JPH04202153A - 肝疾患治療作用を有する新規三環性化合物 - Google Patents

肝疾患治療作用を有する新規三環性化合物

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JPH04202153A
JPH04202153A JP33260990A JP33260990A JPH04202153A JP H04202153 A JPH04202153 A JP H04202153A JP 33260990 A JP33260990 A JP 33260990A JP 33260990 A JP33260990 A JP 33260990A JP H04202153 A JPH04202153 A JP H04202153A
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JP
Japan
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compound
dimethoxy
reaction
dimethylenedioxy
water
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Pending
Application number
JP33260990A
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English (en)
Inventor
Yousaku Kanazawa
金澤 洋作
Keiichi Kiyota
清田 惠一
Nobuo Takoi
蛸井 信男
Toru Ogata
小形 徹
Yoshitaka Sato
芳隆 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Tanabe Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Tanabe Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Tanabe Co Ltd filed Critical Tokyo Tanabe Co Ltd
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  • Other In-Based Heterocyclic Compounds (AREA)
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規な三環性化合物およびそれを含有する肝
疾患治療剤に関する。
〔従来の技術〕
急性肝炎、慢性肝炎、肝硬変等の肝疾患に対して治療活
性を示す化合物として、従来よりチョウセンゴミシ(S
chizandra chinensis)からの抽出
・精製、あるいは没食子酸からの全合成等によって多く
のものが入手されてきた(特開昭60−209582号
公報、特開昭6l−1873j号公報、特開昭61−2
82315号公報、特開昭62−277379号公報、
特開昭62−394677号公報、特開昭62−2 !
114.678号公報、特Iff昭63−39872号
公報、特開昭63−192771号公報、特開平1−1
75933号公報、特開平1−290669号公報、特
開平2−48574号公報等)。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明者は、より有効な肝疾患治療活性を示す化合物を
見出すべく研究を重ねた結果、新たな三環性化合物を見
出し、本発明に到達したものである。
本発明の目的は、肝疾患治療剤に用いて有効な新規三環
性化合物を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、肝疾患治療作用を有する下記一般式(
1) %式%) (式中、Rl 、R2およびR3は同一もしくは異なっ
て低級アルキル基を表すか、またはR1およびR2もし
くはR2およびR3が一緒になって低級アルキレン基を
表し、Zは酸素原子、硫黄原子、N、R’(R4は低級
アルキル基)基、カルボニル基またはCHOR’(R’
は水素原子または低級アルキル基)基を表し、nは1ま
たは2を表す。但し、Zが酸素原子のとき、n=1であ
る場合を除く。
で示される三環性化合物が提供される。
本発明三環性化合物は、以下の方法により製造すること
ができる。
■−一般式I)において、Zが酸素原子、硫黄原子また
はN R’(R’は低級アルキル基)基である場合は、
下記の一般式(II) OR’ (式中、Xは塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子を表
し、R1、R2、R2およびnは前記定義通り。) で示されるビスハロアルキルビフェニル化合物を低級ア
ルキルアミン、金属水酸化物または金属硫化物と縮合さ
せる環化反応により製造される。
すなわち、上記ビスハロアルキルビフェニル化合物(I
n)を適当な反応溶媒中、金属水酸化物と反応させるこ
とにより、下記の一般式(II[)OR’ (式中、R’、R’、R’およびnは前記定義通り。) で示されるジベンゾオキサシクロアルケン化合物が得ら
れる。反応割合は、化合物(I[)に対して金属水酸化
物を2〜4倍モル量とする。金属水酸化物としては、水
酸化リチウム、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウム
が挙げられる。反応溶媒としては、水、ジメチルフォル
ムアミド(DMF)、ジメチルスルフオキシド(DMS
O)、1゜3−ジメチル−2−イミダゾリジノン(DM
I)、テトラヒドロフラン(THF) 、ジメトキシエ
タン(DME) 、ジグライムもしくはジオキサンまた
はこれらの2種以上からなる混合液が挙げられる。反応
温度は0〜100°C1好ましくは10〜30°Cの範
囲とし、反応時間は30分間〜48時間、好ましくは5
〜12時間の範囲とする。
また、ビスハロアルキルビフェニル化合物〔■〕を適当
な反応溶媒中、低級アルキルアミンと反応させることに
より、下記の一般式(IV)OR’ (式中、R11R2、R2、R4およびnは前記定義通
り。) で示されるジベンゾアザシクロアルケン化合物が得られ
る。反応割合は、化合物CI[)に対して低級アルキル
アミンを2〜4倍モル量とする。低級アルキルアミンと
しては、メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン
またはブチルアミンが挙げられる。反応溶媒としては、
水、DMF、DMSOlDMISTHF、DME、ジグ
ライムもしくはジオキサンまたはこれらの2種以上から
