JPH0420153Y2 - - Google Patents

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JPH0420153Y2
JPH0420153Y2 JP1985188893U JP18889385U JPH0420153Y2 JP H0420153 Y2 JPH0420153 Y2 JP H0420153Y2 JP 1985188893 U JP1985188893 U JP 1985188893U JP 18889385 U JP18889385 U JP 18889385U JP H0420153 Y2 JPH0420153 Y2 JP H0420153Y2
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JP1985188893U
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JPS6296492U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、収納庫つき窓、特に集合住宅のベラ
ンダ側の窓として採用するに好都合な収納庫つき
窓に関する。
[従来の技術] 集合住宅では、一般に狭い占有空間のほか、物
干しとして使用されるベランダしかなく、しかも
窓開口部に雨戸が備え付けられていない場合も
多々ある。また、多くの集合住宅では、ベランダ
が隣りの住宅と連続しており、非常時にベランダ
を避難通路として使用するように設計されている
が、それでも占有空間に収納スペースがなくなつ
てくると、ベランダに物を置いたり、物置を設置
して収納スペースを確保しようとする傾向にあ
る。
[考案が解決しようとする問題点] 雨戸の設置は居住者が望むところであるが、集
合住宅では、取り付けに苦慮する場合が多く、戸
袋を必要とするため、ベランダを一層狭くする等
の問題がある。
また、ベランダを避難通路として予定している
場合、居住者により動かし難い物置が設置される
と、非難通路としての用をなさなくなるおそれが
ある。しかも多くの場合、ベランダは片持構造で
設計されているため、ベランダに任意に物置が設
置されると、予定外の荷重が加わり、危険でもあ
る。また、ベランダに乱雑に物が置かれている
と、強風で吹き飛び、窓ガラスを破損したり、周
囲に迷惑をかけることがある。
そこで、本考案は、上述の問題点を解消し、居
住者の要望を入れた収納庫つき窓を提供すること
を目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、住宅の窓開口の側方両側に収納庫を
それぞれ配設し、各収納庫を窓開口部位置とその
側方部との間を移動自在とすると共に、各収納庫
の室内側に出し入れ口を形成するとともに窓開口
側側面に雨戸となる折り戸を取り付け、この両側
の雨戸を締めた時に窓開口部の全体が覆われるよ
うにしたことを特徴とする収納庫つき窓とするこ
とにより上記目的を達成した。
[作用] 窓開口の両側方に収納庫をそれぞれ配設してい
るため、収納容積当りの各収納庫の奥行は浅くて
済み、かつ移動可能としているため、避難通路の
障害となることなく収納スペースを確保すること
ができる。また、、雨戸として折り戸を用いると
ともに、これを収納庫の窓開口部側側面に取付け
たので、雨戸の戸袋が不要な分、収納庫を屋外へ
張り出す長さを短くできる。また、雨戸は収納庫
の両側面に、分割されるとともに、折り戸とされ
て取り付けられているため、雨戸開放時(折りた
たみ時)の寸法を小さくでき、屋外に突出して邪
魔になることも無く、外観的に見栄えがよくな
る。
[実施例] 以下本考案を図面を参照しながら実施例に基い
てさらに詳説する。
第1図〜第4図において、建物外壁1の窓開口
部2には、たとえば内外障子3,4が設けられ、
その窓開口部2の屋外部分には、窓開口部2とそ
れより側方部5A,5Bとの間を移動自在に収納
庫6A,6Bがそれぞれ配置されている。
収納庫6A,6Bの室内がわは、物出入口6a
となつており、この物出入口6aはそのまま開口
とするか、図示例のように、たとえば内開き形式
の物出入戸7が取付けられている。
また、収納庫6A,6Bは窓開口部2と側方部
5A,5Bとの間を移動させるため、窓開口部2
上方の外壁1に上部レール8がボルト10等によ
り固定されている。また窓開口部2下方の外壁1
にボルト11止めされ、ベランダ12を座として
アジヤスター13により支えられて下部レール1
4が設けられている。
一方、収納庫6A,6Bの室内がわには上方に
吐出して支軸15が固定され、その支軸15には
ローラ16が水平向きに回転自在に取付けられて
いる。また、収納庫6A,6Bの室内側下部には
戸車17がそれぞれ設けられている。
さらに、上記上部レール8のリツプ片8aとリ
ツプ片8bとの間を支軸15が貫いており、上記
ローラ16は、収納庫6A,6Bが走行中ぶれた
とき、上部外レール8の立向片部8c,8dに当
り、収納庫6A,6Bの走行を円滑にするよう配
慮されている。
アジヤスター13は、下部レール14の補強を
なすとともに、下部レール14の高さ位置を、座
体13aに対してボルト13bを上下させること
によつて調節するものである。
一方、収納庫6A,6Bの窓開口部2がわ側面
には、よろい戸形式の折り戸20A,20Bが取
付けられている。これら折り戸20A,20B
は、窓開口部2中心に対して対象であるほかは同
一構造であるので、室外からみて左側の折り戸2
0Aについてその構造例を説明すると、折り戸2
0Aは、第1板21と第2板22とが蝶番23に
