JPH04202795A - ねじのめっき方法 - Google Patents
ねじのめっき方法Info
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- JPH04202795A JPH04202795A JP33886090A JP33886090A JPH04202795A JP H04202795 A JPH04202795 A JP H04202795A JP 33886090 A JP33886090 A JP 33886090A JP 33886090 A JP33886090 A JP 33886090A JP H04202795 A JPH04202795 A JP H04202795A
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- JP
- Japan
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- screw
- plating
- screw material
- hydrogen ions
- galvanizing
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野コ
本発明はワークにねじ込まれるねじの製造工程中におい
て、焼き入れを施したねじのめっき処理方法に関する。
て、焼き入れを施したねじのめっき処理方法に関する。
［従来の技術］
一般のねじ製造工程においては、線材から圧造及び転造
工程を経て加工されたねじ素材に熱処理を施し、その後
、熱処理されたねじ素材にめっき処理工程においてめっ
き作業を施してねじ製品として出荷されており、特に上
記のようなねじ山を形成するねじの製造方法としては、
一般に第２図に示すような方法が用いられている。これ
は熱処理工程１０１において熱処理されたねじ素材にめ
っき工程１１０において亜鉛めっきを施し、この後、ク
ロメート処理を施している。
工程を経て加工されたねじ素材に熱処理を施し、その後
、熱処理されたねじ素材にめっき処理工程においてめっ
き作業を施してねじ製品として出荷されており、特に上
記のようなねじ山を形成するねじの製造方法としては、
一般に第２図に示すような方法が用いられている。これ
は熱処理工程１０１において熱処理されたねじ素材にめ
っき工程１１０において亜鉛めっきを施し、この後、ク
ロメート処理を施している。
［発明が解決しようとする課題］
しかしながら、このような方法により製造されたねじを
使用した場合、比較的軟質の材料からなるワークにねじ
込む場合はさほど支障がないが、最近のように軽量化及
び材料の節約等の理由から比較的硬い材料を使用したワ
ークにねじをねじ込む場合においては、前記方法で製造
されたねじを使用すると、十分にねじ込まれないで、途
中でねじ山が変形し、十分な締結効果が得られなくなっ
ている。また、これを防止するために硬さを大きくする
と、水素脆性による遅れ破壊を生じる場合が多い。
使用した場合、比較的軟質の材料からなるワークにねじ
込む場合はさほど支障がないが、最近のように軽量化及
び材料の節約等の理由から比較的硬い材料を使用したワ
ークにねじをねじ込む場合においては、前記方法で製造
されたねじを使用すると、十分にねじ込まれないで、途
中でねじ山が変形し、十分な締結効果が得られなくなっ
ている。また、これを防止するために硬さを大きくする
と、水素脆性による遅れ破壊を生じる場合が多い。
そこで最近ではねじの硬度を上げるために熱処理工程に
おいてねじ素材に表面硬化焼き入れを施したり、また、
締付は強度を強くするために調質焼き入れを施し、その
後、亜鉛めっきを行っている。しかし、このめっき中に
発生する水素イオンがねじ素材の内部に浸入し、亜鉛が
そのねじ素材の表面を覆ってしまうので、既にねじ素材
に浸入している水素イオンは内部に残留することになる
。
おいてねじ素材に表面硬化焼き入れを施したり、また、
締付は強度を強くするために調質焼き入れを施し、その
後、亜鉛めっきを行っている。しかし、このめっき中に
発生する水素イオンがねじ素材の内部に浸入し、亜鉛が
そのねじ素材の表面を覆ってしまうので、既にねじ素材
に浸入している水素イオンは内部に残留することになる
。
二のようにして製造されたねじをワークにねじ込むと、
ワークにねじ込むことはできるが、ねじ込まれた状態で
二のまま放置しておくと、残留している水素イオンが応
力集中部に集まり、ねじの引っ張り応力に作用されて遅
れ破壊が発生し、ねじが破断する等の課題が生じている
。
ワークにねじ込むことはできるが、ねじ込まれた状態で
二のまま放置しておくと、残留している水素イオンが応
力集中部に集まり、ねじの引っ張り応力に作用されて遅
れ破壊が発生し、ねじが破断する等の課題が生じている
。
本発明はこのような課題を解決するとともにねじ素材を
脆くすることなく、強度を高くするねじ製造方法を提供
することを目的として発明されたものである。
脆くすることなく、強度を高くするねじ製造方法を提供
することを目的として発明されたものである。
［課題を解決するための発明］
本発明はこのような目的を達成する方法であり、前工程
としての加工工程において、加工されたねじ素材に熱処