なる混合液が挙げられる。反応温度は0−100°C1
好ましくは10〜30℃の範囲とし、反応時間は30分
間〜48時間、好ましくは5〜12時間の範囲とする。
また、ビスハロアルキルビフェニル化合物〔■〕を適当
な反応溶媒中、金属硫化物と反応させることにより、下
記の一般式〔■〕 (以下、余白) OR’         (V) OR’ (式中、R1、R2、R3およびnは前記定義通り。) で示されるジベンゾチアシクロアルケン化合物が得られ
る。反応割合は、化合物(II)に対して金属硫化物を
2〜4倍モル量とする。金属硫化物としては、硫化ナト
リウムまたは硫化カリウムが挙げられる。反応溶媒とし
ては、水、DMF、DMSo、DMI、THF、DME
、ジグライムもしくはジオキサンまたはこれらの2種以
上からなる混合液が挙げられる。反応温度は0〜100
°C1好ましくは10〜30°Cの範囲とし、反応時間
は−〇 − 30分間〜48時間、好ましくは5〜12時間の範囲と
する。
■一般式(I)において、Zがカルボニル基またはCH
OR’(R6は水素原子または低級アルキル基)基であ
る場合は、前記ビスハロアルキルビフェニル化合物(n
)から二工程で得られる一般式(式中、R6は低級アル
キル基を表し、R1,R2、R2およびnは前記定義通
り。) で示されるビスアルコキシカルボニルアルキルビフェニ
ル化合物をディークマン(Dieckmann)縮合−
l 〇 − による環化反応、脱炭酸反応、還元反応およびエーテル
化の一連の反応に付すことにより製造される。
すなわち、ビスハロアルキルビフェニル化合物(II)
をシアノ化して、下記の一般式〔■〕OR’ (式中、R1、R2、R2およびnは前記定義通り。) で示されるビスシアノアルキルビフェニル化合物を得る
工程、このビスシアノアルキルビフェニル化合物(VI
)をエステル化することにより、前記ビスアルコキシカ
ルボニルアルキルビフェニル化合物〔■〕を得る工程、
このビスアルコキシカルボニルアルキルビフェニル化合
物〔■〕をディークマン縮合により環化して下記の一般
式〔■〕OR’ (式中、R1、R2、R2、R@およびnは前記定義通
り。) で示されるジベンゾシクロアルケンオキソカルボネート
化合物を得る工程、このジベンゾシクロアルケンオキソ
カルボネート化合物〔■〕を脱炭酸反応に付して下記の
一般式(IX) (以下、余白) OR’        (IX) (式中、R’ 、R’ 、R’およびnは前記定義通り
。) で示されるジベンゾシクロアルケノン化合物を得る工程
、このジベンゾシクロアルケノン化合物〔■〕を還元し
て下記の一般式〔X〕 (以下、余白) OR’ (式中、R1、R11、R2およびnは前記定義通り。
) で示されるジベンゾシクロアルケノール化合物を・得る
工程、このジベンゾシクロアルケノール化合物〔X〕を
エーテル化して下記の一般式(’XL)(以下、余白) OR’          (XI) OR’ (式中、R’ 、R2、R’、R5およびnは前記定義
通り。) で示されるアルコキシジベンゾシクロアルケン化合物を
得る工程により、化合物(IX)、(X)および(XI
’)がそれぞれ製造される。また、得られた化合物CI
X)をジアゾメタンまたはカルベンと反応させることに
より、炭素原子1個環拡大したジベンゾシクロアルケノ
ン化合物とすることかでき、これを前記方法に準じて還
元反応、エーテル化反応に付すことにより、対応するジ
ベンゾシクロアルケノン化合物〔X〕、アルコキシジベ
ンゾシクロアルケノン化合物(XI)がそれぞれ製造さ
れる。
ビスハロアルキルビフェニル化合物(II)のシアノ化
反応としては、適当な反応溶媒中、化合物(II)とシ
アノ化合物とを縮合させる方法が挙げられる。反応割合
は、化合物(I)に対してシアノ化合物を2〜20倍モ
ル量とする。シアノ化合物としては、シアン化ナトリウ
ム、シアン化カリウムまたはシアン化銅が挙げられる。
反応溶媒としては、水、メタノール、エタノール、DM
F。
DMSOlDMllTHF、DME、ジグライムもしく
はジオキサンまたはこれらの2種以上からなる混合液が
挙げられる。反応温度は−1O〜100°C1好ましく
は0〜50°Cの範囲とし、反応時間は10分間〜24
時間、好ましくは30分間〜2時間の範囲とする。
ビスシアノアルキルビフェニル化合物(VI)のエステ
ル化反応としては、化合物(Vl、)を加水分解してカ
ルボン酸とし、次いでアルコールを作用させてエステル
とする方法や、化合物(VI)に触媒の存在下でアルコ
ールを作用させてエステルとする方法が挙げられるが、
操作が簡単なことから後者のエステル化法が好ましい。
アルコールとしては、メタノール、エタノール、プロピ
ルアルコールまたはブチルアルコールが挙げられる。触
媒としては、塩酸、硫酸もしくは硝酸などの鉱酸または
酢酸、トルエンスルホン酸もしくはメタンスルホン酸な
どの有機酸が挙げられる。反応温度は−30〜100°
C1好ましくはo〜30′cの範囲とし、反応時間は3
0分間〜48時間、好ましくは5〜24時間の範囲とす
る。
ヒスアルコキシカルボニルアルキルビフェニル化合物〔
■〕をディークマン縮合により環化するには、適当な反
応溶媒中、化合物〔■〕をアルカリ金属で処理する方法
が挙げられる。反応割合は、化合物〔■〕に対してアル
カリ金属を1〜5倍モル量とする。アルカリ金属として
は、ナトリウムまたはカリウムか挙げられる。反応溶媒
としては、ベンゼン、トルエン、キシレンもしくはデカ
リンまたはこれらの2種以上からなる混合液が挙げられ
る。反応温度は50〜200°C1好ましくは80〜1
20℃の範囲とし、反応時間は30分間〜24時間、好
ましくは1〜5時間の範囲とする。
ジベンゾシクロアルケンオキソカルボネート化合物〔■
〕の脱炭酸化反応としては、化合物〔■〕を酸で処理す
る方法が挙げられる。反応割合は、化合物〔■〕に対し
て酸を5〜50倍モル量とする。酸としては、塩酸、硫
酸もしくは硝酸なとの鉱酸または酢酸、トルエンスルホ
ン酸もしくはメタンスルホン酸などの有機酸が挙げられ
る。反応は無溶媒で行ってもよいが、適当な反応溶媒を
用いてもよい。反応溶媒としては、水、メタノール、エ
タノール、DMF、DMSOlDMISTHF、DME
、ジグライム、ジオキサン、ベンゼン、l・ルエン、キ
シレンもしくはデカリンまたはこれらの2種以上からな
る混合液が挙げられる。反応温度は50〜200°C1
好ましくは80〜120°Cの範囲とし、反応時間は3
0分間〜24時間、好ましくは4〜8時間の範囲とする
ジベンゾシクロアルケノン化合物(IX)の還元反応と
しては、化合物(IX)を還元剤で処理する方法が挙げ
られる。反応割合は、化合物(IX)に対して還元剤を
1〜5倍モル量とする。還元剤としては、金属ナトリウ
