表に示す。
第  5  表 (M解および熟成工程) 印刷後約1年経過したオフセット印刷新聞古紙100F
Iを10czX 10ctに切断し、51容離解機に入
れ、これにNaOH2%、FAS2%、ケイ酸ソーダ5
%を添加し、さらに相間移動触媒である臭化テトラ−n
−ブチルアンモニウムを0.4%添加し、濃度5%、温
度40°Cで60分間撹拌した。その後、これを遠心式
脱水機により脱水して15%のバルブを得た。
にニーディングおよび洗浄工程) これを叩解用PFIミルを用いてニーディング(200
0回転、クリアランス0.2)した後、150メツシユ
篩で10分間洗浄した。
(漂白工程) 次に、H202漂白による漂白後、ハイドロサルファイ
ドによる還元漂白を行い、100g/z2の手抄紙を作
成し、実施例1と同様に白色度および残インキ面積率を
測定した。その結果を第6表に示す。
二艶■玉 比較のため、臭化テトラ−n−ブチルアンモニウムを加
えない以外は、実施例6と同様の方法で手抄紙を作成し
、白色度および残インキ面1率を求めた。その結果を第
6表に示す。
各実施例および比較例の結果から一1ftM古紙に相間
移動触媒を添加し、脱インキを行って得られた再生古紙
の白色度は、相間移動触媒を添加しないものと比べると
、著しく高い値を示すことが判る。
丈な、漂白後の再生古紙では、相間移動触媒を添加した
ものほど高い漂白性を示すことが判る。
これは、脱インキ工程で漂白性の阻害物質となるフェノ
ール樹脂、アマニ油のビヒクルが効率よく除去されてい
ることを示している。
さらに、再生古紙の残インキ面積率を測定した結果から
、相間移動触媒を添加した場合、通常の脱インキ法に比
べ、高いレベルで脱インキされていることが判る。
[発明の効果] 本発明方法は、通常の脱インキ薬品とともに相間移動触
媒を用いることにより、従来法に比べて、脱インキ薬品
の反応効率を高めて、脱インキ後の再生バルブ上の残留
インキを大幅に減少させることができる。そのため、著
しく白色度が向上することにより、高品質な古紙パルプ
が得られ、中上板紙用の再生古紙として利用することが
できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、古紙またはパルプを脱インキ薬品で処理する工程に
    、相間移動触媒を添加することを特徴とする、古紙の再
    生方法。 2、脱インキ薬品が、アルカリ剤、漂白剤およびノニオ
    ン系界面活性剤からなる群から選ばれる1種または2種
    以上を含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
JP2330494A 1990-11-30 1990-11-30 古紙の再生方法 Pending JPH04202879A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5336372A (en) * 1991-05-09 1994-08-09 Rheox, Inc. Process for deinking wastepaper utilizing organoclays formed in situ
US5389200A (en) * 1993-04-26 1995-02-14 Rheox, Inc. Process for removing inorganic components that form ash on ignition and oily waste from paper during recycling
US7169257B2 (en) 2003-11-12 2007-01-30 Kemira Chemicals, Inc. Method of deinking waste paper using a reduced alkali system

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