て連結されているとともに、第1板21がその側
部の上下部においてピン24により枢着されてな
るもので、平常時は、第3図実線で示すように、
収納庫6Aの側面部に折り畳まれている。雨戸と
して使用する場合は、取手25を把持して仮想線
のように展開するものである。
なお、折り戸20A,20Bの展開を円滑にす
るために、第2板22の側部の上下に突起をそれ
ぞれ形成しこれら突起を窓開口部2の屋外上下部
にそれぞれ水平に配したガイドレールに沿つて移
動させるようにすると好ましい。
このように構成された収納庫つき窓では、平常
時には、第1図のように、両折り戸20A,20
Bともに収納庫6A,6Bに折り畳まれて、窓開
口部2の各側方部5A,5Bにある。そして、雨
戸を閉める際には、各折り戸20A,20Bを展
開して窓開口部2全体を密閉する。
また、たとえば収納庫6Aに対して物の出し入
れを行う際には、障子3を開け、収納庫6Aを障
子3があつた位置に移動させた後、室内から物出
入戸7を開けて行う。このように、収納庫6A,
6Bを室内がわに開口させておくと室内から物の
出し入れを行うことができ、特に寒期において
は、一旦ベランダ12へ出なくともよく、好適で
ある。
[考案の効果] 以上の通り、本考案によれば、窓開口部の両側
に収納庫を設けたので、物の収納スペースを大き
くでき、また一個の収納庫と比較すると、同一収
納量当りの各収納庫の奥行を約半分にすることが
でき、上記実施例のように、基本的に外壁で収納
庫を保持しようとするとき、外壁に物の荷重に伴
うモーメントに基く大きな力が集中的に作用する
ことを防止できる。また、雨戸は折り戸とし、収
納庫の側面に取付けたので、戸袋が不要となり、
しかももし引き戸形式の雨戸とする場合、収納庫
の室内がわに引き込ませるようにしなければなら
ないが、この場合、その分収納庫を屋外がわに張
り出させる必要があるのに対して、本考案による
と、張り出し長を短くできる。さらに、収納庫が
避難路を塞ぐこともなく、また収納庫の物出入口
を室内がわに形成したので、室内から物の出し入
れを行うことが可能となり、便利なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る窓構造の斜視図、第2図
はその縦断面図、第3図は屋外からみて左側の収
納庫部分の水平断面図、第4図は折り戸による雨
戸の閉止状態正面図である。 1……外壁、2……窓開口部、5A,5B……
側方部、6A,6B……収納庫、20A,20B
……折り戸(雨戸)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 住宅の窓開口の側方両側に収納庫をそれぞれ配
    設し、各収納庫を窓開口部位置とその側方部との
    間を移動自在とすると共に、各収納庫の室内側に
    出し入れ口を形成するとともに窓開口側側面に雨
    戸となる折り戸を取り付け、この両側の雨戸を締
    めた時に窓開口部の全体が覆われるようにしたこ
    とを特徴とする収納庫つき窓。
JP1985188893U 1985-12-07 1985-12-07 Expired JPH0420153Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985188893U JPH0420153Y2 (ja) 1985-12-07 1985-12-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985188893U JPH0420153Y2 (ja) 1985-12-07 1985-12-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6296492U JPS6296492U (ja) 1987-06-19
JPH0420153Y2 true JPH0420153Y2 (ja) 1992-05-08

Family

ID=31140684

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JP1985188893U Expired JPH0420153Y2 (ja) 1985-12-07 1985-12-07

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JP (1) JPH0420153Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5659988A (en) * 1979-10-15 1981-05-23 Nat Jutaku Kenzai Louvre

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58111790U (ja) * 1982-01-25 1983-07-30 田中 正美 中折雨戸用レールの分割装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5659988A (en) * 1979-10-15 1981-05-23 Nat Jutaku Kenzai Louvre

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Publication number Publication date
JPS6296492U (ja) 1987-06-19

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