ム、金属カリウム、金属亜鉛、水素化ホウ素ナトリウム
または水素化リチウムアルミニウムが挙げられる。反応
溶媒としては、メタノール、エタノール、プロピルアル
コール、ブチルアルコール、エーテル、THFSDME
ジグライムもしくはジオキサンまたはこれらの2種以上
からなる混合液が挙げられる。反応温度は0〜100°
C1好ましくは10〜40°Cの範囲とし、反応時間は
30分間〜24時間、好ましくは1〜8時間の範囲とす
る。
ジベンゾシクロアルケノール化合物(X)のエーテル化
反応としては、適当な反応溶媒中、化合物(X)を塩基
で処理してアルコキシドとした後、ハロゲン化アルキル
と反応させる方法が挙げられる。反応割合は、化合物(
X)に対して塩基を2〜50倍モル量とし、ハロゲン化
アルキルを2〜50倍モル量とする。塩基としては、メ
チルリチウム、エチルリチウム、ブチルリチウム、水素
化ナトリウム、ナトリウムアミドまたはリチウムジイソ
プロピルアミドが挙げられる。ハロゲン化アルキルとし
ては、塩化メチル、臭化メチル、ヨウ化メチル、塩化エ
チル、臭化エチル、ヨウ化エチル、塩化プロピル、臭化
プロピル、ヨウ化プロピル、塩化ブチル、臭化ブチルま
たはヨウ化ブチルが挙げられる。反応溶媒としては、D
MF、DMSOlDMI、THFSDME、ジグライム
もしくはジオキサンまたはこれらの2種以上からなる混
合液が挙げられる。反応温度は−70〜100°C1好
ましくは一50〜30°Cの範囲とし、反応時間は10
分間〜12時間、好ましくは30分間〜5時間の範囲と
する。
以上の方法により、下記の化合物を製造することができ
る。なお、各化学名の後の括弧内は、それらの化合物の
本明細書における仮称者をそれぞれ表す。
6.7−シヒドロー3.9−ジメトキシ−6−メチル−
1,2,10,11−ジメチレンジオキシ−5H−ジベ
ンゾ(c、e)アゼピン(化合物−1)、 5.7−シヒドロー3,9−ジメトキシ−1゜2.10
.11−ジメチレンジオキシジベンゾ〔c、e)チエピ
ン(化合物−2)、 6−ブチル−6,7−シヒドロー3,9−ジメトキシ−
1,2,10,11−ジメチレンジオキシ−5H−ジベ
ンゾ(c、e)アゼピン(化合物−3)、 6.7−シヒドロー1,11−ジメトキシ−6−メチル
−2,3,9,10−ジメチレンジオキシ−5H−ジベ
ンゾ(’c、e)アゼピン(化合物−4)、 5.6,7.8−テトラヒドロ−3,10−ジメトキシ
−6−メチル−1,2,11,12−ジメチレンジオキ
シ−5H−ジベンゾ(c、e)アゾシン(化合物−5)
、 5.7−シヒドロー3.IO−ジメトキシ−■。
2.11.12−ジメチレンジオキシ−5H−ジベンゾ
(c、e)チオシン(化合物−6)、5,7−シヒドロ
ー3,9−ジメトキシ−比2.10.11−ジメチレン
ジオキシジベンゾ〔a、C)シクロへブテン−6−オン
(化合物−7)、 6.7−シヒドロー3,9−ジメトキシ−1゜2.10
.11−ジメチレンジオキシ−5H−ジベンゾ(a、C
)シクロへブテン−6−オール(化合物−8)、 5.6,7.8−テトラヒドロ−3,lO−ジメトキシ
−1,2,11,12−ジメチレンジオキシジベンゾ(
a、C)シクロオクテン−6−オン(化合物−9)、 5.6,7.8−テトラヒドロ−3,lO−ジメトキシ
−1,2,11,12−ジメチレンジオキシジベンゾ(
a、C)シクロオクテン−6−オール(化合物−10)
、 6−ブチル−6,7−シヒドロー1.11−ジメトキシ
−2,3,9,10−ジメチレンジオキシ−5H−ジベ
ンゾ(c、e)アゼピン(化合物−11)、 5.7−シヒドロー1.11−ジメトキシ−2゜3,9
.10−ジメチレンジオキシジベンゾCC。
e〕チエビン(化合物−12)、 5.7−シヒドロー1,11−ジメトキシ−2゜3.9
.10−ジメチレンジオキシジベンゾCC。
e〕オキセピン(化合物−13)、 6.7−シヒドロー3.6.9−1−ジメトキシ−1,
2,10,11−ジメチレンジオキシ−5H−ジベンゾ
(a、C)シクロヘプテン(化合物−14)、 6−ニチルー6.7−シヒドロー3,9−ジメトキシ−
1,2,10,11−ジメチレンジオキシ−5H−ジベ
ンゾCc、e)アゼピン、6.7−シヒドロー3,9−
ジメトキシ−1゜2.10.11−ジメチレンジオキシ
−6−プロビル−5H−ジベンゾ(c、e)アゼピン、
6−エチル−5,6,フ、8−テトラヒドロ−3,10
−ジメトキシ−1,2,11,1,2−ジメチレンジオ
キシジベンゾ(c、e)アゾシン、5.6,7.8−テ
トラヒドロ−3,10−ジメトキシ−1,2,11,1
2−ジメチレンジオキシ−6−プロビルジベンゾ(c、
e)アゾシン、6−プチルー5,6,7.8−テトラヒ
ドロ−3,10−ジメトキシ−1,2,11,12−ジ
メチレンジオキシジベンゾ(c、e)アゾシン、6.7
−シヒドロー6−エトキシー1.2,10.11−ジメ
チレンジオキシ−3,9−ジメトキシ−5H−ジベンゾ
(a、C)シクロヘプテン、6.7−シヒドロー1.2
,10.11−ジメチレンジオキシ−3,9−ジメトキ
シ−6−ブロポキシー5H−ジベンゾ(a、c〕シクロ
ヘプテン、 6−ブトキシ−6,7−シヒドロー1.2,10.11
−ジメチレンジオキシ−3,9−ジメトキシ−5H−ジ
ベンゾ(a、C)シクロヘプテン、5.6,7.8−テ
トラヒドロ−3,6,10−トリメトキシ−1,2,1
1,12−ジメチレンジオキシジベンゾ(a、C)シク
ロオクテン、6−ニトキシー5,6,7.8−テトラヒ
ドロ−3,10−ジメトキシ−1,2,11,12−ジ
メチレンジオキシジベンゾ(、a、C)シクロオクテン
、 5.6,7.8−テトラヒドロ−3,10−ジメトキシ
−1,2,11,12−ジメチレンジオキシ−6−プロ
ポキシジベンゾ(a、C)シクロオクテン、 6−プトキシー5,6,7.8−テトラヒドロ−3,1
0−ジメトキシ−1,2,II、12−ジメチレンジオ
キシジベンゾ(a、C)シクロオクテン、 6−ニチルー6.7−シヒドロー1,11−ジメトキシ
−2,3,9,10−ジメチレンジオキシ−5H−ジベ
ンゾCc、e)アゼピン、6.7−シヒドロー1,11
−ジメトキシ−2゜3.9.10−ジメチレンジオキシ
−6−プロビル−5H−ジベンゾ(c、e)アゼピン、
6.7−シヒドロー1.11−ジメトキシ−2゜3.9
.10−ジメチレンジオキシ−5H−ジベンゾ(a、C
)シクロへブテン−6−オン、5.6,7.8−テトラ
ヒドロ−1,12−ジ= 25− メトキシ−6−メチル−2,3,10,11−ジメチレ
ンジオキシジベンゾ(c、e)アゾシン、6−エチル−
5,6,フ、8−テトラヒドロ−1,12−ジメトキシ
−2,3,10,11−ジメチレンジオキシジベンゾ(
c、e)アゾシン、5.6,7.8−テトラヒドロ−1
,12−ジメトキシ−2,3,,10,11−ジメチレ