理を施し、そのねじ素材にニッケル系のめっきを施し、
続いて亜鉛めっきを施すねじのめっき方法である。
としての加工工程において、加工されたねじ素材に熱処
理を施し、そのねじ素材にニッケル系のめっきを施し、
続いて亜鉛めっきを施すねじのめっき方法である。
［作 用］
あらかじめ前工程において、線材から加工されたねじ素
材に対して熱処理工程ｌにおいて、ねし素材に熱処理作
業が施されると、続いて第１めっき処理工程１１におい
て、ニッケル系のめっき処理が施される。この後、この
ねじ素材は第２めっき処理工程１２において亜鉛めっき
処理される。これにより一旦、第１めっき処理工程１１
でねし素材に浸入した水素イオンが素材から放出され、
続いて第２めっき処理工程１２で素早くめつき処理され
るので、ねじは水素脆性による遅れ破壊が生じなくなる
。
材に対して熱処理工程ｌにおいて、ねし素材に熱処理作
業が施されると、続いて第１めっき処理工程１１におい
て、ニッケル系のめっき処理が施される。この後、この
ねじ素材は第２めっき処理工程１２において亜鉛めっき
処理される。これにより一旦、第１めっき処理工程１１
でねし素材に浸入した水素イオンが素材から放出され、
続いて第２めっき処理工程１２で素早くめつき処理され
るので、ねじは水素脆性による遅れ破壊が生じなくなる
。
［実施例コ
以下、本発明の一実施例を第１図に基づき説明する。１
はねじ素材（図示せず）に熱処理作業を施す熱処理工程
であり、この熱処理工程１では表面硬化焼き入れ及び調
質焼き入れが行われる。この焼き入れが終わると、ねじ
素材はめっき処理工程ＩＯに入る。このめつき処理工程
１０は第１、第２めっき処理工程１１．１２から構成さ
れており、この第１めっき処理工程１１は例えば銅ニッ
ケルの二層めっき（以下ストライクニッケルめっきと称
す）あるいはニッケルめっき等のニッケル系のめっき処
理工程である。また、第２めっき処理工程１２は亜鉛め
っき工程である。
はねじ素材（図示せず）に熱処理作業を施す熱処理工程
であり、この熱処理工程１では表面硬化焼き入れ及び調
質焼き入れが行われる。この焼き入れが終わると、ねじ
素材はめっき処理工程ＩＯに入る。このめつき処理工程
１０は第１、第２めっき処理工程１１．１２から構成さ
れており、この第１めっき処理工程１１は例えば銅ニッ
ケルの二層めっき（以下ストライクニッケルめっきと称
す）あるいはニッケルめっき等のニッケル系のめっき処
理工程である。また、第２めっき処理工程１２は亜鉛め
っき工程である。
このため、あらかじめ前工程において、線材から加工さ
れてねじ山が形成されたねじ素材は次に熱処理工程１に
おいて焼き入れが行われる。この後、この素材はめつき
処理工程１０に移され、第１めっき処理工程１１に入る
。ここではニッケル系のめっきが施され、このめっき作
業中に発生する水素イオンは一旦、ねじ素材の中に浸入
する。しかしながら二のめつき作業においては、ねじ素
材のめっき面に孔（ポーラス部）（図示せず）が生じる
ため、この作業が終了すると同時に前記水素イオンはこ
の孔から放出され、ねじ素材の内部には水素の残留が減
少する。
れてねじ山が形成されたねじ素材は次に熱処理工程１に
おいて焼き入れが行われる。この後、この素材はめつき
処理工程１０に移され、第１めっき処理工程１１に入る
。ここではニッケル系のめっきが施され、このめっき作
業中に発生する水素イオンは一旦、ねじ素材の中に浸入
する。しかしながら二のめつき作業においては、ねじ素
材のめっき面に孔（ポーラス部）（図示せず）が生じる
ため、この作業が終了すると同時に前記水素イオンはこ
の孔から放出され、ねじ素材の内部には水素の残留が減
少する。
続いてこのねじ素材は第２めっき処理工程１２に移され
る。そしてここではねじ素材の表面に短時間で亜鉛めっ
きが施される。このように続けて亜鉛めっき処理を施す
ことでこの亜鉛めっきは密着性が良くなる。これにより
強度の高いねじが得られる。
る。そしてここではねじ素材の表面に短時間で亜鉛めっ
きが施される。このように続けて亜鉛めっき処理を施す
ことでこの亜鉛めっきは密着性が良くなる。これにより
強度の高いねじが得られる。
［発明の効果］
本発明は以上の実施例から明らかなように、めっき処理
工程１０を第１、第２めっき処理工程１１゜１２の２工
程にし、しかも最初の第１めっき処理工程１１ではニッ
ケル系のめっき処理を施し、第２めっき処理工程１２と
して亜鉛めっき処理を施すようになっている。
工程１０を第１、第２めっき処理工程１１゜１２の２工
程にし、しかも最初の第１めっき処理工程１１ではニッ
ケル系のめっき処理を施し、第２めっき処理工程１２と
して亜鉛めっき処理を施すようになっている。
このため、ねじ素材に第１めっき処理工程で浸入した水
素イオンがこの処理工程が終了すると同時にねじ素材か
ら放出されしがちこのように第１めっき処理工程でめっ
き処理を行うことで、次の第２めっき処理工程での亜鉛
めっきが短時間で且つ完全に行えるからこの作業での水
素イオンの浸入が極端に減少し、しかも既に浸入してい
る水素イオンは前記ポーラス部に入るからねじ素材の内
部に溜まることがなくなるので、脆くなる二とがなく、
ねじに遅れ破壊が発生することが皆無となる。また、こ
のねじは最近使用が多くなっている硬質材料のワークに
好適なねじであり、用途の広いねじの提供が可能となる