ンジオキシジ−6−プロビルジベンゾ(c、e)アゾシ
ン、 6−プチルー5,6,7.8−テトラヒドロ=1.12
−ジメトキシ−2,3,10,11−ジメチレンジオキ
シジベンゾ(c、e’)アゾシン、7.8−ジヒドロ−
1,12−ジメトキシ−2゜3.10.11−ジメチレ
ンジオキシ−5H−ジベンゾ(c、e)チオシン、 7.8−ジヒドロ−1,12−ジメトキシ−2゜3.1
0.Ll−ジメチレンジオキシ−5H−ジベンゾ(c、
e)シクロオクテン−6−オン、7.8−ジヒドロ−1
,12−ジメトキシ−2゜3、’10.11−ジメチレ
ンジオキシ−5H−ジベンゾ(c、e)オキソシン、 6,7−シヒドロー1.11−ジメトキシ−2゜3.9
.10−ジメチレンジオキシ−5H−ジベンゾ(c、e
)シクロへブテン−6−オール、6.7−シヒドロー1
.6.11−)ジメトキシ−2,3,9,10−ジメチ
レンジオキシ−5H−ジベンゾ〔c、e〕シクロヘプテ
ン、6−ニドキシー6.7−シヒドロー1゛、11−ジ
メトキシ−2,3,9,10−ジメチレンジオキシ−5
H−ジベンゾ(c、e)シクロヘプテン、6.7−シヒ
ドロー1.11−ジメトキシ−2゜3.9.10−ジメ
チレンジオキシ−6−プロボキシー5H−ジベンゾ(c
、e)シクロヘプテン、6−ブトキシ−6,7−シヒド
ロー1,11−ジメトキシ−2,3,9,10−ジメチ
レンジオキシ−5H−ジベンゾ(c、’e)シクロヘプ
テン、5.6,7.8−テトラヒドロ−1,12−ジメ
トキシ−2,3,10,11−ジメチレンジオキシジベ
ンゾ(a、、C)シクロオクテン−6−オール、 5.6,7.8−テトラヒドロ−1,6,12−トリメ
トキシ−2,3,10,11−ジメチレンジオキシジベ
ンゾ(a、C)シクロオクテン、6−ニトキシー5.6
,7.8−テトラヒドロ−1,12−ジメトキシ−2,
3,9,10−ジメチレンジオキシジベンゾ(a、C)
シクロオクテン、 5.6,7.8−テトラヒドロ−1’、12−ジメトキ
シ−2,3,10,11−ジメチレンジオキシ−6−プ
ロポキシジベンゾ(a、C)シクロオクテン、 6−プトキシー5,6,7.8−テトラヒドロ−1,1
2−ジメトキシ−2,3,10,11−ジメチレンジオ
キシジベンゾ(a、C)シクロオクテン。
〔発明の効果〕
次に、本発明化合物(I)の肝障害抑制効果を実験例に
より説明する。効果の測定は、筒井の方法(肝臓26巻
、1438〜1444頁、1985年)によって行い、
実験例には、本発明化合物〔■〕のうち、化合物−1〜
化合物−14を用いた。
〔実験例〕
6週齢のB A L B / c雄性マウスを用い、各
群のマウスの尾静脈に1.0■/マウスのプロピオニバ
クテリウム・アクネス(Propionibacter
ium acnes)加熱死菌を投与し、7日後にサル
モネラ菌(Salmonella enteritid
is)由来のりポポリサッカライド(lipopoly
saccharide:L P S ) I J、tg
 /マウスを追加静注して急性肝不全を惹起した(対照
)。
同条件下に化合物1−14のそれぞれ50■/ kgを
1%トウイーン80(Tween 80)/ 0.5%
カルボキシメチルセルロース(CMC)水溶液に懸濁し
、これをLPSの投与1時間前に経口投与して48時間
後におけるマウスの生存率を観察した。結果を下表に示
す。なお、同表には、上記と同様の方法で実験したゴミ
ジン(Gomisin) A (比較例−1)および2
−メトキシカルボニル−2′−ヒドロキシメチル−4,
4°−ジメトキシ−5,6,5’、 6’−ジメチレン
ジオキシビフェニル(特開昭63−192771号公報
、特開平2−48574号公報、比較例−2)の結果を
比較のため併記した。
(以下、余白) 上記の表から明らかなように、本発明化合物〔I〕は急
性肝不全による致死を有意に抑制した。
〔製剤例1〕−散剤一 本発明化合物CI)の5重量部を75重量部のラクトー
スおよび20重量部のマンニットと均等に混和し、散剤
を得た。
〔製剤例2〕−顆粒剤一 本発明化合物(I)の1重量部を71重量部のラクトー
ス、15重量部のトウモロコシデンプンおよび10重量
部の微結晶セルロースと均等に混和し、3重量部のヒド
ロキシプロピルセルロースを結合剤として用い、常法に
従って顆粒剤を得た。
〔製剤例3〕−錠剤一 本発明化合物〔I〕の10重量部を62重量部のラクト
ース、20重量部の微結晶セルロースおよび5重量部の
カルボキシメチルセルロースカルシウムと均等に混和し
、3重量部のヒドロキシプロピルセルロースを結合剤と
して用い、常法に従って顆粒とした後、1重量部のステ
アリン酸マグネシウムを加えて混合し、これを圧縮成型
して錠剤を得た。
〔製剤例4〕−カプセル剤− 本発明化合物CI)の3重量部を80重量部のラクトー
ス、10重量部のトウモロコシデンプン、2重量部のタ
ルクおよび2重量部のステアリン酸マグネシウムと均等
に混和し、硬カプセルに充填してカプセル剤を得た。
〔製剤例5〕−注射剤一 本発明化合物(I)の1重量部を1重量部のポリエチレ
ングリコール300,0.5重量部のポリソルベートお
よび97.5重量部の生理食塩水に加え、加温溶解した
後、滅菌して注射剤を得た。
〔毒性試験〕
■被験化合物 化合物−4 ■使用動物 ICR系雄性マウスを5週齢で購入し、4日間の順化後
、試験に使用した。
■投与方法 0.5%カルボキシメチルセルロースナトリウムを用い
て1%’rveen80混液を作成し、懸濁媒体とした
。投与液量は10+nj’/kgとし、被験化合物の濃
度を変えて調製したちのを腹腔内投与した。
投与量(■/ kg )    動物数150    
   】 ■試験結果 観察期間(5日間)の死亡数を下表に示す。
3/3 1/2 0/I      >150以上の結
果から、本試験における被験化合物の最小致死量(ML
D)は、150mg/kg以上でアった。
〔実施例1〕 化合物−I: 既知(Acta Pharmaceutjca 5in
ica、 16.306(+981)〕の〕2,2゛−
ジブロモメチルー4.4′ジメトキシ−5,6,5’、
 6°−ジメチレンジオキシピッェニル0.5 gを1
.3−ジメチル−2−イミダゾリジン(DMI)5mj
’に溶解し、室温下で撹拌しながら40%メチルアミン
水溶液0.24m1を加えた。30分間水冷後、室温で
一晩撹拌した。反応液を氷水50rnl中に注入し、し
ばらく撹拌した。
析出した不溶物を濾取し、水洗後乾燥した。得られた粗
結晶をエタノール−ジクロルメタンから再結晶して目的
物0.17g(収率46%)を得た。
OCR。
融点:180〜181’C 元素分析(C+ * HI 9 N Ogとして)理論
値(%):C==63.86. H=5.36. N=
3.92゜実測値(%):C=64.03. H=5.
20. N=4.15゜2780.1635,1425
,1300,1140,1100゜’H−NMR(δ 
ppm in DMSO−ds)  :6.72(s、
  2H)、  6.03(s、  2H)、  5.
99(s、  2H)。
3.87(s、  6H)、  3.42(d、  2
H)、  3.00(d、  2H)。
2.27(s、  3H)。
〔実施例2〕 化合物−2= 2.2′−ジブロモメチル−4,4′−ジメトキシ−5
,6,5’、 6“−ジメチレンジオキシビフェニル0
.5g、硫化ナトリウム・9水和物0.74 gをメタ
ノール25yd、水1.25 mlの混合溶媒に溶解し
、3時間加熱還流した。放冷後、反応液を氷水250m
1中に注入し、しばらく撹拌した。析出した不溶物を濾
取し、水洗後乾燥した。得られた粗結晶をクロロホルム
−エタノールから再結晶して目的物0.30g(収率8
1.3%)を得た。
(以下、余白) CH2 0CH。
融点:266〜268°C 元素分析(C、、H、,0,3として)理論値(%) 
: C= 59.43. H= 4..43゜実測値(
%):C=59.30. H=4.51゜I Rv w
ax cm−’ : 1640、1435.1305.1140.1100゜
’H−NMR(δ ppm in CDCA 2):6
.55(s、 2H)、 6.05(d、 2H)、 
5.97(d、 2H)。
3.94(s、 6H)、 3.62(d、 2H)、
 3.25(d、 2H)。
〔実施例3〕 化合物−3 2,2“−ジブロモメチル−4,4′−ジメトキシ−5
,6,5’、 6’−ジメチレンジオキシビフェニル1
.5 gをDM115mlに溶解し、氷水で冷却してn
−ブチルアミン0.9 mlを加えた。−晩撹拌後、反
応液を氷水300艷中に注入し、析出物を濾取、水洗し
た。乾燥後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付
し、エタノールから再結晶して目的物0.74g(収率
60.3%)を得た。
OCR。
融点=149〜150℃ 元素分析(C22H25N O=とじて)理論値(%)
:C=66.15. H=6.31. N=3.51゜
実測値(%):C=66.07. H=6.25. N
=3.70゜1645,1435.1305.+140
.1100゜’H−NMR(δ  ppm  in  
CDCA’ s):6.55(s、  2H)、  6
.09 〜5.98(dd、  4H)、  3.94
(s、  6H)、3.51(d、2H)、3.17(
d、2H)。
2.60〜2.37(m、 2H)、 1.63〜1.
52(m、 2H)。
1.45〜1.32(m、  2H)、  0.96(
t、  3H)。
〔実施例4〕 化合物−4: 既知(Scientia 5inica 26.129
1(1983))の2゜2′−ジブロモメチル−6,6
′−ジメトキシ−4゜5、4’、 5’−ジメチレンジ
オキシビフェニル1.7gをD M I 20 mlに
溶解して水冷下で撹拌したものの中に40%メチルアミ
ン水溶液0.81 mlを加えた。室温下で一晩撹拌後
、反応液を氷水200m1中に注入した。析出した不溶
物を濾取し、水洗後乾燥した。得られた粗結晶をエタノ
ール20m(!から再結晶して目的物0.8g(収率6
4%)を得た。
融点:175〜176℃ 元素分析(C,、H,NO,、!:して)理論値(%)
:C=63.86. H=5.36. N=3.92゜
実測値(%):C=63.78. H=5.09. N
=3.90゜1610、1480.1425.1215
.1060゜’H−NMR(δ ppm in DMS
O−ds) :6.64(s、 2H)、 6.06.
6.05.6.01.6.01(dd、 4H)、 3
.84(s、 6H)、 3.28.3.23゜2.7
5.2.70(dd、 4H)、 2.14(s、 3
H)。
〔実施例5〕 化合物−5゜ ■中間体Iの合成 既知(特開昭63−192771号公報、特開平2−4
8574号公報の6−メドキシカルボニルー6′−ヒド
ロキシメチル−2,3,2°、3°−ビス(メチレンジ
オキシ’) −4,4°−ジメトキシビフェニル)の2
−メトキシカルボニル−2°−ヒドロキシメチル−4,
4゛−ジメトキシ−5,6,5’。
6′−ジメチレンジオキシビフェニル4.6gを無水エ
ーテル120+++4’に加えて塩水冷却下で撹拌した
ものの中に、三臭化リン3.2 rnlをエーテル10
m1に溶解した溶液を10分間で滴下した。同温度で3
0分間撹拌後、室温で1時間撹拌した。反応液を氷水4
00m1中に注入し、エーテル層を分取後、3回水洗し
た。エーテル層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃
縮し、残渣として2−メトキシカルボニル−2′−ブロ
モメチル−4,4′−ジメトキシ−5,6,5’、 6
’−ジメチレンジオキシビフェニル2.1 g (収率
82%)を得た。
0CR。
次に、シアン化ナトリウム0.81 gをジメチルスル
ホキシド(DMSO)130mlに懸濁して水冷下で撹
拌したものの中に、上記ブロム体5gを少量ずつ加えた
。同温度で1時間撹拌後、反応液を氷水500+++1
中に注入した。酢酸エチル500m1で抽出後、塩水で
3回洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。酢酸エチ
ルを減圧留去して得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(溶媒:クロロホルム)に付し、2−メ
トキシカルボニル−2゛−シアノメチル−4,4゛−ジ
メトキシ−5,6,5’、 6’−ジメチレンジオキシ
ビフェニル2.8 g (収率63,6%)を得た。
○CHs 次に、上記ニトリル体1gをメタノール50mNに加え
て水冷下で撹拌したものの中に、乾燥塩化水素を導入し
た。充分に飽和させた後、室温下で一晩放置した。反応
液を減圧乾固し、残渣に水50−を加えて30分間撹拌
した。酢酸エチル100 mlで抽出し、水洗後、無水
硫酸ナトリウムで乾燥した。酢酸エチルを減圧留去した
後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒
;クロロホルム)に付し、2−メトキシカルボニル−2
′−メトキシカルボニルメチル−4,4′−ジメトキシ
−5,6,5’、 6°−ジメチレンジオキシビフェニ
ル(中間体I)0.95g(収率88%)を油状物とし
て得た。
OCR。
元素分析(C2,H2o01゜として)理論値(%):
C=58.34. H=4.66゜実測値(%):C=
58.12. H=4.50゜’H−NMR(δ pp
m in CDCA s)ニア、38(s、 IH)、
 6.60(s、 IH)、 6.02〜6.00(d
d、 2H)、 5.91(s、 2H)、 3.97
(s、 3H)。
3.93(s、 3H)、 3.67(s、 3H)、
 3.56(s、 3H)。
3.99(dd、 2H)。
■中間体■の合成 T HF 50 mlに水素化リチウムアルミニウム0
゜8gを懸濁させたものの中に、上記の2−メトキシカ
ルボニル−2′−メトキシカルボニルメチル−4,4′
−ジメトキシ−5,M、 5゛、 6′−ジメチレンジ
オキシビフェニル(中間体I)2gをTHF80mlに
溶解した溶液を室温下、30分間で滴下混合した。混合
液を40°Cで1時間撹拌後、1.5時間加熱還流した
。水冷下で撹拌しながら酢酸エチル50rnlを添加し
た後、20%硫酸15−を加えて酸性溶液とした。不溶
物を濾別した後、濾液に酢酸エチル50m1を加え、塩
水で3回洗浄した。
無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮し、残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーに付して2−(2−ヒ
ドロキシエチル)−2′−ヒドロキシメチル−4,4“
−ジメトキシ−5,6,5’、 6’−ジメチレンジオ
キシビフェニル(中間体I[)1.55g(収率89%
)を無色油状物として得た。
−45= OCH。
CR2 元素分析(C+*Ht。0.とじて) 理論値(%):C=60.64. H=5.313゜実
測値(%):C=60.79. H=5.08゜’H−
NMR(δ ppm in CDCj7 a):6.7
5(S、 IH)、 6.54(S、 IH)、 5.