。更に、めっき処理後の耐食性は従来の亜鉛めっきに比
べて格段に向上する等の顕著な効果が得られる。
素イオンがこの処理工程が終了すると同時にねじ素材か
ら放出されしがちこのように第１めっき処理工程でめっ
き処理を行うことで、次の第２めっき処理工程での亜鉛
めっきが短時間で且つ完全に行えるからこの作業での水
素イオンの浸入が極端に減少し、しかも既に浸入してい
る水素イオンは前記ポーラス部に入るからねじ素材の内
部に溜まることがなくなるので、脆くなる二とがなく、
ねじに遅れ破壊が発生することが皆無となる。また、こ
のねじは最近使用が多くなっている硬質材料のワークに
好適なねじであり、用途の広いねじの提供が可能となる
。更に、めっき処理後の耐食性は従来の亜鉛めっきに比
べて格段に向上する等の顕著な効果が得られる。
第１図は本発明の実施例を示すフローチャート、第２図
は従来例を示すフローチャートである。 １は熱処理工程、 １０はめっき処理工程、１１
は第１めっき処理工程、 １２は第２めっき処理工程、 特許出願人 日東精工株式会社 第１図 ＋１・第１めっき処理工程 １２、第２めっき処理工程 第２図
は従来例を示すフローチャートである。 １は熱処理工程、 １０はめっき処理工程、１１
は第１めっき処理工程、 １２は第２めっき処理工程、 特許出願人 日東精工株式会社 第１図 ＋１・第１めっき処理工程 １２、第２めっき処理工程 第２図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 熱処理加工されたねじ素材にニッケル系の めっきを施し、続いて亜鉛めっきを施したことを特徴と
するねじのめっき方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33886090A JPH04202795A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | ねじのめっき方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33886090A JPH04202795A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | ねじのめっき方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04202795A true JPH04202795A (ja) | 1992-07-23 |
Family
ID=18322082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33886090A Pending JPH04202795A (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | ねじのめっき方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04202795A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009257469A (ja) * | 2008-04-16 | 2009-11-05 | Nippon Steel Corp | ドリリングタッピンねじ及びその製造方法 |
| ITPN20130032A1 (it) * | 2013-06-20 | 2014-12-21 | Evio Vazzoler | Metodo per la formazione di un elemento metallico sagomato |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02122093A (ja) * | 1988-10-29 | 1990-05-09 | Usui Internatl Ind Co Ltd | 塑性加工性に優れ耐熱・耐食性を有する重層めっき鋼材 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP33886090A patent/JPH04202795A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02122093A (ja) * | 1988-10-29 | 1990-05-09 | Usui Internatl Ind Co Ltd | 塑性加工性に優れ耐熱・耐食性を有する重層めっき鋼材 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009257469A (ja) * | 2008-04-16 | 2009-11-05 | Nippon Steel Corp | ドリリングタッピンねじ及びその製造方法 |
| ITPN20130032A1 (it) * | 2013-06-20 | 2014-12-21 | Evio Vazzoler | Metodo per la formazione di un elemento metallico sagomato |
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