98〜5.89(m、 4H)、 4.44〜4.30
(dd、 2H)、 3.95(s、 3H)、 3.
94(s、 3H)、 、3.65(t、 2H)。
2.56〜2.76(m、 2H)。
■上記の2−(2−ヒドロキシエチル)−2゛−ヒドロ
キシメチル−4,4′−ジメトキシ−5,6゜5°、6
゛−ジメチレンジオキシビフェニル(中間体II)0.
65gをジエチルエーテル30m1に溶解して塩水冷却
下で撹拌したものの中に、三臭化リン0、47 gをジ
エチルエーテル5 rnlに溶解した溶液を10分間で
滴下した。室温下て一晩撹拌後、ベンゼン50rnlを
加え、不溶物を溶解した。反応液を氷水150m1中に
注入し、塩水で2回洗浄した。
無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮し、残渣として
2−(2−ブロモエチル)−2“−ブロモメチル−4,
4°−ジメトキシ−5,6,5’、 6°−ジメチレン
ジオキシビフェニル0..45g(収率52%)を硝子
状物質として得た。
次に、上記ブロム体0.45 gをDMI7ijに溶解
し、室温下で撹拌しながら40%メチルアミン水溶液を
0.21 ml加えた。室温下で一晩撹拌後、反応液を
氷水100m1中に注入した。クロロホルム−メタノー
ル150m1で抽出し、溶媒を減圧留去した。残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、目的物30
■(収率9%)を無色結晶として得た。
CH2 融点:170〜172°C 元素分析(CtoHt□N○6として)理論値(%):
C=64.68. H=5.70. N=3.77゜実
測値(%):C=64.47.8=5.85. N=3
.97゜IRν□ウ cm″1: 1640.1430,1305,1175,1145,
1100゜’H−NMR(δ  ppm  in  C
DCA s):6.60(s、  IH)、’  6.
43(s、  IH)、  6.03〜6.0i(dd
、  2H)、  5.94〜5.92’(dd、  
2H)、  3.95(s、  3H)、  3.94
(s、  3H)、  3.56(d、  IH)。
3.15〜3.25(m、2H)、  2.41〜2.
62(m、  3H)。
2.45(S、  3H)。
〔実施例6〕 化合物−6= 2−(2−ブロモエチル)−2′−ブロモメチル−4,
4’−ジメトキシ−5,6,5’、 6’−ジメチレン
ジオキシピフェニル(前記実施例5の中間体■に三臭化
リンを作用させて得られるブロム体)0.5gをDMI
51njに溶解し、硫化ナトリウム・9水和物0.’7
2gを加えて室温下で一晩撹拌した。
反応液を氷水100mj中に注入し、酢酸エチル100
m1で抽出後、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(溶媒 クロロホルム)に付
し、目的物44.6■(収率12%)を無色結晶として
得た。
CH2 融点=210〜211℃ 元素分析(C、、H、IO、Sとして)理論値(%):
C=60.40. I(=4.80゜実測値(%):C
=60.31. H=4.85゜1640、1425.
13C1O,tt65゜1140.1+00゜’H−N
MR(δ ppm in CDI 3):6.57(s
、 IH)、 6.46(s、 IH)、 6.02〜
6.00′(dd、 2H)、  5.93〜5.92
(dd、 2H)、  3.94(s、  6H)、 
 3.54(d、  IH)、  3.31(d、  
IH)。
3.11−3.20(m、  IH)、  2.’76
〜2.97(m、  2H)。
2.48〜2.58(m、  IH)。
〔実施例7〕 化合物−7= ■中間体Iの合成 2.2゛−ジブロモメチル−4,4°−ジメトキシ−5
,6,5°、6°−ジメチレンジオキシビフェニル2.
0gをシアン化ナトリウム0.60 gとDM3030
mlとの懸濁液に水冷下で添加し、1時間撹拌した。反
応液に酢酸エチルを加え、食塩水、水の順で洗浄した。
有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮して得
られた固形物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
溶媒:クロロホルム)に付し、2,2°−ジシアノメチ
ル−4,4’−ジメトキシ−5,6,5’、 6°−ジ
メチレンジオキシビフェニル(中間体I)1.14g(
収率73%)を得た。これをエタノールから再結晶して
0.85gを得た。
OCHs 融点=196〜199°C 元素分析(C20H+sN 208として)理論値(%
):C=63.16. H=4.24. N=7.36
゜実測値(%):C=63.18. H=4.32. 
N=7.38゜2250、1645.1490.145
0.1420.1305.1165゜1100゜ ’H−NMR(δ ppm in CDCl2 s):
6.75(s、 2H)、 6.05〜5.97(dd
、 4H)、 3.98(s、 6H)、 3.56〜
3.42(dd、 40)。
■中間体■の合成 上記の2,2゛−ジシアノメチル−4,4°−ジメトキ
シ−5,6,5’、 6’−ジメチレンジオキシビフェ
ニル(中間体I)1.ogをメタノール5〇−に懸濁し
、0°C以下で乾燥塩化水素を導入した。
室温下で一晩放置して得られた黄色澄明液を減圧濃縮し
、得られた残渣に酢酸エチル100m1と水5 mlと
を加えて2時間撹拌した後、酢酸エチル層を分離した。
さらに水層に酢酸エチル100+++A’を加えて2時
間撹拌した。酢酸エチル層を合わせて水洗後、無水硫酸
ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮して得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒:クロロホルム
)に付した。得られた粗結晶をエタノールから再結晶し
て2.2’−ジメトキシカルボニルメチル−4,4”−
ジメトキシ−5,6,5°、6°−ジメチレンジオキシ
ビフェニル(中間体II)0.70g(収率60%)を
得た。
(以下、余白) 0CR。
融点、119〜121°C 元素分析(C22H220+。とじて)理論値(%):
C=59.19. H=4.97:実測値(%):C=
59.14. H=4.79゜1750、1735.1
645.1305.1165.1105゜’H−NMR
(δ ppm in CDCA’ s):6.60(s
、 2H)、 5.93〜5.91(dd、 4H)、
 3.93(s、 68)、 3.59(s、 6H)
、 3.48〜3.35(dd、 4H)。
■上記の2.2゛−ジメトキシカルボニルメチルー4.
4°−ジメトキシ−5,6,5’、 6°−ジメチレン
ジオキシビフェニル(中間体II)4.41g、トルエ
ン50rne、金属ナトリウム0.34 gの混合物に
メタノール0.1 rnlを加え、5時間加熱還流した
反応液を塩酸で弱酸性とした後、減圧濃縮し、残渣をク
ロロホルムで抽出して水洗した。クロロホルム層を無水
硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮し、得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒、酢酸エチ
ル)に付し、メチル5.7−シヒドロー3,9−ジメト
キシ−1,2゜10.11−ジメチレンジオキシ−6−
オキソ−5H−ジベンゾ(a、c)シクロへブテン−7
−カルボキシレート3.51 g (収率85%)を得
た。
(以下、余白) OCR。
OCH2 次に、上記エステル体2.67 gにジオキサン30m
1,6N塩酸20m1.氷酢酸5 mlを加え、15時
間加熱還流した。反応液を減圧濃縮してほぼ乾固し、ク
ロロホルムで抽出して水洗した。無水硫酸ナトリウムで
乾燥後、減圧濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(溶媒/トルエン:酢酸エチル=2
5:1)に付し、クロロホルム−エタノールの混合溶媒
から再結晶して、微黄色の目的物を定量的に得た。
(以下、余白) 0CR。
融点:259〜261°C 元素分析(C1,H3,07として) 理論値(%):C=64.04. H=4.53゜実測
値(%):C=63.98. H=4.62゜T Rv
maxan−’: 1710、1640.1425.1305.1145゜
’H−NMR(δ ppm in CDCA’ a):
6.45(s、 2H)、 6.10〜5.99(dd
、 4H)、 3.93(s、 6H)、 3.60〜
3.35(dd、 4H)。
〔実施例8〕 化合物−8゜ 化合物−70,2g、 THF 20ml、メタノール
lO艷の懸濁液に水素化ホウ素ナトリウム65■を加え
、−晩撹拌した。反応液を6N塩酸で酸性とし、減圧濃
縮して得られた残渣に酢酸エチル40m(lを加えて抽
出した。水洗後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃
縮して粗結晶0.17 gを得た。これを酢酸エチルか
ら再結晶して目的物0゜10g(収率49.7%)を得
た。
OCR。
融点 206〜207°C 元素分析(C1,H3s07として) 理論値(%):C=63.68. H=5.06゜実測
値(%):C=63.74. H=5.27゜IRシ、
all、Icm−I: 3580.1645.1430.1300,1135.
1100.1040゜’H−NMR(δ  ppm  
in  CD(J! s):6.50(s、  IH)
、  6.47(S、  IH)、  6.06〜6.
04(dd、2H)、5.96〜5.94(dd、2H
)、  4.37(m、  IH)、3.95(s、3
H)、3.93(s、3H)。
2.90〜2.83(dd、  IH)、2.74〜2
.67(dd、  IH)。
2.63(d、  IH)、2.29〜2.20(dd
、  IH)。
〔実施例9〕 化合物−9: 化合物−72,0g、p−)ルエンスルホニルーN−メ
チル−N−ニトロソアミド4.0g、クロロホルム12
0me、メタノール120i1の混合物を水冷下で撹拌
し、水酸化カリウム1、Ogと水7dとから調製した水
溶液を1.5時間滴下した。滴下終了後、さらに室温で
1.5時間撹拌した。反応液を塩酸酸性とした後、減圧
濃縮し、残渣を酢酸エチルで抽出して水洗後、無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。減圧濃縮後、残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーに付し、目的物0.89g(
収率42.8%)を得た。
これを酢酸エチルから再結晶して0.34g(収率16
.4%)を得た。
CHff 融点=184〜185°C 元素分析(CzoH1807として) 理論値(%):C=64.86. H=4.90゜実測
値(%):C=64.77、 H=4.70゜1705
、1635. +425.1300.1095゜’H−
NMR(δ ppm in CDI 3):6.61(
S、  IH)、  6.57(s、  IH)、  
6.04〜5.92(m、  4H)、  3.96(
s、  3H)、  3.92(s、  3H)。
3.60〜3.23(dd、  2H)、2.7′9〜
2.53(m、  4H)。
〔実施例1O〕 化合物−10= 化合物−90,67g、THF3(1ml、メタノール
30m1の懸濁液に水素化ホウ素ナトリウム0゜21g
を加え、−晩撹拌した。反応液を6N塩酸で酸性とし、
減圧濃縮して得られた残渣をクロロホルムで抽出後、水
洗し、クロロホルム層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した
。減圧濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(溶媒/クロロホルム−トルエン:酢酸エチル=5
:5:1)に2回付した。主生成物の分画を集め、クロ
ロホルム−エタノールから再結晶して化合物−10a0
.35g(収率52%)を得た。また副生成物の分画を
集め、得られた残渣をエタノールで濾取して化合物−1
0b44■(収率6.5%)を得た。
これらの化合物−10a (注:カラムで先に溶出した
化合物。クロロホルム、メタノール−20゜−61= 1で10bよりRf値大。)、tabは、環の異性と水
酸基の根元の不斉炭素によるジアステレオマーである。
OCR。
(化合物−tOa) 融点:212〜213℃ 元素分析(020H2oo 7として)理論値(%):
C=64.51. H=5.41゜実測値(%): C
= 64.54. H= 5.’66゜3580、16
40.1430.1310.1145.1105.10
45゜’H−NMR(δ ppm in CDI a)
ニ6.53(s、  IH)、  6.47(S、  
IH)、  6.02−5.92(m、  4H)、 
 4.16〜4.08(m、  IH)、  3.95
(S、  3H)、3.93(s、3H)、2.97〜
2.89(dd、  IH)、2.59〜2.16(m
、4H)。
1.74〜1.60(m、  IH)。
(化合物10b) 融点=216〜217°C 元素分析(C20H200Tとして) 理論値(%):C=64.51.8=5.41’。
実測値(%):C=64.52. H=5.23゜I 
Rl/ □y Cl0−”。
3520、1640.1430.13+0.1145.
 +105.1040゜’H−NMR(δ ppm i
n CDCn s):6.58(s、lH)、 6.4
9(s、 IH)、 6.00(s、 IH)。
5.92(s、  2H)、 、3.93(s、  6
H)、  3.77(m、  IH)。
2.77〜2.13(m、 5H)、 1.54〜1.
40(m、 IH)。
〔実施例11〕 化合物−1l: 既知の2,2°−ジブロモメチル−6,6′−ジメトキ
シ−4,5,4“、5′−ジメチレンジオキシビフェニ
ル0.5gをDM15mlに溶解し、水冷下で撹拌しな
からn−ブチルアミン0.3 mlを加えた。
室温下で一晩撹拌した後、反応液を氷水100m1’中
に注入した。析出した結晶を濾取し、エタノールから再
結晶して目的物0.18 g (収率44%)を無色結
晶として得た。
融点=135〜136°C 元素分析(C−xH2sN O’−として)理論値(%
):C=66.15. H=6.31. N=3.51
゜実測値(%)・C=66.02. H=6.18. 
N=3.77゜I Rv wax  cm −’ ; 1610.1480.1+50゜ ’H−NMR(δ  ppm  in CDCA 3)
:6.54(s、2H)、5.95〜5.99(dd、
4H)、  3.95(s、  6H)、  3.37
〜3.42(d、  2N)。
2.92〜2.97(d、  2H)、、2.31〜2
.45(叱 2H)。
1.30〜1.55(m、  4H)、  0.93(
t、  3H)。
〔実施例12) 化合物−12: 2.2′−ジブロモメチル−6,6′−ジメトキシ−4
,5,4’、 5’−ジメチレンジオキシビフェニル(
前記実施例11で用いたブロム体)0.5gをD M 
15 mlに溶解し、硫化ナトリウム・9水和物0、7
4 gを加え、室温下で4時間撹拌した。
反応液を氷水100m7’中に注入し、析出した結晶を
濾取した後、水洗した。得られた結晶をエタノール−塩
化メチレンから再結晶して目的物0.32g(収率87
%)を無色結晶として得た。
(以下、余白) 融点=240〜242°C 元素分析(C、、H、、O、Sとして)理論値(%):
C=59.43. H=4.43゜実測値(%):C=
59.45. H=4.31゜1620、1480.1
220.1090.1050゜’H−NMR(6i  
 ppm1ncDi 3):6.54(s、 2H)、
 5.95〜5.98(dd、 4H)、 3.91(
s、 6H)、 3.15〜’3.36(dd、 4H
)、  ’〔実施例13) 化合物−13: 2,2′−ジブロモメチル−6,6゛−ジメトキシ−4
,5,4’、 5’−ジメチレンジオキシビフェニル(
前記実施例12で用いたブロム体)0.4gをD M 
I 5 mlに溶解し、水酸化カリウム0.14 gお
よび水0.5mJを加え、室温下で一晩撹拌した。反応
液を氷水100m1中に注入し、析出した結晶を濾取し
た後、水洗した。得られた結晶をエタノールから再結晶
して目的物30■(収率11%)を無色結晶として得た
融点:176〜179℃ 元素分析(C、−H3go ?として)理論値(%):
C=62.79. H=4.68゜実測値(%):C=
62.74. H=4.85゜1620、1485.1
050゜ ’H−NMR(δ ppm in CDCA’ a):
6.61(s、 2H)、 6.02〜5.98(dd
、 4H)、 3.97(S、 6H)、 3.93〜
4.33(d、 4H)。
〔実施例14〕 化合物−14: 化合物−80,20gを無水ジメトキシエタン1Orn
eに加えた懸濁液を一50°C以下に冷却し、撹拌しな
がら大過剰の15%ブチルリチウムのヘキサン溶液を滴
下した。同温度に2時間保った後、ヨウ化メチル1 m
lを滴下した。室温下で2時間撹拌した後、少量のメタ
ノールを加えて過剰のブチルリチウムを分解し、希塩酸
で弱酸性とした。減圧濃縮後、クロロホルムで抽出し、
水洗した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮し、
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒/ト
ルエン:酢酸エチル=40 : 1)に付し、化合物−
140,02g(収率9.3%)および6,7−シヒド
ロー3.6.9−1−ジメトキシ−4−メチル−1,2
,10,11−ジメチレンジオキシ−5H−ジベンゾ(
a、、c)シクロへブタン0.10g(収率48%)を
得た。クロロホルム−エタノールから再結晶した化合物
−14の融点は、149〜150℃であった。
OCHs 元素分析(CzoH2007として) 理論値(%):C=64.51.8=5.41゜= 6
9− 実測値(%):C=64.56. H=5.19゜I 
Rv□lI cm−’ : 1640.1425,1300,1140.1100゜
IH−NMR(δ ppm in CDCA’ a):
6.47(s、  2H)、  6.04〜5.93(
m、  4H)、  3.94(s、’  3H)、 
 3.94(s、  3H)、  3.87(m、  
18)。
3.43(S、  3H)、  2.90〜2.83(
dd、  IH)、  2.75(d、  IH)、 
 2.54〜2.47(dd、IH)。
2.36〜2.27(dd、  IH)。
特許出願人  東京田辺製薬株式会社 代理人 弁理士  松 山 直 行

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、R^1、R^2およびR^3は同一もしくは異
    なって低級アルキル基を表すか、またはR^1およびR
    ^2もしくはR^2およびR^3が一緒になって低級ア
    ルキレン基を表し、Zは酸素原子、硫黄原子、NR^4
    (R^4は低級アルキル基)基、カルボニル基またはC
    HOR^5(R^5は水素原子または低級アルキル基)
    基を表し、nは1または2を表す。但し、Zが酸素原子
    のとき、n=1である場合を除く。) で示される三環性化合物。 2、請求項1記載の三環性化合物を含有する肝疾患治療
    剤。
JP33260990A 1990-11-29 1990-11-29 肝疾患治療作用を有する新規三環性化合物 Pending JPH04202153A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102532150A (zh) * 2012-02-27 2012-07-04 中国药科大学 一种烷氧基二苯并吖庚因类化合物、其制备方法及医药用途
CN107266461A (zh) * 2017-06-20 2017-10-20 徐州医科大学 一种烷氧基二苯并吖庚因类化合物、其制备方法及医药用途
CN110627801A (zh) * 2019-10-17 2019-12-31 安徽中医药大学 一类hdac抑制剂及其用